JP2917120B2 - 物品集積箱詰め方法および装置 - Google Patents

物品集積箱詰め方法および装置

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JP2917120B2
JP2917120B2 JP10346096A JP10346096A JP2917120B2 JP 2917120 B2 JP2917120 B2 JP 2917120B2 JP 10346096 A JP10346096 A JP 10346096A JP 10346096 A JP10346096 A JP 10346096A JP 2917120 B2 JP2917120 B2 JP 2917120B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、前工程より移送
されてきた物品を、複数個単位で集積し、その集積され
た物品群を一括して箱詰めする物品集積箱詰め方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バケットコンベヤ等の移送コン
ベヤにより1個ずつ支持された状態で移送されてきた物
品を、複数個単位毎に取出し、この取出された物品群を
所定段数分段積みした後、段積みされた物品群を一括し
て包装箱に箱詰めすることが従来から行なわれている。
このように、物品を複数個単位で取出すと共に段積みし
た状態で包装箱に箱詰めする装置は、移送コンベヤと物
品群を段積みする段積み手段との間に、移送コンベヤか
ら物品を複数個単位で取出すと共に物品群を段積み手段
まで移送する取出し・移送手段を備えている。また移送
コンベヤから取出し・移送手段により取出された物品群
には、隣接する物品間に隙間が存在しているので、この
隙間を無くすために各物品を相互に幅寄せする幅寄せ手
段が、取出し・移送手段とは別に設けられている。そし
て、段積み手段により所定段数分段積みされた物品群
は、箱詰め手段により該段積み手段から取出されると共
に箱詰めステーションに移送された後、該ステーション
に待機している上方開口状態の包装箱に箱詰めされるよ
う構成されている。
【0003】前記箱詰め装置では、段積み後の物品群を
90度姿勢転換した後に、上方開口状態の包装箱に箱詰
めする要請もある。この場合は、段積み後の物品群を9
0度姿勢転換する姿勢転換手段と、段積み手段から姿勢
転換手段まで物品群を搬送する搬送手段と、姿勢転換手
段から箱詰めステーションまで物品群を移送して箱詰め
を行なう箱詰め手段を別々に設ける必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記箱詰め装置では、
各工程毎に対応的に所要の動作を行なう作動手段を夫々
配設しているために、装置が大型化すると共に機構が複
雑となってコストが嵩む欠点があった。また、複数種の
異なるサイズの物品に対応して品種切替えを行なう必要
がある場合は、各作動手段に個々にサイズチェンジ部を
設けなければならず、装置が更に複雑になるばかりでな
く、切替えに要する時間が長くなって生産率の低下を招
く問題も指摘される。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、装置の小型・簡略化を達成して
装置コストを低減し得ると共に、品種切替えに要する時
間を短縮して生産効率を向上させ得る物品集積箱詰め方
法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明に係る物品集積箱詰め方法
は、物品移送コンベヤにより移送されてきた物品を複数
個単位で集積して包装箱に箱詰めする方法であって、前
記物品移送コンベヤにより移送されてきた物品を複数個
単位で取出し、所定位置まで取出された複数の物品を、
その物品整列方向の両側よりロボットのハンドリング手
段により挟持して各物品の対向面が当接状態となるよう
幅寄せすると共に、幅寄せされた物品群を段積み手段に
移載し、前記段積み手段へのロボットによる物品群の移
載を所定回数繰返すことにより、段積み手段で物品群を
所定段数分段積みし、前記段積み手段で段積みされた複
数段の物品群を、前記ロボットのハンドリング手段によ
り一括して挟持し、これを箱詰めステーションで位置決
めされている包装箱まで移送して詰込むことを特徴とす
る。
【0007】また、前述の方法を好適に実施するため本
願の別の発明に係る物品集積箱詰め装置は、物品移送コ
ンベヤにより移送されてきた物品を複数個単位で集積し
て包装箱に箱詰めする装置であって、前記物品移送コン
ベヤの側方に設けられた物品載置ベッドと、前記物品移
送コンベヤから物品を所定個数単位で物品載置ベッドま
で取出す取出し手段と、前記物品載置ベッドから所定距
離隔てた位置に設けられ、所定個数の物品を集合した物
品群を段積みする段積み手段と、前記物品群を物品整列
方向から挟持するハンドリング手段が設けられ、前記物
品載置ベッドから段積み手段への物品群の移送および段
積み手段から箱詰めステーションに位置決めされた包装
箱への物品群の移送を行なうと共に、包装箱の開口部に
位置合わせさせた物品群を該包装箱に詰込むロボットと
から構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】物品移送コンベヤにより移送されてきた物品
は、複数個単位で所定位置まで取出された後、ロボット
のハンドリング手段により各物品の対向面が当接状態と
なるよう幅寄せされた状態で挟持される。この幅寄せさ
れた物品群は、ロボットにより段積み手段に移載され
る。そして、ロボットによる段積み手段への物品群の移
載を所定回数繰返すことにより、該段積み手段に物品群
が所定段数分段積みされる。また段積み手段に段積みさ
れた物品群は、前記ロボットのハンドリング手段により
一括して挟持された状態で、箱詰めステーションで位置
決めされている包装箱まで移送されて、該包装箱に詰込
まれる。
【0009】また、前記ロボットにより物品群を包装箱
に向けて移送する途上において、前記ハンドリング手段
で挟持されている物品群を垂直方向に90度姿勢転換す
ることで、上方開口状態の包装箱に姿勢転換後の物品群
を詰込むことができる。更に、ハンドリング手段で挟持
されている物品群を水平方向に90度姿勢転換すること
で、物品群を垂直および水平方向に姿勢転換した後の姿
勢で包装箱に詰込むことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る物品集積箱詰
め方法につき、これを好適に実施し得る装置との関係に
おいて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0011】図1は、実施例に係る物品集積箱詰め装置
の全体構成を示す正面図であって、該装置10は、所要
方向に循環走行する無端チェン11に、その走行方向に
所定間隔で複数のL形状の保持部材12が配設された物
品移送コンベヤとしてのバケットコンベヤ13を備えて
いる。このバケットコンベヤ13の上流側には、図3に
示す如く、物品14aを所定間隔をもって搬送する供給
コンベヤ15が直列に配置され、その下流端をバケット
コンベヤ13の上流端に近接位置させている。そして供
給コンベヤ15により搬送される物品14aは、該コン
ベヤ15の下流端からバケットコンベヤ13における隣
接する保持部材12,12の間に1個ずつ供給されるよ
う構成してある。なお実施例では、保持部材12,12
の間に供給される平面長方形の矩形状物品14aは、そ
の長辺と対応する面が下側となる横向きの起立状態に保
持された状態で移送されるよう設定されている。
【0012】前記バケットコンベヤ13の所定位置に設
定される取出し位置の上方には、該コンベヤ13から所
定個数(実施例では5個)の物品14aを、コンベヤ13
による物品移送方向と交差する方向に取出す取出し手段
としてのプッシャー16が配設されている。すなわち、
図4に示す如く、バケットコンベヤ13の上方を跨ぐ門
型のスタンド17がコンベヤフレーム18に配設され、
このスタンド17の一側面に、物品移送方向と交差する
ガイドレール19が配設される。ガイドレール19に摺
動自在に配設された移動体20には、第1エアシリンダ
21が垂直に配設され、該シリンダ21の下方を指向す
るピストンロッド21aに、無端チェン11に配設した
各保持部材12,12の間隔と対応する櫛歯状に形成さ
れた押送部材22が配設されている(図2参照)。またス
タンド17に第2エアシリンダ23が水平に配設され、
そのピストンロッド(図示せず)を移動体20に連結して
いる。そして、第2エアシリンダ23を正逆方向に付勢
することによって、移動体20に配設された押送部材2
2は、バケットコンベヤ13の物品移送方向と交差する
一方の側に臨む待機位置(図11)と他方の側に臨む作動
位置(図12)との間を往復移動し、待機位置から作動位
置に移動する過程で保持部材12,12に保持されてい
る所定個数の物品14aをバケットコンベヤ13の外方
に向けて押送するようになっている。なお、押送部材2
2は、待機位置から作動位置に移動する際には第1エア
シリンダ21により物品14aに当接し得る押送位置ま
で下降されると共に、作動位置から待機位置に戻る際に
は第1エアシリンダ21により物品14aと干渉しない
退避位置まで上昇される。
【0013】前記バケットコンベヤ13の取出し位置に
対応する押送部材22の作動位置側には、前記プッシャ
ー16により取出された所定個数の物品群14の下面を
支持する物品載置ベッド24が配設されている。この物
品載置ベッド24のバケットコンベヤ13に近接する上
面には、図3に示す如く、一対のガイド板25,25が
押送部材22の移動方向と交差する方向に所定間隔離間
してハ字形に対向するよう立設されている。そして、押
送部材22により押送される所定個数の物品14aは、
一対のガイド板25,25の間を通過する過程で、整列
方向に相互に近接される幅寄せが行なわれるようになっ
ている。なお、ガイド板25,25の間を通過して物品
載置ベッド24の停留位置まで押送された物品群14に
おいては、各物品14aの対向面が相互に当接するまで
幅寄せはなされておらず、最終的な幅寄せは後述するロ
ボット47により行なわれるよう構成されている。
【0014】前記物品載置ベッド24のバケットコンベ
ヤ13から離間する端部には、図4に示す如く、下方に
垂下する後プレート26が折曲形成され、該プレート2
6の幅方向(複数の物品14aの整列方向)の両端部に
は、上下に離間して外方に所定長さだけ水平に延出する
一対の支持ステー27,27が夫々配設されている。ま
た4本の支持ステー27の延出端部間に、前プレート2
8が後プレート26と平行に配設され、前後のプレート
28,26により後述する段積みリフト29で段積みさ
れる物品群14の前後(押送部材22による物品14の
押送方向に対する前後)をガイドするよう構成されてい
る。なお、前プレート28の上端は、物品載置ベッド2
4の上面と略同一レベルとなるよう設定される。
【0015】前記物品載置ベッド24を挟んでバケット
コンベヤ13の配設位置と反対側に、物品群14を段積
みする段積み手段としての段積みリフト29が配設され
ている。すなわち、物品載置ベッド24の下方に臨む装
置フレーム30に、図4に示すようにブラケット31が
配設固定され、このブラケット31の前プレート28に
向けて水平に延出する取付部31aの下面に昇降シリン
ダ32が垂設されている。この昇降シリンダ32の取付
部31aから上方に延出するピストンロッド32aに
は、前後のプレート28,26の間に臨む段積みプレー
ト33の下面が連結されて、昇降シリンダ32の正逆付
勢により昇降移動するよう構成されている。また段積み
プレート33の下面にガイドロッド34が垂設され、こ
のガイドロッド34は、ブラケット31に設けた支持筒
31bに摺動自在に挿通されて、段積みプレート33を
水平姿勢のまま昇降させるべく機能する。
【0016】前記装置フレーム30には、図5に示す如
く、ブラケット31を挟んで幅方向に離間する一対の側
板35,35が立設されると共に、両側板35,35間に
は、軸方向の中央を挟んで左右に左ねじ部36aと右ね
じ部36bとを形成したアジャストスクリュー36が回
転自在に架設されている。両側板35,35間の装置フ
レーム30にガイドレール37がアジャストスクリュー
36と平行に配設され、該ガイドレール37には、前記
ブラケット31を挟んで一対の移動部材38,38が摺
動自在に配設されている。また一方の移動部材38は、
アジャストスクリュー36の左ねじ部36aにナット
(図示せず)を介して螺合し、他方の移動部材38は、ア
ジャストスクリュー36の右ねじ部36bにナット(図
示せず)を介して螺合される。更に、各移動部材38に
は、前記前後のプレート28,26の間において前後に
離間する一対の側部プレート39,39が夫々配設され
ている。なお、各側部プレート39は、前記段積みプレ
ート33と干渉しないよう設定されると共に、その上端
は物品載置ベッド24の上面より僅かに下方に臨むよう
設定されている。そして、段積みプレート33上に段積
みされた物品群14は、前後のプレート28,26およ
び4本の側部プレート39,39により前後および側方
からガイドされる。
【0017】前記アジャストスクリュー36には、プー
リとスプロケットからなる伝達手段40を介して調整用
モータ41が連結されており、該モータ41を正逆回転
することにより、アジャストスクリュー36の左ねじ部
36aと右ねじ部36bとに螺合されている一対の移動
部材38,38が相互に近接・離間移動し、左右(幅方
向)に対向する側部プレート39,39の離間間隔が調整
される。なお、アジャストスクリュー36にはパルスカ
ウンタ42が接続され、該カウンタ42からの出力パル
ス数によって側部プレート39,39の離間間隔を検出
するよう構成されている。
【0018】図5に示す如く、左右の支持ステー27,
27には、センサホルダ43,43を介して対をなす光
電センサ等の物品センサ44,45が段積みプレート3
3を挟んで対向的に配設され、両センサ44,45の間
に位置する物品群14の存在を検出するよう構成され
る。この物品センサ44,45は、段積みプレート33
をその上面が物品載置ベッド24の上面と略同一レベル
となる待機位置に臨ませた状態で、該段積みプレート3
3に移載された1段分の物品群14を検出し得る高さ位
置に位置決めされている。また前記昇降シリンダ32
は、ピストンロッド32aを任意の位置で停止位置決め
し得るものであって、前記物品センサ44,45が物品
群14を検出した際にピストンロッド32aを引込む方
向に付勢して段積みプレート33を下降させると共に、
物品センサ44,45が物品群14を検出しなくなった
とき(物品群14が両センサ44,45の検出レベルより
下降したとき)に動作を停止して段積みプレート33を
停止位置決めするよう構成されている。更に昇降シリン
ダ32は、予め設定されている回数だけ段積みプレート
33を下降させる動作を行なった後、ピストンロッド3
2aを延出する方向に付勢して、段積みプレート33を
待機位置まで上昇させるよう制御される(図17参照)。
【0019】前記段積みリフト29を挟んで物品載置ベ
ッド24とは反対側に箱詰めステーションSが設定さ
れ、該ステーションSには、前工程で上方開口された包
装箱46が移送されて位置決めされるようになってい
る。この箱詰めステーションSを挟んで段積みリフト2
9とは反対側に、図1に示す如く、複数の自由度を有す
る多関節式のロボット47が配置されている。このロボ
ット47のアーム48の先端にリスト49が回動自在に
枢支され、該リスト49は姿勢転換手段としての第1ロ
ータリシリンダ50により90度の範囲で往復回動する
よう設定され、後述する挟持装置52を水平方向に回動
するよう構成されている。またリスト49には、該リス
ト49の回動方向と直交する垂直方向に回動自在にホル
ダ51が枢支されると共に、このホルダ51に、物品群
14を挟持するハンドリング手段としての挟持装置52
が配設されている。
【0020】すなわち、図6に示す如く、ホルダ51に
開閉用ロータリシリンダ53が配設固定され、該シリン
ダ53の本体53aに、所要長さ寸法のベースプレート
54が配設されると共に、該ベースプレート54の長手
方向の両端に支持板55,55が対向的に立設されてい
る。両支持板55,55間には、所定間隔離間して一対
のガイドロッド56,56が平行に架設され、両ガイド
ロッド56,56に一対のスライド体57,57が摺動自
在に配設されている。また開閉用ロータリシリンダ53
における両ガイドロッド56,56の間に臨む出力軸5
3bに、作動板58が一体的に回動するよう配設され
る。この作動板58には、図7に示す如く、出力軸53
bを挟む左端に一端を回動自在に連結したリンク杆59
の他端が、左側のスライド体57に回動自在に連結され
ると共に、作動板58の出力軸53bを挟む右端に一端
を回動自在に連結したリンク杆60の他端が、右側のス
ライド体57に回動自在に連結されている。従って、開
閉用ロータリシリンダ53を正逆方向に付勢することに
より、出力軸53bと共に作動板58が正逆方向に回転
して、リンク杆59,60を介して連結されている一対
のスライド体57,57はガイドロッド56,56に沿っ
て相互に近接・離間移動する。
【0021】前記両スライド体57,57には、開閉用
ロータリシリンダ53における出力軸53bの軸線方向
と平行に延出する板状のハンドプレート61,61が着
脱交換自在に配設されており、スライド体57,57を
相互に近接することにより、両ハンドプレート61,6
1の間に臨む物品群14を挟持するよう構成される(図
12参照)。なお、ハンドプレート61は、図8,図9お
よび図10に示すように、物品14aの寸法や物品群1
4の段積み数に応じた寸法のものが、品種切替え等に際
して選択して取付けられる。またハンドプレート61に
おけるスライド体57から延出する部分の外形寸法は、
図8,図9および図10に示すように、対応とする段数
で段積みされた物品群全体の外形(1段の場合は物品1
4aの外形)よりも小さく設定され、該ハンドプレート
61を物品群14と共に包装箱46に挿入し得るよう設
定される。
【0022】前記開閉用ロータリシリンダ53は、予め
設定された個数の物品14aを集合した物品群14を、
ハンドプレート61,61により物品整列方向から確実
に挟持するよう構成されている。すなわち、開閉用ロー
タリシリンダ53は、ハンドプレート61,61を最も
開放した基準位置から、予め設定された個数の物品14
aを集合した物品群14の幅寸法よりは挟く、かつ1個
少ない数の物品14aを集合した物品群14の幅寸法よ
りは広い間隔となる閉位置(例えば5個の物品14aを
集合する場合は4.5個分の間隔)まで近接移動させるよ
う設定され、設定個数の物品14aを集合した物品群1
4をシリンダ53による付勢状態のハンドプレート6
1,61で確実に挟持するよう構成されている。これに
より、所定個数の物品14aを対向面が相互に当接する
位置まで幅寄せすると共に、集合された物品群14を確
実に挟持することができ、整列方向の物品幅が異なる品
種に切替えられた際には、当該幅が大きく異なる場合を
除き、一対のガイド板25,25の間隔調整等のサイズ
チェンジを不要にできる。また、ハンドプレート61,
61が閉位置に到来してしまった場合は、欠品があるも
のと判断して、異常警報を発すると共に装置10を一時
停止するよう設定されている。なお、ハンドプレート6
1,61の移動量を別に設けたセンサにより検出するこ
とで、欠品を検出することも可能である。
【0023】前記リスト49に姿勢転換手段としての第
2ロータリシリンダ62が配設され、該シリンダ62の
出力軸62aは前記ホルダ51に連結されている。そし
て、第2ロータリシリンダ62を正逆付勢することによ
り、ホルダ51および挟持装置52を垂直方向に90度
の範囲で往復回動するよう設定される(図8参照)。なお
挟持装置52は、前記物品載置ベッド24または段積み
プレート33に載置されている物品群14を挟持する際
には、リスト49の回動中心軸に対して開閉用ロータリ
シリンダ53における出力軸53bの軸線が直交して一
対のハンドプレート61,61が図8の二点鎖線で示す
水平姿勢に位置決めされると共に、挟持した物品群14
を包装箱46に詰込む際には、開閉用ロータリシリンダ
53の出力軸53bの軸線がリスト49の回動中心線と
平行となって一対のハンドプレート61,61が図8の
実線で示す垂直姿勢に位置決めされるよう構成されてい
る。
【0024】前記挟持装置52を備えたロボット47
は、物品載置ベッド24の停留位置まで押送部材22に
より押送された複数の物品14aを挟持装置52により
挟持して、この物品群14を段積みリフト29における
段積みプレート33まで移送して移載すると共に、該段
積みリフト29に段積みされた物品群14を挟持装置5
2により一括して挟持して、箱詰めステーションSに位
置決めされている包装箱46の上方まで移送するよう作
動制御される。また包装箱46の開口部46aに位置合
わせさせた物品群14を、挟持装置52の垂直姿勢に転
換されているハンドプレート61,61と共に包装箱4
6に挿入して物品群14の詰込みを行なうよう設定され
る。なお、前記段積みリフト29において段積みプレー
ト33への所定段数分の物品群14の段積みが完了し、
該プレート33が上昇する際には、前記ハンドプレート
61,61を段積みプレート33の上昇部に位置合わせ
して、物品群14の両側面をガイドするよう制御される
ようになっている。
【0025】前記物品集積箱詰め装置10では、品種切
替えにより物品14aの集合数や物品群14aの段積み
数が変更される切替え設定時には、前記ロボット47の
ハンドプレート61,61を交換すると共に、他の各機
構における動作並びにサイズチェンジ等の切替え設定
は、箱詰め装置10に設けられた1つの品種切替えスイ
ッチ等の切替え設定により対応し得るよう構成されてい
る。例えば、箱詰め装置10における各品種毎の設定デ
ータが入力記憶されている制御手段(図示せず)に、テン
キー等が設けられた入力手段(図示せず)が配設され、該
入力手段による品種切替設定によって、ロボット47並
びに各機構の動作が選択された品種に応じて自動的に設
定変更されるようになっている。
【0026】
【実施例の作用】次に、実施例に係る物品集積箱詰め装
置の作用につき、箱詰め方法との関係において説明す
る。なお、5個の物品14aを幅寄せして集合した物品
群14を、上下2段で段積みした状態で箱詰めする場合
を説明する。
【0027】箱詰め作業の待機状態では、図11に示す
如く、前記プッシャー16の押送部材22は、物品載置
ベッド24を挟んでバケットコンベヤ13と反対側の待
機位置に臨むと共に、段積みリフト29の段積みプレー
ト33は、最も上昇した待機位置に臨んでいる。またロ
ボット47に配設された挟持装置52は、基準位置まで
開放している水平姿勢のハンドプレート61,61を、
物品載置ベッド24における停留位置に臨ませているも
のとする。
【0028】前記供給コンベヤ15からバケットコンベ
ヤ13に供給される物品14aは、該コンベヤ13にお
ける保持部材12,12の間に1個ずつ供給されて、該
物品14aは横向きの起立状態で下流側に向けて移送さ
れる。バケットコンベヤ13の取出し位置まで5個の物
品14aが移送されると、前記プッシャー16の第2エ
アシリンダ23が付勢されて、図12に示すように、押
送部材22を作動位置に向けて移動することで、5個の
物品14aはバケットコンベヤ13から取出されて物品
載置ベッド24に起立状態のまま移載される。なお、押
送部材22により物品載置ベッド24の停留位置まで押
送される5個の物品14aは、該ベッド24に立設した
一対のガイド板25,25の間を通過することにより整
列方向に相互に近接移動された後に停留位置に到来す
る。
【0029】次に、前記挟持装置52の開閉用ロータリ
シリンダ53が付勢されて、基準位置に待機している一
対のハンドプレート61,61を相互に近接移動させる
ことにより、停留位置に臨む5個の物品14aは対向面
が相互に当接するよう幅寄せされると共に挟持される。
このとき、一対のハンドプレート61,61が閉位置ま
で近接移動しなければ、確かに5個の物品14aが存在
するものと判断して、図13に示すように、該挟持装置
52を段積みリフト29に向けて移動するべくロボット
47が制御される。そして、ハンドプレート61,61
による物品群14の挟持を解除することにより、段積み
リフト29の段積みプレート33には、停留位置と同じ
姿勢のまま物品群14が移載される。なお、前記押送部
材22は、前記第1エアシリンダ21により退避位置ま
で上昇された状態で、第2エアシリンダ23により待機
位置まで戻された後、第1エアシリンダ21により押送
位置まで下降して次の物品取出しを待機する。また挟持
装置52は、物品群14を段積みリフト29に移載した
後に、該物品群14と干渉しない経路を移動して再び停
留位置に戻って次の物品群14の挟持を待機する(図1
4参照)。
【0030】なお、前記ハンドプレート61,61が閉
位置に到来してしまった場合は、物品載置ベッド24の
停留位置に5個の物品14aが取出されなかったものと
判断して、異常警報を発すると共に装置10を一時停止
する。
【0031】前記段積みリフト29では、段積みプレー
ト33に1段目の物品群14が移載されると、前記物品
センサ44,45が該物品群14を検出することによ
り、前記昇降シリンダ32が付勢されて段積みプレート
33を下降させる。該プレート33の下降により物品群
14が物品センサ44,45の検出位置より下方に移動
し、該センサ44,45が物品群14を検出しなくなる
と、昇降シリンダ32が作動停止して段積みプレート3
3は位置決め停止される。このとき、1段目の物品群1
4の上端が、物品載置ベッド24の上面レベルと略同一
となる。
【0032】前記バケットコンベヤ13からプッシャー
16により取出されて物品載置ベッド24に移載された
物品群14は、図15および図16に示す如く、前記挟
持装置52に挟持された状態で段積みリフト29まで移
送されて、段積みプレート33に既に載置されている1
段目の物品群14の上に段積みされる。実施例では物品
群14を2段で段積みするので、2段目の物品群14が
物品センサ44,45で検出されると、前記昇降シリン
ダ32が付勢されて段積みプレート33を待機位置まで
上昇する(図17参照)。このとき、挟持装置52のハン
ドプレート61,61は、基準位置まで開放した状態
で、段積みプレート33の上昇部に臨んでいるから、該
プレート33に段積みされている物品群14は両側がハ
ンドプレート61,61にガイドされて上昇中に崩れる
のは防止される。
【0033】前記段積みリフト29に段積みされた2段
の物品群14は、前記ハンドプレート61,61により
一括して挟持され、箱詰めステーションSで位置決めさ
れている包装箱46の上方まで移送される途上に姿勢の
転換が行なわれる。先ず、前記第2ロータリシリンダ6
2が付勢されて、挟持装置52を垂直方向に90度回動
することにより、ハンドプレート61,61は図8に二
点鎖線で示す水平姿勢から実線で示す垂直姿勢に転換さ
れ、これにより該プレート61,61に挟持されている
物品群14も姿勢が垂直方向に90度転換される。すな
わち、実施例においては、物品14aの短辺に対応する
面が下方を指向した縦向きの起立姿勢となる。またロボ
ット47のリスト49が、第1ロータリシリンダ50の
付勢により90度回動して、ハンドプレート61,61
に挟持されている物品群14は水平方向にも姿勢が90
度転換される。
【0034】前述したように垂直方向および水平方向の
姿勢転換が完了した物品群14は、ロボット47により
箱詰めステーションSで位置決めされている上方開口状
態の包装箱46における開口部46aの上方に位置合わ
せされる。そして、図18に示す如く、物品群14をハ
ンドプレート61,61と共に包装箱46の内部に挿入
した後、該プレート61,61による挟持を解除すると
共に、ハンドプレート61,61を包装箱46から引抜
くことにより物品群14の詰込みが完了する。なお、物
品群14を挟持しているハンドプレート61,61を包
装箱46の内部に挿入することで、物品群14の詰込み
を確実に行なうことができる。
【0035】次に、品種切替えにより1段の物品群14
を箱詰めする場合は、前記挟持装置52のハンドプレー
ト61,61を対応する寸法のもの(図9参照)と交換す
ると共に、制御装置の入力手段により品種切替設定を行
なうことで、ロボット47や各機構の動作変更を自動設
定する。
【0036】図19に示す如く、ロボット47に配設さ
れた挟持装置52は、基準位置まで開放している水平姿
勢のハンドプレート61,61を、物品載置ベッド24
における停留位置に臨ませる。バケットコンベヤ13の
取出し位置まで5個の物品14aが移送されると、この
5個の物品14aは、プッシャー16により取出されて
物品載置ベッド24上に待機しているハンドプレート6
1,61の間まで押送される(図20参照)。次に、ハン
ドプレート61,61が相互に近接移動することで、物
品14aを幅寄せすると共に挟持する。
【0037】1段の物品群14を箱詰めする場合は、前
記挟持装置52により挟持した物品群14を段積みリフ
ト29に移送することなく箱詰めステーションSで位置
決めされている包装箱46の上方まで直接移送する。そ
して、この移送途上において、前記第2ロータリシリン
ダ62により挟持装置52を垂直方向に90度回動し
て、ハンドプレート61,61を水平姿勢から垂直姿勢
に転換することで、該プレート61,61に挟持してい
る物品群14の姿勢を垂直方向に90度転換する。垂直
方向の姿勢転換が完了した物品群14は、ロボット47
により箱詰めステーションSで位置決めされている上方
開口状態の包装箱46における開口部46aの上方に位
置合わせされる。そして、図21に示す如く、物品群1
4をハンドプレート61,61と共に包装箱46の内部
に挿入した後、該プレート61,61による挟持を解除
すると共に、ハンドプレート61,61を包装箱46か
ら引抜くことにより物品群14の詰込みが完了する。な
お、物品群14を挟持しているハンドプレート61,6
1を包装箱46の大きさに応じて変更するので、該プレ
ート61,61を包装箱46の内部に挿入して物品群1
4の詰込みを確実に行なうことができる。
【0038】また、品種切替えにより4段の物品群14
を箱詰めする場合は、前記挟持装置52のハンドプレー
ト61,61を対応する寸法のもの(図10参照)と交換
すると共に、制御装置の入力手段により品種切替設定を
行なうことで、ロボット47や各機構の動作変更を自動
設定する。これにより、図22および図23に示す如
く、4段で段積みされた物品群14は、水平姿勢のハン
ドプレート61,61で挟持された後、該ハンドプレー
ト61,61を垂直方向および水平方向に90度ずつ回
動して姿勢転換することにより縦向きの起立姿勢で包装
箱46に詰込まれる。
【0039】なお、2段や4段で段積みした物品群14
を箱詰めする実施例では、該物品群14の姿勢を垂直方
向および水平方向に転換する場合につき説明したが、箱
詰めステーションSで位置決めされる包装箱46の姿勢
によっては、垂直方向の姿勢転換のみを行なうことで箱
詰めすることもできる。また1段の物品群14を箱詰め
する実施例においては、箱詰めステーションSで位置決
めされる包装箱46の姿勢によって、垂直方向および水
平方向に姿勢転換した物品群14を箱詰めすることが可
能である。
【0040】前述した実施例では、挟持装置の姿勢転換
を行なう姿勢転換手段としてロータリシリンダを例に挙
げて説明したが、位置制御可能なモータを用いることも
できる。また、一対のハンドプレートを近接・離間移動
させる手段としては、モータやリニアタイプのシリンダ
を使用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る物品集
積箱詰め方法および装置によれば、物品移送コンベヤか
ら取出された物品群の段積み手段までの移送と、段積み
された物品群を箱詰めステーションまで移送して箱詰め
する工程をロボットにより行なうよう構成したことで、
各工程毎に必要となる作動手段の数を低減することがで
き、装置の小型化を図ると共に装置コストを低廉にし得
る。またロボットにより物品群の幅寄せを行なうので、
幅寄せ手段を別途設ける必要もなく、更に装置の簡略化
と低コスト化を図ることができる。しかも、品種切替え
により物品幅が異なるものとされた場合においても、ロ
ボットにより幅寄せするので、幅寄せ寸法の機械的な調
節を必要とせず、品種切替え時間を短縮することができ
る。
【0042】また、複数種の異なるサイズの物品に対応
して品種切替え設定が要求され、段積み後の物品群を9
0度姿勢転換した後に箱詰めを行なうものにあっては、
物品群を90度姿勢転換する手段と、段積み手段から姿
勢転換手段まで物品群を移送する手段等を省略すること
が可能となる。すなわち、1基のロボットにより物品群
の移送と姿勢転換とを行なうことで、装置の小型化を達
成すると共に装置コストも低廉なものとし得る。また、
品種切替えに要する時間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る物品集積箱詰め装置の全体構成を
示す概略正面図である。
【図2】実施例に係る物品集積箱詰め装置の概略側面図
である。
【図3】実施例に係る物品集積箱詰め装置の要部概略平
面図である。
【図4】実施例に係る物品集積箱詰め装置の要部概略正
面図である。
【図5】実施例に係る段積みリフトの概略側面図であ
る。
【図6】実施例に係るロボットに配設される挟持装置の
概略側面図である。
【図7】実施例に係るロボットに配設される挟持装置の
概略底面図である。
【図8】実施例に係るロボットに配設される挟持装置の
概略正面図である。
【図9】実施例に係る挟持装置のハンドプレートの変更
例を示す説明図である。
【図10】実施例に係る挟持装置のハンドプレートの別
の変更例を示す説明図である。
【図11】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図12】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図13】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図14】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図15】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図16】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図17】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図18】実施例に係る物品集積箱詰め装置により物品
群を段積みすると共に段積みされた物品群を箱詰めする
動作説明図である。
【図19】実施例に係る物品集積箱詰め装置により1段
の物品群を箱詰めする動作説明図である。
【図20】実施例に係る物品集積箱詰め装置により1段
の物品群を箱詰めする動作説明図である。
【図21】実施例に係る物品集積箱詰め装置により1段
の物品群を箱詰めする動作説明図である。
【図22】実施例に係る物品集積箱詰め装置により4段
の物品群を箱詰めする動作説明図である。
【図23】実施例に係る物品集積箱詰め装置により4段
の物品群を箱詰めする動作説明図である。
【符号の説明】
13 バケットコンベヤ(物品移送コンベヤ) 14 物品群 14a 物品 24 物品載置ベッド 29 段積みリフト(段積み手段) 33 段積みプレート 46 包装箱 46a 開口部 47 ロボット 50 第1ロータリシリンダ(姿勢転換手段) 52 挟持装置(ハンドリング手段) 62 第2ロータリシリンダ(姿勢転換手段) S 箱詰めステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 5/00 - 5/12 B65B 35/50

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品移送コンベヤ(13)により移送されて
    きた物品(14a)を複数個単位で集積して包装箱(46)に箱
    詰めする方法であって、 前記物品移送コンベヤ(13)により移送されてきた物品(1
    4a)を複数個単位で取出し、 所定位置まで取出された複数の物品(14a)を、その物品
    整列方向の両側よりロボット(47)のハンドリング手段(5
    2)により挟持して各物品(14a)の対向面が当接状態とな
    るよう幅寄せすると共に、幅寄せされた物品群(14)を段
    積み手段(29)に移載し、 前記段積み手段(29)へのロボット(47)による物品群(14)
    の移載を所定回数繰返すことにより、段積み手段(29)で
    物品群(14)を所定段数分段積みし、 前記段積み手段(29)で段積みされた複数段の物品群(14)
    を、前記ロボット(47)のハンドリング手段(52)により一
    括して挟持し、これを箱詰めステーション(S)で位置決
    めされている包装箱(46)まで移送して詰込むことを特徴
    とする物品集積箱詰め方法。
  2. 【請求項2】 前記ロボット(47)により物品群(14)を包
    装箱(46)に向けて移送する途上において、前記ハンドリ
    ング手段(52)で挟持されている物品群(14)を垂直方向に
    90度姿勢転換し、上方開口状態の包装箱(46)の上部ま
    で移送して該包装箱(46)の開口部(46a)に位置合わせし
    た姿勢転換後の物品群(14)を詰込むようにした請求項1
    記載の物品集積箱詰め方法。
  3. 【請求項3】 前記ロボット(47)により物品群(14)を包
    装箱(46)の上部まで移送する途上において、前記ハンド
    リング手段(52)で挟持されている物品群(14)を水平方向
    に90度姿勢転換するようにした請求項1または2記載
    の物品集積箱詰め方法。
  4. 【請求項4】 物品移送コンベヤ(13)により移送されて
    きた物品(14a)を複数個単位で集積して包装箱(46)に箱
    詰めする装置であって、 前記物品移送コンベヤ(13)の側方に設けられた物品載置
    ベッド(24)と、 前記物品移送コンベヤ(13)から物品(14a)を所定個数単
    位で物品載置ベッド(24)まで取出す取出し手段(16)と、 前記物品載置ベッド(24)から所定距離隔てた位置に設け
    られ、所定個数の物品(14a)を集合した物品群(14)を段
    積みする段積み手段(29)と、 前記物品群(14)を物品整列方向から挟持するハンドリン
    グ手段(52)が設けられ、前記物品載置ベッド(24)から段
    積み手段(29)への物品群(14)の移送および段積み手段(2
    9)から箱詰めステーション(S)に位置決めされた包装箱
    (46)への物品群(14)の移送を行なうと共に、包装箱(46)
    の開口部(46a)に位置合わせさせた物品群(14)を該包装
    箱(46)に詰込むロボット(47)とから構成したことを特徴
    とする物品集積箱詰め装置。
  5. 【請求項5】 前記ロボット(47)には、ハンドリング手
    段(47)により段積み手段(29)で段積みされた物品群(14)
    を一括して挟持して包装箱(46)に向けて移送する途上
    に、該物品群(14)を垂直方向に90度姿勢転換する姿勢
    転換手段(62)が設けられており、前記箱詰めステーショ
    ン(S)に位置決めされている上方が開口状態とされた包
    装箱(46)の上部に姿勢転換後の物品群(14)を位置合わせ
    したもとで、該物品群(14)を包装箱(46)に詰込むよう構
    成した請求項4記載の物品集積箱詰め装置。
  6. 【請求項6】 前記ロボット(47)に、ハンドリング手段
    (47)により挟持した物品群(14)を包装箱(46)の上部まで
    移送する途上に該物品群(14)を水平方向に90度姿勢転
    換する姿勢転換手段(50)が設けられている請求項4また
    は5記載の物品集積箱詰め装置。
  7. 【請求項7】 複数種の品種切替えが行なわれるよう設
    定され、物品群(14)を段積みしない品種が選択された際
    には、前記ロボット(47)は、物品載置ベッド(24)に取出
    された物品群(14)を挟持して前記箱詰めステーション
    (S)に位置決めされている包装箱(46)に向けて移送した
    後、包装箱(46)の開口部(46a)に位置合わせさせた物品
    群(14)を該包装箱(46)に詰込む動作を行なうよう設定さ
    れている請求項4〜6の何れかに記載の物品集積箱詰め
    装置。
  8. 【請求項8】 前記段積み手段(29)は物品群(14)が載置
    されると共に昇降自在な段積みプレート(33)を備え、該
    プレート(33)上に1段分ずつの物品群(14)が載置される
    毎に段積みプレート(33)は下降すると共に、物品群(14)
    が所定段数分段積みされると段積みプレート(33)は上昇
    されるよう設定され、また前記ロボット(47)のハンドリ
    ング手段(47)は、所定段数分の物品群(14)の段積みが完
    了して段積みプレート(33)が上昇する際に、物品群(14)
    の物品整列方向の両側面をガイドするべく段積みプレー
    ト(33)の上昇部に位置合わせされるよう設定されている
    請求項4〜6の何れかに記載の物品集積箱詰め装置。
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