JP2916689B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水難溶性パラベン類またはカンファーまた
はメントールと、水難溶性成分とをヒドロキシアルキル
化シクロデキストリン(以下、HACDと略する)で包接し
た包接物を配合した、安定性、製品特性、使用性に優れ
た化粧料に関する。
はメントールと、水難溶性成分とをヒドロキシアルキル
化シクロデキストリン(以下、HACDと略する)で包接し
た包接物を配合した、安定性、製品特性、使用性に優れ
た化粧料に関する。
[従来の技術] 従来から、よく知られている化粧水、ローション、ク
リームなどの化粧料は、水、アルコール等の主成分以外
に油脂類、生理活性物質、紫外線吸収剤、消炎剤、香料
などの各種の水難溶性成分が使用性、有用性などを高め
る目的で少量の界面活性剤を利用して配合されている。
リームなどの化粧料は、水、アルコール等の主成分以外
に油脂類、生理活性物質、紫外線吸収剤、消炎剤、香料
などの各種の水難溶性成分が使用性、有用性などを高め
る目的で少量の界面活性剤を利用して配合されている。
[発明が解決しようとする課題] 化粧料においては、上記水難溶性成分を配合する量で
量的な制限が生じることが知られている。例えば、水難
溶性成分を多量にかつ均一状態に可溶化させるために界
面活性剤、エタノールまたはポリオールなどを大量に配
合しなければならなく、皮膚刺激上の問題点となってい
た。また、水難溶性成分が均一に溶解しないことによ
り、化粧料が白濁したり、透明感がなくなったりして商
品価値を低下させるという問題もあった。さらにまた、
配合した水難溶性成分が化粧料中の他の成分に働きか
け、それら他の成分の劣化、分解を早めてしまうという
問題も生じていた。
量的な制限が生じることが知られている。例えば、水難
溶性成分を多量にかつ均一状態に可溶化させるために界
面活性剤、エタノールまたはポリオールなどを大量に配
合しなければならなく、皮膚刺激上の問題点となってい
た。また、水難溶性成分が均一に溶解しないことによ
り、化粧料が白濁したり、透明感がなくなったりして商
品価値を低下させるという問題もあった。さらにまた、
配合した水難溶性成分が化粧料中の他の成分に働きか
け、それら他の成分の劣化、分解を早めてしまうという
問題も生じていた。
これらの問題点を解決するために特開昭61−227517号
などに見られるようにシクロデキストリンポリマーの包
接作用を利用した技術も知られているが、シクロデキス
トリンポリマー自体が一定の品質を得にくいことと、あ
る種の極性の高い油により溶解性が落ちる等の欠点があ
った。また、水難溶性成分とHACDとの包接物は水難溶性
成分の種類によりその包接能はモル比で1:1(HACD:水難
溶性成分)以下になり水難溶性成分を思うように包接で
きない問題点があった。
などに見られるようにシクロデキストリンポリマーの包
接作用を利用した技術も知られているが、シクロデキス
トリンポリマー自体が一定の品質を得にくいことと、あ
る種の極性の高い油により溶解性が落ちる等の欠点があ
った。また、水難溶性成分とHACDとの包接物は水難溶性
成分の種類によりその包接能はモル比で1:1(HACD:水難
溶性成分)以下になり水難溶性成分を思うように包接で
きない問題点があった。
一方、粉末形状で市販され使用時に水を加えて使用す
るタイプの粉末化粧料にあっては、少量の水を使用して
掌などで可溶化させるため、水難溶性成分は均一に溶解
せず、使用時にザラつくとともに、薬効を十分発揮しな
いという問題があった。これらの解決手段として界面活
性剤の量を増加させたり、シクロデキストリンを利用し
たりする技術もみられたが、上記と同様の理由により好
ましい結果を得ることができなかった。
るタイプの粉末化粧料にあっては、少量の水を使用して
掌などで可溶化させるため、水難溶性成分は均一に溶解
せず、使用時にザラつくとともに、薬効を十分発揮しな
いという問題があった。これらの解決手段として界面活
性剤の量を増加させたり、シクロデキストリンを利用し
たりする技術もみられたが、上記と同様の理由により好
ましい結果を得ることができなかった。
本発明は、このような現状を鑑みてなされたもので、
水難溶性成分と、水難溶性パラベンまたはカンファーま
たはメントールとを併用してHACDに包接すると、水難溶
性成分単独の場合より、より多量の水難溶性成分を包接
でき、この包接物を配合した化粧料は、安定性、製品特
性、使用性が優れるという興味ある事実を見出したので
ある。
水難溶性成分と、水難溶性パラベンまたはカンファーま
たはメントールとを併用してHACDに包接すると、水難溶
性成分単独の場合より、より多量の水難溶性成分を包接
でき、この包接物を配合した化粧料は、安定性、製品特
性、使用性が優れるという興味ある事実を見出したので
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、水難溶性パラベン類とその他の
水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化シクロデキスト
リンで包接した包接物を配合すること特徴とする化粧
料、水難溶性パラベン類とカンファー及び/又はメント
ールとその他の水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化
シクロデキストリンで包接した包接物を配合することを
特徴とする化粧料である。
水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化シクロデキスト
リンで包接した包接物を配合すること特徴とする化粧
料、水難溶性パラベン類とカンファー及び/又はメント
ールとその他の水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化
シクロデキストリンで包接した包接物を配合することを
特徴とする化粧料である。
以下に、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられるHACDは、従来から環状オリゴ糖と
してよく知られているシクロデキストリンの水酸基にヒ
ドロキシアルキル基を導入したものである。
してよく知られているシクロデキストリンの水酸基にヒ
ドロキシアルキル基を導入したものである。
ヒドロキシアルキルとしては、主にヒドロキシメチ
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、などの置
換基が使用され、これら置換反応の結果、ヒドロキシメ
チルシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキ
ストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒ
ドロキシブチルシクロデキストリン、ジヒドロキシプロ
ピルシクロデキストリンなどのHACDを得ることができ
る。
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、などの置
換基が使用され、これら置換反応の結果、ヒドロキシメ
チルシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキ
ストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒ
ドロキシブチルシクロデキストリン、ジヒドロキシプロ
ピルシクロデキストリンなどのHACDを得ることができ
る。
シクロデキストリン(以下、CDと略する)は、グルコ
ースの数の違いによってα、β、γの構造をもつCD(以
下、α−CD、β−CD、γ−CDと略する。)が知られてい
るが、本発明はこれらのCDの一種または2種以上をヒド
ロキシアルキル化して使用する。普通はβ−CDを用いる
が、α、γ−CDを母核としてもかわまない。α、β、γ
のCDを同時に含有する澱粉分解物も使用できる。
ースの数の違いによってα、β、γの構造をもつCD(以
下、α−CD、β−CD、γ−CDと略する。)が知られてい
るが、本発明はこれらのCDの一種または2種以上をヒド
ロキシアルキル化して使用する。普通はβ−CDを用いる
が、α、γ−CDを母核としてもかわまない。α、β、γ
のCDを同時に含有する澱粉分解物も使用できる。
これらHACDのうち、価格、製造のしやすさ使用性、水
溶解性を考慮した場合、ヒドロキシエチル化β−CDまた
はヒドロキシプロピル化β−CDが好ましいが、これに限
定されるものではない。また、ヒドロキシエチル化CDま
たはヒドロキシプロピル化CDは製造状態においてはα、
β、γが混じりあった混合物となっているが、混合物の
ままでもα、β、γのヒドロキシプロピル化CDを単離し
たものでも使用することができる。
溶解性を考慮した場合、ヒドロキシエチル化β−CDまた
はヒドロキシプロピル化β−CDが好ましいが、これに限
定されるものではない。また、ヒドロキシエチル化CDま
たはヒドロキシプロピル化CDは製造状態においてはα、
β、γが混じりあった混合物となっているが、混合物の
ままでもα、β、γのヒドロキシプロピル化CDを単離し
たものでも使用することができる。
HACDの製造方法としては、従来からいくつかの方法が
知られているが、以下に一例を示す。
知られているが、以下に一例を示す。
β−CD(日本食品化工製、商標名:セルデックスN)
100gを20%NaOH水溶液150mlに溶解し、30℃に保持しつ
つ酸化プロピレン50mlを徐々に滴下し、20時間攪拌し反
応を続ける。反応終了後、塩酸でpH6.0に中和し、透析
膜チューブ中に入れ、流水下24時間脱塩を行なった。そ
の後凍結乾燥機で乾燥を行なって、ヒドロキシプロピル
化β−CD約90gが得られた。このヒドロキシプロピル化
β−CDのCD当たりの置換度は5.1であった。
100gを20%NaOH水溶液150mlに溶解し、30℃に保持しつ
つ酸化プロピレン50mlを徐々に滴下し、20時間攪拌し反
応を続ける。反応終了後、塩酸でpH6.0に中和し、透析
膜チューブ中に入れ、流水下24時間脱塩を行なった。そ
の後凍結乾燥機で乾燥を行なって、ヒドロキシプロピル
化β−CD約90gが得られた。このヒドロキシプロピル化
β−CDのCD当たりの置換度は5.1であった。
本発明に用いられる水難溶性パラベンは、メチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベン等である。
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベン等である。
本発明に用いられるカンファーは、二環式モノテルペ
ンに属するケトンで水難溶性である。ショウノウとも呼
ばれ、dショウノウ、lショウノウ等がある。
ンに属するケトンで水難溶性である。ショウノウとも呼
ばれ、dショウノウ、lショウノウ等がある。
本発明に用いられるメントールは、単環式モノテルペ
ンに属するアルコールで、8個の光学活性体と4個の不
活性体がある。
ンに属するアルコールで、8個の光学活性体と4個の不
活性体がある。
これら水難溶性パラベン、カンファー、メントールの
包接量は、HACD100重量部に対していずれも0.1〜10重量
%であり、好ましくは0.3〜2重量部である。
包接量は、HACD100重量部に対していずれも0.1〜10重量
%であり、好ましくは0.3〜2重量部である。
また本発明に用いられる水難溶性成分とは、実質的に
水と全く溶解しないか、あるいは僅かに溶解する化粧料
成分を意味する。その具体例としては、例えば、マガデ
ミアナッツ油、月見草油、オリーブ油、ミンク油、ホホ
バ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類、流
動パラフィン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭
化水素類、鯨ロウ、密ロウ、キャンデリラワックス、カ
ルナウバロウ等のワックス類、セタノール、イソセタノ
ール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸等の
高級脂肪酸類、イソプロピルミリスチン酸、イソプロピ
ルパルミチン酸、イソプロピルイソステアリン酸、2エ
チルヘキサン酸グリセリール等のエステル類、その他ジ
エチレングリールモノプロピレンペンタエリスリトール
エーテル、リノール酸エチル、ポリオキシプロピレンブ
チルエーテル等の極性オイルやシリコーン油等を加える
こともできる。
水と全く溶解しないか、あるいは僅かに溶解する化粧料
成分を意味する。その具体例としては、例えば、マガデ
ミアナッツ油、月見草油、オリーブ油、ミンク油、ホホ
バ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類、流
動パラフィン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭
化水素類、鯨ロウ、密ロウ、キャンデリラワックス、カ
ルナウバロウ等のワックス類、セタノール、イソセタノ
ール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸等の
高級脂肪酸類、イソプロピルミリスチン酸、イソプロピ
ルパルミチン酸、イソプロピルイソステアリン酸、2エ
チルヘキサン酸グリセリール等のエステル類、その他ジ
エチレングリールモノプロピレンペンタエリスリトール
エーテル、リノール酸エチル、ポリオキシプロピレンブ
チルエーテル等の極性オイルやシリコーン油等を加える
こともできる。
さらにビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、酢酸ト
コルフェロール、アスコルビン酸エステル等のビタミン
類及びγ−オリザノール、葉酸などのビタミン類及びビ
タミン様作用物質類、安息香酸、エストラジオール、吉
草酸エストラジオール、エチニルエストラジオール、プ
ロスタグランジン、プロピオン酸テストステロン等のホ
ルモン類、ベンゾフェノン、4−t−ブチル−4′メト
キシ−ジベンゾイルメタン、ジメトキシケイ皮酸エチル
ヘキサン酸グリセリル、p−アミノ安息香酸エステル、
サリチル酸フェニル等の紫外線吸収剤類、その他、トリ
クロサン、グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトル
エン等の酸化防止剤、消炎剤が含まれる。また、オイル
レッド、ナフトールイエロー、タートラジン、パプリカ
等の油溶性色素類、生薬類、さらに香料成分としてリナ
ロール、リナリールアセテート、リモネン、シトラー
ル、メチルイオノン、ベンジルアセテート、メチルデヒ
ドロジャスモネート、フェニルエチルアルコール、ムス
クケトン、サンダロール、α−ヘキシルシンナミックア
ルデヒド、TEC、シトロネロール等を挙げることができ
る。
コルフェロール、アスコルビン酸エステル等のビタミン
類及びγ−オリザノール、葉酸などのビタミン類及びビ
タミン様作用物質類、安息香酸、エストラジオール、吉
草酸エストラジオール、エチニルエストラジオール、プ
ロスタグランジン、プロピオン酸テストステロン等のホ
ルモン類、ベンゾフェノン、4−t−ブチル−4′メト
キシ−ジベンゾイルメタン、ジメトキシケイ皮酸エチル
ヘキサン酸グリセリル、p−アミノ安息香酸エステル、
サリチル酸フェニル等の紫外線吸収剤類、その他、トリ
クロサン、グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトル
エン等の酸化防止剤、消炎剤が含まれる。また、オイル
レッド、ナフトールイエロー、タートラジン、パプリカ
等の油溶性色素類、生薬類、さらに香料成分としてリナ
ロール、リナリールアセテート、リモネン、シトラー
ル、メチルイオノン、ベンジルアセテート、メチルデヒ
ドロジャスモネート、フェニルエチルアルコール、ムス
クケトン、サンダロール、α−ヘキシルシンナミックア
ルデヒド、TEC、シトロネロール等を挙げることができ
る。
これらの性状は液状ないし結晶状いずれであってもよ
く、単独もしくは2種以上の混合物の形で用いられる。
HACDに対するこれら水難溶性成分の包接量は、モル比で
1:6〜6:1であり、好ましくは1:3〜3:1である。
く、単独もしくは2種以上の混合物の形で用いられる。
HACDに対するこれら水難溶性成分の包接量は、モル比で
1:6〜6:1であり、好ましくは1:3〜3:1である。
このような水難溶性成分をHACDに包接するには、あら
かじめHACDにパラベン類またはカンファーまたはメント
ールを包接したあと、その他の水難溶性成分を包接して
もよいし、水難溶性成分と、パラベン類またはカンファ
ーまたはメントールとをHACDに同時に包接してもよい。
具体的には以下のような周知の方法が用いられる。
かじめHACDにパラベン類またはカンファーまたはメント
ールを包接したあと、その他の水難溶性成分を包接して
もよいし、水難溶性成分と、パラベン類またはカンファ
ーまたはメントールとをHACDに同時に包接してもよい。
具体的には以下のような周知の方法が用いられる。
すなわち、HACD1〜60重量%の水溶液に、メチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベンを単独あるいは二種以上混合したのち上記水難溶性
成分を添加混合し、いずれの温度でも可能であるが好ま
しくは20〜50℃で撹拌混合を行なう。撹拌条件は50〜30
00rpmで、包接反応時間は2〜24時間である。
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベンを単独あるいは二種以上混合したのち上記水難溶性
成分を添加混合し、いずれの温度でも可能であるが好ま
しくは20〜50℃で撹拌混合を行なう。撹拌条件は50〜30
00rpmで、包接反応時間は2〜24時間である。
このようにして得られた包接化合物は、このまま本発
明の化粧料に配合することができるが、この水溶液を凍
結乾燥、スプレイドライ等の処理を行ない微粉末化して
配合することもできる。
明の化粧料に配合することができるが、この水溶液を凍
結乾燥、スプレイドライ等の処理を行ない微粉末化して
配合することもできる。
包接物の化粧料への配合量は、包接した水難溶性成分
の種類と化粧料の種類によって左右されるが、一般的に
液状の状態で全化粧料中の100重量%でも可能である
が、好ましくは50重量%までである。これ以上配合する
ことも技術的には十分可能であるが使用性の面でべたつ
くという欠点が生じてくる。又、微粉末化した状態で配
合する場合には全化粧料中の100重量%でも可能である
が好ましくは50重量%までである。
の種類と化粧料の種類によって左右されるが、一般的に
液状の状態で全化粧料中の100重量%でも可能である
が、好ましくは50重量%までである。これ以上配合する
ことも技術的には十分可能であるが使用性の面でべたつ
くという欠点が生じてくる。又、微粉末化した状態で配
合する場合には全化粧料中の100重量%でも可能である
が好ましくは50重量%までである。
本発明の化粧料は、HACDの包接物以外に、その商品特
徴に応じて、他の化粧料成分、例えば、D−マンニッ
ト、乳糖などの可溶性粉末基剤、ヒアルロン酸などの保
湿剤、ビタミンCなどの水溶性薬剤、粘度調整剤、pH調
整剤、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、香料、増量剤とし
て粘土鉱物、糖類、体質顔料、有色顔料等を配合するこ
とができる。
徴に応じて、他の化粧料成分、例えば、D−マンニッ
ト、乳糖などの可溶性粉末基剤、ヒアルロン酸などの保
湿剤、ビタミンCなどの水溶性薬剤、粘度調整剤、pH調
整剤、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、香料、増量剤とし
て粘土鉱物、糖類、体質顔料、有色顔料等を配合するこ
とができる。
また本発明の化粧料の剤型は任意であり、例えば化粧
水等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳化系、ファンデ
ーション等の粉末製品、口紅等の油性化粧料あるいは分
散液などの剤型をとることができる。
水等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳化系、ファンデ
ーション等の粉末製品、口紅等の油性化粧料あるいは分
散液などの剤型をとることができる。
[実施例] 次に実施例あげて本発明をさらに詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない。
発明はこれにより限定されるものではない。
配合量は重量%である。
アルコール40%:シトロネロール30% 比較例1は2%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)に調合香料を0.02%スターラー撹拌で添
加したが、1時間撹拌したものの香料浮きが見られた。
透明液状を得るには8時間の撹拌を用した。
(試作量500g)に調合香料を0.02%スターラー撹拌で添
加したが、1時間撹拌したものの香料浮きが見られた。
透明液状を得るには8時間の撹拌を用した。
実施例1は2%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)にエチルパラベンをメノウ乳鉢で微粉末
化し10μ以下の粉末状にしたのちスターラー撹拌で添加
した。完全に透明液状を得た1時間後調合香料をスター
ラー撹拌で添加した。1時間後には透明液状の水溶液を
得られた。この溶液は50℃3ヶ月以上安定であった。
(試作量500g)にエチルパラベンをメノウ乳鉢で微粉末
化し10μ以下の粉末状にしたのちスターラー撹拌で添加
した。完全に透明液状を得た1時間後調合香料をスター
ラー撹拌で添加した。1時間後には透明液状の水溶液を
得られた。この溶液は50℃3ヶ月以上安定であった。
ロジャスモネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30
% 比較例2は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添加し
たが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこでメン
ブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の浮き
を消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体クロマ
トグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%であ
った。
% 比較例2は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添加し
たが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこでメン
ブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の浮き
を消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体クロマ
トグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%であ
った。
実施例2は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に、カンファーをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例2と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
作量500g)に、カンファーをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例2と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
テート20%:ラベンダーオイル10%:サンダロール10
%:クマリン10% 比較例3は3%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添
加したが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこで
メンブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の
浮きを消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体ク
ロマトグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%
であった。
%:クマリン10% 比較例3は3%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添
加したが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこで
メンブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の
浮きを消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体ク
ロマトグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%
であった。
実施例3は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に、メントールをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例3と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
作量500g)に、メントールをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例3と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
請求項1記載の発明 実施例 4 保湿化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 2 エチルパラベン 0.01 3 マガデミアナッツオイル 0.02 4 イオン交換水 49.97 2剤 1 イオン交換水 32.069 2 ソルビトール 5 3 1,3ブチレングリコール 12 4 乳酸 0.02 5 乳酸ナトリウム 0.1 6 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 7 色素 0.001 8 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤の1ヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらに2のエチルパラベンを乳鉢で10μ
以下にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含ま
れる1剤を調整した。
40gに溶解し、さらに2のエチルパラベンを乳鉢で10μ
以下にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含ま
れる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からエチルバラベンを除いたものは、油分
と薬剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
と薬剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 5 全身用ローション 1剤 1 ヒドロキシプロピル化β−CD 5.0 2 ブチルパラベン 0.02 3 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 5 イオン交換水 24.87 2剤 1 イオン交換水 26.9999 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のブチ
ルパラベンを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物
が含まれる1剤を調整した。
タン 0.01 5 イオン交換水 24.87 2剤 1 イオン交換水 26.9999 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のブチ
ルパラベンを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物
が含まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合した全身用ローションを得た。
定に配合した全身用ローションを得た。
上記組成物からブチルパラベンを除いたものは、紫外
線吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとは
ならない。
線吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとは
ならない。
実施例 6 エッセンス 1剤 1 ヒドロキシプロピル化α−CD 3 2 エチルパラベン 0.02 3 香料(ローズオキサイド) 0.02 4 イオン交換水 28.19 2剤 1 イオン交換水 58.38 2 ジプロピレングリコール 5 3 マルチトール 5 4 アスパラギン酸 0.04 5 L−アルギニン 0.1 6 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05 7 カルボキシビニルポリマー 0.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらにエチルパラ
ベンと香料を加えて攪拌、包接し、1剤を調整した。
ベンと香料を加えて攪拌、包接し、1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分と防腐剤と香料を安
定に配合したエッセンスを得た。
定に配合したエッセンスを得た。
上記組成物からエチルパラベンを除いたものは香料が
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 7 化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化γ−CD 2 2 プロピルパラベン 0.01 3 グリチルレチン酸 0.002 4 イオン交換水 84.231 5 グリセリン 1.0 6 1,3ブチレングリコール 2.0 7 乳酸 0.005 8 乳酸ナトリュウム 0.2 9 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 0 アロエ抽出液 0.5 x 変性95%エタノール 10.0 y 色素 0.002 (製法) 1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え攪拌し包
接後3を加えその包接物を含む水溶液を調整したのち上
記5〜yを加え消炎剤を安定に配合した化粧水を得た。
接後3を加えその包接物を含む水溶液を調整したのち上
記5〜yを加え消炎剤を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からエチルパラベンを除いたものは消炎剤
が分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであっ
た。
が分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであっ
た。
実施例 8 ノンアルコール系化粧水 1 ヒドロキシメチル化β−CD 3 2 エチルパラベン 0.01 3 プロピルパラベン 0.01 4 メントール 1 5 香料(ベンジルアセテート) 0.01 6 イオン交換水 85.54 7 ジプロピレングリコール 10 8 クエン酸 0.03 9 クエン酸ソーダ 0.05 0 フェノキシエタノール 0.3 x カルサミン 0.05 (製法) 1をイオン交換水に溶解し、さらに2と3を加えて攪
拌して包接後4と5を加え4と5の包接物が含まれる水
溶液を調整した。
拌して包接後4と5を加え4と5の包接物が含まれる水
溶液を調整した。
次に2剤に上記7〜xをくわえて消炎剤、香料を安定
に配合したノンアルコール系化粧水を得た。
に配合したノンアルコール系化粧水を得た。
上記組成物からエチルパラベン、プロピルパラベンを
除いたものは、消炎剤、香料が分離して、安定なノンア
ルコール系化粧水が得られたなかった。
除いたものは、消炎剤、香料が分離して、安定なノンア
ルコール系化粧水が得られたなかった。
実施例 9 粉末入り化粧水 1剤 1 ヒドロキシブチル化β−CD 6.0 2 ブチルパラベン 0.05 3 L−メントール 0.3 4 カンファー 0.5 5 香料(シトラール) 0.15 6 イオン交換水 15 2剤 1 イオン交換水 69.6 2 グリセリン 1.0 3 アスパラギン 0.05 4 変性95%エタノール 5.0 5 亜鉛華 1.5 6 カオリン 0.5 7 メチルパラベン 0.05 8 ベントナイト 0.3 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え
て攪拌して包接し345を加え345の包接物が含まれる1剤
を調整した。
て攪拌して包接し345を加え345の包接物が含まれる1剤
を調整した。
次に2剤の上記1剤を加えて消炎剤、香料を安定に配
合した粉末入り化粧水を得た。
合した粉末入り化粧水を得た。
上記組成物からブチルパラベンを除いたものは、香料
が分離して安定な粉末入り化粧水が得られた。
が分離して安定な粉末入り化粧水が得られた。
実施例 10 パウダリーファンデーション 1剤 1 ヒドロキシエチル化β−CD 5 2 エチルパラベン 0.2 3 調合香料*4 0.05 4 イオン交換水 20 *4調合香料;リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 20.3 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え3の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 20.3 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え3の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 11 ホワイトパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化CD混合物 10 2 エチルパラベン 0.1 3 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 75.54 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この1剤の
スプレードライ乾燥により粉末状とした。
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 75.54 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この1剤の
スプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
実施例 12 エッセンスパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化CD混合物 20 2 プロピルパラベン 0.5 3 γ−リノレイン酸 0.1 4 α−トコフェロール 0.05 5 ヒアルロン酸 0.001 6 イオン交換水 50 2剤 1 粘土鉱物 69.48 2 アスコルビン酸リン酸塩 0.02 3 ポリメチルメタクリレート 9.849 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を得、これをス
プレードライして粉末状の1剤を調整した。
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を得、これをス
プレードライして粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて油分、酸化防止
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
実施例 13 サンケアパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化α−CD 10 2 ピロピルパラベン 0.8 3 4−t−ブチル−4′−メトキシヘキサン酸グリ
セリン 0.05 4 イオン交換水 79.95 2剤 1 CDポリマー 5.0 2 ヒドロキシプロピル化β−CD 4.0 3 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.02 4 p−アミノ安息香酸エステル 0.5 5 イオン交換水 90.48 3剤 1 D−マンニット 78.599 2 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン−5
ソディウムスルホネート 1.0 3 ウロカニン酸 0.001 4 グリチルリチン酸モノアンモニュウム 0.03 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶かし2を加え攪拌しスプ
レードライし粉末化複合物を得た。
セリン 0.05 4 イオン交換水 79.95 2剤 1 CDポリマー 5.0 2 ヒドロキシプロピル化β−CD 4.0 3 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.02 4 p−アミノ安息香酸エステル 0.5 5 イオン交換水 90.48 3剤 1 D−マンニット 78.599 2 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン−5
ソディウムスルホネート 1.0 3 ウロカニン酸 0.001 4 グリチルリチン酸モノアンモニュウム 0.03 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶かし2を加え攪拌しスプ
レードライし粉末化複合物を得た。
次に2剤の12をイオン交換水に溶かし3、4を加え攪
拌しスプレードライし1剤、2剤を混合しサンケアパウ
ダーを得た。
拌しスプレードライし1剤、2剤を混合しサンケアパウ
ダーを得た。
さらに3剤の1234混合し3剤とした。最後に3剤に1
剤、2剤を加えて新規サンケアパウダーを得た。このも
のを水に溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もな
かった。
剤、2剤を加えて新規サンケアパウダーを得た。このも
のを水に溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もな
かった。
実施例 14 口紅 1剤 1 CDポリマー 3 2 ヒドロキシプロピルβCD 2 3 エチルパラベン 0.01 4 2ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 5 香料(リモネン) 0.01 6 イオン交換水 20 2剤 1 カルナバロウ 1 2 キャンデリラロウ 6 3 セレシン 6 4 マイクロクリスタリンワックス 1 5 ヒマシ油 30 6 オリーブ油 20 7 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノエー
ト 19.0 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.86 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3を加え攪拌
し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて乾
燥させて1剤を調整した。
ト 19.0 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.86 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3を加え攪拌
し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて乾
燥させて1剤を調整した。
次に2剤の1〜yの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 15 アイライナー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化βCD 4 2 プロピルバラベン 0.02 3 香料(シトロネロール) 0.02 4 イオン交換水 20 2剤 1 酸化鉄(黒) 14 2 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 3 グリセリン 5 4 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 5 イオン交換水 16.66 6 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、2と3を加えて攪
拌し、スプレードライ後香料包接物を調整した。
拌し、スプレードライ後香料包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
ーを得た。
請求項2記載の発明 実施例 16 保湿化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 2 カンファー 0.01 3 月見草油 0.02 4 イオン交換水 47.18 2剤 1 イオン交換水 32.069 2 ソルビトール 5 3 1,3ブチレングリコール 12 4 乳酸 0.02 5 乳酸ナトリウム 0.1 6 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 7 色素 0.001 8 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤の1ヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらに2のカンファーを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
40gに溶解し、さらに2のカンファーを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
次に2剤の上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは、油分と薬
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 17 全身用ローション 1剤 1 ヒドロキシプロピル化α−CD 3.0 2 カンファー 0.02 3 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 5 イオン交換水 21.87 2剤 1 イオン交換水 29.9299 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のカン
ファーを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物が含
まれる1剤を調整した。
タン 0.01 5 イオン交換水 21.87 2剤 1 イオン交換水 29.9299 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のカン
ファーを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物が含
まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合し全身用ローションを得た。
定に配合し全身用ローションを得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは、紫外線吸
収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはなら
ない。
収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはなら
ない。
実施例 18 化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化γ−CD 2 2 カンファー 0.01 3 グリチルレチン酸 0.002 4 イオン交換水 84.231 5 グリセリン 1.0 6 1,3ブチレングリコール 2.0 7 乳酸 0.005 8 乳酸ナトリュウム 0.2 9 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 0 アロエ抽出液 0.5 x 変性95%エタノール 10.0 y 色素 0.002 (製法) 1をイオン交換水に溶解し、さらに23を加えその包接
物を含む水溶液を調整したのち上記5〜yを加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
物を含む水溶液を調整したのち上記5〜yを加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは消炎剤が分
離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 19 パウダリーファンデーション 1剤 1 ヒドロキシメチル化β−CD 5 2 カンファー 0.02 3 調合香料*4 0.02 4 イオン交換水 20 *4調合香料:リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 20.51 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え3の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし1剤を調整した。
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 20.51 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え3の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 20 口紅 1剤 1 ヒドロキシブチルβCD 4 2 カンファー 0.05 3 γ−リノレイン酸 0.02 4 香料(リモネン) 0.01 5 イオン交換水 20 2剤 1 カルナバロウ 1 2 キャンデリラロウ 6 3 セレシン 6 4 マイクロクリスタリンワックス 1 5 ヒマシ油 30 6 オリーブ油 20 7 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノアー
ト 20.04 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.86 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3と4を加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて1剤を調整した。
ト 20.04 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.86 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3と4を加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて1剤を調整した。
次に2剤の1〜yの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 21 アイライナー 1剤 1 ヒドロキシエチル化β−CD 6 2 カンファー 0.3 3 α−トコフェロール 0.03 4 イオン交換水 20 2剤 1 酸化鉄(黒) 14 2 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 3 グリセリン 5 4 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 5 イオン交換水 14.37 6 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、2を加えてて攪拌
し、スプレードライして包接物を調整した。
し、スプレードライして包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
ーを得た。
実施例 22 ホワイトパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピルCD混合物 10 2 カンファー 0.5 3 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 74.14 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 74.14 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
請求項3記載の発明 実施例 23 保湿化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 2 メントール 0.01 3 マカデミアナッツ油 0.02 4 イオン交換水 47.18 2剤 1 イオン交換水 32.069 2 ソルビトール 5 3 1,3ブチレングリコール 12 4 乳酸 0.02 5 乳酸ナトリウム 0.1 6 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 7 色素 0.001 8 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤の1ヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらに2のメントールを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
40gに溶解し、さらに2のメントールを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後3を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からメントールを除いたものは、油分と薬
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 24 全身用ローション 1剤 1 ヒドロキシプロピル化α−CD 3.0 2 lメントール 0.02 3 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 5 イオン交換水 21.87 2剤 1 イオン交換水 31.9999 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のlメ
ントールを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物が
含まれる1剤を調整した。
タン 0.01 5 イオン交換水 21.87 2剤 1 イオン交換水 31.9999 2 PEG400 1.0 3 ヘチマ抽出液 1.0 4 アイリス抽出液 1.0 5 変性95%エタノール 40.0 6 色素 0.0001 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2のlメ
ントールを加えて攪拌し、包接後3を加えその包接物が
含まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合した全身用ローションを得た。
定に配合した全身用ローションを得た。
上記組成物からlメントールを除いたものは、紫外線
吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはな
らない。
吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはな
らない。
実施例 25 化粧水 1剤 1 ヒドロキシプロピル化γ−CD 4 2 lメントール 0.02 3 グリチルレチン酸 0.02 4 イオン交換水 82.203 5 グリセリン 1.0 6 1,3ブチレングリコール 2.0 7 乳酸 0.005 8 乳酸ナトリウム 0.2 9 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 0 アロエ抽出液 0.5 x 変性95%エタノール 10.0 y 色素 0.002 (製法) 1をイオン交換水に溶解し、さらに23を加えその包接
物を含む水溶液を調整したのち上記5〜yを加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
物を含む水溶液を調整したのち上記5〜yを加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からlメントールを除いたものは消炎剤が
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 26 パウダリーファンデーション 1剤 1 ヒドロキシメチル化β−CD 3 2 メントール 0.01 3 調合香料*4 0.02 4 イオン交換水 20 *4調合香料;リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 22.52 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え2の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
ル40%:シトロネロール30% 2剤 1 マイカ 40 2 タルク 22.52 3 黄酸化鉄 10 4 赤酸化鉄 7 5 黒酸化鉄 1 6 二酸化チタン 15.25 7 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え包
接し3を加え2の包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 27 口紅 1剤 1 ヒドロキシブチルβ−CD 6 2 lメントール 0.05 3 γ−リノレイン酸 0.02 4 香料(リモネン) 0.01 5 イオン交換水 20 2剤 1 カルナバロウ 1 2 キャンデリラロウ 6 3 セレシン 6 4 マイクロクリスタリンワックス 1 5 ヒマシ油 30 6 オリーブ油 20 7 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノアー
ト 18.1 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.8 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3と4を加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて粉末状の1剤を調整した。
ト 18.1 8 赤色202号 4 9 黄色4号アルミニュウム 3 0 二酸化チタン 3 x 赤酸化鉄 1.8 y ビタミンE 0.02 (製法) 1剤の1と2をイオン交換水に溶かし3と4を加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて粉末状の1剤を調整した。
次に2剤の1〜yの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 27 アイライナー 1剤 1 ヒドロキシエチル化β−CD 3 2 lメントール 0.02 3 α−トコフェロール 0.03 4 イオン交換水 20 2剤 1 酸化鉄(黒) 14 2 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 3 グリセリン 5 4 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 5 イオン交換水 17.65 6 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤の1をイオン交換水に溶解し、2を加えてて攪拌
し、スプレードライして包接物を調整した。
し、スプレードライして包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
ーを得た。
実施例 28 ホワイトパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化CD混合物 10 2 メントール 0.5 3 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グルセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 74.14 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
メタン 0.05 5 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グルセリル 0.01 6 調合香料*5 0.01 7 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 1 D−マンニット 74.14 2 L−アスコルビン酸 3.0 3 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 4 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 5 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 6 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 7 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに23456を
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
実施例 29 エッセンスパウダー 1剤 1 ヒドロキシプロピル化CD混合物 20 2 メントール 1.0 3 p−アミノ安息香酸 0.05 4 香料(メチルイオノン) 0.02 5 ヒアルロン酸 0.001 6 イオン交換水 50 2剤 1 粘土鉱物 69.06 2 アスコルビン酸リン酸塩 0.02 3 ポリメチルメタクリレート 9.849 (製法) 1剤中の1をイオン交換水に溶解し、さらに2を加え
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を含む1剤を調
整した。この1剤をスプレードライ乾燥により粉末状と
した。
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を含む1剤を調
整した。この1剤をスプレードライ乾燥により粉末状と
した。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて油分、酸化防止
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
[本発明の効果] 本発明においては、従来から配合量が限定されていた
水難溶性成分を、界面活性剤やアルコールの力をかりる
ことなく任意に配合でき、透明性、安定性、安全性、使
用性に優れた化粧料を得ることができた。さらに、水難
溶性成分を単独で包接するより、より多量に包接するこ
とができるという効果を有している。
水難溶性成分を、界面活性剤やアルコールの力をかりる
ことなく任意に配合でき、透明性、安定性、安全性、使
用性に優れた化粧料を得ることができた。さらに、水難
溶性成分を単独で包接するより、より多量に包接するこ
とができるという効果を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−58906(JP,A) 特開 平2−196709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (2)
- 【請求項1】水難溶性パラベン類とその他の水難溶性成
分とをヒドロキシアルキル化シクロデキストリンで包接
した包接物を配合することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】水難溶性パラベン類と、カンファー及び/
又はメントールと、その他の水難溶性成分とをヒドロキ
シアルキル化シクロデキストリンで包接した包接物を配
合することを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29819689A JP2916689B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29819689A JP2916689B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157314A JPH03157314A (ja) | 1991-07-05 |
JP2916689B2 true JP2916689B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17856460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29819689A Expired - Lifetime JP2916689B2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916689B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753396A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-02-28 | Ensuiko Sugar Refining Co Ltd | タキソールのサイクロデキストリン包接物,その製造法および用途 |
FR2737122B1 (fr) * | 1995-07-25 | 1997-09-12 | Oreal | Composition stable contenant de l'acide ascorbique |
FR2737116B1 (fr) * | 1995-07-25 | 1997-08-22 | Oreal | Composition stable contenant un actif cosmetique et/ou dermatologique sensible a l'eau |
JP3940209B2 (ja) * | 1996-11-14 | 2007-07-04 | 株式会社資生堂 | 可溶化化粧料 |
EP1579862A1 (en) | 2004-03-25 | 2005-09-28 | Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh | Use of PDE III inhibitors for the reduction of heart size in mammals suffering from heart failure |
US8980894B2 (en) | 2004-03-25 | 2015-03-17 | Boehringer Ingelheim Vetmedica Gmbh | Use of PDE III inhibitors for the treatment of asymptomatic (occult) heart failure |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP29819689A patent/JP2916689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03157314A (ja) | 1991-07-05 |
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