JP2916689B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2916689B2 JP29819689A JP29819689A JP2916689B2 JP 2916689 B2 JP2916689 B2 JP 2916689B2 JP 29819689 A JP29819689 A JP 29819689A JP 29819689 A JP29819689 A JP 29819689A JP 2916689 B2 JP2916689 B2 JP 2916689B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水難溶性パラベン類またはカンファーまた
はメントールと、水難溶性成分とをヒドロキシアルキル
化シクロデキストリン(以下、HACDと略する)で包接し
た包接物を配合した、安定性、製品特性、使用性に優れ
た化粧料に関する。
[従来の技術] 従来から、よく知られている化粧水、ローション、ク
リームなどの化粧料は、水、アルコール等の主成分以外
に油脂類、生理活性物質、紫外線吸収剤、消炎剤、香料
などの各種の水難溶性成分が使用性、有用性などを高め
る目的で少量の界面活性剤を利用して配合されている。
[発明が解決しようとする課題] 化粧料においては、上記水難溶性成分を配合する量で
量的な制限が生じることが知られている。例えば、水難
溶性成分を多量にかつ均一状態に可溶化させるために界
面活性剤、エタノールまたはポリオールなどを大量に配
合しなければならなく、皮膚刺激上の問題点となってい
た。また、水難溶性成分が均一に溶解しないことによ
り、化粧料が白濁したり、透明感がなくなったりして商
品価値を低下させるという問題もあった。さらにまた、
配合した水難溶性成分が化粧料中の他の成分に働きか
け、それら他の成分の劣化、分解を早めてしまうという
問題も生じていた。
これらの問題点を解決するために特開昭61−227517号
などに見られるようにシクロデキストリンポリマーの包
接作用を利用した技術も知られているが、シクロデキス
トリンポリマー自体が一定の品質を得にくいことと、あ
る種の極性の高い油により溶解性が落ちる等の欠点があ
った。また、水難溶性成分とHACDとの包接物は水難溶性
成分の種類によりその包接能はモル比で1:1(HACD:水難
溶性成分)以下になり水難溶性成分を思うように包接で
きない問題点があった。
一方、粉末形状で市販され使用時に水を加えて使用す
るタイプの粉末化粧料にあっては、少量の水を使用して
掌などで可溶化させるため、水難溶性成分は均一に溶解
せず、使用時にザラつくとともに、薬効を十分発揮しな
いという問題があった。これらの解決手段として界面活
性剤の量を増加させたり、シクロデキストリンを利用し
たりする技術もみられたが、上記と同様の理由により好
ましい結果を得ることができなかった。
本発明は、このような現状を鑑みてなされたもので、
水難溶性成分と、水難溶性パラベンまたはカンファーま
たはメントールとを併用してHACDに包接すると、水難溶
性成分単独の場合より、より多量の水難溶性成分を包接
でき、この包接物を配合した化粧料は、安定性、製品特
性、使用性が優れるという興味ある事実を見出したので
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、水難溶性パラベン類とその他の
水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化シクロデキスト
リンで包接した包接物を配合すること特徴とする化粧
料、水難溶性パラベン類とカンファー及び/又はメント
ールとその他の水難溶性成分とをヒドロキシアルキル化
シクロデキストリンで包接した包接物を配合することを
特徴とする化粧料である。
以下に、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられるHACDは、従来から環状オリゴ糖と
してよく知られているシクロデキストリンの水酸基にヒ
ドロキシアルキル基を導入したものである。
ヒドロキシアルキルとしては、主にヒドロキシメチ
ル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、などの置
換基が使用され、これら置換反応の結果、ヒドロキシメ
チルシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキ
ストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒ
ドロキシブチルシクロデキストリン、ジヒドロキシプロ
ピルシクロデキストリンなどのHACDを得ることができ
る。
シクロデキストリン(以下、CDと略する)は、グルコ
ースの数の違いによってα、β、γの構造をもつCD(以
下、α−CD、β−CD、γ−CDと略する。)が知られてい
るが、本発明はこれらのCDの一種または2種以上をヒド
ロキシアルキル化して使用する。普通はβ−CDを用いる
が、α、γ−CDを母核としてもかわまない。α、β、γ
のCDを同時に含有する澱粉分解物も使用できる。
これらHACDのうち、価格、製造のしやすさ使用性、水
溶解性を考慮した場合、ヒドロキシエチル化β−CDまた
はヒドロキシプロピル化β−CDが好ましいが、これに限
定されるものではない。また、ヒドロキシエチル化CDま
たはヒドロキシプロピル化CDは製造状態においてはα、
β、γが混じりあった混合物となっているが、混合物の
ままでもα、β、γのヒドロキシプロピル化CDを単離し
たものでも使用することができる。
HACDの製造方法としては、従来からいくつかの方法が
知られているが、以下に一例を示す。
β−CD(日本食品化工製、商標名:セルデックスN)
100gを20%NaOH水溶液150mlに溶解し、30℃に保持しつ
つ酸化プロピレン50mlを徐々に滴下し、20時間攪拌し反
応を続ける。反応終了後、塩酸でpH6.0に中和し、透析
膜チューブ中に入れ、流水下24時間脱塩を行なった。そ
の後凍結乾燥機で乾燥を行なって、ヒドロキシプロピル
化β−CD約90gが得られた。このヒドロキシプロピル化
β−CDのCD当たりの置換度は5.1であった。
本発明に用いられる水難溶性パラベンは、メチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベン等である。
本発明に用いられるカンファーは、二環式モノテルペ
ンに属するケトンで水難溶性である。ショウノウとも呼
ばれ、dショウノウ、lショウノウ等がある。
本発明に用いられるメントールは、単環式モノテルペ
ンに属するアルコールで、8個の光学活性体と4個の不
活性体がある。
これら水難溶性パラベン、カンファー、メントールの
包接量は、HACD100重量部に対していずれも0.1〜10重量
%であり、好ましくは0.3〜2重量部である。
また本発明に用いられる水難溶性成分とは、実質的に
水と全く溶解しないか、あるいは僅かに溶解する化粧料
成分を意味する。その具体例としては、例えば、マガデ
ミアナッツ油、月見草油、オリーブ油、ミンク油、ホホ
バ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類、流
動パラフィン、パラフィンワックス、スクワラン等の炭
化水素類、鯨ロウ、密ロウ、キャンデリラワックス、カ
ルナウバロウ等のワックス類、セタノール、イソセタノ
ール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸等の
高級脂肪酸類、イソプロピルミリスチン酸、イソプロピ
ルパルミチン酸、イソプロピルイソステアリン酸、2エ
チルヘキサン酸グリセリール等のエステル類、その他ジ
エチレングリールモノプロピレンペンタエリスリトール
エーテル、リノール酸エチル、ポリオキシプロピレンブ
チルエーテル等の極性オイルやシリコーン油等を加える
こともできる。
さらにビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、酢酸ト
コルフェロール、アスコルビン酸エステル等のビタミン
類及びγ−オリザノール、葉酸などのビタミン類及びビ
タミン様作用物質類、安息香酸、エストラジオール、吉
草酸エストラジオール、エチニルエストラジオール、プ
ロスタグランジン、プロピオン酸テストステロン等のホ
ルモン類、ベンゾフェノン、4−t−ブチル−4′メト
キシ−ジベンゾイルメタン、ジメトキシケイ皮酸エチル
ヘキサン酸グリセリル、p−アミノ安息香酸エステル、
サリチル酸フェニル等の紫外線吸収剤類、その他、トリ
クロサン、グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトル
エン等の酸化防止剤、消炎剤が含まれる。また、オイル
レッド、ナフトールイエロー、タートラジン、パプリカ
等の油溶性色素類、生薬類、さらに香料成分としてリナ
ロール、リナリールアセテート、リモネン、シトラー
ル、メチルイオノン、ベンジルアセテート、メチルデヒ
ドロジャスモネート、フェニルエチルアルコール、ムス
クケトン、サンダロール、α−ヘキシルシンナミックア
ルデヒド、TEC、シトロネロール等を挙げることができ
る。
これらの性状は液状ないし結晶状いずれであってもよ
く、単独もしくは2種以上の混合物の形で用いられる。
HACDに対するこれら水難溶性成分の包接量は、モル比で
1:6〜6:1であり、好ましくは1:3〜3:1である。
このような水難溶性成分をHACDに包接するには、あら
かじめHACDにパラベン類またはカンファーまたはメント
ールを包接したあと、その他の水難溶性成分を包接して
もよいし、水難溶性成分と、パラベン類またはカンファ
ーまたはメントールとをHACDに同時に包接してもよい。
具体的には以下のような周知の方法が用いられる。
すなわち、HACD1〜60重量%の水溶液に、メチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベンを単独あるいは二種以上混合したのち上記水難溶性
成分を添加混合し、いずれの温度でも可能であるが好ま
しくは20〜50℃で撹拌混合を行なう。撹拌条件は50〜30
00rpmで、包接反応時間は2〜24時間である。
このようにして得られた包接化合物は、このまま本発
明の化粧料に配合することができるが、この水溶液を凍
結乾燥、スプレイドライ等の処理を行ない微粉末化して
配合することもできる。
包接物の化粧料への配合量は、包接した水難溶性成分
の種類と化粧料の種類によって左右されるが、一般的に
液状の状態で全化粧料中の100重量%でも可能である
が、好ましくは50重量%までである。これ以上配合する
ことも技術的には十分可能であるが使用性の面でべたつ
くという欠点が生じてくる。又、微粉末化した状態で配
合する場合には全化粧料中の100重量%でも可能である
が好ましくは50重量%までである。
本発明の化粧料は、HACDの包接物以外に、その商品特
徴に応じて、他の化粧料成分、例えば、D−マンニッ
ト、乳糖などの可溶性粉末基剤、ヒアルロン酸などの保
湿剤、ビタミンCなどの水溶性薬剤、粘度調整剤、pH調
整剤、防腐剤、殺菌剤、酸化防止剤、香料、増量剤とし
て粘土鉱物、糖類、体質顔料、有色顔料等を配合するこ
とができる。
また本発明の化粧料の剤型は任意であり、例えば化粧
水等の可溶化系、乳液、クリーム等の乳化系、ファンデ
ーション等の粉末製品、口紅等の油性化粧料あるいは分
散液などの剤型をとることができる。
[実施例] 次に実施例あげて本発明をさらに詳細に説明する。本
発明はこれにより限定されるものではない。
配合量は重量%である。
アルコール40%:シトロネロール30% 比較例1は2%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)に調合香料を0.02%スターラー撹拌で添
加したが、1時間撹拌したものの香料浮きが見られた。
透明液状を得るには8時間の撹拌を用した。
実施例1は2%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)にエチルパラベンをメノウ乳鉢で微粉末
化し10μ以下の粉末状にしたのちスターラー撹拌で添加
した。完全に透明液状を得た1時間後調合香料をスター
ラー撹拌で添加した。1時間後には透明液状の水溶液を
得られた。この溶液は50℃3ヶ月以上安定であった。
ロジャスモネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30
% 比較例2は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添加し
たが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこでメン
ブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の浮き
を消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体クロマ
トグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%であ
った。
実施例2は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に、カンファーをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例2と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
テート20%:ラベンダーオイル10%:サンダロール10
%:クマリン10% 比較例3は3%ヒドロキシプロピル−β−CD水溶液
(試作量500g)に調合香料を0.1%スターラー撹拌で添
加したが2時間撹拌しても香料浮きが見られた。そこで
メンブランフィルターにて(0.45μ)濾過を行い香料の
浮きを消去した。この水溶液中の調合香料を高速液体ク
ロマトグラフィーにて定量したところ調合香料は0.83%
であった。
実施例3は5%ヒドロキシエチル−β−CD水溶液(試
作量500g)に、メントールをメノウ乳鉢で微粉末化し10
μ以下の粉末状にしたのちスターラー攪拌で添加した。
完全透明液状を得た1時間後調合香料をスターラー攪拌
で添加した。2時間後には透明液状の水溶液が得られ
た。そこで比較例3と同様メンブランフィルター(0.45
μ)にて濾過を行った。この水溶液中の調合香料を高速
液体クロマトグラフィーにて定量したところ、調合香料
は0.198%であった。この溶液は50℃3ヶ月以上安定で
あった。
請求項1記載の発明 実施例 4 保湿化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 エチルパラベン 0.01 マガデミアナッツオイル 0.02 イオン交換水 49.97 2剤 イオン交換水 32.069 ソルビトール 5 1,3ブチレングリコール 12 乳酸 0.02 乳酸ナトリウム 0.1 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 色素 0.001 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤のヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらにのエチルパラベンを乳鉢で10μ
以下にして加え攪拌し包接後を加えその包接物が含ま
れる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からエチルバラベンを除いたものは、油分
と薬剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 5 全身用ローション 1剤 ヒドロキシプロピル化β−CD 5.0 ブチルパラベン 0.02 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 イオン交換水 24.87 2剤 イオン交換水 26.9999 PEG400 1.0 ヘチマ抽出液 1.0 アイリス抽出液 1.0 変性95%エタノール 40.0 色素 0.0001 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにのブチ
ルパラベンを加えて攪拌し、包接後を加えその包接物
が含まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合した全身用ローションを得た。
上記組成物からブチルパラベンを除いたものは、紫外
線吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとは
ならない。
実施例 6 エッセンス 1剤 ヒドロキシプロピル化α−CD 3 エチルパラベン 0.02 香料(ローズオキサイド) 0.02 イオン交換水 28.19 2剤 イオン交換水 58.38 ジプロピレングリコール 5 マルチトール 5 アスパラギン酸 0.04 L−アルギニン 0.1 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.2 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、さらにエチルパラ
ベンと香料を加えて攪拌、包接し、1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分と防腐剤と香料を安
定に配合したエッセンスを得た。
上記組成物からエチルパラベンを除いたものは香料が
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 7 化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化γ−CD 2 プロピルパラベン 0.01 グリチルレチン酸 0.002 イオン交換水 84.231 グリセリン 1.0 1,3ブチレングリコール 2.0 乳酸 0.005 乳酸ナトリュウム 0.2 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 アロエ抽出液 0.5 x 変性95%エタノール 10.0 色素 0.002 (製法) をイオン交換水に溶解し、さらにを加え攪拌し包
接後を加えその包接物を含む水溶液を調整したのち上
を加え消炎剤を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からエチルパラベンを除いたものは消炎剤
が分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであっ
た。
実施例 8 ノンアルコール系化粧水 ヒドロキシメチル化β−CD 3 エチルパラベン 0.01 プロピルパラベン 0.01 メントール 1 香料(ベンジルアセテート) 0.01 イオン交換水 85.54 ジプロピレングリコール 10 クエン酸 0.03 クエン酸ソーダ 0.05 フェノキシエタノール 0.3 カルサミン 0.05 (製法) をイオン交換水に溶解し、さらにを加えて攪
拌して包接後を加えの包接物が含まれる水
溶液を調整した。
次に2剤に上記をくわえて消炎剤、香料を安定
に配合したノンアルコール系化粧水を得た。
上記組成物からエチルパラベン、プロピルパラベンを
除いたものは、消炎剤、香料が分離して、安定なノンア
ルコール系化粧水が得られたなかった。
実施例 9 粉末入り化粧水 1剤 ヒドロキシブチル化β−CD 6.0 ブチルパラベン 0.05 L−メントール 0.3 カンファー 0.5 香料(シトラール) 0.15 イオン交換水 15 2剤 イオン交換水 69.6 グリセリン 1.0 アスパラギン 0.05 変性95%エタノール 5.0 亜鉛華 1.5 カオリン 0.5 メチルパラベン 0.05 ベントナイト 0.3 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え
て攪拌して包接し345を加え345の包接物が含まれる1剤
を調整した。
次に2剤の上記1剤を加えて消炎剤、香料を安定に配
合した粉末入り化粧水を得た。
上記組成物からブチルパラベンを除いたものは、香料
が分離して安定な粉末入り化粧水が得られた。
実施例 10 パウダリーファンデーション 1剤 ヒドロキシエチル化β−CD 5 エチルパラベン 0.2 調合香料*4 0.05 イオン交換水 20 *4調合香料;リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 マイカ 40 タルク 20.3 黄酸化鉄 10 赤酸化鉄 7 黒酸化鉄 1 二酸化チタン 15.25 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え包
接しを加えの包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 11 ホワイトパウダー 1剤 ヒドロキシプロピル化CD混合物 10 エチルパラベン 0.1 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 調合香料*5 0.01 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 D−マンニット 75.54 L−アスコルビン酸 3.0 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらに23456
加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この1剤の
スプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
実施例 12 エッセンスパウダー 1剤 ヒドロキシプロピル化CD混合物 20 プロピルパラベン 0.5 γ−リノレイン酸 0.1 α−トコフェロール 0.05 ヒアルロン酸 0.001 イオン交換水 50 2剤 粘土鉱物 69.48 アスコルビン酸リン酸塩 0.02 ポリメチルメタクリレート 9.849 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を得、これをス
プレードライして粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて油分、酸化防止
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
実施例 13 サンケアパウダー 1剤 ヒドロキシプロピル化α−CD 10 ピロピルパラベン 0.8 4−t−ブチル−4′−メトキシヘキサン酸グリ
セリン 0.05 イオン交換水 79.95 2剤 CDポリマー 5.0 ヒドロキシプロピル化β−CD 4.0 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.02 p−アミノ安息香酸エステル 0.5 イオン交換水 90.48 3剤 D−マンニット 78.599 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン−5
ソディウムスルホネート 1.0 ウロカニン酸 0.001 グリチルリチン酸モノアンモニュウム 0.03 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶かしを加え攪拌しスプ
レードライし粉末化複合物を得た。
次に2剤の12をイオン交換水に溶かしを加え攪
拌しスプレードライし1剤、2剤を混合しサンケアパウ
ダーを得た。
さらに3剤の1234混合し3剤とした。最後に3剤に1
剤、2剤を加えて新規サンケアパウダーを得た。このも
のを水に溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もな
かった。
実施例 14 口紅 1剤 CDポリマー 3 ヒドロキシプロピルβCD 2 エチルパラベン 0.01 2ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 香料(リモネン) 0.01 イオン交換水 20 2剤 カルナバロウ 1 キャンデリラロウ 6 セレシン 6 マイクロクリスタリンワックス 1 ヒマシ油 30 オリーブ油 20 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノエー
ト 19.0 赤色202号 4 黄色4号アルミニュウム 3 二酸化チタン 3 赤酸化鉄 1.86 ビタミンE 0.02 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶かしを加え攪拌
し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて乾
燥させて1剤を調整した。
次に2剤のの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 15 アイライナー 1剤 ヒドロキシプロピル化βCD 4 プロピルバラベン 0.02 香料(シトロネロール) 0.02 イオン交換水 20 2剤 酸化鉄(黒) 14 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 グリセリン 5 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 イオン交換水 16.66 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、を加えて攪
拌し、スプレードライ後香料包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
請求項2記載の発明 実施例 16 保湿化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 カンファー 0.01 月見草油 0.02 イオン交換水 47.18 2剤 イオン交換水 32.069 ソルビトール 5 1,3ブチレングリコール 12 乳酸 0.02 乳酸ナトリウム 0.1 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 色素 0.001 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤のヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらにのカンファーを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
次に2剤の上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは、油分と薬
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 17 全身用ローション 1剤 ヒドロキシプロピル化α−CD 3.0 カンファー 0.02 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 イオン交換水 21.87 2剤 イオン交換水 29.9299 PEG400 1.0 ヘチマ抽出液 1.0 アイリス抽出液 1.0 変性95%エタノール 40.0 色素 0.0001 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにのカン
ファーを加えて攪拌し、包接後を加えその包接物が含
まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合し全身用ローションを得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは、紫外線吸
収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはなら
ない。
実施例 18 化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化γ−CD 2 カンファー 0.01 グリチルレチン酸 0.002 イオン交換水 84.231 グリセリン 1.0 1,3ブチレングリコール 2.0 乳酸 0.005 乳酸ナトリュウム 0.2 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 アロエ抽出液 0.5 変性95%エタノール 10.0 色素 0.002 (製法) をイオン交換水に溶解し、さらに23を加えその包接
物を含む水溶液を調整したのち上記を加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からカンファーを除いたものは消炎剤が分
離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 19 パウダリーファンデーション 1剤 ヒドロキシメチル化β−CD 5 カンファー 0.02 調合香料*4 0.02 イオン交換水 20 *4調合香料:リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 マイカ 40 タルク 20.51 黄酸化鉄 10 赤酸化鉄 7 黒酸化鉄 1 二酸化チタン 15.25 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え包
接しを加えの包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 20 口紅 1剤 ヒドロキシブチルβCD 4 カンファー 0.05 γ−リノレイン酸 0.02 香料(リモネン) 0.01 イオン交換水 20 2剤 カルナバロウ 1 キャンデリラロウ 6 セレシン 6 マイクロクリスタリンワックス 1 ヒマシ油 30 オリーブ油 20 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノアー
ト 20.04 赤色202号 4 黄色4号アルミニュウム 3 二酸化チタン 3 赤酸化鉄 1.86 ビタミンE 0.02 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶かしを加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて1剤を調整した。
次に2剤のの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 21 アイライナー 1剤 ヒドロキシエチル化β−CD 6 カンファー 0.3 α−トコフェロール 0.03 イオン交換水 20 2剤 酸化鉄(黒) 14 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 グリセリン 5 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 イオン交換水 14.37 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、を加えてて攪拌
し、スプレードライして包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
実施例 22 ホワイトパウダー 1剤 ヒドロキシプロピルCD混合物 10 カンファー 0.5 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル 0.01 調合香料*5 0.01 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 D−マンニット 74.14 L−アスコルビン酸 3.0 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらに23456
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
請求項3記載の発明 実施例 23 保湿化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化β−CD 3.0 メントール 0.01 マカデミアナッツ油 0.02 イオン交換水 47.18 2剤 イオン交換水 32.069 ソルビトール 5 1,3ブチレングリコール 12 乳酸 0.02 乳酸ナトリウム 0.1 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.1 色素 0.001 フェノキシエタノール 0.5 (製法) 1剤のヒドロキシプロピル化β−CDをイオン交換水
40gに溶解し、さらにのメントールを乳鉢で10μ以下
にして加え攪拌し包接後を加えその包接物が含まれる
1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて油分、薬剤が安定に配合
された保湿化粧水を得た。
上記組成物からメントールを除いたものは、油分と薬
剤分離して安定性の良い化粧水とはならない。
実施例 24 全身用ローション 1剤 ヒドロキシプロピル化α−CD 3.0 lメントール 0.02 2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン 0.1 4−t−ブチル−4′メトキシ−ジベンゾイルメ
タン 0.01 イオン交換水 21.87 2剤 イオン交換水 31.9999 PEG400 1.0 ヘチマ抽出液 1.0 アイリス抽出液 1.0 変性95%エタノール 40.0 色素 0.0001 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにのlメ
ントールを加えて攪拌し、包接後を加えその包接物が
含まれる1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて紫外線吸収剤と薬剤を安
定に配合した全身用ローションを得た。
上記組成物からlメントールを除いたものは、紫外線
吸収剤と薬剤が分離して安定性のよいローションとはな
らない。
実施例 25 化粧水 1剤 ヒドロキシプロピル化γ−CD 4 lメントール 0.02 グリチルレチン酸 0.02 イオン交換水 82.203 グリセリン 1.0 1,3ブチレングリコール 2.0 乳酸 0.005 乳酸ナトリウム 0.2 グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 アロエ抽出液 0.5 変性95%エタノール 10.0 色素 0.002 (製法) をイオン交換水に溶解し、さらに23を加えその包接
物を含む水溶液を調整したのち上記を加え消炎剤
を安定に配合した化粧水を得た。
上記組成物からlメントールを除いたものは消炎剤が
分離して均一性がなくなり安定性に劣るものであった。
実施例 26 パウダリーファンデーション 1剤 ヒドロキシメチル化β−CD 3 メントール 0.01 調合香料*4 0.02 イオン交換水 20 *4調合香料;リモネン30%:フェニルエチルアルコー
ル40%:シトロネロール30% 2剤 マイカ 40 タルク 22.52 黄酸化鉄 10 赤酸化鉄 7 黒酸化鉄 1 二酸化チタン 15.25 ソルビタンセスキオレエート 1.2 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え包
接しを加えの包接物が含まれる水溶液をスプレード
ライし粉末状の1剤を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて香料を安定に配合したパ
ウダリーファンデーションを得た。
実施例 27 口紅 1剤 ヒドロキシブチルβ−CD 6 lメントール 0.05 γ−リノレイン酸 0.02 香料(リモネン) 0.01 イオン交換水 20 2剤 カルナバロウ 1 キャンデリラロウ 6 セレシン 6 マイクロクリスタリンワックス 1 ヒマシ油 30 オリーブ油 20 グリセリールージ−2−ヘプチルウンデカノアー
ト 18.1 赤色202号 4 黄色4号アルミニュウム 3 二酸化チタン 3 赤酸化鉄 1.8 ビタミンE 0.02 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶かしを加え攪
拌し、紫外線吸収剤複合物溶液としスプレードライにて
乾燥させて粉末状の1剤を調整した。
次に2剤のの混合液に1剤を加え攪拌し、紫外
線吸収剤と香料を安定に配合した口紅を得た。
実施例 27 アイライナー 1剤 ヒドロキシエチル化β−CD 3 lメントール 0.02 α−トコフェロール 0.03 イオン交換水 20 2剤 酸化鉄(黒) 14 ポリアクリル酸エステルエマルジョン 45 グリセリン 5 カルボキシメチルセルロース(10%水溶液) 15 イオン交換水 17.65 メチルパラベン 0.3 (製法) 1剤のをイオン交換水に溶解し、を加えてて攪拌
し、スプレードライして包接物を調整した。
次に2剤に上記1剤を加えて皮膚に安全なアイライナ
ーを得た。
実施例 28 ホワイトパウダー 1剤 ヒドロキシプロピル化CD混合物 10 メントール 0.5 2ヒドロキシ−メトキシベンゾフェノン 0.2 4−t−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン 0.05 ジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グルセリル 0.01 調合香料*5 0.01 イオン交換水 10 *5調合香料;リナロール10%:メチルデヒドロジャス
モネート50%:ムスクケトン10%:バニリン30% 2剤 D−マンニット 74.14 L−アスコルビン酸 3.0 L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 12.0 グルチルリチン酸モノアンモニウム 0.05 L−アスコルビン酸リン酸Mg 0.01 L−アスコルビン酸硫酸Na 0.01 リボフラビン 0.02 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらに23456
同時に加え23456の包接物を含む1剤を調整した。この
1剤をスプレードライ乾燥により粉末状とした。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて紫外線吸収剤を安
定に配合したホワイトパウダーを得た。このものを水に
溶解したところ、均一に溶解しブツの発生もなかった。
実施例 29 エッセンスパウダー 1剤 ヒドロキシプロピル化CD混合物 20 メントール 1.0 p−アミノ安息香酸 0.05 香料(メチルイオノン) 0.02 ヒアルロン酸 0.001 イオン交換水 50 2剤 粘土鉱物 69.06 アスコルビン酸リン酸塩 0.02 ポリメチルメタクリレート 9.849 (製法) 1剤中のをイオン交換水に溶解し、さらにを加え
て攪拌し、包接後345を加え345の包接物を含む1剤を調
整した。この1剤をスプレードライ乾燥により粉末状と
した。
次に2剤に上記1剤の粉末を加えて油分、酸化防止
剤、保湿剤を安定に配合したエッセンスパウダーを得
た。このものを水に溶解したところ、均一に溶解しブツ
の発生もなかった。
[本発明の効果] 本発明においては、従来から配合量が限定されていた
水難溶性成分を、界面活性剤やアルコールの力をかりる
ことなく任意に配合でき、透明性、安定性、安全性、使
用性に優れた化粧料を得ることができた。さらに、水難
溶性成分を単独で包接するより、より多量に包接するこ
とができるという効果を有している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−58906(JP,A) 特開 平2−196709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水難溶性パラベン類とその他の水難溶性成
    分とをヒドロキシアルキル化シクロデキストリンで包接
    した包接物を配合することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】水難溶性パラベン類と、カンファー及び/
    又はメントールと、その他の水難溶性成分とをヒドロキ
    シアルキル化シクロデキストリンで包接した包接物を配
    合することを特徴とする化粧料。
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