JP2915749B2 - 駐車場パレットの安全棚駆動装置 - Google Patents

駐車場パレットの安全棚駆動装置

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JP2915749B2
JP2915749B2 JP15129193A JP15129193A JP2915749B2 JP 2915749 B2 JP2915749 B2 JP 2915749B2 JP 15129193 A JP15129193 A JP 15129193A JP 15129193 A JP15129193 A JP 15129193A JP 2915749 B2 JP2915749 B2 JP 2915749B2
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safety
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safety shelf
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耕造 西田
真一 神田
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場の設備,特に駐
車場パレットの安全駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場パレットにおいては、従来、車両
を載置したパレットの移動中に、例えば半ドア閉め状態
の自動車ドアが突然開くようなことがあると、その車両
や駐車設備を損傷することになる。そこで、このような
事故の発生を防止するために、個々のパレットに装備し
た伸縮シリンダー等の駆動手段によって両側部の安全棚
を起立,倒伏作動させている。すなわち、入出庫時にド
ライバー等が自動車に乗り降りするときは、その駆動手
段によって安全棚を倒伏状態に作動させ、パレットを昇
降するためにパレット周囲の可動床を起立させると、安
全棚が起立作動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
駐車場パレットの安全棚駆動装置では、個々のパレット
に安全棚起立,倒伏用駆動手段をそれぞれ設けているの
で、パレットは重くなり、パレット移動動力に大きな動
力を要し、コスト高の原因となっている。また、可動床
の定速開閉と連動させると、制御アームが円運動を行う
ために、安全棚の倒伏作動が急激になる傾向がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たもので、パレット重量を軽減し、製造及び運転のコス
トを削減するとともに、可動床の開閉駆動手段として、
電動シリンダーを採用することで、アームの作動速度を
可変速として、スムーズに安全棚を駆動できるようにし
た駐車場パレットの安全棚駆動装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の駐車
場パレットの安全棚駆動装置は、車両載置の長方形パ
レットの左右両側部にパレット長手方向の縦鉛直面上に
起伏可能に設けられた安全棚と、同安全棚を起立位置へ
付勢する弾性付勢手段と、上記パレットと固定床との間
で駆動手段によ起伏可能に設された可動床と、同可
動床の倒伏工程の途中で上記安全棚を上記弾性付勢手段
の復元力に抗して倒伏位置に押し倒すべく上記安全棚
接離可能に当接する転動ローラーを先端に有する制御ア
ームとをそなえ、上記可動床の駆動手段が電動シリンダ
ーで構成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、安全棚は車両載置パ
レットの両側部において載置車両のドアがパレットの外
側に開くことを規制する起立位置と、ドアを十分に開く
ことができるようにする倒伏位置とに昇降できるように
なっており、伸縮可能な弾性付勢手段によって常に起立
位置に付勢されている。パレットの前後の可動床も駆動
手段によって起立,倒伏作動するように固定床に連接さ
れており、一方の可動床から突設された制御アームを介
して可動床の倒伏作動で弾性付勢手段を収縮させつつ安
全棚を倒伏位置に押し倒すので、車両のパレットへの乗
り入れ及び乗り出し時に車両のドアの開閉ができるよう
る。また、可動床の起立作動で弾性付勢手段による
安全棚の起立を可能とし、パレットへの車両の乗り入れ
及び乗り出しを規制してパレットの移動を可能にし、か
つドアの開放を規制する。可動床の駆動手段に電動シリ
ンダーが用いられていて、安全棚の起立及び倒伏の速度
を可変として急激な作動を防ぐことができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその縦断面図的側面図、図2は図1の安全棚
の起伏要領を示す部分拡大図、図3は図2の拡大平面図
である。
【0008】上図において、駐車場パレットの安全棚駆
動装置1は、長方形平板状の車両載置用のパレット10
の両長辺側部11にパレット長手方向に起立,倒伏可能
に設けられた安全棚20と、安全棚20を起立位置(図
2で2点鎖線で示す)へ常時付勢している伸縮可能な弾
性付勢手段25と、パレット10と固定床5との間で駆
動手段としての電動シリンダー35によって起立,倒伏
駆動されるように固定床5に蝶番で連接された可動床3
0の水平に倒伏した状態で安全棚20を倒伏位置(図2
で実線で示す)に押し倒し、かつ起立状態で安全棚20
の起立を許容するように可動床30から突設された制御
アーム40とから構成されている。
【0009】安全棚20は、パレット10の両側部にパ
レット長手方向(縦方向)に起立,倒伏可能に下端部を
パレット10に枢支されパレット長手方向に隔設された
2本のスタンション21,21と、両スタンション2
1,21の各上端部に両端部を枢着された縦架棒22と
から構成されており、縦架棒22は起立位置でパレット
載置車両8のドア9の中間高さに来るような高さになる
ように組み立てられている。なお安全棚20が、パレッ
ト10の左右に設けられていることは言うまでもない。
【0010】弾性付勢手段としての伸縮ばね筒25は、
パレット10とスタンション21との間にブラケット2
6,27を介して設けられており、その伸張ばね力でス
タンション21を起立位置に保持しており、そのばね力
より大きな力で押されると収縮してスタンション21が
倒れるようにしている。スタンション21は、制御アー
ム40による押し倒しを容易にするために実際の起立位
置は60°程傾斜した位置となっている。
【0011】制御アーム40は、側面視略L形状に湾曲
形成されており、また先端、制御アーム40で直接
安全棚20を駆動するために、スタンション21に当接
可能なウレタン製転動ローラー41が設けられてい
制御アーム40の上記湾曲は、可動床30が起立状
態から水平状の倒伏状態に向かって回動(図2において
反時計方向回動)するとき、可動床30が水平から約3
0°の角度に到達したところで転動ローラー41がスタ
ンション21に当たるように設定されている。また、
動床30の駆動手段としての電動シリンダー35は、そ
の30°から水平に至る間にゆっくりと収縮するように
設定されており、その結果、安全棚20を静かに倒伏さ
せることができる
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 (1) 安全棚の倒伏機構を固定床側に設けたため、その分
パレットの軽量化が可能となる。 (2) 安全棚の駆動源として電動シリンダーを用いている
ので、制御アームの作動速度を可変速とすることがで
き、安全棚を滑らかに作動させることが可能となる。 (3) 制御アームの先端に安全棚と接離可能に当接する転
動ローラーを設けたため、安全棚を制御アームで直接駆
動でき、構成部材数を低減できるとともに、安全棚の動
作をスムーズにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図的側面図であ
る。
【図2】図1の安全棚の起伏要領を示す部分拡大図であ
る。
【図3】図2の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 駐車場パレットの安全棚駆動装置 5 固定床 8 パレット載置車両 9 ドア 10 車両載置パレット 11 両長辺側部 20 安全棚 21 スタンション 22 縦架棒 25 弾性付勢手段 26 ブラケット 27 ブラケット 30 可動床 34 蝶番 35 駆動手段(電動シリンダー) 40 制御アーム 41 転動ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両載置の長方形パレットの左右両側
    部にパレット長手方向の縦鉛直面上に起伏可能に設けら
    れた安全棚と、同安全棚を起立位置へ付勢する弾性付勢
    手段と、上記パレットと固定床との間で駆動手段によ
    起伏可能に設された可動床と、同可動床の倒伏工程の
    途中で上記安全棚を上記弾性付勢手段の復元力に抗して
    倒伏位置に押し倒すべく上記安全棚と接離可能に当接す
    る転動ローラーを先端に有する制御アームとをそなえ、
    上記可動床の駆動手段が電動シリンダーで構成されてい
    ことを特徴とする、駐車場パレットの安全棚駆動装
    置。
JP15129193A 1993-05-28 1993-05-28 駐車場パレットの安全棚駆動装置 Expired - Fee Related JP2915749B2 (ja)

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JPH06336857A JPH06336857A (ja) 1994-12-06
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