JP2915158B2 - 検出装置の故障判別装置 - Google Patents

検出装置の故障判別装置

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JP2915158B2
JP2915158B2 JP3069558A JP6955891A JP2915158B2 JP 2915158 B2 JP2915158 B2 JP 2915158B2 JP 3069558 A JP3069558 A JP 3069558A JP 6955891 A JP6955891 A JP 6955891A JP 2915158 B2 JP2915158 B2 JP 2915158B2
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吉則 内田
玲 関口
康弘 佐藤
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Bosch Corp
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Diesel Kiki Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物理量によって
定められる可変インダクタンス素子のインダクタンス値
に応じたレベルの信号を出力するように構成された検出
装置の故障判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、可変インダクタンス素子のインダ
クタンスが被検出物体の位置、角度等の物理量に応じて
定められる構成とし、この可変インダクタンス素子のイ
ンダクタンス値に応じたレベルの電気信号を得るように
した、物理量を電気量に変換するための検出装置が公知
である(例えば、特開昭56−60304号公報参
照)。この種の検出装置が正常に作動しているか否かを
判別するには、従来、その出力信号のレベルが所定範囲
内にあるか否かを検出し、出力信号のレベルが所定範囲
内にある場合にのみ検出装置が正常に作動していると判
別する構成が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、故障の状態に
よっては、出力信号のレベルがその所定範囲内で固定さ
れてしまう場合もありうるため、出力信号のレベルのみ
を考慮して行う上述の故障判別は必ずしも適切とは言え
ず、その判別の信頼度に問題があった。本発明の目的
は、したがって、検出すべき物理量に応じてインダクタ
ンス値が定められる可変インダクタンス素子と所定の一
定インダクタンス値の基準インダクタンス素子との直列
回路に交流信号を供給し、可変インダクタンス素子のイ
ンダクタンス値と基準インダクタンス素子のインダクタ
ンス値との比率に応じた信号に基づいて上記物理量を電
気的に検出するようにした検出装置の作動の異常判別を
適確に行うことができる、故障判別装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、検出すべき物理量に応じてインダク
タンス値が定められる可変インダクタンス素子と所定の
一定インダクタンス値の基準インダクタンス素子との直
列回路と、該直列回路に交流信号を供給するための出力
レベル可変形の信号供給回路と、基準インダクタンス素
子の両端に生じる出力信号のレベルを検出する検出回路
と、該検出回路からの検出出力に応答し前記出力信号の
レベルが所定の一定値となるように信号供給回路の出力
レベルを調節するためのレベル調節回路と、信号供給回
路からの出力に応答し前記物理量を示す検出信号を得る
ための出力回路とを有して成る検出装置の故障判別装置
において、レベル調節回路からの出力のレベルと出力回
路からの出力のレベルとが夫々所要の範囲内にあるか否
かを判別し、この判別結果に従って検出装置が故障か否
かを判定するようにした点にある。
【0005】
【作用】出力回路からの出力のレベルのほか、レベル調
節回路からの出力のレベルが所要のレベル範囲内にある
か否かが判別される。両出力レベルが、夫々に対して予
め定められた所要の範囲内にある場合には、検出装置は
正常に作動していると判別される。一方、少なくとも一
方の出力のレベルがそれに対して予め定められているレ
ベル範囲外であれば、検出装置の作動に異常があるもの
と判別される。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例につき詳細に説明する。図1には、本発明による故障
判別装置を備えた位置検出システムの一実施例が示され
ている。
【0007】図1において、被測定体Xの位置を検出す
るための検出装置が総体的に符号1で示されており、被
測定体Xとリンク機構Lを介して連結されている可変コ
イル2を備えている。可変コイル2は、巻線3と可動コ
ア4とから成り、可動コア4がリンク機構Lと連結され
ており、被測定体Xの位置に応じて可動コア4が位置決
めされる構成となっている。この結果、被測定体Xの位
置に応じて可変コイル2のインダクタンス値が定められ
る。
【0008】可変コイル2は、インダクタンス値が所定
の一定値に固定されている基準コイル5と直列に接続さ
れており、可変コイル2と基準コイル5との直列回路6
には、出力レベル可変型の発振回路7からの交流出力電
圧である電圧出力信号VAが印加されている。
【0009】電圧出力信号VAが直列回路6に印加され
ることにより、電圧出力信号VAは、可変コイル2のイ
ンダクタンス値と基準コイル5のインダクタンス値とに
よって定まる分圧比で分圧され、基準コイル5の両端に
は、この分圧比に従う分圧出力電圧VDが発生する。
【0010】分圧出力電圧VDは、整流回路8に入力さ
れ、ここで分圧出力電圧VDの波高値に応じたレベルの
直流出力電圧DCに変換され、直流出力電圧DCは増幅
回路9に入力される。
【0011】増幅回路9は、直流出力電圧DCが一方の
入力端子に印加されている演算増幅器10と、抵抗器1
1,12から成り演算増幅器10の他方の入力端子に所
定レベルの基準電圧を印加するための抵抗分圧回路13
とを含んで成り、直流出力電圧DCの増幅を行ない、そ
の増幅出力信号DOが増幅回路9から得られる。
【0012】増幅出力信号DOは、発振回路7に、その
電圧出力信号VAのレベルを制御するためのレベル制御
信号として与えられており、可変コイル2のインダクタ
ンスが変化しても分圧出力電圧VDのレベルが所定の一
定レベルに保持されるよう、電圧出力信号VAのレベル
調節が行われる。
【0013】この結果、電圧出力信号VAのレベルは、
可変コイル2のインダクタンス値、すなわち、被測定体
Xの位置に相応することとなる。
【0014】電圧出力信号VAは、整流回路14におい
て整流されてそれに相応する直流電圧信号に変換され、
しかるのち、増幅回路15において増幅され、出力端子
16から、被測定体Xの位置に応じたレベルの直流電圧
信号が検出出力信号OSとして取り出される。
【0015】符号20で示されるのは、検出装置1が正
常に作動しているか否かを判別するための本発明による
故障判別装置であり、検出出力信号OSのレベルが予め
定められた第1のレベル範囲内にあるか否かの判別を行
う第1判別部21と、増幅出力信号DOが予め定められ
た第2のレベルの範囲内にあるか否かの判別を行う第2
判別部22とを備えている。
【0016】第1のレベル範囲は、検出装置1が正常に
作動している場合には検出信号OSが必ずこの内にある
筈のレベル範囲であり、一方、第2のレベル範囲は、検
出装置1が正常に作動している場合には増幅出力信号D
Oが必ずこの内にある筈のレベル範囲であり、これらの
レベル範囲は、実験的に、又は計算によって予め定める
ことができる。
【0017】第1判別部21の判別結果を示す第1判別
信号S1及び第2判別部の判別結果を示す第2判別信号
S2は判定部23に入力され、ここで、検出出力信号O
S又は増幅出力信号DOのうちの少なくとも一方が所要
のレベル範囲を逸脱しているか否かが判定される。検出
出力信号OS又は増幅出力信号DOのうちの少なくとも
一方が所要のレベル範囲を逸脱している場合には、検出
装置1が故障であることを示す故障信号Fが判定部23
より出力される。
【0018】この構成によると、例えば、増幅回路9の
出力がアースに接続されてしまうことにより、発振回路
7の出力レベルはある一定値に固定されてしまうが検出
出力信号OSのレベルは所要の範囲内にあるという状態
が生じた場合でも、この故障を確実に判別することがで
きる。
【0019】なお、図1に示した故障判別装置20の構
成は、マイクロコンピュータによって所定のプログラム
を実行させる構成に代えることが可能であり、本発明の
故障判別装置は、そのような構成でもよいことは勿論で
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、検出装置
の出力信号のレベルチェックに加えて、検出装置内部の
所要の箇所の信号のレベルをも同時にチェックし、これ
らのチェック結果に従って検出装置が正常に作動してい
るか否かを判定するようにしたので、検出装置の作動チ
ェックを適確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【符号の説明】
1 検出装置 2 可変コイル 5 基準コイル 6 直列回路 7 発振回路 8 整流回路 9 増幅回路 20 故障判別装置 21 第1判別部 22 第2判別部 23 判定部 VA 電圧出力信号 VD 分圧出力電圧 DO 増幅出力信号 OS 検出出力信号 S1 第1判別信号 S2 第2判別信号 F 故障信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 7/00 - 7/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出すべき物理量に応じてインダクタン
    ス値が定められる可変インダクタンス素子と所定の一定
    インダクタンス値の基準インダクタンス素子との直列回
    路と、該直列回路に交流信号を供給するための出力レベ
    ル可変形の信号供給回路と、前記基準インダクタンス素
    子の両端に生じる出力信号のレベルを検出する検出回路
    と、該検出回路からの検出出力に応答し前記出力信号の
    レベルが所定の一定値となるように前記信号供給回路の
    出力レベルを調節するためのレベル調節回路と、前記信
    号供給回路からの出力に応答し前記物理量を示す検出信
    号を得るための出力回路とを有して成る検出装置の故障
    判別装置において、前記レベル調節回路からの出力のレ
    ベルと前記出力回路からの出力のレベルとが夫々所要の
    範囲内にあるか否かを判別し、この判別結果に従って前
    記検出装置が故障か否かを判定するようにしたことを特
    徴とする検出装置の故障判別装置。
JP3069558A 1991-01-11 1991-01-11 検出装置の故障判別装置 Expired - Lifetime JP2915158B2 (ja)

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JP2007170987A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Keyence Corp 接触式変位計
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