JP2914451B2 - 反重力式注型方法及び装置 - Google Patents

反重力式注型方法及び装置

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JP2914451B2
JP2914451B2 JP1211530A JP21153089A JP2914451B2 JP 2914451 B2 JP2914451 B2 JP 2914451B2 JP 1211530 A JP1211530 A JP 1211530A JP 21153089 A JP21153089 A JP 21153089A JP 2914451 B2 JP2914451 B2 JP 2914451B2
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/06Vacuum casting, i.e. making use of vacuum to fill the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D27/00Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting
    • B22D27/08Shaking, vibrating, or turning of moulds

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、透気性(ガス透過性)の鋳型内に溶融金属
を反重力式に(真空作用により重力に抗して)注型する
技術に関し、特に、鋳型に溶融金属を充填した後、及び
鋳型内で溶融金属を固化させる間鋳型に差圧を作用させ
なければならない時間を短縮することによって短縮され
たサイクル時間で実施することができるようにした溶融
金属の反重力式注型方法及び装置に関する。
発明の背景 1978年9月12日付の米国特許第4,112,997号には、透
気性鋳型を使用し、上昇通路(溶融金属を吸上げ上昇さ
せるための通路)の下端を溶融金属のプールに浸漬さ
せ、鋳型の透気性壁を通して複数の鋳型キャビティに減
圧を作用させて溶融金属を各入口ゲートの安定化及び
過スクリーンを通して吸上げて各鋳型キャビティに溶融
金属を充填するようにした真空反重力式注型技術が開示
されている。鋳型キャビティに溶融金属が充填され、鋳
造物の大部分が固化した後、鋳型キャビティに対する減
圧を維持したまま、鋳型を溶融金属のプールから引出
す。鋳型が溶融金属のプールから引出されると、鋳型キ
ャビティ内の溶融金属が完全に固化しないうちに、上昇
通路内と、安定化及び過スクリーンと上昇通路との間
のゲート部分内の溶融金属が重力誘起流出(重力によっ
て誘起される流出)により排出される。しかし、鋳型キ
ャビティ内と、安定化及び過スクリーンと鋳型キャビ
ティとの間のゲート部分内の溶融金属は、鋳型キャビテ
ィに及ぼされている減圧と、溶融金属に対する安定化及
び過スクリーンの安定化作用とにより、流出しないよ
うに保持される。鋳型キャビティ内と、スクリーンと鋳
型キャビティとの間のゲート部分内に少なくとも金属の
固化スキンが形成された後、鋳型にかけられていた減圧
を解除する。しかしながら、安定化及び過スクリーン
の、溶融金属の流れ方向の寸法が小さいので、鋳型キャ
ビティ内と、スクリーンと鋳型キャビティとの間のゲー
ト部分内に金属の固化スキンが形成されるまで比較的長
い時間、例えば200秒間鋳型キャビティに減圧をかけな
ければならない。このために、注型サイクルの時間が長
くなり、注型品の生産速度を低下させることになる。更
に、高融点の金属(例えば約1621℃(2950゜F)以上の
融点を有する金属)の注型に使用するのに適する安定化
及び過スクリーンは、効果であり、従ってそのような
スクリーンを用いて製造された注型品のコストが高くな
る。
米国特許第4,589,466号は、クリンプ自在の(挟みつ
ぶして閉鎖することができる)充填パイプを備えた透気
性鋳型を使用する溶融金属の反重力式注型方法を開示し
ている。この充填パイプは、上昇通路の下端に密封状態
に連結されており、注型中複数の鋳型キャビティに充填
するために下の溶融金属プールに浸漬させるようになさ
れている。溶融金属プールから反重力式注型法により鋳
型キャビティに溶融金属が充填された後、充填パイプを
溶融金属プールから引上げたとき溶融金属が流出するの
を防止するために充填パイプをプールに浸漬させたまま
クリンプする。クリンプされた部分より上方の充填パイ
プ内、鋳型キャビティ内、充填パイプと鋳型キャビティ
との間の上昇通路、及び各鋳型キャビティへのゲート内
に残った溶融金属は、固化する。融点の高い金属を注型
する場合、クリンプ自在の充填パイプを使用すると、信
頼性の面で満足な結果が得られない。なぜなら、たとえ
充填パイプにセラミック層を被覆してあったとしても、
高温の溶融金属が充填パイプを融解して漏出する可能性
があるからである。又、一旦クリンプされた充填パイプ
は、再使用できない。
米国特許第3,032,842号は、溶融金属を複数個の不透
気性鋳型に充填するために反重力式に供給するためのゲ
ート構造体を開示している。このゲート構造体には鋳型
から垂下した充填管と鋳型キャビティとの間に位置する
ように閉止弁が設けられている。この閉止弁は、鋳型キ
ャビティに溶融金属が充填された後、溶融金属の流出を
防止するために閉止位置へ移動させることができる。閉
止弁が閉止位置へ移動された後、閉止弁より上方のゲー
ト構造体の通路内の溶融金属少なくとも半ば固化させ、
ゲート構造体の通路を実質的に閉鎖する。次いで、鋳型
とゲート構造体を充填管から一体として分離し、その後
鋳型をゲート構造体から分離する。この特許には、狭め
られた(部分的に閉止された)ゲート構造体の通路に溶
融金属の粘性及び表面張力が存在していれば、たとえゲ
ート構造体の通路の上下の金属が溶融状態にあっても、
ゲート構造体から流出するのを防止されることが述べら
れている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、差圧(真空)反重力式注型のサイクル時間
を実質的に短縮することを企図したものである。
発明の目的 本発明の目的は、下方鋳型部分をその下の溶融金属プ
ールに浸漬させたとき溶融金属を鋳型キャビティへ供給
するための狭隘入口通路を有する鋳型に差圧(真空)反
重力式に溶融金属を充填し、該入口通路内に溶融金属を
保持したままで鋳型を溶融金属プールから引出すことに
よって実質的に短縮されたサイクル時間で溶融金属を注
型するための方法及び装置を提供することである。この
狭隘入口通路は、下方鋳型部分がプールから引出された
後、溶融金属が該入口通路内で固化するまでの間、又は
鋳型が上下逆にされるまでの間、溶融金属に対して維持
されている差圧と協同して、溶融金属が鋳型から流出す
るのを実質的に防止するように減少された断面寸法を有
するものとする。
本発明の他の目的は、下の溶融金属プールに浸漬させ
る底部充填通路を有する鋳型に差圧反重力式に溶融金属
を充填し、鋳型内の溶融金属が液状で、未固化状態であ
り、充填通路より上方の鋳型内の狭隘入口通路内に保持
されている間に鋳型をプールから引出し、充填通路から
溶融金属を排出させることによって実質的に短縮された
サイクル時間で溶融金属を注型するための方法及び装置
を提供することである。この狭隘入口通路内に溶融金属
を保持するのは、差圧と、狭隘入口通路内の溶融金属に
与えられる溶融金属の表面張力保持作用(表面張力によ
り溶融金属を保持する作用)との組合せによって行われ
る。
本発明の他の目的は、鋳型キャビティに溶融金属を充
填した後、溶融金属を排出させることができる、鋳型に
付設された底部充填管を用いることによって、注型品の
ゲート部に費やされる金属材料の量を少なくし、溶融金
属の充填後充填管を次の鋳型への充填に再使用すること
ができるようにした差圧反重力式溶融金属注型方法及び
装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、溶融金属を反
重力式に注型する方法であって、 (a)鋳型キャビティと、該鋳型キャビティを、下に位
置する溶融金属のプールに浸漬させるようになされた下
方鋳型部分に連通する狭隘入口通路を有する鋳型を形成
し、 (b)前記鋳型とプールを相対的に移動させ前記下方鋳
型部分を前記プールに浸漬させ、 (c)前記鋳型とプールの間に差圧を設定し、それによ
って溶融金属を前記入口通路を通してその上の鋳型キャ
ビティ内へと上方へ吸上げて鋳型キャビティに溶融金属
を充填し、 (d)前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記下方
鋳型部分を前記プールから引出し、その際、前記入口通
路内の溶融金属に作用する負の差圧を維持し、該入口通
路は、下方鋳型部分がプールから引出された後、溶融金
属が該入口通路内で固化するまでの間、該差圧と協同し
て、溶融金属が該入口通路及びその上の鋳型キャビティ
から流出するのを実質的に防止するように減少された断
面寸法を有するものとし、 (e)前記入口通路内の溶融金属を固化させることから
成る反重力式注型方法を提供する。
本発明の一実施例においては、鋳型を溶融金属プール
から引出した後間もなく、上記狭隘入口通路のより上方
の鋳型キャビティ内の溶融金属が固化する前に、該入口
通路内の溶融金属を固化させる。入口通路内の溶融金属
の固化は、上記差圧により透気性鋳型の壁を通して吸引
される空気によって行われる冷却作用の結果として急速
に行われる。入口通路内の溶融金属が固化した後、差圧
を解除する。
本発明の別の実施例においては、下方鋳型部分をプー
ルから引出した後鋳型キャビティからの溶融金属の流出
が防止されている間に、鋳型を上下逆にする。鋳型を逆
にした後、該逆にされた鋳型の鋳型キャビティ内及び前
記入口通路内の溶融金属を周囲圧下で固化させる。
本発明の別の実施例においては、鋳型をプールから引
出した後入口通路及び鋳型キャビティからの溶融金属の
流出が上述した態様で防止されている間に、狭隘入口通
路の下方の充填通路から溶融金属を排出させる。
鋳型を溶融金属プールから引出す間鋳型内の溶融金属
に作用する差圧を維持し、かつ、溶融金属に対して維持
される所定の差圧に応じて狭隘入口通路内に溶融金属の
表面張力保持作用を設定することによって、鋳型を溶融
金属プールから引出す間及び引出した後溶融金属を狭隘
入口通路及びその上の鋳型キャビティ内に保持する。入
口通路のサイズ(断面寸法)と、入口通路内の溶融金属
に接触する鋳型材の表面張力特性を適正に選定すること
によって所望の表面張力保持作用が設定される。狭隘入
口通路は、底部充填通路と鋳型キャビティとの間で鋳型
内に並置された複数の入口通路によって構成することが
でき、上述した溶融金属表面張力保持作用を設定するよ
うに減少された断面寸法を有するものとすることができ
る。又、この同じ目的のために、単一の狭隘入口スロッ
ト又はスリットを使用することもできる。
本発明の別の実施例においては、上記充填通路から溶
融金属が排出された後、鋳型を上下逆にする前、又は逆
にした後に、充填通路を鋳型から除去する(取外す)。
本発明は、又、溶融金属を反重力式に注型する装置で
あって、鋳型キャビティと、該鋳型キャビティを、下に
位置する溶融金属のプールに浸漬させるようになされた
下方鋳型部分に連通する狭隘入口通路を有する鋳型と、
前記下方鋳型部分を前記プールに浸漬させるために前記
鋳型とプールを相対的に移動させるための移動手段と、
前記下方鋳型部分を前記プールに浸漬させた状態で溶融
金属を前記入口通路を通して鋳型キャビティ内へと上方
へ吸上げるために該鋳型キャビティとプールの間に差圧
を設定するための差圧設定手段と、前記鋳型キャビティ
に溶融金属が充填された後前記下方鋳型部分を前記プー
ルから引出すために前記鋳型とプールを相対的に移動さ
せるための移動手段と、前記下方鋳型部分がプールから
引出される間前記入口通路内の溶融金属に差圧と溶融金
属の表面張力保持作用を及ぼすための手段とから成り、
この差圧と溶融金属の表面張力保持作用は、鋳型がプー
ルから引出された後入口通路内の溶融金属を固化させる
間、あるいは鋳型を上下逆にする間溶融金属を入口通路
及びその上の鋳型キャビティ内に保持するのに十分な値
とされることを特徴とする反重力式注型装置を提供す
る。
本発明の装置の一実施例においては、鋳型がプールか
ら引出された後溶融金属を入口通路及び鋳型キャビティ
内に保持するための手段は、鋳型をプールから引出す間
入口通路内の溶融金属に対して維持された差圧に対応し
て、入口通路内の溶融金属が固化するまで、あるいは鋳
型が上下逆にされるまで鋳型キャビティからの溶融金属
の流出を防止するのに十分な溶融金属表面張力保持作用
を設定するように断面寸法を減少させた1つ又はそれ以
上の入口通路を有する溶融金属保持部材を含む。
本発明の装置の別の実施例においては、鋳型内に配設
され、鋳型キャビティの延長部を構成する直立上昇通路
へ溶融金属を導入するためのセラミック製充填管を鋳型
の底部に取外し自在に、密封状態に連結する。この充填
管と上昇通路の間に有孔溶融金属保持部材を配設する。
上昇通路は、溶融金属を複数の鋳型キャビティへ供給す
る。セラミック製充填管は、鋳型を上下逆にする前、又
は逆にした後、そして鋳型をプールから引出した後、セ
ラミック製充填管を次の鋳型への注型に再使用するため
に鋳型の底部から引抜く。
実施例 添付図を参照すると、仕切られた、密封自在の注型箱
12を有する本発明の差圧(真空)反重力式注型装置10が
示されている。この注型装置は、上下に移動自在であ
り、かつ、水平軸線の周りに回転自在の支持アーム14に
取付けられている。注型箱12は、差圧装置16、例えば真
空ポンプに連通した導管12bを有する上方壁12aと、多孔
質の、透気性鋳型20を支持するための下方鋳型支持壁12
cを備えている。鋳型20は、図ではセラミック製インベ
ストメント鋳型として示されているが、本発明はこれに
限定されるものではない(第7図参照)。透気性鋳型20
は、長手方向の、垂直上方通路22と、それぞれの側方ゲ
ート通路26を介して上昇通路22に連通した複数の物品成
形用鋳型キャビティ24を有する主鋳型キャビティ21を備
えている。物品成形用鋳型キャビティ24は、注型すべき
物品の形に付形されている。
透気性鋳型20は、又、該鋳型の開放した下端に保持さ
れた環状のセラミック製カラー28を有する。このセラミ
ック製カラー28は、注型箱12の下方鋳型支持壁12cに中
央開口12dを貫通して鋳型の底部22aの下方に延長してい
る。カラー28と鋳型支持壁12cとの間に繊維質の耐火性
真空シール32が介設されている。カラー28は、垂直上方
通路22と協同して溶融金属を鋳型キャビティ24へ供給す
るための中央上昇通路28aを有する。
有孔のセラミック製ディスク形インサート(挿入部
材)の形とした有孔の溶融金属保持部材40が、上昇通路
22、28aと、後述する充填通路(溶融金属を充填するた
めの通路)52との間でカラー28内に配設され、該カラー
に密封状態に取付けられる。この溶融金属保持部材40と
カラー28とは、1つの部材として形成することもでき
る。溶融金属保持部材即ちセラミック製ディスク形イン
サート40は、後述するように溶融金属を鋳型20内に保持
するための溶融金属保持手段としての機能を主たる機能
とし、副次的機能として、溶融金属内の酸化物、スラッ
グ及びその他の異物粒子が鋳型20に進入するのを防止す
るためのストレーナ又はフィルタとしての機能を果す。
この目的のために、ディスク形インサート40は、複数の
長手方向の(垂直)入口通路42を有し、入口通路のサイ
ズ(流路断面積)は、後述するように、充填通路52を画
定する細長いセラミック製鋳型充填管50内から溶融金属
を排出する間入口通路42内に存在する溶融金属に溶融金
属の表面張力保持作用(表面張力により溶融金属保持す
る作用)を設定するように選定される。この目的のため
に、入口通路42は、充填通路52の断面積に比べて相当に
狭められた断面寸法(例えば直径)を有する。
細長いセラミック製鋳型充填管50は、セラミック接着
剤54によって鋳型カラー28に密封状態に取付けられてい
る。第1図に示されるように、セラミック製鋳型充填管
50は、鋳型20の底部20aからその下のるつぼ又は容器64
内の溶融金属62のプール60に向けて垂下している。充填
管50は、インサート40の入口通路42の断面寸法(例えば
直径)に比べて比較的大きい。
内部に鋳型20を支持した注型箱12は、支持アーム14に
よって溶融金属プール60に向けて加工され、充填管50の
開放下端を溶融金属62内に浸漬させる(第1図)。支持
アーム14は、油圧、空気圧、又は電気式等の適当な作動
器63によって上下動される。充填管50が溶融金属内に浸
漬された後、差圧装置(真空ポンプ)16によって導管12
bを通して注型箱12内に真空が引かれる。それによっ
て、透気性鋳型20を通して鋳型キャビティ24を拔気し、
溶融金属プール60に対して鋳型20に差圧を及ぼし、溶融
金属62を充填管50、セラミック製ディスク形インサート
40、上昇通路22及び側方ゲート通路26を通して上昇さ
せ、鋳型キャビティ24に溶融金属を充填する。この充填
中、鋳型に進入する溶融金属は、セラミック製インサー
ト40の入口通路42によって過され、入口通路を通過す
ることができない大きい異物粒子が除去される。しかし
ながら、溶融金属保持部材40のこの過作用は、本発明
を実施することの二次的な作用に過ぎず、本発明に主た
る作用は、後述するように、鋳型に充填した後、鋳型20
を上下逆にする前に、溶融金属62を充填通路52から排出
する間溶融金属を鋳型内に保持することである。
鋳型24が充填された後、支持アーム16が作動器63によ
って上昇され、注型箱12及びそれに支持された鋳型20
を、充填管50の開放下端を溶融金属62から引出す(第3
図)の二重分あ距離だけプール60から持上げる。注型箱
12及びそれに支持された鋳型20を持上げる間、差圧装置
16によって注型箱12内に真空が維持される。
充填管50が溶融金属プール60から引出されると、充填
管50内の溶融金属は、充填管内の充填通路52の直径が比
較的大きいことから(第3及び4図参照)重力誘起流出
により排出し始める。しかしながら、セラミック製イン
サート40の狭隘入口通路42内の溶融金属及びインサート
40の上方の溶融金属(即ち、主鋳型キャビティ21内の溶
融金属)は、少なくとも充填管50から溶融金属が排出さ
れ、鋳型20が上下逆にされるまでは重力誘起流出しない
ように保持される。狭隘入口通路42内及びその上方の溶
融金属のこの保持は、鋳型20に(従って、狭隘入口通路
42及び主鋳型キャビティ21内の溶融金属)に及ぼされた
差圧と、狭隘入口通路内の溶融金属に与えられる溶融金
属の表面張力保持作用(表面張力により溶融金属を保持
する作用)との組合せによって行われる。詳述すれば、
入口通路42の個数、サイズ(断面寸法)、間隔及び形状
の選択を下記の2つの要件に基いて行う。
(1)鋳型キャビティ24に溶融金属が完全に充填され、
鋳型20が上下逆にされないうちに溶融金属が固化するの
を防止するために鋳型キャビティ24への溶融金属の充填
を比較的短時間で行うこと、 (2)少なくとも、充填管50から溶融金属を排出するこ
とができ、鋳型20を上下逆にすることができるようにな
るまで、充填管50を溶融金属プール60から引出す際、所
定の差圧に対応して、溶融金属を狭隘入口通路42及びそ
の上方の鋳型キャビティ21内に保持すること。
入口通路42の適正な個数、断面寸法(例えば直径)、
及びその垂直方向の長さは、一つには、注型される溶融
金属の表面張力、並びにインサート40の素材である特定
のセラミック材と溶融金属との間の表面張力に応じて決
められる。溶融金属の表面張力、及びセラミック製イン
サート40と溶融金属との間の表面張力が大きければ大き
いほど、より寸法(直径)の大きい入口通路42をより多
く用いることができる。
更に、隣り合う入口通路42と42の間の横方向の間隔S
は、1つの入口通路42から他の入口通路42への溶融金属
62がインサート40の下面において「クリーピング」(伝
え流れ)し、最終的に各入口通路42の溶融金属が合流す
るのを防止するように制御される。各入口通路42内の溶
融金属がインサート40の下面において合流すると、充填
管50から溶融金属が排出され、鋳型20が上下逆にされる
前に、溶融金属が入口通路42から流出することになる。
溶融金属のそのような「クリーピング」及び合流を防止
するのに必要な入口通路間の横方向の間隔Sは、インサ
ート40のセラミック材に対する溶融金属の表面張力に応
じて決まる。
本発明の1つの具体例として述べれば、慣用のセラミ
ック製シェル型鋳型20によりその注型箱12内を0.35Kg/c
m2(絶対圧)(5psia)の減圧として15.75kg(351b)の
高収縮性17−4PH型ステンレス鋼を注型する場合、約3.3
02mm(0.130in)の間隔Sをおいて配置された各々直径
2.413mm(0.095in)、垂直長さ6.35mm(0.25in)の70個
の円筒形入口通路42を有するシリカ製のインサート40
が、溶融金属を充填管50(内径38.1mm)から排出される
間約3秒間そのインサートの通路42内に溶融金属を保持
するのに十分な役割を果すことが認められた。この3秒
間という時間は、入口通路42からの重力誘起による溶融
金属の流出を生じることなく、充填管50から溶融金属を
完全に排出させ、次いで、鋳型20を上下逆にするのに十
分な時間であった。インサート40の素材として例えばジ
ルコニアのような湿潤性の低いセラミック材を使用すれ
ば、同じ条件で大抵の金属又は合金を上記と同じ条件で
注型する場合円筒形通路42の使用可能な直径を最大限約
3.962mm(0.156in)にまで増大することができる。
通常、溶融金属は、ステンレス鋼等の高収縮性合金の
場合で、充填管50を溶融金属プール60から引出した後少
なくとも7秒間は入口通路42内に保持され、鋳鉄等の低
収縮性合金の場合はそれより長い時間保持される。入口
通路42からの溶融金属の流出のこの遅延時間は、入口通
路42、上昇通路28、側方ゲート26及び鋳型キャビティ24
内の溶融金属が液状に保たれている間に、注型箱12及び
鋳型20を、鋳型の底部22aが上に向けられるように(第
5図参照)上下逆にする余裕を与える。溶融金属を充填
した注型箱12及び鋳型20を上下逆にするために支持アー
ム14の延長部14aを水平軸線Hの周りに回転させるため
の手段として慣用の回転作動器65が設けられている。
このように、充填通路52から溶融金属が排出される
間、そして金属充填済の鋳型を上下逆にするまでは、入
口通路42及び鋳型キャビティ24内の溶融金属は、未固化
の液体状態に保たれる。
鋳がたを上下逆にした後、充填管50をから28から除去
し(引抜き)、注型箱12内へ周囲圧力を導入することに
よって鋳型20に及ぼされていた差圧を解除し、入口通路
42、上昇通路28、側方ゲート26及び鋳型キャビティ24内
の溶融金属を逆にされた鋳型内で周囲圧の下で固化させ
る。充填管50を引抜くと、入口通路42内の溶融金属は急
激に熱を放射し、僅か数秒で固化する。
上下逆にされた充填ずみ鋳型20に対する差圧を解除す
れば、注型箱12は鋳型20から自由に取外すことができ、
次の鋳型20への注型に使用することができる。かくし
て、本発明によれば、注型サイクルが短縮され、注型工
程の生産速度が高められる。
セラミック製の充填管50の使用は、高温の溶融金属に
よって充填管が融解されるおそれがないので注型工程の
信頼性を高める。又、セラミック製の充填管50の使用
は、充填管を多数の鋳型に順次に注型するのに再使用す
ることができるので注型コストを節減する。
第7図は、支持アーム114に取付けられた注型箱112内
に樹脂結合砂鋳型(樹脂によって結合された砂から成る
鋳型)100を配設する本発明の別の実施例を示す。この
鋳型100は、適当な手段によって合着され、間に複数の
鋳型キャビティ110を画定する多孔質の透気性上型部材1
02と下型部材104とから成る。従ってた部材104は、それ
と一体に形成された充填通路152を有する。この充填通
路内にセラミック製インサート140が配設される。イン
サート140は、第1〜5図に関連して先に述べた態様で
機能する複数の入口通路142を有している。第7図の鋳
型100は、鋳型を溶融金属プール160から引出した後引抜
くことができる別体の充填管を有していない点を除いて
は、第1〜5図に関連して説明したのと同じ態様で本発
明の方法を実施するのに使用することができる。
第7図では複数の鋳型キャビティ11に溶融金属を供給
するための通路として単一の充填通路152が示されてい
るが、各鋳型キャビティに1つづつ別個の充填通路を設
け各充填通路内にセラミック製インサート140を挿入す
る構成としてもよい。
更に、第1〜7図には複数の狭隘円筒形入口通路42
(142)が示されているが、第1〜7図の装置において
も、第8図に示されるような細いスリット又はスロット
の形とした単一の入口通路を設けることもできる。
以上の説明では本発明の方法は、鋳型20(120)をプ
ール60(160)から引出した後、そして溶融禁則が鋳型
から流出しないうちに、鋳型を上下逆にする工程を含む
ものとして説明した。真空(差圧)解除工程は、鋳型を
上下逆にした後行われ、溶融金属を逆転された鋳型内で
周囲圧の下で固化させる。本発明のこの実施例は、低収
縮性金属(例えばこぶのあるねずみ鋳鉄)及び高収縮性
金属(例えばステンレス鋼及びその他の鋼)の両方を注
型するのに使用することができる。ここでいう「高収縮
性」、「低収縮性」とは、固化工程中注型温度から周囲
温度にまで冷却されたときの溶融金属の容積収縮率のこ
とをいう。ある種の鋼は、注型温度から周囲温度にまで
冷却されたとき約10%もの高い容積収縮率を示すのに対
して、ねずみ鋳鉄は、約1%未満の比較的低い容積収縮
率を示す。
低収縮性金属(例えばねずみ鋳鉄)は、鋳型をプール
から引出した後上下逆にしない、本発明の方法の変型に
従って注型することができる。例えば、第3図を参照し
て説明すると、鋳型キャビティ24に溶融金属を充填した
後鋳型を上昇させて充填管50をプール60から引出し、充
填管から溶融金属をプール内へ排出させる。ただし、充
填管50から溶融金属が排出される間、入口通路42及び鋳
型キャビティ24内の溶融金属の流出は、先に説明したよ
うに、注型箱12内に真空を維持し、入口通路42内の溶融
金属に対する所望の溶融金属表面張力保持作用を設定す
ることにより防止される。充填管50をプール60から第3
図に示される位置にまで引出すと、入口通路42内の溶融
金属は、急速に熱を放射し、充填管の周りの循環空気に
よって冷却され、有用金属は入口通路42内で急速に(約
30秒以内に)固化する。溶融金属が入口通路42内に保持
されるの、先に述べたように、その溶融金属に対し提示
される負の差圧と、狭隘にされた入口通路42によって設
定される表面張力保持作用との組合せによってである。
各入口通路42内の溶融金属は、その上方の鋳型内の溶融
金属が固化する前に固化する。入口通路42内の溶融金属
が固化したならば、注型箱12内の真空を解除する。なぜ
なら、入口通路42内の固化した金属はその上方の鋳型キ
ャビティ24かがの溶融金属の流出を防止するからであ
る。次いで、注型箱12を次の鋳型への注型に使用するた
めに、鋳型と注型箱12を分離することができる。
別の実施例として、充填管50は、プール60から引出し
た後、そして充填管から溶融金属を排出させた後、カラ
ー28から引抜くことができる。充填管をカラー28から引
抜くと、入口通路42内の溶融金属が急速に熱を放射し、
カラー28及びインサート40の周りの空気の流れによって
冷却され、鋳型内の溶融金属より先に急速に固化する。
次いで、注型箱12内の真空を解除することができる。
第8図は、水平分割平面Pにおいて互いに密封状態に
合着された透気性上型部材222と透気性又は不透気性下
型部材223を有する鋳型220を用いて、鋳型の上下逆転を
行うことなく、ねずみ鋳鉄等の低収縮性金属を注型する
ための本発明の別の実施例を示す。この実施例は、溶融
金属を各環状鋳型キャビティ224へ導入するのにそれぞ
れ別々の狭隘入口通路242を用いるという点で先に述べ
た実施例とは異なる。各入口通路242は、透気性鋳型220
の下方部又は底部220aとその上方に鋳型内に設けられた
それぞれの鋳型キャビティ224との間に延設された狭い
スリット又はスロットの形としたものである。鋳型220
は、当該技術において周知の樹脂結合砂鋳型又はセラミ
ック製インヴェストメント鋳型であってよく、第1〜7
図に関連して先に述べたように導管212bを通して拔気さ
れるようになされた注型箱212内に密封状態に受容され
る。
鋳型への溶融金属の充填は、溶融金属を各入口通路24
2を通してそれぞれの鋳型キャビティ24内へ吸上げるの
に十分なだけ注型箱12を拔気した状態で鋳型の底部220a
を粗のしたの溶融金属プール260内に浸漬させることに
よって行われる。鋳型への充填が行われた後、注型部21
2及び鋳型220を上昇させて鋳型の底部220aをプール260
から引出す。鋳型の底部220aの引出し中、注型箱212の
拔気を継続し、入口通路242及び鋳型キャビティ224内の
溶融金属に負の差圧を及ぼすとともに、鋳型の透気性の
底部220a及び透気性の側壁220bを通して空気を吸引す
る。この差圧と、入口通路242の狭隘寸法(入口通路内
の溶融金属に表面張力による保持作用を及ぼす)との協
同の結果として、底部220aがプール260から引出された
後、入口通路242内、従って鋳型キャビティ224内の溶融
金属が、たとえそれがまだ溶融未固化状態にあるとして
も、鋳型から流出するのを防止される。
底部220aがプール260から引出された後、入口通路242
内の溶融金属は、入口通路242の断面積が小さく、急速
に熱が放出されること、並びに鋳型の透気性底部及び側
壁220、220bを通して吸引される周囲空気による冷却作
用とによって、鋳型キャビティ224内の溶融金属より先
に固化する。入口通路242内の溶融金属が固化した後、
注型箱212内の真空を解除し、入口通路242内の固化した
溶融金属が、鋳型キャビティ224内の溶融金属の流出を
防止する。次いで、注型箱212を次の鋳型への充填に使
用するために充填済の鋳型220と注型箱212を分離するこ
とができる。
断面長方形の細いスロットと形とした入口通路242
は、本発明の実施に適用することができることが認めら
れた。例えば約25.4mm(1in)の幅w、約0.794〜1.588m
m(1/32〜1/16in)の奥行t、及び約38.1〜76.2mm(1 1
/2〜3in)の高さhを有する長方形のスロット(第9
図)を用いて8.55kg(191b)の鋳鉄を、注型箱212内の
圧力を0.45kg/cm2(絶対圧)(6.4psia)として樹脂結
合砂鋳型220内へ注型した。各入口通路242の少なくとも
1つの狭められた寸法、例えば奥行tは、1.588mm(1/1
6in)とすることが好ましい。ただし、入口通路242は、
注型すべき金属の種類、その表面張力、並びに、注型す
べき金属とそれに接触する入口通路242の壁の素材との
間の表面張力に応じて異なる形態及び寸法とすることが
できることは、当業者には明らかであろう。又、間隔を
おいて配置した多数の入口通路242を用いることもでき
る。
本発明は、又、鋳型キャビティを画定するために粒状
鋳型材内に埋設した融解自在の模型を用いる反重力式注
型方法及び装置にも適用することができる。
本発明は、上述した各実施例の構造及び形態に限定さ
れるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱する
ことなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろ
な変更及び改変を加えることができることを理解された
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するための反重力式注型
装置の概略的縦断面図である。第2図は、第1図の円で
囲まれた部分の拡大図であり、鋳型に反重力式に溶融金
属を充填した後の状態を示す。第3図は、第1図と同様
の図であるが、鋳型充填管が溶融金属プールから引出さ
れたところを示す。第4図は、第3図の円で囲まれた部
分の拡大図であり、充填管から溶融金属が排出された後
の状態を示す。第5図は、鋳型内の溶融金属の固化を行
うために鋳型を上下逆にした後の注型装置の概略的縦断
面図である。第6図は、鋳型内に組入れられる有孔セラ
ミック製インサートの底面の立面図である。第7図は、
本発明の別の実施例の注型装置の概略的縦断面図であ
る。第8図は、本発明の更に別の実施例の注型装置の概
略的縦断面図である。第9図は、第8図の線9−9に沿
って見た拡大水平断面図であり、入口通路の1つを示
す。 10:注型装置 14:支持アーム 16:差圧装置(真空ポンプ) 20:多孔質の、透気性鋳型 20a:底部、下方鋳型部分 21:主キャビティ(鋳型キャビティ) 22:垂直上昇通路 22a:上昇通路の底部、下方部分 24:物品成形用鋳型キャビティ 40:有孔の、溶融金属保持部材、セラミック製ディスク
形インサート 42:狭隘入口通路 50:鋳型充填管 52:充填通路 60:溶融金属のプール 63:作動器 65:回転作動器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 18/04,18/06

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融金属を反重力式に注型する方法であっ
    て、 (a)鋳型キャビティと、それより下に位置する溶融金
    属のプールに浸漬させるようになされた下方鋳型部分に
    該鋳型キャビティを連通させる狭隘入口通路とを有する
    鋳型を形成し、 (b)前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記下方
    鋳型部分を前記プールに浸漬させ、 (c)前記鋳型とプールの間に差圧を設定し、それによ
    って溶融金属を前記入口通路を通してその上の鋳型キャ
    ビィティ内へと上方へ吸上げて鋳型キャビティに溶融金
    属を充填し、 (d)前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記下方
    鋳型部分を前記プールから引出し、その際、前記入口通
    路内の溶融金属に作用する差圧を維持し、該入口通路
    は、該下方鋳型部分が該プールから引出された後、溶融
    金属が該入口通路内で固化するまでの間、該差圧と協同
    して、溶融金属が該入口通路及びその上の鋳型キャビテ
    ィから流出するのを実質的に防止するように減少された
    断面寸法を有するものとし、 (e)前記入口通路内の溶融金属を固化させることから
    成る反重力式注型方法。
  2. 【請求項2】前記下方鋳型部分を前記プールから引出し
    た後、前記鋳型を上下逆にし、該逆にされた鋳型の鋳型
    キャビティ内及び前記入口通路内で溶融金属を固化させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の反重
    力式注型方法。
  3. 【請求項3】前記鋳型を上下逆にした後溶融金属に対し
    て維持されている差圧を解除することを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の反重力式注型方法。
  4. 【請求項4】前記鋳型キャビティ内の溶融金属が固化す
    る前に前記入口通路内の溶融金属を固化させることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の反重力式注型方
    法。
  5. 【請求項5】前記入口通路内の溶融金属が固化した後に
    鋳型キャビティ内の溶融金属に対して維持されている差
    圧を解除し、それによって、入口通路内の固化した金属
    がその上の鋳型キャビティから溶融金属が流出するのを
    防止するようにすることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の反重力式注型方法。
  6. 【請求項6】前記鋳型の壁を通して空気を吸引し、前記
    入口通路内の溶融金属に冷却作用を及ぼすことを特徴と
    する特許請求の範囲第4項に記載の反重力式注型方法。
  7. 【請求項7】前記入口通路は、前記鋳型の底部と鋳型キ
    ャビティとの間に延長する通路を構成し、該鋳型の底部
    は、前記プールに浸漬するようになされていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の反重力式注型方
    法。
  8. 【請求項8】前記入口通路は、前記鋳型の底部から垂下
    した充填管と、該鋳型内の上昇通路との間に配設し、該
    充填管は、前記プールに浸漬するようになされているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の反重力式
    注型方法。
  9. 【請求項9】前記入口通路は、該入口通路内の溶融金属
    に該溶融金属が表面張力を保持する作用を及ぼすように
    減少された断面寸法を有するものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の反重力式注型方法。
  10. 【請求項10】溶融金属を反重力式に注型する方法であ
    って、 (a)底部に充填通路を有する鋳型と、その下に位置す
    る溶融金属のプールを相対的に移動させて該充填通路を
    プールに浸漬させ、それによって、該充填通路と鋳型内
    の鋳型キャビティとの間で鋳型内に配置された狭隘入口
    通路を通して溶融金属を該鋳型キャビティへ供給し、 (b)前記充填通路を前記プールに浸漬させたままで、
    該鋳型とプールの間に差圧を設定し、それによって溶融
    金属を該充填通路及び前記入口通路を通して前記鋳型キ
    ャビティ内へと上方へ吸上げて該鋳型キャビティに溶融
    金属を充填し、 (c)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後、
    前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記充填通路を
    前記プールから引出し、その際、(1)該充填通路から
    溶融金属を排出させ、(2)該充填通路から溶融金属が
    排出され、前記鋳型を上下逆にすることができるように
    なるまで、溶融金属を前記入口通路及びその上の鋳型キ
    ャビティ内に保持するために鋳型内の溶融金属に作用す
    る差圧を維持し、 (d)前記充填通路から溶融金属が排出された後、溶融
    金属が前記入口通路及び鋳型キャビティから流出する前
    に前記鋳型を上下逆にし、 (e)該逆にされた鋳型内の溶融金属を固化させること
    から成る反重力式注型方法。
  11. 【請求項11】溶融金属を前記入口通路内に保持する前
    記操作は、溶融金属に対する前記差圧を維持し、前記充
    填通路から溶融金属が排出され、前記鋳型が上下逆にさ
    れるまで該入口通路及び前記鋳型キャビティからの溶融
    金属の流出を遅らせるために、所定の差圧に対応して該
    入口通路内に溶融金属の表面張力保持作用を設定するこ
    とによって行われることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項に記載の反重力式注型方法。
  12. 【請求項12】溶融金属を反重力式に注型する方法であ
    って、 (a)(1)底部に設けられた充填通路と、該充填通路
    と鋳型キャビティとの間で鋳型内に配設された複数の狭
    隘入口通路を有し、溶融金属を該充填通路及び入口通路
    を通してその上の該鋳型キャビティへ導入するようにな
    された鋳型と、(2)該鋳型の下に位置する溶融金属の
    プールとを相対的に移動させて該充填通路を該プールに
    浸漬させ、 (b)前記充填通路を前記プールに浸漬させたままで、
    該鋳型とプールの間に差圧を設定し、それによって溶融
    金属を該充填通路及び前記入口通路を通して上方へ吸上
    げて前記鋳型キャビティに溶融金属を充填し、 (c)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後、
    前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記充填通路を
    前記プールから引出し、その際、(1)該充填通路から
    溶融金属を排出させ、(2)前記鋳型内の溶融金属に作
    用する差圧を維持し、該充填通路から溶融金属が排出さ
    れ、該鋳型を上下逆にすることができるようになるま
    で、溶融金属を狭隘入口通路及びその上の鋳型キャビテ
    ィ内に保持するのに十分な溶融金属表面張力保持作用を
    所定の差圧に対応して該入口通路内に設定し、 (d)前記充填通路から溶融金属が排出された後、溶融
    金属が前記入口通路及び鋳型キャビティから流出する前
    に前記鋳型を上下逆にし、 (e)該逆にされた鋳型内の溶融金属を固化させること
    から成る反重力式注型方法。
  13. 【請求項13】溶融金属を反重力式に注型する方法であ
    って、 (a)(1)底部に設けられた充填通路と、該充填通路
    と鋳型キャビティとの間で鋳型内に配設された複数の並
    置された狭隘入口通路を有し、溶融金属を該充填通路及
    び入口通路を通してその上の鋳型キャビティへ導入する
    ようになされた鋳型と、(2)該鋳型の下に位置する溶
    融金属のプールとを相対的に移動させて該充填通路を該
    プールに浸漬させ、 (b)前記充填通路を前記プールに浸漬させたままで、
    該鋳型とプールの間に差圧を設定し、それによって溶融
    金属を該充填通路及び前記入口通路を通して上方へ吸上
    げて前記鋳型キャビティに溶融金属を充填し、 (c)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後、
    前記鋳型とプールを相対的に移動させて前記充填通路を
    前記プールから引出し、その際、(1)該充填通路から
    溶融金属を排出させ、(2)前記鋳型内の溶融金属に作
    用する差圧を維持し、該充填通路から溶融金属が排出さ
    れ、該鋳型を上下逆にすることができるようになるまで
    前記入口通路及び鋳型キャビティからの溶融金属の流出
    を遅らせるのに十分な溶融金属表面張力保持作用を所定
    の差圧に対応して該入口通路内に設定し、 (d)前記充填通路から溶融金属が排出された後、溶融
    金属が前記入口通路及び鋳型キャビティから流出する前
    に前記鋳型を上下逆にし、 (e)該逆にされた鋳型内の溶融金属を固化させること
    から成る反重力式注型方法。
  14. 【請求項14】溶融金属を反重力式に注型する装置であ
    って、 (a)鋳型キャビティと、それより下に位置する溶融金
    属のプールに浸漬させるようになされた下方鋳型部分に
    該鋳型キャビティを連通させる狭隘入口通路とを有する
    鋳型と、 (b)前記下方鋳型部分を前記プールに浸漬させるため
    に前記鋳型とプールを相対的に移動させるための移動手
    段と、 (c)前記下方鋳型部分を前記プールに浸漬させた状態
    で溶融金属を前記入口通路を通して鋳型キャビティ内へ
    と上方へ吸上げるために該鋳型キャビティとプールの間
    に差圧を設定するための差圧設定手段と、 (d)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後前
    記下方鋳型部分を前記プールから引出すために前記鋳型
    とプールを相対的に移動させるための移動手段と、 (e)前記下方鋳型部分がプールから引出される間前記
    入口通路内の溶融金属に作用する差圧を維持するための
    手段とから成り、 前記入口通路は、下方鋳型部分がプールから引出された
    後、溶融金属が該入口通路内で固化するまでの間、前記
    差圧と協同して、溶融金属が該入口通路及び鋳型キャビ
    ティから流出するのを実質的に防止するように減少され
    た断面寸法を有することを特徴とする反重力式注型装
    置。
  15. 【請求項15】溶融金属を反重力式に注型する装置であ
    って、 (a)鋳型キャビティと、底部に設けられた充填通路
    と、該充填通路と底部との間にあって下に位置する溶融
    金属のプールから鋳型キャビティへ溶融金属を供給する
    ための狭隘入口通路とを有する鋳型と、 (b)前記充填通路を前記プールに浸漬させるために前
    記鋳型と該プールを相対的に移動させるための移動手段
    と、 (c)溶融金属を前記充填通路を通して鋳型キャビティ
    内へ吸上げるために前記鋳型とプールの間に差圧を設定
    するための差圧設定手段と、 (d)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後、
    前記充填通路を前記プールから引出すために前記鋳型と
    プールを相対的に移動させるための移動手段と、 (e)前記プールから引出された前記充填通路から溶融
    金属が排出され、前記鋳型を上下逆にすることができる
    ようになるまで、溶融金属を前記入口通路及びその上の
    鋳型キャビティ内に保持するのに十分な差圧及び溶融金
    属の表面張力保持作用を該入口通路の溶融金属に対して
    維持し、 (f)前記充填通路から溶融金属が排出された後、前記
    入口通路及び鋳型キャビティ内の溶融金属が固化する前
    に、前記鋳型の底部を上に向けるために該鋳型を上下逆
    にするための手段と、 から成る反重力式注型装置。
  16. 【請求項16】溶融金属を反重力式に注型する装置であ
    って、 (a)底部と、該底部から上方へ延長した上昇通路と、
    該上昇通路から溶融金属を受取るように該上昇通路に連
    通した鋳型キャビティを有する鋳型と、 (b)溶融金属を前記上昇通路へ供給するために前記鋳
    型に密封状態に、取外し自在に連結されたセラミック製
    充填管と、 (c)前記充填通路をその下に位置する溶融金属のプー
    ルに浸漬させるために該鋳型と該プールを相対的に移動
    させるための移動手段と、 (d)溶融金属を前記充填通路及び上昇通路を通して鋳
    型キャビティ内へ吸上げて前記鋳型キャビティに充填す
    るために前記鋳型とプールの間に差圧を設定するための
    差圧設定手段と、 (e)前記鋳型キャビティに溶融金属が充填された後、
    前記充填通路を前記プールから引出すために前記鋳型と
    プールを相対的に移動させるための移動手段と、 (f)前記プールから引出された前記充填通路から溶融
    金属が排出され、前記鋳型を上下逆にすることができる
    ようになるまで、溶融金属を前記上昇通路及び鋳型キャ
    ビティ内に保持するためのものであって、該鋳型内の溶
    融金属に作用する差圧を維持するための手段と、前記充
    填通路と該上昇通路の間に配設された溶融金属保持部材
    とを含む保持手段と、 (g)前記充填通路から溶融金属が排出された後、前記
    入口通路から溶融金属が流出しないように前記鋳型を上
    下逆にするための手段と、 から成り、前記溶融金属保持部材は、前記充填通路から
    溶融金属が排出され、前記鋳型を上下逆にすることがで
    きるようになるまで前記入口通路からの溶融金属の流出
    を遅らせるために、溶融金属に作用する所定の差圧に対
    応して該入口通路内に溶融金属の表面張力保持作用を設
    定するように定められた断面寸法を有する複数の狭隘入
    口通路を有することを特徴とする反重力式注型装置。
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