JP2913642B2 - 画像データの伝送方法 - Google Patents
画像データの伝送方法Info
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- JP2913642B2 JP2913642B2 JP14734788A JP14734788A JP2913642B2 JP 2913642 B2 JP2913642 B2 JP 2913642B2 JP 14734788 A JP14734788 A JP 14734788A JP 14734788 A JP14734788 A JP 14734788A JP 2913642 B2 JP2913642 B2 JP 2913642B2
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- data
- correction
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、映像信号を順次サンプリングすることによ
り得られる複数の画像データに基づいて搬送波信号をAM
変調して画像データを伝送するようにした画像データの
伝送方法に関するものである。
り得られる複数の画像データに基づいて搬送波信号をAM
変調して画像データを伝送するようにした画像データの
伝送方法に関するものである。
本発明は、映像信号を順次サンプリングすることによ
り得られる複数の画像データに基づいて搬送波信号をAM
変調して画像データを伝送するようにした画像データの
伝送方法において、上記複数の画像データのうちの互い
に隣接する2個の画像データに基づいて補正表によるレ
ベルバランスの補正を行うことにより得られる補正デー
タの各々が上記搬送波信号の半周期に順次対応するよう
に、上記補正データで上記搬送波信号をAM変調すること
によって、画像データの伝送速度および記録密度を従来
の2倍にすることができながら、画像データの伝達を比
較的正確に行うことができる画像データの伝送方法を提
供するものである。
り得られる複数の画像データに基づいて搬送波信号をAM
変調して画像データを伝送するようにした画像データの
伝送方法において、上記複数の画像データのうちの互い
に隣接する2個の画像データに基づいて補正表によるレ
ベルバランスの補正を行うことにより得られる補正デー
タの各々が上記搬送波信号の半周期に順次対応するよう
に、上記補正データで上記搬送波信号をAM変調すること
によって、画像データの伝送速度および記録密度を従来
の2倍にすることができながら、画像データの伝達を比
較的正確に行うことができる画像データの伝送方法を提
供するものである。
従来、オーディオ信号等のアナログ信号をAM変調(振
幅変調)して伝送する場合は、第7図に示す伝送方式が
用いられている。
幅変調)して伝送する場合は、第7図に示す伝送方式が
用いられている。
第7図において、入力端子1に入力された図示の波形
を有する入力信号S1はサンプルホールド回路2におい
て、周期Tでサンプルホールドされることにより、図示
のようなサンプルデータa、b、c……から成る信号S2
が得られる。この信号S2は変調回路3に供給されて、入
力端子4から供給される搬送波周波数fc、周期Tを有す
る搬送波信号Scを変調することにより、図示のように変
調された信号S3が得られる。この信号S3は、搬送波信号
Scの1周期Tに対して、サンプルホールド回路2でサン
プリングされたサンプル値a、b、cが夫々割当てられ
た形となっている。即ち、搬送波信号Scの正の半周期及
び負の半周期の振幅が1つのサンプル値に対応した大き
さとなっている。
を有する入力信号S1はサンプルホールド回路2におい
て、周期Tでサンプルホールドされることにより、図示
のようなサンプルデータa、b、c……から成る信号S2
が得られる。この信号S2は変調回路3に供給されて、入
力端子4から供給される搬送波周波数fc、周期Tを有す
る搬送波信号Scを変調することにより、図示のように変
調された信号S3が得られる。この信号S3は、搬送波信号
Scの1周期Tに対して、サンプルホールド回路2でサン
プリングされたサンプル値a、b、cが夫々割当てられ
た形となっている。即ち、搬送波信号Scの正の半周期及
び負の半周期の振幅が1つのサンプル値に対応した大き
さとなっている。
上記変調された信号S3は、受信側の復調回路5に供給
されて、図示の信号S4が得られ、この信号S4をローパス
フィルタ6に通じることにより、元の信号S1が復調され
て出力端子7に出力される。
されて、図示の信号S4が得られ、この信号S4をローパス
フィルタ6に通じることにより、元の信号S1が復調され
て出力端子7に出力される。
尚、この従来例では1つのサンプル値に対して搬送波
信号Scの1周期Tを割当てているが、1つのサンプル値
に対して搬送波信号Scのn倍(n=1、2、3……)の
周期を割当てるようにしてもよい。
信号Scの1周期Tを割当てているが、1つのサンプル値
に対して搬送波信号Scのn倍(n=1、2、3……)の
周期を割当てるようにしてもよい。
従来のAM変調は上述のように行われるので、信号S2の
サンプリング周波数が搬送波周波数fc以下でなければ変
調をかけることができない。この搬送波周波数fcは信号
の伝送路や記録媒体の特性により制約を受ける。従っ
て、サンプルデータをAM変調して伝送する場合、データ
の伝達速度や記録密度は伝送路や記録媒体の特性によっ
て制限されていた。このため例えば映像信号をサンプリ
ングして得られる画像データをAM変調して磁気テープに
記録するような場合は、記録時間が非常に長くかかって
いた。
サンプリング周波数が搬送波周波数fc以下でなければ変
調をかけることができない。この搬送波周波数fcは信号
の伝送路や記録媒体の特性により制約を受ける。従っ
て、サンプルデータをAM変調して伝送する場合、データ
の伝達速度や記録密度は伝送路や記録媒体の特性によっ
て制限されていた。このため例えば映像信号をサンプリ
ングして得られる画像データをAM変調して磁気テープに
記録するような場合は、記録時間が非常に長くかかって
いた。
本発明においては、映像信号を順次サンプリングする
ことにより得られる複数の画像データに基づいて搬送波
信号をAM変調して画像データを伝送するようにした画像
データの伝送方法において、上記複数の画像データのう
ちの互いに隣接する2個の画像データに基づいて補正表
によるレベルバランスの補正を行うことにより得られる
補正データの各々が上記搬送波信号の半周期に順次対応
するように、上記補正データで上記搬送波信号をAM変調
するようにしている。
ことにより得られる複数の画像データに基づいて搬送波
信号をAM変調して画像データを伝送するようにした画像
データの伝送方法において、上記複数の画像データのう
ちの互いに隣接する2個の画像データに基づいて補正表
によるレベルバランスの補正を行うことにより得られる
補正データの各々が上記搬送波信号の半周期に順次対応
するように、上記補正データで上記搬送波信号をAM変調
するようにしている。
ある画素に対する画像データは周囲の画素に対する画
像データと相関性を有するため、搬送波信号の半周期毎
に1個の補正データを対応させて複数個の機器間を伝送
させても、支障なく伝送される。また、画像データがレ
ベルバランスを予め補正されるため、画像データの伝送
が比較的正確に行われる。
像データと相関性を有するため、搬送波信号の半周期毎
に1個の補正データを対応させて複数個の機器間を伝送
させても、支障なく伝送される。また、画像データがレ
ベルバランスを予め補正されるため、画像データの伝送
が比較的正確に行われる。
第1図は本発明の伝送方法を実施するためのAM変調方
式を示し、第7図と同一部分には同一符号を付してあ
る。尚、この実施例は、入力信号S1が映像信号の場合で
ある。
式を示し、第7図と同一部分には同一符号を付してあ
る。尚、この実施例は、入力信号S1が映像信号の場合で
ある。
第1図において、入力端子1から入力された映像信号
S1はサンプルホールド回路2でT/2の周期でサンプリン
グされることにより、1個の画素に対して夫々1個の画
像データa、b、c……から成る信号S2が得られる。変
調回路3において、搬送波周波数fcの搬送波信号Scを上
記信号S2でAM変調することにより、変調された信号S3が
得られる。この信号S3は、図示のように、搬送波信号Sc
のT/2に対して画像データa、b、c……が夫々対応
し、各T/2期間の振幅レベルは各画像データa、b、c
……に対応した大きさとなっている。即ち、信号S3の正
の半周期に画像データa、c、e……が対応し、負の半
周期に画像データb、d、f……が対応している。従っ
て、この変調回路3としては、入力信号S2に同期した搬
送波信号Scの負の期間で入力信号S2を反転させるように
構成されたものが用いられる。上記信号S3は次に例えば
全波整流回路で構成された復調回路5に供給されること
により、T/2毎に画像データa、b、c……が配列され
た信号S4が得られ、この信号S4をローパスフィルタ6に
通じることにより、出力端子7に元の映像信号S1が得ら
れる。
S1はサンプルホールド回路2でT/2の周期でサンプリン
グされることにより、1個の画素に対して夫々1個の画
像データa、b、c……から成る信号S2が得られる。変
調回路3において、搬送波周波数fcの搬送波信号Scを上
記信号S2でAM変調することにより、変調された信号S3が
得られる。この信号S3は、図示のように、搬送波信号Sc
のT/2に対して画像データa、b、c……が夫々対応
し、各T/2期間の振幅レベルは各画像データa、b、c
……に対応した大きさとなっている。即ち、信号S3の正
の半周期に画像データa、c、e……が対応し、負の半
周期に画像データb、d、f……が対応している。従っ
て、この変調回路3としては、入力信号S2に同期した搬
送波信号Scの負の期間で入力信号S2を反転させるように
構成されたものが用いられる。上記信号S3は次に例えば
全波整流回路で構成された復調回路5に供給されること
により、T/2毎に画像データa、b、c……が配列され
た信号S4が得られ、この信号S4をローパスフィルタ6に
通じることにより、出力端子7に元の映像信号S1が得ら
れる。
以上によれば、第7図の従来の方式と比べて、同じ搬
送波周波数fcを用いながら、画像データa、b、c……
の伝送速度が2倍になることが明らかである。
送波周波数fcを用いながら、画像データa、b、c……
の伝送速度が2倍になることが明らかである。
例えば、オーディオ信号を上述の方式によりAM変調
し、この変調された信号(第1図の信号S3)を磁気テー
プに記録し、信号源、記録再生装置、モニタ装置等の機
器を用いてこれを再生するシステムを構成することがで
きる。このようなシステムは、例えば、第5図及び第6
図に示されており、これらの図に基づいて後に詳述す
る。その場合、一般に各機器のアース電位が異なってい
るために、第1図の変調方式を用いると、例えば第2図
のように、データaのレベルV1とデータbのレベルV2と
が大幅に違っていた場合は、機器間を伝送される間にデ
ータa、bが平均化されて略V3で等しくなり、データの
正確な伝送が不可能となる。このため、従来は第7図の
信号S3のように、中心レベルに対して正負の半周期が同
じレベルとなる信号を伝送する必要があった。
し、この変調された信号(第1図の信号S3)を磁気テー
プに記録し、信号源、記録再生装置、モニタ装置等の機
器を用いてこれを再生するシステムを構成することがで
きる。このようなシステムは、例えば、第5図及び第6
図に示されており、これらの図に基づいて後に詳述す
る。その場合、一般に各機器のアース電位が異なってい
るために、第1図の変調方式を用いると、例えば第2図
のように、データaのレベルV1とデータbのレベルV2と
が大幅に違っていた場合は、機器間を伝送される間にデ
ータa、bが平均化されて略V3で等しくなり、データの
正確な伝送が不可能となる。このため、従来は第7図の
信号S3のように、中心レベルに対して正負の半周期が同
じレベルとなる信号を伝送する必要があった。
これに対して、本発明の場合は、画像データを伝送し
ており、一般に1個の画素の画像データとその周囲の画
素の各画像データ(ある画像データの水平方向の両隣り
のデータ、1ライン前後のデータ、1フレーム又は1フ
ィールド前後のデータ)は互いに相関性が有るので、第
2図のように、データa、bのレベルV1、V2が大幅に異
なることは少なく、第1図の変調方式を用いても実質的
に支障はない。
ており、一般に1個の画素の画像データとその周囲の画
素の各画像データ(ある画像データの水平方向の両隣り
のデータ、1ライン前後のデータ、1フレーム又は1フ
ィールド前後のデータ)は互いに相関性が有るので、第
2図のように、データa、bのレベルV1、V2が大幅に異
なることは少なく、第1図の変調方式を用いても実質的
に支障はない。
また若し、第2図のようにデータa、bのレベルV1、
V2が大幅に異なっていた場合は、各データをバランス補
正して、中心レベルに対して正負のレベルが略等しい信
号が伝送されるように成せばよい。第3図は上記のバラ
ンス補正を行う場合の補正値の一例を示す補正表であ
る。
V2が大幅に異なっていた場合は、各データをバランス補
正して、中心レベルに対して正負のレベルが略等しい信
号が伝送されるように成せばよい。第3図は上記のバラ
ンス補正を行う場合の補正値の一例を示す補正表であ
る。
第3図において、画像データa、bは夫々4ビット、
即ち、明るさを16階調で表わしたものとする。また斜線
で示す領域は両データa、bの差が小さいので補正を行
わない領域である。補正を行わない領域としては、この
他に、図示せずも両データa、bの差が「2」以下とな
る領域が存在する(例えばa:b(又はb:a)が5:6、5:5、
5:4、5:3等)。その他の領域は補正領域であり、データ
a、bは夫々a=b=(a+b)/2の平均値にバランス
補正される。
即ち、明るさを16階調で表わしたものとする。また斜線
で示す領域は両データa、bの差が小さいので補正を行
わない領域である。補正を行わない領域としては、この
他に、図示せずも両データa、bの差が「2」以下とな
る領域が存在する(例えばa:b(又はb:a)が5:6、5:5、
5:4、5:3等)。その他の領域は補正領域であり、データ
a、bは夫々a=b=(a+b)/2の平均値にバランス
補正される。
第4図は上述した補正を行うためのADBC回路(オート
マチック・データ・バランス・コントロール回路)9を
示す。
マチック・データ・バランス・コントロール回路)9を
示す。
第4図において、入力データa、bはROM11に加えら
れると共に、ラッチ回路10で1ビットずらされてROM11
に加えられる。従って、例えばデータbがROM11に直接
加えられたとき、ラッチ回路10からデータaがROM11に
加えられる。ROM11には第3図の補正表のデータが格納
されており、入力データa、bをアドレスとして補正値
が読み取られ、補正されたデータa、bが読み出され
る。読み出された補正データはパラレル・シリアル変換
レジスタ12でシリアルデータに変換される。このシリア
ルデータは、次にD/A変換された後、第1図の入力端子
1に供給される。
れると共に、ラッチ回路10で1ビットずらされてROM11
に加えられる。従って、例えばデータbがROM11に直接
加えられたとき、ラッチ回路10からデータaがROM11に
加えられる。ROM11には第3図の補正表のデータが格納
されており、入力データa、bをアドレスとして補正値
が読み取られ、補正されたデータa、bが読み出され
る。読み出された補正データはパラレル・シリアル変換
レジスタ12でシリアルデータに変換される。このシリア
ルデータは、次にD/A変換された後、第1図の入力端子
1に供給される。
次に上述した第1図のAM変調方式を用いて、静止画信
号とオーディオ信号とをオーディオ用の磁気テープに記
録し、これを再生するシステムの実施例について説明す
る。
号とオーディオ信号とをオーディオ用の磁気テープに記
録し、これを再生するシステムの実施例について説明す
る。
第5図は記録系の実施例を示し、VTR、カメラ、ビデ
オディスク等の信号源14から得られる1フレーム又は1
フィールドの静止画信号はビデオアンプ15を通じてエン
コーダ16に供給される。これと共に、信号源1から得ら
れる上記静止画信号に対応するオーディオ信号がオーデ
ィオ記録アンプ17を通じてヘッド18に加えられることに
より、磁気テープ19をオーディオトラックに記録され
る。その場合、オーディオ信号はテープ19の長手方向に
沿って形成される2本のL、R2チャンネルのステレオト
ラックのうちの例えばRチャンネルのトラックに記録さ
れる。そしてLチャンネルのトラックにはAM変調された
静止画信号S33がヘッド20により記録される。
オディスク等の信号源14から得られる1フレーム又は1
フィールドの静止画信号はビデオアンプ15を通じてエン
コーダ16に供給される。これと共に、信号源1から得ら
れる上記静止画信号に対応するオーディオ信号がオーデ
ィオ記録アンプ17を通じてヘッド18に加えられることに
より、磁気テープ19をオーディオトラックに記録され
る。その場合、オーディオ信号はテープ19の長手方向に
沿って形成される2本のL、R2チャンネルのステレオト
ラックのうちの例えばRチャンネルのトラックに記録さ
れる。そしてLチャンネルのトラックにはAM変調された
静止画信号S33がヘッド20により記録される。
エンコーダ16に供給された静止画信号はデコーダ21に
加えられてR、G、Bの3原色信号が復調されると共に
同期分離回路22に加えられて同期信号が分離される。デ
コーダ21で復調されたR、G、Bの3原色信号は、A/D
変換器23に加えられて、上記分離された同期信号で駆動
されるPLL回路24から得られるサンプリングパルスによ
り、夫々4ビット、5ビット、3ビットのディジタル信
号に変換される。このディジタル3原色信号R、G、B
は1フレーム又は1フィールドの容量を持つメモリ25に
書き込まれる。メモリ25はPLL回路24で駆動されるメモ
リコントローラ26により書き込み、読み出しを制御され
る。メモリ25から読み出されたディジタルの3原色信号
R、G、Bは、次に前述した第4図のADBC回路9に供給
される。ここで第3図の補正表に基づいて補正された
後、D/A変換器27でアナログ信号S11に変換される。この
アナログ静止画信号S11はサンプルホールド回路28に加
えられて搬送波発生回路29から得られる周波数fcのサン
プルパルスでサンプリングされることにより、第1図の
データa、b、c……を画像データとする信号S2と対応
する信号S22が得られる。この信号S22は変調回路30に加
えられて、搬送波信号Scの負の期間で反転されることに
より、第1図の信号S3と対応するAM変調された静止画信
号S33が得られる。この信号S33がビデオ記録アンプ31を
通じてヘッド20に加えられることにより、テープ19の例
えばLチャンネルトラックに記録される。
加えられてR、G、Bの3原色信号が復調されると共に
同期分離回路22に加えられて同期信号が分離される。デ
コーダ21で復調されたR、G、Bの3原色信号は、A/D
変換器23に加えられて、上記分離された同期信号で駆動
されるPLL回路24から得られるサンプリングパルスによ
り、夫々4ビット、5ビット、3ビットのディジタル信
号に変換される。このディジタル3原色信号R、G、B
は1フレーム又は1フィールドの容量を持つメモリ25に
書き込まれる。メモリ25はPLL回路24で駆動されるメモ
リコントローラ26により書き込み、読み出しを制御され
る。メモリ25から読み出されたディジタルの3原色信号
R、G、Bは、次に前述した第4図のADBC回路9に供給
される。ここで第3図の補正表に基づいて補正された
後、D/A変換器27でアナログ信号S11に変換される。この
アナログ静止画信号S11はサンプルホールド回路28に加
えられて搬送波発生回路29から得られる周波数fcのサン
プルパルスでサンプリングされることにより、第1図の
データa、b、c……を画像データとする信号S2と対応
する信号S22が得られる。この信号S22は変調回路30に加
えられて、搬送波信号Scの負の期間で反転されることに
より、第1図の信号S3と対応するAM変調された静止画信
号S33が得られる。この信号S33がビデオ記録アンプ31を
通じてヘッド20に加えられることにより、テープ19の例
えばLチャンネルトラックに記録される。
第6図は再生系の実施例を示すもので、テープ19のR
チャンネルトラックから上記ヘッド18により再生された
オーディオ信号は、オーディオ再生アンプ33を通じてモ
ニタ装置34に供給される。一方、テープ19のLチャンネ
ルトラックから上記ヘッド20により再生された静止画信
号S33はビデオ再生アンプ35を通じてデコーダ36のA/D変
換器37に加えられて、ディジタル信号に変換される。こ
のディジタル信号はコントロール38に加えられて、R、
G、Bの3原色信号が得られ、これらの3原色信号は1
フレーム又は1フィールドの容量を持つメモリ39に書き
込まれる。メモリ39から読み出されたR、G、B信号は
D/A変換器40で夫々アナログ信号に変換された後、モニ
タ装置34に供給される。モニタ装置34には図示せずも第
1図の復調回路5及びローパスフィルタ6に対応する復
調回路及びローパスフィルタが設けられており、これら
の回路で復調された信号に基づいて静止画が表示され
る。
チャンネルトラックから上記ヘッド18により再生された
オーディオ信号は、オーディオ再生アンプ33を通じてモ
ニタ装置34に供給される。一方、テープ19のLチャンネ
ルトラックから上記ヘッド20により再生された静止画信
号S33はビデオ再生アンプ35を通じてデコーダ36のA/D変
換器37に加えられて、ディジタル信号に変換される。こ
のディジタル信号はコントロール38に加えられて、R、
G、Bの3原色信号が得られ、これらの3原色信号は1
フレーム又は1フィールドの容量を持つメモリ39に書き
込まれる。メモリ39から読み出されたR、G、B信号は
D/A変換器40で夫々アナログ信号に変換された後、モニ
タ装置34に供給される。モニタ装置34には図示せずも第
1図の復調回路5及びローパスフィルタ6に対応する復
調回路及びローパスフィルタが設けられており、これら
の回路で復調された信号に基づいて静止画が表示され
る。
以上によれば、オーディオ用の磁気テープ19にAM変調
された静止画信号を従来の2倍の速さでオーディオ信号
と共に記録することができる。静止画信号は3秒程度で
記録することができるので、オーディオ信号とタイミン
グを合わせて記録、再生することができる。尚、従来の
AM変調方式を用いる場合は、静止画信号の記録、再生に
時間がかかり過ぎて、実用化が困難となる。
された静止画信号を従来の2倍の速さでオーディオ信号
と共に記録することができる。静止画信号は3秒程度で
記録することができるので、オーディオ信号とタイミン
グを合わせて記録、再生することができる。尚、従来の
AM変調方式を用いる場合は、静止画信号の記録、再生に
時間がかかり過ぎて、実用化が困難となる。
第5図及び第6図の記録系及び再生系はモニタ装置34
を含めて一体化することが可能である。即ち、従来のヘ
ッドホンステレオ装置のような小型のオーディオカセッ
トテープレコーダに液晶等を用いた小型の表示装置を一
体的に設けることにより、画の出るテープレコーダを実
現することができる。また静止画テレビ電話等に適用す
れば、画像の伝達時間を従来の1/2にすることができ
る。
を含めて一体化することが可能である。即ち、従来のヘ
ッドホンステレオ装置のような小型のオーディオカセッ
トテープレコーダに液晶等を用いた小型の表示装置を一
体的に設けることにより、画の出るテープレコーダを実
現することができる。また静止画テレビ電話等に適用す
れば、画像の伝達時間を従来の1/2にすることができ
る。
本発明によれば、限られた帯域の伝送経路及び記録媒
体に対する画像データの伝送速度、記録速度を従来の2
倍に上げることができると共に、画像データがレベルバ
ランスを予め補正されるので、画像データの伝送が比較
的正確に行われ、このために、カラー画像を比較的正確
に再現することができる。
体に対する画像データの伝送速度、記録速度を従来の2
倍に上げることができると共に、画像データがレベルバ
ランスを予め補正されるので、画像データの伝送が比較
的正確に行われ、このために、カラー画像を比較的正確
に再現することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は異
なるデータが伝送されて中心レベルが変化することを示
す波形図、第3図はバランス補正を行う場合の補正値を
示す図、第4図はバランス補正を行う回路のブロック
図、第5図及び第6図は本発明を静止画信号とオーディ
オ信号の記録再生装置に適用した場合のブロック図、第
7図は従来のAM変調方式のブロック図である。 なお図面に用いた符号において、 2……サンプルホールド回路 3……変調回路 9……ADBC回路 である。
なるデータが伝送されて中心レベルが変化することを示
す波形図、第3図はバランス補正を行う場合の補正値を
示す図、第4図はバランス補正を行う回路のブロック
図、第5図及び第6図は本発明を静止画信号とオーディ
オ信号の記録再生装置に適用した場合のブロック図、第
7図は従来のAM変調方式のブロック図である。 なお図面に用いた符号において、 2……サンプルホールド回路 3……変調回路 9……ADBC回路 である。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号を順次サンプリングすることによ
り得られる複数の画像データに基づいて搬送波信号をAM
変調して画像データを伝送するようにした画像データの
伝送方法において、 上記複数の画像データのうちの互いに隣接する2個の画
像データに基づいて補正表によるレベルバランスの補正
を行うことにより得られる補正データの各々が上記搬送
波信号の半周期に順次対応するように、上記補正データ
で上記搬送波信号をAM変調するようにした画像データの
伝送方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14734788A JP2913642B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 画像データの伝送方法 |
GB8912862A GB2219906A (en) | 1988-06-15 | 1989-06-05 | Image data transmitting systems |
DE3919302A DE3919302A1 (de) | 1988-06-15 | 1989-06-13 | Einrichtung zum uebertragen von bildinformation |
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