JP2913423B2 - 義歯粘着剤 - Google Patents

義歯粘着剤

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JP2913423B2 JP7502003A JP50200395A JP2913423B2 JP 2913423 B2 JP2913423 B2 JP 2913423B2 JP 7502003 A JP7502003 A JP 7502003A JP 50200395 A JP50200395 A JP 50200395A JP 2913423 B2 JP2913423 B2 JP 2913423B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 この発明は、入れ歯粘着剤と、入れ歯粘着剤を作り、
使用する方法とに関するものである。
2.関連する技術の記述 入れ歯は、粘着特性をもつクリームやパウダー類を用
いて、口腔内に固定するのが通常である。これらのパウ
ダーやクリーム類は、入れ歯を歯ぐきに粘着させるとと
もに、歯ぐきと入れ歯との間でのクッションとなり、隙
間をふさぎ、入れ歯を快適にはめることができるように
する。
入れ歯粘着剤は、満足される感覚受容性をもたねばな
らず、該粘着剤を一日一回つければ、丸一日の使用に十
分であるような十分な強さをもつ必要がある。しかし、
該粘着剤は、その日一日の終わりには、入れ歯を外せる
ようになっていなければならない。現在、最も使われて
いる市販の入れ歯粘着剤は、ビニル・アルキル・エーテ
ル/マレイン酸(または無水物)共重合体からなるもの
である。このクラスのコンパウンズは、1961年10月10日
にジャーマン他へ交付された米国特許第3,003,988号に
おいて、ポテンシャル入れ歯粘着剤として記載されてい
る。この特許は、合成で、水に対するセンシヴィティを
有するが、水に溶けないマテリアルで、入れ歯安定のた
めに、低級アルキル・ビニル・エーテル−マレイン酸無
水物のミックスされた部分塩からなるマテリアルに関し
ている。該特許に記載された塩は、(a)カルシウム
と、(b)ナトリウム、カリウムおよび第四級アンモニ
ウム化合物を含むアルカリ類とを、1:1モルレシオから
5:1モルレオシの比率で混合したものである。カルシウ
ムとアルカリマテリアルが、ミックスした塩を形成する
ために、共重合体へ添加される。
他のものは、カルシウムをジャーマン他の共重合体の
アルカリ(特に、ナトリウム)塩と組み合わせて使用し
ている。この組み合わせを用いた例としては、1990年12
月25日にクマール他へ交付された米国特許第4,980,391
号;タージ他へ交付された米国特許第5,037,924号;お
よび1990年3月20日にハルダー他へ交付された米国特許
4,910,247号がある。1990年6月22日に出願されたヨー
ロッパ特許出願第406,643号は、低級アルキル・ビニル
・エーテル/マレイン酸共重合体のアルミニウム、カル
シウムおよびナトリム塩に関する。
しかしながら、これらの塩は、入れ歯安定に充分な効
果があるものとして証明されておらず、“洗い流され”
やすく、使用の間、入れ歯の中側で粘着剤が腐敗する。
その結果、これらの組成では、入れ歯使用者が要求しだ
している12時間の保持力を下まわる。
付加的な粘着特性と密着特性とを付与するために、他
のものは、亜鉛およびストロンチウム塩へ方向を転換し
ている。これらの塩の例は、例えば、リチャードヴィッ
クス社へ譲渡された1992年12月23日公告されたPCT出願
第WO92/22280号(カチオンがまたカルシウムカチオン、
ナトリウムカチオンまたは両者を含む);1988年7月19
日にシャー他に交付された米国特許第4,758,630号(亜
鉛部分塩またはストロンチウム部分塩);1991年12月17
日にホレヴァ他に交付された米国特許第5,072,604号
(部分亜鉛または部分ストロンチウム塩のいずれかと組
み合わせた部分カルシウム塩);リチャードソン−ヴィ
ックス社へ譲渡された1992年7月12日に公告されたPCT
出願第WO 92/10988号(塩類は、亜鉛、ストロンチウ
ム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム
またはアンモニウムカチオンおよび、これらの混合物か
らなる);リチャードソン−ヴィックス社へ譲渡された
1992年7月9日に公告されたPCT出願第WO 92/10987号
(塩類は、ナトリウムカチオンおよびカルシウムカチオ
ンと組みあわせた亜鉛またはストロンチウム、ナトリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、カリウムまたはアンモ
ニウムカチオンを含む)にみられる。
さらに、PCT出願第WO 92/10986号は、低級アルキル・
ビニル・エーテル−マレイン酸無水物共重合体を目的と
している。該塩類は、カルシウムカチオンをもつ亜鉛カ
チオンまたはストロンチウムカチオンを含む。
ビニル・アルキル・エーテル/マレイン酸共重合体
は、入れ歯粘着剤の分野のほかにも使用されていること
が分かっている。スミス・アンド・ネフュウ・リサーチ
社へ譲渡された1974年9月19日に出願された英国特許明
細書第1,492,038号は、酸化亜鉛、酸化アルミニウムま
たは酸化マグネシウムとのビニル・アルキル・エーテル
/マレイン酸共重合体からなる整形外科用の包帯に関し
ている。1979年2月6日にガッファーへ交付された米国
特許第4,138,477号は、ビニル・アルキル・エーテル/
マレイン無水物共重合体を使用の口臭コントロールに関
している。ジャーナル・フィジカル・ケミストリー76号
254〜260頁(1972年)の“ダイラトメトリック・スタデ
ィーズ・オブ・カンターイオン・バインディング・バイ
・ポリカーボキシレーツズ”において、A.ベガラおよび
U.ストラウスは、特に、ビニル・メチル・エーテル/マ
レイン無水物共重合体に対しての水素イオンとマグネシ
ウムイオンの結合に関連した容積変化を調査している。
また、ジャーナル・デンタル・リサーチ55(2),299〜
308頁(1976年)“亜鉛ポリカーボキシレート・セメン
ツ”において、S.クリスプ他は、低級アルキル・ビニル
・エーテル/マレイン酸共重合体のマグネシウム塩また
は亜鉛塩に関してリポートしている。
該共重合体の特性と該共重合体から誘導される塩類の
特性改善に払われた努力にも拘らず、これらのフォーミ
ュレーションでは、完全に成功の製品に必要な、粘着
性、密着性および入れ歯の下から洗い流されることへの
抵抗性についての完全な手立てを提供していない。
発明の概要 それが故に、本発明の主たる目的は、強い粘着特性と
洗い流されない抵抗力との両者を兼備し、長い保持特性
が得られる入れ歯(義歯)粘着剤組成を提供することに
ある。この入れ歯粘着剤は、口腔粘膜に触れるとまず最
初に充分な粘性を必ずや示し、湿気や唾液で水和される
や速やかに密着強度が必ずや作られ、咀嚼で生ずるスト
レスのようなストレスに抵抗することが必ずやできるも
のである。この入れ歯粘着剤は、長い時間にわたってそ
の粘着特性を必ずや保持する。
この開発の他の目的は、もとの場所における亜鉛ボン
ディングを達成する入れ歯粘着剤組成物を作る方法を提
供することにある。
この発明のさらに他の目的は、口内に入れ歯を固定す
る入れ歯粘着剤を使用する方法を提供することにある。
この発明のほかの目的および利点は、以下の記述に部
分部分で記載され、この記述から、部分部分が明らかと
なり、または、発明のプラクティスにより教わる。発明
の目的と利点とは、添付請求の範囲において特に指摘の
手段ならびに組み合わせによって、実現され、達成され
る。
前記目的を達成するために、そして、発明の目的によ
り、ここに具体化され、広く記載するように、発明は、
以下の組成からなる入れ歯(義歯)粘着剤組成物を提供
するものである:(a)ビニル・アルキル・エーテル/
マレイック無水物または酸共重合体の、周期率表のグル
ープIまたはグループIIからのカチオンとの塩、およ
び、(b)該塩と非イオン的に会合している亜鉛化合
物。
前記目的をさらに達成するために、そして、発明の目
的により、発明は、さらに以下のステップからなる入れ
歯粘着剤化合物を作る方法を提供するものである:
(a)周期率表のグループIまたはグループIIからのカ
チオンもつ、ビニル・アルキル・エーテル/マレイック
無水物または酸共重合体の塩を調製すること;(b)該
塩を適当なキャリヤ・マテリアル内で、非イオン態様で
亜鉛化合物と組み合わせること。
さらに前記目的を達成するために、そして、発明の目
的により、ここで具体化し、広く記載するように、発明
は、以下のステップからなる、歯ぐきへ入れ歯を粘着さ
せる方法を提供するものである:(a)以下の組成から
なる入れ歯粘着剤組成物で、入れ歯を処理する;(i)
ビニル・アルキル・エーテル/マレイック無水物または
酸共重合体と周期率表のグループIまたはグループIIか
らのカチオンとの塩;および(ii)該塩と非イオン的に
会合している亜鉛化合物;および(b)該入れ歯を歯ぐ
き組織に極めて近接配置し、それによって、入れ歯粘着
剤組成物を作用させること。
本発明の他の特徴と利点とは、添付の図を参照する発
明の以下の記述から明らかになる。
好ましい実施例の記述 発明の現に好ましい実施例について、詳しくみてみ
る。
発明の入れ歯粘着剤組成物は、液状またはクリーム形
態のものが最も適している。該組成物は、活性成分と不
活性成分の両者を含むことが好ましい。
活性成分は、カチオン類、70〜40%未反応カルボキシ
ル酸基を好ましくはもつアルキル・ビニル・エーテル/
マレイック無水物共重合体塩類、カルボキシル・メチル
・セルロース・ガム、酸化亜鉛および/または亜鉛塩類
(有機または無機亜鉛塩類)である。
発明の共重合体は、ビニル・アルキル・エーテル/マ
レイン酸または無水物共重合体である。好ましい共重合
体は、ニュージャージー州ウエインのGAFコーポレーシ
ョンから“GANTREZ"の商標名で入手できる二つの形態の
共重合体である:酸の形態のものは、商標“GANTREZ S"
として販売されており、好ましいタイプの酸は“GANTRE
Z S95"または“GANTREZ S97"である。無水物の形態のも
のは、"GANTREZ AN"シリーズとして販売されていて、好
ましい無水物は、“GANTREZ AN169"である。
好ましいアルカリ・カチオン類は、アルカリ・カチオ
ン類であるが、周期率表のグループIおよびグループII
からのカチオン類が選択される。適用できるカチオン類
は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム
およびストロンチウムを含む。好ましいものは、ナトリ
ウムとカリウムであって、最も好ましいものは、ナトリ
ウムである。前記塩が調製されると、前記カチオンは、
共重合体のイオン結合サイトに会合し、中和される。共
重合体のイオン結合サイトのすべてのものが使用される
ものではないことが好ましい。さらに好ましくは、共重
合体のイオン結合サイトの約5%〜約60%を前記カチオ
ンが占めること、さらに最も好ましくは、共重合体のイ
オン結合サイトの約20%〜約60%を前記カチオンが占め
ることで、これで、“部分中和された”共重合体にな
る。40%部分中和が最も好ましい。
好ましくは、前記塩は、トータルの入れ歯粘着剤組成
物の約10重量%〜約50重量%からなる。さらに好ましく
は、前記塩は、最終の入れ歯粘着剤組成物の約20重量%
〜約40重量%からなり、さらに最も好ましくは、入れ歯
粘着剤組成物の約30重量%からなる。
カルボキシメチル・セルロール・ガムが該粘着剤の湿
気感受性に付与するために使用され、組成の密着特性を
高め、ゲル強度を増す。適用可能の置換物は、カルボキ
シエチル・セルロースおよびカルボキシプロピル・セル
ロース・マテリアル類である。カルボキシメチル・セル
ロース・ガムは、好ましくは、入れ歯粘着剤組成物の約
10重量%〜約30重量%であり、さらに好ましくは、該組
成物の約15重量%〜約25重量%、最も好ましくは、該組
成物の約20重量%である。カルボキシルメチル・セルロ
ースは、完全な塩または部分塩、好ましくは、ナトリウ
ム塩の形態で存在する。使用の間、添加された発明の塩
からの亜鉛が、少なくともいくらかののナトリウムに取
って代わり、カルボキシメチル・セルロースにおいてク
ロスリンクし、または、該共重合体とクロスリンクす
る。
適用できる亜鉛化合物は、酸化物、炭酸塩およびハロ
ゲン化物を含む。周期率表のグループVIの他のアニオン
も酸化物の代わりに使用できるが、取り扱いが易しいこ
とと、感覚受容性特性との点で、酸化物が好ましい。好
ましいハロゲン化物は、フッ化物、塩化物および臭化物
を含む。塩化物が最も好ましい。
入れ歯粘着剤に存在する不活性成分は、ペトロラタム
およびミネラルオイルのようなシックニング剤およびキ
ャリアー、フレーバー類、着色剤、防腐剤、シックナー
類およびシリカ、ステアリン酸マグネシウムおよびタル
クのような非毒性アンチケーキング剤を含む。適用でき
る不活性成分、および、該成分が特定目的のための特定
の組成で存在しなければならない適切なレベルは、当業
者に周知になっている。
クリームベースのためには、ミネラルオイルまたは他
のキャリヤーが入れ歯粘着剤の約10重量%から約30重量
%であることが好ましく、さらに好ましくは、約15重量
%から約25重量%である。ペトロラタムまたは他のシッ
クニング剤は、入れ歯粘着剤組成物の約15重量%から約
30重量%からなり、好ましくは、約20重量%から約30重
量%からなる。
他の不活性成分は、着色剤、フレーバー類および防腐
剤を含み、入れ歯粘着剤の約10重量%に達するまでのも
のからなる。
使用にあっては、部分中和共重合体塩が、口腔粘膜の
湿気に触れるようになると、速やかにイニシャルの粘性
をだす。それが湿気または唾液で水和されると、該粘着
剤のオイル相で存在する酸化亜鉛および/または他の亜
鉛塩が亜鉛共重合体錯体を形成するようになる。酸化亜
鉛からの亜鉛は、酸ベースの相互作用で酸性カルボン酸
基となり具合よく反応する一方、亜鉛ハロゲン化物塩か
らの亜鉛は、カルボン酸塩基からのナトリウムカチオン
との置換により有効である。
入れ歯粘着剤組成物を作る方法は、共重合体塩を作
り、そして、ついで、該塩を入れ歯粘着剤組成物へ組み
入れるツースステップ・プロセスである。
共重合体塩は、水(脱イオンされた、または、蒸留さ
れた水が好ましい)のような適当な溶媒を該溶媒に該共
重合体が早く溶解するに充分な温度まで加熱することで
作られる。水に溶解のメチル・ビニル・エーテル/マレ
イック無水物共重合体の場合、該温度は、約90℃であ
る。
該カチオンに対するドナー溶液は、別個に調製でき
る。好ましくは、該溶液の溶媒は、該共重合体の溶媒と
同じか、また、これに匹敵するものである。好ましく
は、該ドナー溶液は、該塩を形成するのに用いられるカ
チオンまたはカチオン類および、該共重合体内の水素を
該カチオンで部分置換しやすくするルイス酸またはルイ
ス塩基のようなイニシエーターからなる。該カチオンが
ナトリウムまたはカリウムである場合、適切な溶液に
は、該カチオンとルイス塩基の両者を提供する水酸化ナ
トリウム化合物または水酸化カリウム化合物の溶液が含
まれる。
該共重合体溶液が充分冷却された後、該カチオンドナ
ー溶液と該共重合体溶液とが反応するようになる。製品
は、ドライヤー内で乾燥されて、乾燥されたマテリアル
となり、これは、ついで、小さなサイズ(約100メッシ
ュ)に砕かれ、さらに周知の技術を用いて処理されて、
発明の入れ歯粘着剤が形成される。
以下の限定しない実施例が発明の説明に役立つ。
実施例1 精製水3.25kgを高速攪拌器を備えた反応ベッセル内で
90℃まで加熱した。260グラムのメチル・ビニル・エー
テル/マレイック無水物共重合体を反応ベッセルへゆっ
くり添加し、クリアーな溶液が得られる迄混合を継続し
た。ついで、該溶液を65〜75℃に冷やした。
7.41%(重量)のNaOH溶液を別個の容器で調製した。
前記共重合体溶液の温度が65〜75℃に達すると、高速混
合(局部的反応を防ぐため)しながら、7.41%NaOH溶液
539.8グラムを添加した。
ついで、NaOH溶液を添加した後に、これら組み合わせ
たものを15分間混合した。ついで、メチル・ビニル・エ
ーテル/マレイック無水物共重合体のナトリウム塩を一
連の浅いスチール製の乾燥トレーへ移し、これらトレー
を75℃のホットエアー・コンベクション・オーブン内へ
18〜20時間にわたり配置した。ついで、乾燥されたナト
リウム塩を適当なミルで粉砕した。粉砕された該塩は、
ついで、100メッシュのふるいで篩別された。このパウ
ダーのバルク密度は、約0.5〜0.9g/ccで、1%溶液のpH
は、4〜5であった。この塩は、MVE/MA共重合体の30%
Na部分塩としてアンデンティファィされた。
実施例2 精製水3.25kgを高速攪拌器を備えた反応ベッセル内で
90℃まで加熱した。248.9グラムのメチル・ビニル・エ
ーテル/マレイック無水物共重合体を反応ベッセルへゆ
っくり添加し、クリアーな溶液が得られる迄混合を継続
した。ついで、加熱を止め、該溶液を65〜75℃に冷やし
た。
9.26%のNaOH溶液を別個の容器で調製した。混合しな
がら、551.1グラムのNaOH溶液を冷やされた該溶液へゆ
っくり添加した。混合は、15分間続けられた。
ついで、前記ナトリウム塩/共重合体溶液を浅いスチ
ール製の複数の乾燥トレーへ移し、これらトレーを75℃
のホットエアー・コンベクション・オーブン内へ18〜20
時間にわたり配置した。ついで、乾燥されたナトリウム
Gantrez塩を適当なミルで粉砕した。粉砕された該塩
は、ついで、100メッシュのふるいで篩別された。この
パウダーのバルク密度は、約0.5〜0.9g/ccで、1%溶液
のpHは、4〜6であった。この塩は、MVE/MA共重合体の
40%Na部分塩であった。
実施例3 精製水3.25kgを高速攪拌器を備えた反応ベッセル内で
90℃まで加熱した。238.8グラムのメチル・ビニル・エ
ーテル/マレイック無水物共重合体を反応ベッセルへゆ
っくり添加し、クリアーな溶液が得られる迄混合を継続
した。ついで、加熱を止め、該溶液を65〜75℃に冷やし
た。10.91%のNaOH溶液を別個の容器で調製した。混合
しながら、561.2グラムのNaOH溶液を冷やされた該溶液
へゆっくり添加した。混合は、15分間続けられた。
ついで、前記ナトリウム塩/共重合体溶液を浅いスチ
ール製の複数の乾燥トレーへ移し、これらトレーを75℃
のホットエアー・コンベクション・オーブン内へ18〜20
時間にわたり配置した。ついで、乾燥されたナトリウム
塩を適当なミルで粉砕した。粉砕された該塩は、つい
で、100メッシュのふるいで篩別された。このパウダー
のバルク密度は、約0.5〜0.9g/ccで、1%溶液のpHは、
5〜7であった。この塩は、MVE/MA共重合体の50%Na部
分塩である。
実施例4 精製水3.25kgを高速攪拌器を備えた反応ベッセル内で
90℃まで加熱した。229.4グラムのメチル・ビニル・エ
ーテル/マレイック無水物共重合体を反応ベッセルへゆ
っくり添加し、クリアーな溶液が得られる迄混合を継続
した。ついで、加熱を止め、該溶液を65〜75℃に冷やし
た。12.37%のNaOH溶液を別個の容器で調製した。混合
しながら、570.4グラムのNaOH溶液を冷やされた該溶液
へゆっくり添加した。混合は、15分間続けられた。
ついで、前記ナトリウム塩/共重合体溶液を浅いスチ
ール製の複数の乾燥トレーへ移し、これらトレーを75℃
のホットエアー・コンベクション・オーブン内へ18〜20
時間にわたり配置した。ついで、乾燥されたナトリウム
塩を適当なミルで粉砕した。粉砕された該塩は、つい
で、100メッシュのふるいで篩別された。このパウダー
のバルク密度は、約0.5〜0.9g/ccで、1%溶液のpHは、
6〜8であった。この塩は、MVE/MA共重合体の60%Na部
分塩である。
実施例5 実施例1〜4のナトリウム塩を用いて、入れ歯粘着剤
クリームを調製した。それぞれの塩は、以下の態様で、
表1の他の成分とブレンドされた。
ミネラルオイルが温度約165゜Fまで加熱された。ほぼ
同じ温度のペトロタムが該ミネラルオイルへ添加され、
均一な濃度になるまでブレンドされた。ナトリウム・カ
ルボキシルメチル・セルロース(CMC)、粘着剤、酸化
亜鉛、酸化亜鉛および香料が前記混合体へ適当に添加さ
れ、その間、該混合体は、約120゜Fまでゆっくり冷やさ
れた。それぞれの塩が約120゜Fで添加された。これらの
組み合わせものは、ついで、室温まで冷やされ、せん断
強度がテストされた。
せん断強度は、以下のようにして測定された: 重量比率が1:1,1:0.75および1:0.5である粘着剤対水
のコンビネーションものを均質に混合した三つのサンプ
ルを準備した。各コンビネーションものを別個の約1平
方インチの透明なアクリルスライド上にスプレッドし
た。3/8インチ直径の孔が一端にあいている第2のスラ
イドを第1のスライドの上に重ねた。20ポンドの圧力を
を該スライドに加え、5秒間、そのレベルで保持した。
水和のために約1分または約5分の間、該スライドを離
した。
20ポンドの圧力を5秒間にわたり、再び加え、Instro
n Model 1122マシンでせん断強度を測定した。測定の結
果は、平均値をとった。1分間の水和と5分間の水和の
結果を表1にリポートする。
実施例6 実施例5との比較で、市販の入れ歯粘着剤のせん断強
度をテストした。結果を表2に示す。
上記の目的は、本発明のいくつかの実施例を限定の意
図なしに説明することである。当業者にとり、発明の範
囲またはスピリットから逸脱することなしに、発明の装
置または方法において、種々のモディフィケーションな
らびにヴァリエーションが行えることは、明らかなこと
である。
本発明は、特定の実施例について記載したが、数多く
の他のヴァリエーションならびにモディフィケーショ
ン、さらに他の使用用途は、当業者にとり自明である。
したがって、本発明は、ここにおける特定の記載に限定
されるべきものではなく、付随の請求の範囲のみによっ
て限定されるものとされたい。
フロントページの続き (72)発明者 クラーク,ハル,シィー アメリカ合衆国 11003 ニューヨーク 州 エルモント ジョーン コート 83 (72)発明者 アーン,ヒュン−クック アメリカ合衆国 07002 ニュージャー ジー州 バイオン アベニュー ビー 307 (56)参考文献 特開 平3−17104(JP,A) 国際公開92/10986(WO,A1) 国際公開92/10987(WO,A1) 国際公開92/22280(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61C 13/23

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(a)と(b)とからなる入れ歯粘着
    剤組成物: (a)下記(i)と(ii)の構成からなる塩; (i)下記(A)と(B)との共重合体 (A)ビニル・アルキル・エーテル (B)マレイック無水物またはマレイン酸共重合体 (ii)周期率表のグループIAまたはグループIIAからの
    カチオン (b)前記塩と非イオン会合している亜鉛化合物。
  2. 【請求項2】前記カチオンは、ナトリウムカチオン、カ
    リウムカチオン、マグネシウムカチオン、カルシウムカ
    チオンおよびストロンチウムカチオンからなるグループ
    から選ばれたものである請求の範囲第1項の入れ歯粘着
    剤。
  3. 【請求項3】前記カチオンは、ナトリウムおよびカリウ
    ムからなるグループから選ばれたものである請求の範囲
    第2項の入れ歯粘着剤。
  4. 【請求項4】共重合体は、メチル・ビニル・エーテル−
    コ−マレイン酸のアルカリ金属塩である請求の範囲第1
    項の入れ歯粘着剤。
  5. 【請求項5】共重合体は、部分中和されている請求の範
    囲第1項の入れ歯粘着剤。
  6. 【請求項6】共重合体は、約5%から約60%中和されて
    いる請求の範囲第5項の入れ歯粘着剤。
  7. 【請求項7】共重合体は、約20%から約60%中和されて
    いる請求の範囲第5項の入れ歯粘着剤。
  8. 【請求項8】前記塩は、トータルの入れ歯粘着剤組成物
    の約20重量%から約50重量%からなる請求の範囲第1項
    の入れ歯粘着剤。
  9. 【請求項9】前記塩は、入れ歯粘着剤組成物の約25重量
    %から約40重量%からなる請求の範囲第8項の入れ歯粘
    着剤。
  10. 【請求項10】前記塩は、入れ歯粘着剤の約30重量%か
    らなる請求の範囲第9項の入れ歯粘着剤。
  11. 【請求項11】さらにカルボキシ・メチル・セルロース
    ・ガムを含む請求の範囲第1項の入れ歯粘着剤。
  12. 【請求項12】前記カルボキシ・メチル・セルロース・
    ガムは、入れ歯粘着剤の約10重量%から約30重量%から
    なる請求の範囲第11項の入れ歯粘着剤。
  13. 【請求項13】前記カルボキシ・メチル・セルロース・
    ガムは、入れ歯粘着剤の約15重量%から約25重量%から
    なる請求の範囲第12項の入れ歯粘着剤。
  14. 【請求項14】前記カルボキシ・メチル・セルロース・
    ガムは、該組成物の約20重量%からからなる請求の範囲
    第13項の入れ歯粘着剤。
  15. 【請求項15】前記亜鉛化合物は、酸化物とハロゲン化
    物とからなるグループから選ばれたものである請求の範
    囲第1項の入れ歯粘着剤。
  16. 【請求項16】前記亜鉛化合物は、フッ化物、塩化物お
    よび臭化物とからなるグループから選ばれたものである
    請求の範囲第15項の入れ歯粘着剤。
  17. 【請求項17】前記亜鉛化合物は、塩化亜鉛である請求
    の範囲第16項の入れ歯粘着剤。
  18. 【請求項18】下記(a)と(b)との混合体からなる
    入れ歯粘着剤: (a)アルキル・ビニル・エーテルとマレイン酸無水物
    またはマレイン酸との共重合体の部分中和ナトリウム塩 (b)酸化亜鉛、炭酸亜鉛、塩化亜鉛、フッ化亜鉛およ
    び臭化亜鉛からなるグループから選ばれた化合物。
  19. 【請求項19】下記のステップからなる入れ歯粘着剤の
    製造方法: (a)周期率表のグループIAまたはグループIIAからの
    カチオンとアルキル・ビニル・エーテルとマレイン酸無
    水物またはマレイン酸との共重合体から塩を調製し、そ
    して、 (b)入れ歯粘着剤組成物を形成するために、前記塩を
    非イオンの態様で亜鉛化合物と組み合わせること。
  20. 【請求項20】前記共重合体がマレイン酸無水物である
    請求の範囲第19項の方法。
  21. 【請求項21】前記共重合体がマレイン酸である請求の
    範囲第19項の方法。
  22. 【請求項22】前記カチオンがナトリウムカチオン、カ
    リウムカチオン、マグネシウムカチオン、およびストロ
    ンチウムカチオンからなるグループから選ばれるもので
    ある請求の範囲第19項の方法。
  23. 【請求項23】前記カチオンがナトリウムおよびカリウ
    ムからなるグループから選ばれるものである請求の範囲
    第22項の方法。
  24. 【請求項24】前記カチオンがナトリウムである請求の
    範囲第23項の方法。
  25. 【請求項25】前記共重合体がメチル・ビニル・エーテ
    ルである請求の範囲第19項の方法。
  26. 【請求項26】前記共重合体が部分中和されている請求
    の範囲第19項の方法。
  27. 【請求項27】前記共重合体が約5%から約60%部分中
    和されている請求の範囲第26項の方法。
  28. 【請求項28】前記共重合体が約20%から約60%部分中
    和されている請求の範囲第27項の方法。
  29. 【請求項29】前記塩がトータルの入れ歯粘着剤組成物
    の約20重量%から約50重量%からなる請求の範囲第19項
    の方法。
  30. 【請求項30】前記塩が入れ歯粘着剤組成物の約25重量
    %から約40重量%からなる請求の範囲第29項の方法。
  31. 【請求項31】前記塩が入れ歯粘着剤の約30重量%から
    なる請求の範囲第30項の方法。
  32. 【請求項32】さらにカルボキシル・メチルセルロース
    ・ガムを含む請求の範囲第19項の方法。
  33. 【請求項33】前記カルボキシル・メチル・セルロース
    ・ガムが入れ歯粘着剤の約5重量%から約55重量%であ
    る請求の範囲第32項の方法。
  34. 【請求項34】前記カルボキシル・メチル・セルロース
    ・ガムが入れ歯粘着剤の約15重量%から約25重量%であ
    る請求の範囲第33項の方法。
  35. 【請求項35】前記カルボキシル・メチル・セルロース
    ・ガムが該組成物の約20重量%である請求の範囲第34項
    の方法。
  36. 【請求項36】前記亜鉛化合物が酸化物とハロゲン化物
    からなるグループから選ばれるものである請求の範囲第
    23項の方法。
  37. 【請求項37】前記亜鉛化合物がフッ化物、塩化物およ
    び臭化物からなるグループから選ばれるものである請求
    の範囲第36項の方法。
  38. 【請求項38】前記亜鉛化合物が塩化亜鉛である請求の
    範囲第17項の方法。
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