JP2913337B2 - アスファルトマットの製造方法 - Google Patents

アスファルトマットの製造方法

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JP2913337B2
JP2913337B2 JP32400890A JP32400890A JP2913337B2 JP 2913337 B2 JP2913337 B2 JP 2913337B2 JP 32400890 A JP32400890 A JP 32400890A JP 32400890 A JP32400890 A JP 32400890A JP 2913337 B2 JP2913337 B2 JP 2913337B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ケーソンやコンクリートブロック等のよう
に、港湾の護岸、防波堤、岸壁等のコンクリート構造物
の下面に一体に設けるアスファルトマットを製造する方
法と、ケーソン等への取付け方法に関し、特に、ケーソ
ン等の構造物との接続を良好に行い得るとともに、製造
後のケーソンを海上に浮かべて搬送する際に、アスファ
ルトマットが脱落したりすることを防止出来るアスファ
ルトマットの製造方法に関する。
(従来の技術) ケーソンやコンクリートブロック等のように、港湾の
護岸、防波堤、岸壁等のコンクリート構造物は、海底地
盤を均した上に支持基盤としての捨石マウンドを設け、
該捨石マウンドの上にコンクリート構造物を載せる状態
で設置している。例えば岸壁や防波堤等の場合には、第
6図に示されるように、海底地盤3を均一に均してか
ら、その上に捨石マウンド4を構築し、該捨石マウンド
4の上にケーソン1を設置して防波堤等を構築してい
る。また、前記ケーソン1の上には、その使用目的等に
対応させて、上部構造物2をコンクリート等で構築す
る。
前述したようなケーソンにおいて、例えば、防波堤の
場合には、外洋からの波の圧力により、捨石マウンド4
の上でケーソン1が滑る等の問題が発生する。また、岸
壁等に設けるケーソンでは、背後からの土圧によって海
側に押し出されるような作用が加えられる。そこで、ケ
ーソンが捨石マウンドの上で滑ったりすることを防止す
るために、ケーソン1の下面にアスファルトマット10を
配置し、ケーソンと捨石マウンドとの間の摩擦係数を大
きくするような手段が用いられている。
前述したように、ケーソンの下部にアスファルトマッ
トを配置する手段として、捨石マウンドを構築した後で
アスファルトマットを敷設し、その上にケーソン1を設
置することが一般的に行なわれているが、そのような手
段を用いることは、工事の工程数が多くなる等の問題が
あるために、ケーソンの底面にアスファルトマットを一
体に取付けることが提案されている。
前述したように、ケーソンに対してアスファルトマッ
トを一体に設けることは、例えば、特開昭62−111026号
公報等に示されるように、従来より知られている技術手
段である。そして、前述したような従来のケーソンの製
造方法では、ケーソンの製造現場で最初にアスファルト
マットを製造し、そのアスファルトマットの上にケーソ
ンを載せる状態で、両者を一体にして製造する手段が用
いられる。
ところが、ケーソンが大型化するにしたがって、その
下面に一体に設けるアスファルトマットが大型のものと
なることの他に、ケーソンの構築現場の条件等の制約に
より、アスファルトマットを別の場所で製造してから、
ケーソンの製造現場まで搬送する手段を用いることが要
求されている。そこで、前記目的を達成するために、例
えば、第7図に示されるように、アスファルトマット10
から接続用部材(以下鉄線と呼ぶ)18を突出させて設け
ることが行なわれている。
前記第7図に示されるアスファルトマット10において
は、上下のアスファルトの層11、12の間に配置する鉄筋
等の補強部材13から、鉄線18等をアスファルトマットの
上に突出させるようにして設けているもので、該アスフ
ァルトマットをケーソンに対して一体に取付ける際に、
前記鉄線18を用いてケーソン底部鉄筋に取付けるように
している。
また、前記従来のアスファルトマットを製造する際に
は、第8図(a)ないし(g)に示されるような工程を
経て行われる。前記第8図に示されるアスファルトマッ
トとケーソンの製造法においては、まず、同図(a)に
示されるように、アスファルトマットの下部アスファル
ト層11を所定の厚さで打設し、その上に、同図(b)、
(c)のように、横鉄筋14、縦鉄筋15、および、ガラス
クロス16等の補強部材13を配置する。さらに、前記補強
部材13の下面にワイヤロープ17を所定の間隔で配置し
て、そのアスファルトマットの側部に突出させる。前記
ワイヤロープは、アスファルトマットを搬送する場合等
に用いられるもので、アスファルトマットの側部に突出
している該ワイヤロープ17を、クレーン等の吊具に係止
させて吊り下げることが出来るようにする。
前述したように補強部材13を配置してから、該補強部
材の鉄筋に対して、同図(d)に示されるように、所定
の長さの鉄線18を結び付け、その鉄線18を何等かの保持
手段により支持させた状態で、同図(e)に示すように
して、上部アスファルト層12を所定の厚さで打設する。
したがって、前記鉄線18は、アスファルトマット10の上
面から突出した状態で設けられることになる。
前述したように構成したアスファルトマット10に対し
て、ケーソンコンクリートを打設する際には、まず、同
図(f)に示すように、アスファルトマット10の上にス
ペーサブロック31を介してケーソン底部鉄筋30を敷設
し、該ケーソン底部鉄筋30に対して鉄線18を結び付けて
から、同図(g)のように、ケーソンコンクリート32を
打設して、アスファルトマットを一体に設けたケーソン
を構成することが出来る。そして、そのようにして製造
されたケーソンは、海上を曳航して、ケーソンの構築現
場まで搬送し、従来のケーソンの場合と同様に、ケーソ
ンの空間内部に砂等を詰める等の手段により沈めて、捨
石マウンドの上に位置決めさせる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述したような従来のアスファルトマ
ットにおいては、鉄線18を表面に露出させるために、ア
スファルトの打設に際して、非常に手間がかかるという
問題がある。つまり、鉄線を表面に露出させた状態で、
上部アスファルト層を打設するためには、従来より用い
ているマットフォーマー等の装置を使用することが困難
であり、小型の装置を用いて能率の良くない作業を行わ
なければならないという問題がある。また、大型の装置
を使用する場合には、鉄線がアスファルトの内部に一旦
埋没されることになるので、それをほじくり出して表面
に露出させ、その跡の孔等を補修しなければならない等
の面倒な仕事を行うことが要求される。
さらに、アスファルトマットを別の場所で製造し、ケ
ーソンの製造現場まで搬送する場合には、従来のアスフ
ァルトマットでは、アスファルトマットの内部に補強部
材とともに設けているワイヤロープを用いて、第9図に
示されるようにして吊り上げる等の手段を用いている。
前記第9図に示されるアスファルトマットの搬送方法に
おいては、吊り枠35の両側端部に吊り下げ用のワイヤロ
ープ36を設けておき、該ワイヤロープ36にアスファルト
マットに設けたワイヤロープ17を結ぶ等の手段を用い
て、クレーン等により荷役を行うようにしている。しか
しながら、前記ワイヤロープは、前述したような搬送を
行う場合にのみ必要とされるものであり、補強部材とと
もに上下のアスファルト層の間に設けることは、その敷
設の手間とコストの面でも得策ではない。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来のアスファルトマット
の欠点を解消するもので、本体の内部に取付け部材を配
置した状態でアスファルトマットを製造し、その表面に
突出させて設ける鉄線を、アスファルトマットの製造後
に取付け部材に設けた孔を介して取付けるようにするこ
とによって、アスファルトマットの製造を重機械を用い
て容易に行い得るようにするとともに、アスファルトマ
ットの取り扱いと、ケーソンに組込む作業とを容易に行
い得るようにすることを目機としている。
(課題を解決するための手段および作用) 本発明は、港湾の防波堤、護岸等に用いるコンクリー
ト製の構造物の下面に一体に設け、捨石マウンドの上
で、ケーソン等の構造物の滑動を防止する状態で支持す
るアスファルトマットに関する。
本発明においては、アスファルトマットに挿入する補
強部材に対して、上部に向けて接続用の取付け部材を一
体に設け、該取付け部材の上部に鉄線を取付ける孔を形
成し、前記取付け部材を上部アスファルト層の内部に埋
設する状態で配置し、アスファルトマットの形成後に、
取付け部材の孔に鉄線を取付け、該鉄線を介して運搬を
行うとともに。ケーソン底部鉄筋との接続を行うことに
より、ケーソンと一体にアスファルトマットを取付ける
ようにしている。
前述したようにアスファルトマットを構成することに
より、マットフォーマー等のような重機械類を使用し
て、鉄線用の取付け部材を設けたアスファルトマットの
製造を行うことが出来、大サイズのアスファルトマット
をも容易に製造することが出来る。また、本発明のアス
ファルトマットにおいては、アスファルトの層の間に挿
入する補強部材に対して、ワイヤロープ等を余分に設け
る必要がないので、アスファルトマットの製造工程を簡
素化することが出来る。
さらに、本発明のアスファルトマットにおいては、ケ
ーソン底部鉄筋に対しても、取付け部材を介して設けた
鉄線を使用することにより、該ケーソンに対してアスフ
ァルトマットを一体に取り付けることが出来る。それに
加えて、アスファルトマットの製造後に搬送を行う際に
も、マットの表面に多数突出している鉄線を用いて、ク
レーンの吊具に支持させて吊り下げる等の手段を用いる
ことが可能であり、マットの製造後の取扱を容易に行う
ことが出来る。
(実施例) 図示された例に従って、本考案のアスファルトマット
の製造方法を説明する。
第1図に示されるように、本発明の方法により製造さ
れるアスファルトマット10は、上下のアスファルト層1
1、12の間に、補強部材13としての横鉄筋14、縦鉄筋1
5、および、ガラスクロス16等を配置し、それらの部材
をアスファルトと一体にして構成している。
また、本発明のアスファルトマット10においては、前
記補強部材13の鉄筋に対して取付け部材20を固定し、該
取付け部材20に対して鉄線28を取付け、鉄線28を用いて
アスファルトマットの吊り上げや、ケーソン底部鉄筋と
の接続を行い得るように構成している。なお、本発明の
アスファルトマット10において、取付け部材20として針
金のような部材を略U字状に曲げたものを用いることが
出来、その湾曲部を上向きにした状態で、脚部を鉄筋に
結び付ける。そして、前記取付け部材20の全体の長さ
を、上部アスファルト層12の厚さとほぼ同一に設定する
ことにより、取付け部材の頭部を上部アスファルト層の
上とほぼ同じにして取付けることが出来る。
前記本発明のアスファルトマット10を吊り下げたりす
る場合には、第2図に示されるように、吊枠35に設けた
係止具37……に対して、鉄線28……をそれぞれ係止させ
る。そして、前記吊枠35に対して、アスファルトマット
10を水平な状態で吊り下げて、クレーン等により荷役を
行うことが出来る。したがって、本発明の前記実施例に
示されるアスファルトマット10においては、ワイヤロー
プ等を使用せずに、吊り下げの作用を容易に行うことが
出来る。なお、前記吊枠としては、例えば、特開昭62−
111890号公報等に示されるようなものを用いることが出
来る。
前述したように構成される本発明のアスファルトマッ
トは、第3図(a)ないし(h)に示されるような工程
を経て製造し、ケーソンに組込むことが出来る。前記第
3図に示されるアスファルトマットとケーソンの製造法
においては、まず、同図(a)に示されるように、アス
ファルトマットの下部アスファルト層11を所定の厚さで
打設し、その上に、同図(b)、(c)のように、横鉄
筋14、縦鉄筋15、および、ガラスクロス16等の補強部材
13を配置する。
前述したように補強部材13を配置してから、該補強部
材の鉄筋に対して、同図(d)に示されるように、所定
の長さの取付け部材20の脚部を結び付け、その取付け部
材20を立てた状態で、マットフォーマー等の装置を用い
て、上部アスファルト層12を所定の厚さで打設する。し
たがって、前記取付け部材20の頭部は、アスファルトマ
ット10の上面に若干出る状態、または、少しだけ埋没し
た状態に支持される。その後で、同図(e)に示される
ように、取付け部材20の頭部に鉄線28を取付け、その鉄
線28を上に向けて延長する。前記鉄線28は、アスファル
トマットに設けた全ての取付け部材に対して同様にして
取付けるもので、前記鉄線を取付ける状態では、同図
(f)に示されるように、多数の鉄線がアスファルトマ
ットの表面に突出する状態で配置される。
前述したように構成したアスファルトマット10に対し
て、ケーソンコンクリートを打設する際には、まず、同
図(g)に示すように、アスファルトマット10の上にス
ペーサブロック31を介してケーソン底部鉄筋30を敷設
し、該ケーソン底部鉄筋30に対して取付け部材20を結び
付けてから、同図(h)のように、ケーソンコンクリー
ト32を打設して、アスファルトマットを一体に設けたケ
ーソンを構成することが出来る。そして、前述したよう
にして製造されたケーソンは、海上を曳航して、ケーソ
ンの構築現場まで搬送し、従来のケーソンの場合と同様
に、ケーソンの空間内部に砂等を詰める等の手段により
沈めて、捨石マウンドの上に位置決めさせるようにす
る。
前記本発明の実施例においては、取付け部材として太
い針金等をU字状に曲げて構成したものを用いる場合を
示しているが、本発明においては、前記取付け部材とし
て、例えば、第4図または、第5図に示されるようなも
のを用いることが出来る。前記第4図に示される取付け
部材の例では、板金を略U字状に曲げて構成した取付け
部材25を用いる場合を示しており、該U型取り付け部材
25の湾曲部に鉄筋を収容する状態で下部アスファルト層
11の上に配置し、脚部が上を向くようにして上部アスフ
ァルト層12の中に埋没させる。そして、前記U型取り付
け部材25の脚部に設けた孔27に対して、鉄線28を取付け
ることによって、前記取付け部材20の場合と同様に、ア
スファルトマットの製造後に、容易に鉄線を取付ける作
業を行うことが出来る。
第5図に示される本発明の別の実施例では、L字状の
取付け部材23を上部アスファルト層12の内部に埋没させ
た状態で取付ける場合を示している。前記L型取り付け
部材23においては、U型採り付け部材の場合と同様にし
て、水平部材を鉄筋の下部に挿入した状態で下部アスフ
ァルト層11の上に位置決めし、その垂直部材の上の部分
が、上部アスファルト層12の上面とほぼ同一になるよう
にする。そして、アスファルトマットの形成後に、L型
取り付け部材23の垂直部材の上の部分に設けた孔27に鉄
線28を通して、その鉄線28を所定の長さだけ突出させ
る。
前述したようにして、アスファルトマットの内部に取
付け部材を保持させることによって、本発明のアスファ
ルトマットにおいては、下部アスファルト層の上に上部
アスファルト層を打設する際に、取付け部材が突出した
りすることがなく、マットフォーマー等の大型の装置を
用いて、アスファルトの打設作業を行うことが出来る。
そして、前述しようにアスファルトを打設する際に、打
設装置に振動や重量により、取付け部材を曲げたりする
ことがなく、その取付け部材の鉄線を取付ける頭部が、
上部アスファルト層の内部に没入したりすることを防止
出来る。したがって、アスファルトマットに対して鉄線
を取付ける際にも、取付け部材の位置を捜したりする必
要がないので、作業効率を向上させることが出来る。
なお、前記本発明のアスファルトマットにおいて、取
付け部材の形状は前記実指令に示されたものの他に、任
意の形状のものを用いることが可能であり、針金や、鉄
板製の部材の他に、プラスチック製の部材を使用するこ
とが出来る。そして、前記取付け部材の上部に設ける鉄
線に対する係止部材の構造も、湾曲部や孔等の任意の形
状のものを用いることが出来、鉄線を容易に取付けるこ
とが出来るようにすることが可能である。
さらに本発明のアスファルトマットは、第6図に示さ
れたもののように、ケーソンにのみ適用されるものでは
なく、その他に、大型のコンクリートブロックや、その
他の海中構造物にも適用することが出来る。
(発明の効果) 本発明のアスファルトマットの製造方法は、上記した
ようにして製造するものであるから、マットフォーマー
等のような重機械類を使用して、鉄線用の取付け部材を
設けたアスファルトマットの製造を行うことが出来、大
サイズのアスファルトマットをも容易に製造することが
出来る。
また、本発明のアスファルトマットにおいては、アス
ファルトの層の間に挿入する補強部材に対して、ワイヤ
ロープ等を余分に設ける必要がないので、アスファルト
マットの製造工程を簡素化することが出来る。
さらに、本発明のアスファルトマットにおいては、ケ
ーソン底部鉄筋に対しても、取付け部材を介して設けた
鉄線を使用することにより、該ケーソンに対してアスフ
ァルトマットを一体に取り付けることが出来る。
それに加えて、ケーソンにアスファルトマットを設け
たものを、海上で曳航する場合にも、アスファルトマッ
トが脱落したりすることがなく、アスファルトマットを
確実に保持させた状態で搬送することが出来る。また、
アスファルトマットの製造後に搬送を行う際にも、マッ
トの表面に多数突出している鉄線を用いて、クレーンの
吊具に支持させて吊り下げる等の手段を用いることが可
能であり、マットの製造後の取扱を容易に行うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアスファルトマットの断面図、第2図
はアスファルトマットの荷役を行う状態の説明図、第3
図(a)ないし(h)は、それぞれ本発明のアスファル
トマットの製造と、ケーソンに組込む作業を順を追って
示す説明図、第4図および、第5図はそれぞれ本発明の
アスファルトマットの別の実施例の説明図、第6図は一
般的なケーソンの設置状態の説明図、第7図は従来のア
スファルトマットの構成を示す断面図、第8図(a)な
いし(g)は、それぞれは従来のアスファルトマットの
製造と、ケーソンに組込む作業を順を追って示す説明図
であり、第9図は従来のアスファルトマットの荷役の状
態を示す説明図である。 図中の符号 1……ケーソン、10……アスファルトマット、11……下
部アスファルト層、12……上部アスファルト層、13……
補強部材、14・15……鉄筋、16……ガラスクロス、20…
…取付け部材、23……L型取り付け部材、25……U型取
り付け部材、28……鉄線、30……ケーソン底部鉄筋、32
……ケーソンコンクリート、35……吊具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】港湾の防波堤、護岸等に用いるコンクリー
    ト製の構造物の下面に一体に設け、上下の層のアスファ
    ルトの間に補強部材を介在させて構成し、海底の支持基
    盤の上で構造物の滑動を防止する状態で支持するアスフ
    ァルトマットにおいて、 前記アスファルトマットの内部に挿入する補強部材に対
    して、上部に向けて接続用の取付け部材を設け、該取付
    け部材の上部に接続用部材を取り付ける孔を形成し、前
    記取付け部材を上部アスファルト層の内部に埋設する状
    態で配置し、 アスファルトマットの形成後に、取付け部材の孔に接続
    用部材を取付け、該接続用部材を介して運搬を行うとと
    もに、ケーソン底部鉄筋との接続を行うことにより、ケ
    ーソンと一体にアスファルトマットを取付けることを特
    徴とするアスファルトマットの製造方法。
JP32400890A 1990-11-27 1990-11-27 アスファルトマットの製造方法 Expired - Lifetime JP2913337B2 (ja)

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