JP2913125B2 - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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- JP2913125B2 JP2913125B2 JP3292117A JP29211791A JP2913125B2 JP 2913125 B2 JP2913125 B2 JP 2913125B2 JP 3292117 A JP3292117 A JP 3292117A JP 29211791 A JP29211791 A JP 29211791A JP 2913125 B2 JP2913125 B2 JP 2913125B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライエッチング方法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において、ドライエッチ
ングは微細なパターンを形成するために欠くことのでき
ない技術となっている。このエッチングは、真空中で反
応ガスを用いてプラズマを生成し、プラズマ中のイオ
ン、中性ラジカル、原子、分子などを用いて被除去物を
除去していく方法である。
ングは微細なパターンを形成するために欠くことのでき
ない技術となっている。このエッチングは、真空中で反
応ガスを用いてプラズマを生成し、プラズマ中のイオ
ン、中性ラジカル、原子、分子などを用いて被除去物を
除去していく方法である。
【0003】ところでマスクなどの被除去物が完全に取
り去られた後においてもエッチングが継続されると、そ
の下地膜が削られていったり、レジスト膜が所定の厚さ
以下になってしまうため、エッチングの終点を正確に検
出することが必要である。
り去られた後においてもエッチングが継続されると、そ
の下地膜が削られていったり、レジスト膜が所定の厚さ
以下になってしまうため、エッチングの終点を正確に検
出することが必要である。
【0004】そこで従来の代表的な方法としては、エッ
チングによる反応生成物の発光強度を監視し、例えば二
酸化珪素膜をC−F系の反応ガスによりエッチングする
場合には、反応生成物である一酸化炭素の発光強度を監
視するようにしていた。即ち反応生成物はエッチング中
には反応容器内に存在するが、エッチングが終了すると
生成されなくなるので、その発光強度は減少し、従って
この減少を捉えればエッチングの終点が検出できる。
チングによる反応生成物の発光強度を監視し、例えば二
酸化珪素膜をC−F系の反応ガスによりエッチングする
場合には、反応生成物である一酸化炭素の発光強度を監
視するようにしていた。即ち反応生成物はエッチング中
には反応容器内に存在するが、エッチングが終了すると
生成されなくなるので、その発光強度は減少し、従って
この減少を捉えればエッチングの終点が検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでエッチングを
行うにあたって、プラズマの安定性を得るために、ある
いは下地膜やレジストに対する選択性を大きくするため
に、反応ガス以外の添加ガスを、反応ガスに比べて多量
に加えることがある。例えばプラズマの安定性を図るた
めにアルゴンガスを用いることがあるが、アルゴンガス
のスペクトルは帯状であって裾が広がっており、このス
ペクトルの中に例えば反応生成物である一酸化炭素のス
ペクトルが重なってしまうことがある。このような重な
りが起こる理由はアルゴンガスと一酸化炭素の発光波長
範囲が非常に近似しているためである。 しかしながら
アルゴンガスの量は一酸化炭素に比べてかなり多いの
で、アルゴンガスの発光強度は一酸化炭素の発光強度に
比べて非常に大きく、このためエッチング終点時の一酸
化炭素の発光強度を正確に検出することができない。
行うにあたって、プラズマの安定性を得るために、ある
いは下地膜やレジストに対する選択性を大きくするため
に、反応ガス以外の添加ガスを、反応ガスに比べて多量
に加えることがある。例えばプラズマの安定性を図るた
めにアルゴンガスを用いることがあるが、アルゴンガス
のスペクトルは帯状であって裾が広がっており、このス
ペクトルの中に例えば反応生成物である一酸化炭素のス
ペクトルが重なってしまうことがある。このような重な
りが起こる理由はアルゴンガスと一酸化炭素の発光波長
範囲が非常に近似しているためである。 しかしながら
アルゴンガスの量は一酸化炭素に比べてかなり多いの
で、アルゴンガスの発光強度は一酸化炭素の発光強度に
比べて非常に大きく、このためエッチング終点時の一酸
化炭素の発光強度を正確に検出することができない。
【0006】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的は、例えば反応生成物のスペクト
ルと重なるスペクトルを持つガスが添加された場合であ
っても正確にエッチングの終点を検出することのできる
ドライエッチング方法を提供することにある。
ものであり、その目的は、例えば反応生成物のスペクト
ルと重なるスペクトルを持つガスが添加された場合であ
っても正確にエッチングの終点を検出することのできる
ドライエッチング方法を提供することにある。
【0007】本発明は、反応容器内にC−F系のガスを
導入して二酸化ケイ素膜に対してドライエッチングする
方法において、 CF2ラジカルまたはCF1ラジカルの
発光強度を監視し、その発光強度の増加を捉えることに
よりエッチングの終点を検出することを特徴とする。こ
の場合CF2ラジカルの発光強度を監視する波長は、例
えば259.5nmまたは262.8nmである。また
CF1ラジカルの発光強度を監視する波長は、例えば2
02.4nmまたは208nmである。
導入して二酸化ケイ素膜に対してドライエッチングする
方法において、 CF2ラジカルまたはCF1ラジカルの
発光強度を監視し、その発光強度の増加を捉えることに
よりエッチングの終点を検出することを特徴とする。こ
の場合CF2ラジカルの発光強度を監視する波長は、例
えば259.5nmまたは262.8nmである。また
CF1ラジカルの発光強度を監視する波長は、例えば2
02.4nmまたは208nmである。
【作用】例えば反応容器内にC−F系のガスとアルゴン
ガスを導入し、平行平板電極間に電力を供給してプラズ
マを発生させ、二酸化珪素(SiO2)膜のエッチング
を行う。この時エッチングに関与するC−F系の活性種
例えばCF2ラジカルの発光強度を監視すると、エッチ
ングが終了したときに、その発光強度はアルゴンガスの
発光に影響されることなく大きく増加する。従ってこの
変化を捉えることによりエッチングの終点が検出でき
る。
ガスを導入し、平行平板電極間に電力を供給してプラズ
マを発生させ、二酸化珪素(SiO2)膜のエッチング
を行う。この時エッチングに関与するC−F系の活性種
例えばCF2ラジカルの発光強度を監視すると、エッチ
ングが終了したときに、その発光強度はアルゴンガスの
発光に影響されることなく大きく増加する。従ってこの
変化を捉えることによりエッチングの終点が検出でき
る。
【0008】
【実施例】以下本発明方法の実施例について述べる。
【0009】先ずエッチング装置及びエッチング終点の
検出系の概略について説明すると、図1に示すように反
応容器を構成する真空チャンバ1内において、平板状の
電極2、3が上下に対向配置され、例えば上部電極2は
接地されると共に、下部電極3はコンデンサCを介して
高周波電源RFに接続されている。これら電極2、3は
平行平板電極を構成しており、これら電極2、3が真空
チャンバ1を兼用する場合もある。
検出系の概略について説明すると、図1に示すように反
応容器を構成する真空チャンバ1内において、平板状の
電極2、3が上下に対向配置され、例えば上部電極2は
接地されると共に、下部電極3はコンデンサCを介して
高周波電源RFに接続されている。これら電極2、3は
平行平板電極を構成しており、これら電極2、3が真空
チャンバ1を兼用する場合もある。
【0010】前記真空チャンバ1には、C−F系のガス
やアルゴンガスなどを平行平板電極2、3間に導入する
ためのガス導入管1a、及び図示しない真空ポンプによ
って真空排気するための排気管1bが接続されている。
反応ガスや所定の添加ガスを導入できる構造となってい
る。前記下部電極3は、その上面に被処理体である半導
体基板4が載置され、この基板4を確実に固定するよう
に例えばクランパなどが設けられる。
やアルゴンガスなどを平行平板電極2、3間に導入する
ためのガス導入管1a、及び図示しない真空ポンプによ
って真空排気するための排気管1bが接続されている。
反応ガスや所定の添加ガスを導入できる構造となってい
る。前記下部電極3は、その上面に被処理体である半導
体基板4が載置され、この基板4を確実に固定するよう
に例えばクランパなどが設けられる。
【0011】更に前記真空チャンバ1の側壁には、前記
電極2、3間に発生したプラズマの発光を外部に透過さ
せるための窓11が形成されており、この窓11の外方
には窓11を透過した光を集光して分光器5に伝送する
ように、集光レンズ51、光フアイバ52が設置されて
いる。前記分光器5で分光された光は、光電変換器6に
て電気信号に変換され、アンプ61を介して判定部7に
入力される。この判定部7は、例えばA/D変換器やC
PUなどからなり、発光強度を監視しその変化を捉えて
エッチングの終点を検出する。
電極2、3間に発生したプラズマの発光を外部に透過さ
せるための窓11が形成されており、この窓11の外方
には窓11を透過した光を集光して分光器5に伝送する
ように、集光レンズ51、光フアイバ52が設置されて
いる。前記分光器5で分光された光は、光電変換器6に
て電気信号に変換され、アンプ61を介して判定部7に
入力される。この判定部7は、例えばA/D変換器やC
PUなどからなり、発光強度を監視しその変化を捉えて
エッチングの終点を検出する。
【0012】次に上述の装置を用いて具体的にエッチン
グを行い、エッチングの終点を検出する様子について述
べる。シリコン基板上に二酸化珪素膜を形成した基板4
を下部電極3上に載置し、真空チャンバ1内に、C−F
系のガスである、例えばCHF3ガス及びCF4ガスを
いずれも60SCCMの流量でガス導入管1aを介して
導入すると共に、プラズマを安定させるための添加ガス
として例えばアルゴンガスを1000SCCMの流量で
ガス導入管1aを介して導入し、図示しない真空ポンプ
により真空引きしてガス圧を例えば1.2Torrに設
定する。そして電極2、3間に周波数13.56MH、
電力値750wの高周波電力を印加してプラズマを発生
させ、基板4のSiO2膜のエッチングを行う。この時
基板4の温度は20〜40℃であった。
グを行い、エッチングの終点を検出する様子について述
べる。シリコン基板上に二酸化珪素膜を形成した基板4
を下部電極3上に載置し、真空チャンバ1内に、C−F
系のガスである、例えばCHF3ガス及びCF4ガスを
いずれも60SCCMの流量でガス導入管1aを介して
導入すると共に、プラズマを安定させるための添加ガス
として例えばアルゴンガスを1000SCCMの流量で
ガス導入管1aを介して導入し、図示しない真空ポンプ
により真空引きしてガス圧を例えば1.2Torrに設
定する。そして電極2、3間に周波数13.56MH、
電力値750wの高周波電力を印加してプラズマを発生
させ、基板4のSiO2膜のエッチングを行う。この時
基板4の温度は20〜40℃であった。
【0013】ここでこの実施例では、電極2、3間に発
生したプラズマ状態の活性種の中の一つであるCF2ラ
ジカルに着目し、このCF2ラジカルの発光波長の中の
例えば262.8nmの波長の光を高精度の分光器を用
いて取り出す。そして分光された光の強度を(発光強
度)を判定部7により監視し、プラズマが安定した時点
から例えば1.4%増加した時点をエッチングの終点と
判定して電力の印加を停止する。
生したプラズマ状態の活性種の中の一つであるCF2ラ
ジカルに着目し、このCF2ラジカルの発光波長の中の
例えば262.8nmの波長の光を高精度の分光器を用
いて取り出す。そして分光された光の強度を(発光強
度)を判定部7により監視し、プラズマが安定した時点
から例えば1.4%増加した時点をエッチングの終点と
判定して電力の印加を停止する。
【0014】以上においてCF2ラジカルの発光スペク
トルの波長は複数あるが、その中で波長262.8nm
の光(実施例で用いた波長)と波長259.5nmの光
とについて、上述と同様のエッチングを行った時の発光
強度を調べた結果を夫々図2に実線(1)及び点線
(2)に示す。ただしエッチング前後の発光強度の平均
を100としている。この結果からわかるようにCF2
ラジカルの発光スペクトルの波長に対応する光の強度
は、エッチング終了前後で大きく変化しており、その変
化率は、夫々約1.4%、0.85%である。
トルの波長は複数あるが、その中で波長262.8nm
の光(実施例で用いた波長)と波長259.5nmの光
とについて、上述と同様のエッチングを行った時の発光
強度を調べた結果を夫々図2に実線(1)及び点線
(2)に示す。ただしエッチング前後の発光強度の平均
を100としている。この結果からわかるようにCF2
ラジカルの発光スペクトルの波長に対応する光の強度
は、エッチング終了前後で大きく変化しており、その変
化率は、夫々約1.4%、0.85%である。
【0015】上述のように発光強度の増加した時点がエ
ッチング終点であるということを確認するために、上述
と全く同条件のエッチングを行い、発光強度が大きく
(例えば1.4%)増加する直前の時点でプラズマ発生
を停止した場合の基板4と、発光強度が大きく増加した
直後の時点でプラズマ発生を停止した場合の基板4とに
ついて、その表面をSEM(電子走査型顕微鏡)写真で
確認したところ、前者の(発光強度変化前)基板4につ
いては、二酸化珪素膜が非常に薄くてその一部から下地
の単結晶シリコン基板表面が露出していたが、後旨は全
面に亘って単結晶シリコン基板表面が露出していた。従
って発光強度の測定対象であるCF2ラジカルは当該エ
ッチングに関与していること、即ち(1)式の様に二酸
化珪素膜と直接反応して、これを除去していることが裏
付けられており、 SiO2+2CF2→SiF4+2CO…(1) エッチング対象である二酸化珪素膜が除去された後は、
それまでエッチングで消費されていた分だけ増加するの
で、この増加を捉えることによりエッチングの終点が検
出できるのである。
ッチング終点であるということを確認するために、上述
と全く同条件のエッチングを行い、発光強度が大きく
(例えば1.4%)増加する直前の時点でプラズマ発生
を停止した場合の基板4と、発光強度が大きく増加した
直後の時点でプラズマ発生を停止した場合の基板4とに
ついて、その表面をSEM(電子走査型顕微鏡)写真で
確認したところ、前者の(発光強度変化前)基板4につ
いては、二酸化珪素膜が非常に薄くてその一部から下地
の単結晶シリコン基板表面が露出していたが、後旨は全
面に亘って単結晶シリコン基板表面が露出していた。従
って発光強度の測定対象であるCF2ラジカルは当該エ
ッチングに関与していること、即ち(1)式の様に二酸
化珪素膜と直接反応して、これを除去していることが裏
付けられており、 SiO2+2CF2→SiF4+2CO…(1) エッチング対象である二酸化珪素膜が除去された後は、
それまでエッチングで消費されていた分だけ増加するの
で、この増加を捉えることによりエッチングの終点が検
出できるのである。
【0016】ここでC−F系のガスを反応ガスとして用
いた場合、CF2ラジカルの他にCFラジカル、CFイ
オン、CF3ラジカルなどのC−F系活性種や、フッ素
ラジカル、フッ素イオンあるいは水素ラジカルなども生
成される。そこでこれらの活性種の中でCF1ラジカル
について発光強度の変化を以下のようにして調べた。先
ず200nm付近の発光を検出できるように窓ガラス
5、集光レンズ51、光ファイバ52として石英ガラス
製のものを用い、発光スペクトルを同定したところCF
1ラジカルの発光を202.4nm、208nm、22
3.8nm、230.5nmの波長にして確認した。
いた場合、CF2ラジカルの他にCFラジカル、CFイ
オン、CF3ラジカルなどのC−F系活性種や、フッ素
ラジカル、フッ素イオンあるいは水素ラジカルなども生
成される。そこでこれらの活性種の中でCF1ラジカル
について発光強度の変化を以下のようにして調べた。先
ず200nm付近の発光を検出できるように窓ガラス
5、集光レンズ51、光ファイバ52として石英ガラス
製のものを用い、発光スペクトルを同定したところCF
1ラジカルの発光を202.4nm、208nm、22
3.8nm、230.5nmの波長にして確認した。
【0017】そこでこれらの波長の中で202.4nm
及び208nmの波長の発光について、エッチング時に
おける発光量の変化を測定した。測定条件については、
真空チャンバ1内のガス圧を250mTorr、高周波
電力の周波数、電力値を夫々13.56MHz、600
W、CHF3ガス、CF4ガス及びアルゴンガスの流量
を夫々20SCCM、20SCCM、400SCCMに
設定し、ベタウエハ(全面二酸化珪素膜付きウエハ)を
サンプルとしてエッチングを行った。またこの実験にお
いて中心波長260nm、半値幅10nmの干渉フィル
タを通してCF2ラジカルの発光を同時に測定した。図
3にCF1ラジカルの波長として202.4nmを用い
た場合におけるエッチング中の光量変化を実線(1)で
示す。また図4にCF1ラジカルの波長として208n
mを用いた場合におけるエッチング中の光量変化を実線
(1)で示す。ただし図3、図4中点線(2)は260
nmCF2ラジカルの発光である。この結果から、波長
が202.4nmあるいは208nmであるCF1ラジ
カルの発光においてはCF2ラジカルの場合と同様にエ
ッチング終点で発光強度が18%前後増加していること
が理解でき、CF1ラジカルについてもSiO2膜のエ
ッチングに寄与していることが判明した。
及び208nmの波長の発光について、エッチング時に
おける発光量の変化を測定した。測定条件については、
真空チャンバ1内のガス圧を250mTorr、高周波
電力の周波数、電力値を夫々13.56MHz、600
W、CHF3ガス、CF4ガス及びアルゴンガスの流量
を夫々20SCCM、20SCCM、400SCCMに
設定し、ベタウエハ(全面二酸化珪素膜付きウエハ)を
サンプルとしてエッチングを行った。またこの実験にお
いて中心波長260nm、半値幅10nmの干渉フィル
タを通してCF2ラジカルの発光を同時に測定した。図
3にCF1ラジカルの波長として202.4nmを用い
た場合におけるエッチング中の光量変化を実線(1)で
示す。また図4にCF1ラジカルの波長として208n
mを用いた場合におけるエッチング中の光量変化を実線
(1)で示す。ただし図3、図4中点線(2)は260
nmCF2ラジカルの発光である。この結果から、波長
が202.4nmあるいは208nmであるCF1ラジ
カルの発光においてはCF2ラジカルの場合と同様にエ
ッチング終点で発光強度が18%前後増加していること
が理解でき、CF1ラジカルについてもSiO2膜のエ
ッチングに寄与していることが判明した。
【0018】ここで真空チャンバ1内にウエハを配置し
てプラズマを発生させ、この状態で200nm〜400
nmの発光スペクトルを観察したところ、図5の結果が
得られた。ただし実線(1)、点線(2)はウエハとし
て夫々ベアウエハ(二酸化珪素膜付をしていないウエ
ハ)、ベタウエハ(全面二酸化珪素膜付ウエハ)を用
い、いずれについても図3、図4に係る測定と同じ条件
でプラズマを生成した。また点線(3)はウエハとして
ベアウエハを用いると共に、真空チャンバ1内のガスを
アルゴンガスのみ(流量400SCCM)とした。他の
条件は同様である。この結果から、上記条件でプラズマ
を発光させると、波長が200〜230nmの波長付近
にCF1ラジカル、240nm〜350nmの波長付近
にCF2ラジカルの強い発光があることがわかる。更に
波長が252nm付近、288nm付近、294nm付
近にアルゴンの発光が確認出来る。また波長が350n
m以上になると、アルゴンの発光が強くなり、400n
m以上ではほとんどアルゴンの発光となる。
てプラズマを発生させ、この状態で200nm〜400
nmの発光スペクトルを観察したところ、図5の結果が
得られた。ただし実線(1)、点線(2)はウエハとし
て夫々ベアウエハ(二酸化珪素膜付をしていないウエ
ハ)、ベタウエハ(全面二酸化珪素膜付ウエハ)を用
い、いずれについても図3、図4に係る測定と同じ条件
でプラズマを生成した。また点線(3)はウエハとして
ベアウエハを用いると共に、真空チャンバ1内のガスを
アルゴンガスのみ(流量400SCCM)とした。他の
条件は同様である。この結果から、上記条件でプラズマ
を発光させると、波長が200〜230nmの波長付近
にCF1ラジカル、240nm〜350nmの波長付近
にCF2ラジカルの強い発光があることがわかる。更に
波長が252nm付近、288nm付近、294nm付
近にアルゴンの発光が確認出来る。また波長が350n
m以上になると、アルゴンの発光が強くなり、400n
m以上ではほとんどアルゴンの発光となる。
【0019】また図5より、ベタウエハを配置した場合
におけるCF2ラジカルの発光強度は、259.5nm
や262.8nmの波長に限らず、240nm〜400
nm付近の波長の中では、ベアウエハを配置した場合の
発光強度に比べて減少しているため、変化量に差がある
がエッチング終点時の光量は増加することがわかる。従
って二酸化珪素膜のエッチングの終点検出としてCF1
の発光強度や240nm〜350nmの発光波長を用い
ても良いが、分光器の分解能、感度や価格や他の発光種
を考えるとアルゴンの発光を避けた帯域でCF2ラジカ
ルの発光の強い中心波長260〜280nmにおいて、
半値幅10〜40nm程度の安価な干渉フィルタでCF
2ラジカル光を取り出し、安価なシリコンフォトダイオ
ードで光電変換することが最良であると判明した。
におけるCF2ラジカルの発光強度は、259.5nm
や262.8nmの波長に限らず、240nm〜400
nm付近の波長の中では、ベアウエハを配置した場合の
発光強度に比べて減少しているため、変化量に差がある
がエッチング終点時の光量は増加することがわかる。従
って二酸化珪素膜のエッチングの終点検出としてCF1
の発光強度や240nm〜350nmの発光波長を用い
ても良いが、分光器の分解能、感度や価格や他の発光種
を考えるとアルゴンの発光を避けた帯域でCF2ラジカ
ルの発光の強い中心波長260〜280nmにおいて、
半値幅10〜40nm程度の安価な干渉フィルタでCF
2ラジカル光を取り出し、安価なシリコンフォトダイオ
ードで光電変換することが最良であると判明した。
【0020】更にまたCF3ラジカルについてはライフ
タイムが短いので捉えることができなかったが、これら
C−F系の活性種は、CF1やCF2ラジカルと同様に
エッチングに関与していると推察される。またフッ素ラ
ジカル、フッ素イオン、水素ラジカルについては、エッ
チングに十分な時間が経過しても発光強度の変化はほと
んど見られなかった。この実験において、フッ素ラジカ
ルのスペクトル線に対応する光を検出するために、波長
685.6nm、703.7nmの光を分光すると共
に、フッ素イオンのスペクトル線に対応する光を検出す
るために波長424.5nm、444.6nmの光を分
光し、また水素ラジカルのスペクトル線に対応する光を
検出するために、波長656.3nm、486.1nm
の光を分光した。
タイムが短いので捉えることができなかったが、これら
C−F系の活性種は、CF1やCF2ラジカルと同様に
エッチングに関与していると推察される。またフッ素ラ
ジカル、フッ素イオン、水素ラジカルについては、エッ
チングに十分な時間が経過しても発光強度の変化はほと
んど見られなかった。この実験において、フッ素ラジカ
ルのスペクトル線に対応する光を検出するために、波長
685.6nm、703.7nmの光を分光すると共
に、フッ素イオンのスペクトル線に対応する光を検出す
るために波長424.5nm、444.6nmの光を分
光し、また水素ラジカルのスペクトル線に対応する光を
検出するために、波長656.3nm、486.1nm
の光を分光した。
【0021】以上のことから、プラズマ状態の活性種の
中でも二酸化珪素膜の除去に大きく関与しているもの
と、全く関与していないか、それ程大きく関与していな
いものがあることがわかり、例えばCHF3やCF4な
どのC−F系のガスを反応ガスとして用いた場合、CF
1ラジカル、CF2ラジカルをはじめCFイオン、、C
F3イオンなどのC−F系の活性種が二酸化珪素膜の除
去に大きく関与している。
中でも二酸化珪素膜の除去に大きく関与しているもの
と、全く関与していないか、それ程大きく関与していな
いものがあることがわかり、例えばCHF3やCF4な
どのC−F系のガスを反応ガスとして用いた場合、CF
1ラジカル、CF2ラジカルをはじめCFイオン、、C
F3イオンなどのC−F系の活性種が二酸化珪素膜の除
去に大きく関与している。
【0022】ここに上述実施例の如く、CHF3ガス、
CF4ガス及びアルゴンガスの混合ガスによりエッチン
グを行うにあたって、CF2の発光波長を用いてエッチ
ングの終点検出を行ったときに、各成分の発光によりそ
の検出感度がどのように影響されるかを調べるために、
前記混合ガスのスペクトル図とCF2ラジカルの発光強
度の変化率(棒線)とを合わせた特性図を図6のように
作成した。この発光強度の変化率とは、先に一例として
図2に示したデータに基づいて得られた、増加前に対す
る増加後の発光強度の比率である。
CF4ガス及びアルゴンガスの混合ガスによりエッチン
グを行うにあたって、CF2の発光波長を用いてエッチ
ングの終点検出を行ったときに、各成分の発光によりそ
の検出感度がどのように影響されるかを調べるために、
前記混合ガスのスペクトル図とCF2ラジカルの発光強
度の変化率(棒線)とを合わせた特性図を図6のように
作成した。この発光強度の変化率とは、先に一例として
図2に示したデータに基づいて得られた、増加前に対す
る増加後の発光強度の比率である。
【0023】この特性図及び図5からわかるように、裾
の広い帯状のスペクトルを持つアルゴンガスを反応ガス
に比べて多量に真空チャンバ内に導入している場合であ
っても、アルゴンガスの発光の影響を大きく受けること
なく、CF2ラジカルによる発光強度について大きな変
化率を捉えることができる。なおアルゴンガスの発光波
長は350nmの中にも若干存在するが、先述したよう
にCF2ラジカルの発光波長の中でこれらの発光波長付
近を避けた発光波長を選択することによりエッチングの
終点を高精度で検出できる。図7に400〜470nm
の波長領域のスペクトル図を示すが、アルゴンの強い発
光が見られる。
の広い帯状のスペクトルを持つアルゴンガスを反応ガス
に比べて多量に真空チャンバ内に導入している場合であ
っても、アルゴンガスの発光の影響を大きく受けること
なく、CF2ラジカルによる発光強度について大きな変
化率を捉えることができる。なおアルゴンガスの発光波
長は350nmの中にも若干存在するが、先述したよう
にCF2ラジカルの発光波長の中でこれらの発光波長付
近を避けた発光波長を選択することによりエッチングの
終点を高精度で検出できる。図7に400〜470nm
の波長領域のスペクトル図を示すが、アルゴンの強い発
光が見られる。
【0024】上述実施例では、反応ガスに比べて多量に
用いられる添加ガスとして、プラズマの安定性を図るた
めのアルゴンガスの例をあげているが、本発明では、例
えばエッチングの異方性をより確保するためのガスであ
って、このガスのスペクトルがCOなどの生成ガスと重
なる場合にも適応することができる。
用いられる添加ガスとして、プラズマの安定性を図るた
めのアルゴンガスの例をあげているが、本発明では、例
えばエッチングの異方性をより確保するためのガスであ
って、このガスのスペクトルがCOなどの生成ガスと重
なる場合にも適応することができる。
【0025】なおここでいうスペクトルの重なりとは、
完全に重なる場合のみならず例えば分光測定の際に一方
の裾に他方のスペクトルが重なるといった、一部の重な
りも含まれる。
完全に重なる場合のみならず例えば分光測定の際に一方
の裾に他方のスペクトルが重なるといった、一部の重な
りも含まれる。
【0026】そして反応ガスとしてはC−F系のガスを
含むガスに限定されるものではなく、例えばCl系のガ
スを含むガスなどについても適用でき、その場合にもエ
ッチングに関与する活性種について発光強度を監視すれ
ばよい。
含むガスに限定されるものではなく、例えばCl系のガ
スを含むガスなどについても適用でき、その場合にもエ
ッチングに関与する活性種について発光強度を監視すれ
ばよい。
【0027】さらに本発明では、二酸化珪素膜をエッチ
ングすることに限定されるものではなく、ポリシリコン
膜や、あるいはアルミニウム合金膜などをエッチングす
る場合に適用してもよく、また被エッチング膜の下地で
ある材質としては、単結晶シリコン以外の材質例えばポ
リシリコンや酸化膜などであってもよい。
ングすることに限定されるものではなく、ポリシリコン
膜や、あるいはアルミニウム合金膜などをエッチングす
る場合に適用してもよく、また被エッチング膜の下地で
ある材質としては、単結晶シリコン以外の材質例えばポ
リシリコンや酸化膜などであってもよい。
【0028】なお本発明は、陰極側に基板を置いたカソ
ードカップリング形、陽極側に基板を置いたアノードカ
ップリング形のいづれのエッチング装置にも適用できる
し、あるいは別途熱電子源などによって反応性ガスプラ
ズマを放電室で発生させ、これをエッチング領域に導く
といったエッチング方法にも適用できる。
ードカップリング形、陽極側に基板を置いたアノードカ
ップリング形のいづれのエッチング装置にも適用できる
し、あるいは別途熱電子源などによって反応性ガスプラ
ズマを放電室で発生させ、これをエッチング領域に導く
といったエッチング方法にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エッチン
グに関与する活性種に着目し、その発光強度を監視して
エッチングの終点を検出しているため、反応生成物のス
ペクトルと重なるスペクトルを持つガス、例えばプラズ
マ安定用のアルゴンガスや反応生成物と同種または同一
のガスが反応ガスに比べて多量に添加され、その添加ガ
スの発光強度が非常に大きい場合であっても、例えば前
記活性種の発光波長が複数ある場合、添加ガスの発光波
長を避けた波長を選択することによって、エッチングの
終点前後で前記活性種の発光強度が大きく変化するの
で、エッチングの終点を高精度で検出できる。そして反
応生成物と添加ガスとが同じ場合には、発光波長を選択
する余地はないことから本発明は特に有効である。
グに関与する活性種に着目し、その発光強度を監視して
エッチングの終点を検出しているため、反応生成物のス
ペクトルと重なるスペクトルを持つガス、例えばプラズ
マ安定用のアルゴンガスや反応生成物と同種または同一
のガスが反応ガスに比べて多量に添加され、その添加ガ
スの発光強度が非常に大きい場合であっても、例えば前
記活性種の発光波長が複数ある場合、添加ガスの発光波
長を避けた波長を選択することによって、エッチングの
終点前後で前記活性種の発光強度が大きく変化するの
で、エッチングの終点を高精度で検出できる。そして反
応生成物と添加ガスとが同じ場合には、発光波長を選択
する余地はないことから本発明は特に有効である。
【図1】本発明方法の実施例に用いた装置の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】CF2ラジカルの発光強度の変化を示す特性図
である。
である。
【図3】CF1ラジカルの発光強度の変化を示す特性図
である。
である。
【図4】CF1ラジカルの発光強度の変化を示す特性図
である。
である。
【図5】ウエハを配置した場合におけるプラズマ発光の
スペクトル図である。
スペクトル図である。
【図6】波長毎の発光強度の変化とスペクトル図とを重
ね合わせた特性図である。
ね合わせた特性図である。
【図7】プラズマ発光におけるスペクトル図である。
1 真空チャンバ 2、3 平行平板電極 4 基板 5 分光器 6 光電変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/302 F
Claims (3)
- 【請求項1】 反応容器内にC−F系のガスを導入して
二酸化ケイ素膜に対してドライエッチングする方法にお
いて、 CF2ラジカルまたはCF1ラジカルの発光強度を監視
し、その発光強度の増加を捉えることによりエッチング
の終点を検出することを特徴とするドライエッチング方
法。 - 【請求項2】 CF2ラジカルの発光強度を監視する波
長は、259.5nmまたは262.8nmであること
を特徴とする請求項1記載のドライエッチング方法。 - 【請求項3】 CF1ラジカル の発光強度を監視する波
長は、202.4nmまたは208nmであることを特
徴とする請求項1記載のドライエッチング方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292117A JP2913125B2 (ja) | 1991-03-24 | 1991-10-09 | ドライエッチング方法 |
US08/048,711 US5290383A (en) | 1991-03-24 | 1993-04-19 | Plasma-process system with improved end-point detecting scheme |
US08/107,027 US5322590A (en) | 1991-03-24 | 1993-08-16 | Plasma-process system with improved end-point detecting scheme |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8351991 | 1991-03-24 | ||
JP3-83519 | 1991-03-24 | ||
JP3292117A JP2913125B2 (ja) | 1991-03-24 | 1991-10-09 | ドライエッチング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536644A JPH0536644A (ja) | 1993-02-12 |
JP2913125B2 true JP2913125B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=26424545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292117A Expired - Lifetime JP2913125B2 (ja) | 1991-03-24 | 1991-10-09 | ドライエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2913125B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE39895E1 (en) | 1994-06-13 | 2007-10-23 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor integrated circuit arrangement fabrication method |
US5958258A (en) * | 1997-08-04 | 1999-09-28 | Tokyo Electron Yamanashi Limited | Plasma processing method in semiconductor processing system |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP3292117A patent/JP2913125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0536644A (ja) | 1993-02-12 |
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