JP2912988B2 - 真空成形金型 - Google Patents

真空成形金型

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保男 和田
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製シートを所
定形状に成形することにより、種々の形状の容器や電気
部品の収納トレーなどを製造する真空成形金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は真空成形金型を用いて合成樹脂製
シートを成形する際の一連の工程を示す工程図である。
図9の(a)に示す合成樹脂製シート1を所定形状に成
形する際、まず該シート1をクランプ部材2により保持
した状態で上ヒータ3、下ヒータ4間に挿入して加熱し
た後、図9の(b)に示すように、前記シート1を下部
金型5上に載置し、テーブル6を上昇させることにより
前記シート1を押し上げる。次いで、前記下部金型5の
凹部7に対向する木製の押込みプラグ8を下降させるこ
とにより前記シート1を前記凹部7内に押し込み、図9
の(d)に示すように、該凹部7の底面に設けられた多
数の吸引用孔9を介して該凹部7内の空気を吸引し、該
凹部7内を真空状態に保つ。次いで、図9の(e)に示
すように、前記押込みプラグ8を上昇させ、図9の
(f)に示すように、前記シート1を冷却させた後、図
9の(g)に示すように、前記テーブル6を下降させる
ことにより下部金型5をシート1から離して一連の工程
を終了する。なお、前記押込みプラグ8と、該押込みプ
ラグ8が設けられた図示しない固定板とから作動体が構
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
の真空成形金型では、作動体の押込みプラグ8が木製で
一体的に設けられていることから、下部金型が種々異な
る場合、各下部金型に対応してその都度、製作する必要
があり、また手作業であるため、製作コストが大きいと
いう問題があった。
【0004】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、収納部品の違い
等により下部金型が種々異なる場合であっても押込みプ
ラグを容易かつ安価に作成することのできる真空成形金
型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数の凹部を有する下部金型と、該凹部に
対向する押込みプラグよび該押込みプラグが設けられ
た固定板からる作動体とを備え、合成樹脂製シートを
加熱した状態で前記押込みプラグにより前記凹部内に押
し込むとともに、該凹部の底面に設けられた吸引用孔を
介して該凹部内の空気を吸引することにより前記シート
を所定形状に成形するようにした真空成形金型におい
て、前記押込みプラグが1つの合成金型により成形され
た合成樹脂製の複数個の同一形状のブロックから成ると
に、それぞれ前記固定板に対して嵌合孔と嵌合突起と
の結合により嵌着された構成にしてある。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、収納部品
の形状等に対応する下部金型の形状に応じて、ブロック
が1つの合成金型により合成樹脂で成形され、これら
ブロックが複数個、固定板に対して嵌合孔と嵌合突起と
の結合により嵌されことにより作動体の押込みプラ
グが構成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の真空成形金型の実施例を図に
基づいて説明する。図1は本発明の真空成形金型の一実
施例を示す要部断面図、図2は図1の真空成形金型によ
り合成樹脂製シートを成形する状態を示す要部断面図、
図3は図1の真空成形金型に備えられる作動体を示す平
面図、図4は図3の作動体のA−A線に沿う断面図、図
5は図3の作動体の押し込みプラグを構成するブロック
を示す平面図、図6は図5のブロックのB−B線に沿う
断面図、図7は図5のブロックの正面図、図8は図1の
真空成形金型に備えられる下部金型を示す平面図であ
る。
【0008】図1に示す本実施例の真空成形金型は、同
一形状の複数の凹部11を有する下部金型12と、該下
部金型12上に配置された合成樹脂製シート13を押圧
する作動体14とを備えている。上述した凹部11の底
面には、該凹部11内の空気を吸引する多数の吸引用孔
15が設けられている。上述した作動体14は、同一形
状の複数個のブロック16と、該ブロック16の突起1
7が嵌合する嵌合孔18を有する木製の固定板19とか
らなっている。なお、前記ブロック16は、それぞれ凹
部11の底面の形状に応じて成樹脂から形成されてお
り、該ブロック16によって、前記凹部11に対向する
押込みプラグが構成されている。
【0009】この実施例にあっては、前述した図9の
(a)〜(g)で説明したように、合成樹脂製シート1
3を成形する際、まず該シート13を加熱した後、図1
に示すように、前記シート13を下部金型12上に載置
する。次いで、作動体14を下降させることにより、図
2に示すように、複数のブロック16により前記シート
13を凹部11内に押し込むとともに、吸引用孔15を
介して該凹部11内の空気を吸引して、下部金型12の
形状に沿った形状にシート13を成形する。次いで、前
記作動体14を上昇させ、前記シート13を冷却させて
下部金型12をシート13から離して一連の工程を終了
する。そして、下部金型12の形状が変更される場合、
該形状に応じて、ブロック16のうちの一部を固定板1
9に装着するとともに、該ブロック16のうちの他の部
分を取り外すようになっている。
【0010】このように構成した実施例では、ブロック
16を他の形状のブロックと替えることによって、他の
形状の作動体を形成することができるので、1台の固定
板19により種々の下部金型に対応することができる。
また、ブロック16は単一の形状であり、さらに合成樹
脂からなるため、1台の成形金型によって複数のブロッ
ク16を容易に製作することができ、各ブロック16の
製作精度を高めることができると共に、作動体14を容
易に製作することが可能となり、さらにブロック16が
微細な形状であっても、これを容易に製作することがで
きる。
【0011】なお、この実施例では起17を嵌合孔1
8に嵌合させることによりブロック16を固定板19に
装着するようにしたが、本発明はこれに限ら、例えば
固定板19に突起を設け、各ブロック16に該突起が嵌
合する嵌合孔を設けることもできる。さらに、各ブロッ
クおよび固定板のいずれか一方にスナップ用つめを設
け、該ブロックおよび固定板のいずれか他方に該つめを
係止可能な係止部を設けてもよい
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、
納部品の違い等により下部金型が種々異なる場合であっ
ても、1つの合成金型により下部金型に対応した多数の
同一形状のブロックを容易に作成して取り替えできるか
ら、ブロック形状が異なる作動体を構成する押込みプラ
グを容易かつ安価に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空成形金型の一実施例を示す要部断
面図である。
【図2】図1の真空成形金型により合成樹脂製シートを
成形する状態を示す要部断面図である。
【図3】図1の真空成形金型に備えられる作動体を示す
平面図である。
【図4】図3の作動体のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3の作動体の押込みプラグを構成するブロッ
クを示す平面図である。
【図6】図5のブロックのB−B線に沿う断面図であ
る。
【図7】図5のブロックの正面図である。
【図8】図1の真空成形金型に備えられる下部金型を示
す平面図である。
【図9】真空成形金型を用いて合成樹脂製シートを成形
する際の一連の工程を示す工程図である。
【符号の説明】
11 凹部 12 下部金型 13 合成樹脂製シート 14 作動体 15 吸引用孔 16 ブロック(押込みプラグ) 17 突起 18 嵌合孔 19 固定板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−121826(JP,A) 特開 昭59−118425(JP,A) 特開 昭59−78836(JP,A) 特開 昭62−269330(JP,A) 特開 平5−42589(JP,A) 実開 昭58−46704(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 51/00 - 51/24 B29C 51/30 - 51/40 B29C 33/30,33/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凹部を有する下部金型と、該凹部
    に対向する押込みプラグよび該押込みプラグが設けら
    れた固定板からる作動体とを備え、合成樹脂製シート
    を加熱した状態で前記押込みプラグにより前記凹部内に
    押し込むとともに、該凹部の底面に設けられた吸引用孔
    を介して該凹部内の空気を吸引することにより前記シー
    トを所定形状に成形するようにした真空成形金型におい
    て、前記押込みプラグが1つの合成金型により成形され
    た合成樹脂製の複数個の同一形状のブロックから成ると
    に、それぞれ前記固定板に対して嵌合孔と嵌合突起と
    の結合により嵌着されたことを特徴とする真空成形金
    型。
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