JP2912855B2 - ペレタイザとこれに使用するナイフ - Google Patents
ペレタイザとこれに使用するナイフInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B9/00—Making granules
- B29B9/02—Making granules by dividing preformed material
- B29B9/06—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
- B29B9/065—Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion under-water, e.g. underwater pelletizers
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Glanulating (AREA)
Description
即ちペレット化するためのペレタイザとこれに使用する
ナイフに関するものである。
20aに取付けた複数枚のナイフ21の刃先21a(ナ
イフ回転方向前縁側)を、ダイプレート22の前面22
aに接触さけて対向させ、押出機のダイプレート22の
細孔23から水中に押出される溶融樹脂Bを、高速回転
させた前記ナイフ21で切断してペレットPを形成する
ペレタイザ(アンダーウォーターカットペレタイザ)が
ある。
の回転方向後方側の尾部21bが、加工簡略化のため
に、直角に切断されており、ペレットPのカッティング
性能の向上が図られている。
イフ21が水中で回転しているので、ナイフ駆動源の動
力の大部分は、ナイフに作用する水の抵抗によって消費
される。また、前記ナイフ21は、その尾部(回転方向
後方側)21bが直角若しくは、直角に近い平面により
切断されているので、ナイフ高速回転(900r.p.
m以上)時に、キャビテーション(空洞現象)を発生し
易く、さらに、ナイフ回転に伴って生じる水の乱流によ
る抵抗が大きい。
れたもので、その目的とするところは、水の抵抗が小さ
く、かつキャビテーションを防止でき、しかもナイフ回
転動力低減を図りうるペレタイザを提供するにある。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、前記ナイフが、前記ダイプレートの前面に接触す
る刃先と、この刃先から回転方向後方に向かって反ダイ
プレート側へ傾斜するカット面と、このカット面から回
転方向後方に延びる背面と、回転方向後部側に形成され
た尾部の反ダイプレート側を前記背面から回転方向後方
に向かってダイプレート側へ湾曲するように形成してな
る第一尾部曲面と、前記尾部のダイプレート側を回転方
向後方に向かって反ダイプレート側へ湾曲するように形
成してなる第二尾部曲面と、を備えていることを特徴と
している。
部曲面によりナイフの尾部形状を流線形の曲面とするこ
とにより、ナイフの回転によって水がナイフ尾部から剥
離しなくなって渦が発生せず、かつ水の流れがスムーズ
となって抵抗が小さくなり、高速回転によってもキャビ
テーションが発生しなくなる。したがって、水の抵抗等
によって消費されるナイフ回転動力が大幅に低減でき
る。
間の境界部分が水の抵抗を減少させうる曲面により形成
されている。したがって、ナイフのカット面が曲面を介
して回転方向後方に延びる背面に繋がっており、ナイフ
の回転に伴う水の流れがナイフ前縁部から剥離しないの
で、水流がスムーズとなり水の抵抗が格段に減少し、ナ
イフ回転動力がさらに低減できる。
に基いて説明する。図1〜図6は、本発明の第1の実施
の形態を示している。図2は、アンダーウォーターカッ
トペレタイザ1を示し、該ペレタイザ1は、押出機2の
押出筒3の先端に多数の細孔4を穿設したダイプレート
5と、該ダイプレート5の外周及び前方を覆う水室6と
を備え、水室6内には、軸受9を介して回転自在に軸支
された回転軸7の先端にナイフホルダ8を介して装着さ
れた複数枚(本例では4枚)のナイフ10を備えてい
る。
(図示省略)が内蔵されており、溶融樹脂がダイプレー
ト5の細孔4を通ってその前面5a側から水室6内へと
押出されるようになっている。そして、前記水室6内に
は、冷却水が下方の給水口11から流入し、上方の排出
口12から流出するようになっている。前記ナイフ10
は、図1及び図3に示されているように、その基部10
aが、ダイプレート5の前面5aに対向状に配置された
円板形の前記ナイフホルダ8の後面8aに、ボルト13
より交換可能に取付けられている。
転軸7が同心的に取付けられ、該回転軸7は、水室6に
装着された前記軸受9に回転自在でかつ、軸線方向移動
自在に支持されると共に、図外のモータにより回転駆動
されるようになっており、前記ナイフ10が図3に矢印
Aで示す方向に高速回転されるようになっている。さら
に、前記ナイフ10は、回転方向前縁端部が刃先10b
とされ、該刃先10bがダイプレート前面5aに接触さ
れている。したがって、図4〜図6に示すように、ダイ
プレート5の細孔4から押出される溶融樹脂Bは、水室
6内の流水によって冷却凝固されると同時に、高速回転
されるナイフ10により切断されてペレットPとなる。
転方向後方側部分)10Cは、図1、図4〜図6に示す
ように、ナイフホルダ側の面(図中上面)14及びダイ
プレート側面(図中下面)15を、水の乱流を防止しう
る流線形の曲面とされ、尾部端10Eがナイフエッジと
なっている。また、該ナイフ10のカット面16(ナイ
フ回転方向前方傾斜面)と、前記ナイフホルダ側の面
(上面)14との境界前縁が、水の抵抗を減少させうる
曲面17とされている。
イプレート5の前面5aに接触する刃先10bと、この
刃先10bから回転方向後方に向かって反ダイプレート
5側へ傾斜するカット面16と、このカット面16から
曲面17を介して回転方向後方に延びる背面18と、回
転方向後部側に形成された尾部10Cの反ダイプレート
5側を前記背面18から回転方向後方に向かってダイプ
レート5側へ湾曲するように形成してなる第一尾部曲面
14と、前記尾部10Cのダイプレート5側を回転方向
後方に向かって反ダイプレート5側へ湾曲するように形
成してなる第二尾部曲面15と、を備えている。
10の回転によって水室6内の冷却水の一部が、ナイフ
10に接して剥離することなく追従して流れ、ナイフ尾
部10C後方に渦を発生しなくなり、乱流を生起するこ
となくスムーズに流れる。したがって、水の抵抗が大幅
に減少し、かつキャビテーション(空洞現象)を発生し
ないので、ナイフ10の回転動力が大幅に低減する。
側)を曲面17としてあるので、水の流れがスムーズで
かつ抵抗が減少し、さらにナイフ回転動力が低減する。
なお、ナイフ10の前縁境界部は、曲面ではなく、水の
抵抗を減少できる1又は複数の平面で構成することがで
きる。
によりナイフの尾部の形状を水の乱流を防止しうる流線
形の曲面としたので、ナイフの高速回転時に生じるキャ
ビテーションの防止及び水の抵抗の減少を図ることがで
き、ナイフ回転動力を低減させることが可能である。
を曲面としたので、ナイフ全体の水の抵抗が大幅に減少
し、かつナイフ回転動力をさらに低減させることが可能
である。
のC−C線矢示)図である。
る。
(図2のD矢示)図である。
(図3のC−C線矢示相当)図である。
面) 15 ダイプレート側の曲面(第二尾部曲面) 16 カット面 17 曲面18 背面 B 溶融樹脂 P ペレット
Claims (4)
- 【請求項1】 高速回転されるナイフ(10)の回転方
向前縁側の刃先(10b)を、ダイプレート(5)の前
面(5a)に接触させて対向させ、該ナイフ(10)に
よってダイプレート(5)の細孔から水中に押出される
溶融樹脂を切断してペレット(P)を形成するペレタイ
ザにおいて、 前記ナイフ(10)は、前記ダイプレート(5)の前面
(5a)に接触する刃先(10b)と、この刃先(10
b)から回転方向後方に向かって反ダイプレート(5)
側へ傾斜するカット面(16)と、このカット面(1
6)から回転方向後方に延びる背面(18)と、回転方
向後部側に形成された尾部(10C)の反ダイプレート
(5)側を前記背面(18)から回転方向後方に向かっ
てダイプレート(5)側へ湾曲するように形成してなる
第一尾部曲面(14)と、前記尾部(10C)のダイプ
レート(5)側を回転方向後方に向かって反ダイプレー
ト(5)側へ湾曲するように形成してなる第二尾部曲面
(15)と、を備えていることを特徴とするペレタイ
ザ。 - 【請求項2】 カット面(16)と背面(18)との間
の境界部分が水の抵抗を減少させうる曲面(17)によ
り形成されている請求項1に記載のペレタイザ。 - 【請求項3】 ダイプレート(5)の前面(5a)に接
触する刃先(10b)と、この刃先(10b)から回転
方向後方に向かって反ダイプレート(5)側へ傾斜する
カット面(16)と、このカット面(16)から回転方
向後方に延びる背面(18)と、を備えているペレタイ
ザに使用するナイフにおいて、 回転方向後部側に形成された尾部(10C)の反ダイプ
レート(5)側に、前記背面(18)から回転方向後方
に向かってダイプレート(5)側へ湾曲するように形成
してなる第一尾部曲面(14)が 形成され、前記尾部(10C)のダイプレート(5)側に、回転方
向後方に向かって反ダイプレート(5)側へ湾曲するよ
うに形成してなる第二尾部曲面(15)が形成されてい
ることを特徴とするペレタイザに使用するナイフ。 - 【請求項4】 カット面(16)と背面(18)との間
の境界部分が水の抵抗を減少させうる曲面(17)によ
り形成されている請求項3に記載のペレタイザに使用す
るナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220741A JP2912855B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ペレタイザとこれに使用するナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220741A JP2912855B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ペレタイザとこれに使用するナイフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957745A JPH0957745A (ja) | 1997-03-04 |
JP2912855B2 true JP2912855B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16755808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7220741A Expired - Lifetime JP2912855B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ペレタイザとこれに使用するナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912855B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2905472B2 (ja) * | 1997-03-04 | 1999-06-14 | 株式会社神戸製鋼所 | 水中カット造粒装置とその装置に使用するナイフ、並びに、そのナイフを用いた水中カット造粒方法 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220741A patent/JP2912855B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0957745A (ja) | 1997-03-04 |
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