JP2912340B1 - 共有メモリ型コンピュータ装置 - Google Patents

共有メモリ型コンピュータ装置

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JP2912340B1
JP2912340B1 JP6926698A JP6926698A JP2912340B1 JP 2912340 B1 JP2912340 B1 JP 2912340B1 JP 6926698 A JP6926698 A JP 6926698A JP 6926698 A JP6926698 A JP 6926698A JP 2912340 B1 JP2912340 B1 JP 2912340B1
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政信 稲葉
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、CPUに逸早くロードリクエスト
を供給し、システム全体の性能を上げることができる共
有メモリ型コンピュータ装置を提供する。 【解決手段】 共有メモリ型コンピュータ装置は、2つ
のCPU1,2と1つのメモリ3、そしてCPU1,2
とメモリ3間のルーティング制御を行う、行きクロスバ
4と帰りクロスバ5を有している。また、各ユニット間
を結ぶインタフェースは、1リクエスト当たり2パケッ
トで構成されている。すなわち、1つのリクエストまた
はリプライを上記ユニット間で転送するときは2マシン
クロックを要することになる。そして、ここでは、第1
番目に転送されるパケットを第1パケット、第2番目に
転送されるパケットを第2パケットと呼ぶことにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に共有メモリ型
コンピュータ装置に属する。
【0002】
【従来の技術】共有メモリ型コンピュータ装置では、複
数のCPUが同時に共有メモリに対してアクセスを行
う。このとき、メモリからのデータ供給をより高速に行
うために、CPUとメモリとの間に存在するのがクロス
バである。より高速なデータ供給を実現するには、クロ
スバをより太くする必要があり、これは同時にハードウ
エア量を増大させる原因となり、装置自体のコンパクト
性が失われる。例えば、性能確保のためには、CPUと
メモリとのデータのやり取りは、1リクエスト当たり1
パケット構成が理想的だが、通常、1リクエスト当たり
2パケット構成や4パケット構成の多パケット構成にし
て、CPUとメモリ間のハードウエア量を削減してい
る。また、クロスバ通過方式に関しても、パケットを折
りたたんだまま複数マシンクロックでクロスバを通過さ
せたり、またはパケットを一端揃えて通過させたりす
る。但し、このクロスバの通過方式はどのリクエストに
対しても一様である。
【0003】ここで、CPUがメモリに対して発行する
リクエストは、大きく分けてロード系とストア系とに分
類することができるが、通常のアプリケーションプログ
ラムでは、ストア系に比べロードのリクエスト数が圧倒
的に多く、かつCPUではロードリクエストを使って供
給したデータを次の演算に使う動作を繰り返し行う。つ
まり、クロスバ内においては、ストア系のリクエストよ
りもロード系のリクエストがより通過しやすい環境を作
る必要があり、これを実現することで、CPUの処理性
能、延いてはシステム全体の処理性能の向上につながる
ことが推測できる。
【0004】図5は、従来のコンピュータ装置における
制御部70の構成例を示すブロック図である。従来技術
との大きな差分は、この制御部70のみである。制御部
70は、本発明に係る実施の形態を示す図1の制御部4
0と同じ位置に設けられている。
【0005】従来のコンピュータ装置では、CPU接続
ポート41,42から入力された制御情報は、一旦制御
レジスタ701と702に保持され、次のタイミングで
競合調停回路703に入力される。競合調停回路703
では、優先度を若番ポート固定にするか、または、ラウ
ンドロビン制御により毎クロック優先度をラウンドさせ
て切り替える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には、ロード系リクエストの差別化は図れず、ストア
系リクエストと全く同一またはそれ以下の優先度となっ
てしまう。例えば、競合調停回路703の優先度が若番
ポート固定(制御レジスタ701固定)の従来タイプとす
れば、図3の動作の説明するの為のタイムチャート図で
は、行きクロスバ4のロードリクエストとストアリクエ
ストの優先度は逆転し、ロードリクエストのCPU供給
は7Tから9Tに延びてしまう。その結果、ロードリク
エスト待ちの演算リクエストや後続リクエストの発行,
実行が遅れ、システム全体の性能も劣化することとな
る。
【0007】本発明は、斯かる問題点を鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、CPUに逸早く
ロードリクエストを供給し、システム全体の性能を上げ
ることができる共有メモリ型コンピュータ装置を提供す
る点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の
要旨は、共有メモリ型コンピュータ装置における1つの
メモリと複数のCPUとの間でルーティング制御を行う
クロスバ内に設けられた制御部であって、 前記各CP
Uと前記クロスバとの接続ポートから入力されたデータ
がそれぞれ保持される制御レジスタと、 前記データが
ロード系のデータかストア系のデータかを判断するロー
ド/ストア選択回路と、 前記データの競合調整を行う
競合調停回路と、 該競合調停回路と前記ロード/スト
ア選択回路との間に設けられた待ちレジスタとを備え、
前記ロード/ストア選択回路は、これに入力されたデ
ータのうち、ロード系のデータはそのまま前記競合調停
回路に出力し、ストア系のデータは前記待ちレジスタに
出力し、 前記待ちレジスタはストア系のデータを一旦
保持してから前記競合調停回路に出力することを特徴と
する制御部に存する。請求項2記載の発明の要旨は、共
有メモリ型コンピュータ装置における1つのメモリと複
数のCPUとの間でルーティング制御を行うクロスバ内
に設けられた制御部であって、 前記各CPUと前記ク
ロスバとの接続ポートから入力されたデータがそれぞれ
保持される制御レジスタと、 前記データがロード系の
データかストア系のデータかを判断するロード/ストア
選択回路と、 該ロード/ストア選択回路が出力した前
記データが入力され、ストア系のデータよりもロード系
のデータを優先して出力する競合調停回路とを備えたこ
とを特徴とする制御部に存する。請求項3記載の発明の
要旨は、請求項1又は2に記載の制御部を備えたことを
特徴とするクロスバに存する。請求項4記載の発明の要
旨は、請求項3に記載のクロスバを備えたことを特徴と
する共有メモリ型コンピュータ装置に存する。請求項5
記載の発明の要旨は、共有メモリ型コンピュータ装置の
CPUとメモリとをつなぐクロスバにおけるデータ供給
方法であって、行き,帰りのクロスバに入力されたデー
タが待たされることなく通過できるモードを、ロード系
のデー タにのみ与えることより、前記CPUへの前記デ
ータの供給を高速に行うことを特徴とするデータ供給方
法に存する。
【0009】すなわち、CPU1,2と行きクロスバ4
の間、及び行きクロスバ4とメモリ3の間、及びメモリ
3と帰りクロスバ5の間、及び帰りクロスバ5とCPU
1,2の間のインタフェースは1リクエスト当たり2パ
ケット構成となっている。これにより、行き,帰りクロ
スバ4,5中のクロスバ部45,53では、1リクエス
ト当たり2マシンクロックで通過できるモードと1リク
エスト当たり1マシンクロックで通過できるモードが存
在することになる。
【0010】ここで、2マシンクロック通過とは、行
き,帰りクロスバ4,5に入力されたリクエストが待た
されることなくクロスバ部45,53を通過できるモー
ドであり、リクエストの返却を逸早く行うことを目的と
するものである。
【0011】また、1マシンクロック通過とは、行き,
帰りクロスバ4,5に入力されたリクエストが1マシン
クロック以上待たされた時に揃った2パケットを同時に
1マシンクロックでクロスバ部45,53を通過できる
モードであり、入力部43,44,52にいつまでもリ
クエストを滞留させないことと、早くクロスバ部45,
53を通過させて次のリクエストの為にクロスバ部4
5,53を解放しようとするものである。
【0012】本発明は斯かる構成により、2マシンクロ
ック通過をロード系リクエストのみに与えることによ
り、クロスバ部45のロード系のリクエスト占有割合を
上げて、CPUへのロードデータの高速供給を可能とす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】(第1の実施の形態)図1に示すように、
本実施の形態に係る共有メモリ型コンピュータ装置は、
2つのCPU1,2と1つのメモリ3、そしてCPU
1,2とメモリ3間のルーティング制御を行う、行きク
ロスバ4と帰りクロスバ5を有している。また、各ユニ
ット間を結ぶインタフェースは、1リクエスト当たり2
パケットで構成されている。すなわち、1つのリクエス
トまたはリプライを上記ユニット間で転送するときは2
マシンクロックを要することになる。そして、ここで
は、第1番目に転送されるパケットを第1パケット、第
2番目に転送されるパケットを第2パケットと呼ぶこと
にする。
【0015】行きクロスバ4はCPU1,2と接続ポー
ト41,42で接続されている。接続ポート41,42
に入力されたリクエストは、制御情報(リクエストの種
別,ルーティングアドレス等)とリクエストデータ(アド
レス,ストアデータ等)に分けられ、各々制御部40と
入力部43,44に入力される。
【0016】制御部40では、第1パケットにより、そ
のリクエストの有効性、種別(ロード系かストア系か)、
そしてルーティングアドレス(どの出力ポートに向かう
のか)が判別できるものとする。
【0017】入力部43,44では制御部40の制御信
号に従い、リクエストデータをクロスバ部45へ転送す
る。また、競合負けの時には保持をする。
【0018】クロスバ部45では、制御部40の制御信
号に従い、入力部43,44の何れかのリクエストデー
タを出力部46に通過させる。この際、選択された入力
部に対象データ全て(第1パケットと第2パケットの両
方)が揃っている場合は、1マシンクロック間クロスバ
部45を開けデータを通過させる。また、選択された入
力部に対象データの一部(第1パケットのみ)が存在する
場合は、2マシンクロック間クロスバ部45を開けデー
タを第1パケット,第2パケットの順で通過させる。
【0019】出力部46では、制御部40の制御信号に
従い、クロスバ部45を通過してきたリクエストデータ
を2パケット構成にしてメモリ接続ポート47からメモ
リ3に送出する。また、2パケット転送調速動作の為送
出できない後続パケットの保持をする。
【0020】メモリ3では行きクロスバ4より2パケッ
ト転送されてきたリクエストデータ(アドレス,ストア
データ)に従いメモリ処理を行い、帰りクロスバ5の接
続ポート51にリプライを返却する。
【0021】接続ポート51に入力されたリプライは、
制御情報(リプライの種別,ルーティングアドレス等)と
リプライデータ(ロードデータ)に分けられ、各々制御部
50と入力部52に入力される。
【0022】制御部50では、第1パケットにより、そ
のリクエストの有効性、種別(ロード系のみ)、そしてル
ーティングアドレス(どの出力ポートに向かうのか)が判
別できるものとする。
【0023】入力部52では制御部50の制御信号に従
い、リプライデータをクロスバ部53へ転送する。ま
た、競合負けの時には保持をする。
【0024】クロスバ部53では、制御部50の制御信
号に従い、入力部52のリプライデータを出力部54ま
たは55に通過させる。この際、選択された入力部に対
象データ全て(第1パケットと第2パケットの両方)が揃
っている場合は、1マシンクロック間クロスバを開けデ
ータを通過させる。また、選択された入力部に対象デー
タの一部(第1パケットのみ)が存在する場合は、2マシ
ンクロック間クロスバ部53を開けデータを第1パケッ
ト,第2パケットの順で通過させる。
【0025】出力部54,55では、制御部50の制御
信号に従い、クロスバ部53を通過してきたリプライデ
ータを2パケット構成にしてCPU接続ポート56,5
7を介してCPU1,2に送出する。また、2パケット
転送調速動作の為送出できないパケットの保持をする。
【0026】図2は、本発明の実施例における制御部4
0の構成例を示すブロック図である。CPU接続ポート
41,42から入力された制御情報は、制御レジスタ4
01と402に一旦保持される。そしてロード/ストア
選択回路403,404を経て、ロード系制御情報はそ
のまま競合調停回路407に入力され、ストア系制御情
報はストア系待ちレジスタ405,406に一旦保持さ
れてから競合調停回路407に入力される。すなわち、
ストア系に関しては、必ず第1パケットと第2パケット
が揃った状態でクロスバ部45の通過となる。つまりス
トア系データが2マシンクロック間クロスバ部45を占
有することはない。
【0027】一方、ロード系に関しては、クロスバ通過
タイミングにより、第1パケットと第2パケットを順番
に2マシンクロックでクロスバ通過させるケースと第1
パケットと第2パケットを揃えて1マシンクロックでク
ロスバ通過させるケースとが存在する。また、競合調停
回路407の優先度は入力部43が44よりも高いもの
とする。すなわち、入力部43と44の制御情報が同時
に競合調停に参加したならば、入力部43が勝ちで44
は負けとなる。
【0028】次に、図1のコンピュータ装置の動作につ
いて、図3を参照して説明する。まず、CPU1はスト
ア系のリクエストを1リクエスト発行するものとし、そ
の第1パケットを1−1、第2パケットを1−2とす
る。また、CPU2はロード系のリクエストを1リクエ
スト発行するものとし、その第1パケットを2−1、第
2パケットを2−2とする。そしてこれらが同時にCP
U1,2から発行され、その発行時刻を0Tとする。以
降、時刻は1マシンクロック刻みに1T、2T....とイ
ンクリメントされていく。
【0029】最初に、CPU1,2からメモリ3までの
動作を説明する。1T目には、1−1と2−1の制御情
報が制御レジスタ401と402に、また同リクエスト
データが入力部43と44に保持される。
【0030】2T目には、1−1の制御情報はロード/
ストア選択回路403を経由してストア待ちレジスタ4
05に保持される。また、入力部43では1−1はその
まま保持、そして1−2が新規に保持される。
【0031】一方、2−1の制御情報は競合調停回路4
07により勝者(競合するものが他にない)となり、この
制御信号を受けてクロスバ部45は入力部44に存在す
る1−1(第1パケット)リクエストデータを出力部46
に通過させてメモリ3へ送出する。また、入力部44に
は2−2が新規に保持される。
【0032】3T目には、クロスバ部45は引続き入力
部44を選択し、2−2(第2パケット)リクエストデー
タを出力部46に通過させて(2マシンクロック通過)メ
モリ3へ送出する。また、入力部43ではリクエストデ
ータ1−1と1−2が保持され続ける。
【0033】4T目には、競合調停回路407におい
て、ストア系待ちレジスタ405内の制御情報1−1が
勝者となり、クロスバ部45は入力部43のリクエスト
データ1−1と1−2を2パケット同時に1マシンクロ
ックで出力部46に通過させて、1−1のみがメモリ3
へ送出され、1−2は出力部46において保持される。
【0034】5T目には、出力部46は1−2をメモリ
3へ送出する。
【0035】次いで、メモリ3からCPU1,2までの
動作を説明する。メモリ3では、3T目から6T目の4
T間、行きクロスバ4より、リクエストデータが2−
1,2−2,1−1,1−2の順番で順次転送されてくる
ので、順々にメモリ処理をしてリプライデータを帰りク
ロスバ5のメモリ接続ポート51に返却する。但し、1
−1,1−2はストア系のリクエストの為、リプライデ
ータの返却は行わない。
【0036】帰りクロスバ5では、4T目から5T目の
2T間、制御部50と入力部52に制御情報とリプライ
データ2−1,2−2が転送されてくるが、競合要因が
全く存在しないため、クロスバ部53は2マシンクロッ
ク間入力部52を向いた状態となり、入力部52から出
力部55に2−1と2−2が連続して通過する。そし
て、リプライデータはそのままCPU2に返却される。
【0037】結局ロードデータには全く待ちが生じず、
CPU2送出から7Tでメモリより供給することができ
る。
【0038】それ故、2マシンクロック通過をロード系
リクエストのみに与えることにより、クロスバ部45の
ロード系リクエスト占有割合を上げて、CPUへのロー
ドデータの高速供給を可能にすることができるのであ
る。
【0039】その結果、ロードリクエスト待ちの演算リ
クエストや後続のリクエスト群の発行と実行が逸早く行
うことができ、システム全体の性能が上がる。
【0040】(第2の実施の形態)図4は、本発明の他
の実施例におけるクロスバの制御部60の構成例を示す
ブロック図である。すなわち、上記第1の実施の形態と
の差分は、このクロスバの制御部60のみである。
【0041】図1がリクエスト種別により、クロスバ通
過速度を切り替えていたのに対し、図4は、リクエスト
種別により競合調停の優先度そのものを決定ずける。つ
まり、常にロード系リクエストはストア系リクエストよ
りも高い優先順位を与えられることになり、ロード系リ
クエストがストア系リクエストに競合で敗れることはな
い。
【0042】CPU接続ポート41,42から入力され
た制御情報は、制御レジスタ601と602に一旦保持
される。そしてロード/ストア選択回路603,604
を経て、ロード系制御情報とストア系制御情報を分離し
て競合調停回路605に入力する。競合調停回路605
における優先度は、まずリクエスト種別により決定され
る。すなわち、ロード系リクエストがストア系リクエス
トよりも高くなる。さらに、同種リクエスト内での競合
が発生した場合は、若番ポートリクエストが優先され
る。すなわち、制御レジスタ601が602よりも高く
なる。
【0043】なお、本発明は上記実施の形態には限定さ
れず、本発明を適用する上で好適な構成にすることがで
きる。
【0044】例えば、2つのCPU,2つのCPU接続
ポート構成について説明したが、これらの数に制限はな
い。
【0045】また、本発明の実施例では、1つのメモ
リ,1つのメモリ接続ポート構成について説明をした
が、これらの数に制限はない。
【0046】また、本発明の実施例では、ユニット間を
跨ぐインタフェースは全て2パケット構成で説明した
が、この数に制限はない。
【0047】すなわち、 ・ロード:2T通過+1T通過 ・ ストア:1T通過のみ としたが、
【0048】例えば、これが4パケット通過になること
により組合せが増え、 ・ロード:4T通過+2T通過+1T通過 ・ストア:1T通過
【0049】または、 ・ロード:4T通過+2T通過+1T通過 ・ストア:2T通過+1T通過 など種々の態様が考えられる。
【0050】但し、ロードがストアよりも常にクロスバ
占有時間が多くなるようにする必要がある。なお、各図
において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0051】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、CPU
に逸早くロードデータの供給をすることができる。その
理由は、クロスバの通過速度をストア系リクエストは1
マシンクロック通過のみに制限することにより、ストア
系リクエストのクロスバ占有率は下がり、結果ロード系
リクエストのクロスバ総占有割合が増え、ロード系リク
エストがよりクロスバを通過し易くなるからである。
【0052】第2の効果は、システム全体の性能をあげ
ることができる。その理由は、CPUに逸早くロードデ
ータの供給が可能な為、ロードリクエスト待ちの演算リ
クエストや後続のリクエスト群の発行と実行が逸早く行
えるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る共有メモリ型
コンピュータ装置のブロック図である。
【図2】図1に示す制御部のブロック図である。
【図3】図1に示す共有メモリ型コンピュータ装置の動
作を示すタイムチャートである。
【図4】第2の実施の形態に係る制御部のブロック図で
ある。
【図5】従来技術に係る共有メモリ型コンピュータ装置
の制御部のブロック図である。
【符号の説明】
1,2 CPU 3 メモリ 4 行きクロスバ 5 帰りクロスバ 40 制御部 41,42 接続ポート 43,44 入力部 45 クロスバ部 46 出力部 47 メモリ接続ポート 50 制御部 51 接続ポート 52 入力部 53 クロスバ部 54,55 出力部 56,57 CPU接続ポート 401,402制御レジスタ 403,404 ロード/ストア選択回路 405,406 待ちレジスタ 407 競合調停回路 60 制御部 603,604 ロード/ストア選択回路 601,602制御レジスタ 605 競合調停回路 70 制御部 701、702 制御レジスタ 703 競合調停回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 15/173 G06F 15/177 676 EPAT(QUESTEL) INSPEC(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共有メモリ型コンピュータ装置における
    1つのメモリと複数のCPUとの間でルーティング制御
    を行うクロスバ内に設けられた制御部であって、 前記各CPUと前記クロスバとの接続ポートから入力さ
    れたデータがそれぞれ保持される制御レジスタと、 前記データがロード系のデータかストア系のデータかを
    判断するロード/ストア選択回路と、 前記データの競合調整を行う競合調停回路と、 該競合調停回路と前記ロード/ストア選択回路との間に
    設けられた待ちレジスタとを備え、 前記ロード/ストア選択回路は、これに入力されたデー
    タのうち、ロード系のデータはそのまま前記競合調停回
    路に出力し、ストア系のデータは前記待ちレジスタに出
    力し、 前記待ちレジスタはストア系のデータを一旦保持してか
    ら前記競合調停回路に出力することを特徴とする制御
    部。
  2. 【請求項2】 共有メモリ型コンピュータ装置における
    1つのメモリと複数のCPUとの間でルーティング制御
    を行うクロスバ内に設けられた制御部であって、 前記各CPUと前記クロスバとの接続ポートから入力さ
    れたデータがそれぞれ保持される制御レジスタと、 前記データがロード系のデータかストア系のデータかを
    判断するロード/ストア選択回路と、 該ロード/ストア選択回路が出力した前記データが入力
    され、ストア系のデータよりもロード系のデータを優先
    して出力する競合調停回路とを備えたことを特徴とする
    制御部。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の制御部を備えた
    ことを特徴とするクロスバ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のクロスバを備えたこと
    を特徴とする共有メモリ型コンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 共有メモリ型コンピュータ装置のCPU
    とメモリとをつなぐクロスバにおけるデータ供給方法で
    あって、行き,帰りのクロスバに入力されたデータが待
    たされることなく通過できるモードを、ロード系のデー
    タにのみ与えることより、前記CPUへの前記データの
    供給を高速に行うことを特徴とするデータ供給方法。
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