JP2912152B2 - ワイパの制御装置 - Google Patents

ワイパの制御装置

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JP2912152B2
JP2912152B2 JP6045783A JP4578394A JP2912152B2 JP 2912152 B2 JP2912152 B2 JP 2912152B2 JP 6045783 A JP6045783 A JP 6045783A JP 4578394 A JP4578394 A JP 4578394A JP 2912152 B2 JP2912152 B2 JP 2912152B2
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wiper
vehicle speed
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opening
sensor
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文彦 赤崎
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Hino Motors Ltd
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Hino Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用ワイパに関する。
更に詳しくは車両の窓ガラスの開度及び車速に応じて作
動状態を変化させるワイパの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のワイパ装置は図3に示すように先
端にワイパブレード2bが取付けられた一対のワイパア
ーム2aと、ワイパアーム2aを駆動するモータ4と、
モータ4を制御するワイパコントローラ7とにより構成
される。ワイパコントローラ7はワイパ2を使用しない
ときにモータを停止させておくOFFスイッチ7aと、
雨量に応じて連続作動状態の速度が高速なHIGHスイ
ッチ7bと低速のLOWスイッチ7cに切換えが可能で
あるほかに、特に小雨や霧雨など降雨量が少ないとき一
定のインターバルをおいて間欠作動するINTスイッチ
7dが設けられる。更にワイパコントローラ7にはワイ
パ2の作動状態からOFFスイッチ7aに切換えるとワ
イパアーム2aを所定の位置で自動的に停止させるオー
トストップ機構が内蔵される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、降雨時のワイ
パ作動中はワイパブレード2bが雨水を払い除けること
により水しぶきが飛散する現象がある。このため、高速
道路の有料道路等の料金所ではその水しぶきが通行料を
徴収する管理人を直撃する場合があった。この不具合を
回避するために運転者は手動でコントローラのスイッチ
をOFF又は間欠作動にしなければならない煩わしさが
あった。本発明の目的は、降雨時にワイパ作動時の料金
所等において自動的にワイパを停止又は間欠作動させて
水しぶきが管理人等に飛散することがないワイパの制御
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本発明の特徴ある構成は、先端にワイパブレード
12bが設けられたワイパアーム12aの基端が車両前
面のウインドシールドガラス11の下方に枢支されたワ
イパ12と、ワイパ12を作動するワイパモータ14
と、車速を検出する車速センサ16と、運転席側の窓ガ
ラス18cの開度を検出する開度センサ19と、車速セ
ンサ16及び開度センサ19の信号に基づいてワイパ1
2を制御するワイパコントローラ17とを備える。
【0005】ワイパコントローラ17は車速センサ16
が徐行速度又は車両の停止を検出しかつ開度センサ19
が所定値以上の窓ガラス18cの開度を検出するときワ
イパ12を停止又は間欠作動するようにワイパモータ1
4を制御する。
【0006】
【作用】車速センサ16が設定値以下の車速を検出し、
かつ開度センサ19が所定値以上の運転席側の窓ガラス
18cの開度を検出したときにはワイパコントローラ1
7はワイパモータ14を制御してワイパ12を停止又は
間欠作動させる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1に示すように、車両前面のウインドシ
ールドガラス11の下方にはワイパ12を構成する一対
のワイパアーム12aの基端が枢支され、ワイパアーム
12aの先端にはウインドシールドガラス11に摺動し
て雨水や雪などを払い除けるワイパブレード12bが設
けられる。ワイパアーム12aは車両に内蔵されたワイ
パモータ14によりワイパアーム12aの基端を中心に
所定の角度で往復回転するように構成される。これによ
り降雨時などでは図1の破線で示した範囲内の雨水等を
ワイパブレード12bで払い除けることができる。
【0008】車両には車速を感知する車速センサ16が
設けられる。車速センサ16の検出出力はワイパコント
ローラ17に接続される。また車両の運転席側のサイド
ドア18内には窓ガラス18cの開度を感知する開度セ
ンサ19が設けられる。サイドドア18は窓ガラス18
cの他に開口部18bの下方のサイドドア18内部に設
けられ窓ガラス18cの下端に接続するウインドウレギ
ュレータ18dと、窓ガラス18cの開閉をウインドウ
レギュレータ18dを介して駆動するサーボモータ18
eとを備える。ウインドウレギュレータ18dはドアイ
ンナパネルの内面に取付けられたベースプレート21
と、基端近傍がベースプレート21に支軸22を介して
回転可能に取付けられた略逆への字状のリフトアーム2
3と、リフトアーム23の基端に固着された半月状の従
動ギヤ24と、ベースプレート21に回転可能に取付け
られ従動ギヤ24に噛合するピニオン26とを有する。
【0009】窓ガラス18cはサーボモータ18eによ
りピニオン26を介して従動ギア24を支軸22を中心
に回転させることにより開閉する。サーボモータ18e
にはパワウインドウコントローラ27の制御出力が接続
される。開度センサ19である機械式ストロークスイッ
チは従動ギア24近傍に設けられ、その検出出力はワイ
パコントローラ17に接続される。従動ギア24の一端
に固着されたレバー24aが窓ガラス18cの開閉に応
じて開度センサ19のスイッチ部19aに当接し又はス
イッチ部19aと連動することにより窓ガラス18cの
開度信号をワイパコントローラ17に送る。この例では
リフトアーム23が2点鎖線の状態でレバー24aがス
イッチ部19aに当接し、開度50%を示す。また破線
で示す状態で全開を示す。
【0010】パワウインドウコントローラ27には窓ガ
ラス18cを開けるDOWN側と閉じるUP側接点を有
するシーソスイッチ27aが設けられ、通常の状態では
OFF状態に保たれる。ワイパコントローラ17は通常
のワイパを使用しないときのOFFスイッチ17aと、
雨量に応じて連続作動状態の速度が高速なHIGHスイ
ッチ17b及び低速のLOWスイッチ17cと、一定の
インターバルをおいて間欠作動するINTスイッチ17
dと、所定の位置で自動的に停止させるオートストップ
機構を備える。ワイパコントローラ17は前述した開度
センサ19の検出出力と車速センサ16の検出出力以外
にその制御入力にパワウインドウコントローラ27のス
イッチ部27aのUP側接点が接続される。ワイパコン
トローラ17は車速センサ16がワイパコントローラ1
7に設定された車速より低い速度であるいわゆる徐行速
度又は車両の停止を検出しかつ開度センサ19が所定値
以上の窓ガラス18cの開度を検出するときに、ワイパ
12を作動させるワイパモータ14を停止させ又は間欠
作動するように制御する。この例では車速の設定値は5
km/h以下であり、窓ガラス18cの開度の設定値は
50%以上である。
【0011】このように構成されたワイパの制御装置の
動作を図1の構成図及び図2のフローチャートに従い説
明する。先ず車両走行中に雨などが降ってきた場合には
雨量に応じてワイパコントローラ17のスイッチをHI
GH又はLOWに切換えることでワイパスイッチをオン
にする。これによりワイパコントローラ17はワイパモ
ータ14を介してワイパアーム12aを作動させウイン
ドシールドガラス11に付着した雨水等を先端に設けた
ワイパブレード12bにより吹き払う。
【0012】通常の走行状態から高速道路等の料金所に
さしかかると運転者は停車して料金を支払うべくブレー
キをかけて車速を減速させる。車速が減速し予め設定し
てある設定値、5km/h以下であることを車速センサ
16が検出し、この信号がワイパコントローラ17に入
力する。この状態で運転者がスイッチ27aをDOWN
側接点に切り替え窓ガラス18cを開放すると、レバー
24aが開度センサ19のスイッチ部19aを押込み、
開度センサ19の検出信号がワイパコントローラ17に
入力する。車速が5km/h以下で窓ガラス18cの開
度が50%以上になると、ワイパコントローラ17はワ
イパモータ14を制御してワイパアーム12aの動きを
停止させる。これによりワイパブレード12bによる管
理人への水しぶきの飛散はなくなる。料金所での金銭授
受のやりとりの後再び車両を走行させ、又は窓ガラス1
8cを閉じると、ワイパコントローラ17は再び当初設
定した状態、即ちHIGH又はLOWの状態でワイパア
ーム12aを作動させる。
【0013】なお、上記実施例で引用した数値は一例で
あって、車速は5〜10km/hの範囲に設定してもよ
く、また開度は50〜60%又は60〜100%に設定
してもよい。また、上記実施例では開度センサは機械式
ストロークスイッチを使用したが、電子式等のスイッチ
でもよい。更に、上記実施例では車速センサが徐行速度
又は車両の停止を検出しかつ開度センサが50%以上の
窓ガラスの開度を検出したときワイパ12を停止させる
ようにワイパモータ14を制御したが、ワイパを間欠作
動するようにワイパモータ14を制御してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、車
速センサ16の設定値以下の信号をワイパコントローラ
17が受け、運転席側の窓ガラス18cの開度センサの
信号が予め設定した値より大きく開かれた場合にワイパ
コントローラ17はワイパモータ14を制御してワイパ
12を停止または間欠作動させるように構成したため、
高速道路の有料道路等の料金所ではその水しぶきが管理
人を直撃することが無く、また運転者が手動でコントロ
ーラのスイッチをOFF又は間欠作動にする煩わしさも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図。
【図2】そのフローチャート。
【図3】従来例を示す図1に対応する図。
【符号の説明】
12 ワイパ 14 ワイパモータ 16 車速センサ 17 ワイパコントローラ 18c 窓ガラス 19 開度センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にワイパブレード(12b)が設けられ
    たワイパアーム(12a)の基端が車両前面のウインドシー
    ルドガラス(11)の下方に枢支されたワイパ(12)と、 前記 ワイパ(12)を作動するワイパモータ(14)と、 車速を検出する車速センサ(16)と、 運転席側の窓ガラス(18c)の開度を検出する開度センサ
    (19)と、 前記車速センサ(16)及び前記開度センサ(19)の信号に基
    づいて前記ワイパ(12)を制御するワイパコントローラ(1
    7)とを備え、 前記ワイパコントローラ(17)は前記車速センサ(16)が徐
    行速度又は車両の停止を検出しかつ前記開度センサ(19)
    が所定値以上の前記窓ガラス(18c)の開度を検出すると
    き前記ワイパ(12)を停止又は間欠作動するように前記ワ
    イパモータ(14)を制御することを特徴とするワイパの制
    御装置。
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JP2017140959A (ja) * 2016-02-11 2017-08-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 オートワイパー装置及びオートワイパーシステム
CN107571842A (zh) * 2017-07-28 2018-01-12 马胜利 升降感应式侧面门雨刮器、车窗以及雨刮器的实现方法

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