JP2017140959A - オートワイパー装置及びオートワイパーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】払拭される雨滴の影響を考慮したワイパーの動作制御を行うことができるオートワイパー装置及びオートワイパーシステムを提供する。【解決手段】車両1のドア又は窓の開閉状態をボディECUが取得して、ドア又は窓が開状態である場合にはオートワイパーの動作を禁止する。ボディECUは、車両1の運転席のシートベルトの装着状態を取得することによって乗員の有無の状態を取得し、乗員がいない場合にはオートワイパーの動作を禁止する。ボディECUは、車両1の車速を取得し、車両1のドア又は窓が開状態であり、且つ、車速が所定速度未満である場合に、オートワイパーの動作を禁止する。ボディECUは、車両1の窓の開閉状態を、単に開/閉の2値ではなく、窓の開度として取得する。ボディECUは、取得した窓の開度と記憶部11に記憶した閾値とを比較することにより、窓が開状態であるか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、降雨時に車両のワイパーを自動的に動作させるオートワイパー装置及びオートワイパーシステムに関する。
従来、車両には、降雨時にフロントガラスの雨滴を払拭するためのワイパーが備えられている。また近年では、雨滴を検知するセンサを利用して、降雨時にワイパーを自動的に動作させる機能、いわゆるオートワイパー機能が備えられた車両がある。オートワイパー機能は、車両の運転者に対するワイパー使用の利便性を向上することができるが、例えば運転者が車両から離れている場合であっても雨滴を検知してワイパーが動作してしまうなど、無駄な動作が発生して電力消費量が増大するという問題があった。
特許文献1においては、イグニッションスイッチのオン/オフ状態と、シートベルトの使用の有無とを判定し、イグニッションスイッチがオン状態且つシートベルトが使用されている場合にのみオートワイパー機能を有効とし、イグニッションスイッチがオフ状態又はシートベルトが使用されていない場合にはオートワイパー機能を解除することによって、無駄な電力消費を抑えることを目的としたワイパー制御方式が提案されている。
特開昭64−41446号公報
例えば、ワイパーが動作している際に車両の乗員がドア又は窓を開けた場合、ワイパーによって払拭された雨滴が開かれたドア又は窓から車内へ浸入する虞がある。また例えば、車両の乗員と会話するために外部の人がワイパー動作中の車両に対して近づいた場合、ワイパーによって払拭された雨滴が外部の人にかかる虞がある。これらを避けるためには、車両の乗員がワイパーを手動で停止させる必要があった。特許文献1に記載のワイパー制御方式は、イグニッションスイッチの状態及びシートベルトが使用の有無に基づいてワイパーを動作させる構成であり、上記の問題を解決し得るものではない。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、払拭される雨滴の影響を考慮したワイパーの動作制御を行うことができるオートワイパー装置及びオートワイパーシステムを提供することにある。
本発明に係るオートワイパー装置は、降雨に応じて車両のワイパーを動作させるオートワイパー装置において、前記車両のドア又は窓の開閉に係る状態を取得する開閉状態取得部と、前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する禁止部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記車両内の乗員の有無に係る状態を取得する乗員状態取得部と、前記乗員状態取得部が取得した状態が乗員無状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する第2の禁止部とを更に備えることを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記乗員状態取得部が、前記車両のシートベルトの装着状態、又は、前記車両の座席に対する着座状態を取得することを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記車両の速度を取得する車速取得部を更に備え、前記禁止部は、前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態であり、且つ、前記車速取得部が取得した速度が所定速度未満である場合に、前記ワイパーの動作を禁止することを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記開閉状態取得部が、前記窓の開度を取得して、該開度と所定の閾値との比較により前記窓が開状態であるか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記閾値の入力を受け付ける閾値入力受付部を更に備えることを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記ワイパーが、非動作時の待機位置と雨滴を払拭する払拭位置との間を往復し、前記開閉状態取得部は、前記車両の左右方向について前記払拭位置側に設けられたドア又は窓の開閉に係る状態を取得することを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパー装置は、前記開閉状態取得部が、前記車両の運転席のドア又は窓の開閉に係る状態を取得することを特徴とする。
また、本発明に係るオートワイパーシステムは、降雨を検知する降雨検知部と、車両のドア又は窓の開閉に係る状態を検知する開閉状態検知部と、前記降雨検知部の検知結果を取得する降雨検知結果取得部、該降雨検知結果取得部が取得した検知結果に応じて前記車両のワイパーを動作させるワイパー制御部、前記開閉状態検知部が検知した状態を取得する開閉状態取得部、及び、前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する禁止部を有するオートワイパー装置とを備えることを特徴とする。
本発明においては、車両のドア又は窓の開閉状態を取得して、ドア又は窓が開状態である場合にはワイパーの動作を禁止する。ドア又は窓が開かれている場合にワイパーを停止させることにより、ワイパーが払拭した雨滴が開かれたドア又は窓から車両内へ浸入することを防止できる。また乗員と会話するために外部の人が車両へ近付いた際には、会話のために乗員が車両のドア又は窓を開くため、ワイパーの動作が停止され、ワイパーが払拭した雨滴が外部の人にかかることを防止できる。
また本発明においてオートワイパー装置は、車両内の乗員の有無に係る状態を更に取得する。例えばシートベルトの装着状態又は座席への着座状態等をセンサなどにて検知し、この検知結果を取得することで乗員の有無に係る状態を取得することができる。オートワイパー装置は、車両のドア又は窓が開状態であるか、又は、乗員がいない場合に、ワイパーの動作を禁止する。これにより、上記の条件に加えて、車両内に乗員がおらず、ワイパーを動作させる必要がない場合にワイパーの動作を停止して、ワイパーが消費する電力を節約することができる。
また本発明においてオートワイパー装置は、車両の走行速度を更に取得する。オートワイパー装置は、車両のドア又は窓が開状態であり、且つ、速度が所定速度未満である場合に、ワイパーの動作を禁止する。これにより、速度が所定速度を超える、即ち車両が走行している場合には、窓が開かれてもワイパーの動作が停止されることがなくなる。
また本発明においてオートワイパー装置は、窓の開閉状態を、単に開/閉の二値ではなく、窓の開度として取得する。オートワイパー装置は、取得した窓の開度と所定の閾値とを比較することにより、窓が開状態であるか否かを判定する。これにより、例えば換気などのために窓をわずかに開いている場合など、ワイパーが払拭した雨滴が車両内へ浸入する虞がない程度に窓が開いている場合については、これを開状態とみなさず、ワイパーの動作を継続することができる。
また換気などのための窓の開度には個人差があるため、窓が開状態であるか否かを判定するための閾値については、車両の乗員による設定が可能な構成とすることが好ましい。オートワイパー装置は、閾値の設定の入力を受け付け、受け付けた閾値を用いて判定を行う。
車両に設けられるワイパーは、非動作時に待機する待機位置から、円弧状に往復移動し、待機位置とは反対端の位置で雨滴を払拭する(この反対端の位置を払拭位置という)。また車両のフロントガラスには2つのワイパーが設けられる場合が多く、2つのワイパーが同方向へ移動する構成と、2つのワイパーが反対方向へ移動する構成とがあり得る。
2つのワイパーが同方向へ移動する構成である場合、車両の左右方向(即ち運転席側か助手席側か)に関して、ワイパーの払拭位置側のドア又は窓が、ワイパーにより払拭された雨滴の浸入の虞があるドア又は窓である。よってオートワイパー装置は、ワイパーの払拭位置側のドア又は窓の開閉に係る状態を取得して、ワイパーの動作を禁止すればよい。なおワイパーの払拭位置側のドア又は窓は、車両の運転席側のドア又は窓である場合が多い。
また2つのワイパーが反対方向へ移動する構成である場合には、運転席及び助手席のいずれのドア又は窓についても雨滴の浸入の虞があるため、オートワイパー装置は、両方のドア又は窓について開閉に係る状態を取得して、ワイパーの動作を禁止すればよい。
本発明による場合は、車両のドア又は窓が開状態である場合にワイパーの動作を禁止することによって、ワイパーが払拭した雨滴の車両内への浸入及び乗員と会話するために車輌へ近付いた外部の人に雨滴がかかること等を防止することができ、払拭される雨滴の影響を考慮したワイパーの動作制御を実現できる。
本実施の形態に係るオートワイパーシステムの構成を示すブロック図である。 ボディECUが行うオートワイパーの禁止処理の手順を示すフローチャートである。 ボディECUが行うオートワイパーの禁止処理の手順を示すフローチャートである。 ボディECUが行うオートワイパーの制御処理の手順を示すフローチャートである。 ボディECUが行う閾値設定処理の手順を示すフローチャートである。 ワイパーの構成と開閉状態の取得対象とするドア及び窓との関係を説明するための模式図である。 ワイパーの構成と開閉状態の取得対象とするドア及び窓との関係を説明するための模式図である。 ワイパーの構成と開閉状態の取得対象とするドア及び窓との関係を説明するための模式図である。
図1は、本実施の形態に係るオートワイパーシステムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るオートワイパーシステムは、車両1のフロントガラスに設けられたワイパー4を駆動するワイパー駆動装置3、並びに、各種のスイッチ及びセンサ等からの入力に応じてワイパー駆動装置3の動作を制御することによりワイパー4の動作を制御するボディECU2を備えて構成されている。本実施の形態においてボディECU2へ信号又は情報等を入力する入力装置には、IG(イグニッション)スイッチ51、オートワイパースイッチ52、閾値操作部53、雨滴センサ54、シートベルト装着検知部55、ドア開検知部56、窓開度検知部57及び車速検知部58等がある。
ボディECU2は、制御部10、記憶部11、入力I/F(インタフェース)部12及び制御信号出力部13等を備えて構成されている。なお本図においては、ボディECU2の構成要素について、ワイパー4の動作制御に係る機能ブロックを図示し、これ以外の機能に係る機能ブロックの図示は省略する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を用いて構成され、記憶部11又は図示しないROM(Read Only Memory)等に記憶されたプログラムを実行することにより、ワイパー4の動作制御に係る種々の演算処理及び制御処理等を行う。
記憶部11は、フラッシュメモリ又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のメモリ素子を用いて構成され、制御部10が実行する各種のプログラム及びデータ等を記憶する。本実施の形態において記憶部11は、車両1の窓の開閉を判断するための閾値に関する設定情報を閾値設定情報11aとして記憶している。
入力I/F部12は、IGスイッチ51〜車速検知部58の入力装置に信号線を介して接続され、これらの入力装置からアナログ又はデジタルの信号が入力される。入力I/F部12は、入力される信号がアナログ信号である場合、入力信号をサンプリングして取得することによりデジタルのデータに変換する。入力I/F部12は、入力装置からの入力信号に応じたデジタルのデータを制御部10へ与える。
IGスイッチ51は、車両1の運転席近傍に設けられ、車両1の原動機の始動又は車載機器への電力供給等のオン/オフを切り替えるためのスイッチであり、スイッチの切替状態を示すデジタル信号をボディECU2へ入力する。IGスイッチ51からのIG信号がオン状態である場合、車両1の原動機が動作状態であり、車両1の車載機器への電力供給が行われる。
オートワイパースイッチ52は、車両1の運転席近傍に設けられ、本実施の形態に係るオートワイパーシステムが提供するオートワイパー機能のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。オートワイパースイッチ52がオン状態である場合、ボディECU2は雨滴センサ54の検知結果に基づいてワイパー4を自動的に動作させる。なお図示は省略するが、車両1にはオートワイパースイッチ52の他に、雨滴センサ54の検知結果に関係なく、ワイパー4を手動で動作させるためのスイッチが設けられていてよい。
閾値操作部53は、車両1の窓の開閉を判断するための閾値の設定操作を受け付けるものである。例えば閾値操作部53は、閾値を段階的に増減する増ボタン及び減ボタンとすることができる。また例えば閾値操作部53は、閾値をアナログ的に変更するダイヤルスイッチとすることができる。閾値操作部53は、ユーザが行った操作に応じたデジタル又はアナログの信号をボディECU2の入力I/F部12へ入力する。又は、閾値操作部53は、液晶表示装置及びタッチパネル等を利用し、液晶表示装置に表示された閾値設定画面に対するタッチ操作により閾値の変更操作を受け付ける構成としてよい。このような構成の場合、閾値操作部53からボディECU2の入力I/F部12へ信号を入力するのではなく、車内ネットワークを介した通信によりボディECU2が閾値変更に係るメッセージを受信する構成としてもよい。閾値操作部53が受け付けた操作に応じて閾値が変更された場合、ボディECU2は、記憶部11に記憶された閾値設定情報11aを更新する。
雨滴センサ54は、例えば車内側からフロントガラスへ赤外線を照射し、その反射光を検知する構成とすることができる。雨滴センサ54は、検知した反射光の光量に基づいて、フロントガラスに付着した雨滴の量を検知することができる。雨滴センサ54は、検知した反射光の光量、又は、この光量に基づいて判断した雨滴の量に応じたアナログ信号をボディECU2へ入力する。
シートベルト装着検知部55は、車両1の運転席及び助手席について、シートベルトが装着されていることを検知する。シートベルト装着検知部55は、例えばシートベルトの着脱に応じてオン/オフされるスイッチなどを用いて実現され得る。シートベルト装着検知部55は、車両1の運転席について、シートベルトが装着されているか否かを示す2値信号をボディECU2へ入力する。
ドア開検知部56は、車両1の運転席及び助手席のドアが開かれていることを検知する。ドア開検知部56は、例えばドアの開閉に応じてオン/オフされるスイッチなどを用いて実現され得るものであり、車両1のカーテシランプの点灯制御に用いられるものと共用であってよい。ドア開検知部56は、運転席及び助手席について個別に、ドアが開かれているか否かを示す2値信号をボディECU2へ入力する。
窓開度検知部57は、車両1の運転席及び助手席の窓の開度(開き具合)を検知する。窓開度検知部57は、例えば窓の開閉装置に設けられたモータの回転位置又は回転数等の情報を取得することによって、窓の開度を検知する構成とすることができる。窓開度検知部57は、例えば窓が全開の状態を開度100%とし、全閉の状態を開度0%として、窓の開度を0〜100の数値データとしてボディECU2へ入力する。
車速検知部58は、車両1の走行速度を検知する。車速検知部58は、例えば車両1の車軸又は車輪の回転に応じたパルス信号を生成してボディECU2へ入力するか、又は、生成したパルス信号に応じた車速を算出し、算出した車速の数値データをボディECU2へ入力する構成とすることができる。
ボディECU2の制御信号出力部13は、ワイパー駆動装置3と信号線を介して接続されている。制御信号出力部13は、制御部10の制御に従って、ワイパー駆動装置3にワイパー4を駆動させるための制御信号を生成して出力する。なお制御信号出力部13が出力する制御信号は、ワイパー4のオン/オフの制御のみではなく、ワイパー4の動作速度を制御する信号を含んでよい。
またボディECU2の制御部10には、記憶部11などに記憶されたプログラムを実行することにより、ワイパー制御部21、降雨検知結果取得部22、開閉状態取得部23、乗員状態取得部24、車速取得部25、禁止部26及び閾値入力受付部27等がソフトウエア的な機能ブロックとして実現される。ワイパー制御部21は、オートワイパースイッチ52がオン状態である場合に、降雨検知結果取得部22が取得した雨滴センサ54の検知結果に基づいて、制御信号出力部13にワイパー4への制御信号の出力命令を与えることにより、ワイパー4の動作を制御する処理を行う。即ちワイパー制御部21は、雨滴センサ54により降雨が検知された場合に、ワイパー4を動作させる処理を行う。
降雨検知結果取得部22は、オートワイパースイッチ52がオン状態である場合に、雨滴センサ54から入力I/F部12へ入力される雨滴の有無の検知結果を定期的に取得する処理を行う。開閉状態取得部23は、オートワイパースイッチ52がオン状態である場合に、ドア開検知部56から入力I/F部12へ入力されるドアの開閉状態の検知結果、及び、窓開度検知部57から入力I/F部12へ入力される窓の開度を定期的に取得する処理を行う。車速取得部25は、オートワイパースイッチ52がオン状態である場合に、車速検知部58から入力I/F部12へ入力される車速を定期的に取得する処理を行う。
禁止部26は、開閉状態取得部23、乗員状態取得部24及び車速取得部25が取得した各情報が所定の条件を満たすか否かを判定する処理を行う。禁止部26は、各条件が所定の条件を満たす場合に、降雨検知結果取得部22が取得した降雨の検知結果に基づいてワイパー制御部21がワイパー4を動作させることを禁止する処理を行う。本実施の形態において禁止部26は、まず車速取得部25が取得した車速が所定速度(例えば時速1km/hなど)未満であるか否かを判定し、車速が所定速度未満である場合にのみワイパー4の動作の禁止処理を行い、車速が所定速度以上である場合には禁止処理を行わない。即ち禁止部26は、車両1の走行中にはワイパー4の動作を禁止しない。
禁止部26は、開閉状態取得部23が取得したドアの開閉状態に基づいて、車両1の運転席又は助手席のいずれかのドアが開かれている場合、ワイパー4の動作を禁止する。また禁止部26は、開閉状態取得部23が取得した窓の開度と記憶部11に閾値設定情報11aとして記憶された閾値とを比較して、窓が開かれているか否かを判定する。禁止部26は、車両1の運転席又は助手席のいずれかの窓が開かれていると判定した場合、ワイパー4の動作を禁止する。また禁止部26は、乗員状態取得部24が取得したシートベルトの装着状態に基づいて、車両1の運転席について乗員の有無を判定する。禁止部26は、車両1の運転席のシートベルトが装着されておらず、運転席に乗員がいないと判定した場合に、ワイパー4の動作を禁止する。禁止部26により動作が禁止された場合、ワイパー制御部21は、雨滴センサ54の検知結果に関わらず、ワイパー4を動作させず停止状態を維持する。
閾値入力受付部27は、閾値操作部53から入力I/F部12へ入力される信号を定期的に取得することにより、ユーザによる窓の開度判定に係る閾値の入力を受け付ける処理を行う。閾値入力受付部27は、閾値操作部53が操作されて閾値が変更された場合、記憶部11の閾値設定情報11aに記憶されている閾値を、変更された閾値に更新する処理を行う。
図2及び図3は、ボディECU2が行うオートワイパーの禁止処理の手順を示すフローチャートである。ボディECU2の制御部10は、IGスイッチ51から入力されるIG信号に基づいて、IGスイッチ51がオン状態であるか否かを判定する(ステップS1)。IGスイッチ51がオフ状態である場合(S1:NO)、制御部10は、IGスイッチ51がオン状態となるまで待機する。IGスイッチがオン状態である場合(S1:YES)、制御部10の車速取得部25は、車速検知部58が検知した車両1の車速を取得する(ステップS2)。制御部10は、ステップS2にて取得した車速が所定速度未満であるか否かを判定する(ステップS3)。車速が所定速度以上である場合(S3:NO)、制御部10の禁止部26は、オートワイパーを許可し(ステップS4)、ステップS1へ処理を戻す。
車速が所定速度未満である場合(S3:YES)、制御部10の乗員状態取得部24は、シートベルト装着検知部55が検知した運転席のシートベルト装着状態を乗員状態として取得する(ステップS5)。制御部10は、ステップS5にて取得した乗員状態が乗員ありであるか否かを判定する(ステップS6)。乗員状態が乗員なしである場合(S6:NO)、制御部10の禁止部26は、オートワイパーを禁止し(ステップS7)、ステップS1へ処理を戻す。
乗員状態が乗員ありである場合(S6:YES)、制御部10の開閉状態取得部23は、ドア開検知部56が検知した車両1の運転席及び助手席のドアの開閉状態を取得する(ステップS8)。制御部10は、ステップS8にて取得したドア開閉状態に基づいて、運転席又は助手席のいずれかのドアが開状態であるか否かを判定する(ステップS9)。運転席又は助手席のいずれかのドアが開状態である場合(S9:YES)、制御部10の禁止部26は、オートワイパーを禁止し(ステップS14)、ステップS1へ処理を戻す。
運転席及び助手席のドアが共に閉状態である場合(S9:NO)、制御部10の開閉状態取得部23は、窓開度検知部57が検知した運転席及び助手席の窓の開度を取得する(ステップS10)。制御部10は、記憶部11に閾値設定情報11aとして記憶された閾値を読み出す(ステップS11)。制御部10は、ステップS10にて取得した窓の開度と、ステップS11にて取得した閾値とを比較し、運転席又は助手席のいずれかの窓の開度が閾値を超えるか否かを判定する(ステップS12)。運転席及び助手席の両方について、窓の開度が閾値を超えないと判定した場合(S12:NO)、制御部10の禁止部26は、オートワイパーを許可し(ステップS13)、ステップS1へ処理を戻す。運転席又は助手席のいずれかについて、窓の開度が閾値を超えると判定した場合(S12:YES)、制御部10の禁止部26は、オートワイパーを禁止し(ステップS14)、ステップS1へ処理を戻す。
図4は、ボディECU2が行うオートワイパーの制御処理の手順を示すフローチャートである。ボディECU2の制御部10は、IGスイッチ51から入力されるIG信号に基づいて、IGスイッチ51がオン状態であるか否かを判定する(ステップS21)。IGスイッチ51がオフ状態である場合(S21:NO)、制御部10は、IGスイッチ51がオン状態となるまで待機する。IGスイッチがオン状態である場合(S21:YES)、制御部10は、禁止部26によってオートワイパーが禁止されているか否かを判定する(ステップS22)。オートワイパーが禁止されている場合(S22:YES)、制御部10のワイパー制御部21は、降雨であるか否かに関係なく、ワイパー4の動作を停止して(ステップS26)、ステップS21へ処理を戻す。
オートワイパーが禁止されていない場合(S22:NO)、制御部10の降雨検知結果取得部22は、雨滴センサ54の検知結果を取得する(ステップS23)。制御部10は、ステップS23にて取得した雨滴の検知結果に基づいて、車両1の周囲が降雨状態であるか否かを判定する(ステップS24)。降雨状態である場合(S24:YES)、制御部10のワイパー制御部21は、ワイパー4を動作させて(ステップS25)、ステップS21へ処理を戻す。降雨状態でない場合(S24:NO)、制御部10のワイパー制御部21は、ワイパー4の動作を停止して(ステップS26)、ステップS21へ処理を戻す。
図5は、ボディECU2が行う閾値設定処理の手順を示すフローチャートである。ボディECU2の制御部10は、IGスイッチ51から入力されるIG信号に基づいて、IGスイッチ51がオン状態であるか否かを判定する(ステップS31)。IGスイッチ51がオフ状態である場合(S31:NO)、制御部10は、IGスイッチ51がオン状態となるまで待機する。IGスイッチがオン状態である場合(S31:YES)、制御部10は、閾値操作部53からの入力信号に基づいて、閾値変更の操作がなされたか否かを判定する(ステップS32)。閾値変更の操作がなされていない場合(S32:NO)、制御部10は、ステップS31へ処理を戻す。閾値変更の操作がなされた場合(S32:YES)、制御部10の閾値入力受付部27は、変更された閾値の入力を受け付ける(ステップS33)。閾値入力受付部27は、受け付けた閾値を記憶部11の閾値設定情報11aに記憶して(ステップS34)、ステップS31へ処理を戻す。
以上の構成の本実施の形態に係るオートワイパーシステムは、車両1のドア又は窓の開閉状態をボディECU2が取得して、ドア又は窓が開状態である場合にはオートワイパーの動作を禁止する。これにより、ワイパー4が払拭した雨滴が開かれたドア又は窓から車両1内へ浸入することを防止できる。また乗員と会話するために外部の人が車両1へ近付いた際には、会話のために乗員が車両1のドア又は窓を開くため、ワイパー4の動作が停止され、ワイパー4が払拭した雨滴が外部の人に係ることを防止できる。
またボディECU2は、シートベルト装着検知部55が検知する車両1の運転席のシートベルトの装着状態を取得することによって乗員の有無の状態を取得し、乗員がいない場合にはオートワイパーの動作を禁止する。これにより、車両1の運転席に乗員がおらず、ワイパー4を動作させる必要がない場合に、ワイパー4の動作を停止して消費電力を低減することができる。
またボディECU2は、車速検知部58が検知する車両1の車速を取得し、車両1のドア又は窓が開状態であり、且つ、車速が所定速度未満である場合に、オートワイパーの動作を禁止する。これにより、車速が所定速度を超える、即ち車両1が走行している場合には、窓が開かれた場合であってもワイパー4が停止されることがなくなる。
またボディECU2は、車両1の窓の開閉状態を、単に開/閉の2値ではなく、窓の開度として取得する。ボディECU2は、取得した窓の開度と記憶部11に閾値設定情報11aとして記憶した閾値とを比較することにより、窓が開状態であるか否かを判定する。これにより、例えば換気のために窓をわずかに開いている場合など、ワイパー4が払拭した雨滴が車両1内へ浸入する虞がない程度に窓が開いている場合については、これを開状態とみなさず、ワイパー4の動作を継続することができる。
また換気などのための窓の開度には個人差がある。そこでボディECU2は、窓が開状態であるか否かを判定するための閾値を変更可能とし、閾値操作部53に対するユーザ操作により閾値変更の操作を受け付ける。ボディECU2は、閾値操作部53に対する操作がなされた場合に閾値の入力を受け付け、入力された新たな閾値を記憶部11に記憶する。以後、ボディECU2は、変更された閾値を用いて窓が開状態であるか否かの判定を行う。これにより、ユーザの使用態様又は好み等に応じた窓の開度を閾値として設定することができる。
なお本実施の形態においては、ワイパーの動作を制御する装置としてボディECU2を例に説明を行ったが、これに限るものではなく、ボディECU2以外の車載機器がワイパーの動作を制御する構成であってよい。また、車両1のフロントガラスのワイパー4を制御対象としたが、これに限るものではなく、例えば車両1のリアガラスに設けられたワイパーを制御対象としてもよく、更には例えば車両1の側面のガラス又はミラー等にワイパーが設けられている場合にはこれらのワイパーを制御対象としてもよい。
また車両1の窓の開度を検知して閾値と比較することにより開閉を判定する構成としたが、これに限るものではなく、単に窓が開いているか否かを検知する構成としてもよい。また窓の開度と比較する閾値をユーザが変更することが可能な構成としたが、これに限るものではなく、閾値を変更不可能な固定値としてもよく、ユーザは変更できないが車両1のディーラなどが変更可能な値としてもよい。またシートベルトの装着検知を取得してオートワイパーの制御に用いる構成としたが、これに限るものではなく、シートベルト装着検知を行わない構成としてもよい。また車両1の車速を取得してオートワイパーの制御に用いる構成としたが、これに限るものではなく、車速の検知を行わない構成としてもよい。また車両1のドアが開かれているか否か、及び、窓が開かれているか否かについて検知及び制御を行う構成としたが、これに限るものではない。ドアが開かれているか否かについての検知及び制御を行い、窓が開かれているか否かについての検知及び制御を行わない構成としてもよい。また逆に、窓が開かれているか否かについての検知及び制御を行い、ドアが開かれているか否かについての検知及び制御を行わない構成としてもよい。
(変形例1)
上述の実施の形態に係るオートワイパーシステムは、車両1の運転席のシートベルトが装着されているか否かに応じて乗員の有無を判定する構成としたが、これに限るものではない。変形例1に係るオートワイパーシステムは、シートベルト装着検知部55に代えて、車両1の運転席に対する乗員の着座を検知する着座検知部を備える。着座検知部は、例えば運転席に加わる圧力又は重力等を検知するセンサとして実現され得る。着座検知部の検知結果はボディECU2の入力I/F部12へ入力され、ボディECU2の乗員状態取得部24は、着座検知部の検知結果を乗員の有無に係る状態として取得する。着座検知部が着座を検知せず、乗員がいないと判断される場合、ボディECU2の禁止部26は、オートワイパーの動作を禁止する。
(変形例2)
上述の実施の形態に係るオートワイパーシステムは、ドア及び窓の開閉状態の取得を、車両1の運転席及び助手席の両方について行う構成としたが、これに限るものではない。開閉状態の取得の対象を運転席のみ又は助手席のみとしてもよい。車両1の左右方向について、ドア及び窓の開閉状態の取得をいずれの側を対象として行うかについて、例えば以下に説明するようにワイパー4の構成に応じて決定してもよい。
図6〜図8は、ワイパー4の構成と開閉状態の取得対象とするドア及び窓との関係を説明するための模式図である。本図においては、車両1の内部から見たフロントガラス及びワイパー4等を図示すると共に、ワイパー4の動作を破線の矢印で示してある。なお本図においては、フロントガラスに2つのワイパー4が設けられた車両1を例に挙げているが、本技術はフロントガラスにワイパー4が1つ又は3つ以上設けられている車両についても適用可能である。また本図に示したワイパー4の形状及び動作等は、一例であって、これに限るものではない。
図6に示す例は、車両1の進行方向に向かって右側に運転席が設けられたいわゆる右ハンドル車であり、フロントガラスの2つのワイパーが同方向へ移動する構成である。ワイパー4は、棒状の部材がその一端を中心として円弧状にフロントガラス上を往復運動することにより、フロントガラスに付着した雨滴を払拭する。非動作時にワイパー4は、フロントガラスの下辺に近い位置で待機している。本例ではこの位置を待機位置といい、ワイパー4の往復運動の一端側の位置となる。動作を開始したワイパー4は、この待機位置から右方向(時計回りの方向)へ円弧状に回動し始め、約90°の位置まで移動して雨滴を払拭する。本例ではこの位置を払拭位置と言い、ワイパー4の往復運動の他端側の位置となる。ワイパー4は、待機位置と払拭位置との間を往復し続けることによりフロントガラスに付着した雨滴を払拭し続ける。なお一般的に、車両1の左右方向について、運転席が設けられている側がワイパー4の払拭位置の側となることが多い。
図6に示した構成の場合、ワイパー4により払拭された雨滴がドア又は窓から車両1内へ浸入する虞があるのは右側、即ち運転席側である。そこで図6に示す構成の場合にオートワイパーシステムは、運転席側のドア及び窓を対象として開閉状態を取得し、運転席のドア又は窓が開かれている場合にワイパー4の動作を禁止する構成とすることができる。なおこの場合にオートワイパーシステムは、運転席側のワイパー4のみ動作を禁止する構成としてもよい。
図7に示す例は、車両の左側に運転席が設けられたいわゆる左ハンドル車であり、フロントガラスの2つのワイパーが同方向へ移動する構成である。図7に示す2つのワイパー4は、図6に示した2つのワイパー4を左右反転した動作を行う構成である。図7に示した構成の場合、ワイパー4により払拭された雨滴がドア又は窓から車両1内へ浸入する虞があるのは左側、即ち運転席側である。そこで図7に示す構成の場合にオートワイパーシステムは、運転席側のドア及び窓を対象として開閉状態を取得し、運転席のドア又は窓が開かれている場合にワイパー4の動作を禁止する構成とすることができる。なおこの場合にオートワイパーシステムは、運転席側のワイパー4のみ動作を禁止する構成としてもよい。
図8に示す例は、フロントガラスの2つのワイパー4が異なる方向へ移動する構成である。即ち右側に設けられたワイパー4は待機位置から右方向(時計回りの方向)へ移動を開始して払拭位置まで移動し、左側に設けられたワイパー4は待機位置から左方向(反時計回りの方向)へ移動を開始して払拭位置まで移動する構成である。各ワイパー4の払拭位置は、フロントガラスの左右の辺に近い位置となる。図8に示した構成の場合、車両1の左右両側、即ち運転席側及び助手席側の両方のドア又は窓からワイパー4により払拭された雨滴が車両1内へ浸入する虞がある。そこで図8に示す構成の場合にオートワイパーシステムは、運転席側及び助手席側の両方のドア及び窓を対象として開閉状態を取得し、いずれかのドア又は窓が開かれている場合にワイパー4の動作を禁止する構成とすることができる。なおこの場合にオートワイパーシステムは、ドア又は窓が開かれた側のワイパー4のみ動作を禁止する構成としてもよい。
1 車両
2 ボディECU(オートワイパー装置)
3 ワイパー駆動装置
4 ワイパー
10 制御部
11 記憶部
11a 閾値設定情報
12 入力I/F部
13 制御信号出力部
21 ワイパー制御部
22 降雨検知結果取得部
23 開閉状態取得部
24 乗員状態取得部
25 車速取得部
26 禁止部
27 閾値入力受付部
51 IGスイッチ
52 オートワイパースイッチ
53 閾値操作部
54 雨滴センサ
55 シートベルト装着検知部
56 ドア開検知部
57 窓開度検知部
58 車速検知部

Claims (9)

  1. 降雨に応じて車両のワイパーを動作させるオートワイパー装置において、
    前記車両のドア又は窓の開閉に係る状態を取得する開閉状態取得部と、
    前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する禁止部と
    を備えることを特徴とするオートワイパー装置。
  2. 前記車両内の乗員の有無に係る状態を取得する乗員状態取得部と、
    前記乗員状態取得部が取得した状態が乗員無状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する第2の禁止部と
    を更に備えること
    を特徴とする請求項1に記載のオートワイパー装置。
  3. 前記乗員状態取得部は、前記車両のシートベルトの装着状態、又は、前記車両の座席に対する着座状態を取得すること
    を特徴とする請求項2に記載のオートワイパー装置。
  4. 前記車両の速度を取得する車速取得部を更に備え、
    前記禁止部は、前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態であり、且つ、前記車速取得部が取得した速度が所定速度未満である場合に、前記ワイパーの動作を禁止すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のオートワイパー装置。
  5. 前記開閉状態取得部は、前記窓の開度を取得して、該開度と所定の閾値との比較により前記窓が開状態であるか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のオートワイパー装置。
  6. 前記閾値の入力を受け付ける閾値入力受付部を更に備えること
    を特徴とする請求項5に記載のオートワイパー装置。
  7. 前記ワイパーは、非動作時の待機位置と雨滴を払拭する払拭位置との間を往復し、
    前記開閉状態取得部は、前記車両の左右方向について前記払拭位置側に設けられたドア又は窓の開閉に係る状態を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のオートワイパー装置。
  8. 前記開閉状態取得部は、前記車両の運転席のドア又は窓の開閉に係る状態を取得すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のオートワイパー装置。
  9. 降雨を検知する降雨検知部と、
    車両のドア又は窓の開閉に係る状態を検知する開閉状態検知部と、
    前記降雨検知部の検知結果を取得する降雨検知結果取得部、該降雨検知結果取得部が取得した検知結果に応じて前記車両のワイパーを動作させるワイパー制御部、前記開閉状態検知部が検知した状態を取得する開閉状態取得部、及び、前記開閉状態取得部が取得した状態が開状態である場合に、前記ワイパーの動作を禁止する禁止部を有するオートワイパー装置と
    を備えることを特徴とするオートワイパーシステム。
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