JP2909513B2 - リング共振ジャイロ - Google Patents

リング共振ジャイロ

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JP2909513B2
JP2909513B2 JP2032638A JP3263890A JP2909513B2 JP 2909513 B2 JP2909513 B2 JP 2909513B2 JP 2032638 A JP2032638 A JP 2032638A JP 3263890 A JP3263890 A JP 3263890A JP 2909513 B2 JP2909513 B2 JP 2909513B2
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    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
    • G01C19/727Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers using a passive ring resonator

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はジヤイロスコープより詳細にはリング共振ジ
ヤイロスコープに関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
リング共振ジヤイロは一般に光共振リングのまわりを
2つの逆方向に通過するように極めて強度の強い連続光
ビームを送るレーザーと、リングをまわるレーザー光が
両方向に共振するようレーザー光の周波数をシフトする
ための手段と、逆方向に進むレーザー光の周波数の差を
モニターすることにより、リングの角方向回転を誘導す
る手段を一般に有する。
〔本発明が解決しようとする課題〕
強度の極めて強い光ビームを使用する結果、ジヤイロ
の作動中における共振器内での非線形効果が大きいもの
となる。かかる非線形効果の1つはカー効果であり、こ
のカー効果は材料の屈折率が材料中を進む光の強度に依
存していることによるものである。従つて、リング共振
器のまわりを2つの逆方向に進む光の強度に差がある
と、2つの方向への屈折率の差により、光路長さに差が
生じることになる。これら屈折率の差は次のように示す
ことができる。
Δncw∝Icw+2Iccw Δncw∝2Icw+Iccw ここでIcwおよびIccwはそれぞれ時計方向および反時
計方向ビームの光強度であり、ΔncwおよびΔnccwはそ
れぞれに対応する屈折率の差である。光路長に差が生じ
るとジヤイロのバイアス力が生じ、このバイアス力は相
対強度の関数として変化する。カー効果により誘導され
るジヤイロのバイアス力を克服するには、ビームの両方
向への強度を極めて正確に一致させる必要がある。
ジヤイロバイアス力の許容可能な上限は10°/Hrであ
り、この値は両方向に対する入力パワーが1マイクロワ
ツトずれることにより生じる値である。リング共振ジヤ
イロにおけるパワーは一般に10〜100ミリワツトである
ので、バイアス力を減少してこの限度に一致させるに
は、強度を104〜105分の1まで一致させる必要が生じ
る。実際問題としてこのようにするために2つのビーム
の強度をこの程度の精度に等しくすることは、極めて困
難なことである。例えば、2つの方向に進むビームのサ
ンプルを取り、直接比較すれば、2つのビームをモニタ
ーするのに使用されるビームサンプリング装置の差、検
出器の感度の差は必要とされる精度よりも大きくなる傾
向にある。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明によれば、かかるリング共振ジヤイロは、結合
比が可変であり、レーザ(1)からの光をほぼ等しい強
度の第1成分と第2成分に分割する第1光カプラーと、
第1成分のうちの所定比の部分をリング共振器の入力端
へ送り、リング共振器のまわりを一方向に通過させる第
2光カプラーと、第2成分の可変部分をリング共振器の
他方の入力端へ結合する結合比が可変であり、リング共
振器のまわりを逆方向に通過させる第3光カプラーと、
光リング共振器から散乱される光の強度を検出するため
の検出器と、第1光カプラーの結合比を周期的に変える
ための第1可変手段と、第1可変手段が第1光カプラー
の結合比を変える際に検出器の出力に応答し、リング共
振器のまわりを進む第1および第2成分の強度差を検出
する検出手段と、第1および第2成分の双方の時間平均
強度が等しくなるよう第3光カプラーの結合比、すなわ
ち交番期間中の第2成分の強度を変える第2可変手段と
から成る。
異なる時間における第1カプラーの2つの異なる結合
比でリング共振器から散乱される光を検出する一つの検
出手段を使用することにより、リングのまわりを逆方向
に進む光の強度の差を極めて高精度で測定することが可
能となり、このため2つの方向への光の時間平均された
強度を105分の1の好ましい精度で一致でき、カー効果
により誘導されたジヤイロのバイアス力を実質的に除く
ことができる。
第2成分の強度が第1カプラーと同じ周波数で高レベ
ル値と低レベル値との間で変化するよう第3光カプラー
の結合比を変えることが好ましい。高レベル値と低レベ
ル値が等しい時間を有するとき、第2成分の強度の高レ
ベル値は第1成分の強度および第2成分の低レベル値と
の差の2倍に低レベル値を加えた合計値に対応する。従
つて、第2成分の強度は、時間平均したとき、強度が同
一となるよう第1成分の強度を中心にこのまわりを振動
する。
検出手段が、 (a)第1カプラーが一方の結合比にあり、第2成分が
LOW値にあるときにおける、第1成分からの散乱光の強
度と、 (b)第1カプラーが他方の結合比にあり、第2成分が
LOW値にあるときにおける、第1成分からの散乱光の強
度と、 (c)第1カプラーが他方の結合比にあり、第2成分が
HIGH値にあるときにおける、第1成分からの散乱光の強
度と、 (d)第1カプラーが一方の結合比にあり、第2成分が
HIGH値にあるときにおける、第1成分からの散乱光の強
度と を検出できるように、第1可変手段と第2可変手段と
は、π/2の位相差を与えられる。
好ましくは検出手段は、(a)の検出値と(b)の検
出値との差および(c)の検出値と(d)の検出値との
差を誘導し、これら2つの差が等しくなるように第3光
カプラーの結合比を変える。
リング共振器の1つの入力端に送信する第1成分の所
定の比率が、第1光カプラーにより出力される第1成分
の実質的に半分となるような結合比を好ましくは第2光
カプラーが有する。リング共振器の他方の入力端に第2
成分の比率が第1光カプラーにより出力される第2成分
の0〜100%の間で変化できるように可変できる可変結
合比を第3光カプラーが有する。
ジヤイロは一般にリング共振器のまわりを両方向に進
むレーザー光の周波数をシフトするための手段を含み、
これら手段はリング共振器のまわりを両方向に進むレー
ザー光の周波数が共振するようにレーザー光の周波数を
シフトするよう制御される。周波数シフト手段に印加さ
れる制御信号をモニターすることにより、リングの角方
向回転を表示を得てジヤイロに出力する。通常制御信号
は、一般に100分の1秒の反復サンプリング周期でモニ
タされる。各サンプリング周期は第1カプラーおよび第
3カプラー(9)における結合比の振動周期の整数倍に
相当し、リング共振器中を相互に逆方向に進むレーザー
光の時間平均強度がゼロとなるようにされる。
以下添附図面を参照して本発明に係るリング共振ジヤ
イロの実施例について説明する。
〔実施例〕
狭いライン幅のレーザ光源1は、光を放出しシングル
モードの光フアイバ2を通して集積光回路3へ透過す
る。一般に、集積回路3は、ニオブ化リチウムにおける
チタン拡散により製造され、入力導波管5と、第1光カ
プラー6と、位相モジユレータ7と、第2光カプラー8
と、第3光カプラー9とから成り、第1、第2および第
3光カプラー6,8および9は電気的に調節可能な結合比
を有する。
光フアイバ2からの光は、入力導波管5に沿つて第1
光カプラー6まで進み、このカプラーでほぼ同一強度の
第1反射ビームと第1透過ビームに分割される。
第1反射ビームは、導波管61および位相変調器7を通
り、第2光カプラー8まで進み、ここで第2反射ビーム
と第2透過ビームに分割される。第2透過ビームは減衰
され、第2反射ビームは導波管81に沿つて進み、シング
ルモード光フアイバ12を通つてリング共振器15へ送られ
る。同様に第1透過ビームは導波管62および位相変調器
7を通つて進み、第3光カプラー9で第3反射ビームと
第3透過ビームに分割される。第3透過ビームは減衰さ
れ、第3反射ビームは導波管91を通り光フアイバー13を
通つてリング共振器15に進む。光フアイバー12および13
は第4光カプラー14によつてリング共振器15に結合され
ている。リング共振器は光フアイバー15の単一ループか
ら製造される。第2および第3反射ビームはそれぞれ反
時計方向および時計方向にリング共振器を中心として進
む。双方のビームの大部分はリング15を中心に回転し続
けるが、一部は各回路上の第4光カプラー14を通して光
フアイバー12および13に結合され、再び集積光回路3に
戻る。導波管13を通つて戻る反時計方向のビームは導波
管91上の集積光回路3へ進入し、光カプラー9を通過
し、導波管92に沿つて進み、回路3からシングルモード
光フアイバー17を通過して、光検出器19を入射する。同
様に導波管12に沿つて戻る時計方向のビームは、集積光
回路3に進入し、導波管81に沿つて進み、光カプラー8
を通過し、出力導波管82に沿つて進み、回路3からシン
グルモードの光フアイバー18を通つて光検出器19へ入射
する。カプラー14を通つてリング共振器15を離れ、光検
出器19,20により検出される光量は、共振時に最小とな
る。光検出器19,20は位相変調器7に結合されており、
リングのまわりを逆方向に進む光の周波数を変え、共振
が維持されるように検出量を最小に維持するようになつ
ている。リング15が角方向回転する結果、時計方向のビ
ームと反時計方向のビームの光路長さに差が生じ、この
結果、双方のビームの周波数は変位することとなる。角
度回転検出回路(図示せず)は所定期間(一般的には10
0分の1秒)にわたつて位相シフター7に印加しされる
周波数信号の変化をモニターし、角方向回転の出力を発
生する。
光出力が最小となる共振時にはリング15から散乱され
る光は増加する。第2図は共振時にリング15からの光出
力が急減し、散乱光がそれに対応して増加することを示
すものである。光ダイオード16は光フアイバー15に隣接
し、散乱光を検出する。
時計方向ビームと、反時計方向ビームの強度に差があ
る場合、ビームの強度差の結果としてカー効果によるジ
ヤイロバイアス力が誘導され、ビームは異なる屈折率を
有する材料内を進行せしめられ、よつて明らかに光路が
異なることになる。リング共振器から散乱される光の強
度は2つのビームの強度に応じて変わる。第3図は第1
光カプラー6の結合比の関数として表わされる散乱光の
強度(曲線31)のグラフである。結合比がゼロであると
全ての光が反射されて、導波管61に沿つて進行する。結
合比が増加するにつれて、より多くの比率の光が導波管
62を通過することになるが、このような比率の増加は全
ての光が透過して全て導波管62を通過するような結合比
の値に達するまで続く。本発明に係わるジヤイロでは第
1光カプラー6に第4a図に示すような交流電圧を印加し
てその結合比を周期的に変えることにより、直線31の傾
きをサンプリングしている。このように電圧を変えて制
御することによりカプラー6の結合比を変えている。カ
プラー9にも交流電圧が印加される。第3図において、
曲線31から32へ移るには、カプラー9に印加する電圧を
高レベルから低レベルへ変える。カプラー9に印加され
る電圧が高レベルのとき、カプラー6に印加される電圧
が高レベルから低レベルに変わると、曲線31の軌跡のよ
うな強度I1およびI2となる。カプラー9への電圧が低レ
ベルとなると、曲線32のような軌跡となり、カプラー6
への電圧が低レベルから高レベルに変わると、強度はI3
からI4となる。曲線32は、曲線31を逆変換したものであ
るので、第3反射ビームの強度は、平均値が第2反射ビ
ームの強度の値となるような2つの値の間で振動する。
カプラー9に印加される電圧の値は、サーボ制御装置
により調節され、このサーボ制御装置の利得は、曲線32
上での点3および4の値が発生する際に実質的に一部に
105分の1の精度が得られるよう充分な大きさになつて
いる。散乱光強度は、エラー信号を発生することにより
サーボに対する制御信号として働く。サーボに対するエ
ラー信号Ierrは、次のように与えられる。
Ierr=(I1−I2)−(I3−I4) 第3光カプラー9への電圧を正確に維持するために、
サーボ制御装置は、Ierrがゼロになるよう保証してい
る。従つて、電圧が変化する度に、これはカー効果で誘
導されるジヤイロバイアス力を反転する。ジヤイロが10
0分の1秒のサンプリング周期を有する角方向回転検出
回路を有するときは、第1光カプラー6および第3光カ
プラー9は、サンプリング周期の整数分の1に相当する
周期毎にHIGHとLOWとの間で切り換えられるよう設定さ
れ、第3反射ビームの時間平均強度が第2反射ビームの
強度に等しくなるようにされる。サンプリング周期も、
HIGHとLOWの周期も同一のクロックから得られる。
第6図は、上記のようなサンプリングおよびサーボ制
御を行うための論理回路のブロツク図である。矩形波発
生器40は、第4a図に示すような交流電圧を発生し、これ
をカプラー6へ直接に印加し、90°の位相シフト回路41
を介してカプラー9へ印加する。光検出器16からの出力
は、アンプ42を通して強度出力I1,I2,I3およびI4を出
力する。矩形波発生器40の出力は、判別回路43へも送ら
れ、この回路は、その出力が高レベルかまたは低レベル
かどうかを判別し、90°位相シフト回路41の出力は、判
別回路44へも送られ、この回路44はその出力は高レベル
または低レベルかを判別する。サンプル・ホールド回路
45,46,47および48は、光検出器16の出力をサンプリング
し、I1,I2,I3,I4をそれぞれ測定する。例えば、判別
回路43が矩形波発生器40の出力が高レベルかどうかを判
別し、判別回路441が90°位相シフト回路41の出力が高
レベルかどうかを判別するとき、サンプル・ホールド回
路45は、光検出器16の出力をサンプリングしてI1等の表
示をする。差動アンプ49はサンプリングした値I1とI2
差を測定し、差信号D1を発生し、差動アンプ50は、サン
プリングされた値I3とI4との差を測定し、差信号D2を発
生する。次に差信号D1およびD2は、判別回路51内で比較
され、D2がD1よりも大きければ、回路52へ出力を発生
し、カプラー9へ印加される電圧を大きくし、D1がD2
りも大きければ、回路53へ出力を発生し、カプラー9へ
印加される電圧を小さくする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の略図、 第2a図は、共振器を通過する光の強度がどのように周波
数の関数として変化するかを示すグラフであり、 第2b図は、散乱光の強度がどのようにして周波数の関数
として変化するかを示すグラフであり、 第3図は、散乱光の強度がどのようにして第1光カプラ
ーの結合比の関数として変化するかを示すグラフであ
り、 第4a図は、第1光カプラーに印加される電圧を示すグラ
フであり、 第4b図は、第3光カプラーに印加される電圧を示すグラ
フであり、 第5図は、時間の関数となる散乱光の強度を示すグラフ
であり、 第6図は、ブロツク回路の図である。 1……レーザ 6……第1光カプラー 8……第2光カプラー 9……第3光カプラー 15……リング共振器 16……検出器 40……第1可変手段 41……第2可変手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−222288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 19/00 - 19/72

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結合比が可変であり、レーザ(1)からの
    光をほぼ等しい強度の第1成分と第2成分に分割する第
    1光カプラー(6)と、 第1成分のうちの所定比の部分をリング共振器(15)の
    一方の入力端へ送り、リング共振器(15)中を一方の向
    きに通過させる第2光カプラー(8)と、 結合比が可変であり、第2成分のうちの可変比の部分を
    前記リング共振器(15)の他方の入力端へ送り、前記リ
    ング共振器(15)中を他方の向きに通過させる第3光カ
    プラー(9)と、 前記リング共振器(15)から散乱される光の強度を検出
    する検出器と、 前記第1光カプラー(6)の結合比を周期的に変えるた
    めの第1可変手段(40)と、 前記検出器(16)の出力に応答し、前記第1可変手段
    (40)による前記第1光カプラーの結合比の変化にとも
    なって生じる、前記リング共振器(15)中を進む第1成
    分および第2成分の強度差を検出する検出手段(45−4
    8)と、 前記第3光カプラー(9)の結合比、すなわち交番する
    各期間中の第2成分の強度を、第1成分および第2成分
    の双方の時間平均強度が等しくなるよう、変える第2可
    変手段(41)と を備えるリング共振ジャイロ。
  2. 【請求項2】前記第2成分の強度が、前記第1カプラー
    と同じ周波数で高レベル(HIGH)値と低レベル(LOW)
    値との間で、変化するよう前記第3光カプラー(9)の
    結合比を変える、請求項1に記載のリング共振ジャイ
    ロ。
  3. 【請求項3】第2成分の強度が、第1成分の強度を中心
    にして振動し、時間平均すると、第1成分と第2成分の
    強度が同一となるよう、高レベル(HIGH)値の持続時間
    と低レベル(LOW)値の持続時間は等しく、且つ、第2
    成分の強度の高レベル(HIGH)値は、第1成分の強度お
    よび第2成分の低レベル(LOW)値との差の2倍に低レ
    ベル(LOW)値を加えた合計値に対応している、請求項
    2に記載のリング共振ジャイロ。
  4. 【請求項4】前記第1可変手段と前記第2可変手段と
    は、π/2の位相差を与えられ、前記検出手段が、 (a)前記第1カプラーが一方の結合比にあり、第2成
    分が低レベル(LOW)値にあるときにおける、第1成分
    からの散乱光の強度と、 (b)前記第1カプラーが他方の結合比にあり、第2成
    分が低レベル(LOW)値にあるときにおける、第1成分
    からの散乱光の強度と、 (c)前記第1カプラーが他方の結合比にあり、第2成
    分が高レベル(HIGH)値にあるときにおける、第1成分
    からの散乱光の強度と、 (d)前記第1カプラーが一方の結合比にあり、第2成
    分が高レベル(HIGH)値にあるときにおける、第1成分
    からの散乱光の強度と を検出するようにされている、請求項2または3に記載
    のリング共振ジャイロ。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、(a)の検出値および
    (b)の検出値の差と、(c)の検出値および(d)の
    検出値の差とを誘導し、これら2つの差が等しくなるよ
    うに前記第3光カプラー(9)の結合比を変える、請求
    項4に記載のリング共振ジャイロ。
  6. 【請求項6】前記第2光カプラー(8)の結合比は、前
    記リング共振器(15)の前記一方の入力端に送る第1成
    分のうちの所定比の部分が、前記第1光カプラー(6)
    により出力される第1成分の実質的に半分となるよう設
    定されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のリ
    ング共振ジャイロ。
  7. 【請求項7】前記第3光カプラー(9)は、前記リング
    共振器(15)の前記他方の入力端へ送る第2成分のうち
    の可変比の部分を、前記第1光カプラー(6)から受け
    る第2成分の0〜100%の範囲で変化させられる、可変
    の結合比を有している、請求項1〜6のいずれか1項に
    記載のリング共振ジャイロ。
  8. 【請求項8】前記リング共振器(15)中を相互に逆方向
    に進むレーザー光の周波数をシフトするための周波数シ
    フト手段(7)であって、前記リング共振器(15)中を
    相互に逆方向に進むレーザー光について、それらが共振
    するように周波数をシフトさせる制御を受ける周波数シ
    フト手段(7)を備えている、請求項1〜7のいずれか
    1項に記載のリング共振ジャイロ。
  9. 【請求項9】前記周波数シフト手段(7)に印加される
    制御信号を所定のサンプリング周期でモニターし、リン
    グ共振器の角方向回転を表示する、請求項8に記載のリ
    ング共振ジャイロ。
  10. 【請求項10】前記サンプリング周期は、前記第1カプ
    ラー(6)および前記第3カプラー(9)における結合
    比の振動周期の整数倍に相当し、前記リング共振器(1
    5)中を相互に逆方向に進むレーザー光の時間平均強度
    がゼロとなるようにされている、請求項9に記載のリン
    グ共振ジャイロ。
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