JP2909461B1 - 多関節ロボット - Google Patents

多関節ロボット

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JP2909461B1
JP2909461B1 JP10160410A JP16041098A JP2909461B1 JP 2909461 B1 JP2909461 B1 JP 2909461B1 JP 10160410 A JP10160410 A JP 10160410A JP 16041098 A JP16041098 A JP 16041098A JP 2909461 B1 JP2909461 B1 JP 2909461B1
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    • B08B9/043Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved by externally powered mechanical linkage, e.g. pushed or drawn through the pipes
    • B08B9/045Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved by externally powered mechanical linkage, e.g. pushed or drawn through the pipes the cleaning devices being rotated while moved, e.g. flexible rotating shaft or "snake"
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    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/06Programme-controlled manipulators characterised by multi-articulated arms
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 多関節ロボットに関し、狭隘な場所での高速
移動を可能にするとともに小型化をも可能にする。 【解決手段】 関節の角度を変更しながら尺取り運動を
行なうことにより面20上で移動を行なう多関節ロボッ
トにおいて、移動方向前方に位置する第1の接地部10
と、第1の接地部10の後方に少なくとも一つの関節を
介して設けられた第2の接地部8と、第2の接地部8の
後方に少なくとも一つの関節を介して設けられた第3の
接地部3と、第3の接地部3の後方に少なくとも一つの
関節を介して設けられた第4の接地部1とをそなえ、第
1〜4の接地部10,8,3,1の全てを面20に接触
させた状態から、第1の接地部10及び第3の接地部3
を面20から離隔させ移動方向前方に移動させた後に接
地させ、次いで、第2の接地部8及び第4の接地部1を
面20から離隔させ移動方向前方に移動させた後に接地
させることにより、尺取り運動による移動を行なうよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭隘な場所での移
動に用いて好適の多関節ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より屈曲のある狭路(狭隘部)の移
動に適した移動ロボットとして、多関節ロボットが知ら
れている。移動ロボットとしては、歩行ロボットやクロ
ーラ型ロボットも知られているが、これらのロボットは
狭隘部の移動には適していない。歩行ロボットは、低姿
勢での移動や幅が狭い場所での移動は安定性が悪いため
狭隘部の移動への適用が難しく、また、クローラ型ロボ
ットは、屈曲部を旋回する機能を追加すると機構が複雑
になって大型化してしまうため狭隘部の移動には適さな
い。
【0003】これに対し、多関節ロボットは、その多関
節構造により多様な形態を取ることが可能であり、狭隘
部でも状況に合わせて形態を変化させながら移動するこ
とができる。このような多関節ロボットとしては、1自
由度の回転機構と車輪を持つ関節とを多数個連結したも
のや、1自由度又はそれ以上の自由度の回転機構を持つ
関節を多数個連結したものが考えられる。
【0004】前者の例としては、「第2回日本ロボット
学会講演論文集p237〜238」に開示された技術
(以下、第1従来技術という)があり、後者の例として
は、「第13回日本ロボット学会学術講演会p499〜
500」に開示された技術(以下、第2従来技術とい
う)と「日本機械学会通常総会オーガナイズドセッショ
ン,マイクロマニュファクチュアリング」に開示された
技術(以下、第3従来技術という)とがある。
【0005】まず、第1従来技術について説明すると、
図4,図5は、第1従来技術にかかる多関節ロボット3
0を示す模式図であり、図4(a)はその構成を示す平
面図,図4(b)は側面図,図5は全体の外観図であ
る。図4(a),(b)及び図5に示すように、多関節
ロボット40は、車輪41,車輪駆動用モータ42,リ
ンク43,リンク回転用モータ44からなるユニット4
5を多数個連結して構成されている。この多関節ロボッ
ト40は、通常の移動時には車輪駆動用モータ42によ
り車輪41を回転させて走行し、段差等の障害物を乗り
越える際にリンク回転用モータ44を駆動して、リンク
43を上下方向に(車輪41の回転軸又はこれと平行な
回転軸回りに)回転させるようになっている。また、電
流の供給及び制御信号の入力は、外部の電源46及びコ
ントローラ47からケーブル48を通じて行なわれるよ
うになっている。
【0006】図6(a)〜(e)は、多関節ロボット4
0が段差50を乗り越える要領を順に示したものであ
り、段差50にぶつかった多関節ロボット40は〔図6
(a)〕、リンク43を回転により上下させながら段差
50上に車輪41をのせた後〔図6(b)〜(d)〕、
車輪41を回転させロボット40全体を前進させること
により段差50を乗り越えるようになっている〔図6
(e)〕。
【0007】次に、第2従来技術について説明すると、
図7は第2従来技術にかかる多関節ロボット60の要部
構成を示す模式図であり、一部内部構造を示したもので
ある。図7に示すように、多関節ロボット60は、複数
個のユニット65を多数個連結して構成されており、ユ
ニット65は、胴体部61と、胴体部61を連結する2
自由度の関節62と、関節62を回転させるモータ6
3,64と、から構成されている。モータ63,64
は、それぞれ関節62の回転を一自由度ずつ担い、モー
タ63の回転により関節62は矢印Aに示すように軸心
周りに回転し、モータ64の回転により関節62は矢印
Bに示すようにかかる関節62の前後の胴体61,61
を互いに屈曲させるように回転するようになっている。
また、電流の供給及び制御信号の入力は、外部の電源6
6及びコントローラ67からケーブル68を通じて行な
われるようになっている。
【0008】図8(a)〜(e)は、7つのユニット6
5からなる多関節ロボット60の移動の様子を(a)〜
(e)の順で示したものである。ここでは、多関節ロボ
ット60は、各ユニット65にそなえらえたモータ64
により関節62を上下に回転させ、全体の形状が要所,
要所で矩形波となるようにして進行する進行波移動を行
なっている。
【0009】次に、第3従来技術について説明すると、
図9は第3従来技術にかかる多関節ロボット100の構
成を示す模式図であり、図9(a)はその構成を示す平
面図,図9(b)は側面図である。図9(a),(b)
に示すように、多関節ロボット100は、固定リンク部
110に脚120を4本繋いで構成され、脚120は、
固定リンク部110に固設されロール軸(Z軸)周りに
回転する球状の関節121と、ヨー軸(X軸)周りに回
転する関節122と、ピッチ軸(Y軸)周りに回転する
関節123と、回転機能のない端部124とから構成さ
れている。
【0010】関節123は関節122の回転軸上に固設
されており、これらの関節123と関節122とから1
つのユニット125が構成されている。図9(a),
(b)に示す例では、1本の脚120にそれぞれ4つの
ユニット125をそなえている。そして、これらのユニ
ット125間はリンク126により結合されている。こ
のリンク126は、一端を関節123の回転軸に固設さ
れ、他端を隣合う別ユニット125の関節122に固設
されている。
【0011】また、固定リンク部10にそなえらえた関
節121とこれに隣接するユニット125の関節122
との間もリンク126〔図9(b)参照〕により結合さ
れ、リンク126の一端は関節121の回転軸に固設さ
れ、他端は関節122に固設されている。同様に、端部
124とこれに隣接するユニット125の関節123と
の間もリンク126により結合されている。
【0012】ここで、関節部分の内部構成について示す
と、図10に示すように、関節122,123の内部に
は、モータ130,減速機131,モータコントローラ
132,モータへのデジタル指令値を伝送するためのL
AN−I/F133,モータの回転数を計測するエンコ
ーダ134が収納されている。なお、図10は関節12
2,123の内部構成を示しているが、関節121につ
いても同様な構成となる。また、図11に示すように、
関節123の表面には接触センサ135,136,13
7がそなえられており、これらの接触センサ135,1
36,137によって対象物との接触有無と接触方向と
を検知することができるようになっている。また、図示
しないが、端部124の表面にも同様の接触センサがそ
なえられている。
【0013】なお、各関節121,122,123のモ
ータコントローラ132への電流の供給及び制御信号の
入力は、図9(a)に示すように、外部の電源111及
びコントローラ112からケーブル113を通じて行な
われるようになっている。図12(a)〜(z)は、上
述のように構成された多関節ロボット100が狭隘部を
移動する時の代表的な進行波移動パターン(蛇移動)を
示すものであり、(a)に示す静止状態からX方向に移
動していく様子を(a)〜(z)の順で示している。こ
の進行波移動では、サイン波形を描くように各関節12
2,123,124を順に上昇下降させながら、後端の
端部124から先端の端部124まで波形を伝えること
により前進するようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プラント内
の配管群や災害時の倒壊した家屋内の検査等には、狭隘
な場所でも通過可能な小型のロボットが必要となるが、
図4に示した多関節ロボット40の場合、ユニット45
内にはモータ42,44等の多くのアクチュエータが収
納され、さらに、車輪41をそなえているため、機構が
複雑になり小型化が困難である。そこで、最近では、よ
り小型化に適したものとして、図7に示した多関節ロボ
ット60や図9に示した多関節ロボット100について
の開発が行なわれている。
【0015】これらの多関節ロボット60,100が狭
隘部を移動する際の移動方法としては、まず、図8,図
12にそれぞれ示した進行波移動が考えられる。しかし
ながら、この進行波移動は極端に移動速度が遅いという
課題がある。このため、より速い移動方法として、尺取
り運動による移動が一般に提案されている。ここで、図
9に示した多関節ロボット100に尺取り運動による移
動を適用した場合を例にとり、従来の尺取り運動のアル
ゴリズムについて説明する。
【0016】多関節ロボット100が尺取り運動を行な
う場合、Y軸周りに回転する関節123のみが回転し、
その他の関節121,122は固定となる。そこで、図
13(a)〜(e)に示すように、簡単のため関節12
1,122を省略し、尺取り移動時に使用する関節12
3,端部124のみで多関節ロボット100を表すもの
とする。なお、図13(a)〜(e)に示す端部1,1
0は、図9に示す端部124に対応し、関節2〜9はY
軸周りに回転する関節123に対応している。
【0017】従来の尺取り移動は、これらの端部1,1
0,関節2〜9の一部を適宜接地させて図13の(a)
〜(e)の順に行なわれるが、ここでは、端部1,10
及び関節5,6が接地部として構成される。まず、図1
3(a)は、従来の尺取り移動における基本姿勢を示す
ものであり、接地部1,5,6,10を接地し、これら
の接地部1,5,6,10により躯体を支える。このと
き、接地部1,5間と接地部6,10間とは等距離に設
定されている。
【0018】そして、図13(b)示すように、接地部
5,6により躯体を支えながら、接地部1,10を所定
高さだけ持ち上げるとともに、進行方向に水平に所定距
離だけ移動させ、図13(c)に示すように、そのまま
接地部1,10を接地する。次に、図13(d)示すよ
うに、接地部1,10により躯体を支えながら、接地部
5,6を所定高さだけ持ち上げ、接地部1,10を移動
したときと同じ距離だけ進行方向に水平に移動させる。
そして、図13(e)に示すように、そのまま接地部
5,6を接地することにより、図13(a)に示す基本
姿勢と同じ姿勢となり1サイクルが完了する。
【0019】図8や図12に示す進行波移動では、ロボ
ットの後方から前方に順に波を送るように関節を動かす
ため同時に動いている関節が少なく、また、矩形波やサ
イン波を描くように関節を動かすため、水平移動量が小
さく遅くなるのに対し、上述の従来の尺取り移動では、
前脚と後脚とが同時に動いており、且つ、関節を水平移
動するように動かすので、移動量を大きくすることがで
きる。これにより、進行波移動に比べて大幅な高速移動
が可能となるのである。
【0020】ところで、より狭隘な場所での移動を可能
にするために多関節ロボット全体の大きさは小型化でき
ることが望ましく、そのためには、各関節の小型化、即
ち、関節内にそなえられるモータの小型化が望まれる。
しかしながら、各関節にそなえられるモータは、移動時
に作用するピークトルクの大きさに合わせて選定され、
従来の尺取り移動では、移動時、特に図13の(c)か
ら(e)への移動時に関節に大きなモーメントが作用し
関節に大きなトルク負荷が作用するため、関節にそなえ
るモータは、このときの大トルクに応じたものを選定す
る必要がある。このため、従来の尺取り移動を行なう多
関節ロボットでは、モータの小型化には一定の限界があ
り、ロボット全体の小型にも限界があった。
【0021】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、狭隘な場所での高速移動を可能にするとともに
小型化をも可能にした、多関節ロボットを提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多関節ロボットは、複数のリンク部材と、
該リンク部材の相互間を接続する複数の関節と、該関節
又は該リンク部材の端部に設けられた複数の接地部とを
そなえ、該関節の角度を変更しながら尺取り運動を行な
うことにより面上で移動を行なう多関節ロボットにおい
て、移動方向前方に位置する第1の接地部と、該第1の
接地部の後方に少なくとも一つの関節を介して設けられ
た第2の接地部と、該第2の接地部の後方に少なくとも
一つの関節を介して設けられた第3の接地部と、該第3
の接地部の後方に少なくとも一つの関節を介して設けら
れた第4の接地部とをそなえ、上記の第1〜4の接地部
の全てを該面に接触させた状態から、該第1の接地部及
び該第3の接地部を該面から離隔させ移動方向前方に移
動させた後に接地させ、次いで、該第2の接地部及び該
第4の接地部を該面から離隔させ移動方向前方に移動さ
せた後に接地させることにより、上記尺取り運動による
移動を行なうことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明すると、本発明の一実施形態としての多
関節ロボットは、図9〜図11において示した従来の多
関節ロボット100と同様の構造を有している。つま
り、図9〜図11を用いて説明すると、多関節ロボット
100は、固定リンク部110と、この固定リンク部1
10に繋がれた4本の脚120とをそなえ、各脚120
は、固定リンク部110に固設されロール軸(Z軸)周
りに回転する球状の関節121と、ヨー軸(X軸)周り
に回転する関節122と、ピッチ軸(Y軸)周りに回転
する関節123と、回転機能のない端部124とから構
成されている。
【0024】関節123は関節122の回転軸上に固設
されており、関節123と関節122とから1つのユニ
ット125が構成されている。ここでは、1本の脚12
0にそれぞれ4つのユニット125がそなえられてい
る。そして、これらのユニット125間はリンク(リン
ク部材)126により結合されている。このリンク12
6は一端を関節123の回転軸に固設され、他端を隣合
う別ユニット125の関節122に固設されている。ま
た、固定リンク部110の関節121とこれに隣接する
ユニット125の関節122との間もリンク126によ
り結合され、リンク126の一端は関節121の回転軸
に固設され、他端は関節122に固設されている。同様
に、端部124とこれに隣接するユニット125の関節
123との間もリンク126により結合されている。
【0025】また、関節122,123の内部には、図
10に示すように、モータ130,減速機131,モー
タコントローラ132,モータへのデジタル指令値を伝
送するためのLAN−I/F133,モータの回転数を
計測するエンコーダ134が収納されている。モータコ
ントローラ132はエンコーダ134で計測された回転
数に応じてモータ130の回転を制御し、関節122,
123を決められた量だけ一軸まわりに回転させること
ができるようになっている。なお、図10は関節12
2,123の内部構成について示しているが、図示しな
いが関節121についても同様な内部構成となる。
【0026】そして、本発明の一実施形態としての多関
節ロボットは、上述のような構造を有する多関節ロボッ
ト100に、図1(a)〜(e)に示す尺取り運動のア
ルゴリズムを適用することにより移動を行なうように構
成されている。ここで、図1(a)〜(e)を用いて本
多関節ロボットにかかる尺取り運動のアルゴリズムにつ
いて説明すると、本尺取り運動は、図1(a)〜(c)
に示す第1の尺取り運動と、図1(c)〜(e)に示す
第2の尺取り運動とから構成されている。
【0027】まず、図1(a)は本尺取り運動における
基本姿勢を示している。ただし、ここでは、多関節ロボ
ット100が尺取り運動を行なう場合、Y軸周りに回転
する関節123のみが回転し、その他の関節121,1
22は固定となるため、簡単のため関節121,122
を省略し、尺取り移動時に使用する関節123と端部1
24とのみで多関節ロボット100を表している。な
お、端部1,10は、端部124に対応し、関節2〜9
はY軸周りに回転する関節123に対応している。
【0028】この基本姿勢では、端部1,10及び関節
3,8を面20に接地し、これらの端部1,10及び関
節3,8により躯体を支えるようになっている。したが
って、ここでは、端部1,10及び関節3,8が接地部
になっている。以後、進行方向(即ち、X軸方向)前方
から、端部10を第1の接地部,関節8を第2の接地
部,関節3を第3の接地部,端部1を第4の接地部と呼
ぶ。なお、このとき、第1の接地部10と第2の接地部
8との距離と、第3の接地部3と第4の接地部1との距
離とは等距離に設定されている。
【0029】第1の尺取り運動においては、まず、図1
(b)示すように、第2の接地部8,第4の接地部1に
より躯体を支えながら、第1の接地部10,第3の接地
部3を面20から所定高さA1 だけ垂直に持ち上げると
ともに、進行方向(X軸方向)に水平に所定距離A2
け移動させるようになっている。そして、図1(c)に
示すように、第1の接地部10,第3の接地部3をその
まま垂直に下ろして面20に接地させ、これにより第1
の尺取り運動が終了するようになっている。
【0030】次に、第2の尺取り運動においては、ま
ず、図1(d)示すように、第1の接地部10,第3の
接地部3により躯体を支えながら、第2の接地部8,第
4の接地部1を面20から所定高さA1 だけ持ち上げ、
所定距離A2 だけ進行方向に水平に移動させるようにな
っている。そして、図1(e)に示すように、第2の接
地部8,第4の接地部1をそのまま垂直に下ろして面2
0に接地させ、第2の尺取り運動を終了するようになっ
ている。
【0031】第2の尺取り運動が終了した時点で多関節
ロボット100の姿勢は初期状態に戻り、尺取り運動に
よる移動の1サイクルが完了するようになっている。本
多関節ロボットにかかる尺取り移動は、上述のようにし
て行なわれるが、この移動の実現は、図9(a)に示す
コントローラ112により、図1(a)〜(e)に示す
各姿勢における各関節2〜9の目標角度を計算し、LA
N−I/F133を介して各関節2〜9にそなえられる
モータコントローラ132へモータ130の目標回転量
を指令することにより行なわれる。モータコントローラ
132は、エンコーダ134で計測された回転数に応じ
てモータ130の回転を制御し、関節2〜9を決められ
た量だけY軸まわりに回転させ、コントローラ112が
計算した目標角度に各関節2〜9を設定するようになっ
ている。
【0032】また、図11に示すように、各関節2〜9
及び各端部1,10、即ち、関節123及び端部124
の表面には接触センサ135,136,137がそなえ
られ、これらの接触センサ135,136,137によ
って移動面との接触有無と接触方向とを検知することが
できるようになっている。そして、尺取り運動時には、
接地部(関節又は端部)1,3,8,10にそなえられ
た接触センサ135,136,137の検出結果がコン
トローラ112へ入力されるようになっている。コント
ローラ112は、これらの接触センサ135,136,
137からの検出情報、即ち、移動面との接触情報を各
関節2〜9の目標角度の計算にフィードバックし、移動
面の状況に合わせて新たに各関節2〜9の目標角度を計
算するようになっている。
【0033】なお、各モータ130への電流の供給は、
電源111からケーブル113を介して行なわれるよう
になっている。本発明の一実施形態としての多関節ロボ
ットは、上述のように構成されているので、尺取り運動
により狭隘部を前進していくような場合は、例えば、図
2に示すような処理が行なわれる。
【0034】まず、尺取り移動の開始にあたり、コント
ローラ112は、各関節2〜9のモータコントローラ1
32に指令を送り、各関節2〜9を適宜回転させ、多関
節ロボット100の姿勢を初期状態に設定する〔ステッ
プS100,図1(a)に示す状態〕。初期状態への設
定が完了すると、コントローラ112は、最初に、第1
の尺取り運動を行なうようモータコントローラ132に
指令を送り、各関節2〜9を適宜回転させる。つまり、
まず、第1の接地部(端部)10,第3の接地部(関
節)3を所定高さA1 だけ面20から垂直に持ち上げる
とともに、進行方向(X軸方向)に水平に所定距離A2
だけ移動させる〔ステップS200,図1(a)〜
(b)に示す状態〕。そして、そのまま第1の接地部1
0,第3の接地部3を垂直に下ろして面20に接地し、
第1の尺取り運動を終了する〔ステップS300,図1
(b)〜(c)に示す状態〕。
【0035】さらに、コントローラ112は、第2の尺
取り運動を行なうよう各関節2〜9を適宜回転させ、第
2の接地部8,第4の接地部1を移動面から所定高さA
1 だけ持ち上げるともに、所定距離A2 だけ進行方向に
水平に移動させる〔ステップS400,図1(c)〜
(d)に示す状態〕。そして、そのまま第2の接地部
8,第4の接地部1を垂直に下ろして接地し、第2の尺
取り運動を終了する。これにより尺取り運動による移動
の1サイクルが完了し、多関節ロボット100の姿勢は
初期状態に戻る〔ステップS500,図1(d)〜
(e)に示す状態〕。
【0036】1サイクルが完了した所で、コントローラ
112は、停止命令の入力の有無を確認し、停止命令の
入力が無ければ再びステップS200に戻って第1の尺
取り運動を開始すべく各関節2〜9のモータコントロー
ラ132に指令を送る。一方、停止命令が入力された場
合は、初期状態の姿勢のままで停止する(ステップS6
00)。
【0037】このように、本多関節ロボットによれば、
尺取り運動により前進することが可能であるので、従来
の多関節ロボットにおける進行波移動に比べて格段に速
い移動が可能である。例えば、図9〜図11に示す多関
節ロボット100に、本発明にかかる尺取り移動を適用
した場合と、進行波移動を適用した場合(図12に示
す)とを比較すると、各関節の定格回転速度5rpmと
したとき、進行波移動では移動速度は40mm/min
であるのに対し、本発明にかかる尺取り移動では10倍
以上の600mm/minの移動速度が得られるのであ
る。
【0038】さらに、本多関節ロボットの尺取り移動中
の支持点(床に接触している関節)間の距離L2b,L2d
〔図1(b),(d)に示す〕は、従来の尺取り移動を
行なう場合の支持点間距離L3d〔図13(d)に示す〕
よりも短いため、関節に加わるモーメントは小さくな
り、尺取り移動時に関節に加わるピークトルクが大幅に
低下する利点がある。例えば、図3(a)は、図9〜図
11に示す多関節ロボット100に、本発明にかかる尺
取り移動を適用した場合の関節6,7,8,9に作用す
るトルクの変化を示しており、図3(b)は、多関節ロ
ボット100に、従来の尺取り移動を適用した場合の関
節6,7,8,9に作用するトルクの変化を示している
(ただし、各関節の重量を70g、関節間の距離を50
mmとして算出した)。
【0039】図3(a),(b)に示すように、本発明
にかかる尺取り移動,従来の尺取り移動共にピークトル
クは関節6に発生するが、従来の尺取り移動では、最大
0.8Nmのトルクが作用するのに対し、本発明にかか
る尺取り移動では、最大でも0.5Nmのトルクしか作
用しない。つまり、従来に比べて40%近くピークトル
クを低減することができるのである。
【0040】したがって、本多関節ロボットによれば、
関節に作用するピークトルクが低減されるため、より小
型のモータの採用による関節の小型化が可能になり、ロ
ボッ全体を小型化してより狭隘な場所での移動を可能に
することができる利点がある。なお、本発明は上述した
実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0041】例えば、図9〜図11に示した多関節ロボ
ット100のみならず、移動方向前方に位置する第1の
接地部と、第1の接地部の後方に少なくとも一つの関節
を介して設けられた第2の接地部と、第2の接地部の後
方に少なくとも一つの関節を介して設けられた第3の接
地部と、第3の接地部の後方に少なくとも一つの関節を
介して設けられた第4の接地部とをそなえた多関節ロボ
ットであれば、本発明にかかる尺取り運動のアルゴリズ
ムを適用することで、本発明の多関節ロボットを実現す
ることが可能である。
【0042】したがって、本実施形態のように先端部,
後端部を第1の接地部,第4の接地部とするのではな
く、端部から後方或いは前方に設けられる関節をそれぞ
れ第1の接地部,第4の接地部としてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の多関節ロ
ボットによれば、移動方向前方に位置する第1の接地部
と、第1の接地部の後方に少なくとも一つの関節を介し
て設けられた第2の接地部と、第2の接地部の後方に少
なくとも一つの関節を介して設けられた第3の接地部
と、第3の接地部の後方に少なくとも一つの関節を介し
て設けられた第4の接地部とのすべてを移動すべき面に
接触させた状態から、第1の接地部及び第3の接地部を
面から離隔させ移動方向前方に移動させた後に接地さ
せ、次いで、第2の接地部及び第4の接地部を面から離
隔させ移動方向前方に移動させた後に接地させることに
より尺取り運動による移動を行なうようになっているの
で、従来の進行波移動に比べて格段に速い移動が可能で
あるとともに、従来の尺取り運動による移動に比べて関
節に作用するピークトルクを低減することができ、関節
の小型化によるロボット全体の小型化によって、より狭
隘な場所での移動を可能にすることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての多関節ロボットの
尺取り運動による移動を示す模式図であり、(a)〜
(e)の順で尺取り移動を行なう。
【図2】本発明の一実施形態としての多関節ロボットの
尺取り運動による移動時の処理の流れを説明するための
フローチャートである。
【図3】(a)は本発明の一実施形態としての多関節ロ
ボットの尺取り運動による移動時における各関節に作用
するトルク値の変化を示す図であり、(b)は従来の多
関節ロボットの尺取り運動による移動時における各関節
に作用するトルク値の変化を示す図である。
【図4】従来の多関節ロボットの構成を示す模式図であ
り、(a)は上面図、(b)は側面図である。
【図5】図4に示す従来の多関節ロボットの構成を示す
全体外観図である。
【図6】図4に示す従来の多関節ロボットが段差を乗り
越える際の動きを示す模式図であり、(a)〜(e)の
順で段差を乗り越える。
【図7】従来の多関節ロボットの構成を示す模式図であ
る。
【図8】図7に示す従来の多関節ロボットの進行波移動
を示す模式図であり、(a)〜(e)の順で進行波移動
を行なう。
【図9】従来の多関節ロボットの構成を示す模式図であ
り、(a)は上面図及び端面図、(b)は側面図であ
る。
【図10】図9に示す従来の多関節ロボットの関節部の
構成を示す断面図である。
【図11】図9に示す従来の多関節ロボットの関節部の
構成を示す図である。
【図12】図9に示す従来の多関節ロボットの進行波移
動を示す模式図であり、(a)〜(z)の順で進行波移
動を行なう。
【図13】図9に示す従来の多関節ロボットの尺取り運
動による移動を示す模式図であり、(a)〜(e)の順
で尺取り移動を行なう。
【符号の説明】
1 第4の接地部(端部) 3 第3の接地部(関節) 8 第2の接地部(関節) 10 第1の接地部(端部) 2,4,5,6,7,9 関節 100 多関節ロボット 110 固定リンク部 111 電源 112 コントローラ 113 ケーブル 120 脚 121 Z軸周りに回転する関節 122 X軸周りに回転する関節 123 Y軸周りに回転する関節 124 固定関節 125 ユニット 126 リンク(リンク部材) 130 モータ 131 減速機 132 モータコントローラ 133 LAN−I/F 134 エンコーダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリンク部材と、該リンク部材の相
    互間を接続する複数の関節と、該関節又は該リンク部材
    の端部に設けられた複数の接地部とをそなえ、該関節の
    角度を変更しながら尺取り運動を行なうことにより面上
    で移動を行なう多関節ロボットにおいて、 移動方向前方に位置する第1の接地部と、該第1の接地
    部の後方に少なくとも一つの関節を介して設けられた第
    2の接地部と、該第2の接地部の後方に少なくとも一つ
    の関節を介して設けられた第3の接地部と、該第3の接
    地部の後方に少なくとも一つの関節を介して設けられた
    第4の接地部とをそなえ、 上記の第1〜4の接地部の全てを該面に接触させた状態
    から、該第1の接地部及び該第3の接地部を該面から離
    隔させ移動方向前方に移動させた後に接地させ、次い
    で、該第2の接地部及び該第4の接地部を該面から離隔
    させ移動方向前方に移動させた後に接地させることによ
    り、上記尺取り運動による移動を行なうことを特徴とす
    る、多関節ロボット。
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