JP2908141B2 - 光センサ - Google Patents
光センサInfo
- Publication number
- JP2908141B2 JP2908141B2 JP4252631A JP25263192A JP2908141B2 JP 2908141 B2 JP2908141 B2 JP 2908141B2 JP 4252631 A JP4252631 A JP 4252631A JP 25263192 A JP25263192 A JP 25263192A JP 2908141 B2 JP2908141 B2 JP 2908141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- unit
- dirt
- receiving
- emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、散乱光受信型光測定器
等に用いられる光センサの改良に関する。
等に用いられる光センサの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、雨、雪、霧等の識別
に散乱光受信型光測定器が用いられている。この種の用
途では、大気中に光線を投光し、前方に存在する物体
(雨滴、雪片、霧の水滴等)からの後方散乱光を受光し
て、その結果から前方に存在する物体が雨滴であるか雪
片であるか等の識別を行っている。
に散乱光受信型光測定器が用いられている。この種の用
途では、大気中に光線を投光し、前方に存在する物体
(雨滴、雪片、霧の水滴等)からの後方散乱光を受光し
て、その結果から前方に存在する物体が雨滴であるか雪
片であるか等の識別を行っている。
【0003】図5及び図6には、一従来例に係る散乱光
受信型光測定器の構成が示されている。これらの図に示
される装置は、投光部としてLED10を、受光部とし
てPD12を備えている。LED10及びPD12はケ
ース14内に収納されており、LED10とPD12の
間は遮光体16によって遮光されている。ケース14の
前面には保護ガラス18が嵌着されており、この保護ガ
ラス18を介してLED10は前方の物体20(雨滴、
雪片等)に光線を投光し、PD12はこの物体からの後
方散乱光を受光する。
受信型光測定器の構成が示されている。これらの図に示
される装置は、投光部としてLED10を、受光部とし
てPD12を備えている。LED10及びPD12はケ
ース14内に収納されており、LED10とPD12の
間は遮光体16によって遮光されている。ケース14の
前面には保護ガラス18が嵌着されており、この保護ガ
ラス18を介してLED10は前方の物体20(雨滴、
雪片等)に光線を投光し、PD12はこの物体からの後
方散乱光を受光する。
【0004】LED10は、ドライバ22から供給され
るドライブ信号によって駆動される。ドライバ22によ
ってLED10が駆動されその結果光線が物体20に投
光されると、その後方散乱光はPD12によって受光さ
れ、PD12はこれを光電変換する。その結果得られる
受光信号は、増幅器24によって増幅された後A/Dコ
ンバータ26によってデジタルデータに変換され、処理
部28に入力される。処理部28は、A/D変換器26
の出力に基づき前方の存在する物体20に係る判定等の
処理を実行し、その結果を外部に出力する。この装置が
いわゆるテレメータシステムを構成している場合、処理
部28の出力は無線によって送信される。また、電話回
線等を用いて処理結果を出力することも可能である。
るドライブ信号によって駆動される。ドライバ22によ
ってLED10が駆動されその結果光線が物体20に投
光されると、その後方散乱光はPD12によって受光さ
れ、PD12はこれを光電変換する。その結果得られる
受光信号は、増幅器24によって増幅された後A/Dコ
ンバータ26によってデジタルデータに変換され、処理
部28に入力される。処理部28は、A/D変換器26
の出力に基づき前方の存在する物体20に係る判定等の
処理を実行し、その結果を外部に出力する。この装置が
いわゆるテレメータシステムを構成している場合、処理
部28の出力は無線によって送信される。また、電話回
線等を用いて処理結果を出力することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように投光部及び
受光部の前面にガラス等から形成される投受光窓を配置
した構成では、当該投受光窓に付着したゴミ等の汚れに
よって正常な動作が阻害される。例えば図6に示される
構成の場合、保護ガラス18の前面に顕著な汚れ30が
発生すると、この汚れ30によってPD12に受光され
るべき光線が減衰してしまい、好適な受光を行うことが
できなくなる。従って、従来の装置においては、投受光
窓が汚れたか否かを見張る必要があった。
受光部の前面にガラス等から形成される投受光窓を配置
した構成では、当該投受光窓に付着したゴミ等の汚れに
よって正常な動作が阻害される。例えば図6に示される
構成の場合、保護ガラス18の前面に顕著な汚れ30が
発生すると、この汚れ30によってPD12に受光され
るべき光線が減衰してしまい、好適な受光を行うことが
できなくなる。従って、従来の装置においては、投受光
窓が汚れたか否かを見張る必要があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、目視等による汚れ
の度合の判断等を行うことなく、自動的に汚れを検知す
ることが可能な装置を提供することを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、目視等による汚れ
の度合の判断等を行うことなく、自動的に汚れを検知す
ることが可能な装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、投光部と異なるタイミングで選択
的に前方に光線を投光する汚れ検知用投光部と、投光部
及び汚れ検知用投光部それぞれの投光タイミングに基づ
き、受光信号を投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光
部に係る受光信号とに分離する手段と、分離した各受光
信号に基づき投受光窓の汚れを判定する手段と、を備え
ることを特徴とする。
るために、本発明は、投光部と異なるタイミングで選択
的に前方に光線を投光する汚れ検知用投光部と、投光部
及び汚れ検知用投光部それぞれの投光タイミングに基づ
き、受光信号を投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光
部に係る受光信号とに分離する手段と、分離した各受光
信号に基づき投受光窓の汚れを判定する手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、投光部と汚れ検知用投光部
とが異なるタイミングで選択的に駆動され、その結果、
受光信号として投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光
部に係る受光信号とが得られる。両者は、投光部及び汚
れ検知用投光部それぞれの投光タイミングに基づき分離
され、分離によって得られた各受光信号に基づき投受光
窓の汚れが判定される。従って、人間が目視によって投
受光窓の汚れを判断する等の手間が不要となり、より自
動的に汚れを検知することが可能となる。
とが異なるタイミングで選択的に駆動され、その結果、
受光信号として投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光
部に係る受光信号とが得られる。両者は、投光部及び汚
れ検知用投光部それぞれの投光タイミングに基づき分離
され、分離によって得られた各受光信号に基づき投受光
窓の汚れが判定される。従って、人間が目視によって投
受光窓の汚れを判断する等の手間が不要となり、より自
動的に汚れを検知することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図5及び図6に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
基づき説明する。なお、図5及び図6に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0010】図1及び図2には、本発明の一実施例に係
る装置の構成が示されている。これらの図に示される装
置は、図5及び図6に示される従来例の装置にさらに汚
れ検知用LED32及びピークホールド回路34を備え
た構成である。汚れ検知用LED32は、遮光体16内
にPD12と共に収納されている。ピークホールド回路
34は、増幅器24とA/Dコンバータ26の間に介在
し、ドライバ36からのリセット信号によってリセット
される。処理部38は、無線(テレメータ)や電話回線
等を介した指令に応じてドライバ36に対してモード切
替指令を与え、ドライバ36はこの指令に応じて実投光
用LED10または汚れ検知用LED32を選択的に駆
動する。なお、処理部38が外部からの指令とは無関係
に、例えば内蔵するクロック等に応じてモード切替指令
を発するようにしてもかまわない。
る装置の構成が示されている。これらの図に示される装
置は、図5及び図6に示される従来例の装置にさらに汚
れ検知用LED32及びピークホールド回路34を備え
た構成である。汚れ検知用LED32は、遮光体16内
にPD12と共に収納されている。ピークホールド回路
34は、増幅器24とA/Dコンバータ26の間に介在
し、ドライバ36からのリセット信号によってリセット
される。処理部38は、無線(テレメータ)や電話回線
等を介した指令に応じてドライバ36に対してモード切
替指令を与え、ドライバ36はこの指令に応じて実投光
用LED10または汚れ検知用LED32を選択的に駆
動する。なお、処理部38が外部からの指令とは無関係
に、例えば内蔵するクロック等に応じてモード切替指令
を発するようにしてもかまわない。
【0011】図3及び図4には、この実施例の動作が示
されている。
されている。
【0012】処理部38からのモード切替指令によって
実投光モードに設定されている場合、ドライバ36は、
20msc間隔の5個のパルスによって変調されたドラ
イブ信号(38kHz)を実投光用LED10に実投光
用ドライブ信号として与える。逆に、処理部38からの
指令によって汚れ検知モードに設定されている場合、ド
ライバ36は汚れ検知用LED32に対して汚れ検知用
ドライブ信号を与える。図3(a)及び(b)に示され
るように、実投光用ドライブ信号と汚れ検知用ドライブ
信号は異なるタイミングで選択的に発生しており、従っ
て、このタイミングに基づいて受光信号を分離すること
ができる。
実投光モードに設定されている場合、ドライバ36は、
20msc間隔の5個のパルスによって変調されたドラ
イブ信号(38kHz)を実投光用LED10に実投光
用ドライブ信号として与える。逆に、処理部38からの
指令によって汚れ検知モードに設定されている場合、ド
ライバ36は汚れ検知用LED32に対して汚れ検知用
ドライブ信号を与える。図3(a)及び(b)に示され
るように、実投光用ドライブ信号と汚れ検知用ドライブ
信号は異なるタイミングで選択的に発生しており、従っ
て、このタイミングに基づいて受光信号を分離すること
ができる。
【0013】図4には、この実施例における各部信号波
形が示されている。まず、図4(a)に示されるのは、
ドライバ36において用いられる変調用パルスである。
ドライバ36は、38kHzの信号をこのパルスを用い
て変調し、図4(b)に示されるような波形の信号をド
ライブ信号として実投光用LED10または汚れ検知用
LED32に供給する。
形が示されている。まず、図4(a)に示されるのは、
ドライバ36において用いられる変調用パルスである。
ドライバ36は、38kHzの信号をこのパルスを用い
て変調し、図4(b)に示されるような波形の信号をド
ライブ信号として実投光用LED10または汚れ検知用
LED32に供給する。
【0014】実投光用LED10に対して図4(b)に
示されるようなドライブ信号が与えられると、その結果
PD12から得られる受光信号は、図4(c)に示され
るように振幅変調された波形となる。処理部38は、こ
の受光信号、すなわち実受光信号等のピーク値等の情報
を用いて所定の判定等の処理を実行する。ピークホール
ド回路34は、このため、増幅器24によって増幅され
た実受光信号のピーク値をホールドする。
示されるようなドライブ信号が与えられると、その結果
PD12から得られる受光信号は、図4(c)に示され
るように振幅変調された波形となる。処理部38は、こ
の受光信号、すなわち実受光信号等のピーク値等の情報
を用いて所定の判定等の処理を実行する。ピークホール
ド回路34は、このため、増幅器24によって増幅され
た実受光信号のピーク値をホールドする。
【0015】また、汚れ検知用LED32に対し図4
(b)に示されるようなドライブ信号が与えられた場
合、これによりPD12から得られる受光信号(汚れ検
知信号)は図4(d)に示されるような波形となる。汚
れ検知信号のピークは、後述する理由で実受光信号のピ
ークに対して小さくなる。
(b)に示されるようなドライブ信号が与えられた場
合、これによりPD12から得られる受光信号(汚れ検
知信号)は図4(d)に示されるような波形となる。汚
れ検知信号のピークは、後述する理由で実受光信号のピ
ークに対して小さくなる。
【0016】ドライバ36は、ドライブ信号の発生と同
期してリセット信号を発生させ、この信号によってピー
クホールド回路34をリセットする。従って、ピークホ
ールド回路34においてホールドされているピーク値
は、ドライバ36が実受光モードに設定されている場合
には実受光信号のピーク値であり、汚れ検知モードに設
定されている場合には汚れ検知信号のピーク値となる。
処理部38は、ピークホールド回路34によってホール
ドされているピーク値をA/Dコンバータ26を介して
逐次取り込み、両者のピーク値の差等から保護ガラス1
8の汚れの度合を判定する。
期してリセット信号を発生させ、この信号によってピー
クホールド回路34をリセットする。従って、ピークホ
ールド回路34においてホールドされているピーク値
は、ドライバ36が実受光モードに設定されている場合
には実受光信号のピーク値であり、汚れ検知モードに設
定されている場合には汚れ検知信号のピーク値となる。
処理部38は、ピークホールド回路34によってホール
ドされているピーク値をA/Dコンバータ26を介して
逐次取り込み、両者のピーク値の差等から保護ガラス1
8の汚れの度合を判定する。
【0017】汚れ検知信号のピーク値が実受光信号のそ
れに比べ小さくなるのは、前者が反射光であり、後者が
透過光であることによる。図2に示されるように、汚れ
30がPD12前方に発生している状況でLED10が
駆動されたとすると、LED10からの光線は物体20
により反射され汚れ30等を経てPD12に受光され
る。このとき、汚れ30は一部光線を散乱させるが、大
部分は透過してPD12に至る。一方、同じ状況でLE
D32が駆動されたとすると、LED32からの光線の
大部分は汚れ30を透過して外部に出射し、一部、すな
わち汚れ30による後方散乱光がPD12に受光され
る。
れに比べ小さくなるのは、前者が反射光であり、後者が
透過光であることによる。図2に示されるように、汚れ
30がPD12前方に発生している状況でLED10が
駆動されたとすると、LED10からの光線は物体20
により反射され汚れ30等を経てPD12に受光され
る。このとき、汚れ30は一部光線を散乱させるが、大
部分は透過してPD12に至る。一方、同じ状況でLE
D32が駆動されたとすると、LED32からの光線の
大部分は汚れ30を透過して外部に出射し、一部、すな
わち汚れ30による後方散乱光がPD12に受光され
る。
【0018】従って、実受光信号と汚れ検知信号のピー
ク値を比較することにより、汚れ30によってどの程度
光線が遮られているかを知ることができる。例えば、汚
れ30の度合が大きいほど、LED32に係るPD12
の受光レベルは高くなるから、図4(c)及び(d)の
ピーク値の差は小さくなる。従って、処理部38は、A
/Dコンバータ26を介して入力するピークホールド回
路34の内容を逐次比較し、実投光モードにおけるそれ
と汚れ検知モードにおけるそれとの差が小さくなった場
合に、保護ガラス18が汚れたとしてその旨の信号を無
線または電話回線等によって出力すればよい。
ク値を比較することにより、汚れ30によってどの程度
光線が遮られているかを知ることができる。例えば、汚
れ30の度合が大きいほど、LED32に係るPD12
の受光レベルは高くなるから、図4(c)及び(d)の
ピーク値の差は小さくなる。従って、処理部38は、A
/Dコンバータ26を介して入力するピークホールド回
路34の内容を逐次比較し、実投光モードにおけるそれ
と汚れ検知モードにおけるそれとの差が小さくなった場
合に、保護ガラス18が汚れたとしてその旨の信号を無
線または電話回線等によって出力すればよい。
【0019】このように、本実施例によれば、目視等の
手段を用いることなく自動的に保護ガラス18の汚れを
検知することができる。従って、目視により判断を行っ
ていた場合の曖昧さがなくなると共に、目視に係る労力
が低減される。また、汚れ30がどのような頻度、程度
で発生するかをデータとして集約することができるた
め、どの程度の頻度で保護ガラス18の清掃等を行えば
よいかを予測・計画することが可能となる。このよう
に、本実施例では、メンテナンス効率の向上にもつなが
るものである。
手段を用いることなく自動的に保護ガラス18の汚れを
検知することができる。従って、目視により判断を行っ
ていた場合の曖昧さがなくなると共に、目視に係る労力
が低減される。また、汚れ30がどのような頻度、程度
で発生するかをデータとして集約することができるた
め、どの程度の頻度で保護ガラス18の清掃等を行えば
よいかを予測・計画することが可能となる。このよう
に、本実施例では、メンテナンス効率の向上にもつなが
るものである。
【0020】なお、以上の説明において、実投光用LE
D10に係る受光信号と汚れ検知用LED32に係る受
光信号との分離を、ピークホールド回路34及び処理部
38によって行っていた。しかし、この分離は他の手段
により行ってもかまわない。また、投光部としてLED
を、受光部としてPDを用いていたが、他の種類の素子
を用いてもかまわない。加えて、本発明は、雨、雪、霧
等の別に限定されるものではなく、散乱光受信型の光測
定器全般に適用可能なものである。
D10に係る受光信号と汚れ検知用LED32に係る受
光信号との分離を、ピークホールド回路34及び処理部
38によって行っていた。しかし、この分離は他の手段
により行ってもかまわない。また、投光部としてLED
を、受光部としてPDを用いていたが、他の種類の素子
を用いてもかまわない。加えて、本発明は、雨、雪、霧
等の別に限定されるものではなく、散乱光受信型の光測
定器全般に適用可能なものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
投光部と異なるタイミングで選択的に前方に光線を投光
する汚れ検知用投光部を設け、投光タイミングに基づき
投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光部に係る受光信
号とを分離して投受光窓の汚れを判定するようにしたた
め、人間が目視等の手段によって投受光窓の汚れを検知
する必要がない。この結果、自動的な汚れ検知が実現さ
れるため、目視等に係る労力が不要となり、また、目視
に係る判断の曖昧さが排除されるため、より正確な汚れ
検知が可能となる。加えて、判定結果を集約可能である
ため汚れの清掃等のメンテナンスを予想を立てつつ行う
ことが可能となり、メンテナンス効率が向上する。
投光部と異なるタイミングで選択的に前方に光線を投光
する汚れ検知用投光部を設け、投光タイミングに基づき
投光部に係る受光信号と汚れ検知用投光部に係る受光信
号とを分離して投受光窓の汚れを判定するようにしたた
め、人間が目視等の手段によって投受光窓の汚れを検知
する必要がない。この結果、自動的な汚れ検知が実現さ
れるため、目視等に係る労力が不要となり、また、目視
に係る判断の曖昧さが排除されるため、より正確な汚れ
検知が可能となる。加えて、判定結果を集約可能である
ため汚れの清掃等のメンテナンスを予想を立てつつ行う
ことが可能となり、メンテナンス効率が向上する。
【図1】本発明の一実施例に係る装置の回路構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】この実施例におけるLED及びPD近傍の構成
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
【図3】この実施例の動作を示すタイミングチャートで
あり、図3(a)は実投光用ドライブ信号を、図3
(b)は汚れ検知用ドライブ信号を、それぞれ示す図で
ある。
あり、図3(a)は実投光用ドライブ信号を、図3
(b)は汚れ検知用ドライブ信号を、それぞれ示す図で
ある。
【図4】この実施例の動作を示す波形図であり、図4
(a)は変調用パルスを、図4(b)はドライブ信号
を、図4(c)は実受光信号を、図4(d)は汚れ検知
信号を、それぞれ示す図である。
(a)は変調用パルスを、図4(b)はドライブ信号
を、図4(c)は実受光信号を、図4(d)は汚れ検知
信号を、それぞれ示す図である。
【図5】一従来例に係る装置の回路構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】この従来例におけるLED及びPD近傍の構成
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
10 実投光用LED 12 PD 18 保護ガラス 20 雨滴、雪片等の物体 30 汚れ 32 汚れ検知用LED 34 ピークホールド回路 36 ドライバ 38 処理部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−84387(JP,A) 特開 平4−70548(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 1/42 G01W 1/14
Claims (1)
- 【請求項1】 前方の物体に光線を投光する投光部と、
前方の物体による後方散乱光を受光し受光信号を出力す
る受光部と、投光部及び受光部の前面に配置されガラス
等から形成される透明の投受光窓と、を備える光センサ
において、 投光部と異なるタイミングで選択的に前方の投受光窓に
光線を投光する汚れ検知用投光部と、 投光部及び汚れ検知用投光部それぞれの投光タイミング
に基づき、受光信号を投光部に係る受光信号と汚れ検知
用投光部に係る受光信号とに分離する手段と、 分離した各受光信号に基づき投受光窓の汚れを判定する
手段と、 を備えることを特徴とする光センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4252631A JP2908141B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 光センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4252631A JP2908141B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 光センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102092A JPH06102092A (ja) | 1994-04-12 |
JP2908141B2 true JP2908141B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17240046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4252631A Expired - Fee Related JP2908141B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 光センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908141B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7397022B2 (en) * | 2004-04-01 | 2008-07-08 | Vishay Semiconductor Gmbh | Sensor arrangement to prevent reference light incident on side of photodiode |
JP5506142B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2014-05-28 | 株式会社ミクニ | 赤外線センサー |
JP5736973B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-06-17 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置、光学センサの汚れ判断方法及び光学センサの汚れ判断プログラム |
JP5912591B2 (ja) * | 2012-02-01 | 2016-04-27 | 東京パーツ工業株式会社 | 物体検知装置及び車両用開閉体制御装置 |
DE202012013188U1 (de) | 2012-05-04 | 2015-07-14 | STABILA Messgeräte Gustav Ullrich GmbH | Anordnung zum Detektieren und Anzeigen einer Laserstrahlung |
JP2016045161A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 株式会社デンソー | 付着物検知機能付き測距装置 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4252631A patent/JP2908141B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102092A (ja) | 1994-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3367660B1 (en) | A camera device comprising a dirt detection unit | |
JP3244438B2 (ja) | 物体情報検知装置 | |
JP3029357B2 (ja) | 距離測定装置の汚れ検出装置 | |
US8031224B2 (en) | Camera system, method for operation of a camera system and sensor device of a camera system | |
US9025071B2 (en) | Method for contamination detection in a TOF range camera | |
EP0897692A3 (en) | Fast-turnoff photodiodes with switched-gain preamplifiers in photoplethysmographic measurement instruments | |
JP2006284555A (ja) | 透光面の液滴を検出する装置 | |
EP3225977B1 (en) | Method and sensor system for detecting particles | |
US5808734A (en) | Method and apparatus for detecting impurities on plate surface | |
JP2908141B2 (ja) | 光センサ | |
US20200271783A1 (en) | Distance measuring device | |
JP3146838B2 (ja) | 測距センサーヘッド | |
JP2597405B2 (ja) | 光学的検出装置 | |
GB1395113A (en) | Detecting obscuring matter on transparent screens | |
JPS60149984A (ja) | 距離測定装置 | |
JPS5924278A (ja) | 車両用障害物検知装置 | |
US11441998B2 (en) | Laser sensor module with indication of readiness for use | |
JPH08263768A (ja) | 炎検出装置および炎検出方法 | |
JPH1020021A (ja) | レーザ測距装置 | |
JP2579554Y2 (ja) | 車間距離測定装置 | |
JP3093854B2 (ja) | レーザ光走査型距離測定装置における光学系診断方法 | |
JPH05256947A (ja) | 距離測定装置 | |
KR20000053287A (ko) | 감시 영역 내에서 허용 가능한 잡음 오차를 갖는 물체 검출 시스템 | |
JPH1096791A (ja) | 雨滴検出装置 | |
JP3447324B2 (ja) | 透光性パネルの汚れ検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |