JP2906816B2 - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JP2906816B2
JP2906816B2 JP8363092A JP8363092A JP2906816B2 JP 2906816 B2 JP2906816 B2 JP 2906816B2 JP 8363092 A JP8363092 A JP 8363092A JP 8363092 A JP8363092 A JP 8363092A JP 2906816 B2 JP2906816 B2 JP 2906816B2
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laser beam
oscillator
output
row
amplifiers
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芳文 美濃和
史朗 矢田
稔 多田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の金属蒸気レーザ装置のMO
PA(Master Oscillator Power amplifier )システム
を示すもので、4列配置されている。図において、1〜
4は出力4Wの発振器、5a〜5c、6a〜6c、7a
〜7c、8a〜8cは発振器1〜4からのレーザ光を増
巾し、それぞれ引き出し能力 100Wを有する増巾器で、
増巾システムにより複数設置する。次に動作について
説明する。図2において、各発振器1〜4の出力を後段
に接続した各増巾器5a〜5c、6a〜6c、7a〜7
c、8a〜8cにより増巾し、出力は各列とも304Wで
ある。したがって、4列の合計出力は、304×4=1,216
Wである。ここで、発振器1が故障すると、第1列目の
出力が零になるので、合計出力が304W減って 912Wに
低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属蒸気レーザ
装置は上記のように構成されているので、複数列の発振
器出力を増巾している場合、発振器が故障するとその列
の出力がすべて零になるので、全体の出力低下分が大き
くなるという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、2台の発振器の出力を各列の増
巾器に均等に配分して、全体の出力低下を少なくするよ
うにしたレーザ装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る金属蒸気
レーザ装置は、パルス状の第1のレーザビームを発振す
る第1の発振器、パルス状の第2のレーザビームを発振
する第2の発振器、第1のレーザビームを全反射する第
1の全反射器、この第1の全反射器で全反射した第1の
レーザビームと第2のレーザビームとを合成し、第3の
レーザビームとして出力する合成器、N列配列した所定
の引き出し能力を有する増巾器、1列目から(N−1)
列目までの上記各増巾器と対応して順次配置され、上記
第3のレーザビームを1/Nずつ1列目から(N−1)
列目までの上記各増巾器に均等に分配する(N−1)個
のビームスプリッタ、このビームスプリッタの(N−
1)個の次に配置した上記増巾器と対応して配置され、
(N−1)個目の上記ビームスプリッタを通過した上記
第3のビームを全反射する第2の全反射器を備えたもの
である。
【0006】
【作用】この発明のレーザ装置は、2台の発振器の出力
を合成し、N列の増巾器に均等に分配するので、1台の
発振器が故障して増巾器の入力が半分になっても、各列
の増巾器に発振器の出力が入力されるため、合計出力の
低下を発振器1台の出力分だけにできる。
【0007】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、1、2、1a、2a、5a〜5c、6a〜6
c、7a〜7c、及び8a〜8cは図2と同じなので説
明は省略する。9は発振器1の出力である第1のレーザ
ビーム1aを全反射する第1の全反射器、10は第1の
全反射器9で全反射した第1のレーザビーム1aと、発
振器2の出力である第2のレーザビーム2aとを合成
し、第3のレーザビーム10aとする合成器、11〜1
3は各列の増巾器5a〜5c、6a〜6c、7a〜7c
と対応して配置したビームスプリッタで、第3のレーザ
ビーム10aを1/4ずつ各列の増巾器5a〜5c、6
a〜6c、7a〜7cに均等に分配する。14は増巾器
8a〜8cと対応して配置した第2の全反射器で、ビー
ムスプリッタ11〜13を通過した第3のレーザビーム
10aの残りの1/4を全反射して増巾器8aの入力と
して供給する。以上のように、発振器2台に対し増巾器
を4列(増巾器列N=4)3段に配置した場合を示して
いる。なお、図2の従来の技術の場合と同様、発振器出
力は各4W、増巾器は各100Wの引き出し能力を有す
るものとして説明する。
【0008】上記構成において、各列の増巾器5a〜5
c、6a〜6c、7a〜7c、8a〜8cのラインは、
増巾量(出力−入力)が飽和状態にあって、出力は入力
の増加(又は減少)分だけ増加(又は減少)する。増巾
器1ライン当たりの出力は、増巾器1台の増巾量×段数
+発振器合計出力/Nとなるので、本実施例の場合は
(100×3+8/4)W、即ち302Wとなり、全体
の出力は1208Wとなる。 ここで、もし発振器1、2
の一方が故障して増巾器ラインへの入力が1/2になっ
た場合、増巾器1ライン当たりの出力は、(100×3
+4/4)W、即ち301Wとなり、全体の出力は12
04Wとなるので、発振器1台が故障しても全体で4W
低下するだけである。
【0009】
【0010】上記実施例は金属蒸気レーザ装置について
説明したが、増巾器の増巾量(出力−入力)が飽和状態
(入力の増分だけ出力が増える)であれば、色素レー
ザ、エキシマレーザ、炭酸ガスレーザ等にも適用でき
る。なお、飽和状態は増巾器の長さ及び励起エネルギー
が所定値以上であれば、作ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2台
の発振器のうち1台が故障しても全体の出力が半減する
ことなく、1台の発振器の出力分のみの低減に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すレーザの構成図。
【図2】従来の金属蒸気レーザ装置の構成図。
【符号の説明】
1、2 発振器 5a、5b、5c 増巾器 6a、6b、6c 増巾器 7a、7b、7c 増巾器 8a、8b、8c 増巾器 9 第1の全反射器 10 合成器 11、12、13 ビームスプリッタ 14 第2の全反射器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/23 H01S 3/02 H01S 3/097 H01S 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス状の第1のレーザビームを発振す
    る第1の発振器、パルス状の第2のレーザービームを発
    振する第2の発振器、上記第1のレーザビームを全反射
    する第1の全反射器、この第1の全反射器で全反射した
    上記第1のレーザビームと上記第2のレーザビームとを
    合成し、第3のレーザビームとして出力する合成器、N
    列配列した所定の引き出し能力を有する増巾器、1列目
    から(N−1)列目までの上記各増巾器と対応して順次
    配置され、上記第3のレーザビームを1/N ずつ1列目か
    ら(N−1)列目までの上記各増巾器に均等に分配する
    (N−1)個のビームスプリッタ、このビームスプリッ
    タの(N−1)個の次に配置した上記増巾器と対応して
    配置され、(N−1)個目の上記ビームスプリッタを通
    過した上記第3のビームを全反射する第2の全反射器を
    備えたレーザ装置。
JP8363092A 1992-04-06 1992-04-06 レーザ装置 Expired - Lifetime JP2906816B2 (ja)

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JPH05283781A JPH05283781A (ja) 1993-10-29
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JP4963149B2 (ja) * 2001-09-19 2012-06-27 ギガフォトン株式会社 光源装置及びそれを用いた露光装置
JP5414556B2 (ja) * 2010-01-28 2014-02-12 三菱電機株式会社 Co2ガスレーザ装置
JP5474891B2 (ja) * 2011-08-12 2014-04-16 ギガフォトン株式会社 光源装置及びそれを用いた露光装置

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