JP2906294B2 - 船外機の排気装置 - Google Patents
船外機の排気装置Info
- Publication number
- JP2906294B2 JP2906294B2 JP3019106A JP1910691A JP2906294B2 JP 2906294 B2 JP2906294 B2 JP 2906294B2 JP 3019106 A JP3019106 A JP 3019106A JP 1910691 A JP1910691 A JP 1910691A JP 2906294 B2 JP2906294 B2 JP 2906294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- tube
- exhaust
- tube housing
- engine holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、排気の騒音と振動の
低減を図る船外機の排気装置に関する。
低減を図る船外機の排気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】船外機は、図６に示すように、エンジン
ホルダーＡから下方に突出させたエキゾーストチューブ
Ｂの周りにチューブハウジングＣを配置し、チューブハ
ウジングＣは、下端を弾性体Ｄで保持してドライブシャ
フトハウジングＥに取付け、上端をエンジンホルダーＡ
にボルトで締着している。そして、エキゾーストチュー
ブＢから排出される排気ガスを、チューブハウジングＣ
を通して下方に流し、水面下に放出するようにしてい
る。チューブハウジングＣとドライブシャフトハウジン
グＥの間の隙間には、エンジン冷却水の落し水を溜め
て、チューブハウジングＣを冷却すると共に、排気騒音
の放出を少くするようにしている。例えば、特開昭６０
−３０４１５号公報参照。
ホルダーＡから下方に突出させたエキゾーストチューブ
Ｂの周りにチューブハウジングＣを配置し、チューブハ
ウジングＣは、下端を弾性体Ｄで保持してドライブシャ
フトハウジングＥに取付け、上端をエンジンホルダーＡ
にボルトで締着している。そして、エキゾーストチュー
ブＢから排出される排気ガスを、チューブハウジングＣ
を通して下方に流し、水面下に放出するようにしてい
る。チューブハウジングＣとドライブシャフトハウジン
グＥの間の隙間には、エンジン冷却水の落し水を溜め
て、チューブハウジングＣを冷却すると共に、排気騒音
の放出を少くするようにしている。例えば、特開昭６０
−３０４１５号公報参照。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】チューブハウジングＣ
が、排気ガスの振動騒音を受け、これがエンジンホルダ
ーＡに伝って外部に放出される不都合がある。
が、排気ガスの振動騒音を受け、これがエンジンホルダ
ーＡに伝って外部に放出される不都合がある。
【０００４】かかる点に鑑み、この発明は、チューブハ
ウジングを浮動させることによって、排気の外部に放出
する振動騒音を低減できる船外機の排気装置を得ること
を目的とする。
ウジングを浮動させることによって、排気の外部に放出
する振動騒音を低減できる船外機の排気装置を得ること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するため手段】上記目的を達成するため、
この発明の船外機の排気装置は、エンジンホルダーの下
側にドライブシャフトハウジングを連結し、エンジンホ
ルダーから下方に突出させたエキゾーストチューブの周
りにチューブハウジングを配置して、チューブハウジン
グ内部でエキゾーストチューブを出た排気を膨張させ、
かつチューブハウジング外面部とドライブシャフトハウ
ジング内面部との間にウォータジャケットを形成し、該
チューブハウジングの上下に弾性体を挟んでエンジンホ
ルダーとドライブシャフトハウジングで上下を保持し、
チューブハウジングの上端を弾性マウントで浮動させて
エンジンホルダーに締着したことにある。
この発明の船外機の排気装置は、エンジンホルダーの下
側にドライブシャフトハウジングを連結し、エンジンホ
ルダーから下方に突出させたエキゾーストチューブの周
りにチューブハウジングを配置して、チューブハウジン
グ内部でエキゾーストチューブを出た排気を膨張させ、
かつチューブハウジング外面部とドライブシャフトハウ
ジング内面部との間にウォータジャケットを形成し、該
チューブハウジングの上下に弾性体を挟んでエンジンホ
ルダーとドライブシャフトハウジングで上下を保持し、
チューブハウジングの上端を弾性マウントで浮動させて
エンジンホルダーに締着したことにある。
【０００６】
【作用】排気ガスは、エキゾーストチューブからチュー
ブハウジングに流れ、更にチューブハウジングを下方に
流れて、水面下に放出される。チューブハウジングは、
排気ガスの振動騒音を受ける。チューブハウジングは、
上下を弾性体を介してエンジンホルダーとドライブシャ
フトハウジングに保持させると共に、チューブハウジン
グの上端を弾性マウントで浮動させてエンジンホルダー
に締着するので、チューブハウジングの振動がエンジン
ホルダー及びドライブシャフトハウジングに伝達するの
を大幅に少くできる。これによって、エンジンホルダー
及びドライブシャフトハウジングから放射する排気の振
動騒音を低減することができる。
ブハウジングに流れ、更にチューブハウジングを下方に
流れて、水面下に放出される。チューブハウジングは、
排気ガスの振動騒音を受ける。チューブハウジングは、
上下を弾性体を介してエンジンホルダーとドライブシャ
フトハウジングに保持させると共に、チューブハウジン
グの上端を弾性マウントで浮動させてエンジンホルダー
に締着するので、チューブハウジングの振動がエンジン
ホルダー及びドライブシャフトハウジングに伝達するの
を大幅に少くできる。これによって、エンジンホルダー
及びドライブシャフトハウジングから放射する排気の振
動騒音を低減することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図５によっ
て説明する。船外機は、エンジンホルダー１の上側にエ
ンジンを装着して、エンジンカバー２でカバーし、エン
ジンホルダー１の下側には、ドライブシャフトハウジン
グ３を連結する。そして、ドライブシャフトハウジング
３の下側にはギヤーケース４を連結する。ギヤーケース
４には後側にプロペラ５が連結されて、エンジンで駆動
回転させるようにしてある。
て説明する。船外機は、エンジンホルダー１の上側にエ
ンジンを装着して、エンジンカバー２でカバーし、エン
ジンホルダー１の下側には、ドライブシャフトハウジン
グ３を連結する。そして、ドライブシャフトハウジング
３の下側にはギヤーケース４を連結する。ギヤーケース
４には後側にプロペラ５が連結されて、エンジンで駆動
回転させるようにしてある。
【０００８】而して、エンジンホルダー１には、下方に
突出させてエキゾーストチューブ６を連結し、エキゾー
ストチューブ６の周りにチューブハウジング７を配置し
て、チューブハウジング７内部でエキゾーストチューブ
６を出た排気を膨張させる膨張室を形成し、かつチュー
ブハウジング７外面部とドライブシャフトハウジング３
内面部との間にウォータジャケットを形成する。チュー
ブハウジング７は、上下に弾性体８を挟んでエンジンホ
ルダー１とドライブシャフトハウジング３に保持させ
る。そして、チューブハウジング７の上端を弾性マウン
ト９を介して、ボルト１０でエンジンホルダー１に締着
して、チューブハウジング７を浮動させる。弾性マウン
ト９は、図２に示すように、外筒１１と内筒１２の間に
弾性体を焼き付けて介装したものでよく、また、図３に
示すように、鍔付き筒体の弾性体を介装して、段付きの
ボルト１０で締着するようにしてもよい。
突出させてエキゾーストチューブ６を連結し、エキゾー
ストチューブ６の周りにチューブハウジング７を配置し
て、チューブハウジング７内部でエキゾーストチューブ
６を出た排気を膨張させる膨張室を形成し、かつチュー
ブハウジング７外面部とドライブシャフトハウジング３
内面部との間にウォータジャケットを形成する。チュー
ブハウジング７は、上下に弾性体８を挟んでエンジンホ
ルダー１とドライブシャフトハウジング３に保持させ
る。そして、チューブハウジング７の上端を弾性マウン
ト９を介して、ボルト１０でエンジンホルダー１に締着
して、チューブハウジング７を浮動させる。弾性マウン
ト９は、図２に示すように、外筒１１と内筒１２の間に
弾性体を焼き付けて介装したものでよく、また、図３に
示すように、鍔付き筒体の弾性体を介装して、段付きの
ボルト１０で締着するようにしてもよい。
【０００９】ドライブシャフト１３には、ウォーターポ
ンプ１４が連結してあって、水を下側から汲上げて、エ
ンジン各部を冷却する。そして、落し水を、チューブハ
ウジング７の内側と外側に落してチューブハウジング７
を冷却し、外側には、ドライブシャフトハウジング３と
の間の隙間に、落し水を溜めるようにしてあって、水壁
１５で排気騒音を遮断するようにしてある。なお、１６
はシリンダヘッド、１７はシリンダ、１８はサーモスタ
ットト、１９はエキゾーストカバー、２０は冷却水セン
サ、２１は主水入口、２２は副水入口、２３はオーバー
フロー排出口、２４はディスチャージホール、２５はパ
イロットホールを示す。
ンプ１４が連結してあって、水を下側から汲上げて、エ
ンジン各部を冷却する。そして、落し水を、チューブハ
ウジング７の内側と外側に落してチューブハウジング７
を冷却し、外側には、ドライブシャフトハウジング３と
の間の隙間に、落し水を溜めるようにしてあって、水壁
１５で排気騒音を遮断するようにしてある。なお、１６
はシリンダヘッド、１７はシリンダ、１８はサーモスタ
ットト、１９はエキゾーストカバー、２０は冷却水セン
サ、２１は主水入口、２２は副水入口、２３はオーバー
フロー排出口、２４はディスチャージホール、２５はパ
イロットホールを示す。
【００１０】排気ガスは、エキゾーストチューブ６から
チューブハウジング７に入って膨脹し、チューブハウジ
ング７を下側に流れ、ギヤーケース４内を通って水中に
放出される。チューブハウジング７は、排気の振動騒音
を受けるが、上下の弾性体８と弾性マウント９で浮動さ
せてあるので、エンジンホルダー１及びドライブシャフ
トハウジング３に伝わる排気の振動騒音を低減し、エン
ジンホルダー１及びドライブシャフトハウジング３から
外に放射される排気の振動騒音を低減できる。
チューブハウジング７に入って膨脹し、チューブハウジ
ング７を下側に流れ、ギヤーケース４内を通って水中に
放出される。チューブハウジング７は、排気の振動騒音
を受けるが、上下の弾性体８と弾性マウント９で浮動さ
せてあるので、エンジンホルダー１及びドライブシャフ
トハウジング３に伝わる排気の振動騒音を低減し、エン
ジンホルダー１及びドライブシャフトハウジング３から
外に放射される排気の振動騒音を低減できる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、チューブハウジングを浮動にした
ことによって、チューブハウジングからエンジンホルダ
ー及びドライブシャフトハウジングに伝る排気の振動騒
音を遮断することができて、エンジンホルダー及びドラ
イブシャフトハウジングから外部に放射する騒音を低減
できて、静かにすることができる。
ように構成したので、チューブハウジングを浮動にした
ことによって、チューブハウジングからエンジンホルダ
ー及びドライブシャフトハウジングに伝る排気の振動騒
音を遮断することができて、エンジンホルダー及びドラ
イブシャフトハウジングから外部に放射する騒音を低減
できて、静かにすることができる。
【図１】本発明の実施例を示す要部縦断側面図である。
【図２】図１のＸ矢示部の拡大図である。
【図３】図１のＸ矢示部の拡大図で本発明の他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】船外機全体の側面図である。
【図５】本発明の実施例を示す冷却系統図である。
【図６】従来例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】 １ エンジンホルダー ３ ドライブシャフトハウジング ６ エキゾーストチューブ ７ チューブハウジング ８ 弾性体 ９ 弾性マウント
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンホルダーの下側にドライブシャ
フトハウジングを連結し、 エンジンホルダーから下方に突出させたエキゾーストチ
ューブの周りにチューブハウジングを配置して、チュー
ブハウジング内部でエキゾーストチューブを出た排気を
膨張させ、かつチューブハウジング外面部とドライブシ
ャフトハウジング内面部との間にウォータジャケットを
形成し、 該チューブハウジングの上下に弾性体を挟んでエンジン
ホルダーとドライブシャフトハウジングで上下を保持
し、 チューブハウジングの上端を弾性マウントで浮動させて
エンジンホルダーに締着したことを特徴とする船外機の
排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019106A JP2906294B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 船外機の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3019106A JP2906294B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 船外機の排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243691A JPH04243691A (ja) | 1992-08-31 |
| JP2906294B2 true JP2906294B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=11990234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3019106A Expired - Lifetime JP2906294B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 船外機の排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2906294B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP3019106A patent/JP2906294B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04243691A (ja) | 1992-08-31 |
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