JP2905994B2 - ポリマー微粒子の製造方法及びその装置 - Google Patents

ポリマー微粒子の製造方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えば写真感光材料に用いられるマット剤
のようなポリマー微粒子の製造方法及びその装置に関す
るものである。
【発明の背景】
一般にハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に感光材
料という。)の最外層(最上層または背面層)は、ゼラ
チンで代表される親水性コロイドをバインダとして用い
ている。その為、感光材料の表面が高温、高湿の雰囲気
下では接着性または粘着性が増大し、他の物体と接触す
ると容易にそれと接着する。この接着現象は、感光材料
の製造時、保存時、撮影時、処理時、映写時あるいは処
理後の保存中に感光材料同士、あるいは感光材料とこれ
に接触する他の物体との間で発生し、しばしば重大な故
障となっていた。特に、カラー感光材料では、写真層中
にカラーカプラ等多数の添加剤を含有するため接着性が
大きな問題となっていた。 この問題を解決する為、最上層または背面層に、二酸
化ケイ素、酸化マグネシウム、二酸化チタン、炭酸カル
シウム等の無機物質やポリメチルメタクリレート、セル
ロースアセテートプロピオネート、メタクリル酸メチル
/メタクリル酸共重合体等の有機物質の微粒子を含有さ
せ、感光材料表面の粗さを増加させて、いわゆるマット
化し、接着性を減少させる方法が提案されている。 尚、カラー感光材料では、前記の理由により多量のマ
ット剤を使用する必要がある。 ポリメチルメタクリレートやメタクリル酸メチル/メ
タクリル酸共重合体等のポリマーは、一般に溶液重合、
塊状重合、懸濁重合、乳化重合等の方法により製造する
ことができるが、特に操作が容易で再現性にも優れる溶
液重合法が多く用いられる。 溶液重合法とは、原料であるモノマーも生成するポリ
マーも溶解する溶媒中で重合させる方法であり、反応系
からのポリマーの分取は、反応溶媒と混合可能でポリマ
ーは溶解しない媒質中に反応混合物を注ぎ込み、ポリマ
ーを析出させることでなされる。 前述のポリメチルメタクリレートやメタクリル酸メチ
ル/メタクリル酸共重合体等をマット剤として利用する
場合は、溶液(例えばメタノール)重合後、反応物を媒
質(例えば水)中に注ぎ、結晶として得たポリマーを水
と混和性の少ない溶媒(例えば酢酸エチル)に再溶解
し、ゼラチン等の保護コロイドと共に水中で微粒子に分
散、必要な粒径に調製する方法が提案(特開昭58−6693
7号公報、特開昭60−126644号公報)されている。 又、特開昭61−77044号公報で提案されている如く、
実質的に水と混和性がない溶媒中で溶液重合させた反応
生成物を、そのまま分散剤を含む水中で分散しマット剤
とする方法も提案されている。 ところで、上記の技術において、水中分散直後のポリ
マー油滴状態になっている分散液を減圧乾燥することに
より、ポリマー油滴から溶媒を揮発させ、最終的に固体
のポリマーを析出させる訳であるが、所定粒径のポリマ
ー微粒子を得る為には適度な撹拌を行うことによってポ
リマー油滴の分散状態を維持しながら溶媒の留去を行う
必要がある。 しかしながら、ポリマー油滴は、特に溶媒の留去の際
におけるポリマー油滴は不安定であり、ポリマー油滴同
士の合一が生じ易く、折角ポリマー油滴の粒径をコント
ロールしていても、ある程度の時間をかけて溶媒を留去
した後に得られたポリマー粒子の粒径は、往々にして平
均粒径が大きく又、分布も広くなってしまっており、所
望のポリマー微粒子が得られない問題点がある。すなわ
ち、ポリマー微粒子の粒径を精度よくコントロールでき
ないという問題があった。 又、先ず、ポリマー油滴を作り、その後にポリマー微
粒子を得るといった二段方式のものである為、それだけ
効率が悪い問題も有る。
【発明の開示】
本発明の目的は、粒径が0.5〜5μmで分布が狭いポ
リマー微粒子を効率良く得る技術を提供することであ
る。 上記本発明の目的は、速度Vwの流水に対して有機溶媒
中にポリマーが溶解されたポリマー溶液を速度Vpで連続
的に添加することにより、0.5〜5μmの粒径のポリマ
ー微粒子を製造する方法であって、 前記流水はレイノルズ数が2000以上の乱流であり、 前記Vp/Vwが0.5以上である ことを特徴とするポリマー微粒子の製造方法によって達
成される。 又、0.5〜5μmの粒径のポリマー微粒子を製造する
装置であって、 水と混和性に乏しい有機溶媒中に溶けた状態のポリマ
ーを生成するポリマー溶液生成手段と、前記ポリマー溶
液生成手段に対して設けられた水混合手段とを具備し、 前記水混合手段における水はレイノルズ数が2000以上
の乱流であるよう構成されており、 かつ、前記水混合手段における流水に対するポリマー
溶液の添加は、Vp(水に対してポリマー溶液を添加する
速度)/Vw(水の流れる速度)が0.5以上であるよう構成
した ことを特徴とするポリマー微粒子製造装置によって達成
される。 尚、上記の技術において、例えば水と混和性に乏しい
有機溶媒中で重合させることにより得られた反応生成物
であるポリマー溶液に対して作用させる流水はレイノル
ズ数(Re)が5000以上の乱流であるものが好ましく、そ
してポリマー溶液に対して作用させる水の量は、(有機
溶媒の重量/水に対する有機溶媒の溶解度)×0.5以上
で、ポリマー溶液重量の20倍までであることが好まし
く、又、ポリマー溶液の生成に用いる有機溶媒は、水に
対する溶解度が8×10-3〜3.3×10-1(g/gH2O)である
ことが好ましい。 以下、本発明をさらに詳しく説明する。 本発明者による研究が鋭意行われた結果、粒径が精度
よくコントロールされたポリマー微粒子、特に分散直後
のポリマー油滴の粒径に対応したポリマー微粒子は、ポ
リマー油滴に対して〔(溶媒重量/溶解度)×0.5−
(分散液中の水の重量)〕以上で20×分散液重量以下の
範囲の水を加えることにより得られることが判明し、こ
の技術思想を提案している。 しかしながら、この技術にあっても、先ず、ポリマー
油滴を作り、その後にポリマー微粒子を得るといった二
段方式のものであることから、更なる研究開発が進めら
れた結果、ポリマー溶液を流水に対して連続的に添加す
れば良いことが判り、本発明が達成されたのである。 尚、この為の装置として、例えば第1図〜第3図に示
されるような装置が考えらる。 すなわち、第1図に示す如く、水と混和性に乏しい有
機溶媒中に溶けた状態のポリマーを生成するポリマー溶
液生成装置(例えば、溶液重合装置)1と管内噴流混合
器2とを具備し、ポリマー溶液生成装置1からパイプを
介して管内噴流混合器2にポリマー溶液を供給し、連続
的に流れてくる速度Vwの水Wに対してポリマー溶液を速
度Vpで添加するようなものであったり、第2図に示す如
く、水と混和性に乏しい有機溶媒中に溶けた状態のポリ
マーを生成するポリマー溶液生成装置1と静的混合器
(スタチックミキサー)3とを具備し、ポリマー溶液生
成装置1からパイプを介してスタチックミキサー3にポ
リマー溶液を供給し、連続的に流れてくる速度Vwの水W
に対してポリマー溶液を速度Vpで添加するようなもので
あったり、第3図に示す如く、水と混和性に乏しい有機
溶媒中に溶けた状態のポリマーを生成するポリマー溶液
生成装置1と噴流ノズル付静的混合器4とを具備し、ポ
リマー溶液生成装置1からパイプを介して噴流ノズル付
静的混合器4にポリマー溶液を供給し、連続的に流れて
くる速度Vwの水Wに対してポリマー溶液を速度Vpで添加
する装置が用いられる。 尚、これらの装置により得られるポリマー微粒子の粒
径は、管径、流量やスタチックミキサーのエレメント数
によってコントロールでき、又、流速比、すなわちVp/V
w≧2であることが望ましい。 本発明において水と混和性に乏しい有機溶媒とは、水
に対する溶解度が約8×10-3〜3.3×10-1(g/gH2O)の
範囲にあるものが好ましく、例えばn−ブタノール、se
c−ブタノール、酢酸エチル、エチルメチルケトン、ク
ロロホルム、ジエチルエーテル等が挙げられるが、これ
らを単独で用いてもよく、あるいは複数を混合使用して
もよい。 ポリマー溶液は塊状重合したポリマーを溶媒中に溶解
してもよいし、適当な溶媒中で溶液重合したポリマーを
一旦析出させ、上述のような有機溶媒中に再溶解しても
よい。さらに好ましくは、上述の溶媒中で溶液重合させ
た反応生成物であってもよい。 本発明で用いられるポリマーとしては、水と混和性に
乏しい有機溶媒に溶け、水には溶けないということ以外
は格段の限定はない。 尚、マット剤ということでは、例えばメタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル等のメタクリル酸エステルの
ホモポリマー、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル等のメタクリル酸エステル/メタクリル酸等の共重合
体が挙げられる。これらポリマーの分子量は3000〜7000
00であることが好ましく、より望ましくは5000〜20000
であることが好ましい。 流水には、分散剤(例えば界面活性剤)が含まれてい
ても良く、又、分散剤の他に保護コロイドとしてゼラチ
ン等を加えてもよい。 分散剤としては、ポリマー溶液に対して通常0.1〜20
重量%、好ましくは1〜10重量%の界面活性剤が用いら
れる。界面活性剤としては、例えばサポニン等の天然の
活性剤、アルキレンオキサイド誘導体系のノニオン活性
剤(例えば、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ソルビタン
モノオレート等)、高級アルキルアミン、第4級アンモ
ニウム塩等のカチオン活性剤(例えば、オクタデシルア
ミン酢酸塩、オキシエチレンドデシルアミン、オクタデ
シルアンモニウムクロリド、テトラデシルジメチルベン
ジルアンモニウムクロリド等)、カルボン酸、スルホン
酸などの酸性基を含むアニオン活性剤(例えばドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、オレイルメチルタウリ
ン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
等)、両性活性剤(例えば、N−アルキルアミノプロピ
オン酸塩、N−ジメチルセチルベタイン等)が挙げられ
る。 ポリマー微粒子の粒径は、かなりの範囲で選択できる
が、本発明の特長をいかせる粒径としては0.5〜5μm
の粒径のものである。特に、0.5〜5μmの粒径のマッ
ト剤である。 上記の本発明により得られたポリマー微粒子を含有す
る水性分散物の処理は、後工程の都合によりきまる。そ
のまま使用する場合もあるし、水性分散物中の有機溶媒
を、例えば減圧乾燥で除去して使用する場合もある。あ
るいは、濾過、遠心分離等の手段でポリマー微粒子のみ
を取り出す場合もある。さらには、それらの組み合わせ
を行う場合もある。 マット剤としては、上記により得られたマット剤を含
有する水性分散物は、写真分野において公知の任意の方
法により感光材料に塗布される。本発明により得られた
マット剤が感光材料の最外層、例えば表面保護層、背面
層に重層塗布なされる多層感光材料においては最終製品
の非感光性中間層に含有されるのが好ましく、特に表面
保護層に加えられるのが好ましい。例えば、最外層に50
〜500mg/m2、特に100〜400mg/m2含有させるのが好まし
い。
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、こ
れらの実施例によって本発明が限定されるものではな
い。 〔実施例1〕 メタクリル酸エチル(EMA)34.2g、メタクリル酸メチ
ル(MMA)30.0g、メタクリル酸(MAA)17.2g、α,α′
−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)2.0g及びエタノ
ール500ccを三つ口フラスコに入れ、この混合液を10時
間還流した。 その後、激しく撹拌しながら多量の水の中に反応液を
注ぎ込み、反応生成物を沈澱させた。 次いで、沈澱物を濾過し、水で洗浄し、空気中におい
て60℃で乾燥して共重合体を得た。収量は92.7g(理論
収量の94%)であり、モル組成比はNMRによるとEMA:MM
A:MAA=30:30:40であった。 この共重合体10gを酢酸エチル20gとn−ブタノール20
gの混合溶媒に40℃で溶解した。 尚、本実施例におけるポリマー微粒子の製造に用いら
れる水の最小重量は〔(溶媒重量/溶解度)×0.5=(2
0+20)/0.075×0.5=267gであり、最大重量は(20×ポ
リマー溶液の重量)=20×50=1000gと計算される。 そこで、次に、10gの水にドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム0.1gを溶解し、さらに300mlビーカーにゼ
ラチン15gをとり、水290gを加え、30分間膨潤させた
後、60℃において溶解し、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウムを含有する315gの水溶液を用意し、又、第2
図で示したような装置(スタチックミキサー3のエレメ
ントの数は24)を用い、上記のポリマー溶液と水溶液と
を50対315の割合で各々供給した。 尚、水溶液の流れはレイノズル数が105であり、Vp/Vw
は2であった。 そして、スタチックミキサー3の排出口から排出され
た水系分散物におけるマット剤は、平均粒径dが2μ
m、標準偏差σが1μm、単分散度σ/dが0.5のもであ
った。 〔比較例1〕 10gの水にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.1
gを溶解した。さらに300mlビーカーにゼラチン15gをと
り、水150gを加え、30分間膨潤させた後、60℃において
溶解した。 次に、内容積500mlの高速撹拌型分散機に溶解したゼ
ラチン溶液及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
水溶液を入れた後、35℃まで加熱した。そこに、実施例
1で得たポリマー溶液を投入し、毎分5000回転の速度で
15分間撹拌し、225gのポリマー油滴分散液を得た。この
ポリマー油滴は、ポリマー固体粒子径に換算すると、平
均粒径dが2μm、標準偏差σが1μm、単分散度σ/d
が0.5であった。 そして、内容積1の三つ口フラスコ中に水400gを入
れ、毎分300回転の速度で撹拌させながら、225gのポリ
マー油滴分散液を注ぎ込み、マット剤の水系分散物を得
た。 この水系分散物におけるマット剤は、平均粒径dが2
μm、標準偏差σが1μm、単分散度σ/dが0.5のもの
であった。 これによれば、実施例1と比較例1とで得られたポリ
マー微粒子の特性は同じであるものの、実施例1のもの
は工程数が一つ少なく、すなわちポリマー油滴分散液を
作る必要がない分簡単であることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本発明に係るポリマー微粒子の製造
装置の第1〜第3実施例を示す概略図である。 1……ポリマー溶液生成装置、 2……管内噴流混合器、3……スタチックミキサー、 4……噴流ノズル付静的混合器。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】速度Vwの流水に対して有機溶媒中にポリマ
    ーが溶解されたポリマー溶液を速度Vpで連続的に添加す
    ることにより、0.5〜5μmの粒径のポリマー微粒子を
    製造する方法であって、 前記流水はレイノルズ数が2000以上の乱流であり、 前記Vp/Vwが0.5以上である ことを特徴とするポリマー微粒子の製造方法。
  2. 【請求項2】ポリマー溶液が、水と混和性に乏しい有機
    溶媒中で重合させた反応生成物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のポリマー微粒子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】ポリマー溶液に対して作用させる水の量
    が、(有機溶媒の重量/水に対する有機溶媒の溶解度)
    ×0.5以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のポリマー微粒子の製造方法。
  4. 【請求項4】ポリマー溶液に対して作用させる水の量
    が、(有機溶媒の重量/水に対する有機溶媒の溶解度)
    ×0.5〜ポリマー溶液重量の20倍であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のポリマー微粒子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】有機溶媒は、水に対する溶解度が8×10-3
    〜3.3×10-1(g/gH2O)であることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項〜第4項いずれかに記載のポリマー微粒
    子の製造方法。
  6. 【請求項6】0.5〜5μmの粒径のポリマー微粒子を製
    造する装置であって、 水と混和性に乏しい有機溶媒中に溶けた状態のポリマー
    を生成するポリマー溶液生成手段と、前記ポリマー溶液
    生成手段に対して設けられた水混合手段とを具備し、 前記水混合手段における水はレイノルズ数が2000以上の
    乱流であるよう構成されており、 かつ、前記水混合手段における流水に対するポリマー溶
    液の添加は、Vp(水に対してポリマー溶液を添加する速
    度)/Vw(水の流れる速度)が0.5以上であるよう構成し
    た ことを特徴とするポリマー微粒子の製造装置。
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