JP2904202B1 - 触覚ディスプレイ装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

触覚ディスプレイ装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP2904202B1
JP2904202B1 JP33785497A JP33785497A JP2904202B1 JP 2904202 B1 JP2904202 B1 JP 2904202B1 JP 33785497 A JP33785497 A JP 33785497A JP 33785497 A JP33785497 A JP 33785497A JP 2904202 B1 JP2904202 B1 JP 2904202B1
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Abstract

【要約】 【課題】 視覚障害者にグラフィカル・ユーザ・インタ
フェースの画面を提示する触覚ディスプレイ装置に於い
て、画面の全体を見渡したい、細部を詳しく見たいとい
った様々な要求に合った画面を触知盤上に提示できるよ
うにする。 【解決手段】 操作者は、触知盤30上に表示するグラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースの表示領域の面積,中
心位置を表示領域面積設定部11, 表示領域位置設定部12
を用いて指示する。この指示に従って、表示領域計算部
106 が、表示領域の存在範囲を求め、情報取得部104
が、表示領域の存在範囲と触知盤30上に存在するピンの
ピン数とに基づいて、表示領域内に存在する対話部品を
触知盤30上に表示する際の配置状態を求め、ピン状態デ
ータ生成部105 が、上記対話部品の配置状態に基づいて
触知盤30上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
タを生成し、触知盤制御部20がピン状態データに従って
触知盤30上のピンを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの対話型情報処理システムの画面を、ピンの
凹凸や振動などで表現する触覚ディスプレイ装置に関
し、特にグラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面
を理解するのに適した表現が可能な触覚ディスプレイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】聴覚と触覚とが主な情報受容感覚となる
視覚障害者にとって、触覚は図形のような2次元的な情
報の獲得が可能という点で重要である。そのため、触覚
を利用してコンピュータの画面を提示する触覚ディスプ
レイ装置の研究は古くから行われている。
【0003】例えば、「コンピュータと人間の共生,
(財)情報科学国際交流財団編,329〜331頁,1
994年4月発行」には、視覚障害者用読書器(オプタ
コン)の技術を用いた触覚ディスプレイ装置が記載され
ている。この読書器の元来の動作は、縦5列横20行の
フォトトランジスタアレイを内蔵したカメラで印刷物を
走査すると、フォトトランジスタアレイと一対一に対応
した100本のピンからなる触知盤上の、像を結んだフ
ォトトランジスタに対応したピンが振動して印刷物のイ
メージが提示されるというものである。上記の文献に記
載されている触覚ディスプレイ装置は、読書器の触知盤
上に、コンピュータの画面イメージを記憶しているビデ
オメモリから読み出した5×20ドット分の情報が表示
されるようになっている。このような装置は例えば図2
8に示す構成で実現可能である。操作者が、読書器60
のカメラ61の代わりにマウスなどの座標指示装置40
により画面上の一点を指示すると、画面情報読み出し部
114が指示された位置付近の5×20ドットの面積情
報を記憶装置50d内のビデオメモリ56から読み出
し、出力情報生成部115に渡す。出力情報生成部11
5では、触知盤63の各ピンの状態(振動させるか否
か)を記した二値の情報が生成され、触知盤制御部62
が、この情報を参照して触知盤63のピンを実際に振動
させる。
【0004】また、「ピン第15号,視覚障害情報機器
アクセスサポート協会,7〜9頁、68〜73頁,19
94年7月発行」には、横120本,縦60本のピンを
アレイ状に並べた触知盤を有する大型の触覚ディスプレ
イ装置が記載されている。この装置は、コンピュータ画
面の表示、およびコンピュータから制御して図形を表示
することを念頭に設計されており、米国マイクロソフト
社のグラフィカル・ユーザ・インタフェースシステムで
動作するアナログ時計の絵が表示できるといった記述が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】触覚を利用してグラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースの画面を理解させる際
の一つ目の問題点は、触覚ディスプレイ装置のピンと通
常のディスプレイ装置の画素(ドット)との対応の取り
方である。この問題は、触覚ディスプレイ装置の解像度
がブラウン管や液晶などを用いた通常のディスプレイ装
置と比較して極端に低いことに起因しており、一本のピ
ンに割り当てる画素数を少なくすると、情報の欠落が減
り画面の細かい部分まで表現できる(例えば、小さな対
話部品も表現できる)反面、広範囲を見渡すために頻繁
なスクロール操作などが必要となる。この状態は、小さ
なのぞき窓を動かして全体を理解するようなもので、触
覚のみで行うには非常に困難な作業であり、対話部品の
配置や画面構成などの把握が難しくなる。逆に、一本の
ピンに多くの画素を割り当てると、画面構成などの把握
は容易になるが、情報の欠落が多くなり細部が表現でき
なくなる。
【0006】二つ目の問題は、対話部品の種類の違いを
いかにして認識させるかである。上述の通り、触覚ディ
スプレイ装置の解像度はかなり低いため、グラフィカル
・ユーザ・インタフェースの画面イメージをそのまま表
現することは不可能で、なんらかの情報の間引きが必要
になる。通常は、対話部品に描かれている文字の色など
を無視して輪郭だけを表示することが多いが、ほとんど
の対話部品は矩形であるため、輪郭だけでは種類が判別
できなくなってしまう。
【0007】上述の従来技術は、これらの問題に対する
解決策はとられていない。例えば、視覚障害者用読書器
を利用した触覚ディスプレイ装置では、画面上の5×2
0ドットの領域が表示されるが、グラフィカル・ユーザ
・インタフェースの画面は最低でも640×480ドッ
トの広さを持っているため、ある程度の範囲の情報を触
知するために座標指示装置を頻繁に動かさなければなら
ない。また、ビデオメモリから画面イメージを読み出し
ているため、対話部品だけを切り出すこと自体が難し
く、装置内部でも対話部品の種類などは識別されていな
い。
【0008】一方、大型の触覚ディスプレイ装置は12
0×60本の比較的多くのピンを持っているが、それで
も1ピンに1ドットを対応させると、640×480ド
ットの画面のうち一部しか表示できず、いくらかのスク
ロール操作が必要になる。また、このような大型の装置
は、全画面を表示するという使用方法が多いが、その場
合、1ピンで約5×6ドットをカバーすることになり、
例えばウィンドウの枠や小さなボタンなどは充分に表現
できない。更に、グラフィカル・ユーザ・インタフェー
スシステムで動作するアナログ時計の絵が表現できると
記述されているが、対話部品の種類などを識別する技術
には触れられていない。
【0009】そこで、本発明の目的は、触覚ディスプレ
イ装置の触知盤に表示するグラフィカル・ユーザ・イン
タフェースの画面の表示領域の面積をユーザが自由に設
定できるようにすることにより、画面の全体を見渡した
い、細部を詳しく見たいといった様々な要求に合った画
面を触知盤上に提示できるようにすることにある。ま
た、本発明の別の目的は、対話部品の種類を識別可能に
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】触覚ディスプレイ装置の
ピンの数は一定であるため、ピンと画素の対応問題は触
覚ディスプレイ装置の触知盤に表示されるグラフィカル
・ユーザ・インタフェースの画面の表示領域の広さをど
のように決定するかという問題に言い換えることができ
る。本発明では、表示領域面積設定部を設けたことによ
り、操作者が自由に表示領域の面積を指定できるため、
全体を見渡す場合や細部を詳しく見る場合など、様々な
目的に対応可能となる。
【0011】更に、本発明では、表示領域の中心が対話
部品の上に位置している場合に、対話部品の種類に応じ
たパターンを表示するようにしているので、触覚だけで
対話部品の種類まで識別可能となる。
【0012】また、本発明では、サイズの小さな対話部
品を触知できるサイズに拡大した仮想的なグラフィカル
・ユーザ・インタフェースの画面を生成し、触覚ディス
プレイ装置に、実際のグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェースの画面ではなく、上記の仮想的な画面を表示する
ことにより、全体を把握しやすいように表示領域をある
程度広くとっても、小さな対話部品が表現できるように
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】本発明の第1の実施の形態は、グラフィカ
ル・ユーザ・インタフェースの画面のうち、操作者が指
定した矩形の領域(表示領域)の内容が触知盤上に表示
されるものである。図1を参照すると、本実施の形態
は、ピンをアレイ状に並べた触知盤30と、触知盤30
のピンを駆動する触知盤制御部20と、プログラム制御
により動作するデータ処理装置(コンピュータ)100
と、記録媒体100Rと、キーボード等のデータ入力装
置10とから構成されている。
【0015】データ入力装置10には、表示領域の中心
位置を指示する表示領域位置設定部12と、表示領域の
広さを指示する表示領域面積設定部11とが含まれる。
【0016】また、データ処理装置100には、グラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースを備えたOS(オペレ
ーティングシステム)101と、データ入力装置10か
らの入力を監視するキー入力監視部102と、グラフィ
カル・ユーザ・インタフェースの画面の変化(例えば新
たなウィンドウが開くなど)を監視する画面変化監視部
103と、グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画
面のうちの、表示領域内の情報を取得する情報取得部1
04と、触知盤30上の各ピンの状態を示すピン状態デ
ータを生成するピン状態データ生成部105と、表示領
域の左上,右下の座標位置を計算しそれを表示領域の存
在範囲を示す情報として情報取得部104に渡す表示領
域計算部106とを含んでいる。
【0017】データ処理装置100が備えている記録媒
体100Rは、ディスク,半導体メモリ,その他の記録
媒体であり、データ処理装置100を触覚ディスプレイ
装置の制御部として動作させるためのプログラムが記録
されている。この記録媒体100Rに記録されているプ
ログラムは、データ処理装置100によって読み取ら
れ、データ処理装置100の動作を制御することで、デ
ータ処理装置100上にキー入力監視部102と、画面
変化監視部103と、情報取得部104と、ピン状態デ
ータ生成部105と、表示領域計算部106とを実現す
る。
【0018】図2はキー入力監視部102の処理例を示
す流れ図、図3は画面変化監視部103の処理例を示す
流れ図、図4は情報取得部104の処理例を示す流れ
図、図5はピン状態データ生成部105の処理例を示す
流れ図、図6は表示領域計算部106の処理例を示す流
れ図であり、以下、各図を参照して本実施の形態の動作
を説明する。尚、以下においては説明を簡単にするた
め、表示領域の面積を「10ドット×10ドット(以
下、狭領域)」と「20ドット×20ドット(以下、広
領域)」との二段階に変更可能で、触知盤30には10
0本のピンが10行10列に配列されているとするが、
実際の装置では、ピン数,表示領域の面積の切り換え段
階数を更に多くすることが望ましい。
【0019】図7(a)は、グラフィカル・ユーザ・イ
ンタフェースの画面の一例であり、6個のアイコン20
1を含むウィンドウ200及びマウスカーソル203が
表示されている。初期状態として、表示領域の中心座標
が点(X1,Y1)で、面積が狭領域に設定されている
とすると(すなわち、領域204が表示領域)、触覚デ
ィスプレイ装置の動作開始時、触知盤30は図7(b)
の状態になる。
【0020】触知盤30が図7(b)に示す状態になる
までの処理は、以下の通りである。
【0021】触覚ディスプレイ装置の動作開始時、表示
領域計算部106が、初期状態に於ける表示領域の存在
範囲を情報取得部104に通知する(図6,S61)。
この場合、表示領域の中心座標値が(X1,Y1)で、
面積が狭領域であるので、表示領域計算部106は、座
標値(X1−4,Y1−4),(X1+5,Y1+5)
を表示領域の存在範囲として情報取得部104に渡すこ
とになる。その後、表示領域計算部106は、面積情報
=「10ドット四方」,中心座標値=(X1,Y1)を
内部的に保持する(S62)。
【0022】情報取得部104は、表示領域計算部10
6から表示領域の存在範囲が通知されると、表示領域内
のどのドットを調査対象ドットにするのかを、表示領域
の面積と触知盤30上に存在するピン数(この例の場
合、10×10本)とに基づいて決定する(図4,S4
1)。例えば、表示領域の面積が10×10ドット(狭
領域)であれば、表示領域内の各ドットと触知盤30上
の各ピンとが1対1に対応するので、表示領域内の全て
のドットを調査対象ドットにする。また、例えば、表示
領域の面積が20×20ドット(広領域)であれば、触
知盤30上のピン1本に表示領域の4ドットが対応する
ので、表示領域内の全ドットの内の1/4のドット(例
えば、奇数行,奇数列に存在するドット)を調査対象ド
ットとする。この例の場合、表示領域の面積は、10×
10ドットであるので、表示領域内の全ドットが調査対
象ドットとなる。
【0023】その後、情報取得部104は、OS101
に対して、表示領域内の調査対象ドットが属している対
話部品の種類を問い合わせる(S42)。この問い合わ
せに応答してOS101は、調査対象ドットが属してい
る対話部品の種類を情報取得部104に通知する。その
際、調査対象ドットがクライアント領域に属している場
合は、その旨を通知する。その後、情報取得部104
は、各調査対象ドットに、それが属している対話部品の
種類に対応する番号を割り当てる(S43)。例えば、
ウィンドウのクライアント領域202に属するドットに
「1」を、アイコン201に属するドットに「2」(番
号が付されていないアイコンも種類は同じなので
「2」)を割り当てるとすれば、図8(a)に示す配列
型のデータが生成される。この配列型のデータは、表示
領域に存在する対話部品を触知盤30上に表示する際の
対話部品の配置状態を示している。その後、情報取得部
104は、S43で生成したデータをピン状態データ生
成部105に渡す(S44)。
【0024】ピン状態データ生成部105は、図8
(a)に示したデータに対して、左上から順番に、左
側,上側の少なくとも何れか一方と異なる数字が入って
いるところを「1」、それ以外のところを「0」にする
処理(いわゆる差分処理)を行うことで、対話部品の輪
郭を示す図8(b)のピン状態データを生成する(図
5,S51)。このピン状態データは、触知盤制御部2
0に出力される(S52)。
【0025】触知盤制御部20は、ピン状態データ生成
部105から出力された図8(b)に示したピン状態デ
ータに基づき、「1」が格納されているところに対応す
るピン31を突起させ、それ以外のピン31を下げるこ
とで、触知盤30の状態を図7(b)に示すものにす
る。尚、本実施の形態では、対話部品の輪郭のみでピン
を突起させるようなピン状態データを生成するようにし
たが、例えば対話部品の内部で全てピンを突起させるよ
うなピン状態データ(対話部品を浮き上がらせるような
イメージ)を生成するようにしても良い。また、触知盤
30は、ピンの凹凸ではなく振動で情報を表現するもの
でも良い。
【0026】次に、表示領域の面積を変更した場合の動
作について説明する。ここでの仮定として、データ入力
装置10はキーボードであり、表示領域面積設定部11
として「*」キーが割り振られており、このキーを押す
ことで狭領域と広領域の選択が交互に切り替わるとす
る。
【0027】操作者が「*」キーを押すと、キー入力監
視部102がその旨を表示領域計算部106に通知する
(図2,S21がYES,S24)。
【0028】表示領域計算部106は、この通知を受け
ると(図6,S63がYES)、保持している面積情報
を「10ドット四方」から「20ドット四方」に変更し
(S68)、更に、点(X1,Y1)を中心に面積が2
0ドット四方となる表示領域205の左上と右下の座標
を計算して、点(X1−9,Y1−9)と点(X1+1
0,Y1+10)を得る(S69)。その後、表示領域
計算部106は、上記した2点の座標値を表示領域の存
在範囲を示す情報として情報取得部104に渡す(S6
7)。
【0029】表示領域の存在範囲を示す座標値を渡され
た情報取得部104は、前述したと同様に、表示領域内
のどのドットを調査対象ドットにするのかを、表示領域
の面積と触知盤30上に存在するピン数とに基づいて決
定する(図4,S41)。この例の場合、表示領域20
5の面積が20×20ドット(広領域)であるので、表
示領域内の1/4のドット(例えば、奇数行,奇数列に
存在するドット)を調査対象ドットとする。そして、調
査対象ドットに対して前述したと同様の処理を行うこと
により、図8(a)と同様の配列型のデータを作成し、
作成したデータをピン状態データ生成部105に渡す
(S42〜S44)。
【0030】情報取得部104で生成されたデータに対
しピン状態データ生成部105で差分処理を行い(図
5,S51,S52)、触知盤制御部20を通すことに
より、触知盤30は図7(c)の状態になる。
【0031】表示領域の中心位置を変更する場合につい
てもほぼ同様で、表示領域位置設定部12がキーボード
のカーソルキーに割り当てられており、表示領域の中心
位置がカーソルキーの矢印の向きに移動するとした場
合、次のような動作になる。
【0032】カーソルキーの操作はキー入力監視部10
2によって検出され、操作されたカーソルキーの種類が
表示領域計算部106に伝達される(図2,S22がY
ES,S23)。
【0033】表示領域計算部106は、キー入力監視部
102から操作されたカーソルキーの種類が通知される
と(図6,S64がYES)、その種類の応じて保持し
ている中心座標値を変更する(S65)。
【0034】図9(a)は、上記した図7(a)の状態
から左カーソルキーが一回押された状態を示しており、
この時、表示領域計算部106は、保持している中心座
標値(X1,Y1)を(X1−1,Y1)に変更し(S
65)、表示領域の左上と右下の座標値の再計算を行
い、座標値(X1−5,Y1−4),(X1+4,Y1
+5)を得る(S66)。以降の処理は、表示領域の面
積を変更する場合と同じで、触知盤30には図9(b)
のパターンが表示される。
【0035】最後に、画面変化監視部103は、操作者
がグラフィカル・ユーザ・インタフェースを操作した際
の画面変化を監視しており、新たなウィンドウが開くな
どにより画面が変化した場合(図3,S31がYES)
に、表示領域の情報をもう一度調査し直すように情報取
得部104に指示を出す(S32)。即ち、触知盤30
の情報を再描画させる必要があるかどうかを監視する働
きをしている。
【0036】情報取得部104は、画面変化監視部10
3から再調査が指示されると、前述したと同様の処理を
行う(図4,S41〜S44)。但し、画面変化監視部
103から再調査が指示された場合には、表示領域の存
在範囲が分からないので、例えば、表示領域計算部10
6に現在の表示領域の存在範囲を問い合わせる等の処理
を行うことが必要になる。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0038】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態の変形例であり、表示領域の中心位置の指示をマ
ウスなどの座標指示装置で行うものである。第2の実施
の形態の構成例を示す図10のブロック図によると、本
実施の形態は第1の実施の形態と比較して、次の点が相
違する。
【0039】表示領域位置設定部12を有しているデー
タ入力装置10の代わりに表示領域位置設定部12を有
していないデータ入力装置10aを備えた点、座標指示
装置40が追加された点、データ処理装置100の代わ
りにデータ処理装置100aを備えた点、記録媒体10
0Rの代わりに記録媒体100Raを備えた点が相違し
ている。更に、データ処理装置100aにカーソル移動
監視部107が追加された点、キー入力監視部102の
代わりにキー入力監視部102aを備えた点、表示領域
計算部106の代わりに表示領域計算部106aを備え
た点が相違している。尚、キー入力監視部102aは、
「*」キーが押下された時、表示領域計算部106aに
「*」キーが押下されたことを通知する機能を有するも
のである。また、表示領域計算部106aと表示領域計
算部106との相違は、表示領域計算部106が自身で
表示領域の中心座標値を求めるのに対し、表示領域計算
部106aは、表示領域の中心座標値をカーソル移動監
視部107から通知してもらう点が相違する。尚、他の
図1と同一符号は同一部分を表している。
【0040】データ処理装置100aが備えている記録
媒体100Raは、ディスク,半導体メモリ,その他の
記録媒体であり、データ処理装置100aを触覚ディス
プレイ装置の制御部として機能させるためのプログラム
が記録されている。記録媒体100Raに記録されてい
るプログラムは、データ処理装置100aによって読み
取られ、データ処理装置100aの動作を制御すること
で、データ処理装置100a上に、キー入力監視部10
2a,画面変化監視部103,情報取得部104,ピン
状態データ生成部105,表示領域計算部106a,カ
ーソル移動監視部107を実現する。
【0041】本実施の形態の特徴は、表示領域がマウス
カーソルの位置を中心とする矩形領域となる点である。
図11(a)は、図7(a)と同じ画面状態であるが、
後者では、点(X1,Y1)を中心とする領域204、
または領域205が表示領域であるのに対し、前者で
は、マウスカーソル203を中心とする領域207、ま
たは領域208が表示領域になっている。触知盤30の
表示は、表示領域の広さを狭領域に設定した場合(領域
207が表示領域の場合)は図11(b)に示すイメー
ジとなり、広領域と設定した場合(領域208が表示領
域の場合)は図11(c)に示すイメージとなる。
【0042】本実施の形態のポイントである表示領域の
中心座標を変更する際の処理は以下の通りである。操作
者が座標指示装置40を操作して、マウスカーソルを図
11(a)の位置から図12(a)の位置まで移動させ
たとする。この時、OS101からマウスカーソル20
3の座標値が変化したことを示すイベントが発行され
る。
【0043】カーソル移動監視部107は、OS101
が発行する全てのイベントを監視しており、上述のマウ
スカーソル203の座標値が変化したことを示すイベン
トを検出すると(図13,S131がYES)、新しい
マウスカーソル203の座標値をOS101から取得し
て表示領域計算部106aに知らせる(S132,S1
33)。
【0044】表示領域計算部106aは、カーソル移動
監視部107から通知された新しいマウスカーソルの座
標位置と表示面積設定部11により指示されている表示
領域の面積を基に、新たな表示領域の左上及び右下の座
標値を計算し、情報取得部104に伝達する。ここで、
表示領域の広さを広領域に設定してあるとすると領域2
09が表示領域になり、情報取得部104は、図4の流
れ図に示した処理を実行し、図8(a)のような配列型
のデータを生成する。生成された情報に対してピン状態
データ生成部105で差分処理を行うことによりピン状
態データを作成し、このピン状態データを触知盤制御部
20を通すことで、触知盤30は図12(b)に示す状
態となる。
【0045】このような構成にすることで、画面を触覚
で探索しながら、見つけた対話部品に対して即座に操作
を加えることができるという効果もある。
【0046】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。
【0047】本実施の形態では、表示領域の中心が対話
部品上に位置した場合に、対話部品の種類に応じたパタ
ーンが触知盤に表示され、それ以外の場合には対話部品
の輪郭が表示される。図14は第3の実施の形態の構成
例を示すブロック図であり、第2の実施の形態と同様
に、座標指示装置を表示領域の中心位置の設定に用いた
場合の装置構成例を示すブロック図である。図14を参
照すると、本実施の形態は、ピンをアレイ状に並べた触
知盤30と、触知盤30のピンを駆動する触知盤制御部
20と、プログラム制御により動作するデータ処理装置
100bと、記録媒体100Rbと、座標指示装置40
と、情報を記憶しておく記憶装置50から構成される。
【0048】記憶装置50は、出力データ蓄積部51と
対応規則記憶部52を含む。出力データ蓄積部51に
は、複数種類の対話部品それぞれについて、それが表示
領域の中心位置の存在した場合に出力されるデータが格
納され、対応規則記憶部52は、対話部品と出力データ
蓄積部51に記憶されているデータとの対応が格納され
ている。
【0049】データ処理装置100bは、表示領域内の
画面の情報を取得する情報取得部104と、触知盤制御
部20に出力するデータを生成するピン状態データ生成
部105と、触知盤30の表示を変更する必要があるイ
ベントを検出するイベント監視部108と、マウスカー
ソルの下、すなわち表示領域の中心に存在する対話部品
を調べ、対話部品の有無によって処理を振り分ける対話
部品調査部109と、出力データ検索部110とを含
む。出力データ検索部110は、対応規則記憶部52を
参照して、表示領域の中心に存在する対話部品の種類に
応じた出力データを出力データ蓄積部51から取り出す
機能を有する。
【0050】データ処理装置100bが備えている記録
媒体100Rbは、ディスク,半導体メモリ,その他の
記録媒体であり、データ処理装置100bを触覚ディス
プレイ装置の制御部として機能させるためのプログラム
が記録されている。記録媒体100Rbに記録されてい
るプログラムは、データ処理装置100bによって読み
取られ、データ処理装置100bの動作を制御すること
で、データ処理装置100b上に、情報取得部104,
ピン状態データ生成部105,イベント監視部108,
対話部品調査部109,出力データ検索部110を実現
する。
【0051】尚、本実施の形態では、表示領域の広さは
固定とするが、第1の実施の形態のように表示領域面積
設定部を設けて、変更可能とすることは本発明の範囲内
である。同様に、座標指示装置ではなく、表示領域位置
設定部を設け、それによって表示領域の中心座標を変更
することも本発明の範囲内である。
【0052】図15はイベント監視部108の処理例を
示す流れ図、図16は対話部品調査部109の処理例を
示す流れ図、図17は出力データ検索部110の処理例
を示す流れ図であり、以下、各図を参照して動作を説明
する。
【0053】図18(a)は、グラフィカル・ユーザ・
インタフェースにおけるダイアログウィンドウ210の
一例である。ここで、操作者がマウスカーソル203を
図18(a)に示す位置に移動させたとする。イベント
監視部108は、OS101が発行する様々なイベント
を監視しており、カーソル移動イベントを検出すると、
新しいカーソル位置を対話部品調査部109に通知する
(図15,S151がYES,S152)。
【0054】この通知を受けると、対話部品調査部10
9は、OS101に対してマウスカーソル203の下
(表示領域の中心位置の下)に存在する対話部品の種類
を問い合わせることによりマウスカーソル203の下の
状態を調査する(図16,S161)。OS101は、
この問い合わせに応答して、マウスカーソル203の下
に存在する対話部品の種類を対話部品調査部109に通
知する。尚、マウスカーソル203の下に対話部品が存
在しない場合は、その旨を対話部品調査部109に通知
する。
【0055】図18(a)のように、マウスカーソル2
03の下に対話部品が存在せず、OS101から対話部
品が存在しないことが通知された場合は、情報取得部1
04を呼び出す(S162がNO,S163)。以後、
第1,第2の実施の形態の形態と同様の処理が行われ
る。即ち、情報取得部104で表示領域内の対話部品の
配置情報が取得され、ピン状態データ取得部105で対
話部品の輪郭のみを抽出する差分処理が行われ、触知盤
制御部20が、ピン状態データ取得部105で生成され
たピン状態データを基に触知盤30のピンを駆動する。
その結果として、触知盤30は、図18(b)の状態と
なる。
【0056】図18(a)の状態から、操作者がマウス
カーソル203を移動させ、図19(a)の状態になっ
た場合の動作を説明する。説明の前提として、出力デー
タ蓄積部51には、図21(a),(b)に示した10
行10列の配列型の二値データが2つ蓄積されており、
対応規則記憶部52には、文字入力部品と図21(a)
のデータとが対応し、ボタン部品と図21(b)のデー
タとが対応しているという記述があるとする。
【0057】先ず、マウスカーソル203の移動が、イ
ベント監視部108により検出され、同時に新しいマウ
スカーソル203の座標値が対話部品調査部109に通
知される(図15,S151がYES,S152)。
【0058】これにより、対話部品調査部109は、マ
ウスカーソル203の下の状態を調べる(図16,S1
61)。図19(a)では、マウスカーソル203が対
話部品211の上に位置しているため、情報取得部10
4ではなく出力データ検索部110を呼び出し、マウス
カーソル203の下に文字入力部品211が存在するこ
とを通知する(S162がYES,S164)。
【0059】出力データ検索部110は、対応規則記憶
部52の情報を参照して、文字入力部品に対応する図2
1(a)のデータを出力データ蓄積部51から引き出し
て、触知盤制御部20に渡す(図17,S171,S1
72)。
【0060】触知盤制御部20は、渡されたデータに従
って触知盤30のピンを制御し、これにより、触知盤3
0は、図19(b)の状態になる。
【0061】更に、マウスカーソル203を図20
(a)の位置(ボタン部品212の上)に移動させた場
合には、出力データ検索部110が図21(b)のデー
タを引き出してくるため(図17,S171,S17
2)、触知盤30は、図20(b)の状態となる。
【0062】このような構成にすることで、仮に表示領
域を広くしてサイズの小さな対話部品が表示されなくな
ったとしても、表示領域の中心がその対話部品の上に位
置すれば触知盤の状態が大きく変わるため、サイズの小
さな対話部品の存在が即座に認識できるという効果もあ
る。
【0063】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。
【0064】本実施の形態は、サイズの小さな対話部品
を触知できる大きさに拡大した仮想的なグラフィカル・
ユーザ・インタフェースの画面(仮想画面)を内部で生
成し、触知盤には、実際のグラフィカル・ユーザ・イン
タフェースの画面(実画面)ではなく仮想画面を表示す
ることを特徴としている。但し、部品サイズの拡大は、
元の対話部品の位置関係を大きく変えない範囲で行う。
第4の実施の形態の構成例を示す図22は、第2,3の
実施の形態と同様に、座標指示装置を表示領域の位置の
設定に用いた場合の装置構成例を示すブロック図であ
る。図22によると、本実施の形態は、ピンをアレイ状
に並べた触知盤30と、触知盤30のピンを駆動する触
知盤制御部20と、マウスなどの座標指示装置40と、
プログラム制御により動作するデータ処理装置100c
と、記録媒体100Rcと、情報を記憶しておく記憶装
置50cとから構成される。
【0065】記憶装置50cは、実画面の画面情報を記
憶しておく画面情報記憶部53と、仮想画面を生成する
ための情報を記憶しておく仮想画面生成情報記憶部54
と、生成された仮想画面の画面情報を記憶しておく仮想
画面情報記憶部55とを含む。
【0066】また、データ処理装置100cは、グラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースを備えたOS101
と、ウィンドウの移動や生成などに伴う実画面の状態の
変化を監視する画面変化監視部103と、実画面におい
て状態が変化した部分の画面情報を取得し画面情報記憶
部53内の画面情報を更新する画面情報取得部111
と、実画面において状態が変化した部分に対応する仮想
画面を作り、その画面情報を仮想画面情報記憶部55に
格納する仮想画面生成部112と、マウスカーソルの移
動を監視するカーソル移動監視部107と、画面変化お
よびマウスカーソルの移動が起こる度に仮想画面情報記
憶部55から表示領域の仮想画面情報を取得する仮想画
面情報取得部113と、触知盤制御部20に出力するデ
ータを生成するピン状態データ生成部105とを含む。
【0067】尚、画面情報は、実画面または仮想画面上
に存在する対話部品の位置や大きさ、キャプション(対
話部品に付けられたラベル)といった属性情報と、対話
部品間の包含関係を記述したものである。
【0068】図23は画面情報取得部111の処理例を
示す流れ図、図24は仮想画面生成部112の処理例を
示す流れ図、図25は仮想画面情報取得部113の処理
例を示す流れ図であり、以下、図面を参照して、本実施
の形態の特徴となっている仮想画面生成時の処理を説明
する。
【0069】仮想画面が生成されるのは、実画面に何ら
かの変化が起こったときであるが、ここでは、画面変化
の例として、図26(a)に示すウィンドウ220が新
たに生成されたとする。尚、図26(a)〜(c)にお
いて、221はウィンドウの枠、222はボタン部品、
223はタイトルバー、224はメニューバー、225
〜229はアイコン、230はクライアント領域、23
1はクライアント領域の原点を示している。
【0070】画面変化監視部102は、OS101が発
行するイベントを常に監視したおり、新たなウィンドウ
の生成を示すイベントを検出すると、その旨を画面情報
取得部111に知らせる。画面情報取得部111は、新
たに生成されたウィンドウを調べ、そのウィンドウ内に
存在する全ての対話部品について、位置や大きさ、キャ
プション(対話部品にかかれているラベル)などの属性
情報と対話部品間の包含関係を取得し(図23,S23
1)、画面情報記憶部53に追加する(S232)。画
面情報取得部111は、仮想画面生成部112に制御を
渡すが、その際に、画面に起こった変化に関する情報
(本例では新たに生成されたウィンドウ221の識別
子)を教える。
【0071】仮想画面生成部112は、画面情報記憶部
53と仮想画面生成情報記憶部54の情報を基に、新た
に生成されるウィンドウに対して仮想画面を生成し、そ
の画面情報を仮想画面情報記憶部55に追加する(図2
4,S241,S242)。仮想画面の生成過程の詳細
は、以下の通りである。
【0072】先ず、クライアント領域230内のアイコ
ン225〜229それぞれに対し、隣り合う対話部品と
の距離の半分の位置まで、上下左右方向にサイズを拡大
する。尚、どの対話部品と隣り合っているか、及び隣り
合った対話部品までの距離は、画面情報記憶部53に実
画面上での対話部品の位置情報が格納されているので、
容易に調べることができる。アイコン225〜229の
全てに対して上記の処理を施すと、図26(b)のイメ
ージ図のように、全てのアイコンはほぼ隣接することに
なる。
【0073】次に、ボタン222などクライアント領域
230の外に存在する対話部品の仮想画面に於けるサイ
ズおよび位置を求める。これらは、実画面と仮想画面に
おける対話部品のサイズまたは位置の差分を仮想画面生
成情報記憶部54に用意しておき、画面情報記憶部53
に格納されている実画面上での対話部品のサイズまたは
位置と加算することで求めることができる。図27
(a)に示す記号を用いると、計算式は、 Object.X=Object.X0+Objec
t.dX Object.Y=Object.Y0+Objec
t.dY Object.W=Object.W0+Objec
t.dW Object.H=Object.H0+Objec
t.dH と表現できる。尚、各項のObjectの部分は対話部
品の種類を指定する部分で、ウィンドウ220の場合
は、Window、ウィンドウの枠221の場合はFr
ame、ボタン222の場合はButton、タイトル
バー223の場合はTB、メニューバー224の場合は
MBと記述する。例えば、ボタン222の実画面上での
幅は、Button.W0と表記することになる。ま
た、仮想画面生成情報記憶部54には、図27(b)の
ような形式で情報が用意されている。
【0074】最後に、クライアント領域230の外の対
話部品が拡大された分、クライアント領域230全体を
縮小する(全ての対話部品のサイズと、クライアント領
域の原点231からの相対距離を縮小することで可
能)。このときの縮小率は、実画面および仮想画面にお
けるクライアント領域の大きさの比である。実画面にお
けるクライアント領域の大きさは、画面情報記憶部53
を参照することで容易に求められ、仮想画面に於けるク
ライアント領域の大きさも、既にクライアント領域の外
に存在する対話部品の位置とサイズが確定しているた
め、計算は可能である。最終的な仮想画面のイメージ
は、図26(c)に示すものとなる。
【0075】一方、触知盤30上への情報表示は、第2
の実施の形態とほぼ同様で、実画面に変化が起こった場
合は、上述の仮想画面の生成過程の終了後、また座標指
示装置40が操作されて表示領域が変化した場合には、
カーソル移動監視部107を経由して仮想画面情報取得
部113が呼び出される。仮想画面情報取得部113で
は、OS101ではなく、仮想画面情報記憶部55か
ら、表示領域内の仮想画面の画面情報を取得し、図8
(a)と同様の配列型データを生成する(図25,S2
51,S252)。このデータは、ピン状態データ生成
部105に渡される(S253)。
【0076】このデータに対してピン状態データ生成部
105で差分処理を施すことにより、対話部品の境界で
のみピンを突起させるピン状態データが得られる。触知
盤制御部20は、このデータに基づき触知盤30上のピ
ンを上下させる。
【0077】
【発明の効果】第1に、表示領域の大きさを操作者が変
更できるため、大まかな画面構成を触知する場合や、小
さな対話部品など細部の情報を触知する場合など、種々
の目的に対応できる。
【0078】第2に、表示領域の中心が対話部品の上に
位置したときに、対話部品に応じたパターンが触知盤上
に表示されるため、触覚だけで対話部品の識別がある程
度可能となる。
【0079】第3に、サイズの小さな対話部品を管理で
きるサイズに拡大した仮想画面を内部で生成し、触知盤
上に表示することで、全体を把握しやすいように表示領
域をある程度広くとっても、サイズの小さな部品を表現
できるようになる。
【0080】第4に、表示領域の位置の指定をマウスな
どの座標指示装置で行うようにすることで、触知できた
対話部品に対し、即座に操作を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】キー入力監視部102の処理例を示す流れ図で
ある。
【図3】画面変化監視部103の処理例を示す流れ図で
ある。
【図4】情報取得部104の処理例を示す流れ図であ
る。
【図5】ピン状態データ生成部105の処理例を示す流
れ図である。
【図6】表示領域計算部106の処理例を示す流れ図で
ある。
【図7】グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面
と触知盤30のピンの状態とを示した図である。
【図8】情報取得部104で生成されるデータと、ピン
状態データ生成部105で生成されるピン状態データの
例を示す概念図である。
【図9】表示領域の位置を変更したときの動作を説明す
るための図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画
面と触知盤30のピンの状態とを示す図である。
【図12】表示領域を変更したときの動作を説明するた
めの図である。
【図13】カーソル移動監視部107の処理例を示す流
れ図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図15】イベント監視部108の処理例を示す流れ図
である。
【図16】対話部品調査部109の処理例を示す流れ図
である。
【図17】出力データ検索部110の処理例を示す流れ
図である。
【図18】マウスカーソル203が対話部品上に存在し
ないときの動作を説明するための図である。
【図19】マウスカーソル203が対話部品211上に
存在するときの動作を説明するための図である。
【図20】マウスカーソル203が対話部品212上に
存在するときの動作を説明するための図である。
【図21】出力データ蓄積部51に蓄積されたデータの
例を示す概念図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブ
ロック図である。
【図23】画面情報取得部111の処理例を示す流れ図
である。
【図24】仮想画面生成部112の処理例を示す流れ図
である。
【図25】仮想画面情報取得部113の処理例を示す流
れ図である。
【図26】実画面,仮想画面のイメージを示す図であ
る。
【図27】仮想画面生成情報記憶部に記憶されているデ
ータの例を示す図である。
【図28】従来技術の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,10a…データ入力装置 11…表示領域面積設定部 12…表示領域位置設定部 20…触知盤制御部 30…触知盤 31…ピン 40…座標指示装置 50,50c,50d…記憶装置 51…出力データ蓄積部 52…対応規則記憶部 53…画面情報記憶部 54…仮想画面生成情報記憶部 55…仮想画面情報記憶部 56…ビデオメモリ 60…読書器 61…カメラ 62…触知盤制御部 63…触知盤 70…提示情報選択部 100,100a,100b,100c,100d…デ
ータ処理装置 100R,100Ra,100Rb,100Rc…記録
媒体 101…OS(オペレーティングシステム) 102,102a…キー入力監視部 103…画面変化監視部 104…情報取得部 105…ピン状態データ生成部 106,106a…表示領域計算部 107…カーソル移動監視部 108…イベント監視部 109…対話部品調査部 110…出力データ検索部 111…画面情報取得部 112…仮想画面生成部 113…仮想画面情報取得部 114…画面情報読み出し部 115…出力情報生成部 200…ウィンドウ 201…アイコン 202…クライアント領域 203…マウスカーソル 204〜209…表示領域 210…ダイアログウィンドウ 211…文字入力部品 212,213…ボタン部品 214…表示領域 220…ウィンドウ 221…ウィンドウの枠 222…ボタン部品 223…タイトルバー 224…メニューバー 225〜229…アイコン 230…クライアント領域 231…クライアント領域の原点

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを少なくとも
    含む触覚ディスプレイ装置において、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域とする
    領域の中心位置を指示する表示領域位置設定部と、 前記表示領域の面積を指示する表示領域面積設定部と、 前記表示領域位置設定部と前記表示領域面積設定部から
    の指示を基に、前記表示領域の存在範囲を求める表示領
    域計算部と、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部と、 前記表示領域計算部で前記表示領域の存在範囲が求めら
    れたとき、または前記画面変化監視部で前記グラフィカ
    ル・ユーザ・インタフェースの画面に変化が起こったこ
    とが検出されたとき、前記表示領域計算部で求められた
    前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在するピン
    のピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在する対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の対話部品の配置状態
    を求める情報取得部と、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成するピン状態データ生成部とを備え、且つ、 前記触知盤制御部は、前記ピン状態データ生成部で生成
    されたピン状態データに基づいて前記触知盤上のピンを
    駆動する構成を備えたことを特徴とする触覚ディスプレ
    イ装置。
  2. 【請求項2】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを少なくとも
    含む触覚ディスプレイ装置において、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域となる
    領域の面積を指示する表示領域面積設定部と、カーソル
    の移動操作を行う座標指示装置と、 前記カーソルが移動したことを検出し、移動先のカーソ
    ル位置を前記表示領域の中心位置として検出するカーソ
    ル移動監視部と、 該カーソル移動監視部で検出されたカーソル位置と前記
    表示領域面積設定部からの指示を基に、前記表示領域の
    存在範囲を求める表示領域計算部と、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部と、 前記表示領域計算部で前記表示領域の存在範囲が求めら
    れたとき、または前記画面変化監視部で前記グラフィカ
    ル・ユーザ・インタフェースの画面に変化が起こったこ
    とが検出されたとき、前記表示領域計算部で求められた
    前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在するピン
    のピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在する対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の対話部品の配置状態
    を求める情報取得部と、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成するピン状態データ生成部とを備え、且つ、 前記触知盤制御部は、前記ピン状態データ生成部で生成
    されたピン状態データに基づいて前記触知盤上のピンを
    駆動する構成を備えたことを特徴とする触覚ディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを少なくとも
    含む触覚ディスプレイ装置において、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域となる
    領域の中心位置に存在する対話部品を調べる対話部品調
    査部と、 該対話部品調査部によって前記表示領域の中心位置に対
    話部品が存在しないと判断された場合に、前記表示領域
    の存在範囲と前記触知盤上に存在するピンのピン数とに
    基づいて、前記表示領域内に存在する対話部品を前記触
    知盤上に表示する際の対話部品の配置状態を求める情報
    取得部と、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成するピン状態データ生成部と、 複数種類の対話部品それぞれについて、その対話部品が
    表示領域の中心位置に存在するときの、前記触知盤上に
    存在する各ピンの状態を示すピン状態データが格納され
    た記憶装置と、 前記対話部品調査部によって前記表示領域の中心位置に
    対話部品が存在すると判断された場合に、前記記憶装置
    から前記中心位置に存在する対話部品の種類に応じたピ
    ン状態データを検索する出力データ検索部とを備え、且
    つ、 前記触知盤制御部は、前記ピン状態データ生成部で生成
    されたピン状態データまたは前記出力データ検索部で検
    索されたピン状態データに従って前記触知盤上の各ピン
    を駆動する構成を備えたことを特徴とする触覚ディスプ
    レイ装置。
  4. 【請求項4】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを少なくとも
    含む触覚ディスプレイ装置において、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部と、 該画面変化監視部によって前記グラフィカル・ユーザ・
    インタフェースの画面に変化が起こったことが検出され
    たとき、変化に関与した対話部品の前記グラフィカル・
    ユーザ・インタフェースの画面における配置状態を取得
    する画面情報取得部と、 該画面情報取得部で取得された対話部品の配置状態を基
    に、対話部品のサイズを拡大した仮想的な画面を生成す
    る仮想画面生成部と、 該仮想画面生成部で生成された前記仮想的な画面におけ
    る対話部品の配置状態を記憶しておく仮想画面情報記憶
    部と、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったとき、または前記グラフィカル・ユーザ・
    インタフェースの画面のうち、前記触知盤に表示する表
    示領域が変化したときに、前記仮想画面情報記憶部の記
    憶内容と前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在
    するピンのピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在
    し前記仮想画面生成部によってサイズが拡大された対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の配置状態を取得する
    仮想画面情報取得部と、 該仮想画面情報取得部が取得した拡大された対話部品の
    配置状態に基づいて前記触知盤上に存在する各ピンの状
    態を示すピン状態データを生成するピン状態データ生成
    部とを備え、且つ、 前記触知盤制御部は、前記ピン状態データ生成部で生成
    されたピン状態データ従って前記触知盤上の各ピンを駆
    動する構成を備えたことを特徴とする触覚ディスプレイ
    装置。
  5. 【請求項5】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを備えたコン
    ピュータを触覚ディスプレイ装置として機能させるため
    のプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体で
    あって、 前記コンピュータを、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域とする
    領域の中心位置を指示する表示領域位置設定部からの指
    示と、前記表示領域の面積を指示する表示領域面積設定
    部からの指示を基に、前記表示領域の存在範囲を求める
    表示領域計算部、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部、 前記表示領域計算部で前記表示領域の存在範囲が求めら
    れたとき、または前記画面変化監視部で前記グラフィカ
    ル・ユーザ・インタフェースの画面に変化が起こったこ
    とが検出されたとき、前記表示領域計算部で求められた
    前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在するピン
    のピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在する対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の対話部品の配置状態
    を求める情報取得部、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成し、該生成したピン状態データを前記触知盤制
    御部に供給するピン状態データ生成部として機能させる
    ためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部とを備えたコン
    ピュータを触覚ディスプレイ装置として機能させるため
    のプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体で
    あって、 前記コンピュータを、 カーソルの移動操作を行う座標指示装置によってカーソ
    ルが移動されたことを検出し、移動先のカーソル位置を
    前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域とする
    領域の中心位置として検出するカーソル移動監視部、 該カーソル移動監視部で検出されたカーソル位置と表示
    領域の面積を指示する表示領域面積設定部からの指示と
    に基づいて前記表示領域の存在範囲を求める表示領域計
    算部、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部、 前記表示領域計算部で前記表示領域の存在範囲が求めら
    れたとき、または前記画面変化監視部で前記グラフィカ
    ル・ユーザ・インタフェースの画面に変化が起こったこ
    とが検出されたとき、前記表示領域計算部で求められた
    前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在するピン
    のピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在する対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の対話部品の配置状態
    を求める情報取得部、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成し、該生成したピン状態データを前記触知盤制
    御部に供給するピン状態データ生成部として機能させる
    ためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部と、、複数種類
    の対話部品それぞれについて、その対話部品が表示領域
    の中心位置に存在するときの、前記触知盤上に存在する
    各ピンの状態を示すピン状態データが格納された記憶装
    置とを備えたコンピュータを触覚ディスプレイ装置とし
    て機能させるためのプログラムを記録した機械読み取り
    可能な記録媒体であって、 前記コンピュータを、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面中の
    矩形領域であって前記触知盤に表示する表示領域とする
    領域の中心位置に存在する対話部品を調べる対話部品調
    査部、 該対話部品調査部によって前記表示領域の中心位置に対
    話部品が存在しないと判断された場合に、前記表示領域
    の存在範囲と前記触知盤上に存在するピンのピン数とに
    基づいて、前記表示領域内に存在する対話部品を前記触
    知盤上に表示する際の対話部品の配置状態を求める情報
    取得部、 該情報取得部で求めた対話部品の配置状態に基づいて前
    記触知盤上に存在する各ピンの状態を示すピン状態デー
    タを生成し、該生成したピン状態データを前記触知盤制
    御部に出力するピン状態データ生成部、 前記対話部品調査部によって前記表示領域の中心位置に
    対話部品が存在すると判断された場合に、前記記憶装置
    から前記中心位置に存在する対話部品の種類に応じたピ
    ン状態データを検索し、検索したピン状態データを前記
    触知盤制御部に出力する出力データ検索部として機能さ
    せるためのプログラムを記録した機械読み取り可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】 グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面を複数のピンの凹凸や振動で表現する触知盤と、
    該触知盤のピンを駆動する触知盤制御部と、仮想画面情
    報記憶部とを備えたコンピュータを触覚ディスプレイ装
    置として機能させるためのプログラムを記録した機械読
    み取り可能な記録媒体であって、 前記コンピュータを、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったことを検出する画面変化監視部、 該画面変化監視部によって前記グラフィカル・ユーザ・
    インタフェースの画面に変化が起こったことが検出され
    たとき、変化に関与した対話部品の前記グラフィカル・
    ユーザ・インタフェースの画面における配置状態を取得
    する画面情報取得部、 該画面情報取得部で取得された対話部品の配置状態を基
    に、対話部品のサイズを拡大した仮想的な画面を生成
    し、前記仮想画面情報記憶部に格納する仮想画面生成
    部、 前記グラフィカル・ユーザ・インタフェースの画面に変
    化が起こったとき、または前記グラフィカル・ユーザ・
    インタフェースの画面のうち、前記触知盤に表示する表
    示領域が変化したときに、前記仮想画面情報記憶部の記
    憶内容と前記表示領域の存在範囲と前記触知盤上に存在
    するピンのピン数とに基づいて、前記表示領域内に存在
    し前記仮想画面生成部によってサイズが拡大された対話
    部品を前記触知盤上に表示する際の配置状態を取得する
    仮想画面情報取得部、 該仮想画面情報取得部が取得した拡大された対話部品の
    配置状態に基づいて前記触知盤上に存在する各ピンの状
    態を示すピン状態データを生成し、該生成したピン状態
    データを前記触知盤制御部に出力するピン状態データ生
    成部として機能させるためのプログラムを記録した機械
    読み取り可能な記録媒体。
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