JP2904109B2 - 携帯端末用専公接続通信システム - Google Patents

携帯端末用専公接続通信システム

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JP2904109B2
JP2904109B2 JP7648496A JP7648496A JP2904109B2 JP 2904109 B2 JP2904109 B2 JP 2904109B2 JP 7648496 A JP7648496 A JP 7648496A JP 7648496 A JP7648496 A JP 7648496A JP 2904109 B2 JP2904109 B2 JP 2904109B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、企業等が有する
専用の通信網である専用網に接続された通信端末と、一
般に利用される公衆の通信網である公衆網に接続された
通信端末との間で、専用網と公衆網とを接続して通信を
行う専公接続通信システムに関するものである。特に、
公衆網に接続される通信端末は携帯端末であり、この携
帯端末は専用網にも公衆網にも接続されることがある。
【0002】この携帯端末が公衆網に接続された時に
は、専用網に接続された通信端末から、専用網及び公衆
網を介して、携帯端末と通信端末との間で通信が行わ
れ、専用網の利用を増加させる専公接続通信システムに
関するものである。
【0003】
【従来の技術】専公接続通信システムの従来例として
は、特開平5−284325号公報に示されたファクシ
ミリ装置で用いられているものある。ファクシミリ装置
を用いた専公接続通信システムは、公衆網と、公衆網に
接続されたファクシミリ装置と、公衆網に接続された専
用網と、専用網に接続されたファクシミリ装置とから構
成される。
【0004】なお、専用網は、複数のファクシミリ装置
が互いに専用網で接続されることにより構成される。ま
た、専用網を構成するファクシミリ装置個々は、公衆網
にも接続されている。さらに、複数のファクシミリ装置
は、地域毎に設置されている。また、専用網内で地域毎
に接続された複数のファクシミリ装置個々は、市外局番
に対応させてその市外局番が示す地域に一番近いファク
シミリ装置を示したメモリを有する。このメモリに、具
体的に記録されるのは、ファクシミリ装置が有する内線
番号である。
【0005】そのファクシミリ装置を用いた専公接続通
信システムの動作について説明する。専用網及び公衆網
に接続されたある第一のファクシミリ装置から、公衆網
にのみ接続されている第二のファクシミリ装置へ、ファ
クシミリの通信であるファクシミリ通信を行う時、ま
ず、第一のファクシミリ装置が有する操作部に、ファク
シミリ通信を行う相手先のファクシミリ装置である第二
のファクシミリ装置に与えられている公衆網で用いられ
る電話番号が入力される。
【0006】第一のファクシミリ装置に入力された電話
番号が市内局番からはじまる時には、第一のファクシミ
リ装置と第二のファクシミリ装置との間のファクシミリ
通信は、公衆網を介して行われる。
【0007】一方、第一のファクシミリ装置に入力され
た電話番号が市外局番からはじまる時には、第一のファ
クシミリ装置は、第一のファクシミリ装置が有するメモ
リから、第一のファクシミリ装置に入力された市外局番
に基づき、専用網に接続され且つ第一のファクシミリ装
置に入力された電話番号の市外局番が示す地域に一番近
いファクシミリ装置である第三のファクシミリ装置を検
索し、その第三のファクシミリ装置が専用網内で用いら
れる内線番号を導出する。
【0008】この導出の結果、第三のファクシミリ装置
の内線番号が検索されると、第一のファクシミリ装置
は、第三のファクシミリ装置へ、第一のファクシミリ装
置と第二のファクシミリ装置との間で行われるファクシ
ミリ通信の中継を行うように依頼する情報を、専用網を
介して出力する。
【0009】第一のファクシミリ装置から、中継の依頼
情報を受信した第三のファクシミリ装置は、第一のファ
クシミリ装置から出力されたファクシミリ通信のための
データを、第一のファクシミリからは専用網を介して受
信し、第二のファクシミリ装置へは公衆網を介して送信
する。
【0010】また、第一のファクシミリ装置が、第一の
ファクシミリ装置に入力された市外局番からはじまる電
話番号に基づき、第一のファクシミリ装置が有するメモ
リを検索しても、該当する第三のファクシミリ装置が検
索されない、つまり該当する第三のファクシミリ装置に
関してメモリに記録されていない場合には、第一のファ
クシミリ装置と第二のファクシミリ装置との間でのファ
クシミリ通信は、公衆網を介して行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置を用いた専公接続通信システムでは、専用網に接続さ
れた第一のファクシミリ装置が、公衆網に接続された第
二のファクシミリ装置へ、ファクシミリ通信を行う時に
は、まず、第一のファクシミリ装置に第二のファクシミ
リ装置の電話番号が入力される。
【0012】そして、第一のファクシミリ装置に入力さ
れた電話番号の市外局番に基づき、第一のファクシミリ
装置が有するメモリを検索し、専用網及び公衆網に接続
され且つ第二のファクシミリ装置の一番近くにある第三
のファクシミリ装置を検出し、第一のファクシミリ装置
から第三のファクシミリ装置までは専用網を用いて、第
三のファクシミリ装置から第二のファクシミリ装置まで
は公衆網を用いて、第一のファクシミリ装置と第二のフ
ァクシミリ装置との間でファクシミリ通信が行われてい
た。
【0013】しかし、第一のファクシミリ装置を第一の
通信端末、第二のファクシミリ装置を第二の通信端末、
第三のファクシミリ装置を第三の通信端末として考え、
第二の通信端末が無線通信を行う携帯端末である場合に
は、従来のファクシミリ装置を用いた専公接続通信シス
テムは利用することができない。
【0014】従来のファクシミリ装置を用いた専公接続
通信システムでは、専用網に接続された第一の通信端末
に入力された電話番号の市外局番に基づき、専用網と公
衆網とを接続して、第一の通信端末と公衆網に接続され
た第二の通信端末との間でファクシミリ通信等のデータ
通信が行われるため、第二の通信端末が、所与の電話番
号に地域を示す市外局番が含まれない携帯端末である場
合には、第二の通信端末が使用されている場所を確定す
ることができず、第二の通信端末に一番近く専用網に接
続された第三の通信端末を確定させることができない。
【0015】そのため、公衆網に接続された携帯端末で
ある第二の通信端末と、専用網に接続された第一の通信
端末との間では、第三の通信端末を介して、第一の通信
端末と第三の通信端末との間に専用網を用い、第三の通
信端末と第二の通信端末との間に公衆網を用いて、通信
を行うというようなことはできないという問題点があっ
た。
【0016】本発明は、この問題点を解決するためにな
されたもので、専用網に接続された第一の通信端末から
公衆網に接続された携帯端末である第二の通信端末へ、
専用網と公衆網とを併用して通信を行う携帯端末用専公
接続通信システムであって、専用網での通信の利用を増
加させることによって、通信にかかる費用を、公衆網だ
けを用いて通信するよりも安価にする専公接続通信シス
テムを得ることを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる携帯端
末用専公接続通信システムは、公衆番号に基づき回線の
接続が行われ、携帯端末が接続される地域毎にそれぞれ
設置された複数の基地局を有する公衆網、公衆網の複数
の地域毎にそれぞれ接続される複数の構内交換機を有
し、端末が接続され内線番号に基づき回線の接続が行わ
れる専用網、公衆網または専用網に切り替え接続され、
専用網の通信地域外に位置する時、公衆網の複数の地域
のいずれに位置するかを示す地域番号が設定入力され、
公衆網へ出力する携帯端末、公衆網の複数の地域の地域
番号に対応させて、複数の構内交換機の構内交換機番号
を予め記憶するとともに、携帯端末から公衆網へ入力さ
れた地域番号を携帯端末と対応させて記憶する記憶装
置、及び、専用網に接続された端末から携帯端末へ通話
する時、携帯端末が公衆網に接続されている際は、記憶
装置に記憶された携帯端末が位置する地域番号に基づき
上記専用網を経由して、対応させて記憶された構内交換
機番号の構内交換機及び公衆網を介して通話網を形成す
る手段、を備えるものである
【0018】また、この発明にかかる携帯端末用専公接
続通信システムは、公衆番号に基づき回線の接続が行わ
れ、携帯端末が接続される地域毎にそれぞれ設置された
複数の基地局を有する公衆網、公衆網の複数の地域毎に
それぞれ接続される複数の構内交換機を有し、端末が接
続され内線番号に基づき回線の接続が行われる専用網、
公衆網または専用網に切り替え接続され、専用網の通信
地域外に位置する時、公衆網の複数の地域のいずれに位
置するかを示す地域番号が設定入力され、公衆網へ出力
する携帯端末、公衆網の複数の地域の地域番号に対応さ
せて、複数の構内交換機の構内交換機番号を予め記憶す
るとともに、携帯端末から公衆網へ入力された地域番号
と地域番号に基づき、携帯端末が接続された基地局を識
別する基地局情報とを携帯端末に対応させて記憶する記
憶装置、及び、専用網に接続された端末から携帯端末へ
通話する時、携帯端末が公衆網に接続されている際は、
記憶装置に記憶された携帯端末が接続された基地局情報
に基づき、記憶装置に記憶された構内交換機番号の構内
交換機及び公衆網を介して通話網を形成する手段、を備
えるものである。
【0019】さらに、この発明にかかる携帯端末用専公
接続通信システムは、公衆網に接続された携帯端末にお
いて、地域番号が入力されてから、所定の期間が経過す
ると、地域番号の入力を促す信号を出力する信号出力部
を備えたものである。
【0020】また、この発明にかかる携帯端末用専公接
続通信システムにおける複数の基地局は、それぞれの基
地局を識別する基地局情報を含む制御信号を携帯端末に
出力し、公衆網に接続された携帯端末が基地局情報の変
化を認識すると、携帯端末に地域番号の入力を促す信号
を出力する信号出力部を備えたものである。
【0021】さらに、この発明にかかる携帯端末用専公
接続通信システムは、携帯端末が、地域番号の入力を促
されたことに対して応答しない場合は、記憶装置に携帯
端末へ端末を接続することを停止する情報を記録し、記
録された情報に基づき端末から携帯端末への接続を停止
するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.本発明による専公接続通信システ
ムの一実施形態を図1〜図4に示す。図1は、公衆網で
も専用網でも使用できる携帯端末が、公衆網に接続され
た時における、専用網に接続された内線端末と携帯端末
との間を接続する専公接続通信システムの構成図であ
る。
【0023】図1において、19は、固定電話網であ
る。20は、固定電話網19に接続され、例えば大阪で
接続された公衆移動通信網(以下、公衆移動体通信網大
阪)である。22は、第一の基地局であり、公衆移動通
信網大阪20に接続され、第一の基地局22固有の情報
である第一の基地局IDを含む制御信号を出力する。
【0024】28は、固定電話網19に接続された公衆
電話である。1000は、公衆網であり、固定電話網1
9、公衆移動通信網大阪20、第一の基地局22、及び
公衆電話28を有する。12は、固定電話網19に、例
えば東京で接続された構内交換機(以下、PBX東京と
称する)である。13は、固定電話網19に、例えば大
阪で接続された構内交換機(以下、PBX大阪と称す
る)である。14は、固定電話網19に、例えば大船で
接続された構内交換機(以下、PBX大船と称する)で
ある。
【0025】27は、端末である内線端末であり、PB
X東京12に接続される。16は、PBX東京12に接
続された通信網を形成する手段である計算機である。1
7は、データベースを備えた記憶装置であり、計算機1
6に接続される。23は、第二の基地局であり、PBX
大船14に接続され、第二の基地局23固有の情報であ
る第二の基地局IDを含む制御信号を出力する。100
1は、専用網であり、PBX東京12、PBX大阪1
3、及びPBX大船14、内線端末27、計算機16、
記憶装置17、及び第二の基地局23等から構成され、
PBX東京12、PBX大阪13、及びPBX大船14
とが互いに通信回線34で接続されている。
【0026】24は、携帯端末であり、公衆網1000
内の第一の基地局22や専用網1001内の第二の基地
局23に接続される。この記憶装置17は、専用網10
01に接続された内線端末27から、公衆網1000に
接続された携帯端末24に対して、通話回線を設定する
ために必要な情報が記録される二つのテーブルを有す
る。
【0027】記憶装置17が有する二つのテーブルを図
2及び図3に示す。図2は、第一のテーブルであり、こ
の第一のテーブルには、PS番号、内線、公衆用番号、
着信規制、動作モード、及びエリアの各欄が設けてあ
る。このPS番号の欄には、変更することのできない例
えば製造番号のような携帯端末24固有の番号が記録さ
れる。
【0028】内線の欄には、携帯端末24が専用網10
01に接続された時に用いられる内線番号が記録され
る。公衆用番号の欄には、携帯端末24が公衆網100
0に接続された時に用いられる外線番号が記録される。
動作モードの欄には、携帯端末24が専用網1001に
接続されているか公衆網1000に接続されているかが
記録される。
【0029】エリアの欄には、携帯端末24が利用され
ている地域について携帯端末24の利用者から入力され
る例えば市外局番のような地域番号が記録される。着信
規制の欄には、専用網1001に接続された内線端末2
7から携帯端末24に通話するための回線を設定するか
否かが記録される。
【0030】第一のテーブルには、携帯端末24のPS
番号、内線番号、外線番号、接続されている網、利用さ
れている地域の地域番号、及び着信規制に関する情報が
互いに関連づけられ記憶される。
【0031】図3は、第二のテーブルであり、この第二
のテーブルには、地域番号、及びPBXの各欄が設けて
ある。この地域番号の欄には、容易に認識及び利用する
ことができる例えば市外局番等の地域番号が記憶され
る。PBXの欄には、地域番号の欄に記憶された地域番
号が示す地域に近接するPBXを識別するための情報で
あるPBX局番が記録される。
【0032】また、携帯端末24の構成を図4に示す。
図4において、1は、制御部であり、CPU等から構成
され、携帯端末を制御する。2は、データ記憶部であ
り、制御部1に接続され、メモリやディスクなどから構
成され、例えば携帯端末24が利用されている地域とし
て認識され、容易に利用することができる市外局番のよ
うな所定の地域を示す地域番号や、携帯端末24が接続
された公衆網1000内の第一の基地局22から出力さ
れる制御信号に含まれる第一の基地局IDが記憶され
る。
【0033】3は、データ入出力部であり、制御部1に
接続され、キーボード等から構成され、地域番号等が入
力される。5は、信号出力部であるディスプレイであ
り、制御部1に接続され、地域番号の入力を促すような
表示が行われる。4は、PB送信部であり、制御部1に
接続される。
【0034】7は、A/D変換部であり、PB送信部4
に接続される。6は、送受話器であり、A/D変換部7
に接続され、音声情報の入出力が行われ、スピーカやマ
イク等から構成される。8は、コーダとエンコーダから
構成される音声コーデック(CODEC)であり、A/
D変換部7に接続される。
【0035】9は、多重化部であり、音声コーデック8
及び制御部1に接続され、音声コーデック8から出力さ
れた情報と制御部1から出力された制御情報とを多重し
たり、また逆に、音声コーデック8へ出力する情報と制
御部1へ出力する制御情報とに分離する。10は、送受
制御部であり、多重化部9に接続される。11は、アン
テナであり、送受信部10に接続される。
【0036】なお、図4に示した携帯端末24は、一般
によく用いられているものであり、動作の説明は省略す
る。
【0037】次に、図1〜図4に示した専公接続通信シ
ステムの動作について、図5、及び図6に基づき説明す
る。図5は、携帯端末24に、この携帯端末24が利用
されている地域を示す市外局番等の地域番号を入力し、
入力された地域番号を記憶装置17に記録する際のシー
ケンス図である。
【0038】ステップ(以下、Sとする)100で、携
帯端末24の使用者は、携帯端末24のデータ入出力部
3に、携帯端末24が使用されている地域を示す市外局
番等の地域番号を設定することを示すコマンドを入力
し、引き続き、地域番号を入力する。S100が終了す
ると、S101へ進む。
【0039】S101で、携帯端末24は、携帯端末2
4が使用されている地域の地域番号を設定することを示
すコマンドが入力されることにより、専用網1001内
の記憶装置17へ携帯端末24が使用されている地域を
登録するための情報である呼設定メッセージを作る。こ
の呼設定メッセージには、このメッセージを送信する相
手先が認識できる着番号、このメッセージを発信する携
帯端末24が公衆網に接続された動作モードであること
を示すモード情報、このメッセージを発信する携帯端末
24が認識できる携帯端末24の内線番号、及びこのメ
ッセージを発信する携帯端末24が使用されている地域
を示す地域番号が含まれる。
【0040】なお、呼設定メッセージは、このメッセー
ジを送信する相手先を示す着番号と、送信する相手先に
届ける情報が記録される発サブアドレスとから構成され
る。この呼設定メッセージの着番号には、専用網100
1内の計算機16が有する識別情報が記録される。ま
た、発サブアドレスには、モード情報、携帯端末24の
内線番号、及び携帯端末24が使用されている地域を示
す地域番号が記録される。これらの情報がすべて記録さ
れると、呼設定メッセージは出力、つまり発呼される。
S101が終了すると、S102へ進む。
【0041】S102で、携帯端末24から発呼された
呼設定メッセージは、携帯端末24が接続された第一の
基地局22、公衆移動通信網大阪20、固定電話網19
を介して、PBX東京12に入力される。PBX東京1
2は、入力された呼設定メッセージに含まれる着番号に
基づき、計算機16へ呼設定メッセージを転送する。S
102が終了すると、S103へ進む。
【0042】S103で、計算機16は、入力された呼
設定メッセージに含まれる発サブアドレスに記録されて
いる内容に基づき、公衆網1000内の携帯端末24か
ら、携帯端末24が使用されている地域の地域番号が入
力されたことを認識する。S103が終了すると、S1
04へ進む。
【0043】S104で、呼設定メッセージが入力され
た計算機16は、呼設定メッセージに含まれる発サブア
ドレスに記録されている内容に基づき、記憶装置17が
有する第一のテーブルの携帯端末24に関する情報が記
録されている情報テーブルの動作モード欄に、携帯端末
24が公衆網に接続されたことを記録する。また、当該
情報テーブルのエリア欄に、入力された呼設定メッセー
ジに記録されている地域番号を記録する。S104が終
了すると、S105へ進む。
【0044】S105で、計算機16が入力された呼設
定メッセージに基づく記録が完了すると、計算機16
は、PBX東京12、固定電話網19、公衆移動通信網
大阪20、公衆網1000の第一の基地局22を介し
て、携帯端末24に関する情報を記憶装置17に記録す
るための計算機16と携帯端末24との間に設定されて
いた通信回線を切断することを示す切断信号を出力し、
設定されていた通信回線は切断される。S105が終了
すると、S106へ進む。
【0045】S106で、携帯端末24は、入力された
切断信号に基づき、携帯端末24が有するディスプレイ
5に、設定が完了したことが表示される。
【0046】図6は、専用網1001に接続された内線
端末27から、公衆網1000内の携帯端末24へ着
信、つまり内線端末27から携帯端末24へ通話回線を
設定し、通話が行われるまでの際のシーケンス図であ
る。専用網1001を構成するPBX東京12に接続さ
れた内線端末27から、公衆網1000内の携帯端末2
4に、着信させる。
【0047】S110で、内線端末27に、携帯端末2
4が有する内線番号、例えば図2において携帯端末24
に関する情報が記録されているPS番号42の情報テー
ブルの内線番号の欄に記録されている2595、が入力
される。S110が終了すると、S111へ進む。
【0048】S111で、内線端末27は入力された内
線番号2595に基づき、内線端末27と携帯端末24
との間に通話回線を設定するための通話回線設定信号を
出力する。S111が終了すると、S112へ進む。
【0049】S112〜S113で、通話回線設定信号
が入力されたPBX東京12は、入力された通話回線設
定信号に含まれる内線番号2595に該当する端末が使
用されている場所を検索し知らせることを要求する検索
要求を、計算機16へ出力する。S113が終了する
と、S114へ進む。
【0050】S114〜S115で、検索要求が入力さ
れた計算機16は、入力された検索要求に含まれる内線
番号2595に基づく情報を記憶装置17から検索す
る。記憶装置17が有する第一のテーブルの、PS番号
欄から内線番号2595は携帯端末24であること、動
作モード欄から携帯端末24は公衆網1000に接続さ
れていること、公衆用番号欄からその公衆網1000に
接続された携帯端末24の外線番号は555−0001
であること、及びエリア欄から携帯端末24は公衆網1
000の中でも市外局番が06の地域で利用されている
ことが分かる。
【0051】また、第一のテーブルのエリア欄から、携
帯端末24の利用されている地域が市外局番の06地域
であることが判別され、その結果に基づき、記憶装置1
7が有する第二のテーブルから、市外局番06地域に近
接する専用網1001内のPBXを検索すると、PBX
固有の識別番号が13のPBX大阪13であることが分
かる。S115が終了すると、S116へ進む。
【0052】S116で、記憶装置17は、記憶装置1
7が有する第一のテーブルより導出された内線番号25
95の携帯端末24の外線番号が555−0001であ
ること、及び第二のテーブルより導出された携帯端末2
4に近接する専用網1001内のPBXがPBX大阪1
3であることを含む検索結果を、計算機16を介して、
PBX東京12へ出力する。S116が終了すると、S
117へ進む。
【0053】S117〜S118で、記憶装置17から
の検索結果が入力されたPBX東京12は、入力された
検索結果に基づき、接続する内線番号2595の携帯端
末24に近接する専用網1001内のPBX大阪13
へ、検索結果より得た携帯端末24の外線番号の情報を
含む、内線端末27と携帯端末24との間に通話回線を
設定するための通話回線設定信号を出力し、まず、内線
端末27からPBX東京12を介してPBX大阪13ま
での通信回線を設定する。S118が終了すると、S1
19へ進む。
【0054】S119〜S120で、通話回線設定信号
が入力されたPBX大阪13は、入力された通話回線設
定信号に含まれる携帯端末24の外線番号555−00
01に基づき、固定電話網19、公衆移動通信網大阪2
0、及び第一の基地局22を介して、PBX大阪13と
携帯端末24との間に通話回線が設定されるように携帯
端末24へ通話回線設定信号が出力される。S120が
終了すると、S121へ進む。
【0055】S121〜S122で、PBX大阪13か
ら出力された通話回線設定信号が携帯端末24に入力さ
れることにより、専用網1001内の内線端末27と公
衆網1000内の携帯端末24との間に通話回線が設定
され、内線端末27と携帯端末24との間で通話を行う
ことができる。
【0056】このように実施形態1における携帯端末用
専公接続通信システムは、公衆網1000に接続されて
携帯端末24に、該携帯端末24が使用されている地域
を示す市街局番等の地域番号を入力し、専用網1001
内の記憶装置17が有する第一のテーブルに携帯端末2
4が使用されている地域を登録する。
【0057】そして、専用網1001内の内線端末27
から携帯端末24へ、通話する時には、専用網1001
内の記憶装置17内の第一のテーブルに基づき、携帯端
末24が使用されている地域を判別し、この第一の判別
結果に基づき、同じく記憶装置17内の第二のテーブル
に基づき携帯端末24が使用されている地域に近接する
専用網1001内のPBXを判別し、内線端末27から
携帯端末24へ通話回線は、内線端末27から判別結果
に基づくPBXまでは専用網1001を用い、該PBX
から携帯端末24までは公衆網1000を用いて通話回
線を形成し、内線端末27と携帯端末24との間で通話
が行われる。
【0058】このため、専用網1001が使用される頻
度が増加し、専用網1001を効率的に使用することが
でき、公衆網1000を使用した通信の混雑を緩和され
る。また、比較的通信するためにかかる費用である通信
費が安価な専用網1001の使用される頻度が増加し、
通信費が比較的高価である公衆網1000の使用する頻
度が減少することから、通信費が削減される。
【0059】なお、内線端末27及び携帯端末24は、
電話に限らず、データ通信を行うコンピュータ、FAX
通信を行うFAXでもよい。
【0060】発明の実施の形態2.次に本発明の他の実
施形態について、図7、及び図8を用いて説明する。な
お、システムの構成としては、図1〜図4に示す本実施
形態1の専公接続通信システムと同一の為、その説明を
省略する。次に、実施形態2の動作について、図7、図
8、及び図5に基づき説明する。
【0061】図5のS107〜S109は、公衆網10
00に接続された携帯端末24から、携帯端末24が使
用されている地域を示す地域番号が入力されない場合の
専用網1001内の計算機16、及び記憶装置17の処
理動作に関するシーケンス図である。なお、図5のS1
00〜S106は、実施形態1で説明した携帯端末24
が使用されている地域の地域番号を記憶装置17に記録
するためのシーケンスであるのでここでの説明は省略す
る。
【0062】S107で、計算機16は、携帯端末24
が使用されている地域を示す地域番号を記憶装置17に
記録するために設定された携帯端末24との間に設定さ
れた通信回線が、記憶装置17への地域番号の記録完了
に伴い切断されると、計算機16が有するタイマがスタ
ートする。S107が終了すると、S108へ進む。
【0063】S108で、計算機16が有するタイマが
タイムアップするまでに、携帯端末24から再度、携帯
端末24が使用されている地域の地域番号が入力される
ことなく、専用網1001内の記憶装置17に記録され
なかった場合には、計算機16は、携帯端末24が記憶
装置17に記録されたエリアである通話圏の外に移動し
た、あるいは携帯端末24の電源がオフにされていると
判断する。S108が終了すると、S109へ進む。
【0064】その後、S109で、計算機16は、S1
08での判断結果に基づき、記憶装置17内に記録され
ている、携帯端末24が利用されている地域を示すエリ
ア欄の内容は、記録されている地域番号から通話圏外に
移動して接続することが不可能であることを示す圏外情
報に変更される。
【0065】図7は、携帯端末24の処理動作のフロー
を示すフロー図である。この図7は、図5のシーケンス
図にも一部対応しており、その関連も含めて以下に説明
する。
【0066】図7中のステップ(以下、Pとする)1
は、図5中のS100に対応し、携帯端末24の使用者
は、携帯端末24のデータ入出力部3に、携帯端末24
が使用されている地域を示す市外局番等の地域番号を設
定することを示すコマンドを入力する。P1が終了する
と、P2へ進む。
【0067】P2で、携帯端末24は、入力されたコマ
ンドに基づき、処理方法を選択されると、P3へ進む。
携帯端末24にコマンドが入力されなければP12へ進
む。
【0068】P3で、携帯端末24は、コマンドが入力
されるまで動作していた携帯端末24が有するタイマを
停止させる。P3が終了すると、P4へ進む。
【0069】P4で、携帯端末24は、携帯端末24が
有するタイマの停止に基づき、携帯端末24が有するデ
ィスプレイ5に、携帯端末24が使用されている地域を
示す地域番号の入力待ちであることを表示する。P4が
終了すると、P5へ進む。
【0070】P5も、S100に対応し、携帯端末24
の使用者は、携帯端末24のデータ入出力部3に、携帯
端末24が使用されている地域を示す市外局番等の地域
番号入力する。P5が終了すると、P6へ進む。
【0071】P6で、携帯端末24は、地域番号が入力
されたことに基づき、該携帯端末24が有するタイマを
作動させる。P6が終了すると、P7へ進む。
【0072】P7は、S101に対応し、携帯端末24
は、地域番号が設定されることを示すコマンドが入力さ
れることにより、専用網1001内の記憶装置17へ、
携帯端末24が使用されている地域を登録するための情
報である呼設定メッセージを作る。なお、呼設定メッセ
ージは、このメッセージを送信する相手先を示す着番号
と、送信する相手先に届ける情報が記録される発サブア
ドレスとから構成される。
【0073】この呼設定メッセージの着番号には、この
メッセージを送信する相手先である専用網1001内の
計算機16固有の識別情報が記録される。また、発サブ
アドレスには、このメッセージを発信する携帯端末24
が公衆網に接続された動作モードであることを示すモー
ド情報、このメッセージを発信する携帯端末24に与え
られた内線番号、及びこのメッセージを発信する携帯端
末24が使用されている地域を示す地域番号が記録され
る。P7が終了すると、P8へ進む。
【0074】P8は、S102に対応し、携帯端末24
は、第一の基地局22、公衆移動通信網大阪20、固定
電話網19、PBX東京12を介して計算機16へ、呼
設定メッセージを発呼する。P8が終了すると、P9へ
進む。
【0075】P9は、S105に対応し、携帯端末24
から出力された呼設定メッセージに関する専用網100
1内の記憶装置17への設定処理が完了したことに基づ
き、携帯端末24と計算機16との間に設定されていた
通信回線の切断が行われることを示す切断信号が受信さ
れる。P9が終了すると、P10へ進む。
【0076】P10は、S106も対応し、携帯端末2
4は、入力された切断信号に基づき、携帯端末24が有
するディスプレイ5に、設定が完了したことが表示され
る。P10が終了すると、P11へ進む。
【0077】P11で、携帯端末24が使用されている
地域を示す地域番号を、専用網1001内の記憶装置に
登録させる一連の処理が終了する。
【0078】なお、P12で、携帯端末24が有するデ
ィスプレイ5は、携帯端末24が使用されている地域を
示す地域番号が入力されるのを待機していることを表示
する。P12が終了すると、P5へ進む。
【0079】また、図8では、公衆網1000に接続さ
れていると思われる携帯端末24が、利用される地域を
示す地域番号を、専用網1001内の記憶装置17に長
時間、記録しなかったため、記憶装置17内の第一のテ
ーブルのエリア欄の記録を、携帯端末24は通話圏外に
移動してしまい接続することが不可能であることを示す
圏外情報に変更された時に、専用網1001に接続され
た内線端末27から、携帯端末24との通話回線を設定
するために携帯端末24の内線番号2595が入力され
た場合のシーケンスについて説明する。
【0080】図8において、S130〜S133までの
処理は、専用網1001に接続された内線端末27か
ら、公衆網1000に接続された携帯端末24へ、通話
回線を設定するために、内線端末27に携帯端末24の
内線番号を入力し、専用網1001に接続された記憶装
置17に記録されている内容を検索するものであり、実
施形態1のS110〜S113と同じなので、説明を省
略する。
【0081】S134〜S135で、PBX東京12か
ら出力された検索要求が入力された計算機16は、入力
された検索要求に含まれる内線番号2595に基づく情
報を、記憶装置17から検索する。記憶装置17が有す
る第一のテーブルの、エリア欄から内線番号2595の
携帯端末24は通話圏外に移動してしまい、通話回線を
設定することができないことが分かる。S135が終了
すると、S136へ進む。
【0082】S136で、記憶装置17は、記憶装置1
7が有する第一のテーブルより導出された内線番号25
95の携帯端末24が通話圏外に移動してしまい、通話
回線の設定が行えないことを示す圏外情報を含む検索結
果を、計算機16を介して、PBX東京12へ出力す
る。S136が終了すると、S137へ進む。
【0083】S137〜S138で、検索結果が入力さ
れたPBX東京12は、内線端末27との間に設定され
ていた通信回線を切断することを示す切断信号を出力
し、設定されていた通信回線は切断される。S137が
終了すると、S139へ進む。
【0084】S139で、内線端末27は、PBX東京
12から入力された切断信号に基づき、携帯端末が有す
るディスプレイ5に、相手携帯端末24が通話圏外にあ
るために通話回線の設定が行えなかったことが表示され
る。
【0085】このように実施形態2における携帯端末用
専公接続通信システムは、携帯端末24が通話圏外に移
動して専用網1001内の内線端末からの通話回線を設
定することができない、あるいは、携帯端末24の電源
がオフにされており内線端末からの通話回線が設定され
ない時には、PBX東京12からPBX大阪13、及び
PBX大阪13から公衆網1000を介して携帯端末2
4までの通話回線を設定されることが無くなる。このた
め、通話のために利用されることのない通話回線が設定
されることが少なくなり、通話回線の有効利用が可能に
なる。
【0086】発明の実施の形態3.次に本発明の他の実
施形態について、図9、及び図10を用いて説明する。
なお、システムの構成としては、図1〜図4に示す本実
施形態1の専公接続通信システムと同一の為、その説明
を省略する。次に、実施形態3の動作について、図9、
図10、図1、及び図4に基づき説明する。図9は、第
三のテーブルであり、この第三のテーブルには、PS番
号、内線、公衆用番号、着信規制、動作モード、エリ
ア、及び位置情報の各欄が設けてある。
【0087】この第三のテーブルの、PS番号、内線、
公衆用番号、着信規制、動作モード、エリアの各欄は、
図2に示した第一のテーブルと同様であり、その説明を
省略する。この位置情報の欄には、携帯端末24が接続
されている基地局から出力される制御信号に含まれる基
地局IDが記録される。
【0088】第三のテーブルには、携帯端末24のPS
番号、内線番号、外線番号、接続されている網、利用さ
れている地域の地域番号、着信規制、及び接続されてい
る基地局に関する情報が互いに関連づけられ記憶され
る。
【0089】図10は、第四のテーブルであり、この第
四のテーブルには、地域番号、PBX、及び公衆用基地
局IDの各欄が設けてある。この第四のテーブルの、地
域番号、及びPBXの各欄は、図3に示した第二のテー
ブルと同様であり、その説明を省略する。
【0090】この公衆用基地局IDの欄には、携帯端末
24が接続されている基地局から出力される制御信号に
含まれる基地局IDが記憶される。第四のテーブルに
は、携帯端末24の使用されている地域を示す地域番
号、この地域番号が示す地域に近接する専用網1001
内のPBXのPBX局番、及び接続されている基地局を
識別できる基地局固有の基地局IDが互いに関連づけら
れ記憶される。
【0091】次に、図9、図10、図1、及び図4、に
示した専公接続通信システムの動作について、図11〜
図13、及び図14に基づき説明する。図11は、携帯
端末24に、この携帯端末24が利用されている地域を
示す市外局番等の地域番号を入力し、入力された地域番
号、及び携帯端末24が接続されている基地局から出力
される制御信号に含まれる基地局IDを記憶装置17に
記録する際のシーケンス図である。
【0092】S140で、携帯端末24の使用者は、携
帯端末24が接続される基地局から出力されている制御
信号に含まれる基地局固有の情報である基地局IDと、
携帯端末24が使用されている地域を示す市外局番等の
地域番号とを関連づけて、専用網1001内の記憶装置
に登録させる処理動作を行う基地局登録モードを選択し
指定する。また、この基地局登録モードの中でも、所定
の数の基地局IDと地域番号とを関連づけた情報が形成
された時に、専用網1001内の記憶装置17に記録さ
せる処理動作を行うものを選択する。
【0093】そして、携帯端末24の使用者は、携帯端
末24のデータ入出力部3に、携帯端末24が使用され
ている地域を示す地域番号を設定することを示すコマン
ドを入力し、引き続き、地域番号を入力する。この時、
携帯端末24は、携帯端末24が接続されている基地局
から出力される制御信号に含まれる基地局IDを、携帯
端末24内のデータ記憶部2に記録している。S140
が終了すると、S141へ進む。
【0094】S141で、携帯端末24内のデータ記憶
部2に記録される基地局IDの携帯端末24内への登録
は、携帯端末24が移動し、携帯端末24が接続される
基地局が変化する、つまり基地局から出力される制御情
報に含まれる基地局IDが変化する度に行われる。携帯
端末24が受信する制御情報に含まれる基地局IDが変
化する度に、携帯端末24のディスプレイ5には、地域
番号の入力を促す表示が行われる。S141が終了する
と、S142へ進む。なお、携帯端末24が受信する基
地局IDが変化する度に、携帯端末24のディスプレイ
5に地域番号の入力を促すのは、基地局IDからだけで
はその基地局の場所を特定できないためであり、基地局
IDとその基地局が設置されている場所との対応関係を
示す情報は一般には公開されていない。
【0095】S142で、携帯端末24は、所定の数の
基地局IDとその基地局情報に対応した地域番号が携帯
端末24のデータ記憶部2に記録されることにより、専
用網1001内の記憶装置17へ携帯端末24が使用さ
れている地域を登録するための情報である呼設定メッセ
ージを作る。
【0096】この呼設定メッセージには、このメッセー
ジを送信する相手先が認識できる着番号、このメッセー
ジを発信する携帯端末24が公衆網に接続されたことを
示すモード情報、このメッセージを発信する携帯端末2
4が認識できる携帯端末24の内線番号、このメッセー
ジを発信する携帯端末24が使用されている地域を示す
地域番号、及びこのメッセージを発信する携帯端末24
のデータ記憶部2に記憶された基地局固有の基地局I
D、及びこのメッセージを発信する携帯端末24は、携
帯端末24が接続する基地局の基地局IDを収集する基
地局登録モードが指定されていることを示す基地局登録
モード情報が含まれる。
【0097】なお、呼設定メッセージは、このメッセー
ジを送信する相手先を示す着番号と、送信する相手先に
届ける情報が記録される発サブアドレスとから構成され
る。この度の、呼設定メッセージの着番号には、専用網
1001内の計算機16が有する識別情報が記録され
る。また、発サブアドレスには、モード情報、携帯端末
24の内線番号、携帯端末24が使用されている地域を
示す地域番号、携帯端末24が接続された基地局固有の
基地局ID、及び携帯端末24に指定された基地局登録
モード情報が記録される。これらの情報がすべて記録さ
れると、呼設定メッセージは発呼、つまり出力される。
S142が終了すると、S143へ進む。
【0098】S143で、携帯端末24から発呼された
呼設定メッセージは、携帯端末24が接続された第一の
基地局22、公衆移動通信網大阪20、固定電話網19
を介して、PBX東京12に入力される。PBX東京1
2は、入力された呼設定メッセージに含まれる着番号に
基づき、計算機16へ呼設定メッセージを転送する。S
143が終了すると、S144へ進む。
【0099】S144〜S145で、呼設定メッセージ
が入力された計算機16は、呼設定メッセージに含まれ
る発サブアドレスに記録されている基地局登録モード情
報に基づき、入力された呼設定メッセージの発アドレス
に含まれる基地局IDが記録できるように、記憶装置1
7に図9の第三のテーブル、及び図10の第四のテーブ
ルを設定する。S145が終了すると、S146へ進
む。
【0100】S146〜S147で、呼設定メッセージ
が入力された計算機16は、呼設定メッセージに含まれ
る発サブアドレスに記録されている基地局ID等の内容
に基づき、記憶装置17が有する第三のテーブル、及び
第四のテーブルへの記録処理を行う。S147が終了す
ると、S148へ進む。
【0101】S148で、計算機16が入力された呼設
定メッセージに基づく記録が完了すると、計算機16
は、PBX東京12、固定電話網19、公衆移動通信網
大阪20、公衆網1000の第一の基地局22を介し
て、携帯端末24に関する情報を記憶装置17に記録す
るための計算機16と携帯端末24との間に設定されて
いた通信回線を切断することを示す切断信号を出力し、
設定されていた通信回線は切断される。S148が終了
すると、S149へ進む。
【0102】S149で、携帯端末24は、入力された
切断信号に基づき、携帯端末24が有するディスプレイ
5に、設定が完了したことが表示される。
【0103】図12は、携帯端末24に、この携帯端末
24が利用されている地域を示す市外局番等の地域番号
を入力し、入力された地域番号、及び携帯端末24が接
続されている基地局から出力される制御信号に含まれる
基地局IDを記憶装置17に記録する際のシーケンス図
であり、図11に示したシーケンス図とは異なるもので
ある。
【0104】S150で、携帯端末24の使用者は、携
帯端末24が接続される基地局から出力されている制御
信号に含まれる基地局固有の情報である基地局IDと、
携帯端末24が使用されている地域を示す市外局番等の
地域番号とを関連づけて、専用網1001内の記憶装置
に登録させる処理動作を行う基地局登録モードを選択し
指定する。また、この基地局登録モードの中でも、所定
の時間が経過すると、それまで記憶していた基地局ID
と地域番号とを関連づけた情報を、専用網1001内の
記憶装置17に記録させる処理動作を行うものを選択す
る。
【0105】そして、携帯端末24の使用者は、携帯端
末24のデータ入出力部3に、携帯端末24が使用され
ている地域を示す地域番号を設定することを示すコマン
ドを入力し、引き続き、地域番号を入力する。この時、
携帯端末24は、携帯端末24が接続されている基地局
から出力される制御信号に含まれる基地局IDを、携帯
端末24内のデータ記憶部2に記録している。S150
が終了すると、S151へ進む。
【0106】S151で、携帯端末24に地域番号が入
力されると、携帯端末24が有するタイマーがスタート
する。S151が終了すると、S152へ進む。
【0107】S152で、携帯端末24内のデータ記憶
部2に記録される基地局IDの携帯端末24内への登録
は、携帯端末24が移動し、携帯端末24が接続される
基地局が変化する、つまり基地局から出力される制御情
報に含まれる基地局IDが変化する度に行われる。携帯
端末24が受信する制御情報に含まれる基地局IDが変
化する度に、携帯端末24のディスプレイ5には、地域
番号の入力を促す表示が行われる。S152が終了する
と、S153へ進む。
【0108】S153で、携帯端末24のタイマがタイ
ムアップしたことを検出する。S153が終了すると、
S154へ進む。
【0109】S154で、携帯端末24は、携帯端末2
4が有するタイマがタイムアップすることにより、専用
網1001内の記憶装置17へ、それまで携帯端末24
内のデータ記憶部に2に記憶された基地局IDと地域番
号とを関連づけた情報を登録するための情報である呼設
定メッセージを作る。呼設定メッセージの構成、及び呼
設定メッセージを構成する各部に記録される情報の内容
は、図11のS142と同じなので、その説明を省略す
る。S154が終了すると、S155へ進む。
【0110】また、S155〜S161の処理は、これ
も図11のS143〜S149と同じなのでその説明を
省略する。
【0111】図13は、携帯端末24の処理動作のフロ
ーを示すフロー図である。この図13は、図11及び図
12のシーケンス図にも一部対応しており、その関連も
含めて以下に説明する。
【0112】図13中のステップ(以下、Lとする)1
で、携帯端末24が使用されている地域を示す地域番
号、及びその携帯端末24が接続されている基地局から
出力されている基地局固有の情報である基地局IDを、
専用網1001内の記憶装置に登録させる一連の処理が
はじまる。L1が終了すると、L2へ進む。
【0113】L2は、図11中のS140、及び図12
中のS150に対応し、携帯端末24の使用者は、携帯
端末24が接続される基地局から出力されている制御信
号に含まれる基地局固有の情報である基地局IDと、携
帯端末24が使用されている地域を示す市外局番等の地
域番号とを関連づけて、専用網1001内の記憶装置に
登録させる処理動作を行う基地局登録モード(公衆用基
地局ID収集モードとも言う)を選択し指定する。この
時、L2が終了すると、L3へ進む。
【0114】なお、L2で、基地局登録モードが指定さ
れないと、携帯端末24は、通常モードが選択される。
この通常モードは、地域番号の入力が促されることな
く、携帯端末24が移動し携帯端末24の接続される基
地局が変更した時、つまり、携帯端末24が受信する制
御信号に含まれる基地局IDが変更した時に、携帯端末
24は専用網1001内の記憶装置17へ、携帯端末2
4が受信する基地局IDを登録する。この通常モードが
選択された時、L2が終了すると、L15へ進む。
【0115】L3は、S140及びS150に対応し、
携帯端末24は、基地局ID収集モードの中でも以下に
示す二つの処理動作のうち一方を選択する。一方は、基
地局登録モードの中でも、所定の数の基地局IDと地域
番号とを関連づけた情報が形成された時に、専用網10
01内の記憶装置17に記録させる処理動作を行うもの
である。この処理動作が選択されたならL4へ進む。も
う一方は、基地局登録モードの中でも、所定の時間が経
過すると、それまで記憶していた基地局IDと地域番号
とを関連づけた情報を、専用網1001内の記憶装置1
7に記録させる処理動作を行うものである。この処理動
作が選択されたならL11へ進む。
【0116】L4は、S140に対応し、携帯端末24
のデータ入出力部3に、地域番号を入力する。この操作
に基づき、携帯端末24は、携帯端末24が接続してい
る基地局から出力される制御信号に含まれる基地局ID
を、携帯端末24内のデータ記憶部2に記録される。L
4が終了すると、L5へ進む。
【0117】L5は、S141に対応し、携帯端末24
内のデータ記憶部2に記録される基地局IDは、携帯端
末24が移動し、携帯端末24が接続される基地局が変
化する、つまり基地局から出力される制御情報に含まれ
る基地局IDが変化するたびに、行われる。L5が終了
すると、L6へ進む。
【0118】L6は、S142に対応し、携帯端末24
は、所定の数の基地局IDが携帯端末24のデータ記憶
部2に記録されるまで繰り返さたなら、L7へ進む。所
定の数にまだ足りない場合には、L5に戻る。
【0119】L11は、S151に対応し、携帯端末2
4に地域番号が入力されると、携帯端末24が有するタ
イマーがスタートする。L11が終了すると、L12へ
進む。
【0120】L12は、S152に対応し、携帯端末2
4内のデータ記憶部2に記録される基地局IDは、携帯
端末24が移動し、携帯端末24が接続される基地局が
変化する、つまり基地局から出力される制御情報に含ま
れる基地局IDが変化するたびに、行われる。L12が
終了すると、L13へ進む。
【0121】L13も、S152に対応し、携帯端末2
4内のデータ記憶部2に記録される基地局IDは、携帯
端末24が移動し、携帯端末24が接続される基地局が
変化する、つまり基地局から出力される制御情報に含ま
れる基地局IDが変化するたびに、行われる。L13が
終了すると、L14へ進む。
【0122】L14は、S153に対応し、携帯端末2
4のタイマがタイムアップしたことを検出する。L14
が終了すると、L7へ進む。
【0123】L7は、S142及びS154に対応し、
携帯端末24は、地域番号が設定されることを示すコマ
ンドが入力されることにより、専用網1001内の記憶
装置17へ、携帯端末24が使用されている地域を登録
するための情報である呼設定メッセージを作る。
【0124】なお、呼設定メッセージは、このメッセー
ジを送信する相手先を示す着番号と、送信する相手先に
届ける情報が記録される発サブアドレスとから構成され
る。発サブアドレスには、このメッセージを発信する携
帯端末24が公衆網に接続された動作モードであること
を示すモード情報、このメッセージを発信する携帯端末
24に与えられた内線番号、及びこのメッセージを発信
する携帯端末24が使用されている地域を示す地域番号
が記録される。L7が終了すると、L8へ進む。
【0125】L8も、S142及びS154に対応し、
携帯端末24は、呼設定メッセージの着番号に、このメ
ッセージを送信する相手先である専用網1001内の計
算機16固有の識別情報を記録する。そして、携帯端末
24は、第一の基地局22、公衆移動通信網大阪20、
固定電話網19、PBX東京12を介して計算機16
へ、呼設定メッセージを発呼する。L8が終了すると、
L9へ進む。
【0126】L9で、携帯端末24は、L2で指定され
た処理動作である基地局登録モードを解除する。L9が
終了すると、L10へ進む。
【0127】L10で、携帯端末24が使用されている
地域を示す地域番号、及びその携帯端末24が接続され
ている基地局から出力されている基地局固有の情報であ
る基地局IDを、専用網1001内の記憶装置に登録さ
せる処理が終了する。
【0128】L15以降は、L2の時点で基地局登録モ
ードが指定されなかった場合に、選択され処理されるモ
ードであり、L15で、携帯端末24は、携帯端末24
が接続している基地局から出力される制御信号に含まれ
る基地局IDを、携帯端末24内のデータ記憶部2に記
録される。L15が終了すると、L16へ進む。
【0129】L16は、携帯端末24は、基地局IDが
携帯端末24内のデータ記憶部2に記憶されることによ
り、専用網1001内の記憶装置17へ、携帯端末24
が使用されている地域を登録するための情報である呼設
定メッセージを作る。なお、呼設定メッセージは、この
メッセージを送信する相手先を示す着番号と、送信する
相手先に届ける情報が記録される発サブアドレスとから
構成される。
【0130】発サブアドレスには、このメッセージを発
信する携帯端末24が公衆網に接続された動作モードで
あることを示すモード情報、このメッセージを発信する
携帯端末24に与えられた内線番号、及びこのメッセー
ジを発信する携帯端末24が使用されている地域を示す
基地局IDが記録される。L16が終了すると、L17
へ進む。
【0131】L17も、S142及びS154に対応
し、携帯端末24は、呼設定メッセージの着番号に、こ
のメッセージを送信する相手先である専用網1001内
の計算機16固有の識別情報を記録する。そして、携帯
端末24は、第一の基地局22、公衆移動通信網大阪2
0、固定電話網19、PBX東京12を介して計算機1
6へ、呼設定メッセージを発呼する。L17が終了する
と、L10へ進む。
【0132】図14は、専用網1001を構成するPB
X12に接続されている内線端末27から、公衆網を構
成する基地局に接続された携帯端末24へ、専用網10
01内の記憶装置17内の第四のテーブルに、携帯端末
24が使用されている地域を示す地域番号、及びその地
域番号に関連づけられ記憶されている公衆用基地局ID
とPBXとが、記録されている場合には、携帯端末24
が受信した基地局IDに基づき、専用網1001内の内
線端末27から公衆網1000内の携帯端末24へ着信
させる場合のシーケンス図である。
【0133】S170で、内線端末27に、携帯端末2
4が有する内線番号、例えば図9において携帯端末24
に関する情報が記録されているPS番号24の情報テー
ブルの内線番号の欄に記録されている2595、が入力
される。S170が終了すると、S171へ進む。
【0134】S171で、内線端末27は入力された内
線番号2595に基づき、内線端末27と携帯端末24
との間に通話回線を設定するための通話回線設定信号を
出力する。S171が終了すると、S172へ進む。
【0135】S172〜S173で、通話回線設定信号
が入力されたPBX東京12は、入力された通話回線設
定信号に含まれる内線番号2595に該当する端末が使
用されている場所を検索し知らせることを要求する検索
要求を、計算機16へ出力する。S173が終了する
と、S174へ進む。
【0136】S174〜S176で、検索要求が入力さ
れた計算機16は、入力された検索要求に含まれる内線
番号2595に基づく情報を記憶装置17から検索す
る。記憶装置17は、記憶装置17が有する第三のテー
ブルの、PS番号欄から内線番号2595は携帯端末2
4であること、動作モード欄から携帯端末24は公衆網
1000に接続されていること、公衆用番号欄からその
公衆網1000に接続された携帯端末24の外線番号は
555−0001であること、及び位置情報欄から携帯
端末24は公衆網1000内の基地局を識別番号である
基地局IDが20−22の基地局に接続され使用されて
いることが分かる。S176が終了すると、S177へ
進む。
【0137】S177〜S178で、計算機16は、第
三のテーブルの位置情報欄から、携帯端末24の接続さ
れている公衆網1000内の基地局の基地局IDが20
−22であることが判別され、その結果に基づき、記憶
装置17が有する第四のテーブルの公衆用基地局ID欄
に記録された基地局IDが20−22である基地局に近
接する専用網1001内のPBXをPBX欄から検索す
ると、PBX固有の識別番号が13のPBX大阪13が
基地局ID20−22である基地局に近接していること
が分かる。S178が終了すると、S179へ進む。
【0138】S179で、記憶装置17は、記憶装置1
7が有する第三のテーブルより導出された内線番号25
95の携帯端末24の外線番号が555−0001であ
ること、及び第四のテーブルより導出された携帯端末2
4に近接する専用網1001内のPBXがPBX大阪1
3であることを含む検索結果を、計算機16を介して、
PBX東京12へ出力する。S179が終了すると、S
180へ進む。
【0139】S180〜S181で、記憶装置17から
の検索結果が入力されたPBX東京12は、入力された
検索結果に基づき、接続する内線番号2595の携帯端
末24に近接する専用網1001内のPBX大阪13
へ、検索結果より得た携帯端末24の外線番号の情報を
含む、内線端末27と携帯端末24との間に通話回線を
設定するための通話回線設定信号を出力し、まず、内線
端末27からPBX東京12を介してPBX大阪13ま
での通信回線を設定する。S181が終了すると、S1
82へ進む。
【0140】S182〜S183で、通話回線設定信号
が入力されたPBX大阪13は、入力された通話回線設
定信号に含まれる携帯端末24の外線番号555−00
01に基づき、固定電話網19、公衆移動通信網大阪2
0、及び第一の基地局22を介して、PBX大阪13と
携帯端末24との間に通話回線が設定されるように携帯
端末24へ通話回線設定信号が出力される。S183が
終了すると、S184へ進む。
【0141】S184〜S185で、PBX大阪13か
ら出力された通話回線設定信号が携帯端末24に入力さ
れることにより、専用網1001内の内線端末27と公
衆網1000内の携帯端末24との間に通話回線が設定
され、内線端末27と携帯端末24との間で通話を行う
ことができる。
【0142】このように実施形態3における携帯端末用
専公接続通信システムも、実施形態1と同様に、公衆網
1000に接続された携帯端末24に、該携帯端末24
が使用されている地域を示す市街局番等の地域番号を入
力する。この地域番号の入力に伴い専用網1001内の
記憶装置17が有する第三のテーブルには、携帯端末2
4から入力された地域番号と携帯端末24が接続されて
いる基地局から出力される該基地局固有の情報である基
地局IDが登録される。
【0143】そして、専用網1001内の内線端末27
から携帯端末24へ、通話する時には、専用網1001
内の記憶装置17内の第三のテーブルに基づき、携帯端
末24が接続されている基地局を示す基地局IDを判別
し、この判別結果に基づき、同じく記憶装置17内の第
四のテーブルに基づき、携帯端末24が接続される公衆
網1000内の基地局がある地域に近接する専用網10
01内のPBXを判別し、内線端末27から携帯端末2
4へ通話回線は、内線端末27からの判別結果に基づく
PBXまでは専用網1001を用い、該PBXから携帯
端末24までは公衆網1000を用いて通話回線を形成
し、内線端末27と携帯端末24との間で通話が行われ
る。
【0144】このため、計算機16が基地局IDと、地
域番号と、この基地局IDを有する基地局がある地域及
びこの地域番号が示す地域に近接する専用網1001内
のPBXを示す情報が互いに関連づけられ記録される第
四のテーブルが記憶装置17内に作成されることによ
り、一度基地局IDとこの基地局IDを有する基地局が
ある地域に近接するPBXとの関連が記録されると、そ
れ以後、携帯端末24は、地域番号の入力を行わなくて
も、携帯端末24が有する機能である位置登録を行うこ
とにより、携帯端末24が接続されている地域と、その
携帯端末24へ通話回線を設定するときの経路が選択さ
れ、専用網1001内の内線端末27から公衆網100
0内の携帯端末24への通話回線は、専用網1001と
公衆網1000とを組み合わせて設定される。
【0145】これにより、専用網1001が使用される
頻度が増加し、専用網1001を効率的に使用すること
ができ、公衆網1000を使用した通信の混雑を緩和さ
れる。また、比較的通信するためにかかる費用である通
信費が安価な専用網1001の使用される頻度が増加
し、通信費が比較的高価である公衆網1000の使用す
る頻度が減少することから、通信費が削減される。
【0146】さらに、携帯端末24の設定として、携帯
端末の使用者が自主的に記録を行うモード、公衆網への
位置登録を行う際に記録を促すモードが設定可能で、ユ
ーザの使用目的に併せて設定することにより、操作の煩
わしさを軽減できる。
【0147】発明の実施の形態4.次に本発明の他の実
施形態について、図15を用いて説明する。なお、シス
テムの構成としては、図1〜図4に示す本実施形態1の
専公接続通信システムと同一の為、その説明を省略す
る。
【0148】次に、実施形態4の動作について、図15
に基づき説明する。図15のS190〜S195は、専
用網1001に接続された記憶装置17が有する第
テーブルの着信規制の欄に、携帯端末24等への通話回
線を設定する際に、通話回線の接続を規制するためのシ
ーケンスである。
【0149】S190で、携帯端末24は、例えば、携
帯端末24の使用者は、携帯端末24を使用することが
できない通話圏外へ移動したとする。S190が終了す
ると、S191へ進む。
【0150】S191〜S192で、携帯端末24の使
用者は、公衆電話28等を用いて、携帯端末24に関す
る情報が記録されており専用網1001に接続された計
算機16へ、着信規制を記憶装置17内の第のテーブ
ルに設定する規制設定番号と、着信規制を設定する携帯
端末24の内線番号とを入力する。S192が終了する
と、S193へ進む。
【0151】S193〜S194で、公衆電話28等か
ら入力された規制設定番号、及び内線番号を含む規制情
報に基づき、計算機16は、記憶装置17に、携帯端末
24の着信規制を設定する。S194が終了すると、S
195へ進む。
【0152】S195で、記憶装置17の着信規制の設
定に基づき、計算機16は携帯端末24の着信規制の設
定が完了したことを公衆電話28等に通知し、公衆電話
28等との間に設定されている通信回線を切断する。
【0153】図15のS196〜S205は、記憶装置
17に設定された着信規制を解除するためのシーケンス
である。
【0154】S196〜S198で、携帯端末24が、
ある基地局に接続され通話できる地域の外から、ある基
地局に接続され通話できる地域内に移動すると、携帯端
末24は、携帯端末24に関する情報が記録されており
専用網1001に接続されている計算機16へ、公衆網
1000あるいは専用網1001を介して、位置登録に
基づく位置登録信号を出力する。S198が終了する
と、S199へ進む。
【0155】S199〜S203で、計算機16は、入
力された位置登録信号に基づき、計算機に接続された記
憶装置17が有する第のテーブルに記録された携帯端
末24に関する着信の規制を解除し、携帯端末24が位
置する地域を示す基地局IDを記録する。S203が終
了すると、S204へ進む。
【0156】S204〜S205で、記憶装置17への
設定に基づき、計算機16は、携帯端末へ着信の規制が
解除されたことを通知し、通信回線を切断する。
【0157】このように実施形態4における携帯端末用
専公接続通信システムは、公衆網1000に接続された
携帯端末24から、携帯端末24が通話することのでき
ない地域に移動した場合に、公衆電話28等から、専用
網1001内の記憶装置17が有する第のテーブル
に、携帯端末24への、情報を転送を規制する着信規制
を設定する。
【0158】また、この記憶装置17の第三のテーブル
に設定された着信規制は、着信規制が設定された携帯端
末24が、ある基地局に接続され通話可能になる通話区
域に入り、携帯端末24が接続された基地局の基地局固
有の情報である基地局IDを認識し、専用網1001内
の記憶装置17が有する第三のテーブルに携帯端末24
の位置情報として登録すると、解除される。
【0159】つまり、携帯端末24が使用できる地域の
外に持ち出され、携帯端末24に着信規制が設定される
ことのない場合でも、公衆電話28から携帯端末24に
関する着信規制の設定を行うことができる。このため、
専用網1001及び公衆網1000での無駄なトラフィ
ックを削減するとともに、有限の無線回線を有効に使用
することができ、より多くの専用網1001内の内線端
末27と公衆網1000内の携帯端末24との通話が行
える。
【0160】また、使用できる地域の外にあり着信の規
制が行われていた携帯端末24が、使用できる地域内で
ある通話エリア内に移動すると、携帯端末24は、接続
された基地局が有する基地局固有の情報である基地局I
Dを専用網1001内の記憶装置17に記録し、それま
で携帯端末24に設定されていた着信の規制が解除され
る。
【0161】
【発明の効果】以上のように、本発明における携帯端末
用専公接続通信システムは、公衆番号に基づき回線の接
続が行われ、携帯端末が接続される地域毎にそれぞれ設
置された複数の基地局を有する公衆網、公衆網の複数の
地域毎にそれぞれ接続される複数の構内交換機を有し、
端末が接続され内線番号に基づき回線の接続が行われる
専用網、公衆網または専用網に切り替え接続され、専用
網の通信地域外に位置する時、公衆網の複数の地域のい
ずれに位置するかを示す地域番号が設定入力され、公衆
網へ出力する携帯端末、公衆網の複数の地域の地域番号
に対応させて、複数の構内交換機の構内交換機番号を予
め記憶するとともに、携帯端末から公衆網へ入力された
地域番号を携帯端末と対応させて記憶する記憶装置、及
び、専用網に接続された端末から携帯端末へ通話する
時、携帯端末が公衆網に接続されている際は、記憶装置
に記憶された携帯端末が位置する地域番号に基づき上記
専用網を経由して、対応させて記憶された構内交換機番
号の構内交換機及び公衆網を介して通話網を形成する手
段、を備えており、公衆網に接続されて携帯端末に、該
携帯端末が使用されている地域を示す市街局番等の地域
番号を入力し、専用網内の記憶装置が有する第一のテー
ブルに携帯端末が使用されている地域を登録する。そし
て、専用網内の内線端末から携帯端末へ、通話する時に
は、専用網内の記憶装置内の第一のテーブルに基づき、
携帯端末が使用されている地域を判別し、この第一の判
別結果に基づき、同じく記憶装置内の第二のテーブルに
基づき携帯端末が使用されている地域に近接する専用網
内のPBXを判別し、内線端末から携帯端末へ通話回線
は、内線端末から判別結果に基づくPBXまでは専用網
を用い、該PBXから携帯端末までは公衆網を用いて通
話回線を形成し、内線端末と携帯端末との間で通話が行
われる。このため、専用網が使用される頻度を増加させ
ることができ、通話のための回線の使用料が比較的安価
な専用網を効果的に使用できる。
【0162】また、本発明における携帯端末用専公接続
通信システムは、公衆番号に基づき回線の接続が行わ
れ、携帯端末が接続される地域毎にそれぞれ設置された
複数の基地局を有する公衆網、公衆網の複数の地域毎に
それぞれ接続される複数の構内交換機を有し、端末が接
続され内線番号に基づき回線の接続が行われる専用網、
公衆網または専用網に切り替え接続され、専用網の通信
地域外に位置する時、公衆網の複数の地域のいずれに位
置するかを示す地域番号が設定入力され、公衆網へ出力
する携帯端末、公衆網の複数の地域の地域番号に対応さ
せて、複数の構内交換機の構内交換機番号を予め記憶す
るとともに、携帯端末から公衆網へ入力された地域番号
と地域番号に基づき、携帯端末が接続された基地局を識
別する基地局情報とを携帯端末に対応させて記憶する記
憶装置、及び、専用網に接続された端末から携帯端末へ
通話する時、携帯端末が公衆網に接続されている際は、
記憶装置に記憶された携帯端末が接続された基地局情報
に基づき、記憶装置に記憶された構内交換機番号の構内
交換機及び公衆網を介して通話網を形成する手段、を備
えており、公衆網に接続された携帯端末に、該携帯端末
が使用されている地域を示す市街局番等の地域番号を入
力する。この地域番号の入力に伴い専用網内の記憶装置
が有する第一のテーブルには、携帯端末から入力された
地域番号と携帯端末が接続されている基地局から出力さ
れる該基地局固有の情報である基地局IDが登録され
る。そして、専用網内の内線端末から携帯端末へ、通話
する時には、専用網内の記憶装置内の第一のテーブルに
基づき、携帯端末が接続されている基地局を示す基地局
IDを判別し、この第一の判別結果に基づき、同じく記
憶装置内の第二のテーブルに基づき、携帯端末が接続さ
れる公衆網内の基地局がある地域に近接する専用網内の
PBXを判別し、内線端末から携帯端末へ通話回線は、
内線端末から判別結果に基づくPBXまでは専用網を用
い、該PBXから携帯端末までは公衆網を用いて通話回
線を形成し、内線端末と携帯端末との間で通話が行われ
る。このため、専用網が使用される頻度を増加させるこ
とができ、通話のための回線の使用料が比較的安価な専
用網を効果的に使用できる。
【0163】さらに、本発明における携帯端末用専公接
続通信システムにおける公衆網に接続された携帯端末
は、地域番号が入力されてから、所定の期間が経過する
と、地域番号の入力を促す信号を出力する信号出力部を
備えており、携帯端末は、地域番号が入力されてから、
所定の期間が経過すると、地域番号の入力を促す信号が
出力されるため、携帯端末が使用されている地域に関す
る情報が、こまめに入力されるため、携帯端末の使用さ
れている地域に関する情報の信頼性が高くなり、より安
価な専用網と公衆網の組み合わせ通信路が設定される。
【0164】また、本発明における携帯端末用専公接続
通信システムにおける複数の基地局は、それぞれの基地
局を識別する基地局情報を含む制御信号を携帯端末に出
力し、公衆網に接続された携帯端末が基地局情報の変化
を認識すると、携帯端末に地域番号の入力を促す信号を
出力する信号出力部を備えており、携帯端末が基地局情
報の変化を認識すると、携帯端末に地域番号の入力を促
す信号が出力されるため、携帯端末が使用されている地
域に関する情報が、こまめに入力されるため、携帯端末
の使用されている地域に関する情報の信頼性が高くな
り、より安価な専用網と公衆網の組み合わせ通信路が設
定される。
【0165】さらに、本発明における携帯端末用専公接
続通信システムにおける携帯端末が、地域番号の入力を
促されたことに対して応答しない場合は、記憶装置に携
帯端末へ端末を接続することを停止する情報を記録し、
記録された情報に基づき端末から携帯端末への接続を停
止する。このため、新しい情報が入力されることがな
く、専用網内の端末と公衆網内の携帯端末との間に設定
される専用網と公衆網の組み合わせが、本当に安価な通
話回線であるのか信頼性が低くなった通信路が設定され
ることなく、再び信頼性のある情報が登録されるまで
は、他の信頼性の高い情報だけが利用される信頼性の高
いシステムが構築される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における専公接続の通信網構成図であ
る。
【図2】実施形態1における専用網内の記憶装置に記録
されている携帯端末の情報に関する第一のテーブルの一
例を示した図である。
【図3】実施形態1における専用網内の記憶装置に記録
されている例えば市外局番等の地域番号と、この地域番
号に近接する専用網内のPBXとの対応を示す第二のテ
ーブルの一例を示した図である。
【図4】本発明における携帯端末の構成図である。
【図5】携帯端末から専用網内の記憶装置に地域番号を
記録、および携帯端末への着信規制を設定する際のシー
ケンス図である。
【図6】専用網内の内線端末から公衆網内の携帯端末へ
の着信の際のシーケンス図である。
【図7】携帯端末が行う処理動作フローである。
【図8】公衆網内の携帯端末に着信規制が設定されてい
る時の、専用網内の内線端末から携帯端末への着信を試
みた際のシーケンス図である。
【図9】携帯端末の位置情報等を記録する第三のテーブ
ルである。
【図10】基地局IDとその基地局IDを有する基地局
がある地域に近接する専用網内のPBXとの対応表であ
る。
【図11】携帯端末が接続される基地局が有する基地局
固有の情報である基地局IDの収集方法と、専用網内の
記憶装置への地域番号と基地局IDの対応表の作成方法
を示すシーケンス図である。
【図12】図11とは異なる、携帯端末が接続される基
地局が有する基地局固有の情報である基地局IDの収集
方法と、専用網内の記憶装置への地域番号と基地局ID
の対応表の作成方法を示すシーケンス図である。
【図13】図7とは異なる、携帯端末の処理動作フロー
である。
【図14】専用網内の内線端末から、公衆網内の携帯端
末へ、携帯端末が接続された基地局の基地局IDに基づ
き、通話回線を設定する際のシーケンス図である。
【図15】携帯端末が通話圏外にいる場合の着信規制記
録方法、及び着信規制の自動解除方法に関するシーケン
ス図である。
【符号の説明】
19 固定電話網、 20 公衆移動体通信
網大阪、22 第一の基地局、 28 公衆電
話、1000 公衆網、 12 PBX
東京、13 PBX大阪、 14 PBX大
船、27 内線端末、 16 計算機、1
7 記憶装置、 23 第二の基地局、1
001 専用網、 24 携帯端末、1
制御部、 2 データ記憶部、3
データ入出力部、 4 PB送信部、5 ディ
スプレイ、 6 送受話器、7 A/D変換
器、 8 音声コーデック、9 多重化部
10 送受信部、11 アンテナ、
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/26 - 7/26 113 H04Q 7/04 - 7/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆番号に基づき回線の接続が行われ、携
    帯端末が接続される地域毎にそれぞれ設置された複数の
    基地局を有する公衆網、上記公衆網の複数の地域毎にそ
    れぞれ接続される複数の構内交換機を有し、端末が接続
    され内線番号に基づき回線の接続が行われる専用網、上
    記公衆網または専用網に切り替え接続され、上記専用網
    の通信地域外に位置する時、上記公衆網の複数の地域の
    いずれに位置するかを示す地域番号が設定入力され、上
    記公衆網へ出力する携帯端末、上記公衆網の複数の地域
    の地域番号に対応させて、上記複数の構内交換機の構内
    交換機番号を予め記憶するとともに、上記携帯端末から
    上記公衆網へ入力された上記地域番号を上記携帯端末と
    対応させて記憶する記憶装置、及び、上記専用網に接続
    された上記端末から上記携帯端末へ通話する時、上記携
    帯端末が上記公衆網に接続されている際は、上記記憶装
    置に記憶された上記携帯端末が位置する地域番号に基づ
    き上記専用網を経由して、対応させて記憶された構内交
    換機番号の構内交換機及び上記公衆網を介して通話網を
    形成する手段、を備えたことを特徴とする携帯端末用専
    公接続通信システム。
  2. 【請求項2】公衆番号に基づき回線の接続が行われ、携
    帯端末が接続される地域毎にそれぞれ設置された複数の
    基地局を有する公衆網、 上記公衆網の複数の地域毎にそれぞれ接続される複数の
    構内交換機を有し、端末が接続され内線番号に基づき回
    線の接続が行われる専用網、 上記公衆網または専用網に切り替え接続され、上記専用
    網の通信地域外に位置する時、上記公衆網の複数の地域
    のいずれに位置するかを示す地域番号が設定入力され、
    上記公衆網へ出力する上記携帯端末、 上記公衆網の複数の地域の地域番号に対応させて、上記
    複数の構内交換機の構内交換機番号を予め記憶するとと
    もに、上記携帯端末から上記公衆網へ入力された地域番
    を介して、上記携帯端末が接続された基地局を識別す
    る基地局情報を上記構内交換機番号に対応させて記憶す
    る記憶装置、 及び、上記専用網に接続された上記端末から上記携帯端
    末へ通話する時、上記携帯端末が上記公衆網に接続され
    ている際は、上記記憶装置に記憶された上記携帯端末が
    接続された基地局情報に基づき、上記記憶装置に記憶さ
    れた構内交換機番号の構内交換機及び上記公衆網を介し
    て通話網を形成する手段、 を備えたことを特徴とする携帯端末用専公接続通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】公衆網に接続された携帯端末において、地
    域番号が入力されてから、所定の期間が経過すると、地
    域番号の入力を促す信号を出力する信号出力部を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末用
    専公接続通信システム。
  4. 【請求項4】複数の基地局は、それぞれの基地局を識別
    する基地局情報を含む制御信号を携帯端末に出力し、公
    衆網に接続された上記携帯端末が上記基地局情報の変化
    を認識すると、上記携帯端末に地域番号の入力を促す信
    号を出力する信号出力部を備えたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の携帯端末用専公接続通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】携帯端末が、地域番号の入力を促されたこ
    とに対して応答しない場合は、記憶装置に上記携帯端末
    へ端末を接続することを停止する情報を記録し、上記記
    録された情報に基づき上記端末から上記携帯端末への接
    続を停止することを特徴とする請求項3に記載の携帯端
    末用専公接続通信システム。
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