JP2903845B2 - 自動車用押し出し材の補強構造 - Google Patents

自動車用押し出し材の補強構造

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押し出し加工により一
体に成形されるアルミ材料の自動車用押し出し材の補強
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用押し出し材の補強構造と
しては、例えば図13〜図14に示すようなものがある
(例えば、ドイツ特許第3728757号公報参照)。
【0003】これは、サイドシルの補強構造に関するも
ので、サイドシル20の内部にパイプ21を挿入してサ
イドシル20の補強を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用押し出し材の補強構造にあっては、
単に補強パイプ21をサイドシル20の断面内に挿入し
たのみであるため、補強パイプ21とサイドシル20と
が相互に関連して作用することがないので、側面衝突時
に、十分エネルギーを吸収することが出来ず、しかも、
フロアへの荷重伝達が行われないので、補強パイプ21
は単にサイドシル20の補強だけに留まっているという
問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、衝
突時における車室の変形を抑える剛性を大幅に向上した
自動車用押し出し材の補強構造を提供しようとするもり
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、押し
出し加工により一体に成形される骨格部材の捩り中心部
に中空断面部を形成し、該中空断面部に剛性の高い多角
の中空補強部材を入するとともに、該中空補強部材
は前記骨格部材の捩り中心に対してオフセット配置し、
中空断面部まわりの骨格材と前記骨格部材の外壁との間
複数個のリブを押し出し加工により一体に成形し
該リブは、その一のリブと前記補強部材とを結んだ延長
上付近に少なくとも1個以上の他のリブが存在する如
くに配置した。
【0007】
【作用】車体に荷重が加えられ骨格部材が変形すると、
変形した骨格部材の外壁よりリブを介して補強部材に捩
り変形力が加えられる。しかしこの際、残りの変形の起
きていない外壁と連結しているリブにより補強部材の変
形が抑えられるので自動車用押し出し材の変形は抑えら
れる。
【0008】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。図1
〜図9は本発明をサイドシルに適用した一実施例を示す
図である。
【0009】まず構成を説明する。図1は本発明を実施
した車体構造1を示す図でA部に本発明を適用したサイ
ドシルを示す。
【0010】図2にサイドシル2及びフロア3を、図3
に構成部品を分解した拡大図を示す。
【0011】サイドシル2は軽量化のためにアルミ材料
を用いた押し出し材で作られ、剛性を高めるため断面を
拡大し、断面係数を大きくしている。サイドシル2は骨
格構造の捩り中心に中空断面部4を有し、該中空断面部
にスチール製の剛性の大きい中空の補強部材5が挿入さ
れている。また、中空断面部4まわりの骨格材6と外壁
7との間にはリブ8〜13が設けられている。
【0012】リブ8〜13は、図4に示すように、例え
ばリブ8に近い外壁7aが、サイドシル2に掛る捩りモ
ーメントMによって点線で示したように変形を受けたと
きに該リブ8と補強部材5とを結んだ延長線に近い最も
変形が及ばない外壁7bに近い所に、リブ8と対をなす
リブ11が存在するように配置されている。
【0013】また、同様に図5に示すように荷重Fで外
壁7aが変形したときに、リブ8の補強部材5方向への
延長線に近い変形の及ばない外壁7bにリブ8と対をな
すリブ10,11,12を設ける如くに設置されてい
る。
【0014】すなわち、或るリブに近い外壁が変形した
ときに該リブと補強部材5とを結んだ延長線上に近い最
も変形の及び難い外壁のところに、変形した外壁と連結
するリブと対となるリブが1個以上設けられている。
【0015】また、サイドシル2には、インナ側の壁面
にフロア3と接合するための接合面14,15が、接合
面15はサイドシル2の下部に、接合面14はリブ9の
位置する中間部に設けられており、接合面14はフロア
3と接合する前には図3に示すように上方を向いてい
る。
【0016】図6はサイドシル2とフロア3との組み立
て状況を示す。サイドシル2の中空断面部4に中空補強
材5を挿入し、フロア3との接合は、先ずフロア3を接
合面15の上部から重ねスポット溶接16で接合し、そ
の後、接合面14を図6に示すように下方に折り曲げ、
フロア3の上面に重ねスポット溶接17で接合する。
【0017】更にシートベルト18のアンカ部19は図
7に示すように、サイドシル2のインナ側壁面7cを一
部切り欠き内部の中空補強材5に溶接したウエルドナッ
ト部20にボルト21により取り付けられている。
【0018】次に作用を説明する。サイドシルは押し出
し成形により一体に作られている。サイドシル2は軽量
化のためにアルミ材料で作られ、剛性を高めるために断
面を拡大して断面係数を大きくしている。ちなみにアル
ミのヤング率は7000kgf/mm2、スチールのヤ
ング率は21000kgf/mm2である。
【0019】サイドシル2には、例えばフロントピラー
21、センターピラー22等の車体を構成する骨格部材
が接合されているので、車体1が変形した際にピラーが
接合しているサイドシル2の外壁7に大きな荷重が加わ
り、サイドシル2を捩るような荷重が伝わる。
【0020】サイドシル2の捩り中心は一点であるが、
補強部材5にはある大きさがあるため、補強部材5は捩
り中心よりオフセットした位置にある。このため、サイ
ドシルが捩り変形を受けると外壁7に加わった荷重はリ
ブを介して補強部材5に捩り変形を加える。
【0021】しかし、本実施例においては、例えばリブ
8によって補強部材5に変形が加わった際に、残りの変
形の起きていない外壁と連結されているリブ11等によ
り補強部材5の変形が抑えられる。その結果荷重を受け
た外壁の変形は抑えられる。
【0022】これは、理論的には、図8に示すように、
ある一点24にモーメント荷重Mが加わったときに、そ
のモーメントMを打ち消すには、その力と逆の方向のモ
ーメント力が発生するところ25に力を加える。また
は、固定してやるのが効果的ということである。
【0023】別の言い方をすれば、本実施例の場合、サ
イドシル2の或る外壁が受けた荷重を捩り中心近傍にお
かれた高剛性の補強部材5に伝え、該荷重を変形した外
壁から離れた変形のない外壁と連結したリブを介して変
形の発生していない外壁で受ける。つまり、サイドシル
2の部材の全体で効率的に荷重を受けてサイドシル2の
変形を抑えているのである。
【0024】また、本実施例においては図5に示すよう
に、サイドシル2の上面に加わるセンターピラーから受
ける荷重Fに対して、断面が変形するのを防ぎセンター
ピラーとの結合剛性も向上する。
【0025】さらに、前面衝突時にフロア3が内側上方
に変形し、特にアルミの場合、スポット溶接の強度が低
いため、サイドシル2との接合部から破壊することがあ
る。しかし本実施例によれば図9に示すようにフロア3
とサイドシル2とを接合面14,15によりフロア3の
上面と下面とからスポット接合を行っているため、図9
の如くフロア3が内側上方に引っ張られた際に、サイド
シル2とフロア3のスポット接合部16,17にはスポ
ット強度が最大となるせん断力が作用するとともに、接
合面の荷重はリブ9及びリブ10を通して補強部材5に
伝わるので、サイドシル2の破壊は防止される。このた
め前面衝突時にフロア3がサイドシル2から離れ破壊す
るのを防止することができる。
【0026】また、側面衝突時には、図10に示すよう
にサイドシル2のアウタ部側の壁面に荷重Fが加わる際
に、中空断面部に補強部材5が挿入されているので、潰
れ変形がアウタ部で留まり、しかもリブ11,12,1
3が潰れることにより車室の変形をさせることなく、エ
ネルギーを効率良く吸収できる。
【0027】さらに、シートベルトアンカ部19を剛性
の高い補強部材5に取り付けているので、衝突時に取付
部が破壊することはない。
【0028】図11〜図12には、本発明の他の実施例
を示す。この実施例は、サイドシル2のアウター部の外
壁のコーナ部23,24にカスガイ状のリブ25,2
6,27を設け、このリブ25,26,27と中空断面
部の骨格部6とをリブ28,29で連結するとともに、
コーナ部23,24とカスガイ状リブ25,26,27
との間にスチール製の補強部材30,31を挿入したも
のである。
【0029】本実施例によれば、前記実施例に加えて、
側面衝突時に図12の如くサイドシル2のアウター部に
荷重Fが加わると、壁面が潰れ始めるが、その際にコー
ナ部にスチール製の補強部材30,31が挿入されてい
るので、荷重が加わった部分のみが局部的に変形するの
ではなく、補強部材30,31によって荷重が広範囲に
分散され外壁を潰れさせるので、変形量は小さくなり、
しかもエネルギー吸収効率は大幅に高められる。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように構成されている
ので、本発明によれば、荷重が加わった外壁からリブを
介して捩り中心部に設置された補強部材にねじり変形が
加わった際に、残りの変形の起きていない外壁と連結さ
れているリブにより補強部材の変形が抑えられるので、
荷重を受けた外壁の変形が抑えられ、サイドシルの剛性
を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した車体構造を示す斜
視図。
【図2】本発明の一実施例の一部を断面して示す斜視
図。
【図3】同じく一実施例の構成部品を分解して示す斜視
図。
【図4】同じく一実施例のサイドシルに捩りモーメント
が加わったときの状態を示す断面図。
【図5】同じく一実施例のサイドシルに上方より荷重が
加わったときの状態を示す断面図。
【図6】同じく一実施例の組立状況を示す断面図。
【図7】同じく一実施例のシートベルトアンカーの取付
状況を示す斜視図。
【図8】同じく一実施例の効果を説明する斜視図。
【図9】同じく一実施例の車両前方より荷重が加わった
ときの状態を示す断面図。
【図10】同じく一実施例の車両側面より荷重が加わっ
たときの状態を示す断面図。
【図11】本発明の他の実施例の一部を断面して示す斜
視図。
【図12】同じく他の実施例の車両側面より荷重が加わ
ったときの状態を示す斜視図。
【図13】従来の車体構造例を示す斜視図。
【図14】従来のサイドシルの補強構造例を示す断面
図。
【符号の説明】
2…サイドシル 3…フロア 5…補強部材 8,9,10,11,12,13…リブ 14,15…接合面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し出し加工により一体に成形される骨
    格部材の捩り中心部に中空断面部を形成し、該中空断面
    部に剛性の高い多角形の中空補強部材を入するととも
    に、該中空補強部材は前記骨格部材の捩り中心に対して
    オフセット配置し、中空断面部まわりの骨格材と前記骨
    格部材の外壁との間に複数個のリブを押し出し加工に
    より一体に成形し、該リブは、その一のリブと前記補強
    部材とを結んだ延長線上付近に少なくとも1個以上の
    リブが存在する如くに配置したことを特徴とする自動
    車用押し出し材の補強構造。
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