JP2900263B2 - プライヤ - Google Patents
プライヤInfo
- Publication number
- JP2900263B2 JP2900263B2 JP63322251A JP32225188A JP2900263B2 JP 2900263 B2 JP2900263 B2 JP 2900263B2 JP 63322251 A JP63322251 A JP 63322251A JP 32225188 A JP32225188 A JP 32225188A JP 2900263 B2 JP2900263 B2 JP 2900263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- cutting
- hinge
- grip
- pliers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/3201—Scissors
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/88—Osteosynthesis instruments; Methods or means for implanting or extracting internal or external fixation devices
- A61B17/8863—Apparatus for shaping or cutting osteosynthesis equipment by medical personnel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26B—HAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B26B17/00—Hand cutting tools, i.e. with the cutting action actuated by muscle power with two jaws which come into abutting contact
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Public Health (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pathology (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プライヤに関し、更に詳しく言えば、ワイ
ヤ、ねじ等の切断のための外科用のプライヤであって、
前端に第1切断刃、後端にハンドルを有する切断握りレ
バーを備え、第1切断刃に対向して設けられた第2切断
刃を有する切断レバーが切断レバー・ヒンジによって切
断握りレバーに旋回可能に接続され、握りレバーが握り
レバー・ヒンジによって切断レバー・ヒンジの背後で切
断握りレバーに旋回可能に接続され、伝達機構が握りレ
バーと切断レバーとの間に設けられたプライヤに関する
ものである。
ヤ、ねじ等の切断のための外科用のプライヤであって、
前端に第1切断刃、後端にハンドルを有する切断握りレ
バーを備え、第1切断刃に対向して設けられた第2切断
刃を有する切断レバーが切断レバー・ヒンジによって切
断握りレバーに旋回可能に接続され、握りレバーが握り
レバー・ヒンジによって切断レバー・ヒンジの背後で切
断握りレバーに旋回可能に接続され、伝達機構が握りレ
バーと切断レバーとの間に設けられたプライヤに関する
ものである。
〈従来の技術〉 骨等の外科手術においては、高延性の鋼線を短くする
必要性がしばしば起こる。例えば、1〜3mmの直径を有
するキルシュネルワイヤは、それが両側から突出するよ
うにワイヤを引っ張るための継ぎ目に通される。同様な
ワイヤは、中空ねじを挿入する際の案内用の心棒として
用いられる。更に、手の外科手術の際に、全指の長手方
向にキルシュネルワイヤを通して、信頼性のある固定を
行なう。これらのキルシュネルワイヤは市場で役に立つ
長さで得られ、又、有効な状況に適応でき、外科手術中
に短縮される。
必要性がしばしば起こる。例えば、1〜3mmの直径を有
するキルシュネルワイヤは、それが両側から突出するよ
うにワイヤを引っ張るための継ぎ目に通される。同様な
ワイヤは、中空ねじを挿入する際の案内用の心棒として
用いられる。更に、手の外科手術の際に、全指の長手方
向にキルシュネルワイヤを通して、信頼性のある固定を
行なう。これらのキルシュネルワイヤは市場で役に立つ
長さで得られ、又、有効な状況に適応でき、外科手術中
に短縮される。
更に、肢の骨を通して外部のシュタインマン牽引釘を
動かすためにいわゆる固定子を用いるときに、前述した
ワイヤは有用である。これらのシュタインマン牽引釘は
固定子に装着するために、正しい長さに外部から短縮し
なければならない。同じことは、シャンツねじにも適用
できる。
動かすためにいわゆる固定子を用いるときに、前述した
ワイヤは有用である。これらのシュタインマン牽引釘は
固定子に装着するために、正しい長さに外部から短縮し
なければならない。同じことは、シャンツねじにも適用
できる。
これらの全ての場合においては、上述のワイヤ又はね
じの鋸断又は研削は衛生上の理由から禁止されているの
で、前述した種類のプライヤが材料分離のために用いら
れる。鋸断屑又は研削ダストが感染の危険性のために、
傷口に入らないようにしなければならないので、材料の
分離は切屑なしに行なわなければならない。
じの鋸断又は研削は衛生上の理由から禁止されているの
で、前述した種類のプライヤが材料分離のために用いら
れる。鋸断屑又は研削ダストが感染の危険性のために、
傷口に入らないようにしなければならないので、材料の
分離は切屑なしに行なわなければならない。
従来から外科用に使われてきたプライヤは、サイドカ
ッタの形態をしているか、稀に端面切断刃を有するボル
トカッタの形態を有し、又使用者が切断刃から棒、ワイ
ヤ又はねじに作用する必要な力を生じさせることを可能
にするために握りレバー間に伝達機構を有している。
ッタの形態をしているか、稀に端面切断刃を有するボル
トカッタの形態を有し、又使用者が切断刃から棒、ワイ
ヤ又はねじに作用する必要な力を生じさせることを可能
にするために握りレバー間に伝達機構を有している。
プライヤのハンドルの開き角度が人間の手の性質上制
約されるので、又、切断すべきワイヤ又はねじの直径に
よって、当然の制約が伝達機構を介し得られる機械的利
益(メカニカル・アドバンテージ)にもかかってくる。
その結果、大きい直径の、ワイヤ又はねじを切断すると
きに、使用者はしばしば両手を使用せざるを得なくな
る。しかし、これは比較的に面倒である。
約されるので、又、切断すべきワイヤ又はねじの直径に
よって、当然の制約が伝達機構を介し得られる機械的利
益(メカニカル・アドバンテージ)にもかかってくる。
その結果、大きい直径の、ワイヤ又はねじを切断すると
きに、使用者はしばしば両手を使用せざるを得なくな
る。しかし、これは比較的に面倒である。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明が解決しようとする課題は、直径が大きい、ワ
イヤ、ねじ等でも簡単に切断でき、又片手の操作だけで
有効適切な力を出すことができる外科用のプライヤを得
ることにある。
イヤ、ねじ等でも簡単に切断でき、又片手の操作だけで
有効適切な力を出すことができる外科用のプライヤを得
ることにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明のプライヤは、一端がドグル・ヒンジによって
握りレバーに旋回可能に接続された入力駆動部材として
の伝達レバーと、一端が支持ヒンジによって切断握りレ
バーに旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー・ヒ
ンジによって伝達レバーの他端に旋回可能に接続された
支持レバーと、一端が中間ヒンジによって切断レバーに
旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー・ヒンジに
よって伝達レバーの他端に旋回可能に接続された出力駆
動部材としての中間レバーとからなるトグル・レバー駆
動装置が伝達機構として設けられ、伝達レバーが握りレ
バーによって荷重をかけられ、中間レバーが切断レバー
を切断握りレバー上に支持する切断レバー・ヒンジの第
2切断刃から離れた側において該切断レバーに作用し、
切断握りレバーに対する握りレバーの相対的な旋回運動
により、握りレバーと切断握りレバーとに形成されたハ
ンドルの間の距離が小さくなるに従って切断握りレバー
に対する切断レバーの次第に小さくなる旋回運動をもた
らし、ハンドルの間の距離の小さくなるに従って機械的
利益が増大することを特徴とした手段によって、前記課
題を解決している。
握りレバーに旋回可能に接続された入力駆動部材として
の伝達レバーと、一端が支持ヒンジによって切断握りレ
バーに旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー・ヒ
ンジによって伝達レバーの他端に旋回可能に接続された
支持レバーと、一端が中間ヒンジによって切断レバーに
旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー・ヒンジに
よって伝達レバーの他端に旋回可能に接続された出力駆
動部材としての中間レバーとからなるトグル・レバー駆
動装置が伝達機構として設けられ、伝達レバーが握りレ
バーによって荷重をかけられ、中間レバーが切断レバー
を切断握りレバー上に支持する切断レバー・ヒンジの第
2切断刃から離れた側において該切断レバーに作用し、
切断握りレバーに対する握りレバーの相対的な旋回運動
により、握りレバーと切断握りレバーとに形成されたハ
ンドルの間の距離が小さくなるに従って切断握りレバー
に対する切断レバーの次第に小さくなる旋回運動をもた
らし、ハンドルの間の距離の小さくなるに従って機械的
利益が増大することを特徴とした手段によって、前記課
題を解決している。
本発明に基づいて設けられたこれらの手段の結果とし
て、プライヤのハンドルにかかる同じ力に対してワイヤ
にかかるプライヤの第1及び第2切断刃によって生じる
分離力が進行する切断工程中に増大する。このようにし
て、操作中にワイヤ又はねじを切断する際に、使用者は
切断のために別の手を用いることを強いられない。従っ
て、プライヤの使用が著しく簡単になり、使用者は別の
作業をするために片手が自由になる。
て、プライヤのハンドルにかかる同じ力に対してワイヤ
にかかるプライヤの第1及び第2切断刃によって生じる
分離力が進行する切断工程中に増大する。このようにし
て、操作中にワイヤ又はねじを切断する際に、使用者は
切断のために別の手を用いることを強いられない。従っ
て、プライヤの使用が著しく簡単になり、使用者は別の
作業をするために片手が自由になる。
使用者は、先ず加工物が小さな機械的利益によってク
ランプされるようになるまで、プライヤを動かす。この
間に、第1及び第2切断刃はハンドルの特別の閉鎖経路
に関して互いに比較的大きい経路を通る。切断工程の開
始時に、第1及び第2切断刃に必要な力がまだ低いとき
に、機械的利益はほとんど変化せず、第1及び第2切断
刃が比較的大きい経路を通過する。切断作業が機械的利
益を作って、そして又第1及び第2切断刃にかかる力が
本発明に基づいて急速に増大するときだけ、他方、ハン
ドルの閉鎖経路に関して第1及び第2切断刃が通過する
経路は大きく減少する。
ランプされるようになるまで、プライヤを動かす。この
間に、第1及び第2切断刃はハンドルの特別の閉鎖経路
に関して互いに比較的大きい経路を通る。切断工程の開
始時に、第1及び第2切断刃に必要な力がまだ低いとき
に、機械的利益はほとんど変化せず、第1及び第2切断
刃が比較的大きい経路を通過する。切断作業が機械的利
益を作って、そして又第1及び第2切断刃にかかる力が
本発明に基づいて急速に増大するときだけ、他方、ハン
ドルの閉鎖経路に関して第1及び第2切断刃が通過する
経路は大きく減少する。
経路転換比はプライヤが開いているときにまだ比較的
大きいので、第1及び第2切断刃は、ハンドルを互いに
極端に大きく旋回させずに簡単に開いて、加工物を掴む
ことができる。
大きいので、第1及び第2切断刃は、ハンドルを互いに
極端に大きく旋回させずに簡単に開いて、加工物を掴む
ことができる。
本発明の別の実施例においては、プライヤに作用する
際に、より小さくなる鋭角が握りレバーと伝達レバーと
の間に設けられ、プライヤに作用する際に、より大きく
なる鈍角が支持レバーと中間レバーとの間に設けられ、
第1及び第2切断刃が閉じられたとき、伝達レバーが握
りレバーにほゞ平行になり、又、第2トグル・レバーが
その延長位置直前にあることを特徴としている。
際に、より小さくなる鋭角が握りレバーと伝達レバーと
の間に設けられ、プライヤに作用する際に、より大きく
なる鈍角が支持レバーと中間レバーとの間に設けられ、
第1及び第2切断刃が閉じられたとき、伝達レバーが握
りレバーにほゞ平行になり、又、第2トグル・レバーが
その延長位置直前にあることを特徴としている。
2つのトグル・レバーの角度の選択によって、トグル
・レバーの角度の比較的大きい変化がそれらのヒンジ点
の非常に小さな変位をもたらすだけであるので、機械的
利益がプライヤの閉鎖移動の終了領域において特に大き
くなることを保証することができる。
・レバーの角度の比較的大きい変化がそれらのヒンジ点
の非常に小さな変位をもたらすだけであるので、機械的
利益がプライヤの閉鎖移動の終了領域において特に大き
くなることを保証することができる。
本発明のプライヤを簡単な準備で広い状況に要求され
る機械的利益に適合させるために、本発明の別の実施例
に基づいて次のことがなされる。握りレバーに旋回可能
に接続された伝達レバーは、支持レバーの長さの約3〜
6倍、好ましくは4〜5倍、特に4.5倍である。握りレ
バーを切断握りレバーに接続する握りレバー・ヒンジ
と、第1トグル・レバーのトグル・ヒンジとの間の間隔
は、握りレバー・ヒンジと切断握りレバーに支持レバー
を保持する支持ヒンジとの間の距離の約1.5〜3倍、好
ましくは2〜2.5倍である。
る機械的利益に適合させるために、本発明の別の実施例
に基づいて次のことがなされる。握りレバーに旋回可能
に接続された伝達レバーは、支持レバーの長さの約3〜
6倍、好ましくは4〜5倍、特に4.5倍である。握りレ
バーを切断握りレバーに接続する握りレバー・ヒンジ
と、第1トグル・レバーのトグル・ヒンジとの間の間隔
は、握りレバー・ヒンジと切断握りレバーに支持レバー
を保持する支持ヒンジとの間の距離の約1.5〜3倍、好
ましくは2〜2.5倍である。
作業中に使用するために重要となるプライヤのハンド
ル構造を特に小型簡便にするために、本発明の別の実施
例では、中間レバーの長さは伝達レバーの長さの1/6〜2
/3、好ましくは1/4〜1/2、特に1/3である。
ル構造を特に小型簡便にするために、本発明の別の実施
例では、中間レバーの長さは伝達レバーの長さの1/6〜2
/3、好ましくは1/4〜1/2、特に1/3である。
本発明の更に好適な実施例においては、中間レバーの
長さが小さく作られ、中間レバーがばねとして構成され
る。このようにして、大きい直径の、ワイヤ又はねじを
切断するためにプライヤを閉じるとき、第1切断刃と第
2切断刃と間の閉じ角は最初のうち第1及び第2切断刃
がワイヤ又はねじをクランプして僅かに切り込むまで変
化せず、他方、プライヤのハンドルの閉じ角、即ち、切
断握りレバーと握りレバーとの間の間隔は少し小さくな
っている。そのときは、第1及び第2切断刃によって生
じる力による機械的利益が、プライヤの切断刃によって
生じる圧力が切断圧力に対応するようなレベルまで増大
される。従って、プライヤの第1及び第2切断刃の間に
挟まれたワイヤ又はねじの切断工程は継続され得る。こ
のようにして、使用者は太いワイヤ又はねじを切断する
際に、細いワイヤを切断するとの同じ力を必要とするに
過ぎない。従って、切断すべき物品の厚みに関係なく、
本発明のプライヤを特に均等に作動させることができ
る。
長さが小さく作られ、中間レバーがばねとして構成され
る。このようにして、大きい直径の、ワイヤ又はねじを
切断するためにプライヤを閉じるとき、第1切断刃と第
2切断刃と間の閉じ角は最初のうち第1及び第2切断刃
がワイヤ又はねじをクランプして僅かに切り込むまで変
化せず、他方、プライヤのハンドルの閉じ角、即ち、切
断握りレバーと握りレバーとの間の間隔は少し小さくな
っている。そのときは、第1及び第2切断刃によって生
じる力による機械的利益が、プライヤの切断刃によって
生じる圧力が切断圧力に対応するようなレベルまで増大
される。従って、プライヤの第1及び第2切断刃の間に
挟まれたワイヤ又はねじの切断工程は継続され得る。こ
のようにして、使用者は太いワイヤ又はねじを切断する
際に、細いワイヤを切断するとの同じ力を必要とするに
過ぎない。従って、切断すべき物品の厚みに関係なく、
本発明のプライヤを特に均等に作動させることができ
る。
特に切欠き衝撃値の高いワイヤを切断するために、本
発明の更に別の実施例は、中間レバーがU字状圧縮ばね
によって形成されている。そのばね溝は中間レバーの長
さの変化を限定する。中間レバーの長さの最大減少は、
トグル・レバー・ヒンジの全変位経路の約1/10〜1/3、
好ましくは1/7〜1/4、特に1/5である。このようにし
て、プライヤのハンドルが十分に一体に押し付けられと
きに、プライヤの第1切断刃と第2切断刃とが互いに十
分に接触する。従って、作業中に加工物の支障のない切
断が常に保証される。
発明の更に別の実施例は、中間レバーがU字状圧縮ばね
によって形成されている。そのばね溝は中間レバーの長
さの変化を限定する。中間レバーの長さの最大減少は、
トグル・レバー・ヒンジの全変位経路の約1/10〜1/3、
好ましくは1/7〜1/4、特に1/5である。このようにし
て、プライヤのハンドルが十分に一体に押し付けられと
きに、プライヤの第1切断刃と第2切断刃とが互いに十
分に接触する。従って、作業中に加工物の支障のない切
断が常に保証される。
本発明の別の実施例においては、第1トグル・レバー
のトグル・ヒンジを形成する第2ヒンジ及び、又は支持
ヒンジは、握りレバー又は切断握りレバーの方向に夫々
調節可能に配置される。このようにして、プライヤのハ
ンドルの閉じ角を減少するための更に別の可能性が与え
られる。即ち、大径の、ワイヤ又はねじを切断する際
に、加工物を部分的に切り込むか又は加工物を掴んだ後
に、切断刃が加工物に必要な分離力を生じる程度に機械
的利益が増加する。
のトグル・ヒンジを形成する第2ヒンジ及び、又は支持
ヒンジは、握りレバー又は切断握りレバーの方向に夫々
調節可能に配置される。このようにして、プライヤのハ
ンドルの閉じ角を減少するための更に別の可能性が与え
られる。即ち、大径の、ワイヤ又はねじを切断する際
に、加工物を部分的に切り込むか又は加工物を掴んだ後
に、切断刃が加工物に必要な分離力を生じる程度に機械
的利益が増加する。
1つのトグル・レバー構造のみによって動作する格別
に単純な本発明の実施例においては、伝達機構を、握り
レバーを握りレバー・ヒンジ側から切断レバー・ヒンジ
側へ延長する状態で設けられた入力駆動部材としてのト
グル・レバー・アームと、切断レバー・ヒンジに対して
第2切断刃から遠い切断レバーの後方アームに一端が伝
達ヒンジで旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー
・ヒンジによってトグル・レバー・アームに旋回可能に
接続された出力駆動部材としてのトグル・レバー・リン
クとからなるトグル・レバー伝達機構で構成し、プライ
ヤが開いた状態から第1及び第2切断刃が閉じられるか
又はほゞ閉じられるようにハンドルの間の距離が低減す
るとき、トグル・レバー伝達機構は、切断レバー・ヒン
ジ、伝達ヒンジ、トグル・レバー・ヒンジの3点の作る
角度が30゜から90゜未満の間で増加することを特徴とし
ている。即ちトグル・レバー・リンクはプライヤの開い
た状態においてトグル・レバー・アームに対して少なく
とも30〜40゜、特に35゜の角度を有し、この角度は第1
及び第2切断刃が一体に動くときに適宜漸次90゜未満に
まで、好ましくは40゜〜80゜、適宜60〜70゜、特に第1
及び第2切断刃が閉じられるか又はほゞ閉じられるとき
に約60゜にまでなる。
に単純な本発明の実施例においては、伝達機構を、握り
レバーを握りレバー・ヒンジ側から切断レバー・ヒンジ
側へ延長する状態で設けられた入力駆動部材としてのト
グル・レバー・アームと、切断レバー・ヒンジに対して
第2切断刃から遠い切断レバーの後方アームに一端が伝
達ヒンジで旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー
・ヒンジによってトグル・レバー・アームに旋回可能に
接続された出力駆動部材としてのトグル・レバー・リン
クとからなるトグル・レバー伝達機構で構成し、プライ
ヤが開いた状態から第1及び第2切断刃が閉じられるか
又はほゞ閉じられるようにハンドルの間の距離が低減す
るとき、トグル・レバー伝達機構は、切断レバー・ヒン
ジ、伝達ヒンジ、トグル・レバー・ヒンジの3点の作る
角度が30゜から90゜未満の間で増加することを特徴とし
ている。即ちトグル・レバー・リンクはプライヤの開い
た状態においてトグル・レバー・アームに対して少なく
とも30〜40゜、特に35゜の角度を有し、この角度は第1
及び第2切断刃が一体に動くときに適宜漸次90゜未満に
まで、好ましくは40゜〜80゜、適宜60〜70゜、特に第1
及び第2切断刃が閉じられるか又はほゞ閉じられるとき
に約60゜にまでなる。
このトグル・レバー伝達機構は90゜の大きさの程度の
ねじれ角を有し、この角は好ましくは90゜よりも幾分小
さく、特にプライヤの非作動状態において80〜90゜とな
り、又、プライヤの十分に圧縮された状態においては延
ばされた状態に接近して配置され、好ましくは120゜と1
50゜との間、特に130〜140゜との間のねじれ角αを有し
ていることを特徴としている。
ねじれ角を有し、この角は好ましくは90゜よりも幾分小
さく、特にプライヤの非作動状態において80〜90゜とな
り、又、プライヤの十分に圧縮された状態においては延
ばされた状態に接近して配置され、好ましくは120゜と1
50゜との間、特に130〜140゜との間のねじれ角αを有し
ていることを特徴としている。
本発明の更に別の実施例においては、ハンドルの間の
距離がより小さくなるに従って、機械的利益が二次曲線
的に増加することを特徴としている。
距離がより小さくなるに従って、機械的利益が二次曲線
的に増加することを特徴としている。
このようにして、プライヤのハンドルにかかる力を再
び一定にしたまま、第1及び第2切断刃によって切断す
べき物品(特に、丸い物品)に作用する力が増大するの
で、材料の切断に必要な物品にかかる第1及び第2切断
刃の切断圧力が全体の切断工程中にわたってほゞ一定に
保たれる。この点において、第1及び第2切断刃の接触
面が物品内への食い込みで二次曲線的に増加するので、
本発明によって与えられる機械的利益の増加が必要にな
る。本発明は、このようにしてワイヤ又はねじの信頼で
きる切断に加えて、非常に均等な力の付加を保証するの
で、外科医は手術中本発明のプライヤを有効かつ均等に
操作することができる。従って、外科医はワイヤ又はね
じを切断するために過剰な圧力を加える必要がない。更
に、このプライヤの使用により、第1及び第2切断刃が
ワイヤ又はねじを最終的に切断するとき、切断工程の終
了時に、がたつきを最小にする。
び一定にしたまま、第1及び第2切断刃によって切断す
べき物品(特に、丸い物品)に作用する力が増大するの
で、材料の切断に必要な物品にかかる第1及び第2切断
刃の切断圧力が全体の切断工程中にわたってほゞ一定に
保たれる。この点において、第1及び第2切断刃の接触
面が物品内への食い込みで二次曲線的に増加するので、
本発明によって与えられる機械的利益の増加が必要にな
る。本発明は、このようにしてワイヤ又はねじの信頼で
きる切断に加えて、非常に均等な力の付加を保証するの
で、外科医は手術中本発明のプライヤを有効かつ均等に
操作することができる。従って、外科医はワイヤ又はね
じを切断するために過剰な圧力を加える必要がない。更
に、このプライヤの使用により、第1及び第2切断刃が
ワイヤ又はねじを最終的に切断するとき、切断工程の終
了時に、がたつきを最小にする。
切断レバー・ヒンジとトグル・レバー・リンクとの間
に位置する、切断レバーの後方アームが第2切断刃を支
持するレバー・アームの1.5〜2倍である。
に位置する、切断レバーの後方アームが第2切断刃を支
持するレバー・アームの1.5〜2倍である。
〈実施例〉 第1図、第2図によればプライヤは切断握りレバー1
を有している。この切断握りレバー1は前端(即ち、図
面の左側)に第1切断刃15を有し、後部はハンドル13に
なっている。切断レバー2は切断レバー・ヒンジ3を介
して切断握りレバー1に旋回可能に枢着されている。切
断レバー2は前方部に第2切断刃15′を有し、第2切断
刃15′は第1切断刃15と共同する。第1切断刃15と第2
切断刃15′とはサイドカッタのように配置される。
を有している。この切断握りレバー1は前端(即ち、図
面の左側)に第1切断刃15を有し、後部はハンドル13に
なっている。切断レバー2は切断レバー・ヒンジ3を介
して切断握りレバー1に旋回可能に枢着されている。切
断レバー2は前方部に第2切断刃15′を有し、第2切断
刃15′は第1切断刃15と共同する。第1切断刃15と第2
切断刃15′とはサイドカッタのように配置される。
切断レバー・ヒンジ3の後ろで握りレバー4が、握り
レバー・ヒンジ5により切断握りレバー1に旋回可能に
取り付けられ、握りレバー4の握りレバー・ヒンジ5か
ら離れた後部はハンドル12になっている。伝達レバー6
の一端はトグル・ヒンジ7でハンドル12に取り付けてあ
る。伝達レバー6は握りレバー4と共に第1トグル・レ
バー(4,6)を形成すると共に、その他端は支持レバー
8と中間レバー10で形成された第2トグル・レバー(8,
10)のトグル・レバー・ヒンジ11′に取り付く。
レバー・ヒンジ5により切断握りレバー1に旋回可能に
取り付けられ、握りレバー4の握りレバー・ヒンジ5か
ら離れた後部はハンドル12になっている。伝達レバー6
の一端はトグル・ヒンジ7でハンドル12に取り付けてあ
る。伝達レバー6は握りレバー4と共に第1トグル・レ
バー(4,6)を形成すると共に、その他端は支持レバー
8と中間レバー10で形成された第2トグル・レバー(8,
10)のトグル・レバー・ヒンジ11′に取り付く。
支持レバー8は支持ヒンジ9を介して切断握りレバー
1に旋回可能に取り付けてある。この支持ヒンジ9は、
切断レバー・ヒンジ3と切断握りレバー1のハンドル13
との間のほゞ中間に位置する。トグル・レバー・ヒンジ
11′に旋回可能に接続された中間レバー10は、弾性的に
圧縮変形でき、トグル・レバー・ヒンジ11′から前方に
延びた前端は切断レバー2の後端に中間ヒンジ11で枢着
されている。
1に旋回可能に取り付けてある。この支持ヒンジ9は、
切断レバー・ヒンジ3と切断握りレバー1のハンドル13
との間のほゞ中間に位置する。トグル・レバー・ヒンジ
11′に旋回可能に接続された中間レバー10は、弾性的に
圧縮変形でき、トグル・レバー・ヒンジ11′から前方に
延びた前端は切断レバー2の後端に中間ヒンジ11で枢着
されている。
中間レバー10はほゞU字形で、中間ヒンジ11とトグル
・レバー・ヒンジ11′を結ぶ線に対してほゞ垂直に延び
るスリット18を有し、該スリット18の両側に2つのばね
片17,17′を備えている。
・レバー・ヒンジ11′を結ぶ線に対してほゞ垂直に延び
るスリット18を有し、該スリット18の両側に2つのばね
片17,17′を備えている。
第1トグル・レバーである握りレバー4と伝達レバー
6とは鋭角をなして居り、その角度はハンドル12,13を
握りしめるとより小さくなる。このとき、伝達レバー6
の前端は前方、即ち第1及び第2切断刃15,15′に向か
う方向に押され、これによりトグル・レバー・ヒンジ1
1′は変位し、これにより第2トグル・レバーを構成す
る支持レバー8と中間レバー10がなす鈍角、即ち中間ヒ
ンジ11、トグル・レバー・ヒンジ11′、支持ヒンジ9の
3点の作る角度はより大きくなる。
6とは鋭角をなして居り、その角度はハンドル12,13を
握りしめるとより小さくなる。このとき、伝達レバー6
の前端は前方、即ち第1及び第2切断刃15,15′に向か
う方向に押され、これによりトグル・レバー・ヒンジ1
1′は変位し、これにより第2トグル・レバーを構成す
る支持レバー8と中間レバー10がなす鈍角、即ち中間ヒ
ンジ11、トグル・レバー・ヒンジ11′、支持ヒンジ9の
3点の作る角度はより大きくなる。
プライヤを開放状態に自動的に戻すために、拡げばね
16を握りレバー4と伝達レバー6との間に設ける。拡げ
ばね16は握りレバー4から離れるように伝達レバー6を
押し付ける。
16を握りレバー4と伝達レバー6との間に設ける。拡げ
ばね16は握りレバー4から離れるように伝達レバー6を
押し付ける。
前述した外科用のプライヤの作用を第3図から第6図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
ワイヤ14等をプライヤによって切断するために、ワイ
ヤ14を第1切断刃15と第2切断刃15′との間に従来のよ
うに配置し、次にハンドル12,13を一緒に握りしめる。
この時に、第2トグル・レバー(8,10)のトグル・レバ
ー・ヒンジ11′が前方に移動する。この移動は弾性の中
間レバー10から中間ヒンジ11を介して切断レバー2に伝
達され、切断レバー2は切断レバー・ヒンジ3を中心に
反時計方向に回動するので、第1切断刃15と第2切断刃
15′とは互いに接近する方向に動き、これにより第3図
から第6図までに示すように切断すべきワイヤ14に食い
込む。
ヤ14を第1切断刃15と第2切断刃15′との間に従来のよ
うに配置し、次にハンドル12,13を一緒に握りしめる。
この時に、第2トグル・レバー(8,10)のトグル・レバ
ー・ヒンジ11′が前方に移動する。この移動は弾性の中
間レバー10から中間ヒンジ11を介して切断レバー2に伝
達され、切断レバー2は切断レバー・ヒンジ3を中心に
反時計方向に回動するので、第1切断刃15と第2切断刃
15′とは互いに接近する方向に動き、これにより第3図
から第6図までに示すように切断すべきワイヤ14に食い
込む。
この動きの当初、第1及び第2切断刃15,15′は丸い
ワイヤ14に食い込む。ワイヤ14は、例えば図面では丸く
なっているが、第3図、第4図から分かるように、先ず
少ない接触領域で両側から食い込む。第1及び第2切断
刃15,15′の最初の小さい接触領域から見て、この段階
での圧力は非常に高いので、ワイヤ14の切断に対するい
かなる困難をも生じさせない。
ワイヤ14に食い込む。ワイヤ14は、例えば図面では丸く
なっているが、第3図、第4図から分かるように、先ず
少ない接触領域で両側から食い込む。第1及び第2切断
刃15,15′の最初の小さい接触領域から見て、この段階
での圧力は非常に高いので、ワイヤ14の切断に対するい
かなる困難をも生じさせない。
ワイヤ14へ第1及び第2切断刃15,15′を更に食い込
ませたとき、第1及び第2切断刃15,15′とワイヤ14と
の接触面が増大するので、第1及び第2切断刃15,15′
は一定の力で一体に押されている限り、第1及び第2切
断刃15,15′によってワイヤ14に生じる圧力は減少す
る。このようにして、食い込みの特定の深さを超えて第
1及び第2切断刃15,15′によって生じる圧力は切断す
べきワイヤ14のとりわけ直径に基づいて、非常に小さく
なるので、ワイヤ14のそれ以上の分離にもはや十分でな
くなる。
ませたとき、第1及び第2切断刃15,15′とワイヤ14と
の接触面が増大するので、第1及び第2切断刃15,15′
は一定の力で一体に押されている限り、第1及び第2切
断刃15,15′によってワイヤ14に生じる圧力は減少す
る。このようにして、食い込みの特定の深さを超えて第
1及び第2切断刃15,15′によって生じる圧力は切断す
べきワイヤ14のとりわけ直径に基づいて、非常に小さく
なるので、ワイヤ14のそれ以上の分離にもはや十分でな
くなる。
圧力を大きく保ってワイヤ14のそれ以上の分離を常に
可能にするために、第1及び第2切断刃15,15′に作用
する力は、第1及び第2切断刃15,15′のワイヤ14との
接触面積の増加に基づいて同様に増加しなければならな
い。
可能にするために、第1及び第2切断刃15,15′に作用
する力は、第1及び第2切断刃15,15′のワイヤ14との
接触面積の増加に基づいて同様に増加しなければならな
い。
第5図、第6図は第1及び第2切断刃15,15′がワイ
ヤ14に更に食い込んだ状態を示す。第1及び第2切断刃
15,15′のワイヤ14との接触面の増大は第6図から明ら
かである。
ヤ14に更に食い込んだ状態を示す。第1及び第2切断刃
15,15′のワイヤ14との接触面の増大は第6図から明ら
かである。
例えば、ワイヤ14のような丸い本体への完全分離に要
する力は、分離工程が進行している際に、第1及び第2
切断刃15,15′の必要な分離圧力を常に得るために、第
1及び第2切断刃15,15′の食い込み深さに基づいてほ
ゞ二次曲線的に増加しなければならない。
する力は、分離工程が進行している際に、第1及び第2
切断刃15,15′の必要な分離圧力を常に得るために、第
1及び第2切断刃15,15′の食い込み深さに基づいてほ
ゞ二次曲線的に増加しなければならない。
このプライヤでは、握りレバー4と切断握りレバー1
とによって形成される閉鎖角度は切断工程中により小さ
くなる。伝達レバー6が握りレバー4に平行になるまで
プライヤが閉じると同時に握りレバー4と伝達レバー6
との間の第1トグル・レバー(4,6)の角度はより小さ
くなる。他方、プライヤが閉じると第2トグル・レバー
(8,10)の角度はより大きくなるので、第2トグル・レ
バー(8,10)はその延び切った位置を取り、又、支持レ
バー8は中間レバー10とほゞ一線になる。
とによって形成される閉鎖角度は切断工程中により小さ
くなる。伝達レバー6が握りレバー4に平行になるまで
プライヤが閉じると同時に握りレバー4と伝達レバー6
との間の第1トグル・レバー(4,6)の角度はより小さ
くなる。他方、プライヤが閉じると第2トグル・レバー
(8,10)の角度はより大きくなるので、第2トグル・レ
バー(8,10)はその延び切った位置を取り、又、支持レ
バー8は中間レバー10とほゞ一線になる。
その結果、伝達レバー6又はトグル・レバー・ヒンジ
11′の前方移動は、ハンドル12,13の閉鎖移動に比べて
常により小さくなる。ハンドル12,13の間の閉鎖角度が
より小さくなると、切断レバー2の旋回も常に小さくな
るので、ハンドル12,13の間の距離がより小さくなると
き、第1切断刃15と第2切断刃15′との間の距離aの変
化が距離bの同じ変化に対して常により小さくなる。こ
のようにして、ハンドル12,13に加える力の機械的利益
が大きくなるので、第1及び第2切断刃15,15′に作用
する力はハンドル12,13に加える力をあまり増加させず
に、より大きく作られる。
11′の前方移動は、ハンドル12,13の閉鎖移動に比べて
常により小さくなる。ハンドル12,13の間の閉鎖角度が
より小さくなると、切断レバー2の旋回も常に小さくな
るので、ハンドル12,13の間の距離がより小さくなると
き、第1切断刃15と第2切断刃15′との間の距離aの変
化が距離bの同じ変化に対して常により小さくなる。こ
のようにして、ハンドル12,13に加える力の機械的利益
が大きくなるので、第1及び第2切断刃15,15′に作用
する力はハンドル12,13に加える力をあまり増加させず
に、より大きく作られる。
第7図において、ハンドル12,13の間の距離bがより
小さくなる様に、ハンドル13に対してハンドル12が初め
から終わりまで動く経路b′に依存して第1及び第2切
断刃15,15′に発生する力Fは、プライヤのハンドル12,
13にほゞ一定の力を作用させた状態で図示されている。
ハンドル12,13の間の距離bがより小さくなるにつれ
て、即ち、経路b′がより大きくなるにつれて、第1及
び第2切断刃15,15′に作用する力Fが増加し、これに
より力Fの増加が、ワイヤ14に作用する第1及び第2切
断刃15,15′の接触面の増加に対応する。このようにし
て、第1及び第2切断刃15,15′はワイヤ14を分離する
ために要する力をワイヤ14に与える。
小さくなる様に、ハンドル13に対してハンドル12が初め
から終わりまで動く経路b′に依存して第1及び第2切
断刃15,15′に発生する力Fは、プライヤのハンドル12,
13にほゞ一定の力を作用させた状態で図示されている。
ハンドル12,13の間の距離bがより小さくなるにつれ
て、即ち、経路b′がより大きくなるにつれて、第1及
び第2切断刃15,15′に作用する力Fが増加し、これに
より力Fの増加が、ワイヤ14に作用する第1及び第2切
断刃15,15′の接触面の増加に対応する。このようにし
て、第1及び第2切断刃15,15′はワイヤ14を分離する
ために要する力をワイヤ14に与える。
大径の、ワイヤ14や、ねじを切断する場合、切断握り
レバー1と握りレバー4との間の閉鎖角度、及びハンド
ル12,13の間の距離bがまだ大きく、かつ、機械的利益
の増加が実際的には起こらないとき、第1及び第2切断
刃15,15′に作用する力の増加がすでに必要になる。
レバー1と握りレバー4との間の閉鎖角度、及びハンド
ル12,13の間の距離bがまだ大きく、かつ、機械的利益
の増加が実際的には起こらないとき、第1及び第2切断
刃15,15′に作用する力の増加がすでに必要になる。
この場合、伝達レバー6の前端、従って、第2トグル
・レバー(8,10)のトグル・レバー・ヒンジ11′は、ハ
ンドル12,13を一体に押し付ける際に前方に変位される
が、中間レバー10の中間ヒンジ11はこの動きに追従しな
い。中間ヒンジ11がこの動きに追従しないのは中間レバ
ー10のスリット18が中間レバー10によって生じるばね力
に抗して一体に先ず押し付けられるからである。その結
果、第1切断刃15と第2切断刃15′との間の距離aは、
最初は変化しない。中間レバー10のスリット18が閉じ、
ばね片17,17′が接触するや否や(第2図)、トグル・
レバー・ヒンジ11′のその後の移動はハンドル12,13の
間の距離bの減少に基づいて中間ヒンジ11の変位をもた
らす。その結果、第1切断刃15と第2切断刃15′とが閉
鎖する。
・レバー(8,10)のトグル・レバー・ヒンジ11′は、ハ
ンドル12,13を一体に押し付ける際に前方に変位される
が、中間レバー10の中間ヒンジ11はこの動きに追従しな
い。中間ヒンジ11がこの動きに追従しないのは中間レバ
ー10のスリット18が中間レバー10によって生じるばね力
に抗して一体に先ず押し付けられるからである。その結
果、第1切断刃15と第2切断刃15′との間の距離aは、
最初は変化しない。中間レバー10のスリット18が閉じ、
ばね片17,17′が接触するや否や(第2図)、トグル・
レバー・ヒンジ11′のその後の移動はハンドル12,13の
間の距離bの減少に基づいて中間ヒンジ11の変位をもた
らす。その結果、第1切断刃15と第2切断刃15′とが閉
鎖する。
この領域において、増大された機械的利益が与えられ
るので、力Fの増加が十分な効果をもたらし、又、第1
及び第2切断刃15,15′によってワイヤ14やねじに作用
する圧力が所要の分断圧力と少なくとも同じ又はそれ以
上大きくなる。同時に、ハンドル12,13の間の間隔が、
剛性の中間レバーを用いた場合よりも少なくて済むの
で、圧力の増加に要する力の追加の増加が可能になる。
るので、力Fの増加が十分な効果をもたらし、又、第1
及び第2切断刃15,15′によってワイヤ14やねじに作用
する圧力が所要の分断圧力と少なくとも同じ又はそれ以
上大きくなる。同時に、ハンドル12,13の間の間隔が、
剛性の中間レバーを用いた場合よりも少なくて済むの
で、圧力の増加に要する力の追加の増加が可能になる。
第8図、第9図は切断レバー・ヒンジ3と握りレバー
・ヒンジ5との間の距離bを大きくした場合の実施例で
ある。更に、握りレバー4は比較的に短いトグル・レバ
ー・アーム19を介して切断レバー・ヒンジ3の方向に握
りレバー・ヒンジ5から遠い側に延ばされ、トグル・レ
バー・リンク20の一端がトグル・レバー・ヒンジ11′を
介してトグル・レバー・アーム19に旋回可能に接続され
る。トグル・レバー・リンク20の他端は切断レバー2の
後方アーム2′に旋回可能に接続される。
・ヒンジ5との間の距離bを大きくした場合の実施例で
ある。更に、握りレバー4は比較的に短いトグル・レバ
ー・アーム19を介して切断レバー・ヒンジ3の方向に握
りレバー・ヒンジ5から遠い側に延ばされ、トグル・レ
バー・リンク20の一端がトグル・レバー・ヒンジ11′を
介してトグル・レバー・アーム19に旋回可能に接続され
る。トグル・レバー・リンク20の他端は切断レバー2の
後方アーム2′に旋回可能に接続される。
このようにして、トグル・レバー・アーム19、トグル
・レバー・リンク20からなるトグル・レバー伝達機構
(19,20)が握りレバー4と切断レバー2との間に挿入
される。トグル・レバー・アーム19、トグル・レバー・
リンク20のよじれ角度αは、第8図のプライヤの開放状
態においては90゜よりも幾分小さく、又、第9図の握り
しめた状態では約135゜になる。
・レバー・リンク20からなるトグル・レバー伝達機構
(19,20)が握りレバー4と切断レバー2との間に挿入
される。トグル・レバー・アーム19、トグル・レバー・
リンク20のよじれ角度αは、第8図のプライヤの開放状
態においては90゜よりも幾分小さく、又、第9図の握り
しめた状態では約135゜になる。
この構成の結果、比較的小さい力が第8図に基づくプ
ライヤのクランピング移動の開始時にクランプされたワ
イヤ14に生じる。トグル・レバー・アーム19、トグル・
レバー・リンク20によって、機械的利益は著しく増加す
るので、第8図の側面図において太いワイヤ14を初めか
ら終わりまで切断するときに相当に増大された切断力が
得られる。この目的のために、切断レバー2とトグル・
レバー・リンク20との間の角度βが第8図において約35
゜になっているものが、第9図で約60゜にまで増加す
る。
ライヤのクランピング移動の開始時にクランプされたワ
イヤ14に生じる。トグル・レバー・アーム19、トグル・
レバー・リンク20によって、機械的利益は著しく増加す
るので、第8図の側面図において太いワイヤ14を初めか
ら終わりまで切断するときに相当に増大された切断力が
得られる。この目的のために、切断レバー2とトグル・
レバー・リンク20との間の角度βが第8図において約35
゜になっているものが、第9図で約60゜にまで増加す
る。
プライヤ用のリセット力は、第8図及び第9図から分
かるように、拡げばね16によって達成される。拡げばね
16は、ハンドル12,13の自由端から握りレバー・ヒンジ
5の方向に延びる2つのばね板からできている。このば
ね板の握りレバー・ヒンジ5に隣接している端は一体に
蝶番接続されている。
かるように、拡げばね16によって達成される。拡げばね
16は、ハンドル12,13の自由端から握りレバー・ヒンジ
5の方向に延びる2つのばね板からできている。このば
ね板の握りレバー・ヒンジ5に隣接している端は一体に
蝶番接続されている。
本発明のプライヤに与えられる全てのヒンジの軸、特
に切断レバー・ヒンジ3、握りレバー・ヒンジ5、トグ
ル・レバー・ヒンジ11′、伝達ヒンジの各軸は、切断握
りレバー1及び切断レバー2によって画定される面に垂
直である。
に切断レバー・ヒンジ3、握りレバー・ヒンジ5、トグ
ル・レバー・ヒンジ11′、伝達ヒンジの各軸は、切断握
りレバー1及び切断レバー2によって画定される面に垂
直である。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例のプライヤを開いた状態の平面図、第2図は第1図の
プライヤを閉じた状態の一部を断面にした平面図、第3
図はワイヤの切断状態にあるプライヤの一対の切断刃の
拡大図、第4図は第3図のIV−IV線から見た断面図、第
5図は第3図の一対の切断刃が更に接近した状態の拡大
図、第6図は第5図のVI−VI線から見た断面図、第7図
は図1でほぼ一定の力でハンドルを締めた場合のプライ
ヤの閉じる経路に基づくプライヤの機械的利益を示すグ
ラフ、第8図は第2実施例のプライヤを開いた状態の平
面図、第9図は第8図のプライヤを閉じた状態の平面図
である。 1……切断握りレバー、2……切断レバー、2′……後
方レバー、2″……レバー・アーム、3……切断レバー
・ヒンジ、4……握りレバー、5……握りレバー・ヒン
ジ、6……伝達レバー(入力駆動部材)、7……トグル
・ヒンジ、8……支持レバー、9……支持ヒンジ、10…
…中間レバー(出力駆動部材)、11……中間ヒンジ、1
1′……トグル・レバー・ヒンジ、12,13……ハンドル、
14……ワイヤ、15……第1切断刃、15′……第2切断
刃、16……拡げばね、17,17′……ばね片、18……スリ
ット、19……トグル・レバー・アーム(入力駆動部
材)、20……トグル・レバー・リンク(出力駆動部
材)、a,b……距離、b′……経路、F……力、α……
よじれ角度、β……角度。
例のプライヤを開いた状態の平面図、第2図は第1図の
プライヤを閉じた状態の一部を断面にした平面図、第3
図はワイヤの切断状態にあるプライヤの一対の切断刃の
拡大図、第4図は第3図のIV−IV線から見た断面図、第
5図は第3図の一対の切断刃が更に接近した状態の拡大
図、第6図は第5図のVI−VI線から見た断面図、第7図
は図1でほぼ一定の力でハンドルを締めた場合のプライ
ヤの閉じる経路に基づくプライヤの機械的利益を示すグ
ラフ、第8図は第2実施例のプライヤを開いた状態の平
面図、第9図は第8図のプライヤを閉じた状態の平面図
である。 1……切断握りレバー、2……切断レバー、2′……後
方レバー、2″……レバー・アーム、3……切断レバー
・ヒンジ、4……握りレバー、5……握りレバー・ヒン
ジ、6……伝達レバー(入力駆動部材)、7……トグル
・ヒンジ、8……支持レバー、9……支持ヒンジ、10…
…中間レバー(出力駆動部材)、11……中間ヒンジ、1
1′……トグル・レバー・ヒンジ、12,13……ハンドル、
14……ワイヤ、15……第1切断刃、15′……第2切断
刃、16……拡げばね、17,17′……ばね片、18……スリ
ット、19……トグル・レバー・アーム(入力駆動部
材)、20……トグル・レバー・リンク(出力駆動部
材)、a,b……距離、b′……経路、F……力、α……
よじれ角度、β……角度。
Claims (9)
- 【請求項1】前端に第1切断刃(15)、後端にハンドル
(13)を有する切断握りレバー(1)を備え、第1切断
刃(15)に対向して設けられた第2切断刃(15′)を有
する切断レバー(2)が切断レバー・ヒンジ(3)によ
って切断握りレバー(1)に旋回可能に接続され、握り
レバー(4)が握りレバー・ヒンジ(5)によって切断
レバー・ヒンジ(3)の背後で切断握りレバー(1)に
旋回可能に接続され、伝達機構が握りレバー(4)と切
断レバー(2)との間に設けられ、ワイヤ、ねじ等を切
断するためのプライヤにおいて、 該伝達機構は、一端がトグル・ヒンジ(7)によって握
りレバー(4)に旋回可能に接続された入力駆動部材と
しての伝達レバー(6)と、一端が支持ヒンジ(9)に
よって切断握りレバー(1)に旋回可能に接続され、他
端がトグル・レバー・ヒンジ(11′)によって伝達レバ
ー(6)の他端に旋回可能に接続された支持レバー
(8)と、一端が中間ヒンジ(11)によって切断レバー
(2)に旋回可能に接続され、他端がトグル・レバー・
ヒンジ(11′)によって伝達レバー(6)の他端に旋回
可能に接続された出力駆動部材としての中間レバー(1
0)とからなるトグル・レバー駆動装置(6,8,10)で構
成され、 伝達レバー(6)が握りレバー(4)によって荷重をか
けられ、中間レバー(10)が切断レバー(2)を切断握
りレバー(1)上に支持する切断レバー・ヒンジ(3)
の第2切断刃(15′)から離れた側において該切断レバ
ー(2)に作用し、切断握りレバー(1)に対する握り
レバー(4)の相対的な旋回運動により、握りレバー
(4)と切断握りレバー(1)とに形成されたハンドル
(12,13)の間の距離(b)が小さくなるに従って切断
握りレバー(1)に対する切断レバー(2)の次第に小
さくなる旋回運動をもたらし、機械的利益が距離(b)
の小さくなるに従って増大することを特徴とするプライ
ヤ。 - 【請求項2】プライヤに作用する際により小さくなる鋭
角が握りレバー(4)と伝達レバー(6)との間に設け
られ、プライヤに作用する際により大きくなる鈍角が支
持レバー(8)と中間レバー(10)との間に設けられ、
第1及び第2切断刃(15,15′)が閉じられたとき、伝
達レバー(6)が握りレバー(4)にほゞ平行になり、
又、支持レバー(8)と中間レバー(10)とからなる第
2トグル・レバー(8,10)がその延長位置直前にあるこ
とを特徴とする請求項1に記載のプライヤ。 - 【請求項3】中間レバー(10)の長さが減少し得ること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプライヤ。 - 【請求項4】中間レバー(10)がばねとして形成されて
いることを特徴とする請求項3に記載のプライヤ。 - 【請求項5】中間レバー(10)がU字状圧縮ばねによっ
て形成され、そのばね溝(18)が中間レバー(10)の長
さの変化を生じさせることを特徴とする請求項4に記載
のプライヤ。 - 【請求項6】前端に第1切断刃(15)、後端にハンドル
(13)を有する切断握りレバー(1)を備え、第1切断
刃(15)に対向して設けられた第2切断刃(15′)を有
する切断レバー(2)が切断レバー・ヒンジ(3)によ
って切断握りレバー(1)に旋回可能に接続され、握り
レバー(4)が握りレバー・ヒンジ(5)によって切断
レバー・ヒンジ(3)の背後で切断握りレバー(1)に
旋回可能に接続され、伝達機構が握りレバー(4)と切
断レバー(2)との間に設けられ、ワイヤ、ねじ等を切
断するためのプライヤにおいて、 該伝達機構は、握りレバー(4)を握りレバー・ヒンジ
(5)側から切断レバー・ヒンジ(3)側へ延長する状
態で設けられた入力駆動部材としてのトグル・レバー・
アーム(19)と、切断レバー・ヒンジ(3)に対して第
2切断刃(15′)から遠い切断レバー(2)の後方アー
ム(2′)に一端が伝達ヒンジで旋回可能に接続され、
他端がトグル・レバー・ヒンジ(11′)によってトグル
・レバー・アーム(19)に旋回可能に接続された出力駆
動部材としてのトグル・レバー・リンク(20)とからな
るトグル・レバー伝達機構(19、20)で構成され、 トグル・レバー・アーム(19)が握りレバー(4)によ
って荷重をかけられ、トグル・レバー・リンク(20)が
切断レバー(2)を切断握りレバー(1)上に支持する
切断レバー・ヒンジ(3)の第2切断刃(15′)から離
れた側において該切断レバー(2)に作用し、切断握り
レバー(1)に対する握りレバー(4)の相対的な旋回
運動により、握りレバー(4)と切断握りレバー(1)
とに形成されたハンドル(12,13)の間の距離(b)が
小さくなるに従って切断握りレバー(1)に対する切断
レバー(2)の次第に小さくなる旋回運動をもたらし、
機械的利益が距離(b)の小さくなるに従って増大し、 プライヤが開いた状態から第1及び第2切断刃(15,1
5′)が閉じられるか又はほゞ閉じられるようにハンド
ル(12,13)の間の距離(b)が低減するとき、トグル
・レバー伝達機構(19、20)は、切断レバー・ヒンジ
(3)、伝達ヒンジ、トグル・レバー・ヒンジ(11′)
の3点の作る角度(β)が30゜から90゜未満の間で増加
することを特徴とするプライヤ。 - 【請求項7】ハンドル(12,13)の間の距離(b)が小
さくなるに従って、機械的利益がほゞ二次曲線的に増大
することを特徴とする請求項1又は請求項6に記載のプ
ライヤ。 - 【請求項8】トグル・レバー伝達機構(19,20)は、プ
ライヤの非作動状態において80゜から90゜のよじれ角
(α)を有し、プライヤの十分に圧縮された作動状態に
おいて120゜から150゜のよじれ角(α)を有することを
特徴とする請求項6に記載のプライヤ。 - 【請求項9】切断レバー・ヒンジ(3)とトグル・レバ
ー・リンク(20)との間に位置する、切断レバー(2)
の後方アーム(2′)が、第2切断刃(15′)を支持す
るレバー・アーム(2″)の1.5〜2倍であることを特
徴とする請求項6又は請求項8に記載のプライヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19873743605 DE3743605A1 (de) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | Chirurgische zange |
DE3743605.8 | 1987-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01221193A JPH01221193A (ja) | 1989-09-04 |
JP2900263B2 true JP2900263B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=6343307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63322251A Expired - Lifetime JP2900263B2 (ja) | 1987-12-22 | 1988-12-22 | プライヤ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4891883A (ja) |
EP (1) | EP0321884B1 (ja) |
JP (1) | JP2900263B2 (ja) |
AT (1) | ATE97563T1 (ja) |
DE (2) | DE3743605A1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9000027U1 (de) * | 1990-01-03 | 1990-03-15 | Delma, Elektro- Und Medizinische Apparatebaugesellschaft Mbh, 7200 Tuttlingen | Chirurgische Zange |
DE9004793U1 (de) * | 1990-04-27 | 1991-01-03 | Josef Heiss Medizintechnik GmbH, 7200 Tuttlingen | Zange zum Schneiden chirurgischer Nägel, Drähte od.dgl. |
DE4308319C1 (de) * | 1993-03-16 | 1994-06-01 | Aesculap Ag | Ablängzange für eine bandförmige Knochenplatte |
ATE259195T1 (de) * | 1995-11-08 | 2004-02-15 | Ct Pulse Orthopedics Ltd | Zwischenwirbelprothese |
DE20018390U1 (de) | 2000-10-27 | 2001-01-18 | Wenzler Medizintechnik GmbH, 78665 Frittlingen | Schneidzange |
GB0129587D0 (en) * | 2001-12-11 | 2002-01-30 | Univ Sheffield | Hand tool |
DE20207785U1 (de) * | 2002-05-17 | 2003-09-25 | GEOMED Medizin-Technik GmbH & Co., 78532 Tuttlingen | Chirurgische Zange |
US20050277969A1 (en) * | 2004-06-15 | 2005-12-15 | Inion Ltd. | Cutting device |
US20080016700A1 (en) * | 2006-07-18 | 2008-01-24 | Hernandez Hector R | High leverage bolt cutter |
DE102011001013A1 (de) | 2011-03-02 | 2012-09-06 | Alexander Merz | Zange zum Schneiden von Werkstücken |
DE102013105751A1 (de) | 2013-06-04 | 2014-12-04 | Karl Klappenecker GmbH & Co. KG | Zange |
CN104985089B (zh) * | 2015-07-22 | 2016-11-23 | 刘剑 | 一种线缆弯线钳 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE7529050U (de) * | 1976-01-15 | B. Braun Melsungen Ag, 3508 Melsungen | Bohrd raht-Schneidezange | |
US1046771A (en) * | 1911-11-17 | 1912-12-10 | William V Goodnow | Sealing-press. |
US1354843A (en) * | 1920-03-20 | 1920-10-05 | Thomas M Province | Bolt-shearing tool |
FR1298930A (fr) * | 1960-12-19 | 1962-07-20 | Proner Sa Ets | Pince notamment pour le sertissage |
DE2244333C2 (de) * | 1972-09-09 | 1974-09-19 | Fa. F.L. Fischer, 7800 Freiburg | " Chirurgische Zange |
AT367631B (de) * | 1981-03-12 | 1982-07-26 | Schoenbauer Michael Dr | Schere, insbesondere sektionsschere fuer medizinische zwecke |
DE3119550A1 (de) * | 1981-05-16 | 1982-12-09 | Aesculap-Werke Ag Vormals Jetter & Scheerer, 7200 Tuttlingen | "chirurgische zange" |
US4462403A (en) * | 1983-01-21 | 1984-07-31 | Vernitron Corporation | Single action forceps for bone surgery |
-
1987
- 1987-12-22 DE DE19873743605 patent/DE3743605A1/de not_active Withdrawn
-
1988
- 1988-12-16 AT AT88121140T patent/ATE97563T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-12-16 DE DE88121140T patent/DE3885866D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-16 EP EP88121140A patent/EP0321884B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-20 US US07/287,185 patent/US4891883A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-22 JP JP63322251A patent/JP2900263B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE97563T1 (de) | 1993-12-15 |
EP0321884A2 (de) | 1989-06-28 |
EP0321884B1 (de) | 1993-11-24 |
US4891883A (en) | 1990-01-09 |
JPH01221193A (ja) | 1989-09-04 |
DE3885866D1 (de) | 1994-01-05 |
DE3743605A1 (de) | 1989-07-06 |
EP0321884A3 (en) | 1990-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2900263B2 (ja) | プライヤ | |
US4669470A (en) | Surgical forceps/scissors | |
JP2805029B2 (ja) | 枢着手持ち切断具 | |
US5651283A (en) | Bone plate shaping device | |
US4246698A (en) | Suture remover | |
US5388619A (en) | Clamp tightening device | |
CA2188737A1 (en) | Pivoted Hand Tool | |
US5787589A (en) | Cutting shears particularly secateurs | |
US5048575A (en) | Strap tensioning and cut off tool | |
JPH08500028A (ja) | 二動作同時駆動の医療器具 | |
EP1219165A2 (en) | Power-lever cutting device | |
US3981308A (en) | Positive-locking surgical clamp | |
CA2249748A1 (en) | Ultrasonic clamp coagulator apparatus having force-limiting clamping mechanism | |
NO943735L (no) | Presseverktöy | |
US5187869A (en) | Nipper instrument for cutting surgical nails, wires or the like | |
US4950157A (en) | Debonding instrument for orthodontic brackets | |
US4614001A (en) | Multipurpose plier | |
SE8302023L (sv) | Borttagare for kirurgiska klemmor | |
US6015412A (en) | Cutting device | |
US5047037A (en) | Suture removing instrument | |
US5365625A (en) | Ring cutting and removing device | |
WO2012053123A1 (ja) | 開閉作業具 | |
US20010007214A1 (en) | Force-saving pliers | |
US5092049A (en) | Lever actuated scissors | |
EP0244491B1 (en) | Medical instrument for removing bone |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 10 |