JP2900167B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2900167B2
JP2900167B2 JP1239657A JP23965789A JP2900167B2 JP 2900167 B2 JP2900167 B2 JP 2900167B2 JP 1239657 A JP1239657 A JP 1239657A JP 23965789 A JP23965789 A JP 23965789A JP 2900167 B2 JP2900167 B2 JP 2900167B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特定入賞に応じて大入賞口を開放することに
より、遊技者に有利な権利を発生させるパチンコ機の入
賞装置の改良に関する。
(従来の技術) 近年、遊技機器の多様化が望まれる一方、マイクロコ
ンピュータの普及に伴なって複雑な手順の遊技機器が容
易に製造できるようになっている。従来のパチンコ機に
は始動入賞口への入賞に応じて入賞確率が拡大する入賞
装置を設けたものがあり、このような遊技性がより大き
いものに人気が集まっている。この種のパチンコ機の入
賞装置の従来例を、図面について以下に説明する。
第22図および第23図は、従来のパチンコ機の入賞装置
(以下、単に『入賞装置』という)の構成を示してお
り、1は入賞装置を設けたパチンコ機である。このパチ
ンコ機1の遊技盤2面には、入賞装置の一部を構成する
可変表示装置3と、可変表示装置3の下方に配置された
可変入賞球装置4とが設けてある。可変表示装置3には
LEDまたはLCDからなる表示素子5が備えてあり、この表
示素子5は3桁を左右方向に配置している。可変表示装
置3は予め定められた複数種の識別情報を表示素子5に
よって点灯表示するもので、上記識別情報は数字、およ
び図柄情報などから構成されている。なお、表示素子5
がLCDから構成されている場合には、表示素子5に図示
を省略したバックライトを設ける。
この可変表示装置3は、遊技盤2面に打出されたパチ
ンコ球(以下、発射球という)が遊技盤2面に配設され
た始動入賞口6に入賞することに基いて、識別情報を所
定時間変動表示させる。そして可変表示装置3は、各桁
の始動入賞口6に変動表示させている識別情報を停止表
示(以下、停止表示した識別情報を、停止識別情報とい
う)させるのである。この始動入賞口6には近接センサ
からなる始動検知スイッチ7が設けてあり、始動検知ス
イッチ7は始動入賞口6への入賞を発射球の近接によっ
て検知し、発射球の検知信号を可変表示装置3に入力す
るためのものである。
このような可変表示装置3には識別情報選択装置8が
設けてあり、始動検知スイッチ7が発生させた検知信号
は、識別情報選択装置8に入力される。そして識別情報
選択装置8は、可変表示装置3が表示する停止識別情報
を、始動検知スイッチ7の上記検知信号に基いて、後述
する手順に基いて選択し、選択した停止識別情報を可変
表示装置3と判定装置9とに入力する。
判定装置9はCPUを主構成とし、識別情報選択装置8
から入力された停止識別情報に基いて、可変表示装置3
に点灯表示される停止識別情報の種別を判定するための
ものである。そして、判定装置9は、識別情報選択装置
8に選択された停止識別情報が、予め定められた特定の
停止識別情報であった場合、可変入賞球装置4に設けた
大入賞口10を継続的に開放する。これにより発射球は大
入賞口10に入賞し易くなる。そして、大入賞口10に入賞
した各発射球に対しては、それぞれ所定数の入賞球(た
とえば、13球)が払出されるので、遊技者に有利な権利
が発生することになる。
なお、上述した大入賞口10を継続的に開放する処理を
以下、『大役処理』といいい、大役処理が施され、遊技
者に有利な権利を発生させる特定の停止識別情報を、以
下『特定識別情報』という。また、同権利が発生しない
停止識別情報を、以下『非特定識別情報』という。一般
に、特定識別情報は可変表示装置3が3桁全ての表示素
子5に同じ停止識別情報を表示したものが用いられてい
る。なお、判定装置9は上述した機能のほかに、パチン
コ球を遊技盤2に打出す打球装置11や、装飾ランプな
ど、パチンコ機1を構成する各部を制御したり、効果音
などを発生させる機能を備えている。
識別情報選択装置8には、たとえば乱数表または無限
カウンタ(図示省略)を備えたものがあり、この種の識
別情報選択装置8は常時、乱数表を構成する数値を順次
読み込み、または無限カウンタを動作させて、停止識別
情報に対応する数値データを作成している。そして、発
射球が始動入賞口6に入賞した時点で、始動検知スイッ
チ7が発射球の入賞検知信号を発生させ、該入賞検知信
号を識別情報選択装置8に入力する。識別情報選択装置
8はこの入賞検知信号の入力タイミングに応じて、乱数
表または無限カウンタから、いずれかの数値データを取
り込むのである。そして判定装置9は、取り込んだ数値
データが特定識別情報に対応していると判定した場合、
上述した大役処理を施すのである。
識別情報選択装置8が、特定識別情報に対応した数値
データを取り込む確率は、乱数表または無限カウンタの
特定識別情報に対応した各数値データ数と、非特定識別
情報に対応した各数値データ数との割合に依存する。い
いかえれば、識別情報選択装置8には可変入賞球装置4
に表示される停止識別情報を選択し、選択された停止識
別情報が特定識別情報である確率を所定値内に抑制して
いる。
また、12はパチンコ機1の前面に設けたタイミングス
イッチで、タイミングスイッチ12は、識別情報選択装置
8が停止識別情報に係る数値を取り込むタイミングを変
更するものである。これにより、識別情報選択装置8は
タイミングスイッチ12を使用しない場合と異なる停止識
別情報を選択し、選択した停止識別情報を可変表示装置
3に表示することができる。また、タイミングスイッチ
12は上記取り込むタイミングを変更するのみであるた
め、タイミングスイッチ12の操作有無は、識別情報選択
装置8が特定識別情報に対応した数値データを選択する
確率に依存することはない。さらに、識別情報選択装置
8が特定識別情報に対応した数値データを選択する確率
は、打球装置11の操作による始動入賞口6への入賞タイ
ミングの変化に依存しない。
したがって大役処理が施される可能性は、遊技技術の
差に依存することはなく、上記有利な権利を初心遊技者
および熟練遊技者に関わらず、公平に発生させることが
できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このように構成された従来のパチンコ
機1は、上記有利な権利を公平に発生させることはでき
るものの、大役処理は、識別情報選択装置8が特定識別
情報に対応した数値データを選択する確率に基いて発生
しているにすぎない。すなわち、大役処理が施されたの
ちに同権利をふたたび発生させるには、識別情報選択装
置8が特定識別情報に対応した数値データを所定確率通
りに選択するまで、パチンコ遊技を継続させなければな
らない。
このため遊技者は、大役処理の終了直後において、大
役処理の再発生に係る可能性が極めて小さいという先入
観を抱き易い。これにより、ひとたび大役処理が施され
ると、上記遊技者に有利な権利の再発生に対する期待感
は減少し、遊技意欲が減少するという問題があった。
そこで本発明は、所定の条件が満足されたときに、特
定識別情報が選択される確率を通常遊技時における同確
率より増大させる機能を識別情報選択装置8に設けた入
賞装置の提供を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求の範囲第1項に示す
発明では、停止識別情報を予め定められた特定識別情報
および非特定識別情報の割合に基いて作成する第1設定
部40と、停止識別情報を前記割合と異る割合に基いて作
成する第2設定部41とを識別情報選択装置8に設けた構
成としている。
また請求の範囲第2項に示す発明では、大役処理が施
された回数がある回数であるときには停止識別情報を第
1設定部40によって作成させ、他の回数であるときには
停止識別情報を第2設定部41によって作成させる確率選
択部42を設けた構成としている。
さらに請求の範囲第3項に示す発明では、予め定めら
れた特有状態であるときに前記停止識別情報を第1設定
部40によって作成させ、前記特有情報でないときに前記
停止識別情報を第2設定部41によって作成させる確率選
択部42を設けた構成としている。
さらにまた請求の範囲第4項に示す発明では、大役処
理が施された回数がある回数であるときに前記停止識別
情報を第1設定部40および第2設定部41によって作成さ
せ他の回数であるときに前記停止識別情報を第1設定部
40または第2設定部41の一方によって作成させる確率選
択部42を設けた構成としている。
(作用) 本発明は上記のように構成したので、第1請求項に示
す発明では、停止識別情報が第1設定部40または第2設
定部41によって、を作成されるので、識別情報選択装置
8が特定識別情報を選択する確率を変化させることがで
きる。
第2請求項に示す発明では、確率選択部42は大役処理
が施された回数に応じ、第1設定部40または第2設定部
41によって、停止識別情報を作成させるので、識別情報
選択装置8が特定識別情報を選択する確率は、大役処理
が施された回数に応じ変化する。
また第3請求項に示す発明では、確率選択部42は、前
記特有状態であるか否かに応じ、第1設定部40または第
2設定部41によって、停止識別情報を作成させるので、
識別情報選択装置8が特定識別情報を選択する確率は、
停止識別情報が前記特有識別情報であるか否かに基いて
変化する。
また第4請求項に示す発明では、確率選択部42は、大
役処理が施された回数に応じて、第1設定部40および第
2設定部41の両方、またはいずれか一方のみによって停
止識別情報を作成させるので、識別情報選択装置8が特
定識別情報を選択する確率は、大役処理が施された回数
に基いて変化する。
(実施例) 以下に、本発明の第1実施例を第1図ないし第11図に
基いて詳細に説明する。なお、第22図および第23図と同
じ部材には同符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1図は本発明に係る入賞装置の構成を表わしており、
この入賞装置は可変表示装置3、大入賞口10を有する可
変入賞球装置4、識別情報選択装置8および判定装置9
を主構成とし、これらは第2図に示したパチンコ機1の
遊技盤2に配設されている。なお、本実施例におけるパ
チンコ機1は、判定装置9に備えられたCPU(図示省
略)に制御され、判定装置9はおよそ4msec毎にリセッ
トされるものとする。すなわちパチンコ機1の制御プロ
グラムは、スタートからエンドまでの1サイクル実行に
要する処理時間Tpが、4msec以内になるように構成して
ある(Tp<4msec)。なお、このリセット信号は、パル
ス発生回路13が4msec周期で発生させるクロックパルス
によって行われ、クロックパルスは可変表示装置3、識
別情報選択装置8および判定装置9に入力されている。
可変表示装置3には3桁の表示素子5,5,5が横列に配
置してあり、各表示素子5は7segのLED素子からなるも
のである。可変表示装置3は、遊技盤2面に配設された
始動入賞口6,6,6への入賞に基いて、複数種の識別情報
を各表示素子5,5,5に変動表示させ、所定時間経過後に
識別情報選択装置8が選択した停止識別情報を各表示素
子5,5,5に停止表示させる。可変表示装置3には表示素
子5のほかに、表示素子5を駆動する表示素子ドライバ
14、表示素子5に表示される識別情報が表わされた図柄
信号を発生させる図柄発生回路15、および図柄発生回路
15に係る各種制御時間を計測するためのタイマ回路16を
設けており、これらは第3図に示した表示枠体17に収容
されている。
表示素子ドライバ14は図柄発生回路15から入力される
図柄信号に基いて、識別情報を各表示素子5,5,5に発光
表示させるもので、表示素子5の輝度を2段階に調節す
る機能が備えてある。以下、表示素子ドライバ14が表示
素子5を上位の輝度で発光させている場合を『明るく』
といい、下位の輝度で発光させている場合を『暗く』と
いうことにする。
図柄発生回路15は複数種の識別情報を変動表示させる
ための図柄信号と、停止識別情報を表示させるための図
柄信号とを発生させるためのもので、発生させた図柄信
号を表示素子ドライバ14に入力する。図柄発生回路15に
は内蔵メモリが備えてあり、内蔵メモリには各桁の表示
素子5に表示させる識別情報の図柄データと、該図柄デ
ータを表わす数値データとの対応表が格納されている。
これにより、図柄発生回路15は識別情報選択装置8から
入力される数値データ(後述)に基いて、上記図柄信号
を発生させることができる。
また図柄発生回路15の内蔵メモリには、図柄信号を発
生させるための演算データ、および各種データ類を一時
的に格納するエリアが設けてある。図柄発生回路15は入
力側に後述する図柄停止タイマ16を接続し、出力側には
表示素子ドライバ14を接続しており、図柄停止タイマ16
からのタイマ信号(後述)の入力に基いて表示素子ドラ
イバ14に図柄信号を入力する。
図柄停止タイマ16は識別情報を表示素子5に明るく変
動表示または明るく停止表示させるタイミングを図るも
のである。図柄停止タイマ16は各桁の表示素子5に対応
した3系統の計測機能を有し、これらは互いに同期して
いる。本実施例においては、各図柄停止タイマ16を減算
タイマによって構成し、左側表示素子5用の図柄停止タ
イマ(以下、左図柄停止タイマという)16には、発射球
打球装置11によって打出されたパチンコ球(以下、発射
球という)が始動入賞口6に入賞したときに、左側表示
素子5用の変動表示時間がセットされ(第11図および
参照)たのち、後述する第7図の手順がスタートされ
る。
また左図柄停止タイマ16がスタートしたとき、識別情
報選択装置8は所定の手順に基いて停止識別情報を選択
し(第7図参照)、かつ該停止識別情報は図柄発生回路
15と判定装置9とに入力される。さらに図柄発生回路15
は、左図柄停止タイマ16がスタートすると同時に、各識
別情報の図柄信号を1種づつ表示素子ドライバ14に順次
入力し、この図柄信号の入力は、各図柄停止タイマ16が
タイムアップするまで継続される。そして表示素子ドラ
イバ14は、表示素子5を駆動することによって、上記各
図柄停止タイマ16がタイムアップするまで、すなわちタ
イマ信号が入力されるまで、識別情報を可変表示装置3
に明るく変動表示させる。
なお図柄発生回路15は、通常時、すなわち、始動入賞
口6に発射球が入賞していない場合、各識別情報の図柄
信号を1種づつ表示素子ドライバ14に順次入力している
が、このとき表示素子ドライバ14は、この図柄信号に基
いて、表示素子5を暗く変動表示させている。
さらに中側表示素子5用の図柄停止タイマ(以下、中
図柄停止タイマという)16には、左図柄停止タイマ16が
タイムアップした時点で、中側表示素子5用の変動表示
時間がセットされ(第11図および参照)たのち、ス
タートされる。この左図柄停止タイマ16がタイムアップ
した時点で、中側表示素子5の明るい変動表示は終了
し、明るい停止表示が表示素子ドライバ14によってなさ
れる。また右側表示素子5用の図柄停止タイマ(以下、
右図柄停止タイマという)16には、中図柄停止タイマ16
がタイムアップした時点で、右側表示素子5用の変動表
示時間がそれぞれセットされたのち(第11図および
参照)、スタートされる。この中図柄停止タイマ16がタ
イムアップした時点で、右側表示素子5の明るい変動表
示は終了し、明るい停止表示が表示素子ドライバ14によ
ってなされる。
そして、図柄発生回路15は始動入賞口6への入賞時
に、識別情報選択手段8から入力された各桁の数値デー
タと、図柄発生回路15の内蔵メモリの上記対応表とに基
いて、停止識別情報の図柄信号を所定のタイミングで表
示素子ドライバ14に入力する。これにより各桁の表示素
子5は、停止識別情報を明るく表示させることができ
る。
該識別情報の明るい停止表示時間は、図柄発生回路15
に設けた役チェック待タイマ(図示省略)に依存し、こ
の役チェック待タイマには遊技者が識別情報の役を認識
するための役チェック時間(本実施例においては、0.5s
ec〜1sec…第11図,参照)が設けてある。図柄発生
回路15は役チェック待タイマに設けた役チェック時間、
各識別情報および特定の識別情報を表示素子5によって
明るく停止表示する。
図柄停止タイマ16にはアップダウンカウンタ18を介装
した近接センサからなる始動検知スイッチ7と、タイミ
ングスイッチ12とが接続してある。そして、始動検知ス
イッチ7は打球装置11により打出されたパチンコ球(以
下、発射球という)が近接すると、磁界の変化に基いて
検知信号を発生させ、発生させた検知信号を図柄停止タ
イマ16に入力する。これにより、図柄停止タイマ16はス
タートされ、タイムアップと同時にリセットされる。ま
た図柄停止タイマ16は、タイミングスイッチ12の操作に
よってもリセットされる。このような場合、図柄停止タ
イマ16はタイムアップに要する時間より短い時間でリセ
ットされるため、可変表示装置3の上記変動表示時間を
短縮させることができる。
アップダウンカウンタ18は、始動入賞口6に入賞した
発射球(以下、始動入賞球という)数を、始動検知スイ
ッチ7から入力される検知信号の発生と同時に加算格納
し、格納されている始動入賞球数データが『1』以上で
ある場合に、判定装置9から入力される後述の判定終了
信号が入力される度に該始動入賞球数データから『1』
を減算する。なお、アップダウンカウンタ18に格納され
る始動入賞球数の最高値は『4』、最低値は『0』に定
めてある。そして図柄停止タイマ16は、アップダウンカ
ウンタ18から入力される始動入賞球数データが『0』で
ない、すなわち『1ないし4』を表わすとき、前記役チ
ェック待ちタイマのタイムアップと同時に、図柄停止タ
イマ16を再スタートさせる。また図柄停止タイマ16は、
同始動入賞球数データが『0』であるとき、図柄停止タ
イマ16のタイムアップや、タイミングスイッチ12の操作
に基くリセット状態を保持する。
この始動入賞球数は、LED素子からなる始動入賞球数
表示器(第3図参照)19によって、4球分まで点灯表示
される。なお、始動入賞球数表示器19はアップダウンカ
ウンタ18に基いて、可変表示装置3が作動する毎に点灯
表示を消灯する。また、始動入賞球数表示器19の点灯表
示に使用するドライバは図示を省略している。
可変入賞球装置4は、大入賞口10を開閉する開閉板2
0、開閉板20の開閉制御をするソレノイド(第5図およ
び第6図参照)21、ソレノイド21を駆動する開閉板ドラ
イバ回路22を主構成とし、これらの各構成部品は、遊技
盤2面に配設された入賞枠体(第2図、第4図および第
6図参照)23に収容してある。可変入賞装置4は、可変
表示装置3が特定識別情報を明るく停止表示させたとき
に、判定装置9から発生させる開放信号に基いて、大入
賞口10を開放するためのものである。判定装置9から発
生される開放信号は、開閉板ドライバ回路22に入力され
る。
入賞枠体23は上部に始動入賞口6を形成し、ほぼ中央
部に大入賞口10を配設している。大入賞口10内には入賞
した全ての発射球をカウントするための10カウントスイ
ッチ24と、大役処理(遊技者に有利な権利)を継続させ
るための継続スイッチ25とが設けてある。10カウントス
イッチ24は継続スイッチ25の下方に配置されている。両
スイッチ24,25はパチンコ球の近接によって、大入賞口1
0への入賞球を検知する近接センサからなるもので、両
スイッチ24,25の検知信号は開閉板ドライバ回路22に入
力される。
開閉板ドライバ回路22はソレノイド21にパルス信号を
入力して開閉板20を作動させることにより、大入賞口10
を開閉するものである。開閉板ドライバ回路22にはカウ
ンタ機能が備えてあり、10カウントスイッチ24からの入
力信号に基いて、大入賞口10への入賞球数をカウントす
る。そして、10カウントスイッチ24が検知した入賞球数
が所定数に達したとき、開閉板ドライバ回路22はソレノ
イド21に開閉板20を閉鎖させるための信号を発生させ
る。本実施例において、開閉板ドライバ回路22は10カウ
ントスイッチ24に対して10球の入賞球を設定してあり、
その設定に使用するための装置は図示を省略してある。
開閉板ドライバ回路22にはメモリ26が接続してあり、
10カウントスイッチ24に検知された入賞球数はメモリ26
に一時的に格納される。また10カウントスイッチ24に検
知された入賞球数は、可変表示装置3に設けたLED素子
からなる球数表示器27に点灯表示される。また開閉板ド
ライバ回路22は、10カウントスイッチ24が10球の入賞球
をカウントしない場合、判定装置9から発生される前記
開放信号の入力に基いて、タイマ信号を発生させ、ソレ
ノイド21を励磁する。なおドライバなど、球数表示器27
の駆動手段は図示を省略している。
これによりソレノイド21は大入賞口10を開放し、この
開放はおよそ20sec経過するまで、または10球の発射球
が大入賞口10に入賞するまで継続される。このとき、全
ての入賞球に対して所定数(たとえば、13球)の賞品球
が払出される。なお、大入賞口10の開放時間は、28で示
した開放タイマによって計測される。開放タイマ28は大
役処理が行われた時点でスタートし、タイマクリア信号
の発生に基いてリセットされる。このタイマクリア信号
はタイマ信号の発生が一時的に停止するものである。
(後述)。
大役処理中には、継続スイッチ25が入賞球を検知した
ときに、開閉板ドライバ回路22は継続モードをセットす
る。そして、開閉板ドライバ回路22は20sec経過後、ま
たは10球の発射球入賞を検知したのち、開閉板ドライバ
回路22はタイマクリア信号を発生させる。これにより判
定装置9は開放信号の発生を一時停止する一方、開閉板
ドライバ回路22はタイマ信号の発生を一時停止し、ソレ
ノイド21の励磁を解除する。このことから開閉板20は大
入賞口10を一旦閉鎖させたのち、前回の大役処理中にお
ける入賞球数にかかわらず、大役処理はふたたび1回の
み継続(再開)し、同時にセットされている上記継続モ
ードを解除する。
また上記継続モードは、継続スイッチ25が入賞球を検
知しないときにはセットされず、また大役処理が予め設
定された10回継続されたときにおいてもはセットはされ
ない。この継続回数は、可変表示装置3に設けた7seg L
ED素子からなる継続表示器29に点灯表示される。さらに
また、30は球数表示器27と継続表示器29との間に配置さ
れた特別表示器であり、特別表示器30は大役処理が施さ
れていることなど、特別の状態を表示する。なお、継続
表示器29の駆動手段(LEDドライバなど)は図示を省略
している。
ソレノイド21は入賞枠体23における後端面のほぼ中央
部に、プランジャ31を下側に向けて配設してあり、プラ
ンジャ31の先端には第5図に示す駆動板32が取付けてあ
る。駆動板32にはソレノイド21を取付けるためにU字形
状に形成してあり、プランジャ31は下方に配置形成され
た取付凹部33に係合する。取付凹部33には取付孔34が穿
設してあり、プランジャ31の先端と駆動板32とをピン35
によって連結する。駆動板32の上方両側には長孔36,36
が穿設してあり、長孔36,36には駆動クランク37の駆動
軸38を移動自在に挿通させてある。39は駆動クランク37
の従動軸で、従動軸39は扇形状に形成された開閉板20の
中心部に軸着することによって、開閉板20はソレノイド
21の励磁に基いて従動軸39を中心に回動する。
識別情報選択装置8は、始動検知スイッチ7が検知し
た始動入賞球の検知に基いて、停止識別情報(の図柄)
に対応した数値データを選択し、該数値データを判定装
置9と可変表示装置3に入力するものである。本発明に
あっては、識別情報選択装置8に第1設定部40と第2設
定部41と確率選択部42とを設け、上記数値データは読込
部43によって読み込まれ、読込部43は読み込んだ上記数
値データを可変表示装置3と、判定装置9とに入力す
る。
第1設定部40および第2設定部41は、図柄データ、す
なわち特定識別情報および非特定識別情報からなる停止
識別情報に対応した数値データを選択するためのもので
ある。第1設定部40には前頁表1に示す第1設定表を作
成する機能が備えてあり、第2設定部41には前頁表1に
示す第2設定表を作成する機能が備えてある。
第1設定表および第2設定表は、可変表示装置3の各
桁の表示素子5,5,5に対応させ、第1設定部40および第
2設定部42にはそれぞれ3枚づつ設けている。第1およ
び第2設定表は数値データを上段に設け、この数値デー
タに対応した停止識別情報を下段に設けている。そして
各桁の数値データは、パルス発生回路13が発生させるク
ロックパルスの周期毎に、第1設定部40または第2設定
部41から、読込部43に入力される。停止識別情報は『0
ないし9』の10種類の数字で、可変表示装置3は各桁の
表示素子5,5,5に、いずれかの数字を停止識別情報の図
柄データとして表示する。
読込部43は各設定部41,42の第1および第2設定表を
構成する数値データを、所定の周期(C11〜C13、C21〜C
23)で、各桁の表示素子5,5,5毎に順次読み込んでお
り、この数値データの読み込みは常時行われている。読
込部43が第1および第2設定表を構成する数値データを
読み込む周期は、各組の3枚共に互いに異ならせ(C11
≠C12≠C13、C21≠C22≠C23)、かつパルス発生回路13
が発生させるクロックパルスの周期毎に、3桁の数値デ
ータに係る組み合わせが変化するように、しかも全ての
組み合わせが可能となるように設定している。
すなわち、第1設定表においては103=1000通り、第
2設定表においては123=1728通りの数値データの組み
合わせが可能になり、この組み合わせはクロックパルス
の周期毎に更新されていることになる。そして識別情報
選択手段8は、始動検知スイッチ7が始動入賞球を検知
した時点で、読込部43に読み込まれている各桁の数値デ
ータを停止識別情報として選択し、該数値データを上述
したように判定装置9、および図柄発生回路15に入力す
るのである。
上述した停止識別情報の数値データのうち第1設定表
においては全桁の数値データが『3』または『7』であ
る場合、判定装置9は大役処理を施し、第2設定表にお
いては全ての数値データが『3』、『7』、『10』また
は『11』である場合、判定装置9は大役処理を施す。こ
のとき、可変表示装置3は表示素子5,5,5に特定識別情
報として『3』または『7』を明るく表示する(表1お
よび表2参照)。
なお、第1設定表および第2設定表において、『0,1,
2,4,5,6,8,および9』の各数値データは、非特定識別情
報に対応する。また、停止識別情報の数値データのう
ち、第1設定表においては『3』および『7』、また第
2設定表においては『3』、『7』、『10』および『1
1』を除き、全ての数値データが同じ場合に、判定装置
9は後述する小役処理を施す(第6図および第7図参
照)。
確率選択部42は予め定められた特有状態であるとき、
本実施例においては大役処理が施された回数に応じて第
1設定部40または第2設定部41を選択し、読込部43がい
ずれかの設定部41,42からのみ、数値データの読み込み
を有効にするものである。本実施例では、第1設定部40
に基いて選択した数値データにより施された大役処理の
回数C1と、第2設定部41に基く同大役処理の回数C2との
割合C1/C2が、1対3(C1/C2≒0.33)になったときに、
第1設定部40および第2設定部41の一方から他方に選択
が切り替えられる(後述…第9図s85以降参照)。
確率選択部42が第1設定部40に基いて停止識別情報に
係る数値データを選択した場合、特定識別情報は確率P1
で選択される一方、 P1=1×2/103=1/500 確率選択部42が第2設定部41に基いて停止識別情報に係
る数値データを選択した場合、特定識別情報は確率P2で
選択される。
P2=23×2/123=16/1728=1/108 これにより、識別情報選択装置8が特定識別情報を読
込部43によって選択する確率は、第1設定部40が確率選
択部42に選択されている場合より、第2設定部41が確率
選択部42に選択されている場合の方が大きいことになる
(P1<P2)。
判定装置9はCPU(図示省略)を中心に構成され、識
別情報選択手段8が選択した数値データを判定すること
によって、可変表示装置3が特定識別情報を明るく表示
しているか否かを判定し、特定識別情報を明るく表示し
ているときには、上記大役処理を施すためのものであ
る。この大役処理を施すときに、可変表示装置3は開放
信号を発生させる。また判定装置9はパチンコ機1の各
部を制御している判定装置9はメモリ44を備えている。
このメモリ44には識別情報選択手段8が選択した各数値
データ(の組み合わせ)と特定識別情報との対応表、該
対応表に基いて大役処理の判定をするプログラム、およ
びパチンコ機1の制御プログラムを格納しているほか、
該プログラムの実行時に使用する演算データの一時格納
エリアが設けてある。なお、メモリ44に格納されている
上記対応表およびプログラムは、不揮発なものである。
また、判定装置9は上述した各数値データを判定終了
する度に、判定終了信号をアップダウンカウンタ18のDN
端子に入力する。これにより、アップダウンカウンタ18
に格納されている始動入賞球データは減算される。判定
装置9には複数種の判定用タイマが内蔵され、これらは
上記各数値データの判定タイミングを図るものと、可変
入賞球装置4を制御するためのものとからなる。前者
は、識別情報選択手段8が判定装置9に各数値データを
入力すると同時にスタートし、0.5sec経過後にはタイム
アップする。そしてこのタイムアップと同時に、判定装
置9は、各数値データが特定識別情報であるか否かの役
判定をするものである。他方後者は、判定装置9に入力
された各数値データが特定識別情報に係るものであると
判定されると、該判定と同時にスタートし、5sec経過後
にタイムアップする。このとき判定装置9は開放信号を
発生させる。
さらにまた、判定装置9が発生させた開放信号によっ
て、図示を省略したをドライバを駆動させることによ
り、可変表示装置3に設けたLEDや遊技盤2に設けた各
種ランプを発光させたり、大役処理を表わす効果音を発
生させてもよい。第2図に示す46は、効果音を発生させ
るスピーカ46である。また47は大役処理が施されている
状態を点灯または点滅表示するための大役表示ランプ
で、大役表示ランプ47の動作時に特別表示器30を点灯、
または点滅させることによって、大役処理を表示するよ
うにしてもよい。
また、パチンコ機1の表側には第2図に示すように、
遊技盤2面に発射球を誘導する誘導レール48、遊技用の
発射球を発射する操作ハンドル49、遊技用の発射球を打
球装置(図示省略)に導くとともに、入賞に応じた賞品
球が払出される上皿50、上皿50に飽和した発射球が払出
される下皿51が設けてある。遊技盤2面には風車52、一
般入賞口53、アウト口54を備え、障害釘は図示を省略し
てある。55は可変表示装置3に設けた天入賞口である。
遊技盤2の外側および可変表示装置3には入賞状態を点
灯表示する入賞表示灯56が配設され、遊技盤2の左上方
には打止ランプ57が設けてある。
つぎに、このように構成された第1実施例に係るパチ
ンコ機の入賞装置の動作を、第6図ないし第11図に基い
て以下に説明する。
はじめに、パチンコ機1の電源(図示省略)が投入さ
れると(s1)、本入賞装置は初期化され、前記各内蔵メ
モリおよび各メモリ26,44はクリアされたのち、メモリ4
4に格納されている各プログラムがロードされ、同時に
初期値が設定格納される(s2、s3)。このとき本実施例
において、開放タイマ28には開閉板20の開放時間を、小
役処理用として『5sec』に、大役処理用として『20se
c』にそれぞれ設定ロードする。さらに大役処理の継続
回数を『10回』に、さらにまた大入賞口10への入賞球数
を『10球』に設定する。また、これと同時に図柄停止タ
イマ16にセットされる時間(第11図ないし参照)
が、各桁表示素子5に対応させて設定される。なおs1に
おいて、すでに遊技が開始されている場合、電源は投入
されているので即座にs3が実行される。
つぎにs4では、本入賞装置の各スイッチ7,12,24,25を
含むハード系のセルフチェックが開始され、異常がある
場合には、s6のエラー処理を施したのちs20の処理を行
う。これに対して、s5で本入賞装置のセルフチェックが
正常である場合、s7において可変表示装置3と始動検知
スイッチ7により、始動入賞球の有無が検出される。そ
してs7で始動入賞球が検出された場合(第11図参
照)、s8が実行される。他方、s7で始動入賞球が検出さ
れていない場合には、s14にジャンプする。
ついでs8においては、アップダウンカウンタ18に格納
(カウント)されている始動入賞球数が最高値、すなわ
ち4球であるか否かを判定する。そしてs8において、始
動入賞球数が4球である場合には、s7における入賞球は
無視されて、s14が実行される。他方s8において、始動
入賞球数が4球でない場合には、s9でアップダウンカウ
ンタ18は格納している始動入賞球数に『1』を加算した
のち、s10が実行される。
s10では、大役カウンタ45に格納されている大役処理
回数『0』であるか否かを判定し、『0』である場合に
は、確率選択部42が第1設定部40によって停止識別情報
に対応した数値データを選択させる(s11)。他方、大
役カウンタ45に格納されている大役処理回数『0』でな
い場合には、確率選択部42が第2設定部41によって停止
識別情報に対応した数値データを選択させる(s12)。s
11またはs12が実行されると同時に、読込部43は第1設
定部40または第2設定部41から停止識別情報に係る数値
データを読み込む。読込部43に読み込まれた該数値デー
タは、識別情報選択装置8から可変表示装置3と判定装
置9とに入力され、可変表示装置3は数値データを図柄
発生回路15に格納し、これに対して判定装置9は数値デ
ータをメモリ44に格納する。
なお、s11が実行された場合には、識別情報選択装置
8が読込部43と第1設定部40とによって、特定識別情報
を選択する確率P1は、『P1=1/500』になり、s12が実行
された場合には、識別情報選択装置8が読込部43と第2
設定部41とによって、特定識別情報を選択する確率P2
は、『P2=1/108』になる。このことから、確率選択部4
2が第2設定部41を選択した場合に大役処理が施される
可能性は、確率選択部42が第1設定部40を選択した場合
と比較して、5倍に増大する。
このような場合(P2=1/108)には、識別情報選択装
置8が読込部43と第1設定部40とによって、特定識別情
報を選択する場合(P1=1/500)と比較して、単位時間
当りに施される大役処理の回数が増大し、これにより現
大役処理から次回の大役処理までに要するパチンコ遊技
時間が短縮することになる。したがって、遊技者に有利
な権利の発生に対する期待感を遊技者に生じさせること
ができる。
s14でゲーム中、すなわち前回の始動入賞球により、
可変表示装置3の表示素子5が明るい変動表示中である
か否(暗い変動表示中)かの判定が行われる。s14にお
いて、ゲーム中である場合、s15において前回の始動入
賞球に係る図柄停止タイマ16がタイムアップしたか否か
を判定する。そして、図柄停止タイマ16がタイムアップ
した場合には、s18にジャンプする。これに対して、s15
で図柄停止タイマ16がタイムアップしていない場合、s1
6においてタイミングスイッチ12を操作したか否かが判
定される。また、s14においてゲーム中でない場合に
は、s19にジャンプする。
s16においてタイミングスイッチ12が操作されたと判
定された場合、s17で読込部43は第1設定部40または第
2設定部41から数値データを再度読み込み、s11またはs
12において読み込んだ数値データは更新される。これに
より、停止識別情報の数値データが決定される。このと
き該数値データは、識別情報選択装置8から可変表示装
置3と判定装置9とに入力され、s11およびs12と同様、
図柄発生回路15の内蔵メモリおよびメモリ44に格納され
る。しかるのち、s18では図柄停止モードがセットされ
る。またs16において、タイミングスイッチ12が操作さ
れない場合、図柄停止タイマ16を減算処理したのち、s1
9にジャンプする。
s19で、可変表示装置3はs11またはs12において識別
情報選択装置8から図柄発生回路15に入力された数値デ
ータを、停止識別情報が表わされた図柄信号に変換す
る。こののちs20において、各モードに対応した表示灯
の処理が施される。
ついでs21においては、エラーモードがセットされて
いるか否かが判定される。そして、エラーが発生してい
る場合には、エラーに係る表示灯処理がセットされたの
ち、第7図に示した以降の処理を実行する。他方、s2
1がエラーでないとき、s23では、大役モードまたは小役
モードがセットされているか否かが判定され、大役モー
ドや小役モードがセットされていない場合には、s24が
実行される。またs23で、大役モードまたは小役モード
のいずれかがセットされている場合にはs27が実行され
る。
s24では、ゲーム中であるか否かを判定し、ゲーム中
でない場合には、s25においてゲームが開始したか否か
を判定する。このとき、s24でゲーム中の場合、およびs
25でゲームが開始していない場合には、第7図の以降
の処理を行う。他方、s25でゲームが開始している場
合、s26において、s7における始動入賞球に係るゲーム
開始の処理を施したのち第7図の以降の処理を行う。
そして、s26では各桁表示素子5,5,5の図柄停止タイマ16
をセットし、可変表示装置3は、識別情報が暗く変動表
示されている各桁表示素子5,5,5を各桁に対応した表示
素子ドライバ14によって、明るく変動表示させる(第11
図および参照)。
またs27では、大役モードがセットされているか、ま
たは小役モードがセットされているかが判定され、小役
モードがセットされている場合にはs34にジャンプす
る。さらにs27で大役モードがセットされている場合に
は、s28で、大役処理中にメモリ26に格納された継続ス
イッチ25からの継続球データに基いて、大役処理が終了
する(継続される)か否かを判定する。そして、大役処
理が継続されるとき、s29において継続スイッチ25が発
射球を検知したか否かをチェックし、継続スイッチ25が
発射球を検知した場合には、大役継続モードをセットす
る。他方、大役処理が10回施されることにより、該大役
処理が終了するときにはs30にジャンプする。
つぎに、s30では開閉板ドライバ回路22が10カウント
スイッチ24から内蔵メモリに入力された入賞球数データ
に基いて、大入賞口10への入賞球数をチェックする。つ
いでs31において、開閉板ドライバ回路22は、s30におけ
る入賞球が10球に達しているか否かを判定する。そこ
で、大入賞口10への入賞球が10球に達している場合、開
閉板ドライバ回路22はs32で、タイマクリア信号を発生
させることによって、判定装置9から開放信号の発生を
一時停止させる。これにより、開放されている開閉板20
が一旦閉鎖され、大役処理は一時的に停止する。このの
ち、s33で継続スイッチ25に検知された入賞球(継続
球)が、10カウントスイッチ24によって検知されたか否
かを判定する。そして、10カウントスイッチ24が入賞球
を検知しているときには、s34が実行される。なおs31に
おいて、入賞球が10球に達していないときはs34にジャ
ンプする。
すなわち上記大役処理は、開閉板20の開放時間の20se
cが経過するまで、または大入賞口10への入賞球数が10
球に達するまで継続して施され、両条件のいずれか一方
が達成されたときに、開放されている開閉板20が一時的
に閉鎖される。さらに、前記継続モードは、継続信号の
発生回数が10回に達するまでセット状態として、大役処
理が継続するのである。
そして、継続信号の発生回数が10回に達したとき大役
処理は終了する。さらにs33で、継続スイッチ25によっ
て検知された入賞球が10カウントスイッチ24により検知
されていない場合には、10カウントスイッチ24に短絡、
断線および、10カウントスイッチ24が入賞球検出不能な
位置に移動させられているなど、不都合が生じていると
みなされ、s39においてエラーモードがセットされる。
s34では、役出力タイマがセットされているか否かが
判定され、役出力タイマがセットされている場合には、
s35で開閉板ドライバ回路22は役出力(大役処理)を継
続したのち、第7図の以降の処理が実行される。他
方、役出力タイマがセットされていない場合、すなわち
タイマクリア信号が発生している場合、s36で開閉板ド
ライバ回路22は役出力を終了させたのち、s37が実行さ
れる。
つぎに、s37では大役モードがセットされているか否
かをチェックしたのち、s38で大入賞口10への入賞球数
が『0』であるか否かをチェックする。そして、s37で
大役モードがセット中であって、役出力終了後における
大入賞口10への入賞球数が『0』であるとき、s39でエ
ラーモードをセットしたのち、第7図の以降の処理を
実行する。他方、s37で大役モードがセットされておら
ず、小役モードがセットされているとき、およびs38で
大入賞口10への入賞球数が『0』ではないときには、第
7図の以降の処理を実行する。
第7図の以降の処理は、まずs40においてゲームが
終了したか否かを判定して、ゲームが終了しているとき
には、s41で大役継続モードのセットの有無を判定す
る。そして大役継続モードのセットされている場合、s4
2で開閉板ドライバ回路22はメモリ26の現継続回数に
『1』を加算して大役モードをセットしたのちs43を実
行する。他方、s41で大役継続モードがセットされてい
ない場合には、s44でアップダウンカウンタ18に格納し
ている始動球数から『1』を減算するとともに、s11ま
たはs12における数値データを所定エリアにシフトさせ
たのち、s43を実行する。また、s40においてゲームが終
了していないときs43にジャンプする。
つぎにs43では、図柄停止モードがセットされている
か否かが判定され、図柄停止モードがセットされている
場合には、s45が実行される。s45において図柄発生回路
15は、図柄停止タイマ16のタイムアップ時に発生させる
タイマ信号に基いて、各桁の表示素子5,5,5の変動表示
を、第2図の左側から中側、右側にかけて順次停止させ
る。なお、識別情報が明るい変動表示から、明るい停止
表示に移行すると、役チェック待ち時間の0.5secが経過
するまで、全ての表示素子5は停止識別情報を明るく表
示する(第11図参照)。
ついでs46は、可変表示装置3の各表示素子5,5,5が、
停止識別情報を全ての桁に明るく表示させているか否か
を判定手段9によって判定する。さらには全桁の停止識
別情報が可変表示装置3に明るく表示されている場合、
s47で判定手段9はメモリ44に格納されている数値デー
タと、同メモリ44の上記対応表とに基いて、役の有無に
係る判定を開始する(第11図参照)。また可変表示装
置3は停止識別情報を全ての表示素子5,5,5に、s47の判
定時から0.5sec明るく表示させる(第11図参照)。こ
れにより遊技者は、停止識別情報が特定識別情報または
非特定識別情報を目視によって確認することができる。
しかるのちs48において、可変表示装置3に明るく表
示されている停止識別情報が、特定識別情報であるか否
(非特定識別情報)かを判定装置9によって判定する。
なお、判定されている間に停止識別情報が明るく表示さ
れる時間は、判定開始から0.5secで(第11図参照)、
この時間は上述した役チェック待ちタイマによって計測
される。
そしてs48の明るい停止識別情報が特定識別情報でな
いと判定された場合、s49で非停止識別情報が小役処理
に係る組み合わせであるか、否かを判定装置9によって
判定する。そして、s49で明るい停止識別情報が小役処
理に係るものでないと判定された場合にはずれモードを
セットしたのち(s50)、s51を実行する。また、s48で
明るい停止識別情報が特定識別情報であると判定された
場合、s52で大役モードをセットしたのち、s51を実行す
る。さらに、s49で明るい停止識別情報が小役処理に係
るものであると判定された場合、小役モードをセットし
たのち(s53)、s51を実行する。
s51で可変表示装置3の表示素子5のダイナミック表
示処理を行う。そしてs54で入賞球に応じた賞品球の払
出処理を施したのち、s55において、大役モードまたは
小役モードに応じた役出力タイマがセットされる。これ
により、大入賞口10は開放され、発射球が大入賞口10に
入賞する確率は増大するため、遊技者に有利な権利が発
生することになる。あわせて各種の表示ランプ、LEDの
出力をセットし、s56で各モードに対応した効果音を選
択し、s57ではs56において選択済の効果音をセットす
る。
ついでs58で、第1設定部40および第2設定部41は、
現数値データに『1』を加算することによって、当該数
値データを更新し、パルス発生回路13が発生させるクロ
ックパルス、すなわち割込信号が入力されるまで待機す
る(s59)。
第8図は停止識別情報の役に係る判定手順を表わし、
s43からs46をさらに詳細に示している。つぎに、停止識
別情報を判定する手順を第8図に基いて以下に説明す
る。
まずs60で、判定装置9は図柄発生回路15が図柄停止
モードであるか否かを判定し、図柄停止モードである場
合には、s61で第2図の左側用表示素子5が停止識別情
報を明るく表示しているか否かを判定する。他方、図柄
発生回路15がs60で図柄停止モードでない場合には、s51
にジャンプする。
こののち、s61で左側用表示素子5が停止識別情報を
明るく表示している場合には、s62で中側用表示素子5
が停止識別情報を明るく表示しているか否かを判定し、
明るく表示している場合にはs63で、右側用表示素子5
が停止識別情報を明るく表示しているか否かを判定す
る。
そして、s61で左側用表示素子5が停止識別情報を明
るく表示していない、いいかえれば識別情報を明るく変
動表示している場合には、s64で図柄発生回路15は左側
用表示素子5に対応した図柄停止タイマ(以下、左図柄
停止タイマという)16に基いて、左側用表示素子5が停
止するタイミングを図る(第11図および参照)、そ
して、該タイミングが適正である場合には、s65で図柄
発生回路15は左側用表示素子5の停止フラグをロードし
たのち、s77にジャンプする。他方、s64で図柄発生回路
15の左側用表示素子5が停止するタイミングが適正でな
い場合にはs51にジャンプする。
また、s62で中側用表示素子5が停止識別情報を明る
く表示していない場合には、s66で中側用表示素子5に
対応した図柄停止タイマ(以下、中図柄停止タイマとい
う)16がタイムアップしたか否かを判定し、タイムアッ
プしているときにはs69にジャンプする。他方、中図柄
停止タイマ16がタイムアップしていないときには同タイ
マを減算してゆく(s67)。そしてs68で、中図柄停止タ
イマ16がタイムアップしたとき、s69で図柄発生回路15
は中側用表示素子5が停止識別情報を明るく表示するタ
イミングを図る(第11図および第11図参照)。
ついで、s69における該タイミングが適正である場合
には、s70で図柄発生回路15は中側用表示素子5の停止
フラグをロードしたのち、s77にジャンプする。他方s68
で、中図柄停止タイマ16がタイムアップしていないと
き、およびs69で図柄発生回路15は中側用表示素子5が
停止識別情報を明るく表示するタイミングが適正ではな
いとき、s51にジャンプする。
さらに、s63で右側用表示素子5が停止識別情報を明
るく表示していない場合には、s71で右側用表示素子5
に対応した図柄停止タイマ(以下、右図柄停止タイマと
いう)16がタイムアップしたか否かを判定し、タイムア
ップしているときにはs74にジャンプする。また、s63で
右側用表示素子5が停止識別情報を明るく表示している
場合には、第9図にジャンプする。
他方、s71で右図柄停止タイマ16がタイムアップして
いないときには、同タイマを減算してゆく(s72)。つ
ぎにs73で、右図柄停止タイマ16がタイムアップしたと
き、図柄発生回路15は右側用表示素子5が停止識別情報
を明るく表示するタイミングを図り(s74…第11図お
よび参照)、該タイミングが適正である場合には、s7
5で役チェック待時間を0.5secに設定し入力タイミング
の整合を図る(第11図参照)。つぎにs76で、図柄発
生回路15は右側用表示素子5の停止フラグをロードす
る。
しかるのちs77で、全桁の表示素子5,5,5が停止識別情
報を明るく表示したことを表わす停止フラグをセットす
るとともに、該明るい停止表示を音声によって表わす停
止音声フラグをセットしたのち、s51にジャンプする。
さらにs73で、右図柄停止タイマ16がタイムアップして
いないとき、およびs74で図柄発生回路15が右側用表示
素子5を停止させるタイミングが適正ではないとき、s5
1にジャンプする。
つぎに、第9図以降の大役処理および小役処理の判
定の手順(第7図s47ないしs49参照)を以下に説明す
る。まず、s78で役チェック待タイマがタイムアップし
たか否かを判定し、役チェック待タイマがタイムアップ
していないときにはs51を実行する。他方、s78で役チェ
ク待タイマがタイムアップしているときには、s79で判
定手段9はs7でメモリ44に格納済の停止識別情報に係る
数値データを所定のエリアにセットする。
そしてs80において、判定装置9はs79のセット済数値
データに基いて、左側用表示素子5と中側用表示素子5
との両停止識別情報が一致しているか否かを判定する。
このとき、上記両数値データが一致している場合にs81
を実行する一方、両数値データが一致していない場合に
はs50にジャンプする。ついでs81では、判定装置9はs7
9のセット済数値データに基いて、左側用表示素子5と
右側用表示素子5との両停止識別情報が一致しているか
否かを判定する。このとき、上記両数値データが一致し
ている場合にs82を実行する一方、両数値データが一致
していない場合にはs50にジャンプする。
つぎにs82では、右側用表示素子5の停止識別情報に
係る数値データが、『3』であるか否かを判定し、該数
値データが『3』である場合にはs84にジャンプする一
方、『3』でない場合にはs83を実行する。s83では右側
用表示素子5の停止識別情報に係る数値データが、
『7』であるか否かを判定し、該数値データが『7』で
ない場合にはs53にジャンプする一方、『7』である場
合にはs84を実行する。
s84では、大役カウンタ45の格納データに『1』を加
算したのち、加算済みのデータが『3』に達したか否か
を判定する(s85)。そしてs85において、大役カウンタ
45の格納データが『3』に達している場合には、s86に
おいて大役カウンタ45がリセット、すなわち格納データ
に『0』が格納され、こののちs52にジャンプする。他
方、大役カウンタ45の格納データが『3』に達していな
い場合にはs52にジャンプする。
すなわち、大役処理の過去に施された回数nが、4の
倍数であるとき(n=4m,m…整数)、確率選択部42は、
第1設定部40によって停止識別情報を作成させる一方、
同回数nが4の倍数でないとき(n≠4m)、確率選択部
42は、第2設定部41によって停止識別情報を作成させ
る。これにより、識別情報選択装置8が特定識別情報を
選択する確率は、大役処理の過去に施された回数が4の
倍数であるときには『1/500』になる。他方、同回数n
が4の倍数でないとき『1/108』になる。
第10図は停止識別情報に係る数値データの作成(選
択)手順を表わし、s58を詳細に示している。つぎに、
識別情報選択手段8が停止識別情報に係る数値データを
作成する手順を、第10図に基いて以下に説明する。
まずs87−1において、第1設定部40は左側用表示素
子5の停止識別情報に係る数値データ(乱数)に『1』
を加算することにより、該数値データを更新する。つぎ
にs88−1において、s87−1で更新された数値データが
『9』以上であるか否かを判定する。そして、更新され
た数値データが『9』以上であるときに、該数値データ
はs89−1でクリアされ、左側用表示素子5用の数値デ
ータとして新たに『0』が第1設定部40に更新セットさ
れる。他方、87−1で更新された数値データが『9』未
満であるときに、s90−1が実行される。
そしてs90−1では、s87−1において更新された数値
データが第1設定部40にセットされる。こののちs91−
1において、s90−1で第1設定部40にセットされた数
値データが、『0』である場合にはs92−1が実行され
る一方、『0』でない場合にはs87−2にジャンプす
る。
s92−1では、第1設定部40は中側用表示素子5の停
止識別情報に係る数値データに『1』を加算することに
より、該数値データを更新する。つぎにs93−1におい
て、s92−1で更新された数値データが『9』以上であ
るか否かを判定する。そして、更新された数値データが
『9』以上であるときに、該数値データはs94−1でク
リアされ、中側用表示素子5用の数値データとして新た
に『0』が第1設定部40に更新セットされる。他方、s9
2−1で更新された数値データが『9』未満であるとき
に、s95−1が実行される。そしてs95−1では、s92−
1において更新された数値データが第1設定部40にセッ
トされる。こののちs96−1において、s95−1で第1設
定部40にセットされた数値データが、『0』である場合
にはs97−1が実行される一方、『0』でない場合にはs
87−2にジャンプする。
s97−1では、第1設定部40は右側用表示素子5の停
止識別情報に係る数値データに『1』を加算することに
より、該数値データを更新する。つぎにs98−1におい
て、s97−1で更新された数値データが『9』以上であ
るか否かを判定する。そして、更新された数値データが
『9』以上であるときに、該数値データはs99−1でク
リアされ、右側用表示素子5用の数値データとして新た
に『0』が第1設定部40に更新セットされる。他方、s9
7−1で更新された数値データが『9』未満であるとき
に、s100−1が実行される。そしてs100−1では、s97
−1において更新された数値データが第1設定部40にセ
ットされる。こののちs87−2が実行される。
s87−2では、第2設定部41は左側用表示素子5の停
止識別情報に係る数値データ(乱数)に『1』を加算す
ることにより、該数値データを更新する。つぎにs88−
2において、s87−2で更新された数値データが『11』
以上であるか否かを判定する。そして、更新された数値
データが『11』以上であるときに、該数値データはs89
−2でクリアされ、左側用表示素子5用の数値データと
して新たに『0』が第2設定部41に更新セットされる。
他方、87−2で更新された数値データが『11』未満であ
るときに、s90−2が実行される。そしてs90−2では、
s87−2において更新された数値データが第2設定部41
にセットされる。こののちs91−2において、s90−2で
第2設定部41にセットされた数値データが、『0』であ
る場合にはs92−2が実行される一方、『0』でない場
合にはs59にジャンプする。
s92−2では、第2設定部41は中側用表示素子5の停
止識別情報に係る数値データに『1』を加算することに
より、該数値データを更新する。つぎにs93−2におい
て、s92−2で更新された数値データが『11』以上であ
るか否かを判定する。そして、更新された数値データが
『11』以上であるときに、該数値データはs94−2でク
リアされ、中側用表示素子5用の数値データとして新た
に『0』が第2設定部41に更新セットされる。他方、s9
2−2で更新された数値データが『11』未満であるとき
に、s95−2が実行される。そしてs95−2では、s92−
2において更新された数値データが第2設定部41にセッ
トされる。こののちs96−2において、s95−2で第2設
定部41にセットされた数値データが、『0』である場合
にはs97−2が実行される一方、『0』でない場合にはs
59にジャンプする。
s97−2では、第1設定部40は右側用表示素子5の停
止識別情報に係る数値データに『1』を加算することに
より、該数値データを更新する。つぎにs98−2におい
て、s97−2で更新された数値データが『11』以上であ
るか否かを判定する。そして、更新された数値データが
『11』以上であるときに、該数値データはs99−2でク
リアされ、右側用表示素子5用の数値データとして新た
に『0』が第2設定部41に更新セットされる。他方、s9
7−2で更新された数値データが『11』未満であるとき
に、s100−1が実行される。そしてs100−2では、s97
−2において更新された数値データが第2設定部41にセ
ットされる。こののちs59が実行される。
つぎに、本発明の第2実施例を第7図、第8図およ
び、第10図ないし第13図に基いて、第1実施例と同部材
および同手順には同符号を付して以下に説明し、その詳
細な説明は省略する。
本実施例にあっては、通常時に識別情報選択手段8は
確率選択部42によって第1設定部40を選択し、これによ
り停止識別情報は第1設定部40によって作成される。そ
して、第1設定部40が全桁の停止識別情報に『7』を選
択し、判定装置9が可変表示装置3に明るく停止表示さ
れた全桁の識別情報を、『7』であると判定した場合に
のみ、確率選択部42は停止識別情報を第2設定部41によ
って作成させる。このような第2設定部41による停止識
別情報の作成は、大役が3回施されたとき、確率選択部
42は第1設定部40による停止識別情報の作成に切り替え
られる。なお、第1設定部40によって作成された全桁の
停止識別情報が、『7』でない場合には、第1設定部40
による停止識別情報の選択は継続される。
本実施例では、第1設定部40によって作成され、全桁
の停止識別情報が『7』である場合、このような停止識
別情報を以下、『特有識別情報』といい、該特有識別情
報が第1設定部40によって作成された状態を以下、『特
有状態』という。特有状態は確率選択部42にセットさ
れ、特有状態がセットされたときには、確率選択部42が
停止識別情報を第2設定部41によって作成させる。なお
判定装置9は、第1設定部40が特有識別情報を作成した
か否か、いいかえれば特有識別情報が可変表示装置3に
明るく停止表示されているか否かを、停止識別情報の種
別に基いて判定し、その旨を確率選択部42に入力するわ
けであるが、判定装置9と確率選択部42とを接続する信
号線は、第1図において図示を省略している。さらに本
実施例においては、特有識別情報は特定識別情報でもあ
る。
このような第2実施例に係るパチンコ機1の入賞装置
を使用するには、まず電源を供給して初期設定およびエ
ラーチェックが完了し(s1〜s6)、始動入賞球の一連の
処理が完了すると(s7〜s9)、s101が実行される。s101
で判定装置9は、特有状態が確率選択部42にセットされ
ているか否かを判定して、特有状態がセットされていな
い場合にはs11が実行される一方、特有状態が確率選択
部42にセットされている場合にはs12が実行される。
いいかえれば、s101において特有状態がセットされて
いない場合には、確率選択部42が停止識別情報を第1設
定部40によって作成させるため、識別情報選択手段8が
特定識別情報を『1/500』の確率で選択することになる
(s11)。これに対してs101において特有状態がセット
されていない場合には、確率選択部42が停止識別情報を
第2設定部41によって作成させるため、識別情報選択手
段8は特定識別情報を『1/108』の確率で選択すること
になる(s12)。
このため、特有状態が確率選択部42にセットされてい
る場合、大役処理が施される確率は、特有状態がセット
されていない場合より大きく(概略5倍)なり、上述し
た遊技者に有利な権利は発生し易くなる。このため、単
位時間当りに施される大役処理の回数が増大する。この
ような特有状態が確率選択部42にセットされていること
を、たとえば特別表示器30を点灯または点滅することに
よって、遊技者に表示してもよい。これにより遊技者
は、特定識別情報が特有状態に非セット時と比較して可
変表示装置3に表示され易くなっていることを知覚す
る。
また特別表示器30が動作していると同時に、効果音を
スピーカ46から発生させることにより、特有状態が確率
選択部42にセットされていることを音声によって遊技者
に表示してもよい。他方、特有状態がセットされている
ことを遊技者に表示しない場合には、該特有状態のセッ
トを遊技者に悟られることなく、単位時間当りに施され
る大役処理の回数が増大することになる。しかるのち、
第1実施例と同様にs13以降が実行される。
つぎに、特有状態を第13図に基いて、以下に説明す
る。第1実施例と同様に、役チェック待ちタイマがタイ
ムアップして、可変表示装置3に各桁の停止識別情報が
明るく表示されると(s78〜s81)、該停止識別情報が
『3』であるか否かと(s82)、『7』であるか否かと
を判定する(s83)。
ここで、該停止識別情報が『3』でなく且つ、『7』
でないい場合、s53において小役処理が実行される。他
方、該停止識別情報が『3』または『7』、すなわち特
定識別情報である場合には、s102において特有情報がセ
ットされているか否かを判定したのち、特有状態がセッ
トされている場合にはs84が実行され、特有状態が確率
選択部42にセットされていない場合にはs103が実行され
る。
s103では停止識別情報が『7』すなわち特有識別情報
であるか否かが再度判定され、『7』である場合にはs1
04において、特有状態を確率選択部42にセットしたの
ち、第7図のs52にジャンプする一方、s104で『7』で
ない場合には第7図のs52にジャンプする。これに対し
て、s102において特有状態が確率選択部42にセットされ
ている場合には、s84で大役カウンタ45に『1』が加算
されたのち、s105において大役カウンタ45の格納データ
が『2』以上であるか否かが判定される。
そしてs105で、大役カウンタ45に格納されている大役
回数データが『2』以上である場合には、s106が実行さ
れる一方、『2』未満である場合には第7図のs52にジ
ャンプする。そしてs106では、すでに確率選択部42にセ
ットされている特有状態を解除(リセット)するととも
に、大役カウンタ45に格納されている大役回数データに
『0』を格納することによって、大役カウンタ45をリセ
ットしたのち、第7図のs52にジャンプして大役処理を
施す(以下、第1実施例参照)。
なお、本実施例においては、特有状態のセットを特定
識別情報が『7』(特有識別情報)であるときに行って
いるが、これに限定されるものではなく、種々の変更が
可能である。たとえば、ある特定の入賞口に発射球が入
賞したときに特有状態をセットしたり、『7』以外の停
止識別情報を特有識別情報に設定してもよい。後者の場
合、特有識別情報が特定識別情報であることに限定され
るものではなく、非特定識別情報を特有識別情報に定め
てもよい。同様に、特有状態のリセットについても、大
役が施された回数に限定されるものではない。たとえ
ば、識別情報選択装置8によって選択された全桁の停止
識別情報が『0』である場合に、特有状態をリセットし
てもよいし、ある特定の入賞口を発射球が入賞したとき
に特有状態をリセットするなど、種々の変更が可能であ
る。
つぎに、本発明の第3実施例を第7図、第8図および
第14図ないし第21図に基いて、第1実施例と同部材およ
び同手順には同符号を付して以下に説明し、その詳細な
説明は省略する。第3実施例は第1実施例と同様に、特
定識別情報が識別情報選択装置8に選択される確率を大 役処理が過去に施された回数に基いて変化させるもので
ある。識別情報選択装置8は、大役処理の上記回数が
『4の倍数』でないとき、停止識別情報を第1設定部40
のみによって選択し、他方同回数が『4の倍数』である
とき、停止識別情報を第1設定部40および第2設定部41
によって選択する(第16図参照)。
本実施例にあっては、第1設定部40には第3設定表を
作成する機能を設ける一方(前頁表3参照)第2設定部
41は第4設定表を作成する機能を設けている(前頁表4
参照)。各第1設定部40および第2設定部41は、パチン
コ機1の制御プログラムの一連の処理が終了して、4mse
c毎のリセット信号がパルス発生回路15から入力される
のを待機している時間を利用して、図柄データに対応す
る数値を発生させ、第1設定部40が予め定められた全て
の上記数値を発生させる毎に、第2設定部41は予め定め
られた上記数値を発生させる。
さらに詳しく説明すれば、第1設定部40は、パチンコ
機1の制御プログラムの処理が1サイクル終了し、4mse
c周期のリセット信号の入力待機時間を利用して、上記
数値に『1』を加算することにより更新してゆき、
『0』ないし『99』の範囲でこの演算を繰り返す。他
方、第2設定部41は、第1設定部40が『0』ないし『9
9』の数値を全て更新したのち、上記同様に『1』を加
算することにより数値を更新してゆく、そして第2設定
部41は『0』ないし『9』の範囲で上記演算を行う(第
18図参照)。
これにより第1設定部40は100通りの数値データを作
成し、第2設定部41は10通りの数値データを作成するこ
とから、停止識別情報に係る数値データの組み合わせN
は、 N=100×10=1000 1000通りあることになる。
そして、識別情報選択装置8が第1設定部40および第
2設定部41に基いて停止識別情報を選択した場合、読込
部43が表3に示す各数値データのうち『3または7』を
読み込み、かつ表4に示す各数値データのうち『3また
は7』を読み込んだときに、特定識別情報が可変表示装
置3に表示される。このようにして特定識別情報が選択
されたときに、読込部43が第2設定部41から『3』を読
み込んだ場合には、可変表示装置3の各桁に『3』をそ
れぞれ明るく停止表示する。これに対して、読込部43が
第2設定部41から『7』を読み込んだ場合には、可変表
示装置3の各桁に『7』をそれぞれ明るく停止表示す
る。
また、識別情報選択装置8が第1設定部40のみに基い
て停止識別情報を選択した場合、読込部43が表3に示す
各数値データのうち『3または7』を読み込んだとき
に、特定識別情報が可変表示装置3に表示される。そし
て読込部43が第1設定部40から『3』を読み込んだ場合
には、可変表示装置3の各桁に『3』をそれぞれ明るく
停止表示する。これに対して、読込部43が第1設定部40
から『7』を読み込んだ場合には、可変表示装置3の各
桁に『7』をそれぞれ明るく停止表示する。
これにより、識別情報選択装置8が特定識別情報を選
択する確率P1は、大役処理の過去に施された回数が4の
倍数であるときには、 P1=2/100×2/10=1/250 『1/250』になる。他方、同回数が4の倍数でないとき
同確率P2は、 P2=2/100=1/50 『1/50』になる。
さらにまた本実施例にあっては、非特定識別情報(は
ずれ)は読込部43によって作成される。読込部43は4mse
c周期のリセット信号が入力される毎に、『1』づつ加
算することにより『999』まで演算し、『999』に達して
さらに『1』を加算することにより『000』から『999』
まで演算し、『999』に達してさらに『1』を加算する
と『000』に戻るようにされている。ただし3桁全て
が、『3』または『7』に相当する2通りの特定識別情
報に係る上記数値の組み合わせNは除かれている。これ
により読込部43は、998通りの非特定識別情報に係る数
値データの組み合わせNを作成することになる。
なお、大役処理の過去に施された回数が『4の倍数』
でないとき、いいかえれば第1設定部40のみによって特
定識別情報が選択される場合、読込部43が読み込んだ数
値データが『3または7』でない場合、確率選択部42は
読込部43で作成された非特定識別情報に係る数値データ
を選択する。
他方、大役処理の過去に施された回数が、『4の倍
数』でなく、かつ第1設定部40から読込部43に読み込ま
れた数値データが『3または7』である場合、確率選択
部42は特定識別情報に係る数値データを読込部43に読み
込ませることになり、確率選択部42は、読込部43が第2
設定部41から数値データを読み込むことを禁止する。こ
れにより識別情報選択装置8は、大役処理が施された回
数に応じて、第1設定部40および第2設定部41の両方、
または第1設定部40のみによって特定識別情報を選択す
る。このことから、識別情報選択装置8が特定識別情報
を選択する確率は、大役処理が施された回数に応じて変
化する。
さらにまた、非特定識別情報の組み合わせNは読込部
43によって作成する代わりに、同組み合わせNを第1設
定部40および第2設定部41から読み込まれた数値データ
によって作成するようにしてもよい。このように作成さ
れる非特定識別情報は、第1設定部40および第2設定部
41が選択した1000通りの停止識別情報のうち、3桁全て
が、『3または7』に相当する2通りの特定識別情報
(いわゆる、『3』のゾロ目および『7』のゾロ目)を
除いた数値データの組み合わせになる。これにより、識
別情報選択装置8は998通りの非特定識別情報に係る数
値データを選択することができる。この非特定識別情報
に係る数値データの選択は、大役処理の過去に施された
回数に関わらず、以下の手順で行われる。
まず、発射球が始動入賞口6に入賞すると(第21図
参照)、図柄停止タイマ16に内蔵された自動停止タイマ
(図示省略)に『5sec』がセットされ、同時に上記自動
停止タイマはスタートして減算を開始する。該自動停止
タイマがスタートした『5sec』経過後、上記自動停止タ
イマがタイムアップすると(第21図示参照)、識別情
報選択装置8は読込部43によって、第1設定部40から停
止識別情報に係る数値データを取り込む。この数値デー
タの取り込み終了後、識別情報選択装置8は左図柄停止
タイマ16に基いて、『0.1sec』を経過した時点で(第21
図参照)、読込部43によって第2設定部41から停止識
別情報に係る数値データを取り込む。そして、第1設定
部40および第2設定部41が取り込んだ数値データは、判
定装置9と図柄発生回路15とに入力される。
なお本実施例においては、大役処理の上記回数が『4
の倍数』でないとき、識別情報選択装置8は確率選択部
42によって、第1設定部40のみから数値データを読込部
43に読み込む場合を説明したが、これに限定されるもの
ではなく、確率選択部42が第1設定部40の代りに第2設
定部41を選択するようにして、第2設定部41のみから数
値データを読込部43に読み込ませてもよい。この場合に
は特定識別情報は識別情報選択装置8に『1/5』の確率
で選択されることになる。また、本実施例においては小
役処理に係る停止識別情報の組み合わせはない。
つぎに、このような構成の第3実施例に係るパチンコ
機1の動作を第14図ないし第21図に基いて、以下に説明
する。はじめにパチンコ機1の電源(図示省略)が投入
されると(s1…第14図参照)、s2でパチンコ機1は初期
化され、各メモリ26,44や判定装置9および図柄発生回
路15の上記内蔵RAM、開閉板ドライバ回路22の上記内蔵
メモリ、各カウンタ18,45などがクリアされたのち、初
期値が設定格納され、第16図以降が実行される。同時
にメモリ44のプログラムがロードされる。またs1におい
て、電源投入中である場合には、s3で可変表示装置3を
表示するためのバッファ、すなわち判定装置9および図
柄発生回路15の内蔵RAMがクリアされる。始動検知スイ
ッチ7が入賞球を検知する前には、可変表示装置3の各
表示素子5は、図柄発生回路15および表示素子ドライバ
14によって、暗く変動表示されている。
つぎにパチンコ機1のハード系のセルフチェックが開
始され、該チェックに基いて所定の処理を施し(s4〜s
7)、エラーがない場合には始動入賞球に係る処理が実
行される(s107…第21図参照)。つぎにs108で、ゲー
ム中であるか否かに係る判定が行われ、ゲーム中でない
場合にはs19が実行され、ゲーム中である場合には、後
述する図柄停止タイマ16の上記自動停止タイマに基いて
自動停止させるか、またはタイミングスイッチ12の操作
に基いて停止させるかを判定する(s109)。しかるのち
s19において、図柄発生回路15は図柄データの更新処理
(カウントアップ)を行う。
上述したs109の処理は第15図において、さらに詳しく
説明すれば、s108においてゲーム中である場合、s109−
1においてタイミングスイッチ12が操作されたか否かを
判定し、タイミングスイッチ12が操作されたと判定され
た場合、s109−2にジャンプする。またタイミングスイ
ッチ12が操作されていないと判定された場合、s109−2
を実行して上記自動停止タイマを減算処理する。なお、
本実施例において、図柄停止タイマ16は8ビットカウン
タによって構成され、上記自動停止タイマは上位の4ビ
ットを使用し、図柄停止タイマ16は下位の4ビットを使
用している。
つぎにs109−3において、上記自動停止タイマがタイ
ムアップ、すなわち始動検知スイッチ7が始動入賞球を
検知して、『5sec』経過した場合、s109−4で図柄停止
モードがセットされる。また、該図柄停止モードのセッ
トと同時に、読込部43は第1設定部40から『0〜99』の
数値のいずれかを読み込むとともに(第21図参照)、
読込部43は998通りの非特定識別情報のいずれかを読み
込む。しかるのちs109−5において、左図柄停止タイマ
16がセット(0.1sec)され、スタートされる(第21図
参照)。
さらにs109−6では、s109−4において選択された非
特定識別情報の停止位置がセットされる。この左図柄停
止タイマ16がタイムアップし(第21図参照)、左図柄
が停止すると同時に中図柄停止タイマ16がセットされ
(0.5sec)、スタートされる(第21図参照)。さらに
中図柄停止タイマ16がタイムアップし(第21図参
照)、中図柄が停止すると同時に右図柄停止タイマ16が
セット(0.8sec)され、スタートされる(第21図参
照)。右図柄停止タイマ16がタイムアップすると(第21
図参照)、右図柄が停止する。
他方、s109−3において図柄停止タイマ16の上記自動
停止タイマが動作中である場合、第14図のs19にジャン
プする。そして、s109−4において、読込部43に読み込
まれた特定識別情報および非特定識別情報に係る各数値
データは、判定装置9および図柄発生回路15に入力さ
れ、さらに入力された各数値データは、判定装置9によ
ってメモリ44に一旦格納され、同時に図柄発生回路15の
上記内蔵RAMに一旦格納される。
ついでs109−7で、判定装置9は読込部43から入力さ
れた数値データが『3または7』であるか否か、いいか
えれば読込部43に読み込まれた停止識別情報が特定識別
情報であるか(になりうるか)、または非特定識別情報
であるかを判定する。そしてs109−7において、読込部
43から判定装置9に入力された数値データが『3または
7』であると判定された場合には、s109−8で第1設定
部40から特定識別情報が選択されたことを表わす当りフ
ラグをセットしたのち、s19にジャンプする。他方s109
−7において、読込部43から判定装置9に入力された数
値データが『3または7』であると判定されない場合に
は、s109−9ではずれフラグをセットしたのち、第14図
に示したs19が実行される。
こののちs20で各種表示灯の処理を行い、s21におい
て、エラーモードがセットされているか否かを判定し、
エラーモードがセットされている場合、s22で所定の表
示処理を施したのち、第16図から続けて処理を行う。
他方、s21においてがエラーモードがセットされていな
いとき、s23で判定装置9は役中であるか否かを判定
し、役中でない場合にはゲーム中であるか否かに係る処
理が施されたのち(s24〜s26)、第16図から続けて処
理を行う。s23で判定装置9は役中である場合、第1実
施例と同様に役(大役処理)に係る処理が施されたのち
(s27〜s39)、第16図から続けて処理を行う。
第16図以降の処理は、まずs40においてゲーム終了
したか否かを判定して、ゲームが終了しているときに
は、s41で大役継続モードのセットの有無が判定され
る。そして、大役継続モードがセットされていると判定
された場合、開閉板ドライバ回路22はs42で内蔵メモリ
の現継続回数に『1』を加算して大役モードをふたたび
セットしたのちs110の処理を行う。他方、s41で大役継
続モードがセットされていないと判定された場合には、
s44で始動入賞球数表示器19に格納されている始動入賞
球数から『1』を減算したのち、s110の処理を行う。ま
た、s40においてゲームが終了していないとき、s110で
可変表示装置3に変動表示している識別情報の停止表示
処理が実行される。
つぎに、s110の処理を第17図に基いて詳細に説明す
る。まずs110−1において判定装置9は、s109−4にお
ける図柄停止モードがセットされているか否かを判定す
る。そして、図柄停止モードがセットされている場合に
は、s110−2で左側表示素子5が停止識別情報を明るく
表示しているか否かを判定する。他方s110−1におい
て、s109−4で図柄停止モードがセットされていない場
合には、s55の処理を行う。
s110−2で、左側表示素子5が停止識別情報を明るく
表示している場合には、s110−3で中側表示素子5が停
止識別情報を明るく表示しているか否かを判定する。s1
10−3で、中側表示素子5が停止識別情報を明るく表示
している場合には、ついでs110−4で、右側表示素子5
が停止識別情報を明るく表示しているか否かを判定す
る。
上述したs110−2で、左側表示素子5が停止識別情報
を明るく表示していない場合には、s110−5において左
図柄停止タイマ16がタイムアップしたか否かを判定し、
タイムアップしている場合にはs55の処理を行う。他
方、s110−5において左図柄停止タイマ16がタイムアッ
プしていない場合、該図柄停止タイマ16を減算処理する
(s110−6)。ついでs−10−7では、s110−6におけ
るタイマ減算処理によって、左図柄停止タイマ16がタイ
ムアップしたか否かを判定する。そして、該左図柄停止
タイマ16がタイムアップしなかった場合、s55の処理を
行う。
他方s110−6の処理により、左図柄停止タイマ16がタ
イムアップした場合(第21図参照)、s110−8で実行
される。s110−8においては、s109−8での第1設定部
40に係る当りフラグのセット有無が判定装置9によって
判定され、該当りフラグがセットされている場合にはs1
10−9が実行される。またs110−8において、該当りフ
ラグがセットされていない場合には、s110−17にジャン
プする。
s110−9では、大役カウンタ45に格納されている大役
回数が『0』であるか否かを確率選択部42によって判定
し、該回数が『0』である場合、s110−10が実行され、
s110−9で大役回数が『0』でない場合にはs110−11が
実行される。さらにまたs110−10では、s109−5におい
て第2設定部41から読込部43に読み込まれた数値データ
が『3または7』であるか否かが判定される。そして該
数値データが『3または7』である場合、s110−12にお
いて大役カウンタ45の格納データに『1』を加算する一
方、『3または7』でない場合、s110−13ではずれフラ
グをセットしたのち、s110−17にジャンプする。
s110−11では、大役カウンタ45に格納されている大役
回数データに『1』を加算したのち、s110−14が実行さ
れる。s110−14では、s110−11における和が『3』以上
であるか否かを判定する。そして、現大役回数データが
『3』以上である場合には、s110−15において大役カウ
ンタ45に『0』を格納することによって、大役カウンタ
45をリセットしたのち、s110−16でが実行される。
他方s110−14で、大役カウンタ45のs110−11における
大役回数データが『3』未満である場合、s110−16が実
行される。そしてs110−16で、図柄発生回路15は読込部
43から入力された数値データと、上記内蔵メモリの対応
表とに基いて、図柄信号を発生させ、大当たり図柄の停
止位置をセットしたのち、s110−17を実行する。
すなわち確率選択部42は大役カウンタ45に格納されて
いる数値を判定し、かつ該数値が『0』である場合に第
1設定部40および第2設定部41によって停止識別情報を
作成させ(s110−10)、大役回数が『0』でない場合に
は第1設定部40のみによって停止識別情報を作成させ
る。これにより、特定識別情報が識別情報選択装置8に
選択される確率は、確率選択部42が大役回数を『0』で
あると判定した場合『1/250』になり、確率選択部42が
大役回数を『0』でないと判定した場合『1/50』にな
る。したがって、後者は前者の5倍となり、大役回数が
『0』でない場合には、大役回数が『0』である場合と
比較して、遊技者に有利な権利が発生し易くなる。
s110−17ではs110−16においてセットされた大当たり
図柄の停止位置に一致したか否か、またはs109−9かs1
10−13において、はずれフラグがセットされている場合
には、s109−6でセットされているはずれ図柄の停止位
置に一致したか否かを判定する。そして、一致している
場合には、中図柄停止タイマ16に『0.5sec』をセットし
(第21図参照)、s110−18において、左側用の識別情
報停止フラグをロードしたのち、s110−30にジャンプす
る。他方s110−17で、s110−16やs109−6においてセッ
トされた図柄停止位置に一致していない場合には、s55
の処理を行う。
上述したs110−3で中側表示素子5が停止識別情報を
明るく表示していない場合には、s110−19において中図
柄停止タイマ16がタイムアップしたか否かを判定し、タ
イムアップした場合にはs110−21実行する一方、タイム
アップしていない場合には、該図柄停止タイマ16を減算
処理し(s110−20)、s55の処理を行う。s110−21で
は、s110−16やs109−6においてセットされている図柄
停止位置に一致したか否かを判定し、一致している場合
には、右図柄停止タイマ16に『0.8sec』をセットし(第
21図参照)、s110−22において、左側特定識別情報の
数値データと中側特定識別情報の数値データとが同一で
あり、かつ該数値データが『3または7』である場合に
は、s110−23を実行する一方、そうではない場合に、s1
10−24にジャンプする。s110−23では左側特定識別情報
および中側特定識別情報の数値データが同一であること
を表わすフラグと、該同一状態を表わす音声(リーチ目
発生時の効果音)用フラグとをセットする。しかるのち
s110−24において、左側用および中側用の識別情報停止
フラグをロードしたのち、s110−30にジャンプする。
また上述したs110−4で右側表示素子5が停止識別情
報を明るく表示していない場合には、s110−25において
右図柄停止タイマ16がタイムアップしたか否かを判定
し、タイムアップした場合にはs110−27を実行する一
方、タイムアップしていない場合には、該図柄停止タイ
マ16を減算処理し(s110−26)、s55の処理を行う。s11
0−27では、s110−16やs109−6においてセットされて
いる図柄停止位置に一致したか否かを判定し、一致して
いる場合にはs110−28を実行する一方、一致していない
場合にはs55を実行する。
s110−28においては、役をチェックするための図示を
省略したタイマに0.4secをセットしたのちスタートさ
せ、該タイマがタイムアップすると(第21図参照)、
s110−29を実行する。ついでs110−29においては、左側
用、中側用および右側用識別情報の停止フラグをロード
したのち、各停止フラグおよび図柄停止時に発生させる
図柄停止音(効果音)フラグをs110−30においてセット
し、第1実施例と同様にs55を実行する。
s110の一連の処理が終了すると、第16図に示すs46な
いしs57で、第1実施例と同様の大役または、はずれに
係る処理が施される。なお本実施例においては、小役が
設けられてないため、第6図に示したs49およびs53の処
理はない。しかるのち、s112において非特定識別情報に
係る数値データを更新したのち、s113において特定識別
情報に係る数値データを更新する。
つぎにs112およびs113を第18図に示すs112−1〜s113
−9に基いて、詳細に説明する。まずs112−1では、非
特定識別情報に係る数値データを更新したのち、s112−
2では更新済みの数値データが特定識別情報に一致して
いるか否かをチェックする。しかるのちs113−1におい
て、第1設定部40は特定識別情報に係る現数値データに
『1』を加算したのち、加算して得られた数値データが
『100』以上であるか否かをチェックする(s113−
2)。そして、該数値データが『100』以上である場合
には、s113−3において、当該数値データを『0』に更
新することによりクリアしたのちs113−4を実行る。他
方s113−2で、該数値データが『100』未満である場
合、s113−4にジャンプし、s113−4において第1設定
部40は数値データを更新セットする。
つぎにs113−5で第1設定部40は、s113−4でセット
されたデータが『0』であるか否かを判定し、『0』で
ある場合にはs113−6を実行し、『0』でない場合には
s113−1を実行する。s113−6においては、第2設定部
22にセットされている現数値データに『1』を加算した
のち、加算して得られた数値データが『10』以上である
か否かをチェックする(s113−7)。そして、該数値デ
ータが『10』以上である場合にはs113−8において、当
該数値データをクリアしたのちs113−9を実行する。他
方s113−7で、該数値データが『10』未満である場
合、、s113−9にジャンプし、s113−9において第2設
定部41は数値データを更新セットする。そしてリセット
信号が入力されるまで、s113−1以下の処理が繰り返し
なされる。
第19図は第18図に示したs112−1の非特定識別情報手
順の更新手順を詳細に示したものである。つぎに、非特
定識別情報手順の更新手順を第19図に基いて以下に説明
する。
まずs112−1−1では、第2設定部41は右側表示素子
5用の現数値データに『1』を加算して、右側表示素子
5用に非特定識別情報に係る数値データを更新する。つ
ぎにs112−1−2において、s112−1−1で更新された
数値データが『10』以上であるか否かを判定し、該数値
データが『10』以上であるとき、該数値データはs112−
1−3でクリアされ、s112−1−4において第2設定部
41は、右側表示素子5用の非特定識別情報に係る数値デ
ータとして、新たに『0』をセットする。他方s112−1
−2において、同数値データが『10』未満である場合、
s112−1−4において第2設定部41は、s112−1−1に
より得られた数値データを、右側表示素子5用の非特定
識別情報に係る数値データとしてセットする。
つぎにs112−1−5では、s112−1−4におけるセッ
トデータが『0』である場合に、中側表示素子2用の非
特定識別情報を作成するためのs112−1−6の処理を行
う。他方s112−1−5で、s112−1−4におけるセット
データが『0』でない場合に、s112−2にジャンプす
る。つぎにs112−1−6では現中側表示素子5用の数値
データに『1』を加算し、中側表示素子5用の非特定識
別情報に係る数値データを更新する。つづいてs112−1
−7では、s112−1−6において更新された数値データ
が『10』以上であるか否かを判定する。
そして、格納された数値データが『10』以上であると
き、該格納データはs112−1−8でクリアされ、s112−
1−9において第2設定部41は、中側表示素子5用の非
特定識別情報に係る数値データとして、新たに『0』を
セットする。他方、s112−1−7において、同数値デー
タが『10』未満である場合、s112−1−9において第2
設定部41は、s112−1−6により得られた数値データ
を、中側表示素子5用の非特定識別情報に係る数値デー
タとしてセットする。
ついでs112−1−10においては、s112−1−9におけ
るセットデータが『0』である場合に、左側表示素子5
用の非特定識別情報を作成するためのs112−1−11の処
理を行う。他方s112−1−10で、s112−1−9における
セットデータが『0』でない場合に、s112−2にジャン
プする。s112−1−11では左側表示素子5用の現数値デ
ータに『1』を加算し、左側表示素子5用の非特定識別
情報に係る数値データを更新する。つづいてs112−1−
12では、s112−1−11において更新された数値データが
『10』以上であるか否かを判定する。
そして、格納された数値データが『10』以上であると
き、該格納データはs112−1−13でクリアされ、第2設
定部41は、s112−1−14において、左側表示素子5用の
非特定識別情報に係る数値データとして、新たに『0』
をセットする。他方、s112−1−12において、同数値デ
ータが『10』未満である場合、s112−1−14において第
2設定部41は、s112−1−11により得られた数値データ
を、左側表示素子5用の非特定識別情報に係る数値デー
タとしてセットし、しかるのち、第20図に示すs112−2
(s112−2−1ないしs112−2−3)が実行される。
s112−2−1において第2設定部41は、まずs112−1
における一連の処理(s112−1−1ないしs112−1−1
4)によりセットされた非特定識別情報の各桁の表示素
子5,5,5に係る数値データが、全て同じであるか否かを
判定する。そして、セットされている各桁の数値データ
が全て同じ場合にはs112−2−2を実行する一方、そう
でない場合には、s113にジャンプする。つぎにs112−2
−2では、セットされている非特定識別情報の左側用表
示素子5に係る数値データが、『3および7』のいずれ
かであるか否かを判定する。
そして、該数値データが、『3および7』のいずれか
である場合には、s112−2−3で右側用表示素子5に係
る数値データに『1』を加算したのち、s113を実行す
る。他方s112−2−2において、読込部43から判定装置
9に入力されている左側用表示素子5に係る数値データ
が、『3および7』のいずれかでない場合、s113にジャ
ンプしてパルス発生回路13からリセット信号が入力され
るのをs113をループしながら待つ。この処理はs112−1
の一連の処理(s112−1−1ないしs112−1−14)で作
成した1000通りの識別情報から、特定識別情報と同一の
ものを除くためのものであり、s112−1およびs112−2
により998通りの非特定識別情報が作り出される。
(発明の効果) 以上述べたことから本発明は、識別情報選択装置が特
定識別情報を選択する確率を変化させ(第1請求項)、
また、その条件を確率選択部により、大役処理が施され
た回数に基いて(第2請求項および第4請求項)、停止
識別情報が前記特有識別情報であるか否かに基いて(第
3請求項)、第1設定部40および第2設定部41のいずれ
か(第2請求項および第3請求項)、または、第1設定
部40および第2設定部41の両方、あるいはいずれか一方
のみ(第4請求項)に基いて変化させることができる。
これにより識別情報選択装置は所定の条件が満足された
ときに、特定識別情報を選択する確率を通常遊技時にお
ける同確率より増加させることができるので、単位時間
当りに大役処理が施される回数を増大させる。したがっ
て、次回の遊技者に有利な権利の発生、すなわち賞品球
数の集中的な増大に対する期待感が増大することによ
り、遊技意欲は向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を表したブロック図、
第2図は第1図に示した装置の正面図、第3図は第1図
に示した可変表示装置の正面図、第4図は第1図に示し
た可変入賞球装置の背面図、第5図は第4図の一部を示
した斜視図、第6図は第1図に示した判定装置の第1実
施例に係る制御手順の一部を表した流れ図、第7図は第
6図に示した手順の他部を表した流れ図、第8図は第7
図に示した手順の他部を表した流れ図、第9図は第8図
に示した手順の他部を表した流れ図、第10図は第7図に
示した手順の一部を詳細に表した流れ図、第11図は第6
図ないし第10図の制御手順に係る制御信号のタイミング
を示した図、第12図は本発明の第2実施例の手順の一部
を表した流れ図、第13図は第12図に示した手順の他部を
表した流れ図、第14図は本発明の第3実施例の手順の一
部を表した流れ図、第15図は第14図に示した手順の一部
を詳細に表した流れ図、第16図は第14図に示した手順の
他部を表した流れ図、第17図は第16図に示した手順の一
部を詳細に表した流れ図、第18図は第16図に示した手順
の一部を詳細に表した流れ図、第19図は第18図に示した
手順の一部を詳細に表した流れ図、第20図は第18図に示
した手順の一部を詳細に表した流れ図、第21図は第14図
ないし第20図の制御手順に係る制御信号のタイミングを
示した図、第22図は従来例を示した正面図、第23図は第
22図に示した装置の構成を表わすブロック図である。 1…パチンコ機 2…遊技盤 3…可変表示装置 4…可変入賞球装置 6…始動入賞口 8…識別情報選択装置 9…判定装置 10…大入賞口 40…第1設定部 41…第2設定部 42…確率選択部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技盤面に配設された始動入賞口への入賞
    に基いて識別情報を予め設定された所定時間変動表示さ
    せる可変表示装置と、 該可変表示装置の変動表示停止に基いて前記可変表示装
    置に停止表示させるための停止識別情報を所定の手順に
    基いて作成しかつ作成した該停止識別情報のいずれかを
    選択する識別情報選択装置と、 該識別情報選択装置に選択された停止識別情報の種別を
    判定する判定装置と、 該判定装置が前記停止識別情報を予め定められた特定識
    別情報であると判定したときに前記遊技盤面に配設され
    た大入賞口を開放する大役処理を施す可変入賞球装置と
    からなるパチンコ機の入賞装置において、 前記停止識別情報を予め定められた前記特定識別情報お
    よび非特定識別情報の割合に基いて作成する第1設定部
    と、 前記停止識別情報を前記割合と異る割合に基いて作成す
    る第2設定部とを、前記識別情報選択装置に設けたこと
    を特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、大役処理
    が施された回数がある回数であるときには停止識別情報
    を第1設定部によって作成させ他の回数であるときには
    前記停止識別情報を前記第2設定部によって作成させる
    確率選択部を設けたことを特徴とするパチンコ機の入賞
    装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、予め定め
    られた特有状態であるときに前記停止識別情報を前記第
    1設定部によって作成させ、前記特有状態でないときに
    前記停止識別情報を前記第2設定部によって作成させる
    確率選択部を設けたことを特徴とするパチンコ機の入賞
    装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、大役処理
    が施された回数がある回数であるときに停止識別情報を
    第1設定部および第2設定部によって作成させ、他の回
    数であるときに停止識別情報を前記第1設定部または第
    2設定部の一方によって作成させる確率選択部を設けた
    ことを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
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