JP2898952B2 - 船舶推進機用ｖ型エンジン - Google Patents
船舶推進機用ｖ型エンジンInfo
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- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 40
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 10
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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-
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶推進機用Ｖ型
エンジンに係わり、特に、吸気通路と空気吸入量調整機
構の配置構造に係わる。
エンジンに係わり、特に、吸気通路と空気吸入量調整機
構の配置構造に係わる。
【０００２】
【従来の技術】従来の船舶推進機用Ｖ型エンジンでは、
例えば、実公昭５８−３３２２５号公報に開示されてい
るように、気筒の左右列バンクの間に空気吸入量調整機
構を設けることが提案されている。この構造により、気
筒の左右列バンクの間のスペースを利用して空気吸入量
調整機構を設置するので、スペースの有効利用を図るこ
とが可能である。
例えば、実公昭５８−３３２２５号公報に開示されてい
るように、気筒の左右列バンクの間に空気吸入量調整機
構を設けることが提案されている。この構造により、気
筒の左右列バンクの間のスペースを利用して空気吸入量
調整機構を設置するので、スペースの有効利用を図るこ
とが可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、左右バンクがなすＶ字型の内側空間に空気
吸入量調整機構を設置するため、そのＶ字がなす角度を
大きくとらなければ空気吸入量調整機構の設置スペース
を確保できない問題があり、従って、エンジンの幅が増
大するおそれがある。
来技術では、左右バンクがなすＶ字型の内側空間に空気
吸入量調整機構を設置するため、そのＶ字がなす角度を
大きくとらなければ空気吸入量調整機構の設置スペース
を確保できない問題があり、従って、エンジンの幅が増
大するおそれがある。
【０００４】本発明は、このような従来技術に鑑みなさ
れたもので、その目的とするところは、吸気通路と空気
吸入量調整機構の設置場所を工夫することによりエンジ
ン全体の幅が増大することなくコンパクトに抑えること
のできる船舶推進機用Ｖ型エンジンを提供することにあ
る。
れたもので、その目的とするところは、吸気通路と空気
吸入量調整機構の設置場所を工夫することによりエンジ
ン全体の幅が増大することなくコンパクトに抑えること
のできる船舶推進機用Ｖ型エンジンを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係わる船舶推進機用Ｖ型エンジンは、ク
ランク軸が縦置きされる船舶推進機用Ｖ型エンジンにお
いて、Ｖ字型に配列される２つの気筒列を形成するシリ
ンダボディ（１２）と、このＶ字型の頂点部分に設けら
れるクランク軸を格納するクランク室（１４）と、各気
筒の近傍にそれぞれ配置されて、各気筒に燃料を供給す
る複数のインジェクタ（４０）と、クランク室外側の上
記頂点部分近傍から空気を吸い込み、この空気をＶ字を
形成する２方向に分岐せしめ、クランク室の外側を沿っ
て各気筒のインジェクタ部分に導出する吸気通路（３
８）と、を備える。
めに、本発明に係わる船舶推進機用Ｖ型エンジンは、ク
ランク軸が縦置きされる船舶推進機用Ｖ型エンジンにお
いて、Ｖ字型に配列される２つの気筒列を形成するシリ
ンダボディ（１２）と、このＶ字型の頂点部分に設けら
れるクランク軸を格納するクランク室（１４）と、各気
筒の近傍にそれぞれ配置されて、各気筒に燃料を供給す
る複数のインジェクタ（４０）と、クランク室外側の上
記頂点部分近傍から空気を吸い込み、この空気をＶ字を
形成する２方向に分岐せしめ、クランク室の外側を沿っ
て各気筒のインジェクタ部分に導出する吸気通路（３
８）と、を備える。
【０００６】好ましくは、吸気通路の空気取り込み側
に、吸気通路内の流入空気量を調整する空気吸入量調整
機構（３２）を備える。この空気吸入量調整機構は、吸
気通路の空気取り入れ口である。さらに、空気吸入量調
整機構は、Ｖ字の中央軸線（二等分線）上に配置される
ことが好ましい。かかる構成により船舶推進機用Ｖ型エ
ンジンを上方から見た場合、Ｖ字の略二等分線を基準に
略対称とすることができ、エンジンの幅を増大させるこ
となくカウリング内にコンパクトに配置することができ
る。さらには、インジェクタと空気吸入量調整機構間の
距離が長いため、燃料の吹き返しが生じても吸通路内で
気化するため、燃料の有効利用を図ることができる。
に、吸気通路内の流入空気量を調整する空気吸入量調整
機構（３２）を備える。この空気吸入量調整機構は、吸
気通路の空気取り入れ口である。さらに、空気吸入量調
整機構は、Ｖ字の中央軸線（二等分線）上に配置される
ことが好ましい。かかる構成により船舶推進機用Ｖ型エ
ンジンを上方から見た場合、Ｖ字の略二等分線を基準に
略対称とすることができ、エンジンの幅を増大させるこ
となくカウリング内にコンパクトに配置することができ
る。さらには、インジェクタと空気吸入量調整機構間の
距離が長いため、燃料の吹き返しが生じても吸通路内で
気化するため、燃料の有効利用を図ることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を図１及び図
２を参照して説明する。図１において、符号１０は縦置
き配置されたクランク軸であり、このクランク軸１０は
シリンダボディ１２により形成されたクランク室１４内
に配置されている。各気筒において、シリンダボディ１
２、特にこのシリンダボディ１２の内周面に配置される
シリンダスリーブ１６によりシリンダボア１８が形成さ
れ、このシリンダボア１８を摺動するピストン２０がコ
ンロッド２２を介してクランク軸１０に連結されてい
る。ピストン２０の頂部及びシリンダヘッド２４により
燃焼室２６が画成され、この燃焼室２６に点火プラグ２
８が臨んでいる。このような気筒が略Ｖ字型をなす２つ
のバンクに分かれて複数位置され、Ｖ字型エンジンが構
成される。
２を参照して説明する。図１において、符号１０は縦置
き配置されたクランク軸であり、このクランク軸１０は
シリンダボディ１２により形成されたクランク室１４内
に配置されている。各気筒において、シリンダボディ１
２、特にこのシリンダボディ１２の内周面に配置される
シリンダスリーブ１６によりシリンダボア１８が形成さ
れ、このシリンダボア１８を摺動するピストン２０がコ
ンロッド２２を介してクランク軸１０に連結されてい
る。ピストン２０の頂部及びシリンダヘッド２４により
燃焼室２６が画成され、この燃焼室２６に点火プラグ２
８が臨んでいる。このような気筒が略Ｖ字型をなす２つ
のバンクに分かれて複数位置され、Ｖ字型エンジンが構
成される。
【０００８】符号３２は空気吸入量調整機構であり、図
１では、スーパーチャージャーと称される機械駆動式の
過給機を表示している。この空気吸入量調整機構３２
は、クランク軸１０の動力で図示しないベルト等を介し
て機械的に駆動される。空気吸入量調整機構３２はルー
ツポンプ式のブロアであり、２つの互いに接するロータ
３４が回転駆動されることにより導入された空気が吐出
側の吸気通路３８に圧送される。この空気吸入量調整機
構３２は前記バンクがなすＶ字型の外側であって、該Ｖ
字型の頂部近傍、この実施の形態では該Ｖ字の中央軸線
上に配置される。
１では、スーパーチャージャーと称される機械駆動式の
過給機を表示している。この空気吸入量調整機構３２
は、クランク軸１０の動力で図示しないベルト等を介し
て機械的に駆動される。空気吸入量調整機構３２はルー
ツポンプ式のブロアであり、２つの互いに接するロータ
３４が回転駆動されることにより導入された空気が吐出
側の吸気通路３８に圧送される。この空気吸入量調整機
構３２は前記バンクがなすＶ字型の外側であって、該Ｖ
字型の頂部近傍、この実施の形態では該Ｖ字の中央軸線
上に配置される。
【０００９】吸気通路３８は空気吸入量調整機構３２か
ら二方向に各バンク用に分岐し、それぞれの下流端はさ
らに分岐して各気筒のシリンダボディ１２の側壁に連結
され、ここで各気筒の掃気通路４２の入口４３に連通す
る。この入口４３は前記バンクのＶ字の外側壁にそれぞ
れ開口している。各掃気通路４２は、図２に示すよう
に、シリンダボア１８の周囲を円環状に周回する略ルー
プ状に形成されている。この実施の形態では、２つの略
対向する掃気口４４と、両掃気口４４の間であって、掃
気通路４２の入り口４３と反対側の位置に第３掃気口４
６と、が設けられている。これら掃気口は、各バンクに
おいて隣接する気筒の中心を結ぶ仮想線に対して非対称
に配置され、隣接気筒の掃気口との干渉を防止してい
る。両掃気口４４は、掃気通路４２に対して立上がり通
路４８を介して連通しており、また、第３掃気口４６は
掃気通路４２に対して立上がり通路５０を介して連通し
ている。両立上がり通路４８は図１に示すように、掃気
通路４２からシリンダヘッド２４方向へ立ち上がり、か
つ後述する排気口と反対の方向に斜めに延在している。
立上がり通路５０は、同様にシリンダヘッド２４に方向
付けされるとともに、シリンダボア１８の中央に向かう
指向性を有している。
ら二方向に各バンク用に分岐し、それぞれの下流端はさ
らに分岐して各気筒のシリンダボディ１２の側壁に連結
され、ここで各気筒の掃気通路４２の入口４３に連通す
る。この入口４３は前記バンクのＶ字の外側壁にそれぞ
れ開口している。各掃気通路４２は、図２に示すよう
に、シリンダボア１８の周囲を円環状に周回する略ルー
プ状に形成されている。この実施の形態では、２つの略
対向する掃気口４４と、両掃気口４４の間であって、掃
気通路４２の入り口４３と反対側の位置に第３掃気口４
６と、が設けられている。これら掃気口は、各バンクに
おいて隣接する気筒の中心を結ぶ仮想線に対して非対称
に配置され、隣接気筒の掃気口との干渉を防止してい
る。両掃気口４４は、掃気通路４２に対して立上がり通
路４８を介して連通しており、また、第３掃気口４６は
掃気通路４２に対して立上がり通路５０を介して連通し
ている。両立上がり通路４８は図１に示すように、掃気
通路４２からシリンダヘッド２４方向へ立ち上がり、か
つ後述する排気口と反対の方向に斜めに延在している。
立上がり通路５０は、同様にシリンダヘッド２４に方向
付けされるとともに、シリンダボア１８の中央に向かう
指向性を有している。
【００１０】符号４０は第３掃気口４６の立上がり通路
５０内に臨む燃料噴射用のインジェクタである。このよ
うに、本実施の形態では、燃料を掃気通路に噴射するも
のである。噴射燃料が第３掃気口４６付近から掃気通路
に流れても、図２の反時計方向に掃気通路を回り、上側
の掃気口４４、最後に下側の掃気口４４に至るよう、第
３掃気口４６と下側の掃気口４４との掃気通路４２を介
した直接の連通を遮断している。
５０内に臨む燃料噴射用のインジェクタである。このよ
うに、本実施の形態では、燃料を掃気通路に噴射するも
のである。噴射燃料が第３掃気口４６付近から掃気通路
に流れても、図２の反時計方向に掃気通路を回り、上側
の掃気口４４、最後に下側の掃気口４４に至るよう、第
３掃気口４６と下側の掃気口４４との掃気通路４２を介
した直接の連通を遮断している。
【００１１】符号５２は排気口であり、掃気通路４２の
入り口４３に近接するとともに、第３掃気口４６のボア
軸と平行な軸上に開口している。
入り口４３に近接するとともに、第３掃気口４６のボア
軸と平行な軸上に開口している。
【００１２】図２に示すように、各気筒の周囲を周回す
る掃気通路４２は、隣接する気筒の掃気通路４２とその
一部において互いに重複して合体し、従って、この合体
部分で連通している。前述のように、各気筒の掃気口４
４は、隣接する気筒の各中心を結ぶ線に対して非対称に
配置され、これにより合体部分で一方の掃気口４４に他
方の掃気口４４が対向するのを防止し、気筒間の掃気作
用に悪影響がでるのを防止している。
る掃気通路４２は、隣接する気筒の掃気通路４２とその
一部において互いに重複して合体し、従って、この合体
部分で連通している。前述のように、各気筒の掃気口４
４は、隣接する気筒の各中心を結ぶ線に対して非対称に
配置され、これにより合体部分で一方の掃気口４４に他
方の掃気口４４が対向するのを防止し、気筒間の掃気作
用に悪影響がでるのを防止している。
【００１３】以上の構成により、空気吸入量調整機構３
２で加圧された空気が各バンク用に二方向に分岐する吸
気流路３８から各気筒の掃気通路４２内に導入される。
ここで、図２に示すように、掃気通路４２の入り口４３
で空気はループの両方向に分岐し、途中立ち上がり通路
４８を介して掃気口４４から、また立ち上がり通路５０
を介して第３掃気口４６から燃焼室２６内に導入され
る。掃気口４４、４６からの空気は立ち上がり通路４
８、５０を経て導入されるので、立ち上がり通路４８、
５０の立ち上がり分だけ燃焼室２６の頂部に向かう指向
性を得る。また、特に両立ち上がり通路４８は排気口５
２と反対方向に斜めに傾斜しているので、その方向への
指向性も有し、直接排気口５２に導入されるこはない。
これにより、燃焼室２６内に導入された空気は各掃気口
から直接排気口５２に吹き抜けることなく燃焼室２６内
で反転しながら高率の高い充填を行い、インジェクタ４
０からの燃料とともに、十分に混合されて効率の良い爆
発を行い、その排気口５２から排出される。
２で加圧された空気が各バンク用に二方向に分岐する吸
気流路３８から各気筒の掃気通路４２内に導入される。
ここで、図２に示すように、掃気通路４２の入り口４３
で空気はループの両方向に分岐し、途中立ち上がり通路
４８を介して掃気口４４から、また立ち上がり通路５０
を介して第３掃気口４６から燃焼室２６内に導入され
る。掃気口４４、４６からの空気は立ち上がり通路４
８、５０を経て導入されるので、立ち上がり通路４８、
５０の立ち上がり分だけ燃焼室２６の頂部に向かう指向
性を得る。また、特に両立ち上がり通路４８は排気口５
２と反対方向に斜めに傾斜しているので、その方向への
指向性も有し、直接排気口５２に導入されるこはない。
これにより、燃焼室２６内に導入された空気は各掃気口
から直接排気口５２に吹き抜けることなく燃焼室２６内
で反転しながら高率の高い充填を行い、インジェクタ４
０からの燃料とともに、十分に混合されて効率の良い爆
発を行い、その排気口５２から排出される。
【００１４】尚、各気筒の掃気通路４２が互いに重複し
て合体し、この合体部分で連通しているので、各掃気通
路が互いに分離独立している場合に比較して、その重複
部分だけ気筒間寸法を小さくすることができ、全体とし
てエンジンの小型化を達成することができる。
て合体し、この合体部分で連通しているので、各掃気通
路が互いに分離独立している場合に比較して、その重複
部分だけ気筒間寸法を小さくすることができ、全体とし
てエンジンの小型化を達成することができる。
【００１５】本実施の形態によれば、空気吸入量調整機
構３２が、従来の空気吸入量調整機構のない２サイクル
Ｖ型エンジンにおけるスロットルボディ位置に配置され
ることになり、スペースの有効利用を図って、エンジン
の大型化、幅の増大を防止することができる。
構３２が、従来の空気吸入量調整機構のない２サイクル
Ｖ型エンジンにおけるスロットルボディ位置に配置され
ることになり、スペースの有効利用を図って、エンジン
の大型化、幅の増大を防止することができる。
【００１６】尚、本実施の形態においては、２サイクル
Ｖ型エンジンを例に説明したが、本発明は２サイクルＶ
型エンジンに限られるものではなく、吸気通路と空気吸
入量調整機構の配置を適宜設定することで、４サイクル
Ｖ型エンジンにも適用することができる。
Ｖ型エンジンを例に説明したが、本発明は２サイクルＶ
型エンジンに限られるものではなく、吸気通路と空気吸
入量調整機構の配置を適宜設定することで、４サイクル
Ｖ型エンジンにも適用することができる。
【００１７】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、空気吸入量調整機構をＶ型エンジンのＶバンク外側
であって、Ｖバンクの頂点近傍に配置し、吸気通路をク
ランク室外側に沿って左右のバンクのそれぞれの気筒に
連通する構造であるため、エンジン全体の幅が増大する
ことなくコンパクトに抑えることのできる船舶推進機用
Ｖ型エンジンを提供することができる。
ば、空気吸入量調整機構をＶ型エンジンのＶバンク外側
であって、Ｖバンクの頂点近傍に配置し、吸気通路をク
ランク室外側に沿って左右のバンクのそれぞれの気筒に
連通する構造であるため、エンジン全体の幅が増大する
ことなくコンパクトに抑えることのできる船舶推進機用
Ｖ型エンジンを提供することができる。
【００１８】さらに、燃料噴射装置と空気取り入れ口間
の距離が長いため、燃料の吹き返しが生じても吸通路内
で気化するため、燃料の有効利用を図ることができる。
の距離が長いため、燃料の吹き返しが生じても吸通路内
で気化するため、燃料の有効利用を図ることができる。
【図１】本発明に係わる実施の形態の断面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ矢視断面図である。
１０…クランク軸、１２…シリンダボディ、１４…クラ
ンク室、１８…シリンダボア、２６…燃焼室、３２…空
気吸入量調整機構、３８…吸気通路、４０…インジェク
タ
ンク室、１８…シリンダボア、２６…燃焼室、３２…空
気吸入量調整機構、３８…吸気通路、４０…インジェク
タ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｍ 69/00 Ｂ６３Ｈ 21/26 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 クランク軸が縦置きされる船舶推進機用
Ｖ型エンジンにおいて、 Ｖ字型に配列される２つの気筒列を形成するシリンダボ
ディと、 前記Ｖ字型の頂点部分に設けられるクランク軸を格納す
るクランク室と、 各気筒の近傍にそれぞれ配置されて、各気筒に燃料を供
給する複数のインジェクタと、 前記クランク室外側の前記頂点部分近傍から空気を吸い
込み、この空気をＶ字を形成する２方向に分岐せしめ、
前記クランク室の外側を沿って各気筒のインジェクタ部
分に導出する吸気通路と、 を備える船舶推進機用Ｖ型エンジン。 - 【請求項２】 前記吸気通路の空気取り込み側に、前記
吸気通路内の流入空気量を調整する空気吸入量調整機構
を備える船舶推進機用Ｖ型エンジン。 - 【請求項３】 前記空気吸入量調整機構は、前記Ｖ字の
中央軸線上に配置される請求項２に記載の船舶推進機用
Ｖ型エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9357572A JP2898952B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 船舶推進機用ｖ型エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9357572A JP2898952B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 船舶推進機用ｖ型エンジン |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32097789A Division JP2830942B2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 過給機付きｖ型２サイクルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10220313A JPH10220313A (ja) | 1998-08-18 |
| JP2898952B2 true JP2898952B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18454815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9357572A Expired - Fee Related JP2898952B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 船舶推進機用ｖ型エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2898952B2 (ja) |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP9357572A patent/JP2898952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10220313A (ja) | 1998-08-18 |
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