JP2895059B2 - 次同期および超同期カスケード接続スタチツクコンバータおよびその作動方法 - Google Patents

次同期および超同期カスケード接続スタチツクコンバータおよびその作動方法

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JP2895059B2 JP62020608A JP2060887A JP2895059B2 JP 2895059 B2 JP2895059 B2 JP 2895059B2 JP 62020608 A JP62020608 A JP 62020608A JP 2060887 A JP2060887 A JP 2060887A JP 2895059 B2 JP2895059 B2 JP 2895059B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲第1項の上位概念に記載の次
同期および超同期カスケード接続スタチックコンバータ
から出発している。なお本明細書において「次同期(su
bsynchronous)」および「超同期」とは互いに、機器に
おける誘導起電力が逆方向であり、従って、電流も逆方
向に流れる発電機作動もしくは電動機作動においてそれ
ぞれ、同期回転数ないし速度で見て低いかないし高いこ
とを表すものとする。 従来の技術および発明が解決しようとする問題点 本発明の上位概念は、例えばP.Zimmermann著の学位論
文、“ber und unte rsynchrone Stomrichterkaskade
als schneller Regelantrieb",Technische Hochschule
Darmstadt,1979年、第39−41頁および第84−91頁から
公知であるような、次同期および超同期のカスケード接
続スタチックコンバータ公知技術に基づいている。そこ
において、零から同期回転数の2倍までの回転数調整に
対する、直流中間回路を有するAC−ACコンバータにおい
て、中間回路電流の電流調整が行われる回転数調整は、
電源側のスタチックコンバータによって行われるように
なっている。非同期機側のスタチックコンバータは、電
源側のスタチックコンバータから供給される電流を、最
大トルクが生じるように、回転子回路に加えるという課
題を有している。固定子電圧および回転子位置に基づい
て動作する点弧時点計算機が、所属のパルスを送出す
る。同期回転数の近傍において非同期機のスリップリン
グから、十分な転流電圧が取り出せないとき、非同期機
側のスタチックコンバータは中間回路のクロック制御の
方法に従って、このようにして実現される電流の流れな
い休止期間において引き続いて切換えられる。中間回路
クロック制御に対する命令は、中間回路チョークにおけ
る電圧の零点通過に基づいて同期されかつ中間回路チョ
ークに並列に設けられている短絡サイリスタが点弧され
る。中間回路電流に対する零電流検出器は非同期機側の
スタチックコンバータの点弧パルス発生器をトリガす
る。中間回路クロック制御による電源無効電力の同時調
整は行われていない。 西独国特許出願公開第2935320号公報から、モータの
ロータが、直流中間回路を有するコンバータを介して電
源網に接続されている、モータ制御装置が公知である。
コンバータの配電源側のスタチックコンバータに対し
て、電流調整が行われる回転数調整が行われておりかつ
機器側スタチックコンバータに対しては無効電力調整が
行われており、その際点弧角度は付加的に、モータの2
次巻線に誘起される誘導起電力の基準位相に依存してい
る。その際、進み無効電力を発生する移相器を必要とす
ることは、不都合である。非同期機側のスタチックコン
バータは、ロータ電圧を用いて転流され、その結果モー
タは無効電力を配電網から取出すばかりで、配電網に回
生することはできない。超同期作動は、駆動側からは不
可能である。 西独国の雑誌:Regelungstechnische Praxis und Proz
ess−Rechentechnik 9(1973年)、第217−221頁から、
コンバータ給電される非同期機の回転数調整に対して、
直角有効および無効成分を座標変換器において電源側の
スタチックコンバータに対する電流絶対値成分および非
同期機側のスタチックコンバータに対する移相角に変換
することが公知である。その際ステータ電流は、トルク
を形成する有効成分および磁束を規定する無効成分にお
いて調整されるが、電源無効電力およびロータ電流は調
整されない。その際電流を素線(機器のコイルの1巻き
を構成する電導体)毎にコンミュテートするために、消
弧サイリスタおよび相応に充電される消弧コンデンサが
必要である点は、不都合である。 Siemens−Zeitschrift 45(1971年)第5冊、第362〜
367頁から、非同期機器を固定子側において直接3相交
流電源に接続しかつそのスリップリングロータに3相の
サイクロコンバータから給電することが公知である。こ
のAC−ACコンバータは、有効および無効電力に対する調
整部を含んでいる調整系によって制御される。AC−ACコ
ンバータは有効および無効電力を2つのエネルギー流れ
方向において伝送することができる。この装置は電源無
効電力を値0に調整することによって無効電力を補償す
るためにも設けられているが、比較的大きな回転数調整
領域における容量的な領域での作動に対しては余り適し
ていない。3つのスタチックコンバータブリッジおよび
3つの3相交流変圧器を有するサイクロコンバータの使
用は、2つのスタチックコンバータおよび1つの3相交
流変圧器しか必要としない、安定化された中間回路電流
を有する中間回路付コンバータに比べて比較的煩雑であ
る。 スイス国の社会報“Brown Boveri Mitteilungen 4/5
(1982年)第142−第150頁”には、山岳地域における給
水に対する大型うず巻ポンプおよび2MW−20MWの電力領
域における発電所に対する回転数可変駆動部としてスリ
ップリングモータおよび次同期カスケード接続スタチッ
クコンバータを有する駆動装置が記載されている。その
際直流中間回路を有するAC−ACコンバータは全体に対し
てではなく、モータのすべり電力に対してのみ、その定
格電力の30%−50%に相応して、設計されていればよ
い。AC−ACコンバータの制御されない、非同期機側のス
タチックコンバータは、そのブリッジアームにおいてダ
イオードを有する。直流中間回路において、高速スイッ
チを用いて橋絡可能な、電源切換の際中間回路の電源を
制限する中間回路抵抗が設けられている。この形式のカ
スケードは、次同期の際電動機としてのみ、また超同期
の際発電機としてのみ作動することができる。更に、所
要無効電力に応じるために、少なくとも1つのcosφ補
償装置が必要である。 特許請求の範囲第1項に記載されている本発明の課題
は、安定化された容量的な無効電力送出が行われる非同
期機の作動を可能にする次同期および超同期カスケード
接続スタチックコンバータを提供することである。 発明の効果 本発明の利点は、次同期および超同期のカスケード接
続スタチックコンバータを、従来のものよりも広範囲に
使用可能であるという点にある。有効電力の他に、無効
電力も調整可能であるので、特別なcosφ補償装置を省
略することができる。容量性の無効電力を電源網に回生
することによって、コストを低減することができる。転
流コンデンサを必要としない制御可能な交流電流ブリッ
ジを有する簡単な電源側および非同期機側のスタチック
コンバータを使用できる点も、有利である。消弧振動回
路等のように強制転流補助手段も不要である。 重要な公知技術として付加的に、スイス国会社報“Br
own Boveri Mitteilungen 4/5(1982年)第151−156
頁”を挙げたい。そこには、回転数可変駆動装置とし
て、4象限コンバータおよび励磁機調整素子を有する同
期モータが記載されている。コンバータは、双方とも直
流電圧側において直流中間回路を介して平滑チョークに
結合されている、3相ブリッジ回路における2つの、同
形式の制御されるスタチックコンバータから成ってい
る。電動機形作動において、電源側のスタチックコンバ
ータは整流器として動作し、非同期機側のスタチックコ
ンバータは、同期モータに可変の周波数および電圧を供
給するインバータとして動作する。発電機形作動(回生
作動)において、双方のスタチックコンバータはその役
割を交換する。2つのスタチックコンバータは、即ち電
源側のスタチックコンバータが電源電圧によって、非同
期機側のスタチックコンバータは非同期機電圧によっ
て、外部転流される。電流調整器が配属されている回転
数調整器から成る第1のカスケード調整器は、電源側の
スタチックコンバータを調整される電流源とする。励磁
機電流調整器が配属されている固定子電圧調整器から成
る第2のカスケード調整器は、極輪励磁の調整素子を制
御する。非常に低い周波数においては十分でない機器電
圧による機器側のスタチックコンバータの自己始動のた
め、スタートのために0ないし数Hzの領域が中間回路に
おける直流電流のパルスによって掃引される。 雑誌Neue Technik(NT)Nr.6(1974年)第215−227頁
から、機器側の制御装置の基準電圧が、詳しく指定され
たロータ回転磁界発生器において機器回転数および電源
電圧から計算される、コンバータカスケードを有する電
源結合変換器50/16 2/3Hzの有効および無効電力調整が
公知である。ロータ電流の振幅および位相を前以て決め
ることによって、機器の有効電力、回転数および無効電
力ないしcosφが調整される。電源結合変換器は、次同
期作動においても超同期作動においても動作することが
できる。ロータスタチックコンバータとして、電源転換
される、制御可能なサイクロンコンバータが使用され
る。 実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に
説明する。 第1図において、1は、電源電圧UNおよび電源周波数
fNを有する3相の配電網である。それは、電源スイッチ
2および変流器ないし電源電流検出器3を介して、一方
において3相のステータリードを介して非同期モータな
いしスリップリングロータを有する非同期機5のステー
タまたは磁界巻線に接続されており、他方において3相
の電力変換器トランスないしコンバータトランス17の1
次巻線に接続されている。 入力側において電源電流検出器3に接続されているシ
ュミットトリガないし前以て決めることができる過電流
限界値を有する過電流遮断器4は、過電流限界値を上回
る過電流に依存して、過電流による次同期および超同期
のカスケード接続スタチックコンバータの損傷を回避す
るために、電源スイッチ2を開放する。 コンバータトランス17の2次巻線は、一方においてコ
ンバータ電流検出器16を介して、コンバータ36の電源側
のスタチックコンバータ12の交流電圧出力側に接続され
ており、他方において補助ないし制御回路トランス18の
1次巻線に接続されている。電源電圧UNに比例する電圧
が取り出し可能である、制御回路トランス18の2次卷線
は、ロータ回転磁界発生器22と、電源側のスタチックコ
ンバータ12に対する点弧パルスを発生する電源側の点弧
パルス発生器24と、有効および無効電流実際値検出装置
25に接続されている。例えば、上述の雑誌NT 6(1974)
第220頁、図6、から公知である有効および無効電流実
際値検出装置25は、入力側において更に、実際値電流に
比例する電流信号が取り出し可能である、電源電流検出
器3の出力側に接続されている。出力側において有効お
よび無効電流実際値検出装置25は、無効電流実際値に比
例する無効電流実際値信号IBXを減算素子29の“−”入
力側に送出する。 直流電流中間回路を有するコンバータ36は、電源側の
スタチックコンバータ12の他に更に、機器側のスタチッ
クコンバータ10、中間回路チョーク11、中間回路抵抗13
および中間回路スイッチ14を有する。 2つのスタチックコンバータは、ブリッジアームにサ
イリスタを備えた3相のブリッジ回路として構成されて
いる。機器側のスタチックコンバータ10のサイリスタの
直流側のカソードは、中間回路電流Idが流れる中間回路
チョーク11を介して電源側のスタチックコンバータ12の
直流側のアノードに接続されている。スタチックコンバ
ータ10のサイリスタの直流側のアノードは、中間回路抵
抗13を介してスタチックコンバータ12のサイリスタの直
流側のカソードに接続されている。中間回路抵抗13に並
列に、保護および制御回路34の出力信号に依存して制御
される中間回路スイッチ14、有利には、ターンオフ可能
な、所謂GTOサイリスタが設けられている。 U13は、中間回路抵抗13における電圧降下を示し、U11
は、中間回路チョーク11を介する電圧降下を示し、UdM
は、機器側のスタチックコンバータ10における直流電圧
を示し、UdNは、電源側のスタチックコンバータ12にお
ける直流電圧を示している。その際次の式が成り立つ: UdM=UdN+U13+U11 15で示されているのは、零電流検知器26の信号入力側
に通じておりかつスタチックコンバータ12の個別サイリ
スタに加わる電圧に比例しているサイリスタ電圧信号S1
5を導くサイリスタ電圧信号線である。零電流検知器26
の別の信号入力側は、コンバータ電流検知器16の、コン
バータ電流に比例するコンバータ電流信号S16が現われ
る信号出力側に接続されている。 非同期機5のロータ卷線は、ロータ電圧URを有する3
相のロータリード線を介して機器側のスタチックコンバ
ータ10の交流電圧出力側に接続されている。ロータの軸
に連結されている回転数発生器6は、回転数パルス検出
器7を介してロータの回転数に比例する信号を回転数電
圧変換器20に送出する。この変換器は出力側にて、回転
数実際値信号nxを減算素子27の“−”入力側に送出す
る。“+”入力側を介して減算素子には、中央制御部ま
たは装置監視部35から回転数目標値信号nwが、供給され
る。 減算素子29には、“+”入力側を介して、この中央制
御部35から無効電流目標値信号IBWが供給される。減算
素子27の出力側は、出力側において調整信号aが取り出
し可能である回転数調整器28を介して直角座標を極座標
に変換する座標変換器31の第1入力側に接続されてい
る。減算素子29の出力側は、出力側において調整信号b
が取り出し可能である無効電流調整器30を介して座標変
換器31の第2入力側に接続されている。出力側において
座標変換器31は、減算素子32の“+”入力側に供給され
る絶対値ないし電流目標値信号 、および機器側の点弧パルス発生器23の信号入力側に供
給される位相信号φ=arc tan b/aを送出する。 減算素子32は、コンバータ電流検出器16の出力側に接
続されている“−”入力側を有する。減算素子32の出力
側は、電流調整器33を介して点弧パルス発生器24の信号
入力側に接続されている。中央制御部35に接続されてい
る保護および制御装置34は出力側において、3つの調整
器28,30および33、2つの点弧発生器23および24、中間
回路スイッチ14および電源スイッチ2に、次のように接
続されている。即ち、パルス作動に対する最小ロータ回
転数nminの到達、安全監視、半導体素子の過温度、冷却
装置の故障、トランスの過負荷保護等に依存して、投入
接続または遮断命令を被制御装置に送出する。 ロータ回転磁界発生器22の入力側は、一方において回
転数パルス検出器7の出力側に接続されており、他方に
おいてロータ軸の回転当たり1パルスを送出する同期パ
ルス検出器8の出力側に接続されている。ロータ回転磁
界発生器22の出力側は、機器側の点弧パルス発生器23の
信号入力側に接続されている。点弧パルス発生器23の別
の信号入力側は、零電流検出器26の出力側に接続されて
いる。 20〜34が付されている装置は、AC−ACコンバータ36に
対する制御および調整回路19を形成する。 第1図の次同期および超同期のカスケード接続スタチ
ックコンバータの動作について、以下第2図〜第3図に
基づいて説明する。第2図において縦軸には、一方にお
いて中間回路電流Idの、中間回路定格電流IdNに対する
比、他方においてロータ電圧URの、ロータ停止時電圧U
ROに対する比ないしスタチックコンバータ12における中
間回路電圧UdNの、UROに対する比が示されており、横軸
にはロータ回転数nの、同期回転数nsに対する比が示さ
れている。解りやすくするために、物理量およびその信
号は同じに示されている。 非同期機5の始動の際、電源スイッチ2が閉成されか
つ中間回路スイッチ14が開放されている。中間回路抵抗
13において電圧U13が降下する。電源側のスタチックコ
ンバータ12は、調整領域の最低回転数に相応して、その
インバータ終位置に制御される。非同期機5の加速が大
きくなるに従って、スタチックコンバータ12は、始動電
流および従ってAC−ACコンバータ36の中間回路電流I
dが、前以って決めることができる値、例えば中間回路
定格電流IdNに一定に保持されるように、調整される。
その際、スタチックコンバータ12は徐々に、UdN/|URO
を示す破線が表わしているように、整流器作動の方向に
移行していく。 スタチックコンバータ12の始動領域は、n/ns=0.7=n
minの所で終了する。この値に相応するロータ回転数n
において、中間回路抵抗13は中間回路スイッチ14の閉成
(図示されていないGTOサイリスタの点弧)によって短
絡され、その結果電圧降下U13は消失する。同時にスタ
チックコンバータ12は再び、そのインバータの終位置に
制御される。引き続く、0.7≦n/ns≦nmaxの領域におい
て回転数調整は、パルス作動およびcosφ補償を伴うス
タチックコンバータ12を介してのみ行なわれる。Idの経
過は要求されるトルクと必要な無効電力によって与えら
れる。 ロータ電圧URの値は、0≦n/ns≦1の領域において低
下しかつその後再び上昇する。 領域0≦n/ns≦0.35(UdN/|URO|に対する破線の零点
通過)および0.7≦n/ns≦1において、スタチックコン
バータ12はインバータ作動において動作し、その際エネ
ルギーは、コンバータトランス17を介して、配電網1に
供給される。領域0.35≦n/ns≦0.7および1≦n/ns≦n
maxにおいて、スタチックコンバータ12は、整流器作動
において動作し、その際付加的な電流は給電網から取り
出される。 1つの中間回路抵抗13の代わりに、直列接続された、
2つまたは複数の個別に短絡可能な中間回路抵抗を使用
することができるのは自明であり、その際その場合切換
領域は相応に短縮される。 第3図a)および第4図a)に示されたパルス形態は
電源化のスタチックコンバータ12によって発生される、
中間回路電流Idの時間的な経過である。これはcosφの
補償のために用いられる。第3図b)…d)および第4
図b)…d)には、3つの同じパルス形態のロータ位相
電流IRU、IRVおよびIRWが、第3図(a)ないし第4図
a)における中間回路電流Idとの関連において時間tに
依存して示されている。第3図a)ないし第4図a)の
パルス列は、機器側のスタチックコンバータ10に対する
座標変換器31の位相信号φによって前以て決められる。
第3図b)…d)および第4図b)…d)において付加
的にロータ位相電圧URU、URVおよびRRWおよびそれらの
位相位置が所属のロータ位相電流IRU、IRVおよびIRW
対して図示されている。 第3図b)…d)におけるパルス列は、列U、V、W
を有する次同期発電機形作動または列W、V、Uを有す
る超同期電動機形作動に相応する。第4図b)…d)に
おけるパルス列は、列U、V、Wを有する次同期電動機
形作動または列W、V、Uを有する超同期発電機形作動
に相応する。 機器側のスタチックコンバータ10が(電源側のスタチ
ックコンバータ12を介して)パルス作動において強制転
流されることが、重要である。そのために、中間回路電
流Idは短期間、即ち、10μs〜300μsの領域におい
て、有利には20μsの期間、値零を取らなければならな
い。AC−ACコンバータ電流検出器16によって検出される
中間回路電流Idが零電流検出器26を用いて<10A…50A、
有利には<10Aであるかどうかが検出される。同時に、
零電流検出器26を用いて、スタチックコンバータ12のサ
イリスタにおける電圧が、>10A…50A、有利には>20V
であるかどうかが、検査される。最小持続時間、最大電
流(下回っているか)および最小電圧(上回っている
か)に対する3つすべての条件を満足しているとき、零
電流検知器26から点弧パルス発生器23にスタチックコン
バータ10に対する点弧パルスの、新しい点弧位置におけ
るトリガを可能にする信号が供給され、その結果ロータ
電流は引続きスタチックコンバータ10を介して流れ、即
ち転流される。 その際ロータ電流のIRU、IRVおよびIRWの振幅は、ス
タチックコンバータ12における電源電流調整部を介して
前以って決められかつロータ電流の位相は機器側の制御
装置ないし点弧パルス発生器23およびスタチックコンバ
ータ10を介して前以て決められる。機器側の点弧パルス
発生器23の基準電圧は、計算装置ないしロータ回路磁界
発生器22において聴く回転数および電源電圧から計算さ
れる。 ロータ電流IRの振幅および位相を前以って決めること
によって、第5図から解かるように、非同期機5のトル
クMに比例する有効電力Pないし回転数nおよび無効電
力Qないし非同期機5のcosφが、調整される。回転数
nは例えば、同期回転数nsの75%〜125%の領域におい
て調節可能である。 第5図において、Imは磁化電流であり、I′R(I′
RA、I′RB、I′RC)は非同期機器5のステータに基づ
いて換算されるロータ電流IRであり、ISt(IStA
IStB、IStC)はステータ電流であり、UStは、ステータ
電圧である。点Aは、誘導性cosφを有する非同期機5
のモータ作動を示している。点Bは、容量性のcosφを
有する非同期機のモータ作動を示している。点Cは、容
量性のcosφを有する非同期機器5の発電機作動を示し
ている。 制御回路変換器18は勿論、場合によっては省略するこ
とができる。回転数発生器6に代わって、ロータ軸に連
結されている(破線で示されている)3相のタコーメー
タ形発電機9を設けることができ、その場合その3つの
出力側は整流器装置21を介して、回転数電圧変換器20の
出力側における回転数実際値信号nxに代わって、回転数
実際値信号nx*として、減算素子27の“−”入力側に供
給される。それからタコーメータ形発電機9の3つの出
力信号が、回転数パルス検出器7および同期パルス検出
器8の出力信号に代わって、ロータ回転磁界22にも供給
される。 既述の次同期および超同期のカスケード接続スタチッ
クコンバータ並びにその作動に対する方法は、3相の回
路に限定されない。というのは、意図的に行なわれる、
中間回路電流Idの短時間の消失は、給電網1および非同
期機5の相数には無関係であるからである。 電源側のスタチックコンバータも、機器側のスタチッ
クコンバータも12極に構成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、次同期および超同期カスケード接続スタチッ
クコンバータの回路図であり、第2図は、第1図のカス
ケード接続スタチックコンバータの電流および電圧特性
曲線を示す線図であり、第3図は、電源側のスタチック
コンバータによるパルス作動における電流経過を示す信
号線図および次同期の発電機形または超同期電動機形作
動に対する第1のカスケード接続スタチックコンバータ
の機器側のスタチックコンバータによる角度設定を示す
図であり、第4図は、電源側のスタチックコンバータに
よるパルス作動における電流経過を示す信号線図および
次同期の電動機形または超同期の発電機形作動に対する
第1図のカスケード接続スタチックコンバータの機器側
のスタチックコンバータによる角度設定を示すであり、
第5図は、有効電力および無効電力の、第1図のカスケ
ード接続スタチックコンバータの非同期機器の前以って
決められたロータ電流に対する依存を示す特性図であ
る。 3……電源電流検出器、5……非同期機、6……回転数
発生供給、9……タコメータ形発電機、10,12……スタ
チックコンバータ、17……コンバータトランス、19……
制御回路、22……ロータ回転磁界発生供給、23,24……
点呼パルス発生器、25……無効電流実際値検出装置、26
……零電流検知器、28……回転数調整器、30……無効電
流調整器、31……座標変換器、33……電流調整器、36…
…AC−ACコンバータ、nw……回転数実際値、nx……回転
数目標値、IBW……無効電流目標値、IBX……無効電流実
際値、Id……中間回路電流、S15……サイリスタ電圧信
号、S16……コンバータ電流信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/408 - 5/412 H02P 7/628 - 7/632 H02P 5/28 - 5/405 H02P 7/36 - 7/625 H02P 21/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.a)AC−ACコンバータ(36)に接続された、スリッ
    プリングロータを有する非同期機(5)を備え、 b)前記AC−ACコンバータは、直流電流中間回路を介し
    て非同期機側のスタチックコンバータ(10)に接続され
    ている配電源側のスタチックコンバータ(12)を有し、 c)配電源側のスタチックコンバータに対する配電源側
    の点弧パルス発生器(24)を備え、 d)回転数調整器(28)を備え、 e)入力側が前記回転数調整器(28)の出力側に接続さ
    れており、出力側が配電源側の前記点弧パルス発生器
    (24)に接続されている、電流絶対値に対する電流調整
    器(33)を備え、 f)入力側に、前記配電源側のスタチックコンバータ
    (12)の電気弁の遮断状態を表わす少なくとも1つの信
    号(S16)が供給される零電流検知器(26)を備え、 g)前記零電流検知器の出力側から次の転流を可能にす
    る信号が供給される、前記非同期機側のスタチックコン
    バータ(10)に対する非同期機側の点弧パルス発生器
    (23)を備え、 h)入力側がロータ位置発生器(6,9)および電源電圧
    に接続されておりかつ出力側が前記非同期機側の点弧パ
    ルス発生器(23)の制御入力側に接続されているロータ
    回転磁界発生器(22)を備えた、次同期および超同期カ
    スケード接続スタチックコンバータにおいて、 i)無効電流調整器(30)の入力側に、前記非同期機に
    おける容量的な無効電力の発生に相応する無効電流目標
    値(IBW)と無効電流実際値(IBX)との差に比例する無
    効電流差信号が供給され、 j)入力側が一方において、前記回転数調整器(28)の
    出力側に接続されておりかつ他方において前記無効電流
    調整器(30)の出力側に接続されている、直角座標から
    極座標に変換するための座標変換器(31)が設けられて
    おり、 k)その際該座標変換器の角度信号出力側は、前記非同
    期機側の点弧パルス発生器(23)の制御入力側に接続さ
    れておりかつ m)前記座標変換器の絶対値信号出力側は、前記電流調
    整器(33)の入力側に接続されている ことを特徴とする、次同期および超同期カスケード接続
    スタチックコンバータ。 2.無効電流実際値検出装置(25)が設けられており、 a)該検出装置の入力側は一方において、電源電流検出
    器(3)の出力側に接続されており、 b)他方においてコンバータトランス(17)の出力側に
    接続されている特許請求の範囲第1項記載の次同期およ
    び超同期カスケード接続スタチックコンバータ。 3.ロータ位置発生器(6)は、同期回転パルス検出器
    (8)と回転パルス検出器(7)とから成る 特許請求の範囲第1項または第2項記載の次同期および
    超同期カスケード接続スタチックコンバータ。 4.配電源側のスタチックコンバータ(12)の弁の遮断
    状態を表わす信号は少なくとも1つの弁電圧信号(S1
    5)を含んでいる 特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記
    載の次同期おらび超同期カスケード接続スタチックコン
    バータ。 5.配電源側のスタチックコンバータの弁の遮断状態を
    表わす信号はコンバータ電流信号(S16)を含んでいる 特許請求の範囲第4項記載の次同期および超同期カスケ
    ード接続スタチックコンバータ。
JP62020608A 1986-02-03 1987-02-02 次同期および超同期カスケード接続スタチツクコンバータおよびその作動方法 Expired - Lifetime JP2895059B2 (ja)

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DE3603219A1 (de) 1987-08-06
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