JP4422030B2 - マトリクスコンバータの作動方法、並びにこの方法を実施するためのマトリクスコンバータ - Google Patents

マトリクスコンバータの作動方法、並びにこの方法を実施するためのマトリクスコンバータ Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、パワーエレクトロニクスの分野、ことに同期電源周波数以上で作動される同期発電機による電力生成、ならびにが可変の同期モータおよび誘導モータの駆動に関する。
本発明は、請求項1の上位概念に記載されているように、マトリクスコンバータは、第1の動作モードでは、回転発電機のm個の相交番電圧を、前記回転発電機が接続されているのとは異なる回路網に接続されている負荷のn個の相交番電圧に変換し、
前記マトリクスコンバータは、前記負荷のn個の相を交互に、(m×n)のマトリクスに配置され多数の制御可能な双方向スイッチに接続し
前記回転発電機のn個の相は常に負荷に接続されており、一方前記回転発電機の(m−n)個の相は負荷に接続されていない形式のマトリクスコンバータの作動方法に関する。本発明は更にこの形式の方法の使用並びにこの形式の方法を実施するためのマトリクスコンバータに関する。
従来の技術
電力生成の際にタービンの回転数を上げると出力が決まっているとした場合、寸法およびコスト低減できる。効率も改善することができる。70MWまでの電力生成のためのタービンでも伝動装置を介して発電機に接続され、より高い回転数が可能になる。出力がさらに高くなると、安全性の理由から伝動装置の使用はますます難しくなる。その場合タービンは同期速度で駆動される。
伝動装置が使用されるとき、次の不都合が生じる:
・ 固定の変速比;
・ 40MWに対する100dBもしくは70MWに対する115dBより上の騒音レベル;
・ その都度の負荷に依存していない機械的な損失;および
・ 冷却およびオイルでの潤滑に対する高度な要求。
択一的に、整流器/インバータの形のスタチック周波数コンバータ(パワーエレクトロニクス)を使用することも可能である。この場合次のような利点が期待される:
・ 容積および回転数の一定の積と一致して低減される発電機コスト;
・ 50Hzに対しても60Hzに対しても標準化される発電機;
・ タービンの部分負荷効率の回復を可能にする調整設定可能な速度;
・ 少なくとも部分負荷における伝動装置に関連して低減される損失;
・ 著しい騒音低減;
・ クリーンな(オイルのいらない)冷却;
・ 可能な出力に上限はなく、これにより小型化によるタービンの著しいコスト低減が可能になる。これに対して、伝動装置は同じ態様を提供しない;かつ
・ 発電機の、スタータモータとしての使用(ガスタービン用途の場合)。
電力生成の場合も駆動の場合もスタチック周波数コンバータの損失が低減されると、コストが著しく節約されることになる。損失が低減されれば、投資コストが低減されることになる。というのは冷却はコンバータの総コストの主要な部分だからである。
更に、冷却に対する要求が低減されると、エレクトロニクスをよりコンパクトに実現することができ、これによりパワーエレクトロニクスの、発電所施設または発電機ユニットへの組み込み容易になる。パワーエレクトロニクス発電機ユニットの近く組み込むことにより接続線路を短くでき、冷却装置共通に利用できしかも全体の容積は小さくなるという付加的な利点が生じる(建物での所要スペースの低減)。
数十MWまでの大きな駆動の領域においても、タービンの直接的な機械的駆動に比べて損失が低減されることにより上記の産業上価値ある利点が得られる。
コンバータ(整流器/インバータ)で使用される間接的な変換(AC/DC/AC)は、3相電源(モータに対する電源、電力生成のための発電機)から整流された直流電流または整流された直流電圧生成することによって行われる。それから直流電流または直流電圧はインバータによって再び交流電流に変換される。
インダクタンス(電流コンバータ)またはコンデンサバンク(電圧コンバータ)が中間回路に挿入接続れ、これにより電流のリップル成分もしくは電圧ピークが低減される。
今日のコンバータはサイリスタを使用している。サイリスタの自然な転流が可能であれば、コンバータ損失は低減される。しかし例えば誘導モータは無効電力を消費とする。このような無効電力を電源から使用できるようにするために、コンバータの前以て決められているアームの電流を任意の時点で遮断することも可能である。この場合強制転流が行われ、これにより損が増大する。電気機器(発電機またはモータ)において相電流はチョッパされた直流電流である。電機子反作用は一定の速度および振幅で回転せず、転流サイクルに従ってあちこち跳び回る。6または12パルスのコンバータは電機子反作用に対して6つまたは12の種々異な角度位置を与える。このことから、電気機器に強いトルク変動および大きな付加的な損失が生じ、このために機械の劣化が引き起こされる。12パルス式コンバータにおいては、この作用は6パルス式コンバータの場合の四分の一である
電圧コンバータは、固有の高いスイッチング損失を有するGTO、並びにIGBTまたはIGCTを使用する。個々の素子はサイリスタより電が小さいので、前以て決められた電圧ないし前以て決められた電流に対してより多くの構成素子が必要となる。電圧コンバータは、電流曲線の形状を改善し、高調波を低減するパルス幅変調技術使用することによって利用価値を高めることができる。その際スイッチング周波数は高ければ高いほどよいが、損失と誘電体疲労の点で問題が出てくる。電流の曲線形状はほぼ正弦波状であるので、電気機器の電力低下は回避される。
直接変換(AC/AC)は、例えばいわゆるサイクロコンバータによって可能である。それは電気機器の側に格別の利点を有している。というのは電流は多かれ少なかれ正弦波であり、チョッピングされる直流電流ではないからである。これは電気機器内で生じる付加的損失を低減し、トルクの変動を回避する。
しかしサイクロコンバータ使用する場合、実現可能な周波数領域は入力周波数の0〜1/3に制限されている。1/3の限界値を越えると補償されない作動のために係数3まで過大に設計しなければならないことになる。
直接変換する他の手段はいわゆるマトリクスコンバータによって得られる。その場合多相源(発電機または電源)のそれぞれの相は多相の負荷(電源、受動負荷、モータなど)のそれぞれの相にそれぞれ双方向のスイッチによって接続される(例えば N. Mohan et al. 著、 Power Electronics, 2. Edition, John Wiley & Sons, New York, p. 11 - 12 参照)。スイッチは十分な数のサイリスタから成っており、相間電圧と相電流により損傷することはなく、電流反転が可能である。これらスイッチは真の双方向素子と見なすことができスナバのような付加回路、または逆並列素子に対するドライブパルス用給電部を共通に利用することができる。
スイッチは電源の相がmで負荷の相がn個の場合、(m×n)個のマトリクスに配置される。これにより、入力相と出力相との間任意接続することができるが、同時に、マトリクスの所定のスイッチング状態が、例えば短絡が発生するとの理由から許容されないという欠点を有している。更に、1つの相から別の相への転流を、スイッチング損失ができるだけ小さいように行うことが望まれる。
US−A−5594636には、相間の転流が部分的に自然転流として実行れ、自然転流が能ないときには、強制転流としても実行されるマトリクスコンバータおよびその作動方法が記載されている。自然転流によりこの形式のドライブ制御ではスイッチング損失が低減されるが、強制転流の際に生じるスイッチング損失は依然残る。更に強制転流有り得るので、マトリクスのすべての場所に遮断可能な素子使用なければならず、これにより回路コストは著しく高められる。
にも拘わらず、自然転流だけが生じるようにマトリクスコンバータを作動させることができる。このことは、発電機の選択された接続されている相から発電機の選択された接続されていない相への切換を、所定の条件が満たされているときにだけ許容ことによりわれる。マトリクスコンバータ安価に、しかも信頼性をもってコントロールするこの形式の作動方法は、周波数を制御するために使用することできるが、電圧を制御することはできない。それゆえに電圧は、例えば大きな電力生成の領域において通例そうであるように、励磁システムを用いて制御される。この形式の電圧制御は、回転機器が発電機モード作動される限りには問題ない。しかし回転機器がモータとして使用されるとき度が低い場合には、トルクおよび電流制御に、いわゆる一定のV/fルールに一致して実際の圧変調が必要になってくる。
エネルギー装置の駆動部がガスタービンである場合、通例はスタチック周波数コンバータ、すなわち整流器/インバータが、発電機を軸の始動のためのモータとして使用するために使用される。ガスタービンは、それが定格速度の40から50%に達したときに初めて正のトルクを発生する。トリクスコンバータは完全な自然転流に基づいて多数の利点を有している。しかし一方、いわゆる「一定のV/fルール」が充足されなければならないから20%の負荷領ガスタービン始動するための付加的な手段が必要ある。自然転流されるコンバータの値段、コンパクトさおよび効率に関する高い魅力は付加的な始動手段が要求されることで低減される。
発明の開示
そこで本発明の課題は、公知のマトリクスコンバータ解決法の欠点を回避したマトリクスコンバータの作動方法、ならびにマトリクスコンバータおよびこの形式のマトリクスコンバータの使用を提供することである。解決手段では、例えば発電機を使用したタービンの始動のために、別個のサイクロコンバータまたはスタチック周波数コンバータを使用するという択一例も可能である。
この課題の解決は請求項1、6および8の特徴部分全部に記載の構成によって実現される。本発明の要点は、マトリクスコンバータを「リバースモード」において、いわばサイクロコンバータとして作動する点にある。単純にマトリクスコンバータの作動法を変えることによって、また発電機のm個の相を相応のサブ群に分割する手段を設けることよって、このことは相当簡単にしかもマトリクスコンバータのハードウェアのどんな修正もなしに可能である。これによって、発電機をモータとしておよび主電源を電力源(パワーソース)として使用して、マトリクスコンバータのこの形式の作動法をガスタービンの始動のために使用することができる
本発明の第1の有利な実施形態によれば、マトリクスコンバータは、発電機から負荷にエネルギーを変換するように作動されるとき、周波数制御のみを許容し、電圧制御は許容しない。この状況においてマトリクスコンバータは、ガスタービンの始動とは反対の仕方(リバースモード)で直接的には使用できないが、電気機器のように振る舞う発電機始動する初期フェーズ内、「一定のV/fルール」が電圧制御を必要にするので、2つの異なったモード間を切り換えるのが有利である。
本発明の別の有利な実施形態によれば、マトリクスコンバータは発電機から負荷にエネルギーを変換するように作動されるとき、発電機の選択されている接続されている相から発電機の選択されている接続されていない相への切り換えのみを許容し、これにより然転流だけが行われることによって特徴付けられている。この形式のマトリクスコンバータならびにその作動法はDE10051222A1ならびに対応するEP1199794A2に開示されている。これら2つの刊行物の内容はこの出願の開示内容に明示的に組み込まれることとする。
典型的にはスイッチの切換状態、発電機の相の接続状態、および発電機の相電流の極性、ならびに発電機の相間差電圧が監視され測定される。利には特定の周期的な時点で切換が行われ、その切換のために発電機の相の1つまたは複数が選択される。この発電機の相は、監視および測定によって得られる情報に相応して接続されておらずかつ条件を満たしている発電機相である。方向スイッチとして逆並列なサイリスタが使用される。上に挙げた刊行物に開示されているようにマトリクスコンバータは周波数の制御だけを許容し、電圧の制御は許容しないから反対の手法での(リバースモード)発電機の始動のために少なくとも始動の初期フェーズ内では直接使用することができない。しかし頭に述べたように、m個の発電機相サブ群へグループ分けするというわずかな変更により、この形式のマトリクスコンバータを逆の作動法で作動し、同時に周波数電圧を制御できるようになる。
別の有利な実施形態によれば、発電機は6つの相を有し負荷は3つの相を有し、サイクロコンバータモードのために6つの相は3つのサブ群に分割される。この特有のトポロジーのためには2つのスイッチが必要なだけでありこれにより発電機の相をグループ分けすることができる。
別の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明は更に、本発明の方法の、発電機の始動のための使用に関する。ここでは発電機および(ガス)タービンの始動のために、発電機の定格速度の20から30%まで、マトリクスコンバータはサイクロコンバータモードで作動される。一方発電機の定格速度の20から30%まで、さらに50%までまたは100%までも、マトリクスコンバータは通常の作動モードにおいて作動され、切り離され相互に別個のサブ群では作動されない。発電機の定格速度の最初の20から30%内でだけ電圧制御が必要であり、それより上の領域では簡単な周波数制御で十分であることは周知である。それゆえに、マトリクスコンバータを電圧制御が絶対に必要であるこの最初の相においてだけサイクロコンバータモード運転し、それからは上に記載されているように、有利には自然転流のみを使用する通常のマトリクスコンバータモードに切り換える。
上に述べた使用の別の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
上に述べたことの他に、本発明は上記マトリクスコンバータの作動法を実現するためのマトリクスコンバータ、または上記使用のためのマトリクスコンバータにも関する。マトリクスコンバータは(m×n)マトリクスに配置されている多数の双方向スイッチを有しており、ここで制御部によって制御されるスイッチはm個の入力側をn個の出力側に選択可能に接続する。マトリクスコンバータは、入力側の電流の極性を突き止めるための第1の手段が設けられており、かつ入力側間の電圧の極性を突き止めるための第2の手段が設けられており、かつ第1の手段および第2の手段は制御部とアクティブに接続されていることによって特徴付けられている。この形式のマトリクスコンバータは例えば、自然転流のみの場合には、DE10051222A1ならびに対応するEP1199794A2にも開示されているようなものである。これら2つの刊行物の開示内容は、マトリクスコンバータ自体に関連しても、本願の開示内容に明示的に組み込まれるものとする。この形式のマトリクスコンバータは有利には、逆並列接続されているサイリスタを含んでいるスイッチが制御部(制御ユニット)と信号線路を介して接続されており、ここで信号線路を介してスイッチの切換状態に関する情報が制御部に伝送されることによって特徴付けられている。
本発明のマトリクスコンバータの別の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
発明は、上に説明したような少なくとも1つのマトリクスコンバータと、回転子および固定子を備える少なくとも1つの発電機とを有している発電機ユニットであって、サイクロコンバータモードをスイッチオンするために、固定子の巻線に相応のサブ群に分割するためのスイッチが設けられていることを特徴とする発電機ユニットにも関する。言い換えると、通例はマトリクスコンバータとは反対の側にある固定子の浮遊アースを単純なスイッチを使用して上記サブ群に分割することにより、作動法に応じて、1つの共通の浮遊アースが存在するまたはサブ群(スイッチが開放されている場合)が存在する
本発明の別の有利な実施形態において、発電機は6つの相を有し負荷は3つの相を有し、サイクロコンバータモードのために6つの相が3つのサブ群に分割される。この場合有利には、2つのスイッチが配置されており、この2つのスイッチにより固定子の巻線の浮遊アースを通常のマトリクスコンバータモードのために接続することができ、かつこの浮遊アースを3つの接続されていない、すなわち相互に分離されているサブ群に分離することができる。ここで前記サブ群のそれぞれは2つの発電機相を有している。
その他の実施形態は従属請求項から明らかである。
図の簡単な説明
次に本発明を図面を参照して実施例に基づき詳細に説明する。その際:
図1は完全然転流に使用することができ、6つの入力相と3つの出力相とを有しているマトリクスコンバータによる転流を略示し、
図2は有利な実施例である、3つの入力相と3つの出力相とを有しているサイクロコンバータの回路接続を略示し、
図3は位相接続を2つの作動モードにおいて略示し、かつ
図4はマトリクスコンバータをサイクロコンバータモードで作動するための手段を備えている、始動すべき発電機の6つの相に接続されているマトリクスコンバータを略示している。
本発明を実施するための方策
図1には、自然転流だけを許容するように設計され、制御される、6つの入力相と3つの出力相とを有しているマトリクスコンバータの接続が略示されている。この形式のマトリクスコンバータはDE10051222A1ならびに対応するEP1199794A2に開示された。しかし提案された原理は、強制転流を使用しているマトリクスコンバータにも適用できるものである。これら刊行物に記載されているマトリクスコンバータならびにこれら刊行物に記載されている作動法がここに説明する例に対する基礎となるものである。このマトリクスコンバータ10は、発電機11によって生成される電圧の周波数を、負荷12、すなわち発電機が接続されている負荷回路網によって要求される周波数に変換するために使用されるとき、発電機11の相G1〜G6を負荷12の3つの相L1L3に接続する。このために必要な電力部13は逆並列接続されサイリスタの形18個の双方向スイッチ14を有している。スイッチ14は(6×3)マトリクスに配置構成されている。制御部(制御ユニット)17は、スイッチ14を選択するように設けられており、制御部には時計18の時間信号(クロック周波数)が供給される。スイッチ14のスイッチング状態(オン、オフ)は監視され、制御部17に信号線路20を介して伝送される。スイッチ14は制御部17によって制御線路19を介して選択される。
発電機11の個々の相G1〜G6に電流測定装置15が配置されており、電流測定装置はそれぞれ、第2の信号線路21を介して制御部17に位相電流の極性を伝送する。付加的に、発電機11の相G1〜G6間に電圧測定装置16が配置されており、これら電圧測定装置はそれぞれの相差の極性を第3の信号線路22を介して制御部17に伝送する。
DE10051222A1ならびに対応するEP1199794A2に開示されているように、転流に対する転流基準はマトリクスコンバータ内で導出することができる。この転流基準は実質的に、スイッチオフすべき相とスイッチオンすべき相との間の相差電圧と、スイッチオフすべき相の相電流との積の極性に基づいている。この積が負であれば、2つの相の間転流許容される。それ以外の場合転流は禁止される。転流は、転流が前以て決められた時間後に生じているとき、および転流基準が充足されるとき、制御部17によってトリガされる。転流のためには発電機11の「フリー」な相が必要であり、かつその都度所定のスイッチ14活性化されてはならないので、制御部17は短絡を防止するためにそれぞれの時点において、どの相G1〜G6がフリーであるか、すなわち所属のスイッチ14がすべて開放されており、電力を運んでいないかを知なければならない。制御部17は更に、出力相L1L3のいずれに転流すべき相が接続れるかをなければならない。これはこの転流に適しスイッチによって正確に接続するためである。上記流基準は次の物理的な仮定に基づいている:2つの発電機相間の自然転流は、転流の瞬間t0に、そこから転流しようとする相Gxの電流iGxの絶対値が降下し(低下し)、一方そこへ転流しようとする相Gyの電流iGyの絶対値が増加するときにのみ上手く実行することができるという仮定である。この必要条件は、そこへ転流しようとする相がより高い起電力を有し、かつ同時にそこから転流しようとする相と同じ方向を有していることである。しかし起電力は無負荷でしか測定することができないので、手に入れ易くかつ測定可能な量を有する転流基準見つけなければならない。
DE10051222A1ならびに対応するEP1199794A2に詳細に論述されているように、次の式によって表される、専ら自然転選択するための転流基準を見つけることができる:
(1) I/(V−V)・Kijkl<0
ここでKijklは、発電機の相の相互インダクタンス負荷のインダクタンスに依存している定数である。相応に、発電機負荷の自己インダクタンスおよび相互インダクタンスによって決められているKijklが既知であれば単に測定可能な量、すなわち相電流I 相間電圧V−Vを用いて任意の時点、発電機の相kとlとの間意図した自然転流を実行できるか否かを突き止めることができる。条件または式(1)は電流電圧の極性にだけ依存しており、それらの瞬時の値には依存していない。相応に、転流条件に対して必要な情報は非常に簡単な検出器および測定装置を使用して得ることができる。
図2のマトリクスコンバータ10においてスイッチ14のドライブ制御を行うための決定プロセスは非常に簡単である:
・ まず、時計18が制御部17に、所望の周波数および場合によりフィードバックされる情報に従って、いつ新たな転流を行うきか、すなわち負荷12にその時接続されている3つの別の相によっていつ置換べきであるかを伝える。
・ スイッチ14および相G1〜G6の連続的な監視によって制御部17はどの相がフリーであり、どの相が電流を導いていないかかつこれに基づいてどの相を確実に転流することができるかを知る。1つまたは2つの転流が可能であれば、所属のスイッチ14がトリガされる。既に上に説明したように、3つの相同時転流することは回避される。(それ自体可能な)第2および第3の転流は、それが確実に実行できるようになるまで遅延される。
提案されたマトリクスコンバータは固有の無効電力消費を有していない。に直接的なAC/AC変換を実行するサイクロコンバータは、正弦波形状の電圧を実現するためにトリガ遅必要であるため、非常に小さな力率を有している。間接コンバータも、直流電流のチョッピングのために必要である安全角度および磁化電力のため力が低減される
全体として専ら自然転流が行われる作動法によって次の利点が生じる:
(1) サイクロコンバータに関して:
・ コンバータの力率は0.7ではなくてほぼ1であるので、入力電力、構成素子の電力および損失電力が低減される
・ 改善された力率に無関係に、新たな変換プロセスで生じる固有損失係数2だけ小さくなり、従ってより軽量でより安価な冷却システムが可能になる。
・ 出力周波数は入力周波数の1/3に制限されていない。
・ 制御エレクトロニクスは非常に簡単である。
(2) 間接AC/DC/ACコンバータに関して(スタチック周波数コンバータ、整流器/インバータ):
・ 入力側および出力側の力率は同じであるので、構成部品の入力電力および出力電力が最小である
・ 作動は完全に可逆的である。
・ エネルギーは一時的に蓄積されず、このことはコストおよび損失の削減に役立つ。
ルク変動が生じず、ほんの僅かな量の高調波しか生じず、しかもチョッピングされる直流電流が原因となる入力側での電力低下は生じない。
・ 損失電力は僅かである。
マトリクスコンバータ10に接続されている同期機器はモータとしても発電機としても動作することができる。同期機器はモータ作動から発電機作動に切り換えることができタータモータとして動作することができる。進み作動も遅れ作動も制御方法の変更なしに可能である。電圧が発電機の励磁によって決定され、周波数の制御が発電機11とコンバータ分散されているという独自の動作も可能である。
それにも拘わらず、上に既に述べたようにこの形式のマトリクスコンバータは周波数変換しか許容せず、電圧の制御のために使用することができない。しかし回転子をモータとして使用する場合に回転子を始動するために、速度が低い場合には実際の電圧変調が必要である。しかしこの電圧変調はこの形式のマトリクスコンバータでは得ることができない。このよく知られたスタートアップ問題は、回転する電気機器が、電気抵が非常に小さいため純然たるインダクタンスになることから生じる。相応に、インピーダンスは多かれ少なかれ回転速度に比例る。停止状態この形式の回転機器はほとんど短絡しており、したがって印加される電圧低減べきである。定格速度の主要部分まで、印加される電圧は回転速度に比例していなければならない(一定のV/fルール)。電圧制御は、回転速度が定格速度の20から30%より上になればもはや必要ない。この条件サイクロコンバータの周波数領域と完全に一致しており、サイクロコンバータの出力周波数電源(電源回路網)の周波数の1/3に制限することを実現するのに非常に重要である。
相応に、マトリクスコンバータ(図1参照)のアーキテクチャを図2のサイクロコンバータのよく知られているアーキテクチャと比較する
スイッチの数は両方の場合とも同じである。唯一のトポグラフィーの差異は回転機器のスター結線にある。
図1および図2に示されている作動法を考慮すると、電流経路も相当類似る。これらの図で、マトリクスコンバータ(図1)サイクロコンバータ(図2)における類似の経路は太いラインで示されていて、これら2つのトポロジーにとって実際に同じパスが見つけられるように図示されている。しかしマトリクスコンバータモードからサイクロコンバータモードへの切換をどのような仕方で許容するかという問題が残る。
図3には、6つの発電機相3つの主電源相ある作動モードから別の作動モードへ切り換えるためには2つの付加的なスイッチだけが必要であることされている。図3a)はマトリクスコンバータがマトリクスコンバータモードで作動されるときの条件を図1に示されているよう6相配置構成と、1つの共通の浮遊アース25を有している場合において示している。図3b)には、マトリクスコンバータサイクロコンバータモードへ逆に(「リバース」)作動するために必要である2つのスイッチS1S2が示されている。相応に図3に示されていることは、ある作動モードから別の作動モードへ切り換えるために2つの付加的なスイッチしか必要でないことである。
これら2つのスイッチの実現は図4の略図に示されている。換言すると、2つの作動モード間を切り換えるために、単に2つの(または別の相数の場合にはそれ以上の数の)スイッチが固定子巻線に設け、浮遊アース25離することが必要なだけである。浮遊アース25はマトリクスコンバータモードのためには必要であるが、サイクロコンバータとしての作動モードに対してはサブグループA,B,Cへ浮遊アース25を分離する必要ある。これらスイッチは機械的スイッチでも固体スイッチでもよい。スイッチはサイクロコンバータモードに対してはオープンでなければならず、マトリクスコンバータモードに対してはスイッチは浮遊アース25を形成して単純に閉じられる。
提案された解決法の利点:
・ 提案された解決法の第1の利点は、小さな変更だけが必要であること、すなわちマトリクスコンバータの通常の作動法および所属のハードウェアは殆ど変わらないという点にある。
・ 別の利点は、サイクロコンバータモードは当業者にはよく知られており、かつこの作動のために基本的にこれ以上の開発は必要でない(サイクロコンバータの作動をテーマとした一般的な情報のためには例えば次の文献が参考になる:Thomas H. Barton:Rectifiers, Cycloconverters and AC Controllers, Clarendon Press, Oxford, 1984、殊にその中の第420ないし478頁)点にある。
・ 更に切換のための付加的な手段に対する強制的な要求がない。機械的スイッチでもよいし、固体スイッチでもよい。
スイッチのスイッチング電力は非常に小さい。スイッチは電圧および電流が零であるときの静止状態においてノーマリーオープンである。スイッチは、サイクロコンバータモードが終了すると直ちに閉じられる。マトリクスコンバータモードからサイクロコンバータモードに戻し切り換えしなければならないとき、コンバータのすべてのスイッチを遮断して、数ミリ秒内にすべての電流が遮断されるようにすることができる。
言い換えると、安価でしかも信頼性のある解決法である。
の形式のマトリクスコンバータをユニットの始動のために使用する場合、すなわち発電機をモータとして使用する場合、次のこと留意べきである:
電源が約50Hzの周波数を有していることを前提にすると、電圧を始動の際にリニヤに増加する仕方で(V/fルール)約10から15Hzまで制御しなければならない。このことは、上で説明したように、マトリクスコンバータがマトリクスコンバータモードにおいて作動されるときは実行することができない。それは電圧制御が可能ではないからである。他方においてサイクロコンバータは、同様に上に説明したように、電圧制御および電周波数の1/3までの変換を可能にする。周波数の1/3は上に挙げた50Hzによって決められる。電源が主電源として使用されるとき、約16Hzの周波数までのサイクロコンバータモードが可能であり、これは、比較的高い周波数に対して電圧制御必要なく、回転子をマトリクスコンバータによってマトリクスコンバータモード作動することができるという理由から今日の状況に完璧に適合する。言い換えると、両方の作動モード、すなわちマトリクスコンバータモードおよびサイクロコンバータモードは発電機の始動に相互に理想的に適合している。というのは、サイクロコンバータモードは電源周波数の1/3までしか可能ではないが、同時にこの領域において電圧制御することができ、一方より高い周波数に対して発電機の駆動電圧制御によって実行する必要はなく、したがってマトリクスコンバータモードが可能であるからである。冒頭に述べたスイッチング手段を使用すれば、始動のための別個構成部分は必要なくなり、これにより大幅な節約が可能である。
相応に、始動のために次のストラテジーが提案される:
マトリクスコンバータは定格速度の20から30%までサイクロコンバータとして作動される。この速度は常にまだ、ガスタービンが実際に出力を生成する速度の下方にある。定格速度の20%から30%50%または更に100%までマトリクスコンバータは、周波数制御だけが可能である通常の作動モードにおいて運転することができる。
完全に自然な転流に使用することができるような、6つの入力相と3つの出力相とを有しているマトリクスコンバータによる転流の略図 有利な実施例である、3つの入力相と3つの出力相とを有しているサイクロコンバータの回路接続の略図 位相接続を2つの作動モードにおいて示す略図 マトリクスコンバータをサイクロコンバータモードで作動するための手段を備えている、始動すべき発電機の6つの相に接続されているマトリクスコンバータの略図
10 マトリクスコンバータ
11 発電機
12 負荷/主電源(作動モードに応じて)
13 電力部
14 スイッチ(双方向)
15 電流測定装置
16 電圧測定装置
17 制御部(制御ユニット)
18 時計
19 制御線路
20〜22 信号線路
23 サイクロコンバータ
24 固定子の巻線
25 浮遊アース
G1〜G6 相(発電機)
L1〜L3 相(負荷/主電源、作動モードに応じて)
S スイッチ
S1,S2 サイクロコンバータモードをスイッチオンもしくはスイッチオフするための固定子側のスイッチ

Claims (12)

  1. マトリクスコンバータ(10)は、第1の動作モードでは、回転発電機(11)のm個の相(G1,…,G6)交番電圧を、前記回転発電機が接続されているのとは異なる回路網に接続されている負荷(12)のn個(n<m)の相(L1,…,L3)交番電圧に変換し、
    前記マトリクスコンバータは、前記負荷(12)のn個の相を交互に、(m×n)のマトリクスに配置され多数の制御可能な双方向スイッチ(14)に接続し
    前記回転発電機(11)のn個の相は常に負荷(12)に接続されており、一方前記回転発電機(11)の(m−n)個の相は負荷(12)に接続されていない形式のマトリクスコンバータの作動方法において、
    前記マトリクスコンバータ(10)は、サイクロンコンバータモードである第2の動作モードでは、前記回路網(12)から使用可能な電力を使用して、前記回転発電機を始動し、
    前記回転発電機のm個の相(G1,…,G6)の群は相応のサブ群(A,B,C)に分割される
    ことを特徴とする方法。
  2. マトリクスコンバータはそれが発電機(11)から負荷(12)へエネルギー変換するように作動されるとき、周波数の調整のみを許容し、電圧の調整は許容しない
    請求項1記載の方法。
  3. マトリクスコンバータはそれが発電機(11)から負荷(12)へエネルギーを変換するように作動されるとき、発電機(11)の選択されている接続されている相(Gk)から発電機(11)の選択されている接続されていない相(Gl)への切り換えのみを許容し、その結果自然の転流だけが行われるようにする
    請求項1または2記載の方法。
  4. 発電機は6つの相(G1,…,G6)を有し、
    負荷(12)は3つの相を有し、かつ
    サイクロコンバータモードのために6つの相は3つのサブ群(A:G1,G4;B:G2,G5;C:G3,G6)に分割されている
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 双方向スイッチ(14)として、逆並列サイリスタを使用する
    請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法の、発電機(11)の始動のための使用。
  7. 発電機(11)の定格速度の20から30%まで、マトリクスコンバータ(10)をサイクロコンバータモードで作動し、
    一方発電機(11)の定格速度の20から30%から相応に引き続いて50%までまたは100%までマトリクスコンバータを遮断されるサブ群(A:G1,G4;B:G2,G5;C:G3,G6)なしに通常の作動モード作動する
    請求項6記載の使用。
  8. 請求項1から5までのいずれか1項記載の方法を実施するためのマトリクスコンバータ(10)、または請求項6または7のいずれか1項に記載の使用のためのマトリクスコンバータ(10)であって、
    該マトリクスコンバータは(m×n)マトリクスに配置されている多数の双方向スイッチ(14)を有しており
    御部(17)によって制御されるスイッチ(14)はm個の入力側をn個の出力側に選択可能に接続する形式のものにおいて、
    入力側の電流の極性を突き止めるための第1の手段(15)が設けられており、かつ
    入力側間の電圧の極性を突き止めるための第2の手段(16)が設けられており、かつ
    第1の手段および第2の手段(15または16)は前記制御部(17)とアクティブに接続されている
    ことを特徴とするマトリクスコンバータ。
  9. 前記スイッチ(14)は前記制御部(17)と信号線路(20)に接続されており、該信号線路(20)を介して前記スイッチ(14)の切換状態に関する情報が前記制御部(17)に伝送される
    請求項8記載のマトリクスコンバータ。
  10. 双方向スイッチ(14)は逆並列に接続されたサイリスタを有している
    請求項8または9記載のマトリクスコンバータ。
  11. 請求項8から10までのいずれか1項記載の少なくとも1つのマトリクスコンバータ(10)と、回転子および固定子を有している少なくとも1つの発電機(11)とを有している発電機ユニットにおいて、
    サイクロコンバータモードをスイッチオンするために、固定子の巻線に相応のサブ群(A,B,C)に分割するためのスイッチが設けられている
    ことを特徴とする発電機ユニット。
  12. 請求項4記載の方法を実施するための請求項10記載の発電機において、
    2つのスイッチ(S1,S2)が配置されており、
    2つのスイッチにより、固定子の巻線の浮遊アース(25)通常のマトリクスコンバータモードのために接続され、かつ
    前記2つのスイッチにより、前記浮遊アース(25)3つの接続されていないサブ群(A,B,C)に分離され、
    サブ群のそれぞれは2つの発電機相を有している
    ことを特徴とする発電機。
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