JP2893105B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

表示装置および表示方法

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JP2893105B2
JP2893105B2 JP6206382A JP20638294A JP2893105B2 JP 2893105 B2 JP2893105 B2 JP 2893105B2 JP 6206382 A JP6206382 A JP 6206382A JP 20638294 A JP20638294 A JP 20638294A JP 2893105 B2 JP2893105 B2 JP 2893105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、高い信頼性が要求され
る計算機制御システム例えば鉄道の進路制御や原子力
発電プラントの制御に使用する場合に好敵な表示装置
よび表示方法に関する。
【従来の技術】一般に、制御回路で制御処理を実行し、
制御結果を表示部に出力する装置において、信頼性の高
い表示出力を得るには、制御回路の複数化処理の複数
により、同一機能を複数個所で処理し、それぞれの処
理結果が同一であることを判断してから最終出力を得る
ようにしている。信頼性を向上させ受信系統を複数化し
た例としては、特開昭58−52798号公報に示され
ように、受信系統を2つ以上設け、各信号が互いに補
完的な時間関係を保持するように各系統を動作させ、各
系統からの出力を比較器で比較し、信頼性を向上させる
という方法が知られている。また、中央制御装置で複数
プログラムを動作させ、各々の出力を受信部の各々のC
RTに表示し、人間がCRT上の表示を比較/照合する
例が、文献(Sweden,ERICSSON REV
IEW No.1,1986)に紹介されている。
【発明が解決しようとする課題】信頼性を高めるには、
一般的に制御部を多重化するが、多重化した複数の制御
部の出力を比較する手段そのものの信頼性が、装置全体
の信頼性を支配する。このように装置多重化により信頼
性を高めようとする場合、多重化したそれぞれの装置の
出力を互いに比較してチエックする比較手段例えばマ
ンマシンシステムを高信頼化する必要がある。一方、
数のCRT上の同一であるべき表示を人間が比較/照合
することは、絶えず複数のCRTを監視することによる
見落としや疲労を招き、逆に信頼性の低下につながる場
合もある。本発明の目的は、高い信頼性を有するマンマ
シンシステムを備えた表示装置および表示方法を提供す
ることである。
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、表示面に表示される表意記号を複数に分
割し、この分割された各表意記号を示す表示制御信号の
うち少なくとも1つが表示手段の入力側のいずれかに
なる系から入力されるとともに、全ての表示制御信号
(コード)に対応して文字パターンまたは文字を構成し
ないパターンを予め割り付けおき、前記表示制御信号と
前記文字パターンまたは文字を構成しないパターンとの
対応関係に基づいて画像表示する表示装置を提案する。
前記表示装置は、前記表示制御信号と前記文字パターン
または文字を構成しないパターンとの対応関係1対1
させることができる。 前記表示装置は、前記表示制御
信号と文字パターンまたは文字を構成しないパターンと
の対応関係n対1(ただし、nは複数)にさせてもよ
い。 本発明は、また、上記目的を達成するために、表示
装置複数の系が正常である時に前記複数の系から入力さ
れる表意情報に基づいて表示される表示パターンを表意
記号となるように同一表示面に表示する手段を有し、
表示手段は全ての表示制御信号(コード)に対応して
表示パターンとしての文字パターンまたは文字を構成し
ないパターンを予め割り付けおき、前記表示制御信号と
前記文字パターンまたは文字を構成しないパターンとの
対応関係に基づいて画像表示する表示装置を提案する。
本発明は、さらに、上記目的を達成するために、機能的
に相互に同一な複数の表示制御信号に対応して表示され
個々には意味を持たない表示パターンの組合せにより表
意記号となるように表示する表示方法であって、全ての
表示制御信号(コード)に対応して文字パターンまたは
文字を構成しないパターンを予め割り付けおき、前記表
示制御信号と前記文字パターンまたは文字を構成しない
パターンとの対応関係に基づいて画像表示する表示方法
を提案する。
【作用】上記構成によれば、制御手段から出力される数
値情報を複数領域の画像情報に変換して出力し、この複
数の画像情報を同一画面に表示し、人間が画面に表示さ
れた画像の整合性に基づき、制御手段からの出力の正否
を判断するから信頼性が高い。すなわち、それぞれの表
示領域に表示されるパターンは、分割した個別のもので
は意味がなく、誤った組合せでも意味がなく、正常な組
合せの時のみに意味を持つパターンとし、そのパターン
は、人間認識できる文字または数字であるから、制御
手段からの出力の正否を判断する信頼性が高い。表示制
御手段と制御手段のデータ通信に同一通番を付与し、入
力した制御要求に付与した通番と制御手段からの確認応
答に付与されている通番が表示画面上で一致していれ
ば、制御要求が制御手段に正しく入力されたことを確認
でき、制御要求データの入力ミスによる事故を未然に
止し、高い信頼性が得られる。表示画面のパターンコー
ドは、それぞれ上下別々のハミングコードからなり、
ずれか一方にエラーが発生すると、全体として無意味な
画像が画面に表示され、データ処理のトラブル発生を
易に認識できる。装置の故障も、出力結果が同一でなく
なるから、表示されるパターンの崩れにより、発見でき
る。装置の故障により使用していない表示信号が出力さ
れても、故障を示すパターンが表示されるので故障を
発見できる。
【実施例】次に、図1〜図19を参照して、本発明によ
る表示装置および表示方法の実施例を説明する。 《第1実施例》図1は、本発明による表示装置の第1実施例の全体構成
を示すブロック図である。 11は高信頼性の制御部で原
則として中央計算機センタに配置される。21は表示制
御部、31は表示部、41は入力部であり、これらは、
いわゆるマンマシンシステムを形成し、各ローカルに配
置されている。高信頼性の制御部11から出力されたデ
ータを表示制御部21に送信する通信回線は、国際標準
技術規格IEEE802.3、またはIEEE80
2.4に準拠するものであり、同軸ケーブルを伝送媒体
としている。制御部11から送られてきたデータに基づ
表示制御部21で作成された表示パターンは、表示部
31にRGBケーブルまたは同軸ケーブルにより送信さ
れ、パターン画像を表示する。図2は、第1実施例の系
統構成をより詳細に示すブロック図である。図3は、
2に示す制御部の構成の一部を示す系統図である。制御
要求データは、入力部41から入力する。入力部41
、例えば「2」という文字をキー入力した場合、41
1のキー入力部ではキーボードからの入力に対し、
「2」という文字に対応した3ビットの符号(コード)
010に変換し、231の通信制御部に送信する。通信
制御部231では、キー入力部411から送られて来た
「2」という文字に対応した符号データ010に3ビッ
トの通番を付与して、制御部11送信する。ここで付
与した通番を仮に101とする。したがって、ここで制
御部11に送られたデータD は、6ビットのデータと
なる。◆ この6ビットのデータDは、まず制御部11の通信制
御部511が受け取り、文字コード変換処理部A521
と文字コード変換処理部B522の両方に送られる。文
字コード変換処理部A521では、送られて来たデータ
について、まずデータ部と通番の部分に分割する。
ここの例では、データCとデータEに分割される。
次に、文字コード変換処理部A521では、以下の処理
により、データC およびデータE をデータ変換す
る。◆ 10進 2進 F=2×C−1=3=11 (データ部に対する変換) G=2×E−1=9=1001(通番に対する変換) 文字コード変換処理部A521では、得られたデータF
およびデータGをそれぞれ4ビットデータに変換
し、2つの4ビットデータをデータ部:通番部と合わせ
ることにより、8ビットのデータHを生成する。◆ さらに、文字コード変換処理部A521は、8ビットの
データHの先頭に、文字コード変換処理部A521で
生成したデータか、または、文字コード変換処理部B5
22で生成したデータかを識別するための1ビットのフ
ラグを付与する。本実施例では、文字コード変換処理部
A521で生成した場合、識別フラグ0を付与し、文字
コード変換処理部B522で生成した場合、識別フラグ
1を付与する。したがって、上記データHは、ビッ
トデータH′になる。◆ このデータH′は、通信制御部511を経由し、表示
制御部21送られる。文字コード変換処理部B522
では、送られて来たデータDについて、まずデータ部
と通番の部分とに分割する。この例では、データ
データEとに分割される。◆ 次に、文字コード変換処理部B522では、以下の処理
によりC および をデータ変換する。なお、G<<1は、を1ビット左シフトする演算
を意味する。文字コード変換処理部B522では、ここ
で得られたデータF およびデータGをそれぞれ4ビ
ットデータに変換し、2つの4ビットデータを通番部:
データ部に合わせることにより、8ビットのデータH
を生成する。◆ さらに、文字コード変換処理部B522は、8ビットの
データHの先頭に、文字コード変換処理部B522で
生成したことを示す識別フラグ1を付与する。したがっ
て、上記データH は、9ビットデータH′になる。
このデータH′は、通信制御部511を経て、表示制
御部21送られる。表示制御部21の通信制御部23
1は、制御部11で生成された2つの9ビットデータH
′とH′を受信する。通信制御部231は、受信し
たデータの先頭ビットの識別子を見て、データが制御部
11の文字コード変換処理部A521で生成されたもの
なら、データを処理部311に送り、データが文字コー
ド変換処理部B522で生成されたものなら、データを
処理部321に送る。したがって、制御部11から送ら
れて来た9ビットデータHおよび′に対し通信
制御部231は、データH′を処理部311送り、
データH′を処理部321に送る。処理部311は、
受け取ったデータH′のデータ部,通番部それぞれ4
ビットのコードに対して、文字パターンデータ記憶部2
11の中から、対応する文字パターンデータを抽出し、
抽出した各文字パターンの表示位置を決定する。図4
は、文字パターンデータ記憶部211に格納されている
文字パターンデータの一覧を示す。ここでは、1から8
までの上半分の文字パターンとその対応するコードとが
記憶されている。処理部311は、まず、データH
の先頭ビットを見て、データが制御部11の文字コード
変換処理部A521で生成されたものであるかどうかを
チェックする。次に、データH′のデータ部の4ビッ
トコードを取り出し、文字パターンデータの中から対応
する文字パターンを取り出す。ここでは、0011がデ
ータ部のコードとして取り出されるから、文字パターン
として2の上半分のパターンが、文字パターンデータ2
11から抽出され、このパターンがCRT画面上のデー
タとして表示されるべき位置も合わせて決定され、出力
部331に送られる。次に、データH′の通番部の4
ビットコードを取り出し、文字パターンデータの中か
ら、対応する文字パターンを取り出す。ここでは、10
01が通番のコードとして取り出されるから、文字パタ
ーンとして5の上半分のパターンが、文字パターンデー
タ記憶部211から抽出され、このパターンがCRT画
面上の通番として表示されるべき位置も合わせて決定さ
れ、出力部331に送られる。処理部321は、受け取
ったデータH′のデータ部,通番部それぞれ4ビット
のコードに対して、文字パターンデータ記憶部221の
中から、対応する文字パターンデータを抽出し、抽出し
た各文字パターンの表示位置を決定する。図5は、文字
パターンデータ221に格納されている文字パターンデ
ータの一覧を示す。ここでは、1から8までの下半分の
文字パターンとその対応するコードとが記憶されてい
る。処理部321は、まず、データH′の先頭ビット
を見て、データが制御部11の文字コード変換処理部B
522で生成されたものであるかどうかをチェックす
る。次に、データH′のデータ部の4ビットコードを
取り出し、文字パターンデータ記憶部221の中から対
応する文字パターンを取り出す。ここでは、1100が
データ部のコードとして取り出されるから、文字パター
ンとして2の下半分のパターンが、文字パターンデータ
記憶部221から抽出され、このパターンがCRT画面
上のデータとして表示されるべき位置も合わせて決定さ
れ、出力部331に送られる。次に、データH′の通
番部の4ビットコードを取り出し、文字パターンデータ
の中から、対応する文字パターンを取り出す。ここで
は、0110が通番のコードとして取り出されるから、
文字パターンとして5の下半分のパターンが、文字パタ
ーンデータ記憶部221から抽出され、このパターンが
CRT画面上の通番として表示されるべき位置も合わせ
て決定され出力部331に送られる。出力部331は、
処理部311,処理部321の処理結果を表示部31の
決められたエリアに表示させる。すなわち、表示部31
のCRT画面のどのXY位置にRGBドットを表示させ
るかの位置を制御する。 なお、処理部311,処理部3
21で文字パターンを抽出するためのコードは、それぞ
れの処理で複数ビット誤りが生じても、それぞれの処
理部311,321が同一文字の上下パターンを選択し
ないように、ハミング距離の離れた別々のコードで構成
する。処理部311,処理部321のそれぞれの表示エ
リアに、それぞれ文字パターンが表示されたときに2の
上半分の文字パターンと2の下半分の文字パターンが、
それぞれ正しい位置に表示されているならば、表示部3
1上にパターン341およびパターン342が表示され
た結果が、完全な「2」として人間に認識される。表示
部31はCRTに限られるものではなく、ドットを表示
する機能があれば実現可能であり、液晶パネルでも目的
は達成されるが、他の要素のように論理機能を持つこと
は許されない。もし一方の処理部321に障害が発生
し、処理部321が「2」以外の「4」のパターンを選
択し、表示部31に出力した場合、上半分のパターン3
41が「2」で、下半分のパターン342が「4」のパ
ターンとなり、表示部31に表示されたパターンの崩れ
で、処理部311または処理部321の異常発見でき
る。また、同じ処理部321に障害が発生し、処理部3
21が「2」以外の指定されていないコードのパターン
を選択し、表示部31に出力した場合、上半分のパター
ン341が「2」で、下半分のパターンには何も表示さ
れず、表示部31に表示されたパターンの崩れで、処理
部の異常発見できる。また、人間が異常を認識する
で、従来安全性を高めるため系の出力を比較していた比
較手段が不要となる。図6は、表示画面のパターンコー
ドを別々のハミング距離だけ離れたコードで構成した場
合のパターン図である。データ処理中にコードを構成す
るうちの1ビットでもエラーが発生すると、そのエラー
を含むコードは、元の正しいコードとは相違するので、
表示画面の画像の上下ではパターンが崩れ、明確に区別
できる。表示制御部21の処理部が参照する表示画面の
パターンコードは、文字表示コードを別々のコードで構
成したものである。表示制御部21内の複数のプログラ
参照するパターンコードも、同様に、別々のコード
で構成したものとして高い安全性を得るようにしてい
る。《第2実施例》 上記第1実施例では、プラントなどを制御する制御部1
1の一つのプロセッサに相異なる二つの文字コード変換
処理部(これらが異なる系を構成する)を実行させ、そ
の結果を表示装置に出力させることにより、プロセッサ
の異常を把握するものであった。しかし、信頼性を要求
する制御対象の制御は、多くの場合、制御装置は多重系
で構成され、前記したように、系毎に接続された表示装
置を監視員が見るだけでは、故障を発見しにくい。制御
部11は故障しても、制御対象機器に対してフェイルセ
イフな信号を出力するので、問題はないが、実制御状態
と表示内容が相違し、このことが監視員に正しく伝わ
らず、監視員が誤った認識を持つことは、問題である。
そこで、本第2実施例は、故障状態を確実に表示するよ
うにしたものである。図7は、本発明の第2実施例の
示装置の全体構成を示すブロック図である。本実施例で
は、それぞれの系が表示する表意記号の部位を決め、表
示側では、それらを合成して意味をなす記号となるよう
表示するようにした。これにより、いずれかの系が故障
すれば、意味をなす記号とならないので、監視員も容易
に故障を認知できる。制御部110,115は、内部に
通信制御部111,116および文字コード変換処理部
112,117を有し、制御対象160に対して同一の
処理を実行する。照合部150は、制御部110,11
5の演算結果を照合し、制御対象160に制御指令を送
出する。制御対象160は、この指令に基づいて各種機
器を制御する。さて、制御部110,115では、表示
部31に表示しなければならない情報が発生したとき、
第1実施例と同様のプロセスで、それぞれ文字コードに
変換し、通信制御部111,116、伝送制御部17
0,180を介して、表示制御部21に直列データ
送する。表示制御部21は、前述と同様に、それぞれの
コードを変換して所定の表示位置に表示する。文字コー
ド変換処理部112,117は、第1実施例と同様、
のプログラムにより変換することも考えられるし、ま
た、同一のプログラムによって文字コードに変換するこ
とも考えられる。さらに、この実施例では、制御部が2
重系を構成している場合について説明したが、3重系
4重系でも同様の表示制御を実行できる。 《第3実施例》 図8は、本発明の第3実施例の表示部に表示された画面
を示す図である。例えば、4重系の場合、表意記号
「2」を表示させたいとき、本図のように、「2」を4
分割し、領域90をA系に、領域91をB系に、領域9
2をC系に、領域93をD系に表示させるようにする。
本実施例によれば、多重系を構成する制御装置のいずれ
かが故障しても、表示された記号が意味をなさないもの
となるので、監視員に故障を容易に認知させることがで
きる。ここまでは、制御部の故障を監視員に容易に認知
させる実施例を説明した。次に、制御部は十分信頼性が
高いが、伝送系の信頼性が低い場合について、この故障
を容易に認知させるための実施例を説明する。 《第4実施例》 図9は、本発明の第4実施例の通信制御部の構成を示す
ブロック図である。本実施例は、通信制御部512に文
字コード変換部513,514および伝送制御部515
を設けた例である。制御部140において、表示させな
ければならない情報が発生したとき、その情報は、通信
制御部512に送られ、同一の情報が文字コード変換部
513、514に入力される。文字コード変換部513
では、前記と同様、例えば表意記号の上半分を、文字コ
ード変換部514では下半分を表示させるコードに変換
して伝送制御部515に出力する。伝送制御装置515
は、それぞれのコードをそれぞれ別の伝送路516に出
力し、表示制御部21に送る。表示制御部21は、前記
同様の処理を施して表示部31に表意記号を出力する。
本実施例では、伝送路のいずれかに故障が発生すると、
表示部31は意味をなさない記号を表示するので、監視
員は伝送路の故障を容易に認知できる。第1実施例では
入力した文字情報を制御装置に送り、制御部では領域ご
とに変換された文字コードを出力して、表示制御装置側
で合成して出力するものであるが、制御部のプロセッサ
が故障していると、表意記号の上半分も下半分も入力し
た文字と相違する記号が出力され、実際に入力したもの
と制御部が認識したものとを照合できなくなる。 《第5実施例》 本実施例では、キー入力した文字の半分を直接、もう半
分を制御装置のプロセッサを介して表示させるようにし
た。図10は、本発明の第5実施例の制御装置全体構
成を示すブロック図である。本図に示すようにキーボ
ード41によって入力された文字の例えば下半分を表示
制御部21の文字コード変換部148によりコードに変
換し、処理部321,出力部331を介して表示部3
1に出力させる。また、文字情報は通信制御部23
1,147を介して、制御部145のプロセッサの文字
コード変換処理部146に入力され、文字コードに変換
される。この文字コードは、通信制御部231を介して
処理部311に入力され、上半分のデータとなって出力
部331を介して表示部31に出力される。本実施例
によれば、入力した文字情報と制御部認識した文字情
報との一致,不一致を一目瞭然に認知できる。 《第6実施例》 第1実施例では、障害が発生したときに、指定されてい
ないコード(表示制御信号)のパターンが選択されて何
も表示していなかったが、このようにすると人間が誤認
識してしまうおそれがある。そこで本実施例では全て
のコードに対応させて何らかの文字またはパターンを割
り付けておき、指定されていないすなわち文字パターン
が割り付けられていないコードには、それに対応させて
障害を示すパターンを予め割り当てておくことにより、
障害発生により文字パターンが割り当てられていないコ
ードが出力された場合には障害を示すパターンが表示
されるようにしたものである。図11は、本発明の第6
実施例の表示部31に表示された画面である。図11
示すように“L”の文字を上下2分割して表示した際
に、下のパターンを表示する系に障害が発生し指定して
いないコードを出力した場合、第1実施例では“L”の
下半分に何も表示されないため、“L”を“1”に誤認
識してしまう。本実施例では、指定されていないコード
の表示パターンを無くし、使用していないコードには予
め障害を示す文字パターンデータを指定しておくことに
より、系の障害が発生し使用していないコードが表れた
際に、障害を示す文字パターンを表示させるようにし
た。図12は、本発明の第6実施例の表示部31に表示
された画面である。“L”の文字を上下2分割して表示
した際に、下のパターンを出力する系に障害が発生し、
指定していないコードを出力した場合に、予め使用して
いないコードに割り付けておいた障害を示すパターン3
61を表示させる。本実施例によれば、障害が発生した
際に障害により使用していないコードが出力されても障
害を示すパターンが表示されるので、人間が障害を容易
に認識できる。以下、第6実施例について具体的に説明
する。図13は、図2に示した表示装置における文字パ
ターンデータ記憶部211に格納されている文字パター
ンデータの一覧を示している。ここでは1から8までの
上半分の文字パターンと、それに対応するコード、並び
に文字パターンが割り付けられていないコードに障害を
示す「NG」の異常表示パターンが割り付けられてい
る。図14は、文字パターンデータ記憶部221に格納
されている文字パターンデータの一覧を示している。こ
こでは1から8までの下半分の文字パターンと、それに
対応するコード,並びに文字パターンが割り付けられて
いないコードに障害を示す「NG」の異常表示パターン
が割り付けられている。上述したようにコードとパタ
ーンとを1対1に対応させておくことにより、図2に示
す表示装置で表示制御部21の処理部311,321の
いずれかの系統で障害が発生した場合には表示部31
における処理部311,321のいずれかの表示領域に
「NG」の表示がなされる。この結果、オペレータは
障害が発生したことを正しく認識できる。図15は、表
示部31に表示された画面の32のパターン図である。
入力部41から「TEL OK」を入力したとする。キ
ー入力部411を通し、通信制御部231から高信頼性
の制御部11に送信する。制御部11では2つのデータ
が作成され、通番が付与される。データと通番は、2つ
の処理部311,321を通り、処理部311で上半分
の画像351,353を、処理部321で下半分の画像
352,354が表示部31に表示され、正常時には
「TEL OK」「SNOOI」という連判が表示さ
れる。これに対して処理部321に障害が発生し、
「L」の文字の下半分が文字パターンが割り付けられて
いないコードが出力された場合には第1実施例では図1
6に示すような表示が表示部31になされる。このよう
な表示がなされると、人間は図17に示す表示と同一で
あると誤認識する畏れがある。これに対して本実施例で
は文字パターンが割り付けられていないコードに対して
は障害を示す異常表示パターン(例えば「NG」)が文
字パターンデータ記憶部211、21に予め割り付けら
れているので、上述した障害が発生した場合には図18
のように表示部31に表示される。図19は文字パター
ンデータ記憶部211または221に格納される文字パ
ターンデータの他の例を示している。同図はコードのハ
ミング距離を離した場合の文字パターンデータの例を示
している。また、文字パターンが割り付けられていない
コードについては複数のコードに対して障害を示す一つ
の異常表示パターン(例えば「NG」)が割り付けられ
ている。この例ではハミング距離の間のコードがコード
中に「1」が奇数個ある場合には異常コードと判定し、
表示部31に異常表示パターンが表示される。以上に説
明したように本実施例によれば、障害が発生した
に、文字パターンに対応するコードとして使用していな
いコードが出力されても障害を示すパターンが表示され
るので、人間が障害発生を容易に認識できる。
【発明の効果】本発明によれば、制御手段から出力され
る数値情報を複数領域の画像情報に分割して出力し、こ
の複数の画像情報を同一画面に表示し、人間のパターン
認識能力により異常を発見するので、信頼性の高いマン
マシンが提供できる。表示画面のパターンコードは、別
々のハミングコードからなり、いずれか一方にエラーが
発生すると全体として整合しない画像が画面に表示さ
、データ処理のトラブル発生を容易に認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の第1実施例の全体構成
を示すブロッグ図である。
【図2】第1実施例の系統構成をより詳細に示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示す制御部の構成の一部を示す系統図で
ある。
【図4】図2に示す文字パターンデータ記憶部に格納さ
れているコードと文字パターンとの関係を示す説明図で
ある。
【図5】図2に示す文字パターンデータ記憶部に格納さ
れているコードと文字パターンとの関係を示す説明図で
ある。
【図6】第1実施例の表示部に表示された画面のパター
ンコードのハミングコードを離した場合のパターンであ
る。
【図7】本発明の第2実施例の制御装置全体構成を
ブロック図である。
【図8】本発明の第3実施例の表示部に表示された画面
である。
【図9】本発明の第4実施例の通信制御部の構成を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の第5実施例の制御装置全体構成を
ブロック図である。
【図11】本発明の第6実施例の表示部に表示された画
面の内容を示す説明図である。
【図12】本発明の第6実施例の表示部に表示された画
面の内容を示す説明図である。
【図13】図2に示す文字パターンデータ記憶部に格納
されているコードと文字パターンとの関係の他の例を示
す説明図である。
【図14】図2に示す文字パターンデータ記憶部に格納
されているコードと文字パターンとの関係の他の例を示
す説明図である。
【図15】図2の表示部に表示される正常時のパターン
表示例を示す説明図である。
【図16】図2の表示部に表示される障害発生時のパタ
ーン表示例を示す説明図である。
【図17】図16に示す表示例を人間が誤認識した場合
の一例を示す説明図である。
【図18】第6実施例による図2の表示部に表示される
障害発生時のパターン表示例を示す説明図である。
【図19】図2に示す文字パターンデータ記憶部に格納
されるコードと文字パターンとの関係の他の例を示す説
明図である。
【符号の説明】
11 制御部 21 表示制御部 31 表示部 32 画面 41 入力部 111 通信制御部 112 文字コード変換処理部 116 通信制御部 117 文字コード変換処理 121 通信部より出力されるデータおよび通番 122 制御部より処理部に対して出力されるデータ 123 制御部より処理部に対して出力されるデータ 140 制御部 145 制御部 146 文字コード変換 147 通信制御部 148 文字コード変換 150 照合部 160 制御対象 170 伝送制御部 180 伝送制御部 211 文字パタンデータ 221 文字パタンデータ 231 通信制御部 311 処理部 321 処理部 331 出力部 341 表示パターン 342 表示パターン 351 表示パターン 352 表示パターン 353 表示パターン 354 表示パターン 355 表示パターン 356 表示パターン 357 表示パターン 358 表示パターン 411 キー入力部 512 通信制御部 513 文字コード変換 514 文字コード変換 515 伝送制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示面に表示される表意記号を複数に分
    割し、この分割された各表意記号を示す表示制御信号の
    うち少なくとも1つが表示手段の入力側のいずれかに
    なる系から入力されるとともに、全ての表示制御信号
    (コード)に対応して文字パターンまたは文字を構成し
    ないパターンを予め割り付けおき、前記表示制御信号と
    前記文字パターンまたは文字を構成しないパターンとの
    対応関係に基づいて画像表示することを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示装置において、 前記表示制御信号と前記文字パターンまたは文字を構成
    しないパターンとの対応関係は1対1に対応することを
    特徴とする表示装置
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の表示装置において、 前記表示制御信号と文字パターンまたは文字を構成しな
    いパターンとの対応関係はn対1(ただし、nは複数)
    に対応することを特徴とする表示装置
  4. 【請求項4】 複数の系が正常である時に前記複数の系
    から入力される表意情報に基づいて表示される表示パタ
    ーンを表意記号となるように同一表示面に表示する手段
    を有し、前記表示手段は全ての表示制御信号(コード)
    に対応して表示パターンとしての文字パターンまたは文
    字を構成しないパターンを予め割り付けおき、前記表示
    制御信号と前記文字パターンまたは文字を構成しないパ
    ターンとの対応関係に基づいて画像表示することを特徴
    とする表示装置。
  5. 【請求項5】 機能的に相互に同一な複数の表示制御信
    号に対応して表示され個々には意味を持たない表示パタ
    ーンの組合せにより表意記号となるように表示する表示
    方法であって、全ての表示制御信号(コード)に対応し
    て文字パターンまたは文字を構成しないパターンを予め
    割り付けおき、前記表示制御信号と前記文字パターンま
    たは文字を構成しないパターンとの対応関係に基づいて
    画像表示することを特徴とする表示方法。
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