JP2892986B2 - 電空式ブレーキ管圧力制御装置及び電気的ブレーキ管圧力調整方法 - Google Patents

電空式ブレーキ管圧力制御装置及び電気的ブレーキ管圧力調整方法

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JP2892986B2
JP2892986B2 JP8147296A JP14729696A JP2892986B2 JP 2892986 B2 JP2892986 B2 JP 2892986B2 JP 8147296 A JP8147296 A JP 8147296A JP 14729696 A JP14729696 A JP 14729696A JP 2892986 B2 JP2892986 B2 JP 2892986B2
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T17/18Safety devices; Monitoring
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    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道貨物列車用の
ブレーキ制御システムもしくは装置に関し、特に、個々
の車両ブレーキの動作を制御するためにブレーキ管圧力
の局部的電空制御を採用している貨物列車用のブレーキ
制御システムと方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の貨物列車は、各車両を通って延び
るブレーキ管を有しており、該ブレーキ管は、列車の実
質的全長に亙り連続して延在するように車両間で連結さ
れている。ブレーキ管には、典型的に、その前端部で、
機関車に搭載されている圧縮機により圧縮された空気が
込められる。この圧縮空気は、各車両における空気圧ブ
レーキ力の発生に用いられるばかりではなく、ブレーキ
管圧力を加減することにより機関車から車両のブレーキ
を制御する通信リンク媒体としての働きをもしている。
【0003】現在の貨物列車の大きな長さに起因し、空
気圧制御信号が列車の前部車両から後部車両に伝搬する
のに相当大きな時間が要求される。このことは、列車、
特に起伏のある地域で運行している長い列車を制御する
上で問題を生ぜしめ得る。従って、列車編成に依存し、
列車の最後尾車両或いは列車編成内にランダムに位置す
る幾つかの車両或いは総ての車両に対してブレーキ管圧
力制御信号を準瞬時的に伝送するために電気的な手段が
提案されている。車両ブレーキの準瞬時的遠隔制御は、
例えば、無線信号を用いるか或いは列車電気線により達
成することができる。このような構成は、上記の遠隔ブ
レーキ管圧力制御により実現される迅速なブレーキ作用
により、潜在的に、非常に改善された列車性能を実現し
得る可能性を有している。
【0004】しかし、完全に空気込めされた時点におい
て列車ブレーキ管内に存在し得る固有もしくは自然圧力
勾配が原因で、遠隔ブレーキ管圧力減少を念入りに制御
しない場合には列車の後尾に近い位置に存在する車両に
おいてブレーキの望ましくない弛みが起こり得る。この
ような圧力勾配は、車両間でブレーキ管を連結している
ホース・カップリング或いは他の箇所における不可避な
圧縮空気の漏洩の結果として、且つ機関車に設けられて
いる典型的な運転者のブレーキ弁によりこの漏洩を補填
する際に遭遇するブレーキ管流れ抵抗に起因して存在す
るものである。ブレーキ作用を開始するのにブレーキ管
圧力減少を電気的に制御すれば、ブレーキ管圧力の電空
制御機能を装備している各車両において、ブレーキ管圧
力をそれぞれ対応の大きさだけ低減し得ることは理解さ
れる。しかし、自然圧力勾配及び機関車ブレーキ弁の圧
力維持機能が原因で、各車両における自然圧力勾配を越
える圧力減少が、関連車両のブレーキを不本意にも弛め
てしまうことが起こり得る。その理由は、低減ブレーキ
管圧力で、後方に配置された車両のブレーキ管圧力は、
自然列車圧力勾配と一致もしくは調和する圧力に再び上
昇するからである。この現象を、図1のグラフを参照し
説明する。
【0005】図1において、曲線Aは、先導機関車で
6.3Kg/cm2(90psi)に込められた場合のブレ
ーキ管圧力を表す。この自然勾配曲線Aが示すように、
完全に空気込めされた場合、車両#100におけるブレ
ーキ管圧力は5.6Kg/cm2(80psi)に過ぎず、
車両#1から車両#100まで0.7Kg/cm2(10
psi)の勾配が存在する。また、曲線Bは、列車全体
を通して、電気的に開始された1.05Kg/cm2(1
5psi)のブレーキ管圧力の低減直後に存在する一時
的な偽ブレーキ管圧力勾配を表す。異なった圧力落差は
異なった勾配を発生するので、曲線Cで示す低減後のブ
レーキ管圧力の真の自然勾配は曲線Aが示す自然勾配と
は異なる。その結果、機関車のブレーキ弁の圧力維持動
作に起因し低減後のブレーキ管圧力は列車の後尾に近付
くにつれ、低減後のブレーキ管圧力がその新しい自然勾
配に落ち着こうとするのに伴い、上昇することになる。
鉄道ブレーキ技術分野における技術者には容易に理解さ
れるように、約0.14Kg/cm2(2psi)のブレ
ーキ管圧力の上昇で、車両制御弁装置は、車両にブレー
キ弛めを惹起し得る。従って、上述のように、電気的に
開始されたブレーキ作用に続くブレーキ管圧力の上昇
は、このような上昇が最も顕著である列車後方に位置す
る車両のブレーキを企図せず弛めてしまうという望まし
くない効果をもたらし得る。
【0006】また、先に述べたブレーキ管圧力の電気制
御も、若干異なるが関連ある理由から、特に後部の車両
において列車ブレーキの不本意な弛めを惹起し得る。例
えば、先行のブレーキ作用の弛めに続き電気ブレーキ作
用を行うと、この再ブレーキ作用は、初期作用のブレー
キ管圧力が完全に再空気込めされる以前に開始されてし
まうことがあり得る。このような可能性が存在する理由
は、ブレーキ管圧力は列車編成の先頭に位置する機関車
から込められて各列車に直列に伝達されるため、後端の
車両の空気込めが遅延するからである。列車の後端近傍
に位置する車両におけるブレーキ管圧力の立上りのこの
ような遅延は、ブレーキ管内に一般に、一時的偽の(完
全に空気込めされた場合よりも小さい)圧力勾配と称さ
れる圧力勾配を生ぜしめる。この偽圧力勾配は、機関車
ブレーキ管圧力と一致もしくは調和する自然圧力勾配に
達しようとして徐々に減少するので、列車の後部近傍に
位置する車両におけるブレーキ管圧力の増加で、これら
車両におけるブレーキの不本意且つ望ましくない弛めを
生ぜしめ得る可能性が充分にある。
【0007】図2において、曲線Wは、図1における曲
線Aに対応し、6.3Kg/cm2(90psi)まで空
気込めされた場合のブレーキ管圧力を表す。この曲線W
の自然勾配が示すように、車両#100におけるブレー
キ管圧力は5.6Kg/cm2(80psi)であり、従
って車両#1から車両#100まで前述した10psi
の勾配が存在する。また、曲線Xは、ブレーキ作用が行
われた場合、機関車における6.3Kg/cm2から5.
3Kg/cm2(90psiから75psi)へのブレ
ーキ管圧力の減少に続く車両#1と車両#100との間
における自然ブレーキ管圧力勾配を表す。この曲線は、
図1における曲線Cに対応する。更に、曲線Yは、ブレ
ーキ弛めを行うために増加されつつある過程におけるブ
レーキ管圧力を表す。
【0008】先に説明したように、ブレーキ管の再空気
込めにおける明らかな遅延で、偽圧力勾配が発生し、こ
の偽圧力勾配は、列車の長さ、漏洩の程度等々に依存し
非常に急峻になり得る。図2に示す例においては、曲線
Yで表すこの偽勾配は、列車ブレーキの再作用の開始時
に、車両#100における圧力が5.3Kg/cm2(7
5psi)となるような勾配を想定している。曲線Z
は、ブレーキの再作用時に所望のブレーキ力に対応する
低減ブレーキ管圧力を表す。列車全体を通して15ps
iのブレーキ管圧力低減を想定すると、機関車における
ブレーキ管圧力は90psiから75psiに減少し、
他方、車両#100におけるブレーキ管圧力は5.3K
g/cm2から4.2Kg/cm2(75psiから60
psi)に減少する。このように、曲線Zは、ブレーキ
の再作用が完了した時点で現れる偽勾配を反映してい
る。
【0009】上の説明から明らかなように、ブレーキ管
圧力は、機関車における再作用ブレーキ管圧力と一致も
しくは調和する自然圧力勾配に収まろうとして、前部か
ら後部へと漸進的に上昇する。この再作用ブレーキ管圧
力が、車両#100におけるブレーキ管圧力が4.8K
g/cm2(67.7psi)となるような曲線Vで表す
自然勾配を有するものと仮定すると、再作用に続くブレ
ーキ管圧力の4.2Kg/cm2から4.8Kg/cm2
(60psiから67.7psi)への上昇が生ずる
が、このブレーキ管圧力上昇は、車両#100における
ブレーキの弛めを行うのに充分なレベルよりも相当に高
い値である。加えるに、このブレーキ管圧力上昇は、車
両#100から前方に進行して、曲線Zで表される再作
用ブレーキ管圧力と曲線Vで表した自然勾配圧力との間
の差が、一般にブレーキの弛めが生ずる圧力差である約
2psiよりも大きくなる車両にブレーキの弛めを惹起
する。勿論、再作用の開始時における偽圧力勾配が大き
ければ大きい程、列車の後部近傍におけるブレーキ管圧
力がブレーキ作用後の自然勾配を表す圧力以下に減少す
る危険性が大きくなることは言うまでもない。
【0010】従って、常用ブレーキ管圧力の低減を行う
際には、長い列車全体を通してブレーキ管圧力を、新し
い自然勾配に可能な限り近接する圧力に減少するのが極
めて望ましい。電子又は電気ブレーキ信号及び制御を用
いることにより、列車全体を通し迅速で効果的な制動を
最大限に発揮することができる。列車の後部において、
ブレーキ管圧力を、電気的に、列車の前部における圧力
よりも実質的に僅かに減少した場合には、新しい自然勾
配への爾後の圧力減少は機関車における圧力排出により
非常に緩慢に生起する。他方、ブレーキ管圧力が自然勾
配以下に減少すると、望ましくないブレーキ弛めの危険
が生ずる。
【0011】
【発明の概要】従って、本発明の目的は、電気的手段に
よりブレーキ管圧力を制御する際に、車両のブレーキの
企図しない弛めが生起するのを阻止するために、偽ブレ
ーキ管圧力勾配の潜在的に危険な作用を克服することに
ある。
【0012】また、本発明の目的は、機関車の低減され
たブレーキ管圧力に対応する自然ブレーキ管圧力勾配を
越えることなく、機関車のブレーキ管圧力の減少を可能
な限り近似的に反映するように列車のブレーキ管圧力を
電気的に調整もしくは制御することにある。
【0013】上述の目的を達成するために、本発明の一
般的な様相によれば、機関車と、該機関車から各車両を
貫通して延在するブレーキ管とを有する鉄道列車におい
て、少なくとも1つの車両で電気ブレーキ指令信号を受
信するための手段と、該指令信号の応答して、機関車の
低減されたブレーキ管圧力と一致もしくは調和する特定
車両における実効自然ブレーキ管圧力勾配の圧力に近似
する所望ブレーキ管勾配圧力信号を発生するように動作
するマイクロプロセッサ手段と、上記所望ブレーキ管勾
配圧力信号に応答して該所望ブレーキ管勾配圧力信号が
上記特定の車両のブレーキ管における実効ブレーキ管圧
力よりも小さい場合に限り、該特定車両のブレーキ管に
おける加圧流体を局部的に排出するように動作する電空
弁手段とを設けることが提案される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の目的並びに
利点は、本発明の好適な実施形態に関する添付図面を参
照しての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0015】図3に示すように、ブレーキ管圧力の電気
的制御が可能なように構成された鉄道車両には、マイク
ロプロセッサで実現された制御ユニット(マイクロプロ
セッサ手段)CPUが設けられており、該制御ユニット
CPUは、ソレノイド作動電空弁(電空弁手段)EPを
介して列車貫走ブレーキ管BPにおける空気圧力の局部
減少を制御する。各車両毎に、このような電気制御が採
用されている場合には、制御ラインCWが各車両を通っ
て設けられ、隣接の車両の制御ラインと接続されて連続
した列車貫走電気ラインCWを形成するようになってお
り、該列車貫走電気ラインCWを介し、ブレーキ管BP
を介して行われる空気圧制御と類似の仕方で列車ブレー
キ管圧力の電気的制御が行われる。別法として、該電気
制御は、機関車から各車両に伝送される無線信号を用い
て行うこともできる。後者の代替方式は、車両総てに電
気制御が設けられていない場合に採用することができ
る。機関車制御ステーションに含まれる標準の機関車制
御ブレーキ弁装置(図示せず)は、圧縮空気源をブレー
キ管BPに接続する。該ブレーキ管BPは、周知の仕方
で、ブレーキ弁ハンドルの選択された位置に応じて調整
される。ブレーキ管BP内の上記圧縮空気は、各車両に
おいて、ブレーキ管BPの分岐管2により、周知の米国
工業規格ABD、ABDW又はABDX型式の制御弁の
ような制御弁装置CVに接続されている。
【0016】制御弁装置CVは、ブレーキ管圧力の増加
に応答して、補助空気溜め4及び非常空気溜め6を、ブ
レーキ管BPに供給される動作圧力に空気込めし、他
方、同時に、ブレーキシリンダ装置8の圧縮空気を大気
中に逃す。制御弁装置のこの機能は、一般に、「弛め及
び込め」として知られている。
【0017】この「弛め及び込め」機能モード中、マイ
クロプロセッサである制御ユニットCPUは、電気制御
ラインCWもしくは無線信号のいずれかを介して伝送さ
れる電気信号に応答して、電空弁EPを減勢する。従っ
て電空弁EPは常閉位置をとる。この位置においては、
ブレーキ管BP内の空気は、通気ポートEXにおいて大
気から遮断される。
【0018】ブレーキ管BPが、機関車ブレーキ弁装置
の圧力設定レベルにまで充分に込められると、一般に、
ブレーキ管内には、漏洩及びブレーキ弁の圧力維持機能
に起因し自然発生的に列車固有の圧力勾配が生ずる。機
関車のブレーキ弁が、ブレーキ管BPを90psiに込
めるように設定されていると仮定すると、編成された列
車の前部から後部に向かい各車両における圧力は、漏洩
並びに圧力維持ブレーキ弁が漏洩を補填しようとする際
の空気の流れ抵抗に起因し、僅かではあるが、徐々に減
少する。図1のグラフに曲線Aで示す1つの例において
は、この自然圧力勾配は10psiであり、最後尾車両
における圧力は、機関車における圧力値90psiと比
較し、80psiとなる。
【0019】常用ブレーキ作用が所望の場合には、機関
車のブレーキ弁は常用領域において、所望のブレーキ作
用を達成するのに要求されるブレーキ管圧力の低減量に
対応する位置に設定される。このブレーキ管圧力の減少
で、空気圧信号が発生し、この空気圧信号は、列車ブレ
ーキ管BPを介して列車の前部車両から後部車両へと直
列に伝播する。
【0020】同時に、対応の電気ブレーキ指令信号が、
総ての電気的に制御される車両に伝送される。機関車に
設けられている圧力変換器(図示せず)を用いて、機関
車の実効ブレーキ管圧力減少を、制御ラインCW又は無
線信号を用いての伝送に適した電気信号に変換すること
ができよう。このような装備がなされた各車両におい
て、制御ユニットCPUは、電気ブレーキ指令信号を受
信して、車両ブレーキ管圧力を監視している圧力変換器
(変換器手段)Tからのフィードバック信号BPFと比較
する。電気ブレーキ指令信号は、ブレーキ管BPを低速
で進行する空気圧信号と比較して、殆ど瞬時に伝送され
るので、機関車における実効ブレーキ管圧力減少は、変
換器Tで反映される前に制御ユニットCPUで反映され
ることになる。従って、制御ユニットCPUは、電空弁
EPを付勢し、該電空弁EPはそこで開位置を占める。
この位置においては、ブレーキ管圧力は、通気ポートE
Xを介して制御された常用速度で大気中に放出される。
このようにして、機関車で開始されたブレーキ管圧力の
減少は、ブレーキ管圧力の電気的制御機能を装備した列
車の車両において近似的に同時に重複して行われること
になる。
【0021】本発明によれば、制御ユニットCPUは、
上記のようにブレーキ管圧力の電気制御機能を装備した
車両における実効ブレーキ管圧力を、実効機関車ブレー
キ管圧力及びブレーキ管漏洩状態に対し、上記特定車両
が列車内で占める位置における自然勾配圧力に実質的に
対応するように調整するようになっている。再び、図1
を参照し、機関車において、90psiから75psi
にブレーキ管圧力が15psiだけ低減されたと仮定す
ると、上記ブレーキ管圧力減少に続く任意の車両#Nに
おける上記自然勾配圧力GN2は、図1の曲線Aとは異な
る曲線Cから求められることになる。なお、ここで、機
関車のブレーキ弁で維持されるブレーキ管圧力が異なれ
ば、それに応じて圧力勾配も異なる。本発明は、ブレー
キ管漏洩パターンが固定していれば、上記自然圧力勾配
を、機関車におけるブレーキ管圧力に線形的に比例する
ものとして密接に近似することができるという事実に基
づいている。
【0022】制御ユニットCPUは、列車内の上記特定
の車両位置に対しブレーキ管圧力を調整すべく情報を処
理するようにプログラムされている。以下、90psi
の初期込め時に、ブレーキ管圧力が、75psiまで1
5psiだけ減少するという仮定の上で、図4及び図5
のフローチャートを用いて説明する。
【0023】制御ユニットCPUは、機関車から伝送さ
れるブレーキ指令信号P1及びP2を受ける。信号P
1は、機能ブロック10で示すように、機関車において
ブレーキ管に対し込めるべき動作圧力を表す。信号P1
の受信に応答して、変数信号P11が、ステップ11で示
すように信号P1に等しくなるように設定される。個々
の車両のブレーキ管圧力に対応する変換器Tにより発生
されるフィードバック信号BPFは、ステップ12で示
すように、制御ユニットCPUによって監視される。判
定ステップ13においては、該ブレーキ管フィードバッ
ク信号BPFが増加しているか否かが判定される。増加
していない場合には、ブレーキ管BPは完全に込められ
ているものと見做し、制御信号P1から得られる初期車
両ブレーキ管圧力PN1は、ステップ14に示すように、
フィードバック信号BPFに対応する値に設定される。
フィードバック信号BPFが依然として増加しており、
ブレーキ管がなお込められつつあることを示す場合に
は、機能ブロック12で、所定の時間遅延後、フィード
バック信号BPFを再チェックする。このようにして、
車両ブレーキ管圧力の監視は、ブレーキ管が、制御信号
1によって表される圧力に完全に込められるまで、周
期的に連続して行われる。
【0024】上述の初期化プロセスは、列車を最初に所
定の動作圧力に設定する場合、或いは機関車のブレーキ
弁を調節して、ブレーキ管が込められている動作圧力を
変更する場合、或いは列車編成において車両を付加した
り又は取り外す場合に行われる。
【0025】この初期化プロセスに続いて、爾後のブレ
ーキ管圧力の低減を表すブレーキ作用指令信号P2が、
図3のフローチャートにおいて機能ブロック15で示す
ように、機関車により発生されて電気制御ラインCWを
介し各車両のマイクロプロセッサで受信される。別の変
数信号P22には、ステップ16に示すように、減少ブレ
ーキ管圧力信号P2に等しくなるように設定される。ブ
レーキ管圧力BPは所望のブレーキ作用に対応して低減
されているので、変数信号P11及びP12は互いに等しく
はなく、プログラムは判定ステップ17から判定ステッ
プ18に移行する。ブレーキ管圧力が減少しているの
で、変数信号P22の値は、変数信号P11の値よりも小さ
く、このことは、判定ステップ18で判定される。次い
で、変数信号P11は、ブロック19で変数信号P22の値
にリセットされる。
【0026】同時に、このルーチンは、ステップ20に
移行する。このステップ20では、車両Nにおける所望
のブレーキ管圧力PN2が計算される。本発明の第1の実
施形態によれば、上記所望のブレーキ管圧力PN2は、下
式(1)を用いて演算される。 PN2=(P2/P1)×PN1 (1)
【0027】上式中、P1は、ブレーキ管BPが空気込
めされた動作圧力に対応する信号であり、P2は、動作
圧力P1からの圧力低減に続く機関車ブレーキ管圧力に
対応するブレーキ指令信号であり、PN1は、ブレーキ管
が完全に空気込めされた場合における車両#Nの、既述
の自然圧力勾配を考慮した初期ブレーキ管圧力に対応す
る信号である。上式(1)を用いて得られる計算圧力P
N2は、図1のグラフに示されている。このグラフから明
らかなように、車両#100における所望の車両ブレー
キ管圧力PN2は、機関車におけるブレーキ管圧力P2
初期ブレーキ管圧力P1よりも小さい比率と同じ比率だ
け初期車両ブレーキ管圧力PN1よりも小さい。車両#N
=100で且つ曲線Aが初期列車ブレーキ管圧力勾配を
表すものとすると、車両#100において推定される初
期ブレーキ管圧力は80psiに等しい。従って、車両
#100における所望のブレーキ管圧力は75/90×
80もしくは66.7psiである。
【0028】上述のように構成された車両からなる列車
において、いずれの他の車両においても、上に述べたの
と同じ仕方で、当該車両のマイクロプロセッサにより、
それ自身の個別の所望ブレーキ管圧力信号PN2を発生す
る。任意の他の車両#Nにおけるこの圧力PN2は、車両
#100における所望ブレーキ管圧力から、列車編成に
おける前者の位置及び初期ブレーキ管圧力の自然勾配に
依存して異なる。
【0029】このようにして、正規化もしくは標準化さ
れた列車ブレーキ管圧力勾配を、所定の圧力に対し自然
列車ブレーキ管圧力勾配を密接に近似する電子制御下で
発生することができ、それにより、既に述べたように、
偽勾配の不所望な作用を除去することができる。
【0030】所望ならば、ステップ21に示すように、
補正係数Cを所望のブレーキ管圧力PN2に加味すること
により、安全係数をシステムに組み入れることができ
る。上記補正係数値は、例えば、電子的に制御されるブ
レーキ管圧力が、自然ブレーキ管圧力勾配と一致もしく
は整合する値以下に減少しないことを確保する値1.5
psiとすることができよう。車両#Nにおける補正さ
れたブレーキ管圧力PCは、判定ステップ22におい
て、車両ブレーキ管圧力フィードバック信号BPFと比
較される。補正されたブレーキ管圧力信号PCが、フィ
ードバック信号BPFよりも小さい場合には、制御ユニ
ットCPUは、機能ブロック23に示すように、電空弁
EPを付勢するための信号を出力する。付勢された状態
で、電空弁EPは、制御された速度もしくは流量でブレ
ーキ管BP内の圧力を大気に放出する連絡路を設定す
る。このブレーキ管圧力の局部的排出は、補正された車
両ブレーキ管圧力信号PCがフィードバック信号BPF
等しくなるか又は該フィードバック信号を越えるまで続
けられる。信号PCが、フィードバック信号BPFに等し
くなるか又はそれを越えた場合、その時点で、制御ユニ
ットCPUは、ステップ24に示すように、電空弁EP
を減勢する。この減勢状態では、電空弁EPは、排気連
絡路が遮断される通常位置にばね復帰され、それによ
り、車両#Nにおけるブレーキ管圧力減少は終末する。
【0031】上述の制御プロセス中、変数信号P11は、
ステップ19において、低減されたブレーキ管圧力P2
に対応する変数信号P22が示す値に対応する値にリセッ
トされる。その結果、判定ステップ17においては、ス
テップ20で実施される機能と同時に変数信号P11及び
22が相等しいことが判定され、そこで、システムのル
ーチンはステップ15に戻る。
【0032】ここで、機関車により、ブレーキ管圧力P
2を更に減少することが要求された場合には、変数信号
22は、ステップ16で、更に低減される圧力P2に等
しくなるように設定され、それに続いて、変数信号P11
とP22との間の差が再び判定ステップ17で求められ
る。更に減低減れるブレーキ管圧力に応じ、変数信号P
22は、変数信号P11よりも小さく、その結果、判定ステ
ップ18に続いてステップ19が実行され、それによ
り、変数信号P11は、ブレーキ管圧力の爾後の減少に対
する準備として、変数信号P22に等しくなるように再び
リセットされる。同時に、ルーチンは、ステップ20に
進み、このステップ20では、新しいブレーキ管圧力指
令PN2が式(1)に従って計算される。
【0033】このようにして、本システムは、任意所定
の機関車ブレーキ管圧力に対し、車両#Nにおける自然
ブレーキ管圧力勾配と一致もしくは調和する圧力減少を
越えることなく、ブレーキ管圧力の電子的制御下での低
減を連続して遂行することができる。
【0034】ブレーキ作用を弛めたい場合には、機関車
においてブレーキ管圧力を増大し、対応のブレーキ指令
信号P2を伝送する。この場合には、ステップ15乃至
18を含む制御処理ループで、信号P2における増分変
化及び対応の、変数信号P11の値に対する変数信号P22
の増分値が検出され、それこで、ルーチンはステップ1
2に戻る。このステップにおいては、システムの再初期
化の目的で局部ブレーキ管圧力が監視される。
【0035】本発明の第2の実施形態においては、制御
ユニットCPUは、車両#Nにおいて所望のブレーキ管
圧力PN2を発生するために、図4及び図5のフローチャ
ートに示したルーチンを実行する。この場合、所望のブ
レーキ管圧力PN2は、下式(2)を用いて求められる。 PN2=PN1−RN (2) 上式中、 RN=(PN1/P1)×R (3) 及び R=P1−P2 (4)
【0036】車両#100に対する想定値を代入する
と、 R=90−75=15 (4) RN=80/90×15=13.35 (3) PN2=80−13.35=66.65∨66.7 (2)
【0037】上の計算は、所望の減少ブレーキ管圧力P
N2を求めるべき代表車両#Nとして車両#100を例に
とり、図1にグラフで示されている。曲線AとCとの間
の測定間隔RNは、間隔GN1が車両#1から車両#10
0に向かうに伴い増加するのに対して、車両#1から車
両#100に向かい減少する。
【0038】本発明の第3の実施形態においては、制御
ユニットCPUはまた、図4及び図5のフローチャート
に示したルーチンを実行し、車両#Nにおける所望のブ
レーキ管圧力PN2を発生することができる。しかし、こ
の場合には、下に示すように、所望のブレーキ管圧力P
N2を得るために別の式集合が用いられる。
【0039】 PN2=P2−GN2 (5) 上式中、 GN2=P2/P1×GN1 (6) 及び GN1=P1−PN1 (7)
【0040】車両#100に対する想定値を代入する
と、 GN1=90−80=10 (7) GN2=75/90×10=7.33 (6) PN2=75−7.33=67.67∨67.7 (5)
【0041】この場合にも、上の計算は、所望の減少ブ
レーキ管圧力を求めるべき代表車両#Nとして車両#1
00を例にとり、図1にグラフで示してある。
【0042】上の説明から明らかなように、図4及び図
5のフローチャートに従って、各車両の制御ユニットC
PUをプログラミングすることにより、列車内の各車両
において所望のブレーキ管圧力信号を発生する際に、機
関車における最初の所定の圧力に対しブレーキ管BP内
に存在する自然圧力勾配を表す曲線Cに近似する標準化
もしくは正規化された勾配曲線を発生することができ
る。図から明らかなように、この標準化勾配曲線は、本
発明を用いない場合に、ブレーキ管圧力の電気制御を装
備した列車の任意の車両(単数又は複数)におけるブレ
ーキ管圧力の電空弁減少に応答して生ずる偽の勾配曲線
Bから顕著に偏異している。このように、各車両ブレー
キ管圧力を調整することにより、標準化ブレーキ管圧力
勾配曲線は、真のもしくは自然の(或いは固有の)圧力
勾配に密接に対応し、それにより、既述のような企図し
ないブレーキ弛めの可能性を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブレーキ管圧力の電気制御が用いられる場合
に企図しないブレーキ弛めを回避する上で本発明を適用
することができる偽ブレーキ管圧力勾配を示すグラフで
ある。
【図2】 ブレーキ管圧力の電気制御が用いられる場合
に企図しないブレーキ弛めを回避する上で本発明を適用
することができる偽ブレーキ管圧力勾配の図1とは異な
った状態を示すグラフである。
【図3】 ブレーキ管圧力を電気的に制御するためにマ
イクロプロセッサ制御を採用した鉄道車両用のブレーキ
制御システムのブロック図である。
【図4】 機関車の実効ブレーキ管圧力に従い列車内の
任意特定の車両位置における自然圧力勾配を近似する所
望のブレーキ管圧力を電気的に達成するために図2のマ
イクロプロセッサにプログラムすることができるルーチ
ンの概要を図解するフローチャートであり、線4ー4に
おいて図5の線5ー5と接続した時に連続したフローチ
ャートとなる。
【図5】 機関車の実効ブレーキ管圧力に従い列車内の
任意特定の車両位置における自然圧力勾配を近似する所
望のブレーキ管圧力を電気的に達成するために図2のマ
イクロプロセッサにプログラムすることができるルーチ
ンの概要を図解するフローチャートであり、線5ー5に
おいて図4の線4ー4と接続した時に連続したフローチ
ャートとなる。
【符号の説明】
2…分岐、4…補助空気溜め、6…非常空気溜め、8…
ブレーキシリンダ装置、BP…列車ブレーキ管、CPU
…制御ユニット(マイクロプロセッサ手段)、CV…制
御弁装置、CW…列車電気制御ライン、EP…電空弁
(電空弁手段)、EX…通気ポート、T…圧力変換器
(変換器手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−29552(JP,A) 実開 平2−5375(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/74

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道列車の少なくとも1つの車両につい
    ての電空式ブレーキ管圧力制御装置であって、該鉄道列
    車を通って、ブレーキ管が該鉄道列車の機関車から少な
    くとも最終車両まで延在しており、該ブレーキ管は、前
    記機関車のブレーキ管圧力に依存し異なった自然圧力勾
    配を有する、電空式ブレーキ管圧力制御装置において、 (a) 前記機関車における前記ブレーキ管圧力に対応
    する電気ブレーキ指令信号を前記機関車から受信するた
    めの受信手段と、 (b) 前記電気ブレーキ指令信号に応答して、前記機
    関車において低減したブレーキ管圧力が設定される時点
    で前記鉄道列車における前記少なくとも1つの車両の位
    置に依存する前記ブレーキ管に沿う位置で作用する自然
    勾配圧力に近似する圧力に対応する所望のブレーキ管圧
    力信号(PN2)を発生するように動作するマイクロプロセ
    ッサ手段と、 (c) 前記ブレーキ管に作用する圧力よりも小さい前
    記所望のブレーキ管圧力信号(PN2)に応答し、前記少な
    くとも1つの車両の前記ブレーキ管から流体圧力を局部
    的に排出するための電空弁手段と、 を含む電空式ブレーキ管圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの車両の前記ブレー
    キ管に作用する流体の圧力を測定し、対応のフィードバ
    ック圧力信号(BPF)を前記マイクロプロセッサ手段に
    供給する変換器手段を更に含む請求項1に記載の電空式
    ブレーキ管圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロプロセッサ手段が、 a) 前記ブレーキ指令信号を受けて、前記機関車で前
    記ブレーキ管が最初に込められる動作圧力に対応する第
    1の圧力信号(P1)を設定するための第1の手段と、 b) 前記第1の圧力信号(P1)に応答し、前記少なく
    とも1つの車両において作用するブレーキ管勾配圧力に
    対応する初期圧力信号(PN1)を発生するための第2の
    手段と、 c) 前記ブレーキ指令信号を受けて、前記ブレーキ管
    圧力を減少した場合に前記機関車で作用する以後の圧力
    に対応する第2の圧力信号(P2)を設定するための第3
    の手段と、 を含む請求項2に記載の電空式ブレーキ管圧力制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロプロセッサ手段が、前記所
    望のブレーキ管圧力信号(PN2)に安全係数を加未する
    ための手段を備える請求項1に記載の電空式ブレーキ管
    圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記列車の前記少なくとも1つの車両が
    前記列車の前記最終車両である請求項1に記載の電空式
    ブレーキ管圧力制御装置。
  6. 【請求項6】 前記列車の前記少なくとも1つの車両が
    該列車の全車両である請求項1に記載の電空式ブレーキ
    管圧力制御装置。
  7. 【請求項7】 機関車と、該機関車の制御ステーション
    から各車両にわたって延在するブレーキ管とを有する鉄
    道列車の1つ又は複数の車両についてブレーキ管圧力を
    制御するためのマイクロプロセッサをベースとするブレ
    ーキ管圧力制御装置において、前記1つ又は複数の車両
    の各車両におけるブレーキ管圧力を電気的に調整するた
    めに、 a) それぞれ、前記ブレーキ管が前記機関車の制御ス
    テーションにおいて空気込めされる実効動作圧力と、ブ
    レーキ作用指令に対応し前記機関車の制御ステーション
    で爾後的に低減される圧力とに相当する第1及び第2の
    電気ブレーキ指令信号(P1及びP2)を受信し、 b) 前記空気込め中、前記各車両における前記ブレー
    キ管圧力が安定になる初期圧力を表す初期圧力信号(P
    N1)を発生し、 c) 前記機関車のブレーキ管圧力が前記ブレーキ指令
    信号(P2)に従って低減される際に所望のブレーキ管圧
    力信号(PN2)を計算し、 d) 前記各車両における実効ブレーキ管圧力に対応す
    るフィードバック信号(BPF)を発生し、 e) 前記所望のブレーキ管圧力信号(PN2)を前記フ
    ィードバック信号(BPF)と比較し、 f) 前記所望のブレーキ管圧力信号(PN2)が前記フ
    ィードバック信号(BPF)より小さい場合にのみ前記各
    車両のブレーキ管圧力を排出する、 ステップを含む電気的ブレーキ管圧力調整方法。
  8. 【請求項8】 前記所望のブレーキ管圧力信号(PN2
    を計算するステップが次式、 PN2=(P2/P1)×PN1 に従って実行される請求項7に記載の電気的ブレーキ管
    圧力調整方法。
  9. 【請求項9】 前記所望のブレーキ管圧力信号(PN2
    を計算するステップが次式、 R=P1−P2N=(PN1/P1)×R PN2=PN1−RN に従って実行され、上式中、Rは、前記ブレーキ管が前
    記機関車において空気込めされる動作圧力からの全体的
    圧力減少を表し、RNは、前記機関車において前記爾後
    的に低減されるブレーキ管圧力の自然圧力勾配に従い前
    記各車両に生ずる実効ブレーキ管圧力減少量を表す請求
    項7に記載の電気的ブレーキ管圧力調整方法。
  10. 【請求項10】 前記所望のブレーキ管圧力信号
    (PN2)を計算するステップが次式、 GN1=P1−PN1N2=(P2/P1)×GN1N2=P2−GN2 上式中、GN1は、前記第1のブレーキ指令信号(P1)に
    対応する前記機関車と前記各車両との間の自然ブレーキ
    管圧力勾配を表し、PN2は、前記第2のブレーキ指令信
    号に対応する前記機関車と前記各車両との間の自然ブレ
    ーキ管圧力勾配を表す請求項7に記載の電気的ブレーキ
    管圧力調整方法。
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