JP2890401B2 - 文字放送受信機 - Google Patents
文字放送受信機Info
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、テレビ映像信号の垂直帰線期間に多重され
た文字信号を受信、表示する文字放送受信機に関するも
のである。 従来の技術 近年、ハイブリッド方式の文字放送が実用化され、特
にテレビに文字放送の機能が内蔵されているタイプの文
字放送受信機も商品化され、益々発達しようとしてい
る。 以下、図面を参照しながら、上述したような従来の文
字放送受信機について説明を行う。 第4図は従来の文字放送受信機のブロック図である。
第4図において1はアンテナ、2はアンテナ1からのテ
レビ信号を増幅した後、選ばれたチャンネルの信号を中
間周波に変更するチューナー、3は上記チューナー2に
選局の指示をする選局回路、4は中間周波信号を入力し
て、映像信号に変換するVIF・検波回路、5は映像信号
から文字信号を抜き取りデジタル信号にする文字信号抜
取回路、6は音声信号を復調するための音声復調回路、
7は復調された音声を増幅するための増幅回路、8はス
ピーカ、9は映像信号中のクロマ信号と輝度信号からRG
B信号を作成する色再生回路、10は映像信号から水平,
垂直の同期信号を作成する同期回路、11はテレビの同期
と、文字放送の同期を切替える同期切替回路、12は上記
文字信号抜取回路5で作成された文字信号を一時的に記
憶するための文字信号記録バッファ、13は選局部の制
御,表示制御のコントロール,メモリの管理をする制御
用マイコン、14はプログラムROM、15は文字情報の記録
と、制御用マイコン13のワークメモリを兼ねたメモリ、
16は表示タイミングの作成及び表示メモリの管理及び漢
字ROM等の制御を行なう表示制御回路、17は表示データ
を記録するための表示メモリ、18は漢字,ひらかな,カ
タカナ,英数字等の文字を記録している漢字ROM、19は
テレビのRGBと、文字表示信号のRGBを切替えるための切
替回路、20は偏向回路、21はブラウン管、22はチャンネ
ル及び文字放送の番組をリクエストする操作部である。 以上のように構成された文字放送受信機について、以
下その動作について説明する。 まず操作部22でチャンネルを選ぶと、制御用マイコン
13は選局回路3を制御してチューナー2、VIF検波回路
4により選ばれたチャンネルの映像信号を作成する。映
像信号は、色再生回路9でRGB信号に変換されて、切替
回路19を経由してブラウン管21に表示される。さらに映
像信号を同期回路10で同期分離して同期信号を作成し、
同期切替回路11でテレビ映像側の同期信号に切替えて出
力して、偏向回路20で偏向出力を作成する。VIF検波回
路4のもう1つの出力は、音声復調回路6に加えられ、
FM復調された後増幅回路7で増幅されて、スピーカ8に
加えられる。 さて文字信号は、文字信号抜取回路5で映像信号中の
文字信号が抜きとられてデジタル信号に変換され、文字
信号記録バッファ12の各文字信号の多重位置に応じた領
域に1フィールドごとに記録される。制御用マイコン13
は、上記文字信号記録バッファ12に記録された文字信号
を記録時間以外の時に読み出し、操作部22で選択した文
字放送の番組番号と比較して、合っていればメモリ15に
文字放送のデータを順次1画面分記録する。同時に制御
用マイコン13は、送られてきた文字放送の信号を処理し
て表示制御回路16に送り、表示メモリ17に文字放送の受
信画面を記録する。なお、現在の文字放送はハイブリッ
ド方式であり、漢字,ひらがな,カタカナ,英数字等
は、コードで送信されてくるので、漢字ROM18でコード
を各文字パターンに変換して表示メモリ17に記録してい
る。表示メモリ17に記録された画面は、表示制御回路16
でRGBに変換され、切替回路19を通して、文字放送の番
組がブラウン管21に表示される。またこの時、同期信号
も文字放送の同期信号を使用するので、表示制御回路16
から同期信号を同期切替回路11に出力して、さらに同期
を文字放送側に切替えて、偏向回路20に出力する。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような方法では、チャンネルを
選んだ後にそれに応じた文字放送を選択しているので、
別々のチャンネルの別々の文字放送を定期的に複数見た
い時は、わずらわしい操作が必要であった。 本発明は上記問題点に鑑み、チャンネル番号と文字放
送の番組をあらかじめ登録しておき、操作部の指示ある
いは電源投入後、自動的に検索して、順次表示する文字
放送受信機を提供するものである。 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の文字放送受信機
は、チューナー,選局部,制御部,メモリ,表示部,操
作部等を備え、操作部及び制御部の指示により、チャン
ネル番号・文字放送の番組番号をあらかじめメモリに登
録しておき、操作部の指示あるいは電源投入後に自動的
に上記メモリに登録してあるチャンネル番号・文字放送
の番組番号を順次検索してゆき、検索後、表示部でサイ
クリックに表示することで、希望する全チャンネルの文
字放送画面が簡単な操作で表示可能となる。また選局
部,チューナー等を複数設けることにより、メインのテ
レビ画像を見ているうちに上記の作用が実現可能とな
る。 作用 本発明によれば、かかる構成によって、操作部及び制
御部の指示により、チャンネル番号・文字放送の番組番
号をあらかじめメモリに登録しておき、操作部の指示あ
るいは電源投入後に自動的に、上記メモリに登録してあ
るチャンネル番号・文字放送の番組番号を順次検索して
ゆき、検索後、表示部でサイクリックに表示すること
で、希望する全チャンネルの文字放送画面を簡単な操作
で映出することができる。 実施例 以下本発明の一実施例について、図面を見ながら説明
する。第1図は本発明の一実施例における文字放送受信
機のブロック図である。第1図において、1はアンテ
ナ、2はチューナー、23は他のチューナー、4はVIF・
検波回路、5はVIF・検波回路、6は音声復調回路、7
は増幅回路、8はスピーカ、9は色再生回路、10は同期
回路、11は同期切替回路、3は選局回路、25は他の選局
回路、5は文字信号抜取り回路、12は文字信号記録バッ
ファ、15は文字放送データ記録とマイコンのワークメモ
リとして使用する主メモリ、13は制御用マイコン、14は
上記マイコン13をコントロールするためのプログラム用
ROM、16は表示制御回路、17は表示メモリ、18は漢字RO
M、19は切替回路、20は偏向回路、21はブラウン管、26
はバックアップメモリ、27はバッテリ、28は操作部であ
る。 以上のように構成された文字放送受信機について、以
下その動作について説明する。操作部22の操作により、
テレビの受信チャンネルを選定すると、制御用マイコン
13は選局回路3を制御して、チューナー2より選局した
中間周波信号をVIF・検波回路4に送出して、映像信号
を作成する。作成された映像信号は、色再生回路9でRG
Bに変換され、切替回路19を通してブラウン管21に表示
される。さらにVIF・検波回路4で作成された映像信号
は同期回路10で同期分離され、同期切替回路12を経由し
て偏向回路20に送られブラウン管21の偏向出力となる。
VIF・検波回路4の出力はさらに音声復調回路6に送ら
れ、音声がFM復調された後、増幅回路7で音声増幅され
て、スピーカ8を駆動する。文字放送を受信するには、
次の2通りの方法がある。まずその1方法として、操作
部28から文字放送のリクエストをすると、上記テレビ画
面と同じチャンネルに選局すべく、制御用マイコン13は
選局回路25を制御する。チューナー23は、中間周波をVI
F・検波回路24に加え、ここで文字放送が多重されてい
る映像信号を作成する。上記映像信号を文字信号抜取り
回路5に加えて、文字信号を抜き取り、デジタル信号に
変換した後、文字信号記録バッファ12に記録後、従来例
と同様に主メモリ15に1画面分記録して、表示制御回路
16を経由して、表示メモリ17に画像データとして記録し
た後、切替回路19を通して、ブラウン管21で表示する。 もう1つの方法として、操作部22の操作により、第2
図に示すように、受信希望のチャンネルと番組と、ペー
ジを設定して、第1図に示すバックアップメモリ26にあ
らかじめ記録しておく。主電源が切れても、バックアッ
プメモリ26の内容は、バッテリ27により保持されている
ので、再び主電源を入れると、制御用マイコン13は、上
記のバックアップメモリ26から、第2図に示すデータを
読み出し、選局回路25を制御して、チューナー23から選
定されたチャンネルの中間周波をVIF・検波回路24に加
え、第2図で設定されたチャンネルの映像信号を出力す
る。さらにこの映像信号を文字信号抜取り回路5に加え
て、文字信号記録バッファ12に文字放送のデータを格納
する。さらにこの中から、第2図で示すように設定され
た文字放送の番組、ページの情報を検索して、一致して
いれば一連のデータを主メモリ15に記録する。以上の検
索動作を第2図のように設定された内容に基づき順次実
行する。 操作部22の操作により、上記主メモリ15に格納された
データを、制御用マイコン13が解析して表示制御回路16
に送り、表示メモリ17に画像データを記録する。 尚現在の文字放送はハイブリッド放送であり、漢字、
ひらがな、カタカナ、英数字等はコード信号で送出され
るので、漢字ROM18でパターン情報に変換されて、表示
メモリ17に記録する。表示制御回路16は、表示メモリ17
のデータをRGBに変換した後、切替回路19を経由して、
ブラウン管21に表示する。尚、この時の同期信号は、同
期切替回路11で切替えて、文字放送の同期信号を使用す
る。 以上のように、制御用マイコン13が、主メモリ15の文
字放送の1画面のデータを順次一定間隔で解析して、表
示制御回路16、表示メモリ17に送出すれば、第2図で登
録した番組が第3図に示すように一定間隔で表示され
る。 以上のように本実施例によれば、リクエストするチャ
ンネルと文字放送の番組をあらかじめバッテリバックア
ップされたメモリ26に登録しておけば、ひんぱんに利用
する番組が自動的に表示される。またチューナー,選局
部,VIF検波回路を2系統設けて、一系統はテレビ表示
に、他の一系統は文字放送の受信に利用することによ
り、テレビを見ている間に希望の文字放送が受信でき
る。 尚本実施例では、電源投入後、自動的に文字放送のデ
ータを検索したが、操作部の操作により、検索開始する
ことは容易である。 またテレビを見ている時に、検索の状況をブラウン管
に表示することは容易に実現できる。 発明の効果 以上のように本発明は、選局部、チューナー、VIF検
波回路、制御部、メモリ、表示部、操作部を備えること
により、チャンネル,番組をあらかじめ編集、設定して
メモリに記録しておき、その内容に応じて自動的に文字
放送の情報を記録、表示することにより、簡易な操作で
文字放送の番組が選択できるばかりでなく、チャンネル
を縦断して、同種の情報が受信できる。 またチューナー、VIF検波回路を2系統設けることに
より、テレビを見ながら、全チャンネルの文字情報を入
手できることとなる。
た文字信号を受信、表示する文字放送受信機に関するも
のである。 従来の技術 近年、ハイブリッド方式の文字放送が実用化され、特
にテレビに文字放送の機能が内蔵されているタイプの文
字放送受信機も商品化され、益々発達しようとしてい
る。 以下、図面を参照しながら、上述したような従来の文
字放送受信機について説明を行う。 第4図は従来の文字放送受信機のブロック図である。
第4図において1はアンテナ、2はアンテナ1からのテ
レビ信号を増幅した後、選ばれたチャンネルの信号を中
間周波に変更するチューナー、3は上記チューナー2に
選局の指示をする選局回路、4は中間周波信号を入力し
て、映像信号に変換するVIF・検波回路、5は映像信号
から文字信号を抜き取りデジタル信号にする文字信号抜
取回路、6は音声信号を復調するための音声復調回路、
7は復調された音声を増幅するための増幅回路、8はス
ピーカ、9は映像信号中のクロマ信号と輝度信号からRG
B信号を作成する色再生回路、10は映像信号から水平,
垂直の同期信号を作成する同期回路、11はテレビの同期
と、文字放送の同期を切替える同期切替回路、12は上記
文字信号抜取回路5で作成された文字信号を一時的に記
憶するための文字信号記録バッファ、13は選局部の制
御,表示制御のコントロール,メモリの管理をする制御
用マイコン、14はプログラムROM、15は文字情報の記録
と、制御用マイコン13のワークメモリを兼ねたメモリ、
16は表示タイミングの作成及び表示メモリの管理及び漢
字ROM等の制御を行なう表示制御回路、17は表示データ
を記録するための表示メモリ、18は漢字,ひらかな,カ
タカナ,英数字等の文字を記録している漢字ROM、19は
テレビのRGBと、文字表示信号のRGBを切替えるための切
替回路、20は偏向回路、21はブラウン管、22はチャンネ
ル及び文字放送の番組をリクエストする操作部である。 以上のように構成された文字放送受信機について、以
下その動作について説明する。 まず操作部22でチャンネルを選ぶと、制御用マイコン
13は選局回路3を制御してチューナー2、VIF検波回路
4により選ばれたチャンネルの映像信号を作成する。映
像信号は、色再生回路9でRGB信号に変換されて、切替
回路19を経由してブラウン管21に表示される。さらに映
像信号を同期回路10で同期分離して同期信号を作成し、
同期切替回路11でテレビ映像側の同期信号に切替えて出
力して、偏向回路20で偏向出力を作成する。VIF検波回
路4のもう1つの出力は、音声復調回路6に加えられ、
FM復調された後増幅回路7で増幅されて、スピーカ8に
加えられる。 さて文字信号は、文字信号抜取回路5で映像信号中の
文字信号が抜きとられてデジタル信号に変換され、文字
信号記録バッファ12の各文字信号の多重位置に応じた領
域に1フィールドごとに記録される。制御用マイコン13
は、上記文字信号記録バッファ12に記録された文字信号
を記録時間以外の時に読み出し、操作部22で選択した文
字放送の番組番号と比較して、合っていればメモリ15に
文字放送のデータを順次1画面分記録する。同時に制御
用マイコン13は、送られてきた文字放送の信号を処理し
て表示制御回路16に送り、表示メモリ17に文字放送の受
信画面を記録する。なお、現在の文字放送はハイブリッ
ド方式であり、漢字,ひらがな,カタカナ,英数字等
は、コードで送信されてくるので、漢字ROM18でコード
を各文字パターンに変換して表示メモリ17に記録してい
る。表示メモリ17に記録された画面は、表示制御回路16
でRGBに変換され、切替回路19を通して、文字放送の番
組がブラウン管21に表示される。またこの時、同期信号
も文字放送の同期信号を使用するので、表示制御回路16
から同期信号を同期切替回路11に出力して、さらに同期
を文字放送側に切替えて、偏向回路20に出力する。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような方法では、チャンネルを
選んだ後にそれに応じた文字放送を選択しているので、
別々のチャンネルの別々の文字放送を定期的に複数見た
い時は、わずらわしい操作が必要であった。 本発明は上記問題点に鑑み、チャンネル番号と文字放
送の番組をあらかじめ登録しておき、操作部の指示ある
いは電源投入後、自動的に検索して、順次表示する文字
放送受信機を提供するものである。 問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の文字放送受信機
は、チューナー,選局部,制御部,メモリ,表示部,操
作部等を備え、操作部及び制御部の指示により、チャン
ネル番号・文字放送の番組番号をあらかじめメモリに登
録しておき、操作部の指示あるいは電源投入後に自動的
に上記メモリに登録してあるチャンネル番号・文字放送
の番組番号を順次検索してゆき、検索後、表示部でサイ
クリックに表示することで、希望する全チャンネルの文
字放送画面が簡単な操作で表示可能となる。また選局
部,チューナー等を複数設けることにより、メインのテ
レビ画像を見ているうちに上記の作用が実現可能とな
る。 作用 本発明によれば、かかる構成によって、操作部及び制
御部の指示により、チャンネル番号・文字放送の番組番
号をあらかじめメモリに登録しておき、操作部の指示あ
るいは電源投入後に自動的に、上記メモリに登録してあ
るチャンネル番号・文字放送の番組番号を順次検索して
ゆき、検索後、表示部でサイクリックに表示すること
で、希望する全チャンネルの文字放送画面を簡単な操作
で映出することができる。 実施例 以下本発明の一実施例について、図面を見ながら説明
する。第1図は本発明の一実施例における文字放送受信
機のブロック図である。第1図において、1はアンテ
ナ、2はチューナー、23は他のチューナー、4はVIF・
検波回路、5はVIF・検波回路、6は音声復調回路、7
は増幅回路、8はスピーカ、9は色再生回路、10は同期
回路、11は同期切替回路、3は選局回路、25は他の選局
回路、5は文字信号抜取り回路、12は文字信号記録バッ
ファ、15は文字放送データ記録とマイコンのワークメモ
リとして使用する主メモリ、13は制御用マイコン、14は
上記マイコン13をコントロールするためのプログラム用
ROM、16は表示制御回路、17は表示メモリ、18は漢字RO
M、19は切替回路、20は偏向回路、21はブラウン管、26
はバックアップメモリ、27はバッテリ、28は操作部であ
る。 以上のように構成された文字放送受信機について、以
下その動作について説明する。操作部22の操作により、
テレビの受信チャンネルを選定すると、制御用マイコン
13は選局回路3を制御して、チューナー2より選局した
中間周波信号をVIF・検波回路4に送出して、映像信号
を作成する。作成された映像信号は、色再生回路9でRG
Bに変換され、切替回路19を通してブラウン管21に表示
される。さらにVIF・検波回路4で作成された映像信号
は同期回路10で同期分離され、同期切替回路12を経由し
て偏向回路20に送られブラウン管21の偏向出力となる。
VIF・検波回路4の出力はさらに音声復調回路6に送ら
れ、音声がFM復調された後、増幅回路7で音声増幅され
て、スピーカ8を駆動する。文字放送を受信するには、
次の2通りの方法がある。まずその1方法として、操作
部28から文字放送のリクエストをすると、上記テレビ画
面と同じチャンネルに選局すべく、制御用マイコン13は
選局回路25を制御する。チューナー23は、中間周波をVI
F・検波回路24に加え、ここで文字放送が多重されてい
る映像信号を作成する。上記映像信号を文字信号抜取り
回路5に加えて、文字信号を抜き取り、デジタル信号に
変換した後、文字信号記録バッファ12に記録後、従来例
と同様に主メモリ15に1画面分記録して、表示制御回路
16を経由して、表示メモリ17に画像データとして記録し
た後、切替回路19を通して、ブラウン管21で表示する。 もう1つの方法として、操作部22の操作により、第2
図に示すように、受信希望のチャンネルと番組と、ペー
ジを設定して、第1図に示すバックアップメモリ26にあ
らかじめ記録しておく。主電源が切れても、バックアッ
プメモリ26の内容は、バッテリ27により保持されている
ので、再び主電源を入れると、制御用マイコン13は、上
記のバックアップメモリ26から、第2図に示すデータを
読み出し、選局回路25を制御して、チューナー23から選
定されたチャンネルの中間周波をVIF・検波回路24に加
え、第2図で設定されたチャンネルの映像信号を出力す
る。さらにこの映像信号を文字信号抜取り回路5に加え
て、文字信号記録バッファ12に文字放送のデータを格納
する。さらにこの中から、第2図で示すように設定され
た文字放送の番組、ページの情報を検索して、一致して
いれば一連のデータを主メモリ15に記録する。以上の検
索動作を第2図のように設定された内容に基づき順次実
行する。 操作部22の操作により、上記主メモリ15に格納された
データを、制御用マイコン13が解析して表示制御回路16
に送り、表示メモリ17に画像データを記録する。 尚現在の文字放送はハイブリッド放送であり、漢字、
ひらがな、カタカナ、英数字等はコード信号で送出され
るので、漢字ROM18でパターン情報に変換されて、表示
メモリ17に記録する。表示制御回路16は、表示メモリ17
のデータをRGBに変換した後、切替回路19を経由して、
ブラウン管21に表示する。尚、この時の同期信号は、同
期切替回路11で切替えて、文字放送の同期信号を使用す
る。 以上のように、制御用マイコン13が、主メモリ15の文
字放送の1画面のデータを順次一定間隔で解析して、表
示制御回路16、表示メモリ17に送出すれば、第2図で登
録した番組が第3図に示すように一定間隔で表示され
る。 以上のように本実施例によれば、リクエストするチャ
ンネルと文字放送の番組をあらかじめバッテリバックア
ップされたメモリ26に登録しておけば、ひんぱんに利用
する番組が自動的に表示される。またチューナー,選局
部,VIF検波回路を2系統設けて、一系統はテレビ表示
に、他の一系統は文字放送の受信に利用することによ
り、テレビを見ている間に希望の文字放送が受信でき
る。 尚本実施例では、電源投入後、自動的に文字放送のデ
ータを検索したが、操作部の操作により、検索開始する
ことは容易である。 またテレビを見ている時に、検索の状況をブラウン管
に表示することは容易に実現できる。 発明の効果 以上のように本発明は、選局部、チューナー、VIF検
波回路、制御部、メモリ、表示部、操作部を備えること
により、チャンネル,番組をあらかじめ編集、設定して
メモリに記録しておき、その内容に応じて自動的に文字
放送の情報を記録、表示することにより、簡易な操作で
文字放送の番組が選択できるばかりでなく、チャンネル
を縦断して、同種の情報が受信できる。 またチューナー、VIF検波回路を2系統設けることに
より、テレビを見ながら、全チャンネルの文字情報を入
手できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における文字放送受信機の
ブロック図、第2図は本発明における編集画面の一例を
示す正面図、第3図は本装置の表示内容の一例を示す正
面図、第4図は従来例のブロック図である。 2……チューナー、3……チューナー、4……VIF検波
回路、5……VIF検波回路、13……選局回路、14……選
局回路、18……制御用マイコン、17……主メモリ、26…
…バックアップメモリ、20……表示制御回路、21……表
示メモリ、28……操作部。
ブロック図、第2図は本発明における編集画面の一例を
示す正面図、第3図は本装置の表示内容の一例を示す正
面図、第4図は従来例のブロック図である。 2……チューナー、3……チューナー、4……VIF検波
回路、5……VIF検波回路、13……選局回路、14……選
局回路、18……制御用マイコン、17……主メモリ、26…
…バックアップメモリ、20……表示制御回路、21……表
示メモリ、28……操作部。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.テレビ映像信号の垂直ブランキング期間に多重され
ている文字情報を受信し表示する装置で、受信したテレ
ビ映像信号のチャンネルを選択する選局部と、 前記選局部で選択されたチャンネルの信号を中間周波数
に変換するチューナーと、 前記チューナーから出力された中間周波信号を入力して
映像信号に変換するVIF検波回路と、 前記映像信号から文字信号を抜き取りデジタル信号に変
換する文字信号抜取り回路と、 前記デジタル信号に変換された文字信号を記録する第1
メモリと、 前記第1メモリに記録されたデジタル文字信号を1画面
分記録する第2のメモリと、 受信希望のチャンネルと番号とページが設定された内容
を記録し、電源バックアップされた第3メモリと、 前記第1メモリに記録されたデジタル信号に変換された
文字信号を画像データとして記録する第4メモリと、 前記第4メモリに記録された画像データを表示するため
の表示手段と、 所望の文字情報番組の選択を指示する操作部と、 前記操作部からの指示信号により前記選局部、第1メモ
リ、第2メモリ、第3メモリ及び表示手段を制御するた
めの制御手段とを備え、 前記操作部の操作により受信希望のチャンネルと番組と
ページの各データを設定して前記第3メモリに記録保持
し、 電源投入後自動的に前記制御手段により前記第3メモリ
に記録保持されたチャンネルの映像信号が出力されるよ
うに前記選局部を制御し、前記出力された映像信号から
文字信号を抜き取りデジタル信号に変換して前記第1メ
モリに格納するように前記文字信号抜取り回路を制御
し、前記第3メモリに記録保持された番組とページの文
字情報を1画面分前記第2メモリに記録するように制御
し、さらに前記操作部の操作により前記制御手段が前記
表示手段を制御して前記第2メモリに記録された1画面
分の文字情報を順次一定間隔で表示するようにしたこと
を特徴とする文字放送受信機。 2.テレビ映像信号の垂直ブランキング期間に多重され
ている文字情報を受信し表示する装置で、受信したテレ
ビ映像信号のチャンネルを選択するための第1選局部と
第2選局部と、 前記第1選局部で選択されたチャンネルの信号を中間周
波数に変換する第1のチューナーと、 前記第2選局部で選択されたチャンネルの信号を中間周
波数に変換する第2のチューナーと、 前記第1のチューナーから出力された中間周波信号を入
力して映像信号に変換する第1のVIF検波回路と、 前記第2のチューナーから出力された中間周波信号を入
力して映像信号に変換する第2のVIF検波回路と、 前記第2のVIF検波回路から出力された映像信号から文
字信号を抜き取りデジタル信号に変換する文字信号抜取
り回路と、 前記デジタル信号に変換された文字信号を記録する第1
メモリと、 前記第1メモリに記録されたデジタル文字信号を1画面
分記録する第2のメモリと、 受信希望のチャンネルと番組とページが設定された内容
を記録し、電源バックアップされた第3メモリと、 前記第1メモリに記録されたデジタル信号に変換された
文字信号を画像デタとして記録する第4メモリと、 前記第4メモリに記録された画像データを表示するため
の表示手段と、 所望の文字情報番組の選択を指示する操作部と、 前記操作部からの指示信号により前記第2選局部、第1
メモリ、第2メモリ、第3メモリ及び表示手段を制御す
るための制御手段とを備え、 前記操作部の操作により受信希望のチャンネルと番組と
ページの各文字情報のデータを設定して前記第3メモリ
に記録保持するとともに、前記第3メモリに設定記録さ
れる前記各文字情報データがオーバーフローする時は、
電源が投入されている間前記第2メモリに転送し、 電源投入後自動的に前記制御手段により前記第3メモリ
に記録保持されたチャンネルの映像信号が出力されるよ
うに前記第2選局部を制御し、前記第2選局部で選択さ
れ前記第2のチューナーから中間周波信号として出力さ
れ前記第2のVIF検波回路で映像信号に変換された映像
信号から文字信号を抜き取ってデジタル信号に変換して
前記第1メモリに格納するように前記文字信号抜取り回
路を制御し、前記第3メモリに記録保持された番組とペ
ージの文字情報信号を1画面分前記第2メモリに記録す
るように制御し、さらに前記操作部の操作により前記制
御手段が前記表示手段を制御して前記第2メモリに記録
された1画面分の文字情報を順次一定間隔で表示するよ
うにして、前記第1のチューナー、第1選局部及び第1
のVIF検波回路からなる第1の受信系においてテレビ信
号の映像を受信して画面表示している間に、前記第2の
チューナー、第2選局部及び第2のVIF検波回路からな
る第2の受信系において文字放送信号を受信するように
して、テレビ信号の受信中に前記第3メモリに設定され
た任意のチャンネルの文字情報を受信することができる
ようにしたことを特徴とする文字放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62162795A JP2890401B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 文字放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62162795A JP2890401B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 文字放送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS647863A JPS647863A (en) | 1989-01-11 |
JP2890401B2 true JP2890401B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15761354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62162795A Expired - Fee Related JP2890401B2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 | 文字放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2890401B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020129473A1 (ja) | 2018-12-20 | 2020-06-25 | Jfeスチール株式会社 | 表面処理鋼板 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568974A (en) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 | Sony Corp | Character broadcast receiver |
JPS5689181A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-20 | Sharp Corp | Character multiplex broadcast receiving device |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP62162795A patent/JP2890401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568974A (en) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 | Sony Corp | Character broadcast receiver |
JPS5689181A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-20 | Sharp Corp | Character multiplex broadcast receiving device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647863A (en) | 1989-01-11 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |