JP2889070B2 - 固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置の駆動方法

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JP2889070B2
JP2889070B2 JP5015280A JP1528093A JP2889070B2 JP 2889070 B2 JP2889070 B2 JP 2889070B2 JP 5015280 A JP5015280 A JP 5015280A JP 1528093 A JP1528093 A JP 1528093A JP 2889070 B2 JP2889070 B2 JP 2889070B2
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pulse
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啓介 増田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数列の感光部に蓄積
された信号電荷を2種類のゲート電極により転送部に読
み出す固体撮像装置の駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高速で動作する被写体や輝度の大
きな被写体の撮影を可能にする電子シャッターモードと
呼ばれる固体撮像装置の駆動方法がムービーの必須機能
になってきている。
【0003】図4は、従来の固体撮像装置の駆動方法の
動作をしており、同図において、41は信号電荷の蓄積
を行なう水平方向へ(2n−1)列目の第1の感光部
(nは自然数)、42は信号電荷の蓄積を行なう水平方
向へ(2n)列目の第2の感光部、43は第1の感光部
41に蓄積された信号電荷の読み出しを行なう第1のゲ
ート電極、44は第2の感光部42に蓄積された信号電
荷の読み出しを行なう第2のゲート電極、45は読み出
された信号電荷を転送する垂直転送部である。
【0004】図5は、従来の固体撮像装置の駆動方法に
おける信号電荷の蓄積を制御するタイミング図であっ
て、同図において、51は第1のゲート電極43に印加
される第1の読み出しパルス、52は第2のゲート電極
44に印加される第2の読み出しパルス、53は第1の
感光部41及び第2の感光部42に蓄積された信号電荷
を第1及び第2の感光部41,42の垂直方向下側の基
板に捨てる基板掃きパルスである。
【0005】以下、上記のように構成された固体撮像装
置の駆動方法を時間を追って説明する。
【0006】まず、基板掃き出しパルス53が時間s
1’から時間s2’の間において印加され、その期間に
おいて第1の感光部41及び第2の感光部42に蓄積さ
れた信号電荷は基板に掃き出される。
【0007】次に、時間s2’から第1の読み出しパル
ス51が立ち上がる時間t1’までの期間Bにおいて、
図4(a)に示すように、信号電荷は第1の感光部41
に蓄積され続ける。次に、時間t1’から時間t2’ま
での間において、図4(b)に示すように、第1の感光
部41に蓄積された信号電荷は垂直転送部45に読み出
される。そして、時間t2’から後に第1の感光部41
は再び信号電荷の蓄積を始める。
【0008】次に、第1の読み出しパルス51の印加電
圧によって変動を受けた基板電位が元の電位に戻った後
の時間t3’において第2の読み出しパルス52を立ち
上げる。時間s2’から時間t3’までの期間B’に第
2の感光部42に蓄積された信号電荷は、時間t3’か
ら時間t4’までの間において、図4(c)に示すよう
に、すべて垂直転送部45に読み出される。そして、時
間t4’から後に第2の感光部42は再び信号電荷の蓄
積を始める。これから後において、図4(d)に示すよ
うに、第1の感光部41及び第2の感光部42のすべて
の感光部において信号電荷の蓄積が行われる。
【0009】以降、基板掃き出しパルス53がそれぞれ
印加される、時間s3’から時間s4’までの間、時間
s5’から時間s6’までの間及び時間s7’から時間
s8’までの間において、第1の感光部41及び第2の
感光部42の信号電荷は基板に掃き出される。
【0010】この動作から、1垂直走査期間のうちの極
めて短い時間の信号が得られ、動解像度の高い映像が得
られる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固体撮像装置の駆動方法によると、信号出力1フィ
ールド各ライン同士の間に蓄積時間のずれが生じ、速い
シャッタースピードでは感光部の各ラインの蓄積時間の
差による影響が大きくなり、信号出力に色ずれが生じる
という問題があった。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、第1の感光部における信号電荷の蓄積時間と第2
の感光部における信号電荷の蓄積時間との差を小さくす
ることができる固体撮像装置の駆動方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、信号電荷の蓄積を行なう水平方向へ(2
n−1)列目の第1の感光部(nは自然数)と、信号電
荷の蓄積を行なう水平方向へ(2n)列目の第2の感光
部と、上記第1の感光部に蓄積された信号電荷の垂直転
送部への読み出しを行なう第1のゲート電極と、上記第
2の感光部に蓄積された信号電荷の垂直転送部への読み
出しを行なう第2のゲート電極とを備えた固体撮像装置
の駆動方法を対象とし、上記第1のゲート電極に印加さ
れる第1の読み出しパルス及び上記第2のゲート電極に
印加される第2の読み出しパルスをそれぞれ複数回に分
割し、分割された第1の読み出しパルス及び第2の読み
出しパルスをそれぞれ他方の垂直帰線消去期間に交互に
印加する構成とするものである。
【0014】
【作用】上記の構成により、第1の読み出しパルス及び
第2の読み出しパルスをそれぞれ複数回に分割し且つ他
方の他方の垂直帰線消去期間に交互に印加するため、第
1の感光部及び第2の感光部に蓄積された信号電荷が基
板に捨てられてから、第1の読み出しパルスの1回目の
立上がりまでの時間と第2の読み出しパルスの1回目の
立上がりまでの時間と差が減少するので、第1の感光部
における信号電荷の蓄積時間と第2の感光部における信
号電荷の蓄積時間との差が減少する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例に係る固体撮像装
置の駆動方法の動作を示すものであって、同図におい
て、11は水平方向(2n−1)列目の第1の感光部
(nは自然数)、12は水平方向(2n)列目の第2の
感光部、13は第1の感光部11に蓄積された信号電荷
の読み出しを行なう第1のゲート電極、14は第2の感
光部12に蓄積された信号電荷の読み出しを行なう第2
のゲート電極、15は読み出された信号電荷を転送する
垂直転送部である。
【0017】図2は、上記一実施例に係る固体撮像装置
の駆動方法における信号電荷の蓄積を制御するタイミン
グ図であって、同図において、21は第1のゲート電極
13に印加される第1の読み出しパルス、22は第2の
ゲート電極14に印加される第2の読み出しパルス、2
3は第1の感光部11及び第2の感光部12に蓄積され
た信号電荷を第1及び第2の感光部11,12の垂直方
向下側の基板に捨てる基板掃きパルスである。
【0018】図3は、図2における信号電荷の読み出し
部分の拡大タイミング図である。
【0019】第1の読み出しパルス21及び第2の読み
出しパルス22は垂直ブランキング期間内に印可さ
れ、”H”状態と”L”状態とを複数回ずつ繰り返す印
可電圧により第1の感光部11及び第2の感光部12に
蓄積された信号電荷はすべて垂直転送部15に転送され
る。なお、本実施例においては、第1の読み出しパルス
21及び第2の読み出しパルス22は、それぞれ3回の
繰り返し印可電圧(”H”状態)によって信号電荷の転
送を行なうパルスである。
【0020】第1の読み出しパルス21は、時間t1か
ら時間t5までを1周期Tとするパルスであり、本実施
例では3周期分を有している。また、第2の読み出しパ
ルス22は第1の読み出しパルス21と時間T/2のず
れを有するパルスである。第1の読み出しパルス21及
び第2の読み出しパルス22は、共に”H”状態をとる
ことはなく、また時間t2から時間t3までの間及び時
間t4から時間t5までの間においては共に”L”状態
をとる。第1の読み出しパルス21及び第2の読み出し
パルス22が共に”L”状態をとることにより、歪んだ
基板電位が元の電位に戻る。印可電圧(”H”状態)と
基板電位との電位差を回復することにより、安定した電
荷読み出しを行なうことができる。
【0021】以下、上記のような固体撮像装置の駆動方
法における信号電荷の蓄積時間及び読み出し方法につい
て、時間を追って説明する。
【0022】まず、基板掃き出しパルス23が時間s1
から時間s2の間において印加され、その期間におい
て、第1の感光部11及び第2の感光部12に蓄積され
た信号電荷は基板に掃き出される。時間s2から第1の
読み出しパルス21が立ち上がる時間t1までの期間A
において、図1(a)に示すように、第1の感光部11
に信号電荷は蓄積され続ける。次に、時間t1から時間
t2の間において、図1(b)に示すように、第1の感
光部11に蓄積された信号電荷は垂直転送部25に読み
出される。
【0023】次に、第1の読み出しパルス21の印加電
圧によって変動を受けた基板電位が元の電位に戻った後
の時間t3において第2の読み出しパルス22を立ち上
げる。時間s2から時間t3の期間A’に第2の感光部
12に蓄積された信号電荷は時間t3から時間t4の間
において、図1(c)に示すように、垂直転送部15に
読み出される。
【0024】次に、第2の読み出しパルス22の印加電
圧によって変動を受けた基板電位が元の電位に戻った
後、第1の読み出しパルス21及び第2の読み出しパル
ス22は、図1(a)及び図1(b)の動作を繰り返
す。なお、本実施例では図1(a)及び図1(b)の動
作を2回繰り返す。これにより、第1の感光部11及び
第2の感光部12に蓄積されたすべての信号電荷の転送
が行われる。
【0025】次に、図1(d)に示すように、第1の読
み出しパルス21が最後に立ち下がる時間t10から後
に第1の感光部11は電荷の蓄積を行ない始め、第2の
読み出しパルス22が最後に立ち下がる時間t12から
後に第2の感光部12は電荷の蓄積を行ない始める。
【0026】以降、基板掃き出しパルス23がそれぞれ
印加される時間s3から時間s4までの間、時間s5か
ら時間s6までの間及び時間s7から時間s8までの間
において、第1の感光部11及び第2の感光部12の信
号電荷はすべて基板に掃き出される。
【0027】以上のように、本実施例によると、第1の
読み出しパルス21が立ち上がる直前の基板掃き出しパ
ルス23の立ち下がりタイミングを第1の読み出しパル
ス11に近づけることによりシャッタースピードを速く
することができる。
【0028】また、本実施例によると、第1の読み出し
パルス21及び第2の読み出しパルス22は、それぞれ
3回に分けられ且つ他方の垂直帰線消去期間に3回ずつ
交互に印加されるので、基板掃き出しパルス23が立ち
下がる時間から第1の読み出しパルス21が1回目に立
ち上がるまでの時間と、基板掃き出しパルス23が立ち
下がる時間から第1の読み出しパルス21が1回目に立
ち上がるまでの時間との差は小さくなる。このように、
第1の感光部11の読み出し開始時間t1から第2の感
光部12の読み出し開始時間t3までの時間を短くした
ことにより、第1の感光部11及び第2の感光部12に
おける信号電荷の蓄積時間の差を低減でき、これによ
り、信号出力1フィールド各ライン同士の間の時間的ず
れを抑制できるので、速いシャッタースピードでも、信
号出力の色ずれを抑えることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る固体
撮像装置の駆動方法は、第1の読み出しパルス及び第2
の読み出しパルスをそれぞれ複数回に分割し且つ他方の
他方の垂直帰線消去期間に交互に印加するため、第1及
び第2の感光部に蓄積された信号電荷が基板に捨てられ
てから、第1の読み出しパルスの1回目の立上がりまで
の時間と第2の読み出しパルスの1回目の立上がりまで
の時間と差が減少し、これに伴って、第1の感光部にお
ける信号電荷の蓄積時間と第2の感光部における信号電
荷の蓄積時間との差が減少するので、信号出力1フィー
ルド各ラインの時間的ずれを抑制することができる。
【0030】このため、本発明によると、高速シャッタ
ー使用時における信号出力の色ずれを抑制できる優れた
固体撮像装置の駆動方法を実現することができ、その実
用効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る固体撮像装置の駆動方
法を説明する模式図である。
【図2】上記一実施例に係る固体撮像装置の駆動方法を
説明するタイミング図である。
【図3】図2における信号電荷の読み出し部分の拡大タ
イミング図である。
【図4】従来の固体撮像装置の駆動方法を説明する模式
図である。
【図5】従来の固体撮像装置の駆動方法を説明するタイ
ミング図である。
【符号の説明】
11 第1の感光部 12 第2の感光部 13 第1のゲート電極 14 第2のゲート電極 15 垂直転送部 21 第1の読み出しパルス 22 第2の読み出しパルス 23 基板掃き出しパルス A 第1の感光部における信号電荷の蓄積時間 A’ 第2の感光部における信号電荷の蓄積時間 F 1フィールド期間 T 読み出し部分のパルスの周期
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/335

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号電荷の蓄積を行なう水平方向へ(2
    n−1)列目の第1の感光部(nは自然数)と、信号電
    荷の蓄積を行なう水平方向へ(2n)列目の第2の感光
    部と、上記第1の感光部に蓄積された信号電荷の垂直転
    送部への読み出しを行なう第1のゲート電極と、上記第
    2の感光部に蓄積された信号電荷の垂直転送部への読み
    出しを行なう第2のゲート電極とを備えた固体撮像装置
    の駆動方法であって、上記第1のゲート電極に印加され
    る第1の読み出しパルス及び上記第2のゲート電極に印
    加される第2の読み出しパルスをそれぞれ複数回に分割
    し、分割された第1の読み出しパルス及び第2の読み出
    しパルスをそれぞれ他方の垂直帰線消去期間に交互に印
    加することを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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