JP2887973B2 - バーナの着火方法 - Google Patents

バーナの着火方法

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JP2887973B2 JP24254691A JP24254691A JP2887973B2 JP 2887973 B2 JP2887973 B2 JP 2887973B2 JP 24254691 A JP24254691 A JP 24254691A JP 24254691 A JP24254691 A JP 24254691A JP 2887973 B2 JP2887973 B2 JP 2887973B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーナの着火方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスや石油等を燃焼させるバーナ
においては、着火時に、着火検出センサにより着火を検
出した後、立ち消え防止のために例えば0.3秒程度
火状態が継続することで着火確定とし、その間点火を継
続させるという着火方法を採用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のバーナの
着火方法では、着火検出後の点火継続時間が一定である
ので、例えば冬季等のように雰囲気温度が低いときに、
バーナへの火炎の定着が不充分で立ち消え現象を発生す
ることがあるという問題があった。なお、この問題を解
消するために着火検出後の点火継続時間を長く設定すれ
ば、雰囲気温度に関係なく常にイグナイタや点火プラグ
等の作動時間が長くなるので、イグナイタや点火プラグ
等の寿命が短期化する。
【0004】本発明は、イグナイタや点火プラグ等の寿
命を短期化させることなく、雰囲気温度が低いときにお
ける立ち消え現象の発生を良好に防止できるバーナの着
火方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、点火器、該点
火器に放電電圧を供給するイグナイタ、着火を検出する
センサ、雰囲気温度を検出するセンサ、全体の動作を制
御するコントローラ、該コントローラに内蔵のタイマを
少なくとも有し、ガスや石油等の燃料の燃焼を行うバー
ナにおける着火方法であって、周囲の雰囲気温度が一定
温度未満となった場合には一定のタイマ時間を設定し、
一旦着火確定がなされても前記タイマ時間が経過するま
で点火動作を延長して継続させることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】周囲の雰囲気温度が一定温度未満、例えば0℃
未満のときには、タイマ時間が設定され、例え通常の動
作において一旦着火が確定されても、前記設定されたタ
イマ時間が経過するまでは点火動作が継続される。これ
により、周囲の雰囲気温度が低い場合においても、確実
にバーナに火炎を定着させることができ、立ち消え現象
の発生を良好に防止できる。 また周囲の雰囲気温度が一
定温度未満以外の場合には、点火動作が特別に延長され
ないので、それら点火器やイグナイタ等の寿命の短期化
を予防することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例におけるバーナの着
火方法を採用した泡風呂機能付き風呂装置の構成図で、
浴槽10の浴槽水は循環金具11から風呂戻り管31を
通って、循環ポンプ21により、風呂用熱交換器23に
循環され、風呂往き管32を通って循環金具11から浴
槽10内に戻る。風呂戻り管31と風呂往き管32とで
循環路が構成される。そして循環ポンプ21の下流側に
風呂用熱交換器23を迂回する形でバイパス路33が設
けられ、バイパス路33に水量調節弁27が設けられて
いる。水量調節弁27は例えば附属のサーボモータによ
り、後述するコントローラからの指令によって開口度が
自由に調節されるようになされている。
【0008】また循環ポンプ21の下流側、風呂用熱交
換器23に至る風呂戻り管31には水量スイッチ26が
設けられ、水量スイッチ26を通る水量が一定以上のと
きのみ風呂用バーナ22が点火されるようになってい
る。風呂用バーナ22は、点火プラグにより点火され、
点火プラグには、図示しないイグナイタから断続的に高
電圧が供給される。風呂用バーナ22の着火は着火検出
センサにより検出される。循環金具11にはエアー導入
手段であるエアー導入管12が接続されている。13は
エアー開閉弁である。エアー導入管12は、詳しくは浴
槽10内に吐出される循環水による循環金具11の負圧
形成部に接続され、エアーが負圧形成部から吸引されて
吐出循環水に混入されるようになされている。
【0009】43は給湯用熱交換器で、42はそのバー
ナ、48はその送風ファンである。給湯用バーナ42
は、点火器である点火プラグ1により点火され、該点火
プラグ1には、点火プラグに放電電圧を供給するイグナ
イタ2から断続的に高電圧が供給される。給湯用バーナ
42の着火は着火検出センサ3により検出される。給水
された水は給水管41を通って給湯用熱交換器43に入
り、加熱されて、出湯管44を通って出湯される。給水
管41からの水或いは出湯管44からの温水は落とし込
み管50、落とし込み弁51、三方切替え弁52を介し
て、風呂戻り管31に送られ、浴槽10への給水ができ
るようになっている。出湯管44には風呂装置の周囲の
気温を計測する雰囲気温度検出センサ4が設置されてお
り、イグナイタ2と着火検出センサ3と雰囲気温度検出
センサ4とは後述のコントローラに接続されている。各
バーナ22、42へはガス管60により燃料ガスが供給
される。勿論、液体燃料を供給し、液体燃料用のバーナ
で燃焼を行うようにしてもよい。
【0010】70はコントローラで、マイクロコンピュ
ータを内蔵し、装置各部のセンサからの情報や図示しな
いリモートコントローラからの指令を受けて、装置各部
に所定の動作指令を出す。
【0011】次に動作を説明する。図2はバーナ42の
着火動作を説明するフローチャートで、燃焼に際してコ
ントローラ70は、イグナイタ2への通電を開始する
(ステップS1)。これによりイグナイタ2から点火プ
ラグ1に高電圧が断続的に供給され、点火プラグ1のス
パークによりバーナ42に着火される。一方コントロー
ラ70は、雰囲気温度検出センサ4からの検出信号によ
り雰囲気温度が摂氏0度以上であるか否かを判断し(ス
テップS2)、摂氏0度以上でなければイグナイタタイ
マをセットする(ステップS3)。このイグナイタタイ
マはコントローラ70に内蔵されており、ハードウエア
あるいはソフトウエアにより実現される。さらにコント
ローラ70は、着火検出センサ3からの信号により着火
検出センサ3がオンして0.3秒以上継続したか否かに
より着火の確定を判断する(ステップS4)。すなわ
ち、点火プラグ1のスパークによりバーナ42に着火さ
れると、その火炎により着火検出センサ3がオンするの
であるが、バーナ42に火炎が定着して安定に燃焼する
ように、着火検出センサ3のオン状態がオンしてから
0.3秒間点火を継続させるのである。着火検出センサ
3のオンが0.3秒以上継続して着火が確定したと判断
すれば、コントローラ70は、イグナイタタイマが0す
なわちタイムアップしているか否かを判断し(ステップ
S5)、タイムアップしていなければ所定のタイミング
でイグナイタタイマを1デクリメントして(ステップS
6)、ステップS5に戻る。ステップS5においてイグ
ナイタタイマがタイムアップしていると判断すれば、イ
グナイタ2への通電を停止して(ステップS7)、この
ルーチンを終了する。ステップS4において着火検出セ
ンサ3のオンが確定してから0.3秒以上経過していな
いと判断すれば、ステップS2に戻る。ステップS2に
おいて雰囲気温度が摂氏0度以上であると判断すれば、
イグナイタタイマをクリアし(ステップS8)、ステッ
プS4に進む。
【0012】このように、雰囲気温度が摂氏0度未満の
ときには、イグナイタタイマに設定されたタイマ時間が
経過するまでは、一旦着火確定がなされても点火動作を
継続するので、雰囲気温度が0℃未満のような低い温度
であっても、バーナ42への火炎の定着が確実になさ
れ、立ち消え現象の発生を良好に防止できる。しかも、
雰囲気温度が摂氏0度以上のときには点火時間を延長し
ないので、点火プラグ1やイグナイタ2の寿命を短期間
化することがない。
【0013】なお、上記泡風呂機能付き風呂装置の他の
動作は下記のようである。すなわち、泡風呂運転が図示
しないリモートコントローラから指令された場合には、
コントローラ70はバイパス路33の水量調節弁27に
対して全開指令を出すようにしている。また一方、リモ
ートコントローラから追焚き運転が指令された場合に
は、コントローラ70は、水量スイッチ26が一定以上
の水量を検出してオンの信号を出すまで、水量調節弁2
7に対してその開口度を全開状態から絞って行く方向の
動作指令を出すようにしている。
【0014】いま、図示しないリモートコントローラに
より運転スイッチがオンされると、コントローラ70
は、オン指令が追焚き運転のオン指令か泡風呂運転のオ
ン指令かを判断し、泡風呂の場合は循環ポンプ21をオ
ンし、風呂戻り管31等に設けられる図示しない圧力セ
ンサ等によって検出される水の循環があることを条件
に、水量調節弁27の全開指令をだす。
【0015】一方、オン指令が追焚きであると判断する
と、コントローラ70は、循環ポンプ21をオンし、水
の循環があることを条件に、水量調節弁27を全開状態
から絞り込んで行く動作を指令する。すなわち水量調節
弁27のサーボモータを駆動して開口度を全開状態から
自動的に徐々に減少させてゆく。そしてその間、コント
ローラ70は水量スイッチ26からのスイッチオン信号
を待ち、水量スイッチ26がオンした時点で水量調節弁
27の絞り込みを停止し、風呂用バーナ22の点火指令
を出す。
【0016】水量調節弁27の開口度を減少して行く
と、熱交換器23側への水量分配量が増加するので、全
体水量が比較的少なくても熱交換器23側への水量を多
くすることで追焚きを正常に行うことができる。極端に
言えば、全体水量が水量スイッチ26のオンに必要な一
定水量以上あれば追焚きが可能となる。従って配管が長
くなって、循環水量が多少減少しても追焚きが正常にで
きる。なお水の循環がないと判断される場合は、安全動
作が指令され、運転が停止される。
【0017】なお上記実施例では雰囲気温度検出センサ
4を出湯管44に設置したが、雰囲気温度検出センサ4
の設置位置はバーナ42の設置位置付近の気温を測定で
きる位置であればどこに設置してもよい。
【0018】また上記実施例では給湯用バーナ42の着
火にのみ本発明の着火方法を採用したが、風呂用のバー
ナ22の着火にも本発明の着火方法を採用するように構
成してもよい。
【0019】また上記実施例では雰囲気温度検出センサ
4による検出温度が摂氏0度未満のときに点火時間を延
長するようにしたが、点火時間を延長する基準温度は必
ずしも摂氏0度にする必要はない。また基準温度を複数
設け、延長時間を気温に応じて複数段階に変化させるよ
うに構成してもよい。さらには気温の低下に伴って延長
時間をアナログ的に増加させるように構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなり、点火器、
該点火器に放電電圧を供給するイグナイタ、着火を検出
するセンサ、雰囲気温度を検出するセンサ、全体の動作
を制御するコントローラ、該コントローラに内蔵のタイ
マを少なくとも有し、ガスや石油等の燃料の燃焼を行う
バーナにおける着火方法であって、周囲の雰囲気温度が
一定温度未満となった場合には一定のタイマ時間を設定
し、一旦着火確定がなされても前記タイマ時間が経過す
るまで点火動作を延長して継続させるようにしているの
で、 周囲の雰囲気温度が低い場合においても、確実にバ
ーナに火炎を定着させるこ とができ、立ち消え現象の発
生を良好に防止できる。 しかも周囲の雰囲気温度が一定
温度未満以外の場合には、点火動作が特別に延長されな
いので、それら点火器やイグナイタ等の寿命の短期化を
予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバーナの着火方法を
採用した泡風呂機能付き風呂装置の構成図である。
【図2】給湯用バーナの着火動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 点火プラグ 2 イグナイタ 3 着火検出センサ 4 雰囲気温度検出センサ22、 42 バーナ 44 出湯管70 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/00 F23N 5/20 F23N 5/20 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火器、該点火器に放電電圧を供給する
    イグナイタ、着火を検出するセンサ、雰囲気温度を検出
    するセンサ、全体の動作を制御するコントローラ、該コ
    ントローラに内蔵のタイマを少なくとも有し、ガスや石
    油等の燃料の燃焼を行うバーナにおける着火方法であっ
    て、周囲の雰囲気温度が一定温度未満となった場合には
    一定のタイマ時間を設定し、一旦着火確定がなされても
    前記タイマ時間が経過するまで点火動作を延長して継続
    させることを特徴とするバーナの着火方法。
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