JP2887181B1 - 鋳銅材鋳込み用計量鍋 - Google Patents
鋳銅材鋳込み用計量鍋Info
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- JP2887181B1 JP2887181B1 JP5865798A JP5865798A JP2887181B1 JP 2887181 B1 JP2887181 B1 JP 2887181B1 JP 5865798 A JP5865798 A JP 5865798A JP 5865798 A JP5865798 A JP 5865798A JP 2887181 B1 JP2887181 B1 JP 2887181B1
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Abstract
【要約】
【課題】 溶融粗銅の重量を計量する鋳銅材鋳込み用計
量鍋の内面にライニングされた耐火物の寿命を延長し、
かつ補修が容易に行えるようにする。 【解決手段】鋳銅材鋳込み用の計量鍋８において、湯溜
まり部の側壁鉄皮11D 内面に耐火れんが13をライニング
して、その内側に所定厚みのセメント層14を形成し、そ
の他の後端壁鉄皮11A 、湯溜まり部水平底鉄皮11B 、注
湯部傾斜底鉄皮11C および注湯部の側壁鉄皮11D の内面
に所定厚みの不定形耐火物を一体的にライニングする。
量鍋の内面にライニングされた耐火物の寿命を延長し、
かつ補修が容易に行えるようにする。 【解決手段】鋳銅材鋳込み用の計量鍋８において、湯溜
まり部の側壁鉄皮11D 内面に耐火れんが13をライニング
して、その内側に所定厚みのセメント層14を形成し、そ
の他の後端壁鉄皮11A 、湯溜まり部水平底鉄皮11B 、注
湯部傾斜底鉄皮11C および注湯部の側壁鉄皮11D の内面
に所定厚みの不定形耐火物を一体的にライニングする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳銅機が備える鋳
型に溶融粗銅を鋳込む際に、溶融粗銅の重量を計量する
ために使用される計量鍋に係り、特に計量鍋の内面にラ
イニングされる耐火物の補修を容易に行うことができる
と共に、寿命延長を図ることができる鋳銅材鋳込み用計
量鍋に関するものである。
型に溶融粗銅を鋳込む際に、溶融粗銅の重量を計量する
ために使用される計量鍋に係り、特に計量鍋の内面にラ
イニングされる耐火物の補修を容易に行うことができる
と共に、寿命延長を図ることができる鋳銅材鋳込み用計
量鍋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図７に示すように、交互に運転される２
基の精製炉でバッチ式に精製された銅分99.5％の溶融粗
銅は、移動樋１および長樋２を経由して傾動可能な溜め
鍋３に注入された後、ロードセルによる計量機能を備え
た２個の計量鍋８に交互に注入される。かくして計量鍋
８により重量を計測して一定重量の溶融粗銅が、鋳銅機
に配設された鋳造ホイール７の円周上に配列された多数
の鋳型４に順次に鋳込まれる。
基の精製炉でバッチ式に精製された銅分99.5％の溶融粗
銅は、移動樋１および長樋２を経由して傾動可能な溜め
鍋３に注入された後、ロードセルによる計量機能を備え
た２個の計量鍋８に交互に注入される。かくして計量鍋
８により重量を計測して一定重量の溶融粗銅が、鋳銅機
に配設された鋳造ホイール７の円周上に配列された多数
の鋳型４に順次に鋳込まれる。
【０００３】矢印Ａ方向に回転する鋳型４の移動経路上
に冷却設備５が配置されており、その内部に配設された
スプレーノズルから散水して鋳型４内の鋳銅材が冷却さ
れる。剥ぎ取り機９により鋳型４から剥ぎ取られた鋳銅
材は、冷却槽６に入れてさらに冷却される。このように
して一定重量に鋳入まれた鋳銅材は電解工場に搬送され
る。鋳銅材を剥ぎ取られた鋳型４は離型剤が塗布され、
計量鍋８まで再び移動される。かくして１バッチ分の溶
融粗銅を鋳銅材として鋳込みが終わったら計量鍋８の１
回の使用を停止し、計量鍋８の付着銅19を除去し、次の
鋳込みの準備を行う。
に冷却設備５が配置されており、その内部に配設された
スプレーノズルから散水して鋳型４内の鋳銅材が冷却さ
れる。剥ぎ取り機９により鋳型４から剥ぎ取られた鋳銅
材は、冷却槽６に入れてさらに冷却される。このように
して一定重量に鋳入まれた鋳銅材は電解工場に搬送され
る。鋳銅材を剥ぎ取られた鋳型４は離型剤が塗布され、
計量鍋８まで再び移動される。かくして１バッチ分の溶
融粗銅を鋳銅材として鋳込みが終わったら計量鍋８の１
回の使用を停止し、計量鍋８の付着銅19を除去し、次の
鋳込みの準備を行う。
【０００４】図３および図４にに示すように計量鍋８
は、後端壁鉄皮11A を有する深さが大なる湯溜まり部水
平底鉄皮11B と、先端注湯口12を有すると共に先端側に
向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮11C とが連な
り、湯溜まり部と注湯部の両側に連なる側壁鉄皮11D と
で形成される舟型形状鉄皮11の内面全面に耐火れんが13
をライニングし、その内側全面に厚み20mmの不定形耐火
物14を施工してある。なお、舟型形状鉄皮11をなす側壁
鉄皮11D の中央部には水平支持軸15が設けてあり、前後
方向に傾動可能な構造になっている。
は、後端壁鉄皮11A を有する深さが大なる湯溜まり部水
平底鉄皮11B と、先端注湯口12を有すると共に先端側に
向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮11C とが連な
り、湯溜まり部と注湯部の両側に連なる側壁鉄皮11D と
で形成される舟型形状鉄皮11の内面全面に耐火れんが13
をライニングし、その内側全面に厚み20mmの不定形耐火
物14を施工してある。なお、舟型形状鉄皮11をなす側壁
鉄皮11D の中央部には水平支持軸15が設けてあり、前後
方向に傾動可能な構造になっている。
【０００５】前記のような耐火物構造を有する計量鍋を
用いる場合、次のような問題点があった。 (1) 図５および図６に示すように湯溜まり部に施工した
不定形耐火物14の底面にクラック16や剥がれ17が発生す
る。 (2) 鋳造中に、湯溜まり部の側壁の不定形耐火物14に付
着銅19が形成される。鋳造終了後、この付着銅19を除去
するが、鋳造を数回行った計量鍋８では不定形耐火物14
の表面が粗くなるため、これを除去するのに時間が掛か
るばかりでなく付着銅19を除去した際に不定形耐火物14
が剥離し、補修作業にも時間を要する。
用いる場合、次のような問題点があった。 (1) 図５および図６に示すように湯溜まり部に施工した
不定形耐火物14の底面にクラック16や剥がれ17が発生す
る。 (2) 鋳造中に、湯溜まり部の側壁の不定形耐火物14に付
着銅19が形成される。鋳造終了後、この付着銅19を除去
するが、鋳造を数回行った計量鍋８では不定形耐火物14
の表面が粗くなるため、これを除去するのに時間が掛か
るばかりでなく付着銅19を除去した際に不定形耐火物14
が剥離し、補修作業にも時間を要する。
【０００６】(3) 湯溜まり部に施工した不定形耐火物14
の表面に生じたクラック16や剥がれ17から耐火れんが13
の目地を介して溶融粗銅18が湯溜まり部水平底鉄皮11B
に達すると鉄皮に赤みが生じる。この場合、鋳込みを一
時停止して計量鍋を交換しなければならず作業ロスとな
った。また鋳造回数が５回で耐火れんが13及び不定形耐
火物14を全面補修しなければならず、１回の補修に５時
間程度を要していた。
の表面に生じたクラック16や剥がれ17から耐火れんが13
の目地を介して溶融粗銅18が湯溜まり部水平底鉄皮11B
に達すると鉄皮に赤みが生じる。この場合、鋳込みを一
時停止して計量鍋を交換しなければならず作業ロスとな
った。また鋳造回数が５回で耐火れんが13及び不定形耐
火物14を全面補修しなければならず、１回の補修に５時
間程度を要していた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図５及び図６におい
て、計量鍋８の鉄皮内面に施工された耐火れんが13は、
不定形耐火物を使用してライニング施工されているが、
不定形耐火物14の厚さが20mm厚と薄いため、湯溜まり部
を除く他の部分には何ら異常がないにもかかわらず湯溜
まり部に損傷が生じ易い。この原因は、湯溜まり部は、
溜め鍋３よりの溶融粗銅が注入される際に直接当たるた
めである。また、注入する際に溶融粗銅が飛散し、側壁
に付着銅19が形成され、それを除去するのに時間が掛か
るばかりでなく不定形耐火物14も剥離し、補修作業に時
間を要した。
て、計量鍋８の鉄皮内面に施工された耐火れんが13は、
不定形耐火物を使用してライニング施工されているが、
不定形耐火物14の厚さが20mm厚と薄いため、湯溜まり部
を除く他の部分には何ら異常がないにもかかわらず湯溜
まり部に損傷が生じ易い。この原因は、湯溜まり部は、
溜め鍋３よりの溶融粗銅が注入される際に直接当たるた
めである。また、注入する際に溶融粗銅が飛散し、側壁
に付着銅19が形成され、それを除去するのに時間が掛か
るばかりでなく不定形耐火物14も剥離し、補修作業に時
間を要した。
【０００８】本発明は、前記従来技術の問題点を解消
し、計量鍋の内面に施工した耐火物の寿命延長を図ると
共に、補修作業を容易に行うことができる鋳銅材鋳込み
用計量鍋を提供することを目的とするものである。
し、計量鍋の内面に施工した耐火物の寿命延長を図ると
共に、補修作業を容易に行うことができる鋳銅材鋳込み
用計量鍋を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項１記載の本発明は、後端壁鉄皮を有する深さが
大なる湯溜まり部水平底鉄皮と、先端注湯口を有すると
共に先端側に向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮と
が連なり、両側に湯溜まり部と注湯部とが連なる側壁鉄
皮で囲って形成される舟型形状鉄皮の内面に耐火物をラ
イニングした鋳銅材鋳込み用計量鍋において、前記湯溜
まり部の側壁鉄皮内面に耐火れんがをライニングして、
その内側にセメントを被覆して所定厚みのセメント層を
形成し、その他の後端壁鉄皮、湯溜まり部水平底鉄皮、
注湯部傾斜底鉄皮および注湯部側壁鉄皮の内面に不定形
耐火物を一体的にライニングして所定厚みに形成するこ
とを特徴とする鋳銅材鋳込み用計量鍋である。
の請求項１記載の本発明は、後端壁鉄皮を有する深さが
大なる湯溜まり部水平底鉄皮と、先端注湯口を有すると
共に先端側に向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮と
が連なり、両側に湯溜まり部と注湯部とが連なる側壁鉄
皮で囲って形成される舟型形状鉄皮の内面に耐火物をラ
イニングした鋳銅材鋳込み用計量鍋において、前記湯溜
まり部の側壁鉄皮内面に耐火れんがをライニングして、
その内側にセメントを被覆して所定厚みのセメント層を
形成し、その他の後端壁鉄皮、湯溜まり部水平底鉄皮、
注湯部傾斜底鉄皮および注湯部側壁鉄皮の内面に不定形
耐火物を一体的にライニングして所定厚みに形成するこ
とを特徴とする鋳銅材鋳込み用計量鍋である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１および図２に示すように計量
鍋８は、後端壁鉄皮11A を有する深さが大きい湯溜まり
部水平底鉄皮11B と、先端注湯口12を有すると共に先端
側に向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮11C とが連
なり、両側を湯溜まり部と注湯部とが連なる側壁鉄皮11
D で囲われた舟型形状鉄皮11を形成している。
に基づいて説明する。図１および図２に示すように計量
鍋８は、後端壁鉄皮11A を有する深さが大きい湯溜まり
部水平底鉄皮11B と、先端注湯口12を有すると共に先端
側に向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮11C とが連
なり、両側を湯溜まり部と注湯部とが連なる側壁鉄皮11
D で囲われた舟型形状鉄皮11を形成している。
【００１１】湯溜まり部の側壁鉄皮11D の内面には、強
度の大きい耐火れんが13（厚み30mm）をライニングし、
その内側にポルトラルセメント等の安価な常用セメント
を用いて厚み20mmに被覆し、乾燥凝固させてセメント層
20を形成することによって耐火れんが13を保護する。一
方、その他の後端壁鉄皮11A 、湯溜まり部水平底鉄皮11
B 、注湯部傾斜底鉄皮11C および注湯部の側壁鉄皮11D
の内面に厚さ50mmの不定形耐火物14を一体的にライニン
グする。
度の大きい耐火れんが13（厚み30mm）をライニングし、
その内側にポルトラルセメント等の安価な常用セメント
を用いて厚み20mmに被覆し、乾燥凝固させてセメント層
20を形成することによって耐火れんが13を保護する。一
方、その他の後端壁鉄皮11A 、湯溜まり部水平底鉄皮11
B 、注湯部傾斜底鉄皮11C および注湯部の側壁鉄皮11D
の内面に厚さ50mmの不定形耐火物14を一体的にライニン
グする。
【００１２】溶融粗銅の鋳込みにおいて、湯溜まり部の
側壁を形成する耐火れんが13の上面に施工したセメンン
ト層20は、本来、耐火物ではないが、溶融粗銅を鋳込む
のに何ら支障なく、耐火れんが13を十分に保護する。ま
た、湯溜まり部を除くその他の部分に施工された厚さ50
mmの不定形耐火物14は、従来の厚さ20mmより厚みが大幅
にアップされ、強度が増加した。
側壁を形成する耐火れんが13の上面に施工したセメンン
ト層20は、本来、耐火物ではないが、溶融粗銅を鋳込む
のに何ら支障なく、耐火れんが13を十分に保護する。ま
た、湯溜まり部を除くその他の部分に施工された厚さ50
mmの不定形耐火物14は、従来の厚さ20mmより厚みが大幅
にアップされ、強度が増加した。
【００１３】１バッチ分の溶融粗銅の鋳込みが終了する
度に、計量鍋８内の付着銅を除去した後、耐火物損傷状
況を観察しているが、本発明の計量鍋８を採用後は、湯
溜まり部の不定形耐火物14にクラックや剥がれの発生は
なくなり、わずかな溶損は生じるが容易に補修ができ
る。また、湯溜まり部に施工したセメント層20の表面に
形成された付着銅は、セメント層20が介在するため除去
作業が容易になり、付着銅除去後のセメント層20の修復
作業も極めて簡単である。本発明の計量鍋８を適用する
ことにより、耐火物の全面補修までの鋳造回数が従来５
回であったのが、本発明では10回までの使用が可能にな
り、また全面補修の所要時間も従来の５時間が1.5 時間
に短縮できた。
度に、計量鍋８内の付着銅を除去した後、耐火物損傷状
況を観察しているが、本発明の計量鍋８を採用後は、湯
溜まり部の不定形耐火物14にクラックや剥がれの発生は
なくなり、わずかな溶損は生じるが容易に補修ができ
る。また、湯溜まり部に施工したセメント層20の表面に
形成された付着銅は、セメント層20が介在するため除去
作業が容易になり、付着銅除去後のセメント層20の修復
作業も極めて簡単である。本発明の計量鍋８を適用する
ことにより、耐火物の全面補修までの鋳造回数が従来５
回であったのが、本発明では10回までの使用が可能にな
り、また全面補修の所要時間も従来の５時間が1.5 時間
に短縮できた。
【００１４】
【発明の効果】本発明では、計量鍋を形成する湯溜まり
部側壁鉄皮の内面に耐火れんがをライニングし、その内
側に常用セメントを用いて被覆して所定厚みに形成する
一方、その他の後端壁鉄皮、湯溜まり部水平底鉄皮、注
湯部傾斜底鉄皮および注湯部の側壁鉄皮の内面に不定形
耐火物を一体的にライニングして所定厚みに形成したの
で、湯溜まり部底面を形成する不定形耐火物の強度が大
きくなり、クラックや剥がれが低減できる。また、湯溜
まり部側壁に施工した耐火れんがを被覆するセメント層
の付着銅を簡単に除去することができ、さらに付着銅を
除去した後、セメント層の修復を簡単に行うことができ
る。本発明により、１回当たりの補修時間の短縮、耐火
物全面補修までの期間延長および耐火物コストの削減
等、その効果は多大である。
部側壁鉄皮の内面に耐火れんがをライニングし、その内
側に常用セメントを用いて被覆して所定厚みに形成する
一方、その他の後端壁鉄皮、湯溜まり部水平底鉄皮、注
湯部傾斜底鉄皮および注湯部の側壁鉄皮の内面に不定形
耐火物を一体的にライニングして所定厚みに形成したの
で、湯溜まり部底面を形成する不定形耐火物の強度が大
きくなり、クラックや剥がれが低減できる。また、湯溜
まり部側壁に施工した耐火れんがを被覆するセメント層
の付着銅を簡単に除去することができ、さらに付着銅を
除去した後、セメント層の修復を簡単に行うことができ
る。本発明により、１回当たりの補修時間の短縮、耐火
物全面補修までの期間延長および耐火物コストの削減
等、その効果は多大である。
【図１】本発明に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋を示す側
面図である。
面図である。
【図２】本発明に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋を示す平
面図である。
面図である。
【図３】従来に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋を示す側面
図である。
図である。
【図４】従来に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋を示す平面
図である。
図である。
【図５】従来に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋の損傷状況
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図６】従来に係わる鋳銅材鋳込み用計量鍋の損傷状況
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図７】溶融粗銅を鋳型に鋳込む鋳銅機の全体を示す平
面図である。
面図である。
１ 移動樋 ２ 長樋 ３ 溜め鍋 ４ 鋳型 ５ 冷却設備 ６ 冷却槽 ７ 鋳造ホイール ８ 計量鍋 ９ 剥ぎ取り機 11 舟型形状鉄皮 11A 後端壁鉄皮 11B 湯溜まり部水平底鉄皮 11C 注湯部傾斜底鉄皮 11D 側壁鉄皮 12 注湯口 13 耐火れんが 14 不定形耐火物 15 支持軸 16 クラック 17 剥がれ 18 溶融粗銅 19 付着銅 20 セメント層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−66711（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−174197（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−174198（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B22D 41/02
Claims (1)
- 【請求項１】 後端壁鉄皮を有する深さが大なる湯溜ま
り部水平底鉄皮と、先端注湯口を有すると共に先端側に
向け深さが小さくなる注湯部傾斜底鉄皮とが連なり、両
側に湯溜まり部と注湯部とが連なる側壁鉄皮で囲って形
成される舟型形状鉄皮の内面に耐火物をライニングした
鋳銅材鋳込み用計量鍋において、前記湯溜まり部の側壁
鉄皮内面に耐火れんがをライニングして、その内側にセ
メントを被覆して所定厚みのセメント層を形成し、その
他の後端壁鉄皮、湯溜まり部水平底鉄皮、注湯部傾斜底
鉄皮および注湯部側壁鉄皮の内面に不定形耐火物を一体
的にライニングして所定厚みに形成することを特徴とす
る鋳銅材鋳込み用計量鍋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5865798A JP2887181B1 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 鋳銅材鋳込み用計量鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5865798A JP2887181B1 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 鋳銅材鋳込み用計量鍋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2887181B1 true JP2887181B1 (ja) | 1999-04-26 |
| JPH11254123A JPH11254123A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13090673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5865798A Expired - Fee Related JP2887181B1 (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 鋳銅材鋳込み用計量鍋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887181B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI120577B (fi) * | 2004-04-01 | 2009-12-15 | Outotec Oyj | Valukaukalo metallin kaatamiseksi valumuottiin |
| JP4471875B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2010-06-02 | 日鉱金属株式会社 | アノード鋳造用計量鍋 |
| JP4522375B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2010-08-11 | 日鉱金属株式会社 | アノード鋳造用計量鍋 |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP5865798A patent/JP2887181B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11254123A (ja) | 1999-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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