JP2886659B2 - モデムの通話・データ切り替え方法及びそのモデム - Google Patents

モデムの通話・データ切り替え方法及びそのモデム

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JP2886659B2
JP2886659B2 JP28278390A JP28278390A JP2886659B2 JP 2886659 B2 JP2886659 B2 JP 2886659B2 JP 28278390 A JP28278390 A JP 28278390A JP 28278390 A JP28278390 A JP 28278390A JP 2886659 B2 JP2886659 B2 JP 2886659B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、データ通信において切り替えスイッチを
切り替えることによりデータの通信状態から電話器での
通話あるいはその逆が行えるようにした新規なモデムに
関するものである。
〔従来の技術〕
従来におけるデータ通信は、端末機器にモデムを接続
し、モデム間同士が電話回線を経由することにより、端
末機器間をモデムを介してデータの送受を行うようにし
ていた。
そして前記モデムには附設の電話機を接続することが
できるが、端末機器のプログラムにはデータのやりとり
しかできないようになっているため、データ通信の最中
には電話を掛けることができず、通話をしたい場合は一
旦データ通信を修了させなければ前記電話機を使用する
ことができない。従ってデータの通信をしている途中に
おいては、他の電話機を用いて相手を呼び出し通話をす
るしかないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしデータ通信をしている最中に電話機にて話をし
たい、あるいは打ち合わせをしたい場合が生じることが
あるが、前記従来の方式であるとモデムの附設の電話機
をデータ通信の途中において使用することができず大変
不便さを生じているという課題を有している。
本発明は上記課題に着目してなされたものであって、
端末機器がデータ通信の最中であってもモデムのみの操
作と機能で一旦データ通信を停止させて附設の電話機に
て相手方と通話ができるようにするとともに、その逆も
何回も繰り返して行うことができるようにした通話・デ
ータ切り替え機能付モデムを提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解消するため本発明に係るモデムは、モデ
ム間におけるデータ送受信途中において切り替えスイッ
チを通話側にすることにより、制御部を介して、通話切
り替え要求情報を端末の送受するデータとは無関係に相
手側のモデムに通知するとともに、相手側モデムは該情
報を確認し、同時に両モデムはフロー制御で端末のデー
タ送信を停止させて、該制御部にたまっている送受信デ
ータを空にし、かつ端末機器とのインターフェイスを凍
結状態にした後、該切り替え要求側のモデムは電話網制
御ユニットの回線を電話機側に切り替えるとともに、相
手側のモデムは回線上の音声を内蔵する呼び出し手段で
確認し、切り替えスイッチを通話側に切り替えることに
よって電話網制御ユニットを回線を電話機側に切り替え
ることにより、双方のモデムは通話状態となる一方、通
話状態からデータ送受信状態への切り替えは双方の切り
替えスイッチをデータ側にすることにより、制御部を介
して、電話網制御ユニットの回線がデータ送受信側に切
り替えられた後、端末機器とのインターフェイスの凍結
とフロー制御を解除することにより双方のモデムはデー
タ送受信状態となるようにした。
前記内蔵された呼び出し手段としては、スピーカでも
って音声で呼び出しするようにしてもよく、またランプ
を点滅させることにより相手のアペレーターに知らせる
ようにしてもよい。
〔作用〕
第1図及び第2図においてデータ送受信中にモデム
(10)に附設の電話機(24)でもって話をしたいあるい
は打ち合わせをしたい場合は、電話機(24)をオフフッ
クした後、通話・データ切り替えスイッチ(28)を通話
側に切り替える。すると送信しているデータに電話切り
替え要求情報が制御部(14)によって付加され、相手側
のモデム(10a)に通知され、相手モデム(10a)もこれ
を確認する。これと同時に制御部(14)はフロー制御で
端末(DTE)のデータ送信を停止させるとともに、制御
部(14)のバッファにたまっている送受信データを空に
する。そして制御部(14)はインターフェイス(12)を
凍結して、エラー訂正プロトコルを停止させた後、電話
網制御ユニット(NCU)のスイッチ(22)が電話機(2
4)側に切り替えられ、モデム(10)は通話状態とな
る。
一方、相手側のモデム(10a)は前述したように電話
切り替え要求を確認した後、同様にしてバッファにたま
っている受信データを空にして、インターフェイスを凍
結し、エラー訂正プロトコルを停止させた後、回線(2
6)上の音声を内蔵しているスピーカ等の呼び出し手段
(20)で呼び出す。相手側のオペレーターはその呼び出
し手段からの呼び出しを確認した後、附設の電話機をオ
フフックして通話・データ切り替えスイッチを通話側に
切り替える。するとモデム(10a)の電話網制御ユニッ
ト(NCU)のスイッチが電話機側に回線を切り替え、モ
デム(10a)は通話状態となり、双方の電話機(24)で
通話することができることとなる。
次に通話状態からデータ送信に切り替える場合は、第
3図のフローチャートに示されるように、通話状態では
モデム(10)のインターフェイス(12)は凍結状態とな
っている。この状態において先ず、電話機でデータ送受
信に移行する旨の確認を双方で行なった後、通話・デー
タ切り替えスイッチ(28)をデータ側に切り替える。す
ると電話網制御ユニット(NCU)の回線(26)は電話機
側からモデム側のデータ送受信側に切り替えられ、両モ
デム(10,10a)が接続状態となり、両モデムの制御部
(14)間のエラー訂正プロトコルのリンクが確立し、イ
ンターフェイスの凍結と端末(DTE)へのフロー制御が
解除されて、両モデム(10,10a)はデータ送受信状態と
なる。
〔実施例〕
以下、本発明を添付図面に示す一実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は本発明に係るモデム(10)を示すブロック図
であり、同図において(12)はパソコン等の端末用のイ
ンターフェイスであって、端末と制御部(14)との間で
データ等のやりとりを行うための接続回路である。制御
部(14)はエラー訂正プロトコルの通信手順等からなる
プログラムやバッファを有し、前記インターフェイス
(12)、電話網制御ユニット(NCU)を制御し、CPU、プ
ログラムメモリー、バッファ等で構成されている。(1
6)はモデム本体であって、データ信号であるディジタ
ル信号とアナログ信号との変復調を行うようになってい
る。(18)はハイブリッド回路であって、データ送信の
最中において電話に切り替えたいとき、通信相手に知ら
せるための呼出し手段(20)が接続されており、該呼出
し手段(20)は図示の例では内蔵のスピーカーが示され
ているが、これに限らず相手側が気付く手段であれば何
でもよく、例えば制御部(14)によって制御されるラン
プ(30)を点滅させて相手側に知らせるようにしてもよ
い。電話網制御ユニット(NCU)は電話回線を通じて、
電話局の交換機と交換接続の制御を行うものであり、ト
ランス(21)とリレー(22)とを有しており、該リレー
(22)により電話機(24)と端末のデータを回線(26)
に切り替えられるようになっている。この電話網制御ユ
ニット(NCU)のリレー(22)は通話・データ切り替え
スイッチ(28)の切り替えによって、制御部(14)を介
して切り替えられるようなっている。
次に本発明のモデム(10)の動作についてエラー訂正
プロトコルがある場合につい第2図及び第3図に基づき
説明する。
先ず、最初の状態として電話網制御ユニット(NCU)
のリレー(22)がデータ送信側にオンしており、端末
(DTE)からあるいは端末(DTE)へのデータが回線(2
6)を通じて相手側のモデム(10a)を介して相手側の端
末と送受信している状態として考える。
このデータ送受信中にモデム(10)に附設の電話機
(24)でもって話をしたいあるいは打ち合わせをしたい
場合は、電話機(24)をオフフックした後、通話・デー
タ切り替えスイッチ(28)を通話側に切り替える。する
と送信しているデータに電話切り替え要求情報が制御部
(14)によって付加され、相手側のモデム(10a)に通
知され、相手モデム(10a)もこれを確認する。これと
同時に制御部(14)は制御線を介してフロー制御で端末
(DTE)のデータ送信を停止させるとともに、制御部(1
4)のバッファにたまっている送受信データを空にす
る。そして制御部(14)はインターフェイス(12)を凍
結して、プログラムメモリーにあるエラー訂正プロトコ
ルを停止させた後、電話網制御ユニット(NCU)のリレ
ー(22)が電話機(24)側に切り替えられモデム(10)
は通話状態となる。
一方、相手側のモデム(10a)は前述したように電話
切り替え要求を確認した後、同様にしてバッファにたま
っている受信データを空にして、インターフェイスを凍
結し、エラー訂正プロトコルを停止させた後、回線(2
6)上の音声を内蔵している呼び出し手段(20)である
スピーカで呼び出す。相手側のオペレーターはそのスピ
ーカからの呼び出しを確認した後、附設の電話機をオフ
フックして通話・データ切り替えスイッチを通話側に切
り替える。するとモデム(10a)の電話網制御ユニット
(NCU)のリレーが電話機側に回線を切り替え、モデム
(10a)は通話状態となり、双方の電話機(24)で通話
することができることとなる。
次に通話状態からデータ送信に切り替える場合は、第
3図のフローチャートに示されるように、通話状態では
モデム(10)のインターフェイス(12)は凍結状態とな
っている。この状態において先ず、電話機てデータ送受
信に移行する旨の確認を双方で行なった後、通話・デー
タ切り替えスイッチ(28)をデータ側に切り替える。す
ると電話網制御ユニット(NCU)の回線(26)は電話機
側からモデム側のデータ送受信側に切り替えられ、両モ
デム(10,10a)が接続状態となり、両モデムの制御部
(14)間のエラー訂正プロトコルのリンクが確立し、イ
ンターフェイスの凍結と端末(DTE)へのフロー制御が
解除されて、モデム(10)はデータ送受信状態となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、モデムの持つ機
能としてモデムに附設された電話機を用いて端末間のデ
ータ送受信の途中においても同一回線でもって通話・デ
ータの切り替えを行えるようにしたので、従来のように
データ送受信途中において通話をしたい場合、他の回線
を使用して通話する必要はなく、通話・データ切り替え
スイッチを操作することにより、何回でも繰り返して通
話からデータ送受信あるいはデータ送受信から通話への
切り替えが1つの回線で簡単に行うことができ便利であ
る。かつ以上の効果が端末機器上のプログラムの何らの
変更をも要せず、又該プログラムに対して何らの影響も
及ぼさず、従って既存のデータ通信システムに対しても
直ちに適用可能であるというコンパティビリティの利便
性を有するという本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るモデムの概略を示すブロック
図、 第2図は、データ送信から電話機での通話への切り替え
を示すフローチャート、 第3図は、通話状態からデータ送受信への切り替えを示
したフローチャートである。 (10):モデム、(12):インターフェイス、(14):
制御部、(16):モデム本体、(18):ハイブリッド、
(20):呼び出し手段、(22):リレー、(24):電話
機、(26):回線、(28):通話・データ切り替えスイ
ッチ、(DTE):端末、(NCU):電話網制御ユニット、
(30):ランプ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モデム間におけるデータ送受信途中におい
    て切り替えスイッチを通話側にすることにより、制御部
    を介して、通話切り替え要求情報を端末の送受するデー
    タとは無関係に相手側のモデムに通知するとともに、相
    手側モデムは該情報を確認し、同時に両モデムはフロー
    制御で端末のデータ送信を停止させて、該制御部にたま
    っている送受信データを空にし、かつ端末とのインター
    フェースを凍結状態にした後、電話網制御ユニットの回
    線を電話機側に切り替えるとともに、相手側のモデムは
    回線上の音声を内蔵する呼び出し手段で確認し、切り替
    えスイッチを通話側に切り替えることによって電話網制
    御ユニットの回線を電話機側に切り替えられることによ
    り、双方通話状態となる一方、通話状態からデータ送受
    信状態への切り替えは双方の切り替えスイッチをデータ
    側にすることにより、該制御部を介して、電話網制御ユ
    ニットの回線をデータ送受信側に切り替えられた後、イ
    ンターフェイスの凍結とフロー制御を解除することによ
    りデータ送受信状態となることを特徴とするモデムの通
    話・データ切り替え方法。
  2. 【請求項2】端末用のインターフェイスと、該インター
    フェイスに接続された制御部と、該制御部に接続しデー
    タ信号を変復調するモデム本体と、内蔵の呼び出し手段
    が接続されたハイブリッドと、該ハイブリッドに接続さ
    れ通話・データ切り替えスイッチにより制御部を介して
    回線が電話機側又はデータ送受信側に切り替えられるリ
    レーを含む電話網制御ユニットとからなり、前記制御部
    はデータ送受信を実効する機能と、通話・データ切り替
    えスイッチにより相手モデムに通話切り替え要求情報を
    通知及び該情報を確認する機能と、該情報によりフロー
    制御で端末のデータ送受信を停止させて、該制御部にた
    まっている送受信データを空にしインターフェイスを凍
    結する機能と、電話網制御ユニットを制御して回線を切
    り替えると同時に回線上の音声を呼び出し手段でモニタ
    ーする機能と、通話・データ切り替えスイッチにより回
    線をデータ送受信側に切り替えてモデム間のエラー訂正
    プロトコルをリンクする機能と、インターフェイスの凍
    結とフロー制御の解除を行う機能とを有することを特徴
    とする通話・データ切り替え可能なモデム。
  3. 【請求項3】前記内蔵の呼び出し手段がスピーカあるい
    はランプからなることを特徴とする請求項2の通話・デ
    ータ切り替え可能なモデム。
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