JP2885462B2 - ホースセット装置 - Google Patents

ホースセット装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は例えばホースセット装置に係り、特に耐圧
試験用のホースセット装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に自動車用オイルブレーキホースやその他の圧力
機器に用いられる可撓性耐圧ホースは、例えば第9図に
示すように耐圧補強された合成樹脂またはゴム等よりな
る可撓性ホース201の端部に他の構成部品への接続を行
うための端末金具203を差し込み、この金具203の外筒部
分を加締めて固着することにより完成されている。そし
て、金具203の固着後に可撓性ホース201の耐圧試験が行
なわれるが、この耐圧試験は通常、ホースメーカーによ
って付随的業務として社内で行なわれることもあって、
業務用の耐圧試験装置は商品としての開発も遅れてお
り、各メーカーとも非能率性、その他の不便を感じなが
らも経験的に案出された自社製の旧態の機械を使用して
いるのが現状である。
このような中で行なわれている従来の可撓性ホース20
1の耐圧試験に供されるホースセット装置としては、複
数の通水側セット装置及び複数の止水側セット装置が水
平方向の平面上に対向して備えられ、個々の可撓性ホー
ス201の両端部を通水側セット装置及び止水側セット装
置にそれぞれクランプするものがあった。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような従来のホースセット装置にあっ
ては、試験効率を高めるため一度に多数の可撓性ホース
201を直線状にセットできるよう多数のセット装置を設
けると載置面積が大きくなるばかりか、通水及び止水を
制御する他の水圧回路が必要であるため装置全体が大型
化して省スペース化に不利となる。
これに対し、通水セット装置を下部に水平方向に配設
する一方、止水セット装置を上部に水平方向に配設して
両セット装置を垂直方向の平面上に対向して設けること
により、多数のホースを直線状にセットする構成として
も装置全体の省スペース化を図ることができる。
しかしながら、両セット装置間に個々のホースを直線
状にセットする構成であるため、隣り合うホース間の間
隔が狭いとセット作業が困難である反面、ホース間の間
隔が広いと装置が大型化するという相反する課題があっ
た。
(発明の目的) この発明は、これらの課題を解決するためになされた
もので、装置全体の小型化が図れる構成でありながら容
易に且つ多数のホースを一度にセットすることができる
ホースセット装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、次のような
構成とした。
即ち、前面が開口されて立設したハウジングの下部に
複数配設され前方からアプローチしてホースの下端部を
固定し且つ所定圧力で通水するための独立してなる通水
側セット装置と、前記ハウジングの上部にあって通水側
セット装置と対向して複数配設され、前方からアプロー
チしてホースの上端部を固定し且つ通水側セット装置か
らの通水を封止するための独立してなる止水側セット装
置とを備え、前記通水側セット装置及び止水側セット装
置のうち少なくともいずれか一方は、ハウジングに対し
上下方向及び前後方向に移動可能なベース台上に搭載さ
れているとともに、このベース台に対して首振り運動可
能に取り付けられ、さらに前記ベース台は上下方向の角
度調整が可能であることを特徴とする。
前記通水側セット装置は、ベース台が前後方向に移動
し、上下方向の角度調整が可能なベース台上に搭載され
ており、前記止水側セット装置は、上下方向及び前後方
向に移動し、上下方向の角度調整が可能なベース台上に
搭載されており、前記通水側セット装置及び止水側セッ
ト装置のいずれも、ベース台に軸支された回転体の上部
に取り付けられ、各セット装置はリンクを介して一体的
に連結されており、連動して首振り運動する構成とする
ことが好ましい。
また、前記通水側セット装置及び止水側セット装置の
うち少なくともいずれか一方は、ベース台にベルトでつ
り下げることにより首振り運動させるようにしてもよ
い。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図はこの発明に係るホースセット装置の一実施例
を示す正面図である。ホースセット装置1は、前面が開
口されて立設したハウジング3の下部に配設された複数
の通水側セット装置5、5と、ハウジング3の上部にあ
ってそれぞれの通水側セット装置5と対向して配設され
た複数の止水側セット装置7、7とを備え、通水側セッ
ト装置5及び止水側セット装置7には従来例で示したよ
うに予め金具9が固着されたホース11がそれぞれ取付可
能となっている。
通水側セット装置5はハウジング3を正面から見てそ
の下部に水平方向に複数(この実施例では5個)配設さ
れており、各通水側セット装置5は第2図(a)、
(b)に示すように下ベース台13上に所定間隔をもって
取り付けられた下テーブル15と、下テーブル15上に取り
付けられホース11に固着された金具9を前方からアプロ
ーチして引っ掛け固定するための下クランプ19と、下ク
ランプ19の後方に立設された一対の支持板21、21と、こ
の支持板21に固定された油圧シリンダ23と、この油圧シ
リンダ23のロッド25に対し着脱自在に取り付けられホー
ス11の軸方向に移動可能であってホース11の端部に嵌合
する第3図に示すようなチップ27と、このチップ27を移
動するために油圧シリンダ23に連結され供給側及び排出
側の油圧パイプ29a、29bと、油圧シリンダ23の後端に連
結されたホース11内に低圧又は高圧の水圧を付加するた
めの水圧パイプ31とを備え、ロッド25は中空構造となっ
て水流通孔を構成している。
各通水側セット装置5は、第4図に示すように、下テ
ーブル15が下ベース台13に軸支された回転体33の上部に
固着されこの回転体33を支点として約90度水平方向に首
振り運動可能となっている。通水側セット装置5のうち
例えば最も左側に位置するものは、下ベース台13の前部
突出して設けられた扇状の支持板35と、支持板35に形成
され回転体33を中心とした曲率を有する長孔37と、長孔
37を貫通し且つ下テーブル15に軸支された回転軸39と、
回転軸39の下端に固着され前方に延びたハンドル41とを
備える一方、他の通水側セット装置5、5の前方遊端部
の下部がリンク43により連結されている。従って、ハン
ドル41を持って回転軸39を長孔37に沿って移動すること
により、リンク43を介してすべての通水側セット装置
5、5が連動して首振り運動することになる。このよう
な支持板35、回転軸39、ハンドル41及びリンク43は移動
機構を構成している。
ハウジング3の下部内壁の左側には第5図(a)及び
第5図(b)に示すように下ベース台13を移動するため
の駆動手段としてロッドレスエアシリンダ45が取り付け
られ、このロッドレスエアシリンダ45には下ベース台13
の左側の軸44が垂下されており、さらに前記軸44にはウ
ォームホイール46が軸支されており、前記ウォームホイ
ール46はハンドル48により駆動されるように構成されて
いる。従って、ハンドル48を回動することによって、下
ベース13の上下方向の角度調整が可能である。軸44の先
端にはガイドレール50と係合するリニアガイド52が固着
されている。また、下ベース台13の他端部にはハウジン
グ3の下部であってその内壁に固定され且つ前後方向
(第5図(a)中で左右方向)に対向して延びるガイド
レール49を挟み込むようにして回転自在なコロ51a、51b
が軸受54を介して設けられている。
従って、下ベース台13に搭載された通水側セット装置
5は、上下方向の位置が固定される一方、ハンドル41を
操作することにより首振り運動が自在で且つエアシリン
ダ45を駆動することにより前後方向に移動してその位置
決めを自由に行うことができる。
止水側セット装置7は、第1図に示すようにハウジン
グ3を正面から見てその上部であって通水側セット装置
5と対向した位置に水平方向に複数(この実施例では5
個)配設されており、各止水側セット装置7は第6図
(a)、(b)に示すようにハウジング3の移動枠53か
ら吊り下げられたブランケット55と、ブランケット5555
に対し前後移動可能な上ベース台57と、上ベース台57上
に所定間隔をもって取り付けられた上テーブル59と、上
テーブル59上に固定用金具61等により着脱自在に取り付
けられホース11に固着された金具9を前方からアプロー
チして引っ掛け固定するための上クランプ63と、上クラ
ンプ63の後方に立設された一対の支持板65、65と、この
支持板65に固定された油圧シリンダ67と、この油圧シリ
ンダ67のロッド69に対し着脱自在に取り付けられホース
11の軸方向に移動可能であってホース11の端部に嵌合す
るチップ71と、このチップ71を移動するため油圧シリン
ダ67に連結された供給側及び排出側の油圧パイプ73a、7
3bと、油圧シリンダ67の後端に連結されホース11内に低
圧又は高圧のエアを付加するためのエアパイプ75とを備
え、ロッド69は中空構造となってエア流通孔を構成して
いる。
油圧シリンダ67上の前端縁にはフランジ74が突設され
ており、フランジ74にはエアシリンダ76が取り付けら
れ、エアシリンダ76のロッド78には上クランプ63にセッ
トしたホース金具を押圧固定する押圧板80が固着されて
いる。
各止水側セット装置7は、上テーブル59が上ベース台
57に軸支された回転体77の上部に固着されこの回転体77
を支点として約90度水平方向に首振り運動可能となって
いる。止水側セット装置7のうち例えば最も左側に位置
するものは、上ベース台57の前部突出して設けられた扇
状の支持板79と、支持板79に形成され回転体77を中心と
した曲率を有する長孔81と、長孔81を貫通し且つ上テー
ブル59に軸支された回転体83と、回転体83の下端に固着
され前方に延びたハンドル85とを備える一方、他の止水
側セット装置7、7の前方遊端部の下部がリンク87によ
り連結されている。従って、ハンドル85を持って回転体
83を長孔81に沿って移動することにより、リンク87を介
してすべての止水側セット装置7、7が連動して首振り
運動することになる。
ブランンケット55の左内側には上ベース台57を上下方
向に回動するための駆動手段としてモータ82が取り付け
られ、モータ82に連結されたウォームが上ベース台57の
左側に設けられたボックス93内に配設されたウォームホ
イール94に噛合される一方、上ベース台57の右端部はブ
ランケット55に対し回動自在に軸支されている。
移動枠53にはハウジング3の天井部95に噛合されて上
下方向に延び且つ天井部95の上部に設置された駆動手段
としてモータ97に連結されたスクリューシャフト99の下
端が回動自在に取り付けられており、モータ97を駆動す
ることによりスクルーシャフト99を介して移動枠53及び
止水側セット装置7全体が上下移動する。また、移動枠
53の上部には天井部95を貫通して上下方向に延びる一対
のガイドバー101、101が固着されており、移動枠53の上
下移動を安定ならしめる。
ハウジング3の上部内壁には前後方向に対向して延び
るレール103、103が設けられ、天井部95の両端部にはレ
ール103上を回転移動自在なコロ105、105が軸支されて
いる。ハウジング3の左側上部にはハウジング3に対し
て天井部95を前後方向に移動する駆動手段として自走式
のモータ107が設置され、モータ107の駆動軸は左側に位
置するコロ105の回転軸と連結されている。
従って、上ベース台57に搭載された通水側セット装置
5は、モータ107を駆動することにより前後方向の位置
決めを行い、さらにモータ97を駆動することにより上下
方向の位置決めを行い、モータ82を駆動することにより
上下方向の角度調整を行うとともに、ハンドル85を操作
することによる首振り運動により水平方向の角度調整を
自由に行うことができる。
従って、前記移動枠53、上ベース台57、天井部95さら
にこれらの駆動手段としてのモータ82、モータ97及びモ
ータ107等は位置及び角度調整機構を構成している。
このようなホースセット装置1にセットされたホース
11の耐圧試験は、以下に詳述する試験装置により行なわ
れる。第7図は耐圧試験装置の水圧回路図であって、給
水ポンプ109は水槽111内の水をホースセット装置1の通
水側セット装置5に装着されたホース11の一端部(下端
部)に給水し、各通水側セット装置5までの水圧回路
(配管)には逆流防止式の自動給水弁113と、水圧切換
装置115と、圧力計117とがそれぞれ介設されている。
水圧切換装置115は水圧ポンプ109から各通水側セット
装置5に送られた圧力水をさらに高圧水にするために加
圧するものであって、水圧切換装置115は常時ピストン
を挿通している下部シリンダ119と、その上端に接合さ
れた各通水側セット装置5側の配管を内部に開口接続せ
しめている上部シリンダ121とを有し、上部シリンダ121
のピストン124と下部シリンダ119のピストン125とはジ
ョイント123によって連結されている。さらに、下部シ
リンダ119には駆動用の油圧ポンプ127が付設されてい
る。
一方、止水側セット装置7のエアパイプ75にはエアの
逆流を防止するためのチェック弁129を介してエアポン
プ131が設けられている。
まず、エアポンプ109により給水してホース内のエア
を抜いた後、上部の止水側セット装置7がホース11を封
止し、次いで油圧ポンプ127が作動して下部シリンダ119
のピストン125を前進させ、ピストン125の前進はジョイ
ント123を介してピストン124を押し上げるから給水され
た水を任意の圧力まで昇圧させることができる。
尚、ホースセット装置1の下方には試験中に排出され
た水を溜めるオイルパン133が配設され、オイルパン133
内の水は循環されて水槽111内に供給されるよう構成さ
れている。また、水槽111内の水は、適宜補給弁135を開
弁することにより補給される構成となっている。
次に作用を説明する。
上記構成においては5本のホースセットが可能であ
り、各ホース11の耐圧試験は以下のようにして行なわれ
る。ここで、5本のホース11の内1本のホース11の試験
についてのみ詳述するが、他のホース11も同様に行なわ
れる。まず、通水側セット装置5の下クランプ19にホー
ス11の下端部に予め固着された金具9をハウジング3の
前方からアプローチして引っ掛け且つ油圧シリンダ23を
駆動することによりチップ27を金具9の先端部に嵌合す
ることにより通水側セット装置5にホース11を固定す
る。ここで、ホース11の下端部に固着された金具9の形
状が複雑であっても、通水側セット装置5を前後方向に
移動し又は首振り移動することにより位置及び角度の調
整が可能であるから確実に固定することができる。尚、
このとき、ホース11の上端部は開放されている。
次いで、給水ポンプ109を稼動してチップ27によりホ
ース11内に低圧の水を供給してホース11の上端部より水
を排出することによりホース11内の空気を抜いた後、止
水側セット装置7の上クランプ63をホース11の上端部に
予め固着された金具9をハウジング3の前方からアプロ
ーチして引っ掛け且つシリンダ76を駆動して押圧板80に
より金具9を押圧固定した後、油圧シリンダ67を駆動す
ることによりチップ71を金具9の先端部に嵌合して、止
水側セット装置7にホース11を固定する。ここで、ホー
ス11の長さに応じてモータ97及びモータ107を駆動する
ことにより止水側セット装置7の上下方向の位置決めを
行うことができ、且つホース11の上端部に固着された金
具9の形状が複雑であってもホース11がねじれないよう
止水側セット装置7を前後方向に移動し又は首振り移動
により位置及び角度調整することができる。このホース
セットの結果、ホース11の上端部はチェック弁129によ
り封止されることになる。尚、ホース11の上端部より排
出された排水はオイルパン133に落下し、この水が循環
されることは前述のとおりである。
そして、給水ポンプ109に加えて油圧シリンダ127の駆
動により、チップ27よりホース11内に高圧の水が供給さ
れることによりホース11の耐圧試験が行なわられる。そ
の後、給水ポンプ109及び油圧シリンダ127の駆動を停止
して給水を解除し、通水側セット装置5及び止水側セッ
ト装置7をハウジング3の前部に移動させた後通水側セ
ット装置5からホース11の下端部を外す。次いで、エア
ポンプ131を駆動してチップ71を介してホース11の上端
部から低圧エアを供給することによりホース11内の水抜
きを行い、さらにエアポンプ131により高圧エアを供給
してホース11内の水を完全に抜いた後、止水側セット装
置7からホース11の上端部を外す。このとき、ホース11
の下端部より排出された排水はオイルパン133に落下す
る。金具9の種類に応じてチップ27を交換するには、通
水側セット装置5の油圧シリンダ23を戻し、チップ27を
取り外せばよい。
上記のように、この実施例によれば、通水側セット装
置5及び止水側セット装置7を立設したハウジング3の
下部及び上部にそれぞれ対向して配設したため、水平方
向の平面上に配設する場合より省スペース化が図れ、し
かも両セット装置5、7間に5個のホース11を直線状に
セットするものではなくハウジング3の前方からアプロ
ーチしてホースセットを行う構成であるため、隣合うホ
ース11間の間隔が狭くてもセット作業が比較的容易であ
るから装置の小型化を図ることができ、逆に従来と同様
の作業スペースが得られるなら多数のホースセットが可
能な装置を実現することができる。
第8図は他の実施例を示している。この実施例では、
各止水側セット装置7が上枠136に固着されたフック137
にベルト139を介して吊り下げられており、前述の実施
例と同様な効果を得ることができる構成でありながら、
支持板79、回転軸83、ハンドル85及びリンク87を省略す
ることができコストダウンを図ることができる。
また、通水側セット装置5及び止水側セット装置7の
上下クランプ19、63及びチップ27、71は交換可能となっ
ているため、ホース11の径や金具9の形状に応じてこれ
を交換することができ汎用性を高めることができる。
尚、この発明は上記実施例のものに限定されず、例え
ば通水側セット装置5及び止水側セット装置7の上下方
向及び前後方向に対する移動機構や首振り運動の移動機
構は他の構成であってもよく、また通水側セット装置5
及び止水側セット装置7のいずれも上下方向、前後方向
への移動及び首振り移動可能にすることなくいずれか一
つでも同様な効果を得ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、通水側セッ
ト装置及び止水側セット装置が垂直方向の平面上に対向
して設けられているため多数のホースがセットできるよ
う構成しても装置の小型化が図れ、全セット装置が前面
を向いているため隣合うホースの間隔を狭くしてセット
が容易であるという著しい効果を奏する。しかも、各セ
ット装置が三方向に移動可能となっているため、ホース
に固着された金具の形状が複雑であっても容易にセット
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るホースセット装置の一実施例を
示す正面図、第2図は(a)は通水側セット装置の拡大
された斜視図、第2図(b)は第2図(a)の一部拡大
断面図、第3図はチップの上部断面側面図、第4図は第
1図の通水側セット装置の拡大された底面図、第5図
(a)は通水側セット装置の拡大された断面側面図、第
5図(b)は第4図(a)の一部省略拡大正面図、第6
図(a)は止水側セット装置の一部を切り欠いた側面
図、第6図(b)は第6図(a)の一部省略した正面
図、第7図は耐圧試験装置の水圧回路図、第8図は他の
実施例の側面図、第9図は従来の耐圧ホースの一例を示
す一部省略正面図である。 1はホースセット装置、3はハウジング、5は通水側セ
ット装置、7は止水側セット装置、11はホース、13は下
ベース台(ベース台)、45はエアシリンダ(駆動手
段)、57は上ベース台(ベース台)、35、79は支持板
(移動機構)、83は回転体、41、85はハンドル(移動機
構)、43、87はリンク(移動機構)、97はモータ(駆動
手段)、107はモータ(駆動手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口されて立設したハウジングの下
    部に複数配設され前方からアプローチしてホースの下端
    部を固定し且つ所定圧力で通水するための独立してなる
    通水側セット装置と、前記ハウジングの上部にあって通
    水側セット装置と対向して複数配設され、前方からアプ
    ローチしてホースの上端部を固定し且つ通水側セット装
    置からの通水を封止するための独立してなる止水側セッ
    ト装置とを備え、前記通水側セット装置及び止水側セッ
    ト装置のうち少なくともいずれか一方は、ハウジングに
    対し上下方向及び前後方向に移動可能なベース台上に搭
    載されているとともに、このベース台に対して首振り運
    動可能に取り付けられ、さらに前記ベース台は上下方向
    の角度調整が可能であることを特徴とするホースセット
    装置。
  2. 【請求項2】前記通水側セット装置は、ベース台が前後
    方向に移動し、上下方向の角度調整が可能なベース台上
    に搭載されており、前記止水側セット装置は、上下方向
    及び前後方向に移動し、上下方向の角度調整が可能なベ
    ース台上に搭載されており、前記通水側セット装置及び
    止水側セット装置のいずれも、ベース台に軸支された回
    転体の上部に取り付けられ、各セット装置はリンクを介
    して一体的に連結されており、連動して首振り運動する
    ことを特徴とする請求項(1)記載のホースセット装
    置。
  3. 【請求項3】前記通水側セット装置及び止水側セット装
    置のうち少なくともいずれか一方は、ベース台にベルト
    でつり下げることにより首振り運動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項(2)に記載のホースセット装
    置。
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