JP2884951B2 - 回路分割形シミュレーションの行列定式化方式 - Google Patents

回路分割形シミュレーションの行列定式化方式

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JP2884951B2 JP4275788A JP27578892A JP2884951B2 JP 2884951 B2 JP2884951 B2 JP 2884951B2 JP 4275788 A JP4275788 A JP 4275788A JP 27578892 A JP27578892 A JP 27578892A JP 2884951 B2 JP2884951 B2 JP 2884951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に有限計算機リソー
ス下での分割シミュレーション又はマルチCPU(中央
演算処理装置)下での並列シミュレーション等を目的と
したLSI(大規模集積回路)の回路分割形シミュレー
ションの行列定式化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの電子回路シミュレーションは、
大規模且つCPU依存度が高い計算機処理のうちの一つ
であり、計算コストの低減と処理の速応性の改善とを目
的として、種々の改良方式が提案されている。例えば、
有限計算機リソース下での分割処理又はマルチCPU下
での並列処理方式としては、特開昭61-026293 号及び特
開昭63-135877 号に開示されているものがある。これら
の方式は、設計データのコンパイル、リンク及びシミュ
レーション実行等の計算機処理の全フェーズに亘り、分
割処理又は並列処理を適用し得るものであり、大規模回
路シミュレーションの有効な手段である。
【0003】これらの方式は、例えば図1に示すよう
に、回路ブロック1,2,3と、これらの回路ブロック
1,2,3間を接続する外部ノード4,5,6,7とか
らなる階層化回路に対し、各回路ブロック1,2,3を
独立に計算機で処理し、一方、回路ブロック間の結合処
理は、各回路ブロックを外部ノードから眺めたマクロモ
デルで表した上でブロック間接続回路網の行列式をたて
て、これを解くことによって解決される。
【0004】回路方程式の定式化には、どのようなシミ
ュレーション方式をとるにせよ、汎用性が高いことか
ら、節点電位並びに電圧源素子及びインダクタンス素子
等電流変数独立な素子の電流とを回路変数とする修正節
点法が用いられることが多い(IEEE Trans on Circuit
& Systems 第22巻 第 504〜509 頁 1975年)。
【0005】この修正節点法を回路方程式の定式化に適
用する場合、逆行列処理(LU分解)課程で、対角項に
よる零割計算を回避するために、通常、コンパイル又は
リンク段階で予め行列のリオーダリングが施されている
(IEEE trans on Circuit &Systems 第28巻 第 271〜2
79 頁 1981年)。
【0006】以下に、この修正節点法を具体的に説明す
る。
【0007】図2は、電圧源素子8、インダクタンス素
子10、コンダクタンス素子12,13及びノード1
4,15,16,17から構成される回路である。な
お、電圧源素子8の素子電流をiE 、インダクタンス素
子10の素子電流をiL 、ノード17は基準電位(接地
電位)とする。この回路に上述の修正節点法を適用する
と、下記数式1が得られる。
【0008】
【数1】 但し、h:時間積分幅 Δv1 :ノード14電位のニュートン反復差分 Δv2 :ノード15電位のニュートン反復差分 Δv3 :ノード16電位のニュートン反復差分 ΔiE :電圧源素子電流iE のニュートン反復差分 ΔiL :インダクタンス素子電流iL のニュートン反復
差分 J1 :ノード14の電流和残差 J2 :ノード15の電流和残差 J3 :ノード16の電流和残差 EE :電圧源素子8の電圧残差 EL :インダクタンス素子10の電圧残差
【0009】この数式1で示す行列式の各行は、変数ベ
クトルの要素順に対応させた定式化をとっている。即
ち、第1,第2,第3行は、夫々ノード14,15,1
6におけるキルヒホッフ電流則を表し、また第4,第5
行は夫々電圧源素子8及びインダクタンス素子10の枝
電圧定義を表している。
【0010】数式1から明らかなように、第1対角項は
零であり、このままLU分解を行なうと、零割計算が発
生する。従って、数式1のままでは、逆行列計算が不可
能である。その定性的な理由は、数式1においては、第
1行、即ちノード14のキルヒホッフ電流則に、第1
列、即ちノード14の電位が関与せず、電圧源素子電流
iE とインダクタンス素子電流iL とにより、上述のキ
ルヒホッフ電流則が成立してしまっていることである。
より広義には、電流定義素子からなるカットセットが存
在する回路を修正節点法により定式化すると、LU分解
課程での部分行列が特異になる可能性があるということ
である。ちなみに、図2の回路では、電圧源素子8とイ
ンダクタンス素子10とがカットセット18を構成して
いる。
【0011】行列のリオーダリングは、このような部分
行列の特異点を回避するために施される。即ち、先ず、
変数ベクトルを電流変数独立な素子電流、この素子の正
ノード電位、その他のノード電位にグループ分けし、こ
のグループ順で変数ベクトルを定義する。ここで、電流
変数独立な素子の正ノードとは、その素子の両側のノー
ドのうちの一つを選ぶとし、他の電流変数独立な素子と
の間で選択を共有しないノードのことをいう。正ノード
は、電流変数独立な素子のみでループを構成しない限
り、必ず選択できる。電流変数独立な素子のみでループ
を構成する回路を設計するのは非現実的であるから、そ
のような回路は除外してもよい。
【0012】変数ベクトルを上述の順に定義した上で、
行は電流変数独立な素子の正ノードについてのキルヒホ
ッフ電流則、電流変数独立な素子の枝電圧定義、前記正
ノード以外のノードについてのキルヒホッフ電流則、以
上の順で設定する。このようにリオーダリングすれば、
前述の数式1は下記数式2に定式化される。
【0013】
【数2】
【0014】この数式2の定性的な意味は、前記リオー
ダリングに基づく定式化によれば、対角項は決して零値
になり得ないこと、また、前述のように、グループ化さ
れ、定式化された部分行列と部分変数ベクトルとの間に
正則関係が成り立ち、以上から必ずLU分解可能、即ち
逆行列計算可能となることである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術を踏ま
え、有限計算機リソース下での分割シミュレーション又
はマルチCPU下での並列シミュレーションを目的とし
た回路分割形シミュレーションの行列定式化の問題点を
説明する。
【0016】図3は図2の回路に対しノード15を外部
ノードとした回路の階層化構成例であり、上位回路はブ
ロック19とブロック20とにより構成されている。
【0017】前述の特開昭61-026293 号に開示された方
法によれば、回路分割形シミュレーションの行列定式化
は以下に示すようになる。
【0018】先ず、各ブロックに対して個別的に回路を
定式化する。その際、変数ベクトルは、ブロックの内部
ノード電位、電流変数及び外部ノード電位のグループに
分け、この順で変数ベクトルを構成する。
【0019】これにより、図3のブロック19及びブロ
ック20の部分回路は夫々下記数式3及び数式4により
定式化される。
【0020】
【数3】 但し、Δv1 :内部ノード16電位のニュートン反復差
分 Δv2 :外部ノード15電位のニュートン反復差分 J1 :内部ノード16の電流和残差 J2 :外部ノード15の電流和残差
【0021】
【数4】 但し、ΔiE :電圧源素子電流iE のニュートン反復差
分 ΔiL :インダクタンス素子電流iL のニュートン反復
差分 Δv1 :内部ノード14電位のニュートン反復差分 Δv2 :外部ノード15電位のニュートン反復差分
【0022】数式3及び数式4の行列、ベクトル中の点
線は、内部変数に関する行列式と外部変数に関する行列
式との境界を表す。
【0023】この回路分割形シミュレーションの行列定
式化では、外部変数に関する行列式は上位回路に対して
外部ノードから眺めたマクロモデルを生成する必要上、
これを縁に定式化する必要がある。更に、内部変数に関
する行列式は、当該ブロックの完結した回路方程式を表
すので、この行列式独自で逆行列可能であること、即ち
正則であることが必要である。
【0024】数式3の内部変数に関する行列式は、下記
数式5であり、正則条件を満たしている。
【0025】
【数5】(G1 +G2 )Δv1 =J1
【0026】一方、数式4の内部変数に関する行列式は
下記数式6となる。
【0027】
【数6】
【0028】この数式6は正則条件を満たしていない。
なぜなら、回路の定常動作においては、時間積分幅hは
無限大となり、数式6中のL/hは零値をとるからであ
る。つまり、この定式化では、図3のブロック20の部
分回路はシミュレーション不可能である。その原因は、
図3のブロック20においては、電流変数独立が素子で
ある電圧源素子8とインダクタンス素子10とが外部ノ
ード15,17間で電流パスを構成しているからであ
る。この場合、前述した修正節点法でのリオーダリング
方式によれば、電圧源素子8及びインダクタンス素子1
0に対して、夫々正ノード14及び正ノード15を選択
すべきであるが、ノード15はブロック20の外部ノー
ドであるため、このノードに関するキルヒホッフ電流則
を内部変数に関する行列式に取り込むことができない。
つまり、ノード15は正ノードとして選択することが不
可能となる。
【0029】この課題を解決する手段として、回路の階
層化の段階で、予め外部ノード間で電流変数独立な素子
のみからなる電流パスを避けるようにブロック化(又
は、外部ノードの選択)を行なう方法がある。しかし、
有限計算機リソース下での分割シミュレーション又はマ
ルチCPU下での並列シミュレーションでは、計算処理
の高速化のために、ブロックの回路規模の均等化及び外
部ノード数の最小化を目標とした階層化処理が優先され
る。一方、論理LSIの高速化に伴い、電源配線、グラ
ンド配線の電位変動及び論理信号のリンキング等のイン
ダクタンスが関与する設計要素が増大しており、これに
伴って、シミュレーション設計データ中のインダクタン
スネットの割合が増大してきている。また、アナログ設
計においては、オペアンプモデルは基本素子であるが、
オペアンプの出力端子と基準端子との間の電気特性は電
流変数独立な素子であり、従ってアナログ回路のシミュ
レーション設計データは多数の電流変数独立な素子から
構成されているといってもよい。
【0030】即ち、従来の回路分割形シミュレーション
の行列定式化においては、外部ノード間で電流変数独立
な素子のみからなる電流パスが存在するブロックはシミ
ュレーション不可能であることと、回路の階層化の段階
でこの問題点を回避する手段は、回路分割形シミュレー
ションの目的及びシミュレーション設計データの特質上
汎用性に欠けることになるという問題点がある。
【0031】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、従来の回路分割形シミュレーション方式で
は適用不可能な回路にも適用できる回路分割形シミュレ
ーションの行列定式化方式を提供することを目的とす
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路分割形
シミュレーションの行列定式化方式は、回路をブロック
分割して回路シミュレーションを行なう回路分割形シミ
ュレーションの行列定式化方式において、前記ブロック
間の接続をつかさどるノードを外部ノードとし、前記ブ
ロック内部の回路接続をつかさどるノードのうち前記外
部ノード以外のノードを内部ノードとして、前記ブロッ
クの内部で電流変数独立な素子のみにより外部ノード間
に電流パスが存在する場合に、外部ノードに接続する電
流変数独立な素子の一つを選択し、この素子の電流変数
を上位回路の変数に取り込むことを特徴とする。
【0033】
【作用】本発明においては、ブロック内部で外部ノード
間に電流変数独立な素子のみにより電流パスが存在する
場合に、外部ノードに接続する電流変数独立な素子の一
つを選択し、この素子の電流変数を前記ブロックの内部
変数から除外して上位回路(即ち、ブロック間接続回
路)に取り込むので、前記ブロックの内部変数に関する
回路方程式が正則となり、解析可能となる。
【0034】特に、アナログ回路においてはオペアンプ
を使用することが多いが、従来のシミュレーション方式
ではこのようなアナログ回路に適用することが困難であ
った。しかし、本発明に係る回路分割形シミュレーショ
ンの行列定式化方式は、このようなアナログ回路のシミ
ュレーションにも適用することが可能である。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施例について図3を参照し
て具体的に説明する。
【0036】先ず、図3の各ブロック19,20に対応
するデータをコンパイルするが、その際、ブロックの外
部ノード間に電流変数独立な素子のみからなる電流パス
の存在を検出する。この電流パスが検出された場合に、
外部ノードに接続する電流変数独立な素子の一つを選択
する。以上の処理は、前述の修正節点法におけるリオー
ダリング処理の正ノード選択機構がそのまま適用可能で
ある。即ち、電流変数独立な素子に対し、ブロックの内
部ノードから正ノードを選択していき、正ノードとして
外部ノードしか残されなくなった時点で、外部ノード間
に電流変数独立な素子のみからなる電流パスが検出され
たことになり、同時に外部ノード及びこの外部ノードに
接続する電流変数独立なユニークな素子が選択される。
【0037】ここで、電流変数独立な素子のみからなる
ループが存在する場合には、前記処理はユニークな解に
到達しないが、前述したように、このようなループ回路
は設計データから除外できる。
【0038】次に、前述の処理により選択された電流変
数独立な素子の電流変数を上位回路、即ちブロック間接
続回路の変数に取り込む。その結果、選択された素子自
体はブロックを構成する内部素子でありながら、この電
流変数は外部ノード電位変数と共にブロックの内部変数
から除外され、上位回路で解決されるべき外部変数とな
る。
【0039】これを図3の回路に適用すると、先ず、ブ
ロック19の回路の定式化は本発明方式においては影響
を受けず、従って前述の数式3となる。次に、ブロック
20の回路では、電圧源素子8の正ノードには内部ノー
ド14が選択され、インダクタンス素子10の電流変数
iL は、外部ノード15と共にブロック20の内部変数
から除外される。その結果、ブロック20の回路の定式
化は下記数式7で示すようになる。
【0040】
【数7】
【0041】即ち、内部変数に関する行列式は正則とな
り、このブロックの回路方程式は求解可能である。上位
回路の定式化は、数式3及び数式7により、外部ノード
から眺めたマクロモデルである下記数式8及び数式9を
生成し、上位回路の変数ベクトルに関して数式8と数式
9とをマージさせ、下記数式10で表すことができる。
【0042】
【数8】
【0043】
【数9】
【0044】
【数10】
【0045】ここで、数式7,数式9、数式10におい
てJ2*は、数式3及び数式8のJ2との識別のために*
を付けてある。
【0046】本発明について、別の例である図4を用い
て説明する。
【0047】図4はアナログ回路の基本素子であるオペ
アンプから構成されているブロックである。利得A1 の
オペアンプ21の出力は、内部ノード23を介して利得
A2のオペアンプ22の入力に接続されている。ブロッ
ク27の外部ノードは、オペアンプ21の入力端子2
4、オペアンプ22の出力端子25及び基準ノード26
である。
【0048】従来の回路分割側シミュレーションの行列
定式化によれば、ブロック27は下記数式11で示すよ
うになる。
【0049】
【数11】 但し、Δi1 :オペアンプ21出力電流のニュートン反
復差分 Δi2 :オペアンプ22出力電流のニュートン反復差分 Δv1 :内部ノード23電位のニュートン反復差分 Δv2 :外部ノード25電位のニュートン反復差分 Δv3 :外部ノード24電位のニュートン反復差分 J1 :内部ノード23の電流和残差 E1 :オペアンプ21出力の電圧残差 E2 :オペアンプ22出力の電圧残差 J2 :外部ノード25の電流和残差 J3 :外部ノード24の電流和残差
【0050】この数式11より、内部変数に関する行列
式は正則条件を満たさない。従って、この定式化ではブ
ロック27は解析不可能である。しかしながら、本発明
に係る回路分割形シミュレーションの行列定式化方式に
おいては、オペアンプ21の出力電流の正ノードには内
部ノード23が選択され、オペアンプ22の出力電流変
数は外部ノード25と共にブロック27の内部変数から
除外され、上位回路の変数となる。その結果、ブロック
27の回路の定式化は下記数式12となる。
【0051】
【数12】
【0052】即ち、内部変数に関する行列式は正則とな
り、このブロックの回路方程式は求解可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路のブロック分割に基づく回路シミュレーション方式に
おいて、ブロックの内部で、外部ノード間に電流変数独
立な素子のみにより電流パスが存在する場合に、外部ノ
ードに接続する電流変数独立な素子の一つを選択し、こ
の素子の電流変数を前記ブロックの内部変数から除外
し、上位回路の取り込むので、前記ブロックの内部変数
に関する回路方程式が正則となり、解析可能となる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路分割シミュレーション方式におけるデータ
の構成を示す図である。
【図2】回路分割シミュレーション方式を説明するため
の回路図である。
【図3】回路分割形シミュレーションの行列定式化を説
明するための回路図である。
【図4】アナログ回路における回路分割形シミュレーシ
ョンの行列定式化を説明するための回路図である。
【符号の説明】
1〜3;ブロック 4〜7;外部ノード 8;電圧源素子 10;インダクタンス素子 12,13;コンダクタンス 14〜17;ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路をブロック分割して回路シミュレー
    ションを行なう回路分割形シミュレーションの行列定式
    化方式において、前記ブロック間の接続をつかさどるノ
    ードを外部ノードとし、前記ブロック内部の回路接続を
    つかさどるノードのうち前記外部ノード以外のノードを
    内部ノードとして、前記ブロックの内部で電流変数独立
    な素子のみにより外部ノード間に電流パスが存在する場
    合に、外部ノードに接続する電流変数独立な素子の一つ
    を選択し、この素子の電流変数を上位回路の変数に取り
    込むことを特徴とする回路分割形シミュレーションの行
    列定式化方式。
  2. 【請求項2】 前記電流変数独立な素子はオペアンプで
    あることを特徴とする請求項1に記載の回路分割形シミ
    ュレーションの行列定式化方式。
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