JP2884933B2 - 高周波加熱調理器 - Google Patents
高周波加熱調理器Info
- Publication number
- JP2884933B2 JP2884933B2 JP20480692A JP20480692A JP2884933B2 JP 2884933 B2 JP2884933 B2 JP 2884933B2 JP 20480692 A JP20480692 A JP 20480692A JP 20480692 A JP20480692 A JP 20480692A JP 2884933 B2 JP2884933 B2 JP 2884933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- detector
- heating chamber
- steam detector
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物の加熱状態を
自動的に検知する高周波加熱調理器に関するものであ
る。
自動的に検知する高周波加熱調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より被加熱物の加熱状態を自動的に
検知し自動加熱を行なう高周波加熱調理器においては、
その検知方法として焦電効果を利用した蒸気検知方法が
用いられている。この方法では検知感度を高めるために
蒸気検出器の温度が高温にならないよう、高周波発生装
置を冷却する冷却装置からの空気を一部取り入れる口
(以下、吸入口と言う。)を設け蒸気検出器に空気を導
き過度な温度上昇を抑えている。高周波発生装置を安全
に動作させるための冷却装置の構成によって蒸気検出器
を構成する場所等の問題や、蒸気検出器の吸入口に入る
空気の圧力が変わり蒸気検出器の最適な冷却を維持させ
ることは容易ではなく課題も多かった。
検知し自動加熱を行なう高周波加熱調理器においては、
その検知方法として焦電効果を利用した蒸気検知方法が
用いられている。この方法では検知感度を高めるために
蒸気検出器の温度が高温にならないよう、高周波発生装
置を冷却する冷却装置からの空気を一部取り入れる口
(以下、吸入口と言う。)を設け蒸気検出器に空気を導
き過度な温度上昇を抑えている。高周波発生装置を安全
に動作させるための冷却装置の構成によって蒸気検出器
を構成する場所等の問題や、蒸気検出器の吸入口に入る
空気の圧力が変わり蒸気検出器の最適な冷却を維持させ
ることは容易ではなく課題も多かった。
【0003】以下図5とともに従来例について説明す
る。図に示すように加熱室1内部の皿受け台13上に置
かれた被加熱物2(食品)は、駆動回路12によりマグ
ネトロン11(高周波発生装置)で発生するマイクロ波
により誘導加熱され、被加熱物2の温度上昇と共に被加
熱物2内に含まれる水分が蒸発して蒸気取り入れ口3か
ら蒸気ガイド4を通じて蒸気検出器5に蒸気をあてる。
蒸気検出器5は蒸気が持つ熱エネルギーを焦電効果によ
り電気信号に変換してその電気信号のレベルにより蒸気
検知の判断を行っていた。このような焦電効果を用いた
蒸気検出器5は温度変化を電圧に変換しており、蒸気検
出器5自体の温度が上昇すると被加熱物2からの蒸気と
の温度変化が得られなくなり電圧レベルが低下する。図
4の加熱室1の上面に上ヒータ14と加熱室1の下面に
下ヒータ15は、被加熱物2の電熱調理を行うためであ
り、加熱室1内で電熱調理を行うと、加熱室内部からの
熱気により蒸気検出器5自体の温度が上昇しており、マ
イクロ波の誘導加熱による被加熱物2からの蒸気の熱エ
ネルギーに対する感度が低下し正常な仕上がり検知に支
障が生じた。この蒸気検出器5の温度上昇の対応とし
て、マグネトロン11等の電気部品の冷却を行う冷却装
置10(ファンモータ)に近接して蒸気検出器5を配置
し、蒸気検出器5の蒸気があたる面の反対側の面(裏
面)にファンモータからの風を当て冷却させると共に、
蒸気検出器5の蒸気をあてる面(表面)にもファンモー
タからの空気を空気取り入れ口7(吸入口)から取り入
れ蒸気検出器5の温度を下げることにより信号低下を防
ぐ手段が講じられている。
る。図に示すように加熱室1内部の皿受け台13上に置
かれた被加熱物2(食品)は、駆動回路12によりマグ
ネトロン11(高周波発生装置)で発生するマイクロ波
により誘導加熱され、被加熱物2の温度上昇と共に被加
熱物2内に含まれる水分が蒸発して蒸気取り入れ口3か
ら蒸気ガイド4を通じて蒸気検出器5に蒸気をあてる。
蒸気検出器5は蒸気が持つ熱エネルギーを焦電効果によ
り電気信号に変換してその電気信号のレベルにより蒸気
検知の判断を行っていた。このような焦電効果を用いた
蒸気検出器5は温度変化を電圧に変換しており、蒸気検
出器5自体の温度が上昇すると被加熱物2からの蒸気と
の温度変化が得られなくなり電圧レベルが低下する。図
4の加熱室1の上面に上ヒータ14と加熱室1の下面に
下ヒータ15は、被加熱物2の電熱調理を行うためであ
り、加熱室1内で電熱調理を行うと、加熱室内部からの
熱気により蒸気検出器5自体の温度が上昇しており、マ
イクロ波の誘導加熱による被加熱物2からの蒸気の熱エ
ネルギーに対する感度が低下し正常な仕上がり検知に支
障が生じた。この蒸気検出器5の温度上昇の対応とし
て、マグネトロン11等の電気部品の冷却を行う冷却装
置10(ファンモータ)に近接して蒸気検出器5を配置
し、蒸気検出器5の蒸気があたる面の反対側の面(裏
面)にファンモータからの風を当て冷却させると共に、
蒸気検出器5の蒸気をあてる面(表面)にもファンモー
タからの空気を空気取り入れ口7(吸入口)から取り入
れ蒸気検出器5の温度を下げることにより信号低下を防
ぐ手段が講じられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、冷却装置10、駆動回路12、マグネトロン
11等の配置の仕方により蒸気検出器5の吸入口7に入
る空気の圧力が大きく左右され、最適な空気取り入れ量
を確保することは容易ではなかった。
構成では、冷却装置10、駆動回路12、マグネトロン
11等の配置の仕方により蒸気検出器5の吸入口7に入
る空気の圧力が大きく左右され、最適な空気取り入れ量
を確保することは容易ではなかった。
【0005】そこで、本発明は蒸気検出器の吸入口の空
気の圧力が各部の部品構成によって変化しても容易に調
整できる構成を提供することを目的としている。
気の圧力が各部の部品構成によって変化しても容易に調
整できる構成を提供することを目的としている。
【0006】本発明の第1の目的は省スペースでも配置
可能な蒸気検出器を構成し、また電熱調理等で加熱室内
部に発生する蒸気や煙を蒸気検出器の吸入口から出て電
気部品等に結露等が発生しない構成を提供することにあ
る。
可能な蒸気検出器を構成し、また電熱調理等で加熱室内
部に発生する蒸気や煙を蒸気検出器の吸入口から出て電
気部品等に結露等が発生しない構成を提供することにあ
る。
【0007】また第2の目的は蒸気検出器を空冷する空
気の温度が高い場合でも、検知感度を確保するための構
成を提供することにある。
気の温度が高い場合でも、検知感度を確保するための構
成を提供することにある。
【0008】また第3の目的は被加熱物からの蒸気が蒸
気検出器まで到達するまでの時間を短くする構成を提供
することにある。
気検出器まで到達するまでの時間を短くする構成を提供
することにある。
【0009】また第4の目的は混合器から発生する水滴
を一定量蓄えすぐに床面に落下しない構成を提供するこ
とにある。
を一定量蓄えすぐに床面に落下しない構成を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、本発明の高周波加熱調理器は下記構成とし
た。
するために、本発明の高周波加熱調理器は下記構成とし
た。
【0011】すなわち、本体内に食品を収納して加熱調
理する加熱室と、前記加熱室に結合された高周波発生装
置と、前記高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記
加熱室の食品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器
と、前記蒸気を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器ま
で導く蒸気ガイドと、前記蒸気検出器を固定する取り付
け台に前記蒸気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入
口と排気するための排気口とを有する混合器とを備え、
前記蒸気検出器からの通路の長さを排気口の通路の長さ
に比べ吸入口側の通路を長くする構成とした。
理する加熱室と、前記加熱室に結合された高周波発生装
置と、前記高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記
加熱室の食品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器
と、前記蒸気を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器ま
で導く蒸気ガイドと、前記蒸気検出器を固定する取り付
け台に前記蒸気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入
口と排気するための排気口とを有する混合器とを備え、
前記蒸気検出器からの通路の長さを排気口の通路の長さ
に比べ吸入口側の通路を長くする構成とした。
【0012】また、第1の目的を達成するために前記蒸
気検出器の取り付け方向を上下方向に傾斜を有する方向
とし、前記吸入口と排気口の開口の上部が、排気口の方
が高くなる構成とした。
気検出器の取り付け方向を上下方向に傾斜を有する方向
とし、前記吸入口と排気口の開口の上部が、排気口の方
が高くなる構成とした。
【0013】また、第2の目的を達成するために前記吸
入口と前記蒸気検出器の空気の通路に起伏を設ける構成
とした。
入口と前記蒸気検出器の空気の通路に起伏を設ける構成
とした。
【0014】また、第3の目的を達成するために、前記
蒸気検出器の排気口に隣接して、前記冷却装置からの空
気を放出させる構成にした。
蒸気検出器の排気口に隣接して、前記冷却装置からの空
気を放出させる構成にした。
【0015】さらに、第4の目的を達成するために、前
記混合器から生ずる水滴を前記取り付け台に一定量蓄え
る水受けを有する構成にした。
記混合器から生ずる水滴を前記取り付け台に一定量蓄え
る水受けを有する構成にした。
【0016】
【作用】本発明は、前記構成によって、下記の作用を有
する。
する。
【0017】蒸気検出器5からの距離を排気口8側を従
来よりも短く構成し、反対に蒸気検出器5からの距離を
吸入口7側を従来よりも長くする構成としたので吸入口
7から入る空気の流れが蒸気検出器5に集中することが
無くなり吸入口7の開口面積の大きさにより吸入口7か
ら取り込む風圧を容易に調整できるものである。
来よりも短く構成し、反対に蒸気検出器5からの距離を
吸入口7側を従来よりも長くする構成としたので吸入口
7から入る空気の流れが蒸気検出器5に集中することが
無くなり吸入口7の開口面積の大きさにより吸入口7か
ら取り込む風圧を容易に調整できるものである。
【0018】また第1の構成では、蒸気検出器5の配置
を従来の横置きではなく縦置きの配置にしたので、小さ
い空間でも配置可能となった。また、吸入口7よりも排
気口8が高くなる構成としているため生ずる蒸気や煙が
吸入口7から逆流しないようになった。
を従来の横置きではなく縦置きの配置にしたので、小さ
い空間でも配置可能となった。また、吸入口7よりも排
気口8が高くなる構成としているため生ずる蒸気や煙が
吸入口7から逆流しないようになった。
【0019】また第2の構成では、蒸気検出器5と吸入
口7の通路に起伏を設ける構成としたので、蒸気検出器
5を空冷する空気の流れに乱れを生じ、蒸気が蒸気検出
器5にあたる際、乱流によりあたり方が乱されるため蒸
気検出器5の温度変化が大きくなり信号レベルが増大す
る。
口7の通路に起伏を設ける構成としたので、蒸気検出器
5を空冷する空気の流れに乱れを生じ、蒸気が蒸気検出
器5にあたる際、乱流によりあたり方が乱されるため蒸
気検出器5の温度変化が大きくなり信号レベルが増大す
る。
【0020】また第3の構成では、蒸気検出器5の裏面
を空冷する風を排気口8の方向に速く放出させるように
したので排気口8に負圧を生じ、蒸気検出器5に当った
蒸気等を排気口8に引き込み蒸気の流れを速くしてい
る。
を空冷する風を排気口8の方向に速く放出させるように
したので排気口8に負圧を生じ、蒸気検出器5に当った
蒸気等を排気口8に引き込み蒸気の流れを速くしてい
る。
【0021】また第4の構成では、蒸気検出器5の取り
付け台9に水滴を貯める構造物を設ける構成としたので
水滴が床面に落下しないようになった。
付け台9に水滴を貯める構造物を設ける構成としたので
水滴が床面に落下しないようになった。
【0022】
【実施例】以下本発明の一実施例における高周波加熱調
理器について図面とともに説明する。
理器について図面とともに説明する。
【0023】図1は本発明の構成である高周波加熱調理
器の要部を上部から見た断面図を示している。図1に示
すように加熱室1内部の皿受け台13上に置かれた被加
熱物2(食品)は、マグネトロン11及び駆動回路12
により電波加熱され、被加熱物2の温度上昇と共に被加
熱物2内に含まれる水分が蒸発する。この水蒸気は蒸気
取り入れ口3から蒸気ガイド4を通じて蒸気検出器5に
導かれる。蒸気検出器5はこの蒸気により温度が変化す
る。この変化は電気信号に変換される。蒸気検出器5自
体の温度上昇が高くなると温度差が小さくなるため、電
気信号の変化が少なくなる。これを防ぐため冷却装置1
0のファンモータから蒸気検出器5の裏面に冷却風を当
てると共に蒸気検出器5の蒸気があたる表面にも冷却風
を吸入口7から取り込み、過度の温度上昇を防いでい
る。図2は本発明の蒸気検出器5及び取り付け台9を上
部から見た時の断面図を示す。図3はその側面の断面図
を示す。蒸気検出器5の中心から吸入口7までの長さを
Li、排気口8までの長さをLoとしLo<Liの関係
とすることで図3に示すように吸入口7から入る冷却風
は吸入口7と蒸気検出器5との距離が長いため、吸入口
7の位置が下方であっても蒸気検出器5に冷却風が到達
する時点では冷却風は広がり、一部に集中することがな
くなる。その為、冷却装置10、駆動回路12、マグネ
トロン10等の配置及び冷却構成等が変化しても蒸気検
出器5の吸入口7の開口面積(長さA)を調整すること
で蒸気検出器5の温度を調節できるので容易に最適感度
に設定できる。また、排気口の長さLoを短くすること
により蒸気ガイド4から排気口8までの排気抵抗を小さ
くでき、蒸気の流れを速くすることができる。また構成
の全長(Lo+Li)も従来の全長に比べ同等程度の長
さで構成することができる。したがって、高周波加熱調
理器の大きさを変えることなく蒸気検出器の感度をよく
することができる。
器の要部を上部から見た断面図を示している。図1に示
すように加熱室1内部の皿受け台13上に置かれた被加
熱物2(食品)は、マグネトロン11及び駆動回路12
により電波加熱され、被加熱物2の温度上昇と共に被加
熱物2内に含まれる水分が蒸発する。この水蒸気は蒸気
取り入れ口3から蒸気ガイド4を通じて蒸気検出器5に
導かれる。蒸気検出器5はこの蒸気により温度が変化す
る。この変化は電気信号に変換される。蒸気検出器5自
体の温度上昇が高くなると温度差が小さくなるため、電
気信号の変化が少なくなる。これを防ぐため冷却装置1
0のファンモータから蒸気検出器5の裏面に冷却風を当
てると共に蒸気検出器5の蒸気があたる表面にも冷却風
を吸入口7から取り込み、過度の温度上昇を防いでい
る。図2は本発明の蒸気検出器5及び取り付け台9を上
部から見た時の断面図を示す。図3はその側面の断面図
を示す。蒸気検出器5の中心から吸入口7までの長さを
Li、排気口8までの長さをLoとしLo<Liの関係
とすることで図3に示すように吸入口7から入る冷却風
は吸入口7と蒸気検出器5との距離が長いため、吸入口
7の位置が下方であっても蒸気検出器5に冷却風が到達
する時点では冷却風は広がり、一部に集中することがな
くなる。その為、冷却装置10、駆動回路12、マグネ
トロン10等の配置及び冷却構成等が変化しても蒸気検
出器5の吸入口7の開口面積(長さA)を調整すること
で蒸気検出器5の温度を調節できるので容易に最適感度
に設定できる。また、排気口の長さLoを短くすること
により蒸気ガイド4から排気口8までの排気抵抗を小さ
くでき、蒸気の流れを速くすることができる。また構成
の全長(Lo+Li)も従来の全長に比べ同等程度の長
さで構成することができる。したがって、高周波加熱調
理器の大きさを変えることなく蒸気検出器の感度をよく
することができる。
【0024】また吸入口7の高さHiを排気口8の高さ
Hoに比べHo>Hiの関係に設定できるため、特にフ
ァンモータが停止する電熱調理時に発生する蒸気や煙が
吸入口7から逆流を防止することができる。
Hoに比べHo>Hiの関係に設定できるため、特にフ
ァンモータが停止する電熱調理時に発生する蒸気や煙が
吸入口7から逆流を防止することができる。
【0025】また図2に示すように蒸気検出器5の取り
付け台9を起伏形状にすると吸入口7からの冷却風に乱
流が生じ、蒸気検出器5の温度変化が活発となり信号レ
ベルを増大できる。図4は取り付け台に起伏形状を取り
つけた場合(図4a)と取り付けない場合(図4b)と
の信号レベルの特性を示す図である。図より起伏形状を
取りつけることにより信号レベルが著しく大きくなるの
がわかる。
付け台9を起伏形状にすると吸入口7からの冷却風に乱
流が生じ、蒸気検出器5の温度変化が活発となり信号レ
ベルを増大できる。図4は取り付け台に起伏形状を取り
つけた場合(図4a)と取り付けない場合(図4b)と
の信号レベルの特性を示す図である。図より起伏形状を
取りつけることにより信号レベルが著しく大きくなるの
がわかる。
【0026】図1で蒸気検出器5の裏面の冷却風を排気
口8に隣接して放出口16から速い速度で放出させるこ
とにより排気口8は負圧となり加熱室1内の蒸気を蒸気
検出器5に、より速く到達させることができ検知時間を
改善することができる。
口8に隣接して放出口16から速い速度で放出させるこ
とにより排気口8は負圧となり加熱室1内の蒸気を蒸気
検出器5に、より速く到達させることができ検知時間を
改善することができる。
【0027】図2,図3に示すように蒸気検出器5の下
方に水受け21を設け、水受けの側壁19の一部に側壁
の高さを低くした水切り18を設けている。蒸気検出器
5で発生する水滴20は水受け21に貯まり、ある水位
を越えると水切り18から流れウライタ17をつたわり
下方にながれる。
方に水受け21を設け、水受けの側壁19の一部に側壁
の高さを低くした水切り18を設けている。蒸気検出器
5で発生する水滴20は水受け21に貯まり、ある水位
を越えると水切り18から流れウライタ17をつたわり
下方にながれる。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の高周波加熱調理
器においては、以下の効果がえられる。
器においては、以下の効果がえられる。
【0029】請求項1の蒸気検出器5の吸入口7と排気
口8の高さ方向の位置関係で蒸気検出器5を上下に傾斜
をもたせた配置にすることができ、空間を有効に利用す
ることが可能となり高密度実装が可能となった。
口8の高さ方向の位置関係で蒸気検出器5を上下に傾斜
をもたせた配置にすることができ、空間を有効に利用す
ることが可能となり高密度実装が可能となった。
【0030】請求項2の取り付け台9の起伏構成により
蒸気検出器5の感度を上げることができ、設置場所の温
度上の規制が緩和され設計の自由度が向上した。
蒸気検出器5の感度を上げることができ、設置場所の温
度上の規制が緩和され設計の自由度が向上した。
【0031】請求項3の放出口16により食品の加熱時
間の短縮により最適加熱を実現できる。
間の短縮により最適加熱を実現できる。
【0032】請求項4の水受けにより水滴の床面への落
下を防止するとともに、安価に水滴落下対策が可能とな
った。
下を防止するとともに、安価に水滴落下対策が可能とな
った。
【図1】本発明の一実施例における高周波加熱調理器の
上部から見た主要断面図
上部から見た主要断面図
【図2】同蒸気検出器の要部断面図
【図3】同蒸気検出器の要部側面断面図
【図4】(a)同蒸気検出器の信号レベルを示す特性図 (b)従来の蒸気検出器の信号レベルを示す特性図
【図5】従来の高周波加熱調理器の要部側面断面図
1 加熱室 2 被加熱物(食品) 4 蒸気ガイド 5 蒸気検出器 6 混合器 7 吸入口 8 排気口 9 取り付け台 10 冷却装置 11 高周波発生装置 21 水受け
Claims (4)
- 【請求項1】本体内に食品を収納して加熱調理する加熱
室と、前記加熱室に結合された高周波発生装置と、前記
高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記加熱室の食
品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器と、前記蒸気
を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器まで導く蒸気ガ
イドと、前記蒸気検出器を固定する取り付け台に前記蒸
気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入口と排気する
ための排気口とを有する混合器とを備え、前記蒸気検出
器の取り付け方向を前記蒸気検出器が上下方向に傾斜を
有する方向とし、前記吸入口と排気口の開口の上部が、
排気口を高く構成した高周波加熱調理器。 - 【請求項2】本体内に食品を収納して加熱調理する加熱
室と、前記加熱室に結合された高周波発生装置と、前記
高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記加熱室の食
品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器と、前記蒸気
を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器まで導く蒸気ガ
イドと、前記蒸気検出器を固定する取り付け台に前記蒸
気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入口と排気する
ための排気口とを有する混合器とを備え、前記吸入口と
前記蒸気検出器の空気の通路に起伏を設ける構成とした
高周波加熱調理器。 - 【請求項3】本体内に食品を収納して加熱調理する加熱
室と、前記加熱室に結合された高周波発生装置と、前記
高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記加熱室の食
品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器と、前記蒸気
を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器まで導く蒸気ガ
イドと、前記蒸気検出器を固定する取り付け台に前記蒸
気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入口と排気する
ための排気口とを有する混合器とを備え、前記蒸気検出
器の排気口に隣接して、前記冷却装置からの空気を放出
させる構成にした高周波加熱調理器。 - 【請求項4】本体内に食品を収納して加熱調理する加熱
室と、前記加熱室に結合された高周波発生装置と、前記
高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記加熱室の食
品から発生する蒸気を検出する蒸気検出器と、前記蒸気
を前記加熱室の一部から前記蒸気検出器まで導く蒸気ガ
イドと、前記蒸気検出器を固定する取り付け台に前記蒸
気検出器を冷却する空気を取り入れる吸入口と排気する
ための排気口とを有する混合器とを備え、前記混合器か
ら生ずる水滴を前記取り付け台に一定量蓄える水受けを
有する構成にした高周波加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20480692A JP2884933B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 高周波加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20480692A JP2884933B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 高周波加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650542A JPH0650542A (ja) | 1994-02-22 |
JP2884933B2 true JP2884933B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16496678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20480692A Expired - Fee Related JP2884933B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 高周波加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884933B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001161491A (ja) | 1999-12-04 | 2001-06-19 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20480692A patent/JP2884933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0650542A (ja) | 1994-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7709769B2 (en) | Steam cooker | |
US5387258A (en) | Self-cleaning oven | |
US7795561B2 (en) | Steam cooker | |
EP2020573A1 (en) | Heating cooker | |
US20200132310A1 (en) | Induction cooking hob with integrated down-draft hood | |
JP2884933B2 (ja) | 高周波加熱調理器 | |
CN108151087A (zh) | 微波烹饪器具 | |
JP3539364B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP3085249B2 (ja) | ホットプレート | |
JP2004235124A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2002058600A (ja) | 電気調理器 | |
KR200151373Y1 (ko) | 전자레인지의 공기순환장치 | |
JP2004093048A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0510532A (ja) | 調理器 | |
JPH04189311A (ja) | 炊飯装置 | |
JP2548370B2 (ja) | 高周波加熱調理器 | |
JP3729094B2 (ja) | 電気調理器 | |
CN220852239U (zh) | 一种灶具底板、灶具及集成灶 | |
JP2003208969A (ja) | 加熱調理器 | |
KR100527888B1 (ko) | 전기밥솥의 냉각팬 구조 | |
JP4292116B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
CN111076257A (zh) | 一种吸油烟机 | |
JP2932727B2 (ja) | 電磁調理器の冷却装置 | |
JP3314126B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
JP2556507Y2 (ja) | 電気温風機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |