JP2883895B2 - 折戸用支持部材 - Google Patents

折戸用支持部材

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光雄 黒田
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TAKAHASHI KANAMONO KK
TEKUNO KOGYO KK
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TAKAHASHI KANAMONO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折戸用支持部材に関す
る。さらに詳しくは、吊元固定タイプの折戸に取付けら
れる折戸用支持部材の汎用性に係る改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折戸を支持する構造としては、例
えば、図4に示すものが知られている。
【0003】この従来の折戸を支持する構造は、移動側
の折戸Aと吊元側の折戸BとをヒンジCで連結し、移動
側の折戸Aの上下端にそれぞれ上部レールD,下部レー
ルEの内部をスライド走行するランナーF,Gを取付
け、吊元側の折戸Bの上下端にそれぞれ上部レールD,
下部レールEに固定された受金具H,Iに回動可能に嵌
合するピボットJ,Kを取付けてなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の折戸を支
持する構造では、移動側の折戸Aの上下端に取付けられ
るランナーF,Gが共通化されているものの、吊元側の
折戸Bの上下端に取付けられるピボットJ,Kは折戸の
荷重の掛かりの有無等から共通化されておらず、折戸
A,Bに取付けられる支持部材として3種類の部材が必
要になっている。このため、折戸A,Bに取付けられる
支持部材の製造コストが嵩むという問題点がある。
【0005】さらに、ランナーF,G,ピボットJ,K
は、一部の部品を共通化して折戸A,Bに対して共通し
た埋込み取付構造で取付けられることから、各部材の取
付箇所を誤ると所定の機能が奏されなくなる。このた
め、折戸A,Bに取付けられる支持部材の部材管理や取
付作業が面倒であるという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、移動側の折戸,吊元側の折戸の上下端の
4箇所に取付けられる支持部材を全て共通化した折戸用
支持部材を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る折戸用支持部材は、次のような手段を
採用する。
【0008】即ち、請求項1では、折戸に埋込み固定さ
れる有底筒形のホルダーと、ホルダーの内部に回転が阻
止され軸方向にスライド可能に収容されたスライダと、
ホルダの内部に収容されスライダを先端方向へ弾圧する
バネ材と、先端側に断面非真円形のスライド軸が設けら
れ後端側にスライダに螺合するネジ軸が設けられた軸部
と、ホルダーを閉塞して軸部のスライド軸のみをスライ
ド可能に貫通させたキャップ部と、キャップ部の先端側
に設けられ軸部のスライド軸をスライド可能に貫通させ
た回動調整部と、軸部のスライド軸の先端に設けられレ
ールに直接または間接に当接する頭部とを備えてなる。
【0009】また、請求項2では、請求項1の折戸用支
持部材において、頭部は転動部材を介して軸部に対して
回動可能であることを特徴とする。
【0010】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、折戸の加
重が掛かってバネ材が圧縮された状態で回動調整部を回
動させることにより、軸部のネジ軸とスライダとの螺合
長を可変することができ、軸部のスライド軸のホルダー
からの突出長を可変して折戸とレールとの間隔が調整さ
れる。従って、吊元側の折戸の下端に取付け使用するこ
とができる。また、折戸の加重が掛からずスライダ,軸
部を介してバネ材の弾圧が頭部に掛かると、頭部がレー
ルに圧接する。従って、移動側の折戸の上下端と吊元側
の上端に取付け使用することができる。
【0011】また、請求項2では、前述の請求項1の作
用において、頭部のレールに対する回動,スライド走行
の摩擦が低減される。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る折戸用支持部材の実施例
を図面に基いて説明する。
【0013】この実施例では、前述の従来例と同様に、
折戸A,Bに埋込み取付けされるものを示してある。
【0014】この実施例は、ホルダー1,スライダ2,
バネ材3,軸部4,キャップ部5,回動調整部6,頭部
7を主要部として構成されている。
【0015】ホルダー1は、6ナイロン等の合成樹脂材
で円筒形に形成されてなるもので、先端が開口されて周
囲にフランジ11が設けられ、後端が底部12で閉塞さ
れている。このホルダー1は、折戸A,Bに掘込まれた
取付孔Lに打込みれて埋込まれる。
【0016】スライダ2は、ホルダー1の内側構造に合
致した6角柱形に形成されてなるもので、軸中心にネジ
孔21が設けられている。このスライダ2は、ホルダー
1の内部に収容されて、回転が阻止されるが軸方向への
スライドが許容される。
【0017】バネ材3は、コイルスプリングからなる。
このバネ材3は、ホルダー1の内部に収容されて、スラ
イダ2の後端面22を先端方向へ弾圧する。
【0018】軸部4は、先端側に多角柱形のスライド軸
部41が設けられ、後端側にスライダ2のネジ孔21に
螺合するネジ軸42が設けられ、中間部に抜止ワッシャ
43が固定されている。この軸部4は、ネジ軸42側が
ホルダー1の内部に挿入される。
【0019】キャップ部5は、ホルダー1のフランジ1
1に嵌合する蓋形からなるもので、中心に回動調整部6
を係止させる係止孔51が設けられている。このキャッ
プ部5は、ホルダー1を閉塞して軸部4のスライド軸部
41のみをスライド可能に貫通させる。
【0020】回動調整部6は、軸中心に軸部4のスライ
ド軸41の多角柱形に対応した貫通孔61が設けられた
ナット形からなるもので、後端にキャップ部5に係止し
ホルダー1のフランジ11に当接するフランジ52が固
定されている。この回転調整部6は、キャップ部5とと
もにホルダー1を閉塞して軸部4のスライド軸部41の
みをスライド可能に貫通させる。
【0021】頭部7は、軸部4のスライド軸41の先端
部に設けられた段部41’に取付けられる6ナイロン等
の合成樹脂材の円柱形の本体部71からなるもので、本
体部71の軸中心にスライド軸41の嵌合孔72が設け
られ、本体部71の後端にレールD,Eの突起部等に当
接するフランジ74が設けられている。この頭部4は、
軸部4のスライド軸41に回転可能に嵌合され抜止ワッ
シャ74で抜止め固定される。なお、本体部71と軸部
4のスライド軸41の段部41’との間には、ボールか
らなる転動部材75とスラストワッシャ76とが介装さ
れている。
【0022】この実施例によると、図2に示すように、
吊元側の折戸Bの下端部に取付けた場合、折戸Bの荷重
が掛かってホルダー1の内部のバネ材3が圧縮されるこ
とになる。このとき、スパナ等の工具により回転調整部
6を回転させると、軸部4が回転して軸部4のネジ部4
2とスライダ2との螺合長aが可変されることになる。
この螺合長aの可変は、軸部4のスライドとなって、折
戸Bと下部レールEとの間隔bの調整となる。なお、折
戸A,Bの開閉では、頭部7が転動部材75,スラスト
ワッシャ76により円滑な回転が期待されるため、下部
レールEに固定される受金具Iはかなり簡素な構造のも
のでたりる。
【0023】また、図示してないが、吊元側の折戸Bの
上端部に取付けた場合、折戸Bの荷重が掛からずホルダ
ー1の内部のバネ材3が圧縮されることがないため、頭
部7が上部レールDに固定された受金具Hに圧接する。
このとき、回転調整部6の回転させて、軸部4のネジ部
42とスライダ2との螺合長aを可変すると、バネ材3
の圧縮度合が可変されて折戸Bのガタ付きが防止されて
支持が強固になる。
【0024】また、図3に示すように、移動側の折戸A
の下端部に取付けた場合、折戸Aの荷重が掛からずホル
ダー1の内部のバネ材3が圧縮されることがないため、
頭部7が下部レールEに圧接する。なお、折戸A,Bの
開閉では、頭部7が転動部材75,スラストワッシャ7
6により円滑な回転が期待されるため、レールに沿った
スライド走行が円滑に奏される。また、このとき、回転
調整部6の回転させて、軸部4のネジ部42とスライダ
2との螺合長aを可変すると、バネ材3の圧縮度合が可
変されて折戸Aのガタ付きが防止されて支持が強固にな
る。
【0025】また、図示してないが、移動側の折戸Aの
上端部に取付けた場合、折戸Aの荷重が掛からずホルダ
ー1の内部のバネ材3が圧縮されることがないため、頭
部7が上部レールDに圧接する。なお、折戸A,Bの開
閉では、頭部7が転動部材75,スラストワッシャ76
により円滑な回転が期待されるため、レールに沿ったス
ライド走行が円滑に奏される。また、このとき、回転調
整部6の回転させて、軸部4のネジ部42とスライダ2
との螺合長aを可変すると、バネ材3の圧縮度合が可変
されて折戸Aのガタ付きが防止されて支持が強固にな
る。
【0026】従って、この実施例では、移動側の折戸
A,吊元側の折戸Bの上下端の4箇所に取付けられる支
持部材の全てが共通化されることになる。この結果、部
品の全てが共通化されて製造コストが低減され、取付箇
所に注意を払う必要がなくなり部材管理や取付作業が容
易となる。
【0027】以上、図示した実施例の外に、ホルダー1
におけるスライダ3の動作規制は、突起,溝の組合せ構
造とする実施例も可能である。
【0028】さらに、軸部4のスライド軸41を楕円形
等とする実施例とすることも可能である。
【0029】さらに、回転調整部6を手で操作できるよ
うな撮み計の実施例とすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明に係る折戸用支持部
材は、各請求項共通として、移動側の折戸,吊元側の折
戸の上下端の4箇所においてそれぞれ各部に適応した機
能を有効に発揮することができるため、各箇所に取付け
られる支持部材を全て共通化することができる効果があ
る。また、この効果により、製造コストが低減され、部
材管理や取付作業が容易になる効果が生ずる。
【0031】さらに、請求項2のみとして、転動部材に
よって頭部のレールに対する回動,スライド走行の摩擦
が低減される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折戸用支持部材の実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1の取付け使用状態の断面図である。
【図3】図2とは別の箇所における図1の取付け使用状
態の断面図である。
【図4】従来の折戸を支持する構造例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 スライダ 3 バネ材 4 軸部 41 スライド軸 42 ネジ軸 5 キャップ部 6 回転調整部 7 頭部 75 転動部材 A 折戸(移動側) B 折戸(吊元側) D レール(上部) E レール(下部)
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−47167(JP,U) 実開 平4−2882(JP,U) 実開 昭61−197182(JP,U) 実開 昭63−192575(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05D 15/06 - 15/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折戸に埋込み固定される有底筒形のホル
    ダーと、ホルダーの内部に回転が阻止され軸方向にスラ
    イド可能に収容されたスライダと、ホルダの内部に収容
    されスライダを先端方向へ弾圧するバネ材と、先端側に
    断面非真円形のスライド軸が設けられ後端側にスライダ
    に螺合するネジ軸が設けられた軸部と、ホルダーを閉塞
    して軸部のスライド軸のみをスライド可能に貫通させた
    キャップ部と、キャップ部の先端側に設けられ軸部のス
    ライド軸をスライド可能に貫通させた回動調整部と、軸
    部のスライド軸の先端に設けられレールに直接または間
    接に当接する頭部とを備えてなる折戸用支持部材。
  2. 【請求項2】 請求項1の折戸用支持部材において、頭
    部は転動部材を介して軸部に対して回動可能であること
    を特徴とする折戸用支持部材。
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GB2478582B (en) * 2010-03-11 2015-12-23 Hl Plastics Ltd Improvements in or relating to bi-fold door assemblies

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