JP2881586B2 - ポリエーテル成形材料、その調製方法およびその用途 - Google Patents

ポリエーテル成形材料、その調製方法およびその用途

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JP2881586B2 JP1296014A JP29601489A JP2881586B2 JP 2881586 B2 JP2881586 B2 JP 2881586B2 JP 1296014 A JP1296014 A JP 1296014A JP 29601489 A JP29601489 A JP 29601489A JP 2881586 B2 JP2881586 B2 JP 2881586B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリエーテル成形材料、その調製方法およ
びその用途に関するものである。
〔従来の技術〕
歯科において、入れ歯を製造するのに、最も重要で、
欠くことができないものは、患者の歯および顎の比率を
できるだけ正確に複製した工作型である。この目的のた
めに、まず初めに、歯科医は、いわゆる、成形材料を用
いて、患者の口のネガ型を作製する。歯型をとるための
平板上に、初期において流動可能なプラスチック成形材
料を乗せ、これを患者の口の中に入れて固化させ、でき
るだけ弾力性を有する材料になった状態で取り出すと、
ネガ型を表すものが得られる。最終的に、このネガ型に
は、工作材料を充填することができ、このようにして、
工作型が得られる。
高い成形精度、高い寸法安定性および優れた細部の複
製性の特色を有する高精度の弾力性成形材料には、たと
えば、寒天、ポリスルフィド、ポリエーテルあるいは付
加橋かけシリコンを基本とする材料などがある。アジリ
ジンを含む物質は、たとえば、米国特許34 53 242お
よび40 93 555に記載されるように、ポリエーテル材
料に対して高分子化する性質をもつ。一般的には、アジ
リジンを含む化合物と同様に、充填剤、染料、さらには
補助剤なども使用される。米国特許41 67 618から知
られているスルホニウム塩は、重合反応を開始させるの
に非常に適したものである。
これらの化合物が親水性を有することにより、ポリエ
ーテル材料は、湿気のある口の環境においても、優れた
流動性を有するので、口の中の歯の状態をできるだけ正
確に記録するのには、理想的なものである。
付加橋かけシリコン成形材料の硬化反応は、ある種の
白金触媒を用いることにより、ビニル末端基を有するポ
リシロキサンとSiH末端基を有するポリシロキサンとの
反応によって達成される。そして、この方法によって得
られた歯型には、非常に優れた弾性および優れた貯蔵安
定性を示すという特色がある。しかしながら、シリコン
類が疎水性であるために、複製精度は、制限された範囲
までしか良くならないことが言われている。
それゆえ、シリコン成形材料の親水性を改良するた
め、付加橋かけシリコン成形材料に、ポリエトキシ化さ
れたオリゴシロキサン類あるいはパーフルオロアルカン
添加剤を添加することが提案されてきた(たとえば、WO
87/03001あるいはEP−A 0 231 420)。これらの
添加剤は、実際、成形材料表面上における水滴の接触角
を改良する効果をもたらす働きがある。しかしながら、
この改良された湿潤性は、相当長い時間が経過した後に
のみ生じるものなので、このような改良効果は、口の中
での展性に対して不充分な効果しか示さない。
DE−A 37 41 575には、末端アルケニル残基を有
する不飽和ポリエーテル類と同様に、硬化能力を有する
成形材料が記載されており、この成形材料には、主成分
としての白金触媒の他に、分子内に少なくとも2つのSi
H基を有するオリゴシロキサン残基と前述のように置換
されたポリエーテルとの反応生成物も含まれている。こ
れらは、歯型成形材料として使用できることが知られて
おり、優れた弾性および非常に高い親水性を有する。し
かしながら、ここに記載されたシロキサンを含むSiH成
分は、調製を行う間でさえも、橋かけが起こす傾向が強
いので、隔離することが困難であり、この理由があるだ
けで、これらを含む成形材料の貯蔵安定性は制限を受け
る。
〔解決しようとする課題〕
本発明は、弾性を有し、しかも、貯蔵安定性に優れる
付加橋かけポリエーテル成形材料を提供することを課題
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の課題の解決は、以下の成分を含むポリエーテ
ル成形材料によって達成することができる。すなわち、
本発明のポリエーテル成形材料は、 (a)少なくとも2つの任意に置換されたビニル−およ
び/あるいはアリル末端基を有するポリエーテルを1種
類以上、 (b)SiH成分、及び (c)白金触媒を1種類以上 を含むものであって、 上記SiH成分(b)が、少なくとも2官能のアリル−
あるいはビニル−炭化水素化合物を、ビニル−あるいは
アリル基に対して、1モル以上の少なくとも2官能のSi
H化合物と反応することによって得られるものであり、 上記アリル−あるいはビニル−炭化水素化合物の炭化
水素残基が、アリル−あるいはビニル基および任意に存
在するアルキレンエーテル基を考慮に入れないで、炭素
数6〜30を有し、しかも、少なくとも1種類の芳香族系
の不飽和環、複素環、あるいは環状脂肪族環を含むもの
であり、 上記SiH化合物が、以下の構造式 あるいは、 (ただし、e=0〜8、 g=0〜8、 h=0〜4、および、 R4〜R10は、同一の基であっても、異なる基であっても
よく、水素原子、メチル基あるいはエチル基を示し、R4
〜R10の置換基の1以上5以下は水素原子を示し、gお
よびhは同時に0となることはない) を有するものであり、しかも、 少なくとも上記成分(b)および(c)は、互いに空
間的に分離されたものであることを特徴とする。
本発明の成形材料では、含有されるSiH成分が、橋か
け結合する傾向を持たず、それゆえ、満足な貯蔵安定性
を有するという利点がある。さらに、DE−A 37 41
575から知られている成形材料と比較すると、よりバラ
ンスのとれた親水性を有し、一方では、水に容易に濡
れ、そのため優れた流動性を持ち、しかしながら他方で
は、水が存在する場合においても、わずかに膨潤する傾
向があるだけ、すなわち、寸法安定性が変化しない。
本発明においては、アリル−あるいはビニル−炭化水
素化合物が、アリルエーテル系、ビニルエーテル系、ア
リルエステル系あるいはビニルエステル系炭化水素化合
物であることが好ましい。
成分(b)としては、以下の構造式を有するSiH化合
(ただし、Aは、炭素数6〜30を有する2〜6価の直鎖
あるいは分岐をもった炭化水素残基を示し、少なくとも
1種類の芳香族系の不飽和環、あるいは環状脂肪族環を
有し、 Bは、炭素数が2〜6の直鎖あるいは分岐をもった飽
和炭化水素残基を示し、 m=2〜6、 n=0〜25、および、 C′は、次に示す置換基 あるいは、 を示し、上記構造式において、R0〜R3は、同一の基で
も、異なる基でもよく、水素原子、メチル基あるいはエ
チル基を示し、fは1あるいは2を示し、e、g、hお
よびR4〜R10は、前述と同じ) を使用することが好ましい。
また、本発明のポリエーテル成形材料は、成分
(a)、(b)および(c)を、全て互いに空間的に分
離するようにして製造することができる。しかし、成分
(a)および(c)を一緒に混合し、成分(b)を分離
した状態とすることも可能である。もう一つの具体例に
おいては、成分(a)の一部を成分(c)と混合し、こ
れとは別に、成分(a)の残りの部分を成分(b)と混
合し、この両方の部分混合物を互いに空間的に分離して
保存することができる。この場合、個々の成分あるいは
部分混合物は、成形材料を使用する直前に互いに混ぜ合
わせ、完全に混合される。
本発明のもう一つの課題は、前述の付加橋かけポリエ
ーテル成形材料を、寸法安定性を有する顎の型の製造に
使用するという用途を提供することである。
本発明において、不飽和ポリエーテル(a)として
は、たとえば、ポリ−エーテル−ジ−あるいは−ポリオ
レンの、ジ−あるいはポリ−アリルエーテル類が使用で
きる。中央に位置するポリエーテル部分としては、たと
えば、エチレンオキシド−およびテトラヒドロフラン共
重合体と同様に、エチレン−およびプロピレンオキシド
重合体、エチレン−およびプロピレンオキシド共重合体
が使用できる。これらから得られるポリエーテルジオー
ル類は、たとえば、アリル−あるいはビニルクロリドと
も、既知の方法により反応することができ、不飽和ポリ
エーテル(a)となる。この不飽和ポリエーテル類は、
平均分子量が1000〜20,000であることが好ましく、特に
1500〜10,000がより好ましく、特に2000〜7000が最も好
ましい。適した不飽和ポリエーテル類は、先に述べたDE
−A 37 41 575に記載されるものであるが、本発明
により開示されるものは、ここに示した分子量範囲に含
まれるべきものに限定される。
一方、本発明による成形材料に含まれる成分(b)
は、シロキサン残基によって置換された芳香族あるいは
環状脂肪族化合物である。上記の構造式で表されるSiH
化合物において、残基Aは、2価である1,4−フェニレ
ン−、2,7−ナフチレン−、4,4′−イソプロピリデン−
ジフェニレン−、4,4′−ビフェニリレン−、フタロイ
ル−、テレフタロイル−、あるいはトリシクロ−[5.2.
1.02,6]−デカン−3,8−ジメチレン残基であることが
好ましい。
残基Bは、エチレンあるいはプロピレン残基であるこ
とが好ましく、mは2〜4が好ましく、特に2がより好
ましく、nは0〜10が好ましく、特に0〜3がより好ま
しい。
残基C′においては、残基R0〜R3が、水素原子あるい
はメチル基であることが好ましく、特に水素原子である
ことが好ましく、また、これらの残基は同一のものであ
ることが好ましい。fは好ましくは2であり、R4および
R5は好ましくはメチル基である。R6は好ましくは水素原
子、R7およびR9は好ましくはメチル基、R8およびR10
好ましくは水素原子、eは好ましくは0〜5で、特に1
〜3がより好ましい。gは1〜4が好ましく、hは1〜
2が好ましい。残基C′は特に、以下の構造式 −C3H6−Si(Me)2OSi(Me)2Hおよび、 −C2H4−Si(Me)2OSi(Me)2Hおよび、 であるものが好ましい。
たとえば、トリアリル−トリアジン−トリオンと、上
記の構造式を有する少なくとも2価のSiH化合物の少な
くとも3倍のモル量とからなる反応生成物も、非常に適
したものである。
また、特に次に示す構造式を有する化合物も好まし
い。
シロキサンで置換された芳香族あるいは環状脂肪族化
合物は、通常の方法あるいはDE−OS 37 41 575に記
載されているような方法によって、製造することができ
る。これらの化合物は、ジ−あるいはポリ−アリル−あ
るいは−ビニル芳香族化合物と、少なくとも2つのSiH
基を有するポリオルガノシロキサンとを、白金触媒を用
い、1つのアリル−あるいはビニル基に対して、少なく
とも2つのSiH基となるモル比率にして反応させること
により、効率的に製造することができる。出発物質とし
て適当なものは、たとえば、フタル酸およびテレフタル
酸のジアリルエステル、並びに、ビスフェノールAのジ
アリルエステル、エトキシ化されたビスフェノールAの
ジアリルエステル、およびビスヒドロキシメチル−トリ
シクロ−[5.2.1.02,6]−デカンのジアリルエステルな
どがある。貯蔵安定性を有するペーストとするために
は、使用後の触媒を除去しなければならず、この除去
は、シリカゲル、けいそう土あるいは、これに類するも
のを用いる吸着によって、容易に行うことができる。
触媒(c)としては、ヒドロシリル化を開始させるも
のであれば、どのような触媒でも使用することができ
る。たとえば、細かく分散させられた白金、塩化白金酸
あるいは白金錯体などが適している。また、この他の化
合物としては、付加橋かけシリコンの製造において知ら
れているものも適当である。白金錯体で適したものは、
たとえば、塩化白金酸とビニル基を含むポリシロキサン
との反応生成物のような白金オレフィン錯体である。
成分(b)に対する成分(a)のモル比率は、不飽和
基1モルに対して、SiH基が1〜10モル、好ましくはSiH
基が1.5〜3モルとなるようにして、有効に選択するこ
とができる。
白金触媒(c)の量は、成分(a)および(b)の全
重量に対して0.1ppm〜5000ppm、特に0.1ppm〜1000ppmで
あることが好ましい。
成形条件、特に完成した成形体の流動性および硬度を
調製するために、歯型成形材料への添加物として通常使
用される無機充填剤および/あるいは有機充填剤を、任
意に、本発明の成形材料の中に添加してもよい。適した
無機充填剤としては、たとえば、発熱性二酸化珪素、け
いそう土、シリカゲル、石英粉末、粉砕したガラス繊
維、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化マグネシウ
ム、炭酸カルシウムおよび雲母などがある。使用される
充填剤については、粒径が50μm以上のものが含まれな
いように粒度分布を選択することが好ましく、粒径の最
大値は25μmまでであることが好ましく、5μmまでで
あることが、より好ましい。意図する目的に応じて、充
填剤の添加量は、成形材料の全重量に対して、0〜80重
量パーセント、好ましくは5〜50重量パーセントであ
る。
また、この充填剤にはコーティングを行うことがで
き、シランをコーティングした充填剤が好ましい。シラ
ンとしては、充填剤のコーティングに使用されることが
知られているシラン類が適している。特に適したもの
は、たとえば、ヘキサメチル−ジシラザンおよびジビニ
ル−テトラメチル−ジシラザンである。
さらに、本発明の混合物には、可塑剤、顔料、酸化防
止剤、遊離剤などの添加剤を入れることができる。可塑
剤としては、エチレン−およびプロピレンオキシドから
なる共重合体と同様に、クエン酸トリブチル、ジベンジ
ルトルエン、ポリエチレンオキシドのような化合物が適
している。可塑剤の量は、全重量に対して0〜40重量パ
ーセントが好ましく、特に0〜20重量パーセントが、よ
り好ましい。
速い硬化を保証するために必要とされるSiH基の数
は、硬化可能な成形材料中に含まれる不飽和残基の量に
比べて相対的に多いので、硬化が進行する間、副生成物
として、水素ガスが遊離される。このことが、寸法安定
性に影響を及ぼさないようにするために、水素ガスに対
する吸収剤を添加することが好ましい。パラジウム、白
金、ニッケル、マグネシウムあるいは亜鉛からなる金属
粉末が適しており、特に、これらの金属類で調製された
キャリヤー物質、たとえば、パラジウムコーティングさ
れたシリカゲルあるいはパラジウムコーティングされた
炭酸カルシウムなどが適している。
〔実施例〕
調製例1 六塩化白金酸7mgを、ビスフェノール−Aビスアリロ
キシエチルエーテル7.92g(20ミリモル)に加え、この
混合物を室温で15分間、六塩化白金酸の大部分が溶解す
るまで撹拌する。その後、テトラメチルシクロテトラシ
ロキサン9.6g(40ミリモル)を室温で、徐々に滴下して
加える。この混合物を20分間以内に55℃の温度になるよ
うにして加熱する。そして、混合物の温度が30℃まで冷
却されるまで、撹拌を続け、それから、さらに2時間撹
拌を続ける。最後に、少量の黒い析出物をシリカゲルで
抽出すると、化合物1が10g得られる。
実施例1 平均分子量が2000であるポリプロピレングリコールの
ジアリルエーテル1gと、ジビニルテトラメチルジシロキ
サン中に六塩化白金酸が0.1%含まれる白金触媒溶液0.2
gとを、0.27gの化合物1に加え、得られた混合物を撹拌
する。硬化は、約2 1/2分後に始まり、約6分後には終
了する。この際、硬い弾性体が得られ、これは、非常に
優れた弾性および卓越した引張り強度を有する。
この成形材料は、硬化前および硬化後において、ほと
んど水を吸収することなく、容易に水に濡れることがで
きる。
調製例2 調製例1に記載されるようにして、表1に記載される
ジアリル化合物20ミリモルを、それぞれ、六塩化白金酸
7mgおよびテトラメチルシクロテトラシロキサン9.6gと
反応させると、表1に記載されるSiH化合物が得られ
る。生成物の確認は、フーリエ変換赤外吸収スペクトル
によって行なう。テトラメチルシクロテトラシロキサン
付加物のSiH振動は、2173cm-1において観察される。本
発明に記載されるSiH化合物の振動数を、以下の表1に
示す。反応の完了は、NMR分光法によって容易に追跡す
ることができる。5.0〜6.3ppmにおけるアリル基の幅広
い多重線は、反応が完了すると消滅する。
実施例2 調製例2によって得られた化合物を、実施例1に記載
されるように、平均分子量が2000であるポリプロピレン
グリコールのジアリルエーテル、および、ジビニルテト
ラメチルジシロキサン中に六塩化白金酸が0.1%含まれ
る白金触媒と反応させる。それぞれの場合において、硬
化は約2 1/2分後に始まり、約6分後には終了する。得
られた弾性体は、優れた引張り強度および弾性を有す
る。
この成形材料は、硬化前および硬化後において、ほと
んど水を吸収することなく、容易に水に濡れることがで
きる。
実施例3 H2PtCl6×6H2O2.3gおよびクエン酸トリブチル11.5g
を、100℃で5分間撹拌することにより、均一な溶液と
する。その後、この溶液を50℃まで冷却し、13.8重量部
のジビニルテトラメチルジシロキサンを添加し、それか
ら、再び100℃に加熱し、さらに100℃で5分間撹拌す
る。これを室温まで冷却すると、透明な触媒溶液が得ら
れる。この触媒溶液0.01重量部を、平均分子量が2000で
あるポリプロピレングリコールのジアリルエーテル2重
量部、炭酸カルシウム上にコーティングしたパラジウム
0.02重量部、および、シランを含有する発熱性ケイ酸0.
9重量部と混合し、安定性を有する触媒ペーストを得
る。
上記のジアリルエーテル0.64重量部を、ステアリン酸
でコーティングした炭酸カルシウム1.9重量部、およ
び、調製例2に記載されたテトラメチルシクロテトラシ
ロキサンと4,4′−ビス−(アリロキシ)−2,2−ジフェ
ニルプロパンとの反応生成物0.47重量部と混合すると、
安定性を有する主剤ペーストが得られる。
上記の触媒ペーストと主剤ペーストを、同じ重量部で
互いに混合する。硬化は、2分45秒に始まり、約8分後
には終了する。混合直後のペーストは、優れた安定性を
有し、歯型取り用の平板から流れ落ちることがないだけ
でなく、歯科用歯型の成形に対する弾性体注入法によっ
て、容易に歯の周囲に使用することができる。この成形
材料は、30分後には、ショアー硬度Aが43を示し、60分
後の弾性変形は8%で、60分後の残留変形は0.5%であ
る(この測定値は、歯科用成形化合物に対するADA19に
よって決定した)。この成形材料は、硬化前および硬化
後の両方において、水を吸収することによって生じる膨
潤を起こすことなく、容易に水に濡れることができる。
〔発明の効果〕
本発明のポリエーテル成形材料は、優れた弾性を有
し、しかも、貯蔵安定性に優れる。また、硬化前および
硬化後において、水が存在する場合であっても膨潤せ
ず、バランスのとれた親水性を有し、水に容易に濡れる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフ‐ディートリッヒ ツァラー ドイツ連邦共和国、デー‐8031 ゼーフ ルト‐ヘシェンドルフ、アン デル ベ ールマード 5 (72)発明者 ギュンター レヒナー ドイツ連邦共和国、デー‐8138 フリー ディング、フルテンシュトラーセ 8 (72)発明者 ライナー グッゲンベルガー ドイツ連邦共和国、デー‐8031 ヘッヘ ンドルフ、イニンガー シュトラーセ 13アー (72)発明者 クラウス エルリッヒ ドイツ連邦共和国、デー‐8031 ヴェル ツゼー、アウインガー シュトラーセ 16 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 71/00 - 71/12 C08K 3/00 - 13/08 A61K 6/10 C08G 77/00 - 77/62

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)少なくとも2つの任意に置換された
    ビニル−および/あるいはアリル末端基を有するポリエ
    ーテルを1種類以上、 (b)SiH成分、及び (c)白金触媒を1種類以上 を含むものであって、 上記SiH成分(b)が、少なくとも2官能のアリル−あ
    るいはビニル−炭化水素化合物を、ビニル−あるいはア
    リル基に対して、1モル以上の少なくとも2官能のSiH
    化合物と反応することによって得られるものであり、 上記アリル−あるいはビニル−炭化水素化合物の炭化水
    素残基が、アリル−あるいはビニル基および任意に存在
    するアルキレンエーテル基を考慮に入れないで、炭素数
    6〜30を有し、しかも、少なくとも1種類の芳香族系の
    不飽和環、複素環、あるいは環状脂肪族環を含むもので
    あり、 上記SiH化合物が、以下の構造式 あるいは、 (ただし、e=0〜8、 g=0〜8、 h=0〜4、および、 R4〜R10は、同一の基であっても、異なる基であっても
    よく、水素原子、メチル基あるいはエチル基を示し、R4
    〜R10の置換基の1以上5以下は水素原子を示し、gお
    よびhは同時に0となることはない) を有するものであり、しかも、 少なくとも上記成分(b)および(c)は、互いに空間
    的に分離されたものであることを特徴とするポリエーテ
    ル成形材料。
  2. 【請求項2】上記アリル−あるいはビニル−炭化水素化
    合物が、アリルエーテル系、ビニルエーテル系、アリル
    エステル系あるいはビニルエステル系炭化水素化合物で
    あることを特徴とする請求項1記載のポリエーテル成形
    材料。
  3. 【請求項3】上記成分(b)が、次の構造式を有するSi
    H化合物 (ただし、Aは、炭素数6〜30を有する2〜6価の直鎖
    あるいは分岐をもった炭化水素残基を示し、少なくとも
    1種類の芳香族系の不飽和環、あるいは環状脂肪族環を
    有し、 Bは、炭素数が2〜6の直鎖あるいは分岐をもった飽和
    炭化水素残基を示し、 m=2〜6、 n=0〜25、および、 C′は、次に示す残基 あるいは、 を示し、上記構造式において、R0〜R3は、同一の基で
    も、異なる基でもよく、水素原子、メチル基あるいはエ
    チル基を示し、fは1あるいは2を示し、e、g、hお
    よびR4〜R10は請求項1記載のものと同じ) であることを特徴とする請求項1あるいは2記載のポリ
    エーテル成形材料。
  4. 【請求項4】アリル−あるいはビニルエーテル−あるい
    は−エステル基および、さらに任意に存在するアルキレ
    ンエーテル基を考慮に入れない、請求項1記載の炭化水
    素残基および/あるいは請求項3記載のSiH化合物に対
    する構造式中に示される残基Aが、2価である1,4−フ
    ェニレン−、2,7−ナフチレン−、4,4′−イソプロピリ
    デン−ジフェニレン−、4,4′−ビフェニリレン−、フ
    タロイル−、テレフタロイル−、あるいはトリシクロ−
    [5.2.1.02,6]−デカン−3,8−ジメチレン残基である
    ことを特徴とする請求項1〜3記載のポリエーテル成形
    材料。
  5. 【請求項5】上記ポリエーテル(a)の不飽和残基1モ
    ルに対して、上記SiH成分(b)のSiH基が1〜10モルに
    なるように、成分(b)に対する成分(a)のモル比率
    が調整されていることを特徴とする請求項1〜4記載の
    ポリエーテル成形材料。
  6. 【請求項6】上記白金触媒(c)が、細かく分散させら
    れた白金、塩化白金酸あるいは白金錯体の形で存在する
    ことを特徴とする請求項1〜5記載のポリエーテル成形
    材料。
  7. 【請求項7】上記白金触媒(c)の量が、成分(a)お
    よび成分(b)の全重量に対して0.1ppm〜5000ppmであ
    ることを特徴とする請求項1〜6記載のポリエーテル成
    形材料。
  8. 【請求項8】上記成分(a)および成分(c)を一緒に
    混合し、しかも、成分(b)を上記混合物から空間的に
    分離することを特徴とする請求項1〜6記載のポリエー
    テル成形材料の調製方法。
  9. 【請求項9】上記成分(a)の一部を成分(c)と混合
    し、これとは別に、成分(a)の残りの部分を成分
    (b)と混合し、両方の部分混合物を互いに空間的に分
    離して保存することを特徴とする請求項1〜6記載のポ
    リエーテル成形材料の調製方法。
  10. 【請求項10】請求項1〜7記載のポリエーテル成形材
    料が使用されていることを特徴とする、寸法安定性を有
    する顎の型の製造用材料。
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