JP2881360B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

ゴルフクラブ

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JP2881360B2
JP2881360B2 JP4328595A JP32859592A JP2881360B2 JP 2881360 B2 JP2881360 B2 JP 2881360B2 JP 4328595 A JP4328595 A JP 4328595A JP 32859592 A JP32859592 A JP 32859592A JP 2881360 B2 JP2881360 B2 JP 2881360B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般ゴルファー、プロ、
老若男女を問わず願望する速いヘッドスピードが得られ
ると共に、ボールの方向性に優れたゴルフクラブに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフクラブにおけるクラブヘッ
ドのフェース面にはバーチカルライン及びフェースライ
ンが刻設されているが、これらは主にボールにスピンを
かけるためのものであってフェース面は略平面と考えて
良く、よって特にダウンスウィング中にフェース面にか
かる空気抵抗が大きく成ると共に、フェース面を流れた
空気は負圧状態のバックフェース側に流れ込んで乱流が
発生し、これがヘッドスピードが遅くなってボールの飛
距離が伸びない原因と成っていた。
【0003】又、現在ゴルファー人口は増加の一途を辿
り、将来的に見ても増加するものと予測されており、か
かる多種多様のゴルファー共通の願いは飛距離アップで
あり、この願いを達成するにはヘッドスピードがアップ
する工夫を凝らす必要があり、かかる理由によりクラブ
ヘッドを軽量化すれば該クラブヘッドが小さくなってフ
ェース面も狭小と成るため、ボールを正確に捕らえるこ
とが困難となり、よってクラブヘッドはフェース面がボ
ールを正確に捕らえることが出来る広さとするための最
低限の大きさが必要となり、これに伴いクラブヘッドの
重さが決定され、従って更にフェース面を大きくして容
易にボールを捕らえ正確なショットを得る様にするため
にはその分クラブヘッドが大きくなって重くなるため、
ヘッドスピードが遅くなってボールの飛距離が伸びない
欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はフェース面に
かかる空気抵抗が減少すると共に、バックフェース側の
乱流発生を防止してクラブヘッドの振り抜きが良くな
り、而も大きいフェース面を有するクラブヘッドを軽量
化することにより、ヘッドスピードがアップしてボール
の飛距離が伸びるゴルフクラブを提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、フェース面にかかる空気抵抗及びバックフェー
ス側の乱流発生によりヘッドスピードが遅くなってボー
ルの飛距離が減少する課題に鑑み、内周面全体に螺条を
設けた貫通孔をクラブヘッドの前後方向に設け、かかる
貫通孔によりフェース面に当たる空気の一部をバックフ
ェース側へ渦流化して流すことによって、フェース面に
対する空気抵抗が減少すると共に、貫通孔からの空気の
流れによってバックフェース側の負圧状態を緩和し乱流
を減少させ、而もフェース面が大きいクラブヘッドを軽
量化する様にして上記欠点を解消せんとしたものであ
る。
【0006】
【作用】本発明にあっては、スウィング中にフェース面
に当たる空気の一部が貫通孔を通過し渦流となってバッ
クフェース側へ流れることにより、フェース面にかかる
空気抵抗を減少させると共に、バックフェース側の負圧
状態が緩和されて乱流が減少してヘッドスピードがアッ
プし、又貫通孔によりクラブヘッドを理想的な軌道上に
乗せボールを的確に捕らえて方向性が正確と成り、而も
貫通孔の方向によりストレートボール、フックボール、
或いはスライスボールを打つための軌道にクラブヘッド
が乗せられる。
【0007】又、貫通孔をテーパー状として、貫通孔を
通過する空気を加速しバックフェース側の負圧状態が更
に緩和されてヘッドスピードが更にアップする。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係るゴルフクラブのクラブヘッド
であり、該クラブヘッド1は前方のフェース面2より後
方のバックフェース3側へ水平に貫通孔4、4a…を多
数設け、該貫通孔4、4a…はフェース面2に対して直
角であったり、或いはクラブヘッド1のトゥ側からヒー
ル側へ、その逆にヒール側からトゥ側へ所定角度傾斜さ
せており、又図6に示す様に、貫通孔4、4a…の内周
面全体に螺条6を設けている。
【0009】尚、ボールとフェース面2の間に芝生等が
噛んだだけでも飛距離、スピン量及び方向が変化するた
め、貫通孔4、4a…はフェース面2の略中央に位置する
スウィートエリア5を除く部分に設けることが望まし
い。
【0010】又、貫通孔4、4a…は後方へ徐々に縮径
或いは拡径するテーパー孔であっても良い。
【0011】次に、本発明に係るゴルフクラブの作用に
ついて説明すると、スウィング中特にヘッドスピードが
必要となるダウンスウィング時において、フェース面2
に当たる空気の一部は貫通孔4、4a…からバックフェ
ース3側へ通過してフェース面2に対する空気抵抗が減
少し、通過した空気は螺条6により渦流化されているた
めに、クラブヘッド1の上下を通過した空気がその渦流
に巻き込まれ合流することによりバックフェース3側の
負圧状態が緩和されてバックフェース3側に発生する乱
流が減少し、その結果フェース面2及びバックフェース
3側共に空気抵抗が減少してヘッドスピードがアップす
る。
【0012】又、クラブヘッド1は貫通孔4、4a…によ
り安定して理想的な軌道上に乗ってボールを的確に捕ら
えることにより、ボールが思った通りの方向へ飛び、又
貫通孔4、4a…がフェース面2に対して直角であればス
トレートボール、クラブヘッド1のトゥ側からヒール側
へ傾斜していればフックボール、ヒール側からトゥ側へ
傾斜していればスライスボールと成る。
【0013】又、貫通孔4、4a…をテーパー状とする
ことにより、貫通孔4、4a…を通過する空気の流れを
加速して、バックフェース3側の乱流を更に減少させて
いる。
【0014】、クラブヘッド1の前後方向に貫通孔
4、4a…を設けたので、フェース面2に当たる空気の
一部が貫通孔4、4a…を通過してフェース面2にかか
る空気抵抗が減少すると共に、貫通孔4、4a…を通過
した空気がバックフェース3側の負圧状態を緩和して乱
流を減少させるため、クラブヘッド1にかかる空気抵抗
が減少して該クラブヘッド1の振り抜けが良く、而も貫
通孔4、4a…を設けることによりフェース面2の大き
いクラブヘッド1の軽量化が実現し、よってヘッドスピ
ードがアップすると共に、ボールを的確に捕らえ易くし
て飛距離を伸ばすことが出来、特に高齢者及び女性の非
力を補い飛距離をアップさせてゴルフの楽しさが更に増
大する。
【0015】又、貫通孔4、4a…を通過する空気の流れ
によってクラブヘッド1を理想的な軌道上に乗せること
が出来るため、ボールを的確に捕らえることが出来ると
共にボールの方向性が向上し、又貫通孔4、4a…に空気
が抜ける際の発生音が心地良く、而もその発生音の大小
又は高低によってヘッドスピードが確認出来る。
【0016】又、貫通孔4、4a…がフェース面2に対し
て直角であればストレートボール、クラブヘッド1のト
ゥ側からヒール側へ傾斜していればフックボール、ヒー
ル側からトゥ側へ傾斜していればスライスボールとなる
軌道にクラブヘッド1を乗せることが出来るため、スラ
イスボールで悩むプレーヤーは前者のゴルフクラブ、フ
ックボールで悩むプレーヤーは後者のゴルフクラブを使
用すれば、よりストレートボールに近い飛球線に矯正出
来る。
【0017】又、貫通孔4、4a…はフェース面2におけ
るスウィートエリア5を除く部分に設けたので、スウィ
ートエリア5に貫通孔4、4a…があることによって生ず
る可能性が高い、芝生、砂等が入り込みフェース面2よ
り突出してボールに影響を与えることを完全に防止出来
る。
【0018】
【発明の効果】 要するに本発明は、クラブヘッド1の前
後方向に貫通孔4、4a…を設けると共に、該貫通孔
4、4a…をフェース面2におけるスウィートエリア5
を除く部分に設けたゴルフクラブにおいて、 貫通孔4、
4a…の内周面全体に螺条6を設けたので、貫通孔4、
4a…を通過する過程において、螺条6により空気が
流化し加速してバックフェース3側に抜けるため、バッ
クフェース3側の乱流を発生させるクラブヘッド1の上
下を通過した空気を、貫通孔4、4a…を通過した渦流
に巻き込ませ合流させて後方へ送ることが出来るため、
バックフェース3側の乱流の発生を抑止出来、よってク
ラブヘッド1にかかる空気抵抗が減少してヘッドスピー
よりアップさせることが出来る等その実用的効果甚
だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフクラブの正面図である。
【図2】アイアンのクラブヘッドの正面図である。
【図3】ウッドのクラブヘッドの正面図である。
【図4】螺条を省略した図2のA−A断面図である。
【図5】貫通孔をテーパー状とした、螺条を省略した
ラブヘッドの要部拡大断面図である。
【図6】クラブヘッド要部拡大断面図である。
【図7】貫通孔の軸線を傾斜させたクラブヘッドの平面
図である。
【符号の説明】
1 クラブヘッド 2 フェース面 4、4a… 貫通孔 5 スウィートエリア 6 螺条

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラブヘッドの前後方向に貫通孔を設け
    ると共に、該貫通ををフェース面におけるスウィートエ
    リアを除く部分に設けたゴルフクラブにおいて、貫通孔
    の内周面全体に螺条を設けたことを特徴とするゴルフク
    ラブ。
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JP3070164U (ja) * 1999-11-02 2000-07-18 茂則 上村 草本類等の繊維束回収装置

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