JP2881191B2 - 共沸及び共沸様組成物 - Google Patents

共沸及び共沸様組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共沸及び共沸様組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子部品、精密機械部品、樹
脂加工部品等の洗浄用溶剤としては、ハロゲン化炭化水
素が最もよく知られており、塩素原子または塩素原子と
フッ素原子が置換した炭化水素群が用いられている。こ
れらのハロゲン化炭化水素は、毒性が少なく、ハロゲン
の置換数が多いと不燃性を示し、また化学的及び熱的に
安定であって、しかもプラスチックやゴムなどの表面を
侵食することなくワックスや油脂類を溶解するという適
度な溶解性を有することから各種の産業分野に広く使用
されている。例えばこれらのハロゲン化炭化水素として
は、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,
1,1−トリクロロエタン等の塩素系炭化水素や1,
1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン
(CFC113)等の含フッ素炭化水素が知られてお
り、特に後者の含フッ素炭化水素は、毒性が少なく不燃
性で化学的及び熱的に安定であることから、広範囲な分
野で使用されている。しかし、かかる塩素を含む含フッ
素炭化水素や1,1,1−トリクロロエタンは塩素原子
を有する為、成層圏のオゾン層を破壊するという重大な
欠点が指摘され、その生産と使用を停止することが国際
的に決められている。またトリクロロエチレン及びテト
ラクロロエチレンは、地下水汚染問題がクローズアップ
され、その後の環境汚染状況調査結果と慢性毒性等が認
められるとの有害性の調査結果に基づき、平成元年より
第2種特定化学物質に政令指定された。このような状況
下、かかる塩素を含む含フッ素炭化水素や塩素系炭化水
素に代わる物質の開発が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フロン系及
び塩素系炭化水素が有するのと同様の洗浄性や低毒性等
の優れた性質を有するとともに、オゾン層を破壊する心
配がなく、かつ温室効果の小さい新規の組成物を提供す
ることをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。即ち、本発明によれば、下記式 (CF32CHOCH3 (1) で表される2−メトキシ 1,1,1,3,3,3−ヘ
キサフルオロプロパンと、アセトン、シクロヘキサン、
ヘキサン及びシクロペンタンの中から選ばれる少なくと
も一種の有機溶媒からなる共沸又は共沸様組成物が提供
される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による共沸様及び共
沸組成物の具体例を示す。なお、共沸組成物とは、一定
圧力下で液体と気相の組成間に差がなく、あたかも一つ
の物質のように挙動する組成物であり、蒸発、凝縮を繰
り返した後の組成物の組成に変化を生じないものであ
る。一方、共沸様組成物とは、その蒸気組成と液体組成
とがほぼ同一であり、蒸発、凝縮を繰り返した後の組成
物の組成変化が無視できる程度のものである。 (1)2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン:55〜75重量%及びアセトン:25
〜45重量%からなる共沸様組成物、好ましくは2−メ
トキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ン:67.30重量%及びアセトン:32.70重量%
からなる共沸組成物である。この共沸組成物の沸点は、
大気圧(760mmHg)で57.15℃である。 (2)2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン:75〜95重量%及びシクロヘキサ
ン:5〜25重量%からなる共沸様組成物、好ましくは
2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ
プロパン:87.54重量%及びシクロヘキサン:1
2.46重量%からなる共沸組成物である。この共沸組
成物の沸点は、大気圧(760mmHg)で48.23
℃である。 (3)2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン:70〜90重量%及びヘキサン:10
〜30重量%からなる共沸様組成物、好ましくは2−メ
トキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ン:82.08重量%及びヘキサン:17.92重量%
からなる共沸組成物である。この共沸組成物の沸点は、
大気圧(760mmHg)で46.23℃である。 (4)2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン:50〜75重量%及びシクロペンタ
ン:25〜50重量%からなる共沸様組成物、好ましく
は2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオ
ロプロパン:66.58重量%及びシクロペンタン:3
3.42重量%からなる共沸組成物である。この共沸組
成物の沸点は、大気圧(760mmHg)で37.54
℃である。本発明に係る2−メトキシ1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパンは既知物質であり、例
えば水酸化カリウム存在下にジメチル硫酸とヘキサフル
オロイソプロパノールを反応させることにより容易に得
られる。また本発明で用いる、2−メトキシ1,1,
1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパンは1,1,1
−トリクロロエタンとも共沸し、その組成は2−メトキ
シ1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン9
3.96重量%及び1,1,1−トリクロロエタン6.
04重量%である。この共沸組成物の沸点は、大気圧
(760mmHg)で50.97℃である。
【0006】本発明による組成物は、過酷な条件での使
用に際しては更に各種の安定剤を添加してもよい。安定
剤としては、蒸留操作により同伴留出されるもの或いは
共沸様混合物を形成するものが望ましい。このような安
定剤の具体例としては、ニトロメタン、ニトロエタン等
の脂肪族ニトロ化合物;ニトロベンゼン、ニトロスチレ
ン等の芳香族ニトロ化合物;ジメトキシメタン、1,2
−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、1,3,5
−トリオキサン等のエーテル類;グリシドール、メチル
グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、フェ
ニルグリシジルエーテル、1,2−ブチレンオキシド、
シクロヘキセンオキシド、エピクロルヒドリン等のエポ
キシド類;ヘキセン、ヘプテン、ペンタジエン、シクロ
ペンテン、シクロヘキセン等の不飽和炭化水素類;アリ
ルアルコール、1−ブテン−3−オール等のオレフィン
系アルコール類;3−メチル−1−ブチン−3−オー
ル、3−メチル−1−ペンチン−3−オール等のアセチ
レン系アルコール類;アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ビニル等のアク
リル酸エステル類が挙げられる。また更に相乗的安定化
効果を得る為に、フェノール類、アミン類、ベンゾトリ
アゾール類を併用してもよい。これらの安定剤は、単独
で使用してもよく或いは2種以上組み合わせて使用して
もよい。安定剤の使用量は、安定剤の種類等により異な
るが、組成物の共沸様の性質に支障のない程度とする。
その使用量は、通常、組成物中0.01〜10重量%程
度であり、0.1〜5重量%程度とすることがより好ま
しい。
【0007】また本発明組成物には、洗浄力、界面作用
等をより一層改善する為に、必要に応じて各種の界面活
性剤を添加することができる。界面活性剤としては、ソ
ルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート等
のソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンの
ソルビットテトラオレエート等のポリオキシエチレンソ
ルビット脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノラ
ウレート等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル
類;ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル類;ポリオキシエチレンオレイン酸ア
ミド等のポリオキシエチレンアルキルアミン脂肪酸アミ
ド類等のノニオン系界面活性剤が挙げられ、単独で使用
してもよく或いは2種以上組み合わせて使用してもよ
い。相乗的に洗浄力及び界面作用を改善する目的で、こ
れらのノニオン系界面活性剤に更にカチオン系界面活性
剤やアニオン系界面活性剤を併用してもよい。界面活性
剤の使用量は、その種類等により異なるが、組成物の共
沸様の性質に支障のない程度で、通常、組成物中0.1
〜20重量%程度であり、0.3〜5重量%程度とする
ことがより好ましい。
【0008】本発明の組成物は、すぐれた溶解性を有
し、公知の洗浄及び乾燥用途に広く使用できるが、特に
フラックス洗浄剤、洗浄溶剤、脱脂洗浄剤、水切り乾燥
剤として使用でき、従来のフロン113や1,1,1−
トリクロロエタンの代替物として極めて有用なものであ
る。その具体的な用途としては、フラックス、グリー
ス、油、ワックス、インキ等の除去剤、電子部品(プリ
ント基板、液晶表示器、磁気記録部品、半導体材料
等)、電機部品、精密機械部品、樹脂加工部品、光学レ
ンズ、衣料品等の洗浄剤や水切り乾燥剤等を挙げること
ができる。その洗浄方法としては、浸漬、スプレー、沸
騰洗浄、超音波洗浄、蒸気洗浄等或いはこれらの組み合
わせ等の従来から用いられている方法が採用できる。ま
た本発明の組成物は、従来のフロンと同様に塗料用溶
剤、抽出剤、熱媒体及び発泡剤等の各種用途にも使用で
きる。
【0009】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。
【0010】実施例1 気液平衡測定装置を用いて2−メトキシ1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパンとアセトンとの混
合物の気液平衡組成(x1及びy1)及び沸点(t)を測
定した。2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロプロパンとアセトンとの一定組成の混合試料を
試料容器部に入れ、加熱した。そして気相凝縮液の滴下
速度が適正になるように加熱を調整して、安定した沸騰
を40分間以上保った。圧力及び沸点が安定していること
を確かめた後、それらを測定した。また液相及び気相凝
縮液をサンプリングし、ガスクロマトグラフィーにより
サンプリング液の組成分析を行った。前記実験結果を表
1、図1及び図2に示す。図1及び図2に示した実線
は、実験により得られた複数の実測値を相関するように
決定したWilson式による計算曲線である。この場
合のWilson式については、例えば、J.Am.C
hem.Soc.,86,127(1964)に詳述さ
れている。また、後記実施例との関連で示す図3〜図8
における実線も、同様のWilson式による計算曲線
である。前記実験結果から、2−メトキシ1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパン55〜75重量%
及びアセトン25〜45重量%の範囲にある本発明の組
成物は、共沸様組成物である。ここで2−メトキシ1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン67.3
0重量%及びアセトン32.70重量%からなる組成物
は共沸組成物であり、その沸点は大気圧(760mmH
g)で57.15℃である。
【0011】実施例2 実施例1の組成物に変えて2−メトキシ1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパンとシクロヘキサン
との混合物を用いた以外、実施例1と同様にして実験を
行った。その結果を表2、図3及び図4に示す。この結
果から、2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロプロパン75〜95重量%及びシクロヘキサン
5〜25重量%の範囲にある本発明の組成物は、共沸様
組成物である。ここで2−メトキシ1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパン87.54重量%及び
シクロヘキサン12.46重量%からなる組成物は共沸
組成物であり、その沸点は、大気圧(760mmHg)
で48.23℃である。
【0012】実施例3 実施例1の組成物に変えて2−メトキシ1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパンとヘキサンとの混
合物を用いた以外、実施例1と同様にして実験を行っ
た。その結果を表3、図5及び図6に示す。この結果か
ら、2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサフル
オロプロパン70〜90重量%及びヘキサン10〜30
重量%の範囲にある本発明の組成物は、共沸様組成物で
ある。ここで2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘ
キサフルオロプロパン82.08重量%及びヘキサン1
7.92重量%からなる組成物は共沸組成物であり、そ
の沸点は大気圧(760mmHg)で46.23℃であ
る。
【0013】実施例4 実施例1の組成物に変えて2−メトキシ1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパンとシクロペンタン
との混合物を用いた以外、実施例1と同様にして実験を
行った。その結果を表4、図7及び図8に示す。この結
果から、2−メトキシ1,1,1,3,3,3−ヘキサ
フルオロプロパン50〜75重量%及びシクロペンタン
25〜50重量%の範囲にある本発明の組成物は、共沸
様組成物である。ここで2−メトキシ1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパン66.58重量%及び
シクロペンタン33.42重量%からなる組成物は共沸
組成物であり、その沸点は大気圧(760mmHg)で
37.54℃である。
【0014】
【表1】 *1.液相中の(CF32CHOCH3濃度 *2.気相中の(CF32CHOCH3濃度
【0015】
【表2】 *1.液相中の(CF32CHOCH3濃度 *2.気相中の(CF32CHOCH3濃度
【0016】
【表3】 *1.液相中の(CF32CHOCH3濃度 *2.気相中の(CF32CHOCH3濃度
【0017】
【表4】 *1.液相中の(CF32CHOCH3濃度 *2.気相中の(CF32CHOCH3濃度
【0018】
【発明の効果】本発明の共沸及び共沸様組成物は、塩素
原子を含まないため、オゾン層破壊の心配がなく、ま
た、水素原子を含むため、大気中の水酸ラジカルとの反
応性が高く対流圏で分解され易い為、温室効果が小さい
という利点を有する。また、本発明の組成物は、蒸留等
によりリサイクルしても組成の変動がないか無視し得る
ほど小さいので、従来一般的に用いられてきたCFC−
113やCFC−11の代替品として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(CF32CHOCH3/アセトン系の気液平
衝(760mmHg)における液相中の(CF32CH
OCH3濃度(x1)と気相中の(CF32CHOCH3
濃度(y1)との関係を示す。
【図2】(CF32CHOCH3/アセトン系の気液平
衝(760mmHg)における液相中の(CF32CH
OCH3濃度(x1)と沸点温度(t)との関係を示す。
【図3】(CF32CHOCH3/シクロヘキサン系の
気液平衝(760mmHg)における液相中の(C
32CHOCH3濃度(x1)と気相中の(CF32
HOCH3濃度(y1)との関係を示す。
【図4】(CF32CHOCH3/シクロヘキサン系の
気液平衝(760mmHg)における液相中の(C
32CHOCH3濃度(x1)と沸点温度(t)との関
係を示す。
【図5】(CF32CHOCH3/ヘキサン系の気液平
衝(760mmHg)における液相中の(CF32CH
OCH3濃度(x1)と気相中の(CF32CHOCH3
濃度(y1)との関係を示す。
【図6】(CF32CHOCH3/ヘキサン系の気液平
衝(760mmHg)における液相中の(CF32CH
OCH3濃度(x1)と沸点温度(t)との関係を示す。
【図7】(CF32CHOCH3/シクロペンタン系の
気液平衝(760mmHg)における液相中の(C
32CHOCH3濃度(x1)と気相中の(CF32
HOCH3濃度(y1)との関係を示す。
【図8】(CF32CHOCH3/シクロペンタン系の
気液平衝(760mmHg)における液相中の(C
32CHOCH3濃度(x1)と沸点温度(t)との関
係を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石村 隆行 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビ ル6階財団法人地球環境産業技術研究機 構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 鈴田 哲也 東京都文京区本郷2−40−17本郷若井ビ ル6階財団法人地球環境産業技術研究機 構 新規冷媒等プロジェクト室内 (72)発明者 関屋 章 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 審査官 藤森 知郎 (56)参考文献 特開 平8−268944(JP,A) 特開 平8−259995(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 43/12 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン55〜75重量%及びアセトン
    25〜45重量%からなることを特徴とする共沸又は共
    沸様組成物。
  2. 【請求項2】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン67.30重量%及びアセトン
    32.70重量%からなることを特徴とする請求項1記
    載の共沸組成物。
  3. 【請求項3】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン75〜95重量%及びシクロヘ
    キサン5〜25重量%からなることを特徴とする共沸又
    は共沸様組成物。
  4. 【請求項4】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン87.54重量%及びシクロヘ
    キサン12.46重量%からなることを特徴とする請求
    項3記載の共沸組成物。
  5. 【請求項5】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン70〜90重量%及びヘキサン
    10〜30重量%からなることを特徴とする共沸又は共
    沸様組成物。
  6. 【請求項6】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン82.08重量%及びヘキサン
    17.92重量%からなることを特徴とする請求項5記
    載の共沸組成物。
  7. 【請求項7】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン50〜75重量%及びシクロペ
    ンタン25〜50重量%からなることを特徴とする共沸
    又は共沸様組成物。
  8. 【請求項8】 2−メトキシ1,1,1,3,3,3−
    ヘキサフルオロプロパン66.58重量%及びシクロペ
    ンタン33.42重量%からなることを特徴とする請求
    項7記載の共沸組成物。
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