JP2881124B2 - 溶融紡糸装置 - Google Patents

溶融紡糸装置

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JP2881124B2
JP2881124B2 JP7212448A JP21244895A JP2881124B2 JP 2881124 B2 JP2881124 B2 JP 2881124B2 JP 7212448 A JP7212448 A JP 7212448A JP 21244895 A JP21244895 A JP 21244895A JP 2881124 B2 JP2881124 B2 JP 2881124B2
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    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D4/00Spinnerette packs; Cleaning thereof
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡糸パックを加熱箱体の
下方から着脱操作する溶融紡糸装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成繊維糸条を紡出する溶融紡
糸装置は、外部から圧送された溶融原液(以下ポリマー
と言う)を受入れて計量し、紡糸パックへ分配せしめる
ための部材とそれ等を収納して加熱・保温せしめる加熱
箱体と、該加熱箱体の下面に設けられた紡糸パック装着
用の空間部に装着された紡糸パックとにより構成されて
いる。
【0003】該紡糸パックを加熱箱体の空間部に下方か
ら装着する場合は、特公昭51−27771号公報、特
公平2−6842号公報に記載されているような紡糸パ
ックを下方から挿入して加熱箱体に設けた押し棒あるい
は押しボルトによって紡糸パックの側部を押圧し、該紡
糸パックを加熱箱体に固定することによってポリマー導
入口の接合部のシールを行なう方法、特開昭52−10
7313号公報に記載されているような紡糸パックを下
方から挿入して複数本のボルトを加熱箱体の上方から該
紡糸パックにねじ込んで固定することによってポリマー
導入口の接合部のシールを行なう方法あるいは特公昭5
3−23404号公報に記載されているような紡糸パッ
クを下方から挿入して複数本のボルトを紡糸パックの下
方から加熱箱体にねじ込んで固定することによってポリ
マー導入口の接合部のシールを行なう方法が行なわれて
いる。
【0004】前者のような紡糸パックの側部を押圧して
加熱箱体に固定する方法では、シール性を良くするため
には大きな押圧力が必要であり、その反発力を受ける部
材を強固なものにしなければならないと共に、この押圧
力の大きさによってシール用パッキンの変形量が左右さ
れ、加熱箱体に形成された紡糸パック装着用の空間部に
対する紡糸パックの装着位置に片寄りを生じ、該片寄り
量が大きい場合には紡糸パックが加熱箱体の壁面に接触
して紡糸パックへの熱伝導が不均一になるという問題が
ある。
【0005】また、後者のようなうな複数本のボルトに
よって紡糸パックを加熱箱体に固定する方法では、シー
ル性を良くするためには各ボルトを均一に締付けなけれ
ばならず、紡糸パック装着時間が長くなり、稼働効率が
低下するという問題がある。
【0006】そこで、上述のような問題点を解決するた
めに特開昭60−252710号公報に記載されている
ような下面に紡糸パック装着用の空間部を有し、該空間
部の上部にポリマー導入通路と連結用のバヨネットねじ
とを有する紡糸パック連結体が取り付けられた加熱箱体
と、紡糸パック連結体との接合面にシール用のパッキン
を保持した状態で前記紡糸パック連結体のバヨネットね
じに対して所定角度回転することにより螺着せしめる紡
糸パックとからなる溶融紡糸装置が提案されている。
【0007】該装置においては紡糸パック内のパッキン
と紡糸パック連結体と紡糸パックの接合面のパッキンは
ポリマー圧力によってセルフシールすると共に、紡糸パ
ックをバヨネットねじによりワンタッチ取り付けができ
るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置においては
各パッキンがポリマー圧力によってセルフシールするよ
うになっているため、ポリマーの圧力が極めて低いポリ
マー導入初期の段階あるいは計量ポンプの故障等のトラ
ブルが生じて一時的に送液を停止することによりポリマ
ー圧力が急激に低下した場合等においては充分なシール
効果を得ることができず、パッキン部からポリマー漏れ
を生じるという問題がある。
【0009】また、重量がある紡糸パックを片手で支持
した状態でバヨネットねじに噛合せるのが困難であると
共に、口金に千鳥状あるいは矩形状に吐出用孔が穿設さ
れている場合には、バヨネットねじの噛合せ位置によっ
て口金の吐出位置が異なって冷却風の吹付けを同一にす
ることができず、紡糸パック毎に糸質が異なるという問
題がある。
【0010】本発明は口金の吐出位置を一定にすること
ができると共にポリマーの圧力が低い状態でも漏れが生
じず、さらに紡糸パックのねじ部とポリマー導入口部材
のねじ部の噛合せが容易な溶融紡糸装置を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の溶融紡糸装置は請求項1に記載のように
糸パック連結体と紡糸パックのポリマー導入口部材とに
ねじの噛合い開始位置およびねじの噛合い状態を合致せ
しめる案内部を形成せしめた構成にすることを特徴とす
るものである。
【0012】また、本発明の溶融紡糸装置は請求項2に
記載のようパッキンを、コーン状の傾斜面を有し、前
記傾斜面の傾斜角度が相手部材の傾斜角度より僅かに大
きくかつポリマー通路を合致させるためのセンタリング
部とパッキンを水平な状態に維持せしめる水平維持部を
有する形状にした構成にすることができる。
【0013】さらに、本発明の溶融紡糸装置は請求項
に記載のような紡糸パック連結体を、ねじが形成された
軸体の先端部が所定長さねじ山部が切除された細軸部
と、ねじ部が円周方向に少なくとも4分割され、分割さ
れた対称の2箇所は軸心長手方向にねじ山が全て切除さ
れたねじ切除部とを有する形状にせしめると共に、ポリ
マー導入口部材を、前記紡糸パック連結体と螺合するね
じ部とねじ切除部とを有する形状にせしめた構成、請求
項4に記載のような案内部が、紡糸パック連結体に少な
くとも2箇所円周方向に等配になるように突設された位
置決め用ピンと、ポリマー導入口部材の紡糸パック連結
体と対向する面に形成された該ポリマー導入口部材が紡
糸パック連結体に挿入されたときに前記位置決め用ピン
が当接する面と、紡糸パックを回転させるときに前記位
置決め用ピンが当接するポリマー導入口部材に形成され
たねじのリードと等しい傾斜面とからなる構成、請求項
5に記載のようなポリマー導入口部材の紡糸パック連結
体と対向する面に位置決め用ピンが当接する位置決め用
壁部を設けた構成にすることができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の溶融紡糸装置の構成の1実施
例を示す概略断面図であって、溶融紡糸装置は紡糸パッ
ク受容部1aを有する加熱箱体1と、加熱箱体1のポリ
マー通路1bに連通するポリマー導入通路2aと、連結
用の雄ねじ部2bを有し、該雄ねじ部2bが下方に位置
するように加熱箱体1の紡糸パック受容部1aにボルト
3によってシール用のパッキン4を介して取り付けられ
た紡糸パック連結体2と、該紡糸パック連結体2の雄ね
じ部2bに螺着する紡糸パック5とにより構成されてい
る。
【0015】該紡糸パック5は円筒状のパック本体6
と、該パック本体6内に下から上に向って順次装着され
た口金7、フイルターケース8、フイルター9、ポリマ
ー導入口部材10とこれ等をパック本体6に固定するた
めのロックナット11とにより構成されている。
【0016】該フイルターケース8とポリマー導入口部
材10の接合部に形成された凹部8b、10kにはリン
グ状のパッキン12が装着してあると共に、該フイルタ
ーケース8の凹部8aには砂等の瀘材13が充填してあ
る。
【0017】上述の紡糸パック連結体2の雄ねじ部2b
は、図2,図3に示すように雄ねじ2b2が形成された軸
体2b1の先端部が所定長さねじ山部が切除された細軸状
の案内部2b3と、該雄ねじ2b2が円周方向に4分割さ
れ、分割された対称の2箇所が軸心長手方向にねじ山が
全て切除されたねじ切除部2b4とを有する形状になって
いる。該ねじ切除部2b4は3箇所、4箇所等にすること
もできる。
【0018】また、紡糸パック連結体2の雄ねじ部2b
の根元部には、紡糸パック5を装着した時の口金の吐出
位置を一定にするための位置決め用と紡糸パック5のポ
リマー導入口部材10を紡糸パック連結体2に螺着する
ときに紡糸パックの姿勢を略垂直な状態に維持せしめる
姿勢維持用を兼ねた断面形状が円形のピン14が軸体2
b1の円周方向に3箇所等配になるように突設してある。
【0019】該ピン14は断面形状が矩形の棒状体にす
るか、図9、図10に示すような該棒状体14′が紡糸
パック連結体2に一体的に形成された形状にすることも
できる。
【0020】上述のポリマー導入口部材10は、図4、
図5に示すようにポリマー通路の孔10aが穿設してあ
ると共に、パック連結体2の雄ねじ部2bに螺合する雌
ねじ部10bが形成してある。
【0021】該雌ねじ部10bは紡糸パック連結体2の
雄ねじ部2bの雄ねじ2b2とねじ切除部2b4と対応
する雌ねじ10b1とねじ切除部10b2とからなり、
該雌ねじ10b1が紡糸パック連結体2のねじ切除部2
b4と、該ねじ切除部10b2が紡糸パック連結体2の
雄ねじ部2b2と夫々円周方向において合致した状態で
軸心長手方向に移動できるように狭隘なる隙間を有する
ようにしてある。
【0022】また、ポリマー導入口部材10の上端面に
は図6に示すように雌ねじ部10bの雌ねじ10b1のリ
ードと等しい傾斜面10cと、該ポリマー導入口部材1
0を紡糸パック連結体2に螺着したときに予め設定した
位置に固定させるための壁面10dとねじの噛合い位置
を合致させるための水平面10eとが紡糸パック連結体
2に突設された3本のピン14に対応するように形成し
てある。
【0023】該水平面10eはピン14が当接したとき
に紡糸パック連結体2の雄ねじ部2b2とポリマー導入
口部材10の雌ねじ10b1の噛合い位置が合致するよ
うに形成する必要がある。
【0024】上述の紡糸パック連結体2とポリマー導入
口部材10の接合面に装着されたパッキン15は図7に
示すようにポリマー通路15aとコーン状の傾斜面15
b、15cを有し、該傾斜面15b、15cの各傾斜角
度が紡糸パック連結体2の傾斜面2cとポリマー導入口
部材10の傾斜面10fとにより形成される各傾斜角度
より0.1〜5度、好ましくは1〜3度大きくしてある
と共に、ポリマー導入口部材10に形成されたポリマー
通路位置合わせ用の段部10gに係合するセンタリング
部15dとポリマー導入口部材10に形成されたパッキ
ン支持部10hに係合する水平部15eを有する形状に
してある。
【0025】該インレットパッキン15は図8に示すよ
うなポリマー導入口部材10に形成されたポリマー通路
位置合わせ用の段部10jに係合するセンタリング部1
5fのみを有する形状のものを使用することもできる。
【0026】上述の紡糸パック5内のリング状のパッキ
ン12は予め設定された初期締付け力が付与されるよう
にロックナット11を締め付ける。
【0027】また、紡糸パック5のポリマー導入口部材
10を紡糸パック連結体2に螺着すると、接合面のパッ
キン15に初期締付け力が付与されるようになってい
る。
【0028】上述の溶融紡糸装置における紡糸パック5
の組立および加熱箱体1に対する該紡糸パック5の装着
動作について説明する。
【0029】該紡糸パック5はパック本体6内に下から
上に向って口金7、フイルターケース8、フイルター
9、濾材13、パッキン12、ポリマー導入口部材10
を順次挿入し、ロックナット11をパック本体6にねじ
込んでフイルターケース8とポリマー導入口部材10の
間のパッキン12が低圧力のポリマー圧力でも漏れを生
じない初期締付け力を有するように締め付ける。この
時、口金7上面とフイルターケース8の下面も同時に
圧シールされる。
【0030】該パッキン12は初期締付け力を付与する
ためのつぶし量を考慮して各寸法を設定する必要があ
る。
【0031】この様にして組立てられた紡糸パック5を
予め加熱器(図示せず)によって加熱し、該紡糸パック
5が所定の温度になると該加熱器から取出し、該紡糸パ
ック5のポリマー導入口部材10の傾斜面10f上にパ
ッキン15を載せた状態で加熱箱体1の下方から紡糸パ
ック受容部1aに向って挿入すると、ポリマー導入口部
材10の雌ねじ10b1が紡糸パック連結体2の案内部
2b3に沿って進入してポリマー通路2a、10a、1
5aが合致せしめられ、次いでポリマー導入口部材10
の雌ねじ10b1が紡糸パック連結体2のねじ切除部2
b4と、該ポリマー導入口部材10のねじ切除部10b
2が紡糸パック連結体2の雄ねじ2b2と夫々円周方向
において合致した状態で移動する。
【0032】そして、ポリマー導入口部材10の上面に
形成された水平面10eが紡糸パック連結体2に突設さ
れたピン14に当接すると該紡糸パック5の挿入動作が
終了する。
【0033】この時、紡糸パック連結体2の雄ねじ2b
2とポリマー導入口部材10の雌ねじ10b1の噛合い
位置が合致している。
【0034】次いで、該紡糸パック5を回転させると該
ピリマー導入口部材10の上面に形成された傾斜面10
cが紡糸パック連結体2に突設されたピン14に当接し
た状態で移動する。
【0035】すると、ポリマー導入口部材10上のパッ
キン15が紡糸パック連結体2の傾斜面2cに接触し、
さらに該紡糸パック5を回転させると、ポリマー導入口
部材10に形成された位置決め用壁面10dが紡糸パッ
ク連結体2に突設されたピン14に当接して紡糸パック
5の取り付けが完了する。
【0036】上述の紡糸パック5を略90度回転させる
ことによってパッキン15は上下の傾斜面15b、15
c部が紡糸パック連結体2の傾斜面2cとポリマー導入
口部材10の傾斜面10fによって押し潰され、低圧力
のポリマー圧力でも漏れを生じない初期締付け力を有す
るように締め付けられる。
【0037】上述の各パッキン12,15はポリマーの
圧力が高くなると各部材のパッキン装着部の壁面に押圧
されてセルフシールされる。
【0038】
【発明の効果】本発明の溶融紡糸装置は請求項1に記載
のように紡糸パック連結体と紡糸パックのポリマー導入
口部材とにねじの噛合い開始位置およびねじの噛合い状
を合致せしめる案内部を形成せしめた構成にしている
ため、紡糸パック装着時の紡糸パック連結体雄ねじとポ
リマー導入口部材の雌ねじの噛合い位置を容易に合致さ
せることができる。
【0039】また、本発明の溶融紡糸装置は請求項2に
記載のようなパッキンを、コーン状の傾斜面を有し、前
記傾斜面の傾斜角度が相手部材の傾斜角度より僅かに大
きくかつポリマー通路を合致させるためのセンタリング
部とパッキンを水平な状態に維持せしめる水平維持部を
有する形状にした構成にすると、紡糸パック装着動作時
にパッキンが移動せず、また締付けによるパッキンの変
形量を確保することができ、ポリマーの漏れを確実に防
止することができる。
【0040】さらに、本発明の溶融紡糸装置は請求項3
に記載のような紡糸パック連結体を、ねじが形成された
軸体の先端部が所定長さねじ山部が切除された細軸部
と、ねじ部が円周方向に少なくとも4分割され、分割さ
れた対称の2箇所は軸心長手方向にねじ山が全て切除さ
れたねじ切除部とを有する形状にせしめると共に、ポリ
マー導入口部材を、前記紡糸パック連結体と螺合するね
じ部とねじ切除部とを有する形状にせしめた構成にする
と、ねじ部の噛合わせが容易にかつ確実に行うことがで
きると共に紡糸パック装着のときの回転量を少なくする
ことができ、請求項4に記載のような案内部が、紡糸パ
ック連結体に少なくとも2箇所円周方向に等配になるよ
うに突設された位置決め用ピンと、ポリマー導入口部材
の紡糸パック連結体と対向する面に形成された該ポリマ
ー導入口部材が紡糸パック連結体に挿入されたときに前
記位置決め用ピンが当接する面と、紡糸を回転させると
きに前記位置決め用ピンが当接するポリマー導入口部材
に形成されたねじのリードと等しい傾斜面とからなる構
成にすると、紡糸パックを回転せしめるときに紡糸パッ
クの姿勢を略垂直な状態に維持させることができ、ねじ
部の最初の噛合を確実にかつ円滑に行うことができ、請
求項5に記載のようなポリマー導入口部材の紡糸パック
連結体と対向する面に位置決め用ピンが当接する位置決
め用壁部を設けた構成にすると、連結体に対して紡糸パ
ックを吐出位置が一定になるように確実に装着すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶融紡糸装置の構成の1実施例を示す
概略断面図である。
【図2】図1における紡糸パック連結体の構成の1実施
例を示す概略断面図である。
【図3】図2におけるI−I矢視図である。
【図4】図1におけるポリマー導入口部材の構成の1実
施例を示す概略断面図である。
【図5】図4におけるII−II矢視図である。
【図6】図4におけるIII矢視図である。
【図7】図1における接合面のパッキン装着部の1実施
例を示す概略拡大図である。
【図8】図7におけるパッキン装着部の他の実施例を示
す概略拡大図である。
【図9】図1におけるピンの他の実施例を示す概略図で
ある。
【図10】図9におけるIV−IV矢視図である。
【符号の説明】
1 加熱箱体 2 紡糸パック連結体 3 ボルト 4、12、15 パッキン 5 紡糸パック 6 パック本体 7 口金 8 フイルターケース 9 フイルター 10 ポリマー導入口部材 11 ロックナット 13 濾材 14 ピン 14′ 棒状体 1a 紡糸パック受容部 1b、10a、15a ポリマー通路 2a ポリマー導入通路 2b 雄ねじ部 8a 凹部 10b 雌ねじ部 2c、10c、10f、15b、15c 傾斜面 10d 壁面 10e 水平面 10g、10j、10k 段部 10h パッキン支持部 15d 水平部 15e、15f センタリング部 2b1 軸部 2b2 雄ねじ 2b3 案内部 2b4、10b2 ねじ山切除部 10b1 雌ねじ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紡糸パック受容部にポリマー導入通路と連
    結用のねじ部とを有する紡糸パック連結体が取り付けら
    れた加熱箱体と、シール用のパッキンを介在させた状態
    で前記ねじ部に螺着せしめる紡糸パックとからなる紡糸
    装置において、前記紡糸パック連結体と紡糸パックのポ
    リマー導入口部材にねじの噛合い開始位置およびねじ
    の噛合い状態を合致せしめる案内部を形成せしめたこと
    を特徴とする溶融紡糸装置。
  2. 【請求項2】紡糸パック受容部にポリマー導入通路と連
    結用のねじ部とを有する紡糸パック遮結体が取り付けら
    れた加熱箱体と、シール用のパッキンを介在させた状態
    で前記ねじ部に螺着せしめる紡糸装置において、パッキ
    ンを、コーン状の傾斜面を有し、前記傾斜面の傾斜角度
    が相手部材の傾斜角度より僅かに大きくかつポリマー通
    路を合致させるためのセンタリング部とパッキンを水平
    な状態に維持せしめる水平維持部を有する形状にせしめ
    たことを特徴とする溶融紡糸装置。
  3. 【請求項3】紡糸パック連結体を、ねじが形成された軸
    体の先端部が所定長さねじ山部が切除された細軸部と、
    ねじ部が円周方向に少なくとも4分割され、分割された
    対称の2箇所は軸心長手方向にねじ山が全て切除された
    ねじ切除部とを有する形状にせしめると共に、ポリマー
    導入口部材を、前記紡糸パック連結体と螺合するねじ部
    とねじ切除部とを有する形状にせしめたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載された溶融紡糸装置。
  4. 【請求項4】案内部を、紡糸パック連結体に少なくとも
    2箇所円周方向に等配になるように突設された位置決め
    用ピンと、ポリマー導入口部材の紡糸パック連結体と対
    向する面に形成された該ポリマー導入口部材が紡糸パッ
    ク連結体に挿入されたときに前記位置決め用ピンが当接
    する面と、紡糸パックを回転させるときに前記位置決め
    用ピンが当接するポリマー導入口部材に形成されたねじ
    のリードと等しい傾斜面とにより構成せしめたことを特
    徴とする請求項1から請求項3の内の何れかの 請求項に
    記載された溶融紡糸装置。
  5. 【請求項5】ポリマー導入口部材の紡糸パック連結体と
    対向する面に位置決め用ピンが当接する位置決め用壁部
    を設けたことを特徴とする請求項4に記載された溶融紡
    糸装置。
JP7212448A 1995-07-28 1995-07-28 溶融紡糸装置 Expired - Lifetime JP2881124B2 (ja)

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JP7212448A JP2881124B2 (ja) 1995-07-28 1995-07-28 溶融紡糸装置
TW085108904A TW358834B (en) 1995-07-28 1996-07-22 Melt spinning apparatus
KR1019960030239A KR100191013B1 (ko) 1995-07-28 1996-07-25 용융방사장치
CN96110849A CN1060826C (zh) 1995-07-28 1996-07-26 熔融喷丝装置

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ID=16622793

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