JP2880669B2 - 冶金炉用溶滓樋の滓解体方法 - Google Patents

冶金炉用溶滓樋の滓解体方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冶金炉用溶滓樋の
滓解体方法に関し、さらに詳しくは外周に多数の突出取
付刃物を螺旋配列で取付けた1対の並列鉛直ドラムを溶
滓樋内で回転させて樋内の滓を破砕除去するに当り、溶
滓樋に付着固化した滓を効率よく解体細粒化するための
制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に高炉鋳床の平面図を示すように、
高炉20から取り出された溶銑は出銑樋21で溶銑と溶
滓に分離され、溶銑は溶銑樋22を通じて溶銑鍋23に
受けて次工程へ輸送される。溶滓は溶滓樋13を通じ水
砕設備24等に導かれる。溶滓樋13は次工程までの輸
送距離が比較的長く樋勾配が小さいため、出銑を重ねる
にしたがって、図10にその断面図を示すように、溶滓
樋13内に滓25が付着し、これが堆積して樋断面を埋
め、その流れを阻害しついには樋からあふれ出して周辺
設備を損傷することになる。したがって、溶滓樋13内
に堆積した滓25を定期的に解体除去しなければならな
い。
【0003】従来の滓解体作業は履帯式又は車輪式重機
類に取つけた油圧ブレーカやバケットによって行い、樋
底部の細かい部分についてはハンドブレーカやスコップ
等の手作業で解体除去を行っていた。前記作業での高熱
・粉塵作業を解消する技術として、図11から図13に
示すような高炉滓樋の滓解体装置が開発された(実願平
4−089905号)。図11〜図13において、台車
3は耐火物を内張りされた溶滓樋13の上面を、重機を
ベースマシンとするキャタピラ31等の回動によって移
動する台車であって、この台車1上に滓解体機本体32
が搭載されている。
【0004】この滓解体機本体32は、基本的に台車3
に取り付けられた支柱33の上部側に配設した昇降シリ
ンダ34と、この昇降シリンダ34のロッド端に取り付
けた取付具35を介し、前記支柱33を案内ガイドとし
て昇降自在に支持されたモータ据付台36と、このモー
タ据付台36上に取り付けた油圧モータ37と、この油
圧モータ37の出力軸の回転を動力伝達機構38を介し
て、垂直軸まわりに互いに逆方向に回転可能に支持され
た1対の回転ドラム1a、1bとから構成されている。
【0005】これら対をなす回転ドラム1a、1bは、
例えば、樋内面形状と相似形の形状を有している。ま
た、回転ドラム1a、1bの外周面上に設けられる取付
刃物2a、2bは、例えば図12、13に示すように、
2条螺旋上にかつ互いに逆ねじ方向で相互に干渉しない
ような位置に配置されている。図12は平面図、図13
は側面図である。この装置により、溶滓樋13に付着し
た滓を回転ドラムの回転力により細かく削り取り、ま
た、えぐり取られて割れた大きな塊を、回転ドラムと回
転ドラムとの間に挟み込んで細かく破砕する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記冶金炉用溶滓樋の
滓解体機で解体する場合、実際の滓が、部分的にではあ
るが、密度にバラツキがあり、通常の回転ドラムの取付
刃物だけでは、回転ドラムと回転ドラムとの間に噛み込
んだ高密度の滓を破砕できなくなる。さらに、破砕した
滓の中には例えば粒径100mm以上の大きな塊が混在
している。解体後に破砕屑を溶滓樋内にノズルを入れ真
空吸引清掃する場合、特に大きな塊は吸引ノズル及び吸
引輸送配管を閉塞させ吸引清掃が甚だ困難であることが
判った。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するため解体
屑を細粒化して吸引清掃を可能とする合理的な滓解体方
法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために開発されたもので、次の技術手段を特徴と
するものである。すなわち、本発明は、外周に多数の取
付刃物を螺旋配列で取付けた1対の並列鉛直ドラムを溶
滓樋内で回転させて樋内の滓を破砕除去するに当り、取
付刃物のドラム軸方向間隔d、取付刃物のドラム円周方
向ピッチp、ドラム回転数n、ドラム送り速度v及び解
体滓最大寸法Dと、解体トルクTとの関係を対象樋及び
滓について求めておき、解体滓最大寸法Dを一定寸法以
下とし、解体トルクTが最小となる条件で前記ドラムを
運転することを特徴とする冶金炉用溶滓樋の滓解体方法
である。
【0009】上記方法において、あらかじめ求めておく
諸因子の範囲としては、前記取付刃物のドラム軸方向間
隔d=10〜200mm、取付刃物のドラム円周方向ピ
ッチp=100〜400mm、ドラム回転数n=100
〜250r.p.m、ドラム送り速度v=1〜1.5m
/分、解体滓最大寸法D=50〜150mmの範囲で求
めておくことが好ましい。
【0010】また、溶滓樋の滓解体時に前記解体滓最大
寸法が100mm以下の塊になるように解体、破砕する
こととすれば、大きな塊を発生しないので、滓の排出が
容易となり好適である。なお、前記1対のドラムの取付
刃物の間に多数の突起ないしは膨出部を設けたドラムを
用いるとドラム間の押圧による大塊の滓の選択的な破砕
が促進され、所要動力の増大を招かずに作業能率よく滓
の破砕除去を行うことができる。
【0011】次に、本発明の第2の発明は、上記取付刃
物のドラム軸方向間隔d、取付刃物のドラム円周方向ピ
ッチp、ドラム回転数n、ドラム送り速度v及び解体滓
最大寸法Dと、破砕時間Mとの関係を対象樋について求
めておき、解体滓最大寸法Dを一定寸法以下とし、破砕
時間Mが最小となる条件でドラムを運転することを特徴
とする冶金炉用溶滓樋の滓解体方法である。
【0012】また本発明の第3の発明は、上記取付刃物
のドラム軸方向間隔d、取付刃物のドラム円周方向ピッ
チp、ドラム回転数n、ドラム送り速度v及び解体滓最
大寸法Dと、破砕動力Wとの関係を対象樋について求め
ておき、解体滓最大寸法Dを一定寸法以下とし、破砕動
力Wが最小となる条件でドラムを運転することを特徴と
する冶金炉用溶滓樋の滓解体方法である。
【0013】上記第2、第3の発明において、あらかじ
め求めておく諸因子の範囲、解体滓最大寸法等の規定及
び突起の規定を第1の発明と同様にするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例に用いる1
対のドラムの平面図、図2にその側面図、図3に取付刃
物の配列の展開図を示した。図1、図2に示すように対
をなす2個の回転ドラム1a、1bを樋幅方向に並べ、
同じ回転力で滓を左右からドラム間に挟み込むように削
り取る。
【0015】このとき、1対のドラムは溶滓樋の長手軸
に直角な位置に2つのドラムを並べると1対のドラムが
互いにバランスして等しく滓を破砕するので好ましい。
ドラムが滓を解体する機構は切削と引き起しである。取
付刃物のドラム軸方向の取付間隔dが小さいと切削の要
素が大きくなり、滓は微細化し、dを大きくすると滓を
引き起し破砕する要素が大きくなり、破砕された滓の粒
度が大きくなる。取付刃物のドラム円周方向ピッチpに
よる作用も上記dと同様の傾向となっている。
【0016】ドラムの回転数が大きいほど解体屑の粒径
は小さくなり、回転数が小さくなると引き起し作用が優
勢となり粒径は大きくなる。また取付刃物の移動速度が
小さいと滓の大きさは小さく、移動速度が大きくなると
粒度も大きくなる。引き起し割れによる破砕機構が大き
くなるためと考えられる。以上の関係の一例を図4に示
した。取付刃物のドラム軸方向間隔dは10〜200m
mに亘ってデータを収集にしておくのがよいが、20m
m未満では余り変化がなくまた100mmを越えると、
影響が少なくなる。取付刃物のドラム方向ピッチpは、
ドラムの回転中は相手方のドラムの取付刃物が交互に中
間に入るのでp/2で評価される。p/2を50〜20
0mmとする。すなわちpを100〜400mmに変化
させてデータを集収する。
【0017】ドラム回転数nは100〜250r.p.
mの範囲でデータを求めておく。そして破砕滓の最大寸
法Dを50〜150mmの範囲とする。このような条件
下で上記d、p、n、v、Dを変化させ、解体トルクT
との関係 T=f1 (d,p,n,v,D) を求め、制御装置に記憶させておく。この記憶に従っ
て、対象とする溶滓樋と滓の条件に従って、ドラムの取
付刃物の取付け寸法d,pを適切に定め、最適な回転
数、送り速度、最大滓寸法の操業条件下で最小のトルク
で操業することができる。
【0018】さらに、以上の解体トルクとの多変数関数
関係とは別に、対象樋及び滓について破砕時間Mとの関
係を次のように表わすことができる。 M=f2 (d,p,n,v,D) また解体トルクの代りに破砕動力Wも相関関係があり、
その関係を次のように求めることができる。
【0019】W=f3 (d,p,n,v,D) これらの関係を求めて制御装置に記憶させておき、解体
トルクTが最小の条件又は破砕時間又は破砕動力Wが最
小の条件でドラムを運転することができる。また、回転
ドラムの取付刃物の他に、回転ドラムの取付刃物と取付
刃物ドラムの間に多数の小突起を設けることによって、
取付刃物によって解体された大きな塊をドラムの間で圧
壊破砕することにより、回転力を低減するとともに効率
的に細粒化することができる。
【0020】
【実施例】本発明の冶金用溶滓樋の滓解体機の刃物によ
る滓解体機を高炉に使用した場合の1実施例を図に基づ
いて説明する。図1〜図3に本発明の実施例を示した。
図1は取付刃物2(2a、2b)を取付けた対をなす並
列鉛直回転ドラム1(1a、1b)の平面図で、溶滓樋
13内で回転数nで矢印で示す方向に回転しながらドラ
ム送り速度vで移動している状態を示している。
【0021】本発明の滓解体方法の実施に用いる装置
は、図11に示す従来の装置と同様で耐火物を内張りさ
れた溶滓樋13の樋幅方向に対をなす回転ドラム1a、
1bを1列に並べ、取付刃物2(2a、2b)a、2b
があたかも互いに円周方向で噛み合うかのように、それ
ぞれ取付刃物2(2a、2b)a、2bを円周方向に複
数個設けて配置している。
【0022】図2は図1の側面図である。図3は図2の
回転ドラム1a、1bの取付刃物2(2a、2b)を展
開した図である。図3は、●印で取付刃物2aの配列を
示す一方の回転ドラム1aと、▲印で取付刃物2bの配
列を示す他方の回転ドラム1bを丁度取付刃物2a、2
bが千鳥配列になるように重ねて描いてある。同一回転
ドラム上の隣接する取付刃物のドラム軸方向の間隔d
と、ドラム円周方向ピッチpが示されている。
【0023】図3では取付刃物2(2a、2b)a、2
bの垂直軸回りの回転で取付刃物は2条ねじ状にかつ互
いに逆ねじ方向で相互に干渉しないような位置とし、取
付刃物2(2a、2b)a、2bがドラム軸方向の間隔
d、ドラム円周方向ピッチpで互いに衝突しないように
取付けられている。図4は回転ドラムの取付刃物のドラ
ム軸方向の間隔d、ドラム円周方向ピッチp,ドラム回
転数nを変化させた時の解体滓粒径Dとの関係を示す実
施例を示すグラフである。取付刃物2(2a、2b)の
ドラム軸方向の間隔d、ドラム円周方向ピッチpが小さ
いほど解体粒径が小さくなり、dが100mm、pが2
00mm以内で回転数が100rpm、移動速度が1m
/min以内であれば解体滓粒径が100mm以内であ
ることを示している。このようにして、取付刃物2(2
a、2b)a、2bによって1次解体された滓は、対を
なす回転ドラム1a、1bの間に噛み込んで2次解体さ
れて一層細かく破砕され粒径100mm以下均一に細粒
化される。
【0024】また、ドラム回転数nと解体トルクTとの
関係は図5に一例を示したような関係にある。図6は取
付刃物2a、2bの取付ピッチと解体滓粒径の関係を、
ドラムの取付刃物の間に小突起を設けた場合と無い場合
について示したものである。小突起を設けることによ
り、解体粒径を小さくできたことを示している。
【0025】図7は、解体滓粒径とドラムにかかる解体
トルクの関係を示すもので、取付刃物2a、2bの間に
突起を設けた場合と設けない場合について示し、突起を
設けることによってドラムにかかる解体トルクを小さく
できたことを示している。取付刃物の配列ピッチと取付
刃物の切削に必要な解体トルク及びドラムに設けた突起
による解体トルクは図8に示すような関係にある。従っ
て両者の合計トルクが最小となる取付刃物の最適な配列
ピッチが存在する。
【0026】これらを制御装置に記憶させておき、対象
樋と滓に応じて、ドラムの取付刃物の取付け寸法d,p
を適切に定め、最適な回転数n、送り速度v、最大滓寸
法Dの操業条件下で最も合理的な操業をすることができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、滓解体に要するドラム
にかかる解体トルクを比較的小さく押さえ、かつ、滓を
100mm以下の粒度に細粒化して合理的に運転をする
ことができ、解体後の滓を溶滓樋から吸引処理により容
易に搬出することが可能となった。また、作業時間の短
縮、解体動力の低減等、短時間に滓解体作業を効率的に
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の並列鉛直回転ドラムの平面図である。
【図2】実施例の並列鉛直回転ドラムの側面図である。
【図3】実施例の並列鉛直回転ドラムの展開図である。
【図4】回転ドラムの取付刃物のドラム軸方向の間隔
d、ドラム円周方向ピッチp,ドラム回転数nを変化さ
せた時の解体滓粒径Dとの関係を示すグラフである。
【図5】ドラム回転数と解体トルクとの関係を示すグラ
フである。
【図6】取付刃物の配列ピッチと解体滓粒径の関係を示
すグラフである。
【図7】解体滓粒径とドラムにかかる解体トルクの関係
を示すグラフである。
【図8】取付刃物配列と解体トルクの関係を示すグラフ
である。
【図9】高炉鋳床の模式的平面図である。
【図10】溶滓樋の断面図である。
【図11】滓解体機の全体説明図である。
【図12】従来の回転ドラムの平面図である。
【図13】従来の回転ドラムの側面図である。
【符号の説明】
1(1a、1b) ドラム 2(2a、2b)
取付刃物 3 台車 13 溶滓樋 14 冷却水管 20 高炉 21 出銑樋 22 溶銑樋 23 溶銑鍋 24 水砕設備 25 堆積した滓 31 走行キャタ
ピラ 32 滓解体機本体 33 支柱 34 昇降シリンダー 35 昇降シリ
ンダー取付具 36 モータ据付台 37 油圧モー
タ 38 動力伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000005924 株式会社三井三池製作所 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 (72)発明者 古谷 淳一 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 益本 慎一 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 四絛 秀俊 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (72)発明者 近藤 淳 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (72)発明者 中谷 寛 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 冨岡 浩一 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 東郷 民生 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 山形 仁朗 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 吉田 利廣 福岡県大牟田市旭町2丁目28番地 株式 会社三井三池製作所 三池事業所内 (72)発明者 上野 健二 東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号 株式会社三井三池製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21B 7/14 304 F27D 1/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に多数の刃物を螺旋配列で取付けた
    1対の並列鉛直ドラムを溶滓樋内で回転させて樋内の滓
    を破砕除去するに当り、取付刃物のドラム軸方向間隔
    d、取付刃物のドラム円周方向ピッチp、ドラム回転数
    n、ドラム送り速度v及び解体滓最大寸法Dと、解体ト
    ルクTとの関係を対象樋及び滓について求めておき、解
    体滓最大寸法Dを一定寸法以下とし、解体トルクTが最
    小となる条件で前記ドラムを運転することを特徴とする
    冶金炉用溶滓樋の滓解体方法。
  2. 【請求項2】 前記取付刃物のドラム軸方向間隔d=1
    0〜200mm、取付刃物のドラム円周方向ピッチp=
    100〜400mm、ドラム回転数n=100〜250
    r.p.m、ドラム送り速度v=1〜1.5m/分、解
    体滓最大寸法D=50〜150mmの範囲であらかじめ
    d、p、n、v、Dと解体トルクTとの関係を求めてお
    くことを特徴とする請求項1記載の冶金炉用溶滓樋の滓
    解体方法。
  3. 【請求項3】 前記解体滓最大寸法Dを100mm以下
    とすることを特徴とする請求項1記載の冶金炉用溶滓樋
    の滓解体方法。
  4. 【請求項4】 前記1対のドラムの取付刃物の間に多数
    の突起を設けたドラムを用いることを特徴とする請求項
    1記載の冶金炉用溶滓樋の滓解体方法。
  5. 【請求項5】 前記解体トルクTの代りに破砕時間Mと
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    冶金炉用溶滓樋の滓解体方法。
  6. 【請求項6】 前記解体トルクTの代りに破砕動力Wと
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    冶金炉用溶滓樋の滓解体方法。
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