JP2879230B2 - ねじ打ち込み装置 - Google Patents

ねじ打ち込み装置

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JP2879230B2 JP30539389A JP30539389A JP2879230B2 JP 2879230 B2 JP2879230 B2 JP 2879230B2 JP 30539389 A JP30539389 A JP 30539389A JP 30539389 A JP30539389 A JP 30539389A JP 2879230 B2 JP2879230 B2 JP 2879230B2
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドライバ工具に取り付けて使用し、ねじ保
持ベルトに植設したねじを一本ずつ連続的に打ち込むこ
とができるねじ打ち込み装置に関し、ねじ保持ベルトを
ねじ移送方向ばかりでなく逆方向(後退方向)へも自由
に引戻すことができるようにすると共に、ドライバビッ
ト下に送り出されたねじを打ち込み方向に真っすぐ保持
するためのねじ保持機構を摺動部材に設けたねじ打ち込
み装置に関する。
〔従来の技術〕
電動ドライバ工具に連結して、ドライバ工具を被打ち
込み部材に対して押し込んだり戻したりする動作に伴
い、ねじ保持ベルトに植設したねじを一本ずつ連続的に
供給しながらねじを打ち込んでゆくねじ打ち込み装置
が、種々提案されている。
このねじ打ち込み装置は、第13図に従来例を示すよう
に電動ドライバ工具71の先端に連結部材72を介して筒上
の摺動案内ケース73が取り付けられ、ねじ保持ベルトを
装填する摺動部材74がこのケース73内に戻りばね75を介
して上下摺動自在に嵌挿されている。摺動部材74のベル
ト装填部には、ねじ保持ベルトに噛み合うスプロケット
と、このスプロケットに噛み合いするラチェット車が配
設されている。このラチェット車は、摺動部材74がケー
ス73内に押し込まれて、ラチェット車から突出するピン
76がスリット77の傾斜部78を通過するときにスプロケッ
トを回転させるため、この動作によりねじ保持ベルトが
一ねじ区間だけ移送される。このとき摺動部材74先端の
脚部79を被打ち込み部材80に当接させてさらに摺動部材
79を被打ち込み部材80に当接させてさらに摺動部材74を
ケース73内に押し込めば、ドライバ工具71により駆動さ
れるドライバビットによってねじを被打ち込み部材80に
打ち込むことができる。なお、摺動部材74が戻りばね75
の付勢力によって戻される際は、ラチェット車のみが空
回りして元の状態に復帰される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のねじ打ち込み装置では、ねじ保持ベル
トはスプロケットによってねじ移動方向にしか移動でき
ずまた打ち込むねじのねじ長がたとえば5cm程度と長い
場合、被打ち込み部材に対して真っ直ぐねじを打ち込め
ず、打ち込み中心からずれてねじが打ち込まれてしまう
という問題点があった。
スプロケットの回転がねじ移送方向のみに回転するよ
うに構成されているためと、ねじ長が長い場合、ねじ保
持ベルトに取り付けられているねじの先端が打ち込み方
向からずれている場合が多いとともに、ねじ長が長いと
ドライバビットに係合しねじ保持ベルトから離脱したね
じを打ち込み方向に真っすぐ保ったまま打ち込んでゆく
ことが困難なことによるものである。
本発明は、このような課題を解決するために提案され
たものであり、ねじ長の長いねじでも打ち込み方向に真
っすぐ保ったまま被打ち込み部材に打ち込むことができ
るねじ打ち込み装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明によるねじ打ち込み
装置は、スプロケットとラチェット間に操作レバーを介
操させてスプロケットの回転の正,逆転を自由に行なわ
せると共に脚部間に移送したねじを左右両側より挟持し
該ねじを打ち込み方向に保持するためのねじ保持部材
を、摺動部材のねじ通路に臨み、ねじ挟持側にばね付勢
して左右の上記脚部にそれぞれ取り付け、これらのねじ
保持部材はドライバビットの通過時にばねを抗して押し
開かれドライバビットの通路が確保されるように構成し
たものである。
〔作 用〕
上述した構成よれば、ねじ保持ベルトの引抜,引出し
を自由に行えると共にドライバビット下に移送されたね
じが、左右の脚部に設けられてねじ保持部材によってね
じ打ち込み方向に保持されるので、被打ち込み部材にね
じを真っすぐ打ち込むことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
本発明によるねじ打ち込み装置は、第1図および第2
図に示すように電動ドライバ工具1の先端に連結部材2
を介して取り付けられ、この連結部材2に接続される角
筒状の摺動案内ケース3と、このケース3内に戻りばね
4を介して摺動自在に嵌挿される摺動部材5からなる。
摺動部材5の前面および背面の右左両側部には、上下
方向に摺動案内溝6が形成されており、摺動案内ケース
3の前面および背面の裏面両側部に上下方向に突設され
た凸状部7が、これら摺動案内溝6にそれぞれ嵌まり合
い、ケース3における摺動部材5の上下方向の摺動が、
これら案内溝6に案内されてスムーズに行なえるように
なっている。また摺動部材5の左側面には、第3図に示
すように摺動範囲を規制する溝8が、上部を除き上下方
向に形成されており、ケース3の左側面からビス10によ
り取り付けられたケース3内の側面部のピン9が第4図
に示すようにこの溝8に嵌まり合っている。これによ
り、このピン9が溝8の上端部8aに当接する位置まで摺
動部材5は、戻りばね4に押し戻されて、ケース3から
引き出される。
このような摺動機構は、従来のようにケースの両側面
に摺動案内用の長孔を形成して行なうものに比べて、ケ
ース3の強度を高められるとともに、1本のビス10を緩
めて外すだけで、ケース3と摺動部材5をスライドさせ
て引き抜き、両者を簡単に分離できるという利点があ
る。
つぎに、摺動部材5のケース3内への押込み動によっ
てねじ保持ベルトを一ねじ区間移送するためのベルト装
填部のねじ移送機構を説明する。
上記摺動部材5の中央部には、第5図に示すようにね
じ13を植設したねじ保持ベルト14を等間隔送りするため
のスプロケット15が配設されている。外周部に送り歯15
Aが形成された2枚のスプロケット15は、第6図に示す
ように中心軸16に固着されており、一方のスプロケット
15から突出する中心軸16端にコイルばね17を介してラチ
ェット車18が回転自在に取り付けられている。このラチ
ェット車18の内面には、一方のスプロケット15の外面に
形成された係合凹部15Bに噛み合う爪18Aが突設されてお
り、第5図中矢印A方向にラチェット車18が回転したと
きにスプロケット15と噛み合うようになっている。コイ
ルばね17により離脱方向に付勢されたラチェット車18と
スプロケット15は、通常噛み合わない状態で、半体5a,5
bどうしをビス19で締め付けた摺動部材5内に収容され
ている。一方の半体5aの側面には、弧状の長孔20が穿設
されており、この長孔20から突出するようにラチェット
車18の外縁部にピン21が取り付けられている。
上記ケース3の側板には、摺動部材5のケース3内に
押し込んだときにピン21が当接してラチェット車18を矢
印A方向に長孔20の範囲だけ回転させるための傾斜部22
Aを有するスリット22がケース3の長手方向(上下方
向)に沿って形成されている。ケース3の側板上には、
スリット22の側部に回動レバー23が側板に螺着された軸
支ピン24により回動自在に取り付けられており、このレ
バー23はばね25によりスリット22方向(反時計方向)に
常時回動付勢力を与えられている。このレバー23上には
レバー23を覆うコ字状のカバー26がケース3の側板に取
り付けられている。
待機状態から、ねじを打ち込む相手部材である被打ち
込み部材29に摺動部材5の先端部を当接させて、この摺
動部材5が戻りばね4に抗してケース3内に押し込まれ
るよう操作すると、テーパー部28に案内されてピン21が
レバー23の下方にもぐり込む。レバー23によりピン21が
下方に押し込まれる動作に伴いラチェット車18がスプロ
ケット15に噛み合い、傾斜部22Aをピン21が通過する間
に、スプロケット15がねじ保持ベルト14を一ねじ区間移
送するように矢印A方向に回転する。傾斜部22Aを通過
してしまうと、ピン21がレバー23の下方から抜け出るの
で、ラチェット車18はスプロケット15から離脱する。こ
の状態で摺動部材5をさらに押し込むと、摺動部材5の
挿通孔31を抜けるドライバビット30の先端がねじ13の頭
部と係合し、電動ドライバ工具1により回転駆動される
ドライバビット30によってねじ13を被打ち込み部材29に
打ち込むことができる。
復帰動作では、戻りばね4の付勢力によりケース3内
を摺動部材5が後退するときにピン21がスリット22に沿
って下方に移動し、傾斜部22Aを通って待機状態に復帰
する。傾斜部22Aを通過するこの復帰途中では、ラチェ
ット車18がスプロケット15から離脱したままピン21が長
孔20を逆方向に回動するので、単にラチェット車18のみ
が矢印B方向に空回りするだけである。
つぎに、ドライバビット30下に移送されたねじ13を打
ち込み方向に真っすぐ保持するためのねじ保持機構を説
明する。
摺動部材5の先端に突設される脚は、被打ち込み部材
29へのねじ13の打ち込み中心が目視できるように正面向
かって右側には設けられず、3本の脚部32A,32B,32Cを
突設した構成となっている。後部の左右の脚部32B,32C
の先端下面には、補強板33がこれら脚部32B,32Cに掛け
渡されて、ビス止めにより取り付けられている。
左側前後の脚部32A,32Bの基部間に形成される凹部34
には、これら脚部32A,32B間の左側寄りに前後方向に架
け渡された支軸35に固着され、この支軸35を中心に回動
する左側のねじ保持部材36が配設されている。このねじ
保持部材36は、切欠部に露出する支軸35部に嵌め込まれ
たばね37によって常時上方向(ドライバビットの先端方
向)への回動付勢力が与えられており、通常凹部34面に
当接している。
このねじ保持部材36のねじ通路側先端部には、第7図
に示すようにこの通路38に突出し、通路38をふさぐ突出
部39が前部側に形成されており、この突出部39によって
ねじ13が正面側より保持される。また通路38に臨む後部
側の段部40によってねじ13が左側方から保持される。
前側脚部32Aの前面部には、ねじ保持部材36の回転範
囲に対応する位置に溝6と一部オーバーラップする凹部
41が形成されており、この凹部41に突出する支軸35先端
部に操作レバー42の基部が固着されている。
また、右側後部の脚部32C基部とこの基部に対向する
前部側の突設部43との間には、保持部材36に対向する右
側のねじ保持部材44が支軸45を中心に回動自在に取り付
けられている。このねじ保持部材44も保持部材36と同
様、支軸45に嵌め込まれたばね46によって常時上方向へ
の回動付勢力が与えられており、通常凹部47面に当接し
ている。
ねじ保持部材44の先端部48は、ねじ通路38に臨んでお
り、この先端部48によってねじ13が右側方から保持され
る。
なお、ねじ保持部材36,44の上方には、ドライバビッ
ト30が通る溝49がねじ通路38に臨んで形成されている。
溝49は、通路38の幅に比べて大径である。
この構成からなるねじ保持機構では、ドライバビット
30下に移送され、左右のねじ保持部材36,44によって中
途部が挟持されたねじ13が、これらねじ保持部材36,44
によってねじ打ち込み方向(ドライバビットの直進方
向)に真っすぐ保持される。
この状態で、摺動部材5の押し込み動のストローク途
中においてねじ13頭部の係合溝に回転するドライバビッ
ト30の先端が係合し、ねじ保持ベルト14から離脱したね
じ13は、保持部材36,44によって打ち込み方向に保持さ
れたまま被打ち込み部材29に打ち込まれる。
ドライバビット30の先端が、左右のねじ保持部材36,4
4を通過する際に、これら保持部材36,44は第8図に示す
ようにばね37,46に抗して下方(ねじ打ち込み方向)に
押し開かれてゆき、ドライバビット30の直進によりねじ
13は被打ち込み部29に完全に打ち込まれる。
このように摺動部材5にねじ保持部材36,44を設けた
ことにより、長ねじを打ち込む場合でも、ねじ13を打ち
込み方向に真っすぐ保持したまま打ち込むことができる
ため、被打ち込み部材29の打ち込み中心に正確にねじ13
を打ち込むことができる。
操作レバー42は、ねじ保持部材36を開放状態に操作す
るためのものであり、この操作レバー42をばね37に抗し
て時計方向に回動操作することで、左側のねじ保持部材
36を開くことができる。このとき、後部の脚部32B面に
突出する小突起50が、第9図に示すように保持部材36の
後部の凹部51に係合し、ねじ保持部材36は開放状態に保
持される。なお、この小突起50の上部は断面円弧状とな
っており、下方からばね52により上方へ押し上げられて
いる。
ねじ保持部材36を開放した状態では、ねじ通路38にお
けるねじ13の通過が妨げられないので、ねじ保持ベルト
14を待機状態においてねじ移送方向に手で自由に引き出
すことができる。またベルト引出し用の操作レバー53を
下側に回動操作することで、レバー53の一端がスプロケ
ット15の送り歯15Aから外れ、ねじ保持ベルト14をねじ
移送方向ばかりでなく逆方向(後退方向)へも自由に引
き戻すことができる。
ところで、ねじ保持部材36を開放した状態で、第10図
に示すように摺動部材5をケース3内に押し込むと、レ
バー42基部のR状に切り欠いた段部54にケース3の凸状
部7が当接して、レバー42は反時計方向に回動されて、
ねじ保持部材36が自然に閉ざされる。このように、摺動
部材5の押し込み動によって、開放状態のねじ保持部材
36を第7図に示す通常の閉状態に復帰させることができ
る。
つぎに、第11図に基づいて他の実施例を説明する。
この実施例では、上述したねじ保持機構が故障した際
などに交換が容易に行なえるように、ねじ保持機構部58
を含む、前側脚部32A、突設部43、後側脚部32B,32Cの一
部をブロック化したものである。このブロック55は、上
下の複数の係合部56を装置本体側の係合部57とそれぞれ
係脱させることで、着脱が可能となっており、故障時な
どにブロック55部を容易に交換することができるように
なっている。
つぎに、第12図に基づいてさらに他の実施例を説明す
る。
まず、この実施例のねじ打ち込み装置の概略的な構成
を説明する。連結部材2の端部に取り付けられる摺動案
内ケース59の左右側板には、側面カバー59Aを切り欠い
て示すように、摺動案内用の長孔60が穿設されており、
これら長孔60に嵌り合う摺動規制用のピン61を左右に突
設した摺動部材62が、図示しない戻りばねに抗してこの
ケース59内を長孔60の範囲摺動できるようになってい
る。
摺動部材62内のベルト装填部には、ねじ13を植設した
ねじ保持ベルト14の送り溝に噛み合うスプロケット63
と、このスプロケット63に噛み合いするラチェット車64
が配されている。ねじ保持ベルト14は、摺動部材62背面
部のベルト入口からベルト装填部に供給され、ねじ13を
打ち出した空ベルトが正面のベルト出口から外部にはき
出される。
ラチェット車64の上面部に突設されたピン65には、ベ
ルト移送用の回動レバー66の一端が取り付けられてお
り、この回動レバー66の遊端側のピン67がケース59裏面
に長孔60に連通して形成された回動案内溝68に嵌合して
いる。符号の69は、摺動部材62側に形成された回動案内
孔である。
上記回動レバー66は、摺動部材62がケース59内に押し
込まれて、ピン67が傾斜した回動案内溝68を通過すると
きにラチェット車64を時計方向に回転させるため、ラチ
ェット車64に噛み合うスプロケット63によってねじ保持
ベルト14が一ねじ区間だけ移送され、ねじ13が摺動部材
62先端の前後の脚部32A,32B間に送り出される。
摺動部材62がケース59内を戻りばねに付勢されて押し
戻され待機状態への復帰途中で、ピン67が回動案内溝68
を通過する際には、ラチェット車64が反時計方向に回転
するのでスプロケット63との噛み合いが外れ、スプロケ
ット63は回転しない。
フックレバー70は、ねじ13をドライバビット下に移送
したあとに摺動規制用のピン61をフック70Aにおいて掛
止し、摺動部材62をケース内への押し込み途中で一時的
に保持しておくためのものであり、被打ち込み部材側に
印されたねじの打ち込み中心に対するセンタ合わせを容
易に行うことができるようになっている。
上記摺動部材62の脚部32A,32B,32Cおよび突設部43に
は、ねじ保持部材36,44,操作レバー42,小突起50などか
ら構成される上述したねじ保持機構58が設けられてい
る。なお、脚部32C,ねじ保持部材44は図示を省略した。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ねじ保持ベルト
はスプロケットの回転を操作レバーの操作によってねじ
移送方向とこれと反対方向に自由に引抜,引出を行なえ
るのでねじ保持ベルトを打ち込み装置中に残置させるこ
とがなくドライバビット下に移送されたねじをねじ保持
部材によって打ち込み方向が真っすぐ保持することがで
きるので、5cm程度の長いねじを打ち込む場合でも、被
打ち込み部材の打ち込み中心に正確にねじを打ち込むこ
とができる。
また従来は、ねじが打ち込み方向からずれている場合
にねじを打ち損じることがあったが、本発明によればこ
のような不具合がまったくなく、ねじの打ち直しなどに
よる作業低下が解消され、大幅に作業能率の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電動ドライバ工具に取り付けた本発明による一
実施例のねじ打ち込み装置を示す側面図、第2図は上記
ねじ打ち込み装置の斜視図、第3図は上記ねじ打ち込み
装置の摺動部材を示す左側面図、第4図は第3図のI−
I線断面図、第5図は上記ねじ打ち込み装置を右側面方
向から見た縦断面図、第6図は上記ねじ打ち込み装置を
背面方向から見た要部縦断面図、第7図は上記ねじ打ち
込み装置の脚部の一部を切欠いて示す底面図、第8図は
上記ねじ打ち込み装置のねじ保持機構の動作を説明する
ための動作説明図、第9図は一方のねじ保持部材を開い
た状態を示す一部切欠き底面図、第10図は上記ねじ保持
機構の動作を説明するための動作説明図、第11図は他の
実施例のねじ打ち込み装置を示す分解斜視図、第12図は
さらに他の実施例のねじ打ち込み装置を切り欠いて示す
平面図、第13図は従来のねじ打ち込み装置の斜視図であ
る。 1……電動ドライバ工具、2……連結部材 3,59……摺動案内ケース、4……戻りばね 5,62……摺動部材、5a,5b……半体 6……摺動案内溝、7……凸状部 8……溝、9……ピン 10……ビス、13……ねじ 14……ねじ保持ベルト、15,63……スポロケット 15A……歯、17……コイルばね 18,64……ラチェット車、20……長孔 21……ピン、22……スリット 22A……傾斜部、23……回動レバー 29……被打ち込み部材、30……ドライバビット 31……挿通孔、32A,32B,32C……脚部 33……補強板、34,47……凹部 35,45……支軸、36,44……ねじ保持部材 37,46……ばね、38……ねじ通路 39……突出部、40……段部 41……凹部、42……操作レバー 43……突設部、48……先端部 49……溝、50……小突起 51……凹部、52……ばね 53……操作レバー、54……段部 55……ブロック、56,57……係合部 58……ねじ保持機構、60……長孔 61……ピン、65……ピン 66……回動レバー、67……ピン 68……回動案内溝、69……回動案内孔 70……フックレバー、70A……フック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドライバビット30が装着されるドライバ工
    具1の先端に連結部材2を介して摺動案内ケース3を取
    り付けこの摺動案内ケース内に戻りばね4を介して摺動
    部材5を上下方向摺動自在に嵌挿し、ねじを植設したね
    じ保持ベルト14を上記摺動部材のベルト14装填部に装填
    し、上記摺動部材5を上記摺動案内ケース内に押し込む
    ときに上記ねじ保持ベルト14を一ねじ区間移送して、上
    記摺動部材先端の脚部間に移送したねじを上記ドライバ
    ビットによって被打ち込み部材に打ち込めるように構成
    したねじ打ち込み装置において、摺動部材5に設けた中
    心軸16に固定した二枚のスプロケット15,15とこのスプ
    ロケットの一方のスプロケット15の外面に形成された係
    合凹部15Bに噛み合う爪18Aを突設したラチェット車18を
    回転自在に取付けしかも前記した一方のスプロケットと
    ラチェット車18間にコイルバネ17を設け、その上摺動部
    材5に設けた長孔20より突出するようにラチェット車18
    外縁部にピン21を取り付け、ベルト引出し用の操作レバ
    ー53を回動操作することでレバー53の一端がスプロケッ
    ト15の送り歯15Aから外れ、ねじ保持ベルト14をねじ移
    送方向ばかりでなく逆方向(後退方向)へも自由に引き
    戻すことができるように構成したことを特徴とするねじ
    打ち込み装置。
  2. 【請求項2】ドライバビット30が装着されるドライバ工
    具1の先端に連結部材2を介して摺動案内ケース3を取
    り付けこの摺動案内ケース内に戻りばね4を介して摺動
    部材5を上下方向摺動自在に嵌挿し、ねじを植設したね
    じ保持ベルト14を上記摺動部材のベルト14装填部に装填
    し、上記摺動部材5を上記摺動案内ケース内に押し込む
    ときに上記ねじ保持ベルト14を一ねじ区間移送して、上
    記摺動部材先端の脚部間に移送したねじを上記ドライバ
    ビットによって被打ち込み部材に打ち込めるように構成
    したねじ打ち込み装置において、摺動部材5に設けた中
    心軸16に固定した二枚のスプロケット15,15とこのスプ
    ロケットの一方のスプロケット15の外面に形成された係
    合凹部15Bに噛み合う爪18Aを突設したラチェット車18を
    回転自在に取付けしかも前記した一方のスプロケットと
    ラチェット車18間にコイルバネ17を設け、その上摺動部
    材5に設けた長孔20より突出するようにラチェット車18
    外縁部にピン21を取り付け、ベルト引出し用の操作レバ
    ー53を回動操作することでレバー53の一端がスプロケッ
    ト15の送り歯15Aから外れ、ねじ保持ベルト14をねじ移
    送方向ばかりでなく逆方向(後退方向)へも自由に引き
    戻すことができるように構成すると共に、上記脚部間に
    移送したねじ13を左右両側より挟持し該ねじを打ち込み
    方向に保持するためのねじ保持部材36および44を、上記
    摺動部材5のねじ通路38に臨み、ねじ挟持側にそれぞれ
    のばね37および46によって締付方向に付勢して左右の脚
    部32Aおよび32Bにそれぞれ取り付け、これらねじ保持部
    材はドライバビットの通過時にばねに抗して押し開かれ
    ドライバビットの通路が確保されることを特徴とするね
    じ打ち込み装置。
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