JP2878276B2 - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JP2878276B2 JP61059306A JP5930686A JP2878276B2 JP 2878276 B2 JP2878276 B2 JP 2878276B2 JP 61059306 A JP61059306 A JP 61059306A JP 5930686 A JP5930686 A JP 5930686A JP 2878276 B2 JP2878276 B2 JP 2878276B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はメモリを制御するメモリ制御装置、特に画像
処理に係るメモリ制御装置に関するものである。 [従来の技術] マイクロコンピユータ(以下、MPと略)により制御さ
れているカラー記録装置等の画像処理装置に於いては高
精細出力の要望が非常に高まり、それに伴いカラー記録
装置の印字ヘツドも高解像度になつて来た。その反面、
一画面当りの情報量が非常に多くなつている。そのため
記録速度を速くせざるを得ないためにホストCPUからの
データの取り込み及びY(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン)データからのBK(ブラツク)データの生成の
ための処理時間とが量も長く多くなつてきている。特
に、縦に一列に複数個の印字素子を持ち、媒体に対して
水平方向に操作しつつ印字を実行する、いわゆるシルア
ルプリンタでラスタ情報を高速で印字可能にする事が望
まれている。 そのためには、送られて来たラスタ情報を一旦メモリ
内に記憶させ、必要量だけのラスタ情報を受信後にソフ
トウエア等の制御でヘツド構造に合わせたデータ変換す
なわち縦横変換を行う必要がある。しかしソフトウエア
によるデータ受信,変換では、ヘツドのエレメント数が
少ない場合には処理時間も短いので問題は少ないが、エ
レメント数が増加し、特にカラーデータの場合には通常
R(赤),G(緑),B(青)とのモノクロームデータの3
倍のデータ量となるためデータ処理時間が非常に長くな
り、更に印字ヘツドのインク色はY,M,C,BKであるので、
RGBデータからYMCデータへ変換せねがならないため処理
時間がさらに長くなるという欠点を有していた。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、前記従来の欠点を除去し、外部装置から送
られてきたビットパターンをメモリの所定領域に縦横変
換しながら繰り返し書込むことにより、例えば、シリア
ルプリンタ等のヘッド構造に合わせたデータ変換(縦横
変換)及び変換されたデータの書込をダイレクトメモリ
アクセス方式で高速に可能にしたメモリ制御装置を提供
する。 [課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明のメモリ制御装置
は、ダイレクトメモリアクセス方法によりメモリを制御
するメモリ制御装置において、外部装置から送られてき
たビットパターンデータを記憶する受信メモリと、前記
ビットパターンデータの転送数を記憶する記憶手段と、
前記受信メモリに記憶されたビットパターンデータを前
記転送数分連続して前記メモリの所定領域に縦横変換し
て書き込むよう制御する制御手段とを有することを特徴
とする。 尚、本発明の特徴ある構成は、第1図、第2図、特に
第13図、第14図、第15図を参照して、実施例の[固定デ
ータの書き込み]の段落(明細書第53頁第10行から第56
頁第14行)に記載されている。 [実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に従つて詳細に説明す
る。 第1図は本発明の一実施例を適用したカラー記録装置
のブロツク図で、カラー記録装置はホストCPU1とインタ
ーフエースケーブル16で接続されていて、かつインター
フエースデータ幅は8ビツト又は16ビツトで構成されて
いる。カラー記録装置2は全体を司どるマスタMPU3(以
下MMPU3)はキヤリツジモータ10及び紙送りモータ9を
制御するサブMPU7(以下SMPU7)と通線12で密に結合し
ている。さらにMMPU3は印字ヘツド8,メモリ5,インター
フエースユニツト6及びメモリ制御回路4(以下MC4)
を制御する。印字ヘツド8は本実施例ではヘツド当り24
ドツトエレメントのものを対象としている。 第2図は本実施例の骨子となるMC4のブロツク図で、
概略を説明すると、データ転送先を決定するアドレスカ
ウンタ415(以下ADRC415)と、第8図で示されるメモリ
構成で色メモリを指定するためのバンクレジスタ414
(以下BR414)と、前記BR414を選択するバンクセレクタ
417(以下BSEL417)と、データ転送数を指定するレング
スカウンタ412(以下LC412)と、内部作業用のデータ格
納レジスタ410(以下DR410),411(以下DR411)と、デ
ータを反転するためのインバータロジツク416(以下INV
416)と、前記DR410とDR411との論理積演算をするアン
ドロジツク418(以下AND418)と、動作モードを設定す
るためのコマンドレジスタ413(以下COMR413)と、コマ
ンドを解析するためのインストラクシヨンデコーダ430
(以下ID430)と、外部装置との制御信号の同期をとる
バスアービタ450(以下BA450)と、実行処理に必要な内
部タイミングを生成するマイクロシーケンサ440(以下M
S440)と、水平−垂直変換を実行する並直変換回路420
(以下PS420),ビツトチエンジ419(以下BC419),ビ
ツトカウンタ421(以下BCNR421)等から構成されてい
る。 又、MMPU3は16ビツトのMPUでデータが16ビツト,アド
レスは23ビツトで構成されているので、メモリ5も同様
にデータ16ビツト幅である。しかし、インターフエース
ユニツト6の出力データ15はホストCPU1との兼ね合いで
8ビツト又は16ビツトの両方がMC4への設定で選択可能
である。 MC4内の詳細な説明をする前に、MC4の外部仕様及びカ
ラー記録装置2の概略仕様を説明する。 <カラー記録装置2の仕様> 1.ヘツド構成…縦24ドツト/ヘツド、Y,M,C,BKの4ヘツ
ド 2.入力データフオーマツト …ラスタイメージフオーマツト …縦8ビツトイメージフオーマツト …縦24ビツトイメージフオーマツト 3.色指定フオーマツト …RGB …RGBBK …YMC …YMCBK 上記2及び3については、第16図〜第19図で説明する
が、説明を簡単にするために入力データは8ビツト幅の
一色についての結果に限定している。 第16図はラスタイメージフオーマツト時の入力データ
と出力結果を比較した図で、縦8ビツトの入力データが
バイト時の直列データとみなして出力する。本フオーマ
ツト時の制御は、[縦横変換(HVモード)]の項で詳細
な説明をする。 第17図は縦8ビツトイメージフオーマツトの入力デー
タと出力結果の関係を示した図で、入力データはヘツド
のドツト1〜8の部分のみで印字される。これは1入力
データが入力の度に必ずドツト1〜8を使用して印字す
るのではなく、通常3つの入力データブロツクを受信し
てから印字する。すなわち、最初の入力データブロツク
がドツト1〜8に、2番目の入力データブロツクがドツ
ト9〜16に、3番目の入力データブロツクがドツト17〜
24に対応して印字される。 第18図は縦24ビツトイメージフオーマツトの入力デー
タと出力結果の関係で、入力データがバイトシリアルな
フオーマツトとして解釈され、3バイト毎に出力結果の
縦1ラインに対応する。 第19図(A)〜(D)は色指定フオーマツトの例であ
り、第19図(A)はRGBフオーマツトで、Nバイト毎に
色データ(第16〜第18図の入力データに対応する)が変
更される。同様に第19図(B)はRGBBK,第19図(C)は
YMC,第19図(D)はYMCBKフオーマツトである。印字ヘ
ツドのインク色はYMCBKであるため、第19図(D)以外
のフオーマツトは色変換を行う必要性がある。これを説
明するのが第20図で、のRGBフオーマツトは、まずRGB
をYMCに変換し、次にYMCからBK及び新しいYMCを生成す
る。この新しいYMCを生成する理由を次に述べる。BK
ータはY=M=C=1であるので、黒を表現する場合入
力データそのままのY,M,Cを使うと黒はBK,Y,M,C全ての
インクで印字されてしまうため、BKで印字されるドツト
の部分のY,M,Cは削除しなければならない。 のRGBBKフオーマツトはBKデータが付加されている
のでRGBのみをYMCに変換すれば良い。 のYMCフオーマツトはBKデータと新しいYMCを生成す
るのみで良い。 以上説明した様に、3種類のデータフオーマツトと4
種類の色指定モードをサポートする事により各種のシス
テムに対応可能になつた。 <MC4の機能> MC4はDMAC(Direct Memory Access Controller)とし
ての機能を持ちインターフエースデータ14のリード及び
それのメモリ5への書き込み,縦横変換,色変換を実行
する機能を有する。以下に機能の概要を列記する。 IFRモード…インターフエースデータのメモリへの書
き込み CCモード…色変換を実行する(YMC→BK) HVモード…インターフエースデータをリードし、即、
縦横変換する DDモード…インターフエースデータをリードし、メモ
リには書き込まない CDモード…MC4内の固定データをメモリに書き込む CDHVモード…MC4内の固定データを縦横変換する IFRIモード…インターフエースデータを反転したデー
タをメモリに書き込む HVIモード…インターフエースデータを反転したデー
タを縦横変換する 等があり、各モードについては後で詳細に説明する。 <MC4内部の説明> MC4は前述した様にDMAC機能を持つている。これは第
2図のBA450により実行され、MMPU3の動作を停止させる
機能である。これはMC4が動作を開始するためには必ず
行われなければならない動作であり、又以下の説明及び
タイミングチヤートではほとんど省略されている機能で
ある。以下にBA450の動作を詳述する。 本実施例のMC4がインターフエースユニツト6からの
データをメモリ5に書き込む。又はその他の各種メモリ
データのリードライトを実行する際に、MMPU3を停止状
態にして第1図のアドレスバス14b及びデータバス14を
フリーな状態(トライステート状態)にしなければなら
ない。 そのための手段としてモトローラ社製16ビツトMPU(M
68000)を使用した本カラー記録装置では、第3図で示
される方法により前記状態を得る事が可能である。MC4
が動作可能状態にある時、動作開始は図示しないインタ
ーフエースユニツト6からの割り込み、又はMMPU3から
のCOMR413へのコマンドの書き込みによる。第3図に於
いて、例えばコマンドの書き込みによりMC4の動作が開
始すると、MC4はまず*BRをLOWにしてMMPU3からの応答
信号である*BRがLOWになるのを待つ。*BRがLOWになれ
ばアドレスバス14bとデータバス14は解放されるので、
アドレス,データ共にMC4の管理下に置かれる。従つ
て、MC4は動作実行中を示す*BGAをLOWにすると同時に
動作開始する。動作を終了すればMC4は*BGAをHIGHにし
て、アドレス、データバスの管理をMMPU3に渡す。 [ADRC415…アドレスカウンタ] 第2図のADRC415は、対象メモリのアドレスを指定す
るもので、16ビツトのカウンタから構成されアドレスA1
〜A16を持つすなわち64Kワードの可変範囲を持つ。メモ
リ5が16ビツトデータ幅なので、第27図で示される如
く、最下位アドレスA0は通常必要としないが、MC4の内
部にはA0用のカウンタを具備している。ADRC415は、MMP
U3からの設定によりインクリメント量が可変であり、一
番大きな特徴は+3のインクリメント量を設定出来る事
とインターフエースデータ幅が8又は16ビツトの両方の
制御を可能にするため、同じインクリメント量であつて
もADRC415のインクリメント量が異なる点である。 インターフエースバス幅が8ビツトの場合で入力デー
タフオーマツトが縦24ビツトの場合の、入力データのメ
モリ5への格納方法を第21図,第23図で示すと、第17図
からも解る様に入力データは順番にメモリ5に格納する
のが印字の際の制御を含めて一番処理しやすい形態であ
るので、ADRC415のインクリメント量を+1に設定する
と、アドレスの変化は初期にnと設定されていれば、n,
n+1,n+2,n+3…となる。一方、入力データフオーマ
ツトが縦8ビツトの例だと第21図の入力データに対して
メモリ5には第22図の様に飛び飛びに格納される。その
ためにはADRC415のインクリメント量を+3にすれば、
出力アドレスは、n,n+3,n+6…となり、結果として第
22図と同じになる。ADRC415のインクリメント量を+1
に設定した時にインターフエースバス幅が8ビツトの時
と16ビツトの時を比較すると、8ビツトの時は第21図の
入力データと第23図のメモリ結果の関係となり、16ビツ
トの時は第24図の入力データと第25図のメモリ結果とな
り、第25図から解る様にADRC415のアドレス出力は、n,n
+2,n+4…となる。 前記説明以外のインクリメント量+2,+4…は、装置
の使用ヘツドのエレメント数が変化した時に対応可能と
するためである。なお、+3インクリメントは8ビツト
インターフエースのときのみ有効で、16ビツトバス幅の
時は自動的に+1インクリメント量になる様に構成され
ている。 以上の動作を第26図で説明する。 PT810はインクリメント量が+3の時“1"で、それ以
外では“0"、PO812はインクリメント量が+1の時“1"
で、それ以外の時“0"、BW811はインターフエースバス
幅を示す信号で、8ビットの時“1"、16ビツトの時“0"
になる信号である。802,803はそれぞれ2進カウンタ。8
01は3進カウンタであるが、通常の3進カウンタと異
り、0→1→2→0→1…と変化するのではなく、0→
3→2→1→0→…と変化し、図示しないキヤリ信号を
0→3以外のカウントアツプ時には必ず図示しない上位
カウンタに供給する。このことにより下位3ビツトアド
レスの変化は初期値が0の場合は、0→3→6→9…と
なり、初期値が1の場合は、1→4→7→A…となり、
初期値が2の場合は、2→5→8→B…となる。今、イ
ンターフエースバス幅が8ビツトで変化量が+3のと
き、PT=1,BW=1であるからアンドゲート816の出力816
aは“1"となり、アドレス信号A0814,A1815には3進カウ
ンタ801の出力801a,801bが出力される。もし変化量が+
3のときにはインターフエースバス幅が16ビツトの時は
BW=0であるから、アンドゲート816は禁止されるの
で、816aは“0"となり、アンドゲート813からは802a,80
3aが出力814,815に出力される。又、PO812=0である
が、PT=1であるためアンドゲート808がイネーブルに
なり、2進カウンタ803はインクリメントされる。この
ことにより+3の変化量のときはインターフエースバス
幅が16ビツトであるとき、自動的に+1しかもアドレス
信号A0814は全く変化しないモードになる。 次に+1の変化量の時、PT810=0であるから、イン
ターフエースバス幅に関係なくアンドオアゲート813は8
02a,803aをセレクトする。2進カウンタ802,803の動作
はインターフエースバス幅が8ビツトのときBW811=1
であるので、2進カウンタ802がインクリメントされ、
アンドゲート806は2進カウンタ803のキヤリー入力信号
であるから、802aが“1"のとき2進カウンタ802がイン
クリメントすると2進カウンタ803も同時にインクリメ
ントされる。BW811=0のとき、すなわち16ビツト幅の
ときは、アンドゲート805は禁止されているので、2進
カウンタ802は変化しないかわりアンドゲート807がイネ
ーブルになるので2進カウンタ803がインクリメントさ
れ、結果として、n,n+2,…が得られる。 <BR414…バンクレジスタ> カラー記録装置はブロツク分けされた色メモリを持つ
ている。第8図がその説明図で、各色はアドレス信号A
17−A23により区切られている。第2図のBR414は7ビツ
トのレジスタ4本で構成され、それぞれ独立に設定可能
である。但し、Y用のバンクは#1に、Mは#2に、C
は#3に、BKは#4に設定しなければいけない。この理
由は色変換の動作時に変換順序が固定されているためで
ある。 後述するCOMR413はBR414選択用のビツトが存在してい
るが、それらの指し示すレジスタナンバーはBR414のナ
ンバーに対応している。そのためMMPU3はイニシヤル時
にすべてのBR414を設定しておき、その後変更さえしな
ければMC4を使つてメモリアクセスする時にA1−A16の下
位アドレス設定を間違えて設定してもBR414のアドレス
部は不変のため選択した以外のメモリの内容は絶対に破
壊されない利点がある。又、4本のBR414を持つことに
より、下位アドレスレジスタが1本であつても見かけ上
4本のアドレスレジスタが存在することになり、有用性
が非常に高い。 <COMR413…コマンドレジスタ> 第2図のCOMR413は16ビツトのレジスタで、MMPU3はこ
のCOMR413にデータを書き込むことにより動作モード設
定及び動作開始を指令する。その内容として動作モード
設定用4ビツト、インターフエースバス幅選択用2ビツ
ト、BR414選択用2ビツト、ADRC415のインクリメント量
設定用3ビツト、縦横変換時に対象メモリのビツト第1
図を設定するラスタカウント設定用4ビツト及び動作開
始用に1ビツトである。 第2図命令解読用回路ID430はCOMR413の情報を受け取
り、各動作モードに従つて制御を開始する。 <LC412…レングスカウンタ> 第2図LC412は16ビツトのカウンタで転送回数を設定
するカウンタであり、1回の転送が終了すると−1さ
れ、LC412の内容が全て0になつたら終了ビツト412aを
“1"にしてID430に対して動作の終了を知らせる。 LC412は上記の説明ではダウンカウンタになつている
が、MC4の内部回路では回路の簡素化をはかるためアツ
プカウンタを使用している。そのため実際の設定数と転
送数とを一致させるためMC4はLC412がMMPU3により選択
されるとID430は第28図チツプセレクト信号823を出力す
る。チツプセレクト信号823は図示しない回路により第
9図反転制御信号430aを“1"にするとインバート回路41
6は入力データ401を反転して出力データ416bとして第28
図LC412の入力端子に出力する。LC412はチツプセレクト
信号823により反転された出力データ416bを取り込む。
この回路によりMMPU3が転送数1を書き込むとLC412の出
力‘FFFE'となる。転送終了を検出する回路は第28図の
ように、アンドゲートの終了状態検出ゲート821で入力
にはLC412の出力全てが接続されている。その結果とし
て転送終了は入力が全て“1"、すなわち‘FFFF'を検出
した時である。このことから前記‘FFFE'′をセツトさ
れていると、LC412はカウントアツプ信号LCP825により
カウントアツプすると出力は‘FFFF'となり、これはす
なわち設定転送数1に対して1回のインクリメントで転
送終了となる。 LCタ412は電源投入後はフエイルセーフのため転送終
了状態、すなわち出力がすべて“1"である事を必要とさ
れる。しかしLC412にクリア端子があつてもLC412はクリ
アされると出力はすべて“0"となるので、本実施例では
転送終了状態を示さない。そこで本実施例では第28図の
ラツチ820を追加することにより電源投入後転送終了状
態にすることが可能となつた。それは終了状態検出ゲー
ト821の出力にオアゲート822を接続し、オアゲート822
の一方の入力にはラツチ820の出力信号820aを接続す
る。この出力信号820aはクリア信号824で“1"になるた
め、オアゲート822の出力信号822aも“1"となるためLC4
12の内容がいかなる状態であつても終了状態を示すこと
になる。ラツチ820はその後LC412が選択状態、すなわち
MMPU3がLC412に書き込むとカウンタセツト信号823は0
になるため出力信号820aは“0"となり、それと共にLC41
2には416bのデータがセツトされる。 以上説明した様に、ラツチを1段挿入するだけで簡単
にフェイルセーフの回路が完成し、LC412はクリア端子
なしのアツプカウンタで済むため、本実施例をIC化する
時のゲート数の減少に大きく付与する事は明白である。 以下、各動作モードについて説明する。 [インターフエースデータのメモリへの書込み] (IFRモード) 本実施例のMC4の最も基本的な動作である。第1図の
インターフエースユニツト6からのインターフエースデ
ータ15をMC4内部のADRC415に設定されている番地のメモ
リにデータを書き込む動作について説明する。 第5図がタイミングチヤート、第6図が動作フローチ
ヤートであり、これらに沿つて説明する。第5図、第6
図は共にMMPU3を停止状態に、あるいは動作状態に戻す
部分の説明は省略してある。 第6図に於いて、ステツプS61でインターフエースユ
ニツトからの割り込み信号であるDRQ101がHIGHになつた
のを検出後、アドレスバス14b,データバス14がMC4の管
理下になつたら、ステツプS62で、第2図BSEL417,ADRC4
15の内容すなわち対象メモリアドレスを出力する。ステ
ツプS63では、引き続いてインターフエースユニツト6
内に記憶されているデータを第5図データバス14に出力
させるために*IFR106をLOWにする。ステツプS64では、
動作モードがIFRのときはステツプS65に進む。IFRでな
いとき、すなわちDDモードについては後述する。ステツ
プS65では、ここではリードライトのステータスを示すR
W105信号をLOWにし、更にアドレスストローブを示す*A
S104もLOWにする。ステツプS66では、インターフエース
データ15のビツト幅が8ビツトか16ビツトであるかによ
り分岐する。今ここでは8ビツト幅とするとステツプS6
7に進む。ステツプS7では、データバス14上の有効デー
タが上位8ビツト(D8〜D15)なのか下位8ビツト(D0
〜D7)なのかを示す+UDS102と*LDS103を出力する。こ
の両信号によりメモリ5は取り込むデータを決定する。
このときADRC415はアドレス1(A1)からアドレス15(A
15)しか持つていないので8ビツトデータ幅のときの上
位、下位の決定をするアドレス0(A0)用フリツプフロ
ツプ(図示せず、アドレスカウンタの説明参照)の値に
より*UDS,*LDSを決定する。ステツプS68は、メモリへ
の書き込みサイクルの最終ステツプで、*AS104,*UDS1
02,*RW105,*IFR106を全てHIGHにすると同時にアドレ
スバス14b,データバス14の管理権をMMPU3に渡すために
アドレスバス14b,データバス14を切り離して終了する。 次にインターフエースデータのバス幅が16ビツトの時
の説明をするが、その前に第4図を用いて8ビツト幅/1
6ビツト幅の切換動作の説明をする。インターフエース
データ15が16ビツト幅のときはデータバス14上のデータ
はインターフエースデータ15と同一であるが、8ビツト
幅の時はインターフエースデータ15のデータはデータバ
ス14のD0−D7(下位8ビツト)にしか現れないので、奇
数アドレス(A0=1)のメモリに書き込むためにはデー
タバス14の上位8ビツトにも下位8ビツトと同じ情報を
与えなければならない。これを実現するのが第4図であ
り、データバス14の下位8ビツトは常にバツフア14eを
経由してMC4の内部データバスID015(401で示す)の
下位8ビツトに供給されている。但し、本モードでの動
作中、ID015はMC4内部では使用していない。 今、8ビツトデータバス幅であるとき、データバス14
の上位8ビツトはデータセレクタ108のB入力に接続さ
れ、データバス14の下位8ビツトはA入力に接続されて
いる。8ビツトデータバス幅のときBW811は“1"である
ので、データセレクタ108の出力Yには、A入力のデー
タが現れる。バツフア14Cはスリーステート制御端子を
持つているのでBW811が“1"のときはバツフア14Cがイネ
ーブルになるため、データバス14の上位8ビツトには下
位8ビツトと同じ情報が現れる。同様に16ビツトデータ
バス幅のときはBW811は“0"であるため、バツフア14Cは
デイセーブルされるため、データバス14の上位8ビツト
には何ら影響を与えないし、又、1ID015の上位8ビツ
トはデータバス14の上位8ビツトと同じデータが出力さ
れている。 本発明の一実施例である本機能を持つことにより、メ
モリデータバス幅が16ビツトであるときに、第1図イン
ターフエースユニツト6の出力インターフエースデータ
15が8ビツト幅のデータ線で構成されていても、16ビツ
ト幅であつてもMMPU3はMC4に対してインターフエースの
データ幅を1回設定するのみで後は何ら関知することな
く、インターフエースデータ15はメモリ5に整然と順番
に書き込まれるため、データの管理方法が非常に簡単に
なる。 次にIFRモードでの16ビツトデータ幅の説明を第6図
で行うと、ステツプS61〜66迄は前記8ビツトデータ幅
の時と同じである。相違点はステツプS66ではステツプS
69に分岐し、ステツプS69では16ビツトデータ幅である
ので*IDS102,*LDS103を共にLOWにすることである。ス
テツプS69の次にステツプS68に進むことにより、動作終
了する。以上の説明をタイミングで表したものが第5図
である。 [インターフエースデータの空読み] (DDモード) 本モードはインターフエースユニツト6内のデータを
空読みするだけでメモリのどこにも書き込まない機能で
ある。第6図のフローチヤートで説明すると、ステツプ
S61〜64迄は前記IFRモードと同じでステツプS64でステ
ツプS68に分岐する。 このことはメモリ5に対してデータを読み込むために
必要な信号*AS,*UDS,*LDS,RWを全く出力しない、即
ち、書き込まない動作モードである。 本機能は次のケースの時に非常に有効である。それは
第1図ホストCPU1がカラー記録装置2の印字可能範囲を
越えて印字データを送出したときに、カラー記録装置2
は越える分の余分なデータを捨てなければならないが、
この動作をMMPU3がソフトウエアのコントロールにより
処理すると非常に時間がかかる。 この時、本機能を利用すればMMPU3はMC4に対してコマ
ンドと転送数をセツトするだけで良い。そのためソフト
ウエアのインターフエースデータの読込と他のジヨブと
のオーバーヘツドが大幅に減少する。 [色変換] (CCDモード) Y(黄色)、M(マゼンタ)、C(シアン)の3色の
データからBK(黒)のデータを生成するのがCCモードで
ある。第2図、第7図及び第8図を用いて説明するが、
その前に本実施例で用いた色変換の生成式を記述する
と、 BK =Y・M・C Y′=Y・BK M′=M・BK C′=C・BK (Y′,M′,C′は色変換後のY,M,Cのデータ)である。 本実施例に於いて各色データの記憶番地の構成を示し
たのが第8図でY,M,C,BKを分離するのがアドレス信号A
17〜A23であり、アドレス信号A1−A16(16データバス幅
なのでA0は存在しない)により、各ワードデータのアク
セスを行う。この構成での注意点として、各色データの
先頭番地(A1−A16で示される範囲のみ)は同一でなき
ればならない点である。 第1図のMMPU3からMC4に対して送出するコマンド、及
びデータとして、第2図ADRC415へのスタートアドレス
データ、LC412への転送ワード数、BR414へのバンク#1
(Yデータメモリ),バンク#2(Mデータメモリ),
バンク#3(Cデータメモリ),バンク#4(BKデータ
メモリ)のデータの設定、そして最後にCOMR413への色
変換コマンドである。 MC4は色変換コマンドを受信後アドレスバス14b,デー
タバス14がMC4の管理下になつたら色変換を実行開始す
る。第7図が実行状態を示すタイミングチヤートで、A1
−A23はアドレス信号で特にA17−A23は上位7ビツトの
バンク用アドレスでA17−A23にある#nはバンクナンバ
ーである。これは前記BR414に設定されたバンク#nに
対応するデータが出力される事を示し、A1−A16のnはA
DRC415に設定されたデータを示す。又、データD0−D15
のI又はOはデータの方向を示し、Iがメモリ5からMC
4へ、OがMC4からメモリ5への転送方向を示す。*AS,
*UDS,*LDS,RWは全てMC4が出力する信号でメモリ5は
これらの信号を使用してデータの入力或いは出力を制御
する。 以下1ワードの色変換手順を第7図でステツプ毎に説
明する。ステツプS17では、アドレスはバンク#1を出
力(第8図のYデータメモリ501が選択されるし)、Y
データを第2図DR410に取り込む。ステツプS72では、バ
ンク#2を出力(第8図のMデータメモリ502)し、M
データを第2図DR411に取り込む。ステツプS73では、MC
4の内部動作でAND回路418によりDR410とDR411のアンド
を取り、そのアンドされたデータをDR411に取り込む。
ステツプS74では、バンク#3を出力(第8図のCデー
タメモリ503)し、DR410に取り込む。ステツプS75で
は、ステツプS73と全く同じ動作を行うが、この結果と
してDR411にはY*M*C即ち、BKデータがのこつてい
る。ステツプS76では、バンク#4(第8図のBKデータ5
04)を出力しメモリに書き込む。ステツプS77では、新
しいY,M,Cデータを生成するための前準備としてBKデー
タを反転させてDR411に再書き込みをする。これはID430
が第9図の反転用信号430aを“1"にしてINV416に供給す
る事により内部データバス401のデータが反転して、DR4
11の入力となる。これを説明するのが第9図で非反転の
場合には反転用信号430aは“0"であるから、内部データ
401は非反転のままDR411に供給され、反転時には反転用
信号430aが“1"になるから内部データ401は反転され、D
R411に供給される。この動作により、反転信号が簡単に
得られる。ステツプS78では、YデータをDR410に取り込
む。ステツプS79では、DR410とDR411のアンド信号即ち
新しいYデータをYデータメモリ501に書き込む。ステ
ツプS80では、MデータをDR410に取り込む。ステツプS8
1では、DR410とDR411のアンド信号即ち新MデータをM
データメモリ502に書き込む。ステツプS82では、Cデー
タをDR410に取り込む。ステツプS83では、DR410とDR411
のアンド信号即ち新しいCデータをCデータメモリ503
に書き込む。このステツプで1ワードの色変化を終了す
るので、ADRC415を+1にし、更にLC412を−1する。そ
の結果としてLC412の内容がゼロでなければ第7図の如
く次のワード変換を実行し、ゼロであれば終了する。 以上述べた様に本実施例によれば、1ワード(2バイ
ト)の色変換はメモリ5に対するアクセスを間断なく行
うため、ソフトウエアによる変換よりも超高速で実行可
能なのが理解出来る。 [縦横変換] (HVモード) 本モードはホストCPU1からのデータフオーマツトがラ
スターイメージフオーマツトの時に使用するモードで第
10図(a)〜(c)がホストCPU1からの入力データと変
換後のメモリの内容の比較図である。インターフエース
バス幅が8ビツトのときの入力データ(ホストCPU1の送
出データ)が第10図(a)で示され、本モードの実行後
のメモリ5の内容が第10図(b),(c)で示されてい
る。第10図(b),(c)共に斜線部分は本モード実行
以前の内容とは何ら変化していない事を示している。第
10図(b)はMSB先変換、第10図(c)はLSB先変換を実
行した結果で両者の相違については後述する。 ここでは、MSD(D7)先変換を前提としてHVモードの
説明を第2図、第11図、第12図で説明する。なお、イン
ターフエースデータ15を取り込む部分は省略してあり、
第10図(a)のデータはDR401に記憶されているものと
する。 第11図ではBCNR421は8進のバイナリカウンタ、PS420
のPSMXは8→1マルチプレクサでYは正論理出力、BC41
9のBCSLは4→16データセレクタ、BCA1〜BCA32はアンド
ゲートである。 第12図に沿つて説明すると動作開始時のアドレスがm,
LD=1(MSB先変換を示す)、第11図の対象メモリのビ
ツト指定信号430bが430b−=0で430b−=430b−
=430b−=0であるとき、この430bにより、DR410の
データが第10図(b)の例ではメモリのD1を指定したこ
とになる。 ステツプS121では、アドレスm番地のデータをDR411
に取り込む。 ステツプS122では、DR411の出力を並直変換した最初
のビツトが第12図の420aに現れ、DR410の出力を第11図
の410aのD1と置換して410aのD1以外のデータは全く変化
されずにm番地のメモリに書き込む。以上の動作はBCNR
421は全て“0"であり、LD=1であるからPSMXの入力A,
B,Cは全て“1"となる。そのためPSMXの出力Y420aにはDR
411の出力411aのD7が出力される。一方、BCSLの出力は
入力がA=1でB=C=D=0であるのでBCSL1のみ
が、“0"となり外は全て“1"であるから、DR140の出力4
10aはBCA1,BCA5,BCA9,…,BCA31がイネーブルであるので
内部データバス401にはD1を除き410aと同じデータが出
力される。BCA3,BCA4についてはBCAL1=0のためBCA3は
デイセーブル、BCA4がイネーブルとなるので420aの信号
すなわち411aのMSBが内部データバス401に出力される。
これで第10図(b)のアドレスm番地と同じ結果にな
る。 このステツプの最後でBCNR421及びADRC415を+1する
ことにより次のステツプに備える。 この結果としてアドレスA1−A16はm+1、BCNR421の
出力421a=1,421b=421c=0、すなわちPSMXの入力A,B,
CはA=0,B=C=1となる。 ステツプ123では、A1−A16によって示される番地のデ
ータをDR411に取り込む。 ステツプ124では、PSMXの出力Y420aの内容がPSMXの入
力A,B,Cにより選択される部分(ステツプ124ではD6が選
択される)が異なるのみでステツプ122と同じである。 以上の事を奇数ステツプ(121,123,125…)、偶数ス
テツプ(122,124,126…)と同様の動作を繰り返す。ス
テツプS136ではLC412を−1する動作が加わることとス
テツプ136で変換終了するのでMC4の動作そのものが終了
しMNPU3にアドレスバス14b,データバス14の管理を渡
す。 以上の説明はDR411に記憶されているデータをMSB
(D7)を先頭にして変換しているモードであるが本実施
例の特徴としてLSB(D0)を先頭として変換するモード
を備えていることである。 この方法の実現方法としてMMPU3からはMC4に対してコ
マンドを送出する時にMSB/LSB先の切換えコマンド(あ
るいはMC4の外部端子により)を設ける事によりMC4の内
部処理として第11図のLD信号をMSB先の時“0"にするこ
とでPSMXの選択入力端子A,B,CがBCNR421の出力の反転,
非反転によりD7から順番に選択されるのか、D0なのかが
決定する。本機能を具備することによりホストCPU1から
のラスターフオーマツトが2種類になるので、ホストCP
U1内での処理方法として簡単に選択可能にするメリツト
が生ずる。 又、前記説明ではインターフエースバス幅が8ビツト
の時の説明であつたが、本実施例の特徴として16ビツト
バス幅も選択可能(IFRモード参照)である。その具体
的手段は図示しないが第11図を例にとると、BCNR421を
4ビツトのカウンタにして、PSMXを第11図の8→1マル
チプレクサから16→1マルチプレクサにすることにより
実現している。 以上述べた様に本実施例により1バイト8ビツトの縦
横変換が16ステツプという短時間で可能になつた。今、
メモリの1サイクルが250nsとすれば250ns×16=4nsで
終了することになる。 [固定データの書き込み] (CD、CDHVモード) 本実施例は単純なDMACとしても動作するが今迄のDMAC
にない機能を合わせ持つている。それが固定データの書
き込みモード、すなわちCDモードとCDHVモードである。 このモードはMC4内のDR411にデータを書き込むと転送
数分だけ連続的にDR411のデータをメモリ5に書き込む
動作である。 CDモードはIFRモードとCDHVモードはHVモードと以下
の点を除いて全く同じ動作である。 相違点は被対象変換データがCD,CDHVモードではDR411
に書き込まれているデータ、IFR,HVモードではインター
フエースデータである点とCD,CDHVモードではLC412に設
定されている転送数分を連続実行する点である。これを
説明するのが第13図(a),(b)で第13図(a)はIF
R,HVモードの説明図で、DRQはインターフエースユニツ
ト6からの割り込み信号でMC4はDRQを検出するとアドレ
スデータバスの管理元となり、規定の処理を終了後バス
の管理権をMMPU3に渡す。この時の1回の処理で1バイ
ト(又は1ワード)の処理を行う。 第13図(b)はCD,CDHVモードの説明図で、MMPU3がMC
4に対してコマンドを書き込むとMC4はLC412に設定され
ている分だけ連続的に処理を行う。従つて転送数が多い
とMMPU3が動作可能になる迄の時間が長くなる。 第14図(a),(b)はそれぞれCD,CDVHモードを実
行後のメモリ5の内容であり、第14図(a),(b)か
らわかる様にメモリのクリアに使用すると非常に有効で
ある。又第15図の様な千鳥パターンをメモリ5に書き込
むには、 1:スタートアドレスをnにセツト 2:アドレスカウンタの増加量を+2にセツト 3:転送数Nをレングスカウンタにセツト 4:DR411に‘1010101010101010'をセツト 5:CDコマンドの送出 :(MC4がCDモードを実行) 6:スタートアドレスをn+1にセツト 7:アドレスカウンタの増加量を+2にセツト 8:転送数Nをレングスカウンタにセツト 9:DR411にX‘0101010101010101をセツト 10:CDコマンドの送出 ;(CDモードの実行) という制御を行うだけで千鳥パターンの作成が高速で行
える利点がある。 [データ反転] (IFRI,HVIモード) 両モード共IFR,HVモードと同一動作を行なうが本モー
ドはインターフエースデータ15を反転して使用する点が
IFR,HVモードと異なる。 第9図、第29図でIFRIモードの説明をすると、IFRIモ
ードのときには第9図の信号430aを“1"にしてインター
フエースデータ15をDR441に取り込む。信号430aが“1"
であるからDR411には内部データバス401の反転したデー
タが記憶される。つづいて第29図の*IFRを“1"にする
とデータバス401はフローテイング状態となるのでMC4は
外部データバス14にDR411の内容を出力し、さらにメモ
リ5への制御信号*UDS,*LDS,*AS,RWを出力して終了
する。 HVIモードのときはIFRIモードのときと同様に第9図
の430aを“1"にしてDR411に反転されたインターフエー
スデータ15を取り込む点のみがHVモードと異なるだけで
あとはすべてHVモードと同じである。 本両モードの利点はRGBデータをYMCデータに変換する
時に効果を発揮する。このことを第19図,第30図を使用
して説明すると、第30図(A)は第19図(A)のデータ
フオーマツト、第30図(B)は第19図(C)のデータフ
オーマツトの例を説明するもので、第19図(C)のデー
タフオーマツトはYMCフオーマツトであるのでYは第8
図のバンク#1に,Mはバンク#2に,Cはバンク#3に格
納すれば良い。これは第30図(B)で説明される様にIF
Rモード設定時にバンクナンバーの選択を#1,#2,#3
の順番で行なえば良い。一方、第19図(A)データフオ
ーマツトはRGBフオーマツトなのでこれをYMCに変換する
必要が生じる。このためには、 Y=notB M=notG C=notR という式で表わされる変換を行う。これを実現するのが
IFRI、又はHBIモードで第30図のAで説明される様に最
初のデータブロツクはRであるからバンク#3を選択
し、次はMであるからバンク#2を選択し、最後はBで
あるからバンク#1を選択するのみで実行可能であるた
めMMPU3は色変換に関するソフトウエアはMC4に対するコ
マンド、アドレス、転送数の設定だけで良いので非常に
効率的である。 この後、YMCをYMCBKに変換するためには前述したCCモ
ードを使用する。 〈オートリフレツシユ機能〉 本カラー記録装置は印字可能範囲が8インチで、横の
ドツト分解能が200dpi(ドツト/インチ)とすれば1ラ
イン分に必要なメモリの容量は8(インチ)×200(bp
i)×24(エレメント/ヘツド)×4(ヘツト数)=153
600ビツトとなりこれをバイト数で表現すれば、153600
÷8=19.2KBとなる。この程度の容量であれば当然スタ
テイツクRAMを使用するが、別の応用例で印字可能範囲
が15インチ,ドツト分解能400dpi,128エレメント/ヘツ
ドの装置を想定したときのメモリ容量は384KBとなるの
で使用するメモリはダイナミツクRAMが考えられる。ダ
イナミツクRAMは定期的にリフレツシユを実行しないと
メモリー内容が変化してしまう欠点がある。リフレツシ
ユ回路はMMPU3の制御の下でリフレツシユ信号を作成す
るか、メモリ5内部でMMPU3からのアクセスの間をぬつ
て空き時間を検出してリフレツシユ信号を作成する。し
かしながら、本実施例では特に色変換ではメモリ5のサ
イクルタイムの限界で色変換の実行を行なうし、実行中
MMPU3はその実行を中断することが不可能なためリフレ
ツシユが不可能になる恐れが出て来る。 その欠点を補うためMC4には図示しないARI信号を外部
端子として設けARI信号が“1"であるときCCモード,CD,C
DHVモードに限りオートリフレツシユを実行する。前記
以外のモードでオートリフレツシユを実行しない理由
は、それらのモードのとき第13図(a)でMC4がアドレ
スバス14b,データバス14の管理をしている時間は1μs
に満たない時間であり、1回の実行毎にアドレスバス14
b,データバス14の制御は一旦MMPU3に戻るためである。
それに対して、CC,CD,CDHVモードでは第13図(b)のよ
うに、長時間にわたりアドレスバス14b,データバス14を
MC4が管理するためである。これをCCモードを例に取つ
て第7図と第31図で説明する。 第7図はオートリフレツシユを実行しない時の例であ
りCCモードのステツプnは71〜83の繰返しである。それ
に対してオートリフレツシユ実行時は第31図で説明する
様にステツプS83と、次のステツプS71の間に1サイクル
のダミーステツプを入れ、このときリフレツシユパルス
*RFを出力する。この時*AS,*LDS,RSは全て“1"であ
る。第31図のA1−A23はステツプS83と全く同じ信号が出
力されているのはMC4はリフレツシユようのアドレスカ
ウンタを持つていないためである。従つてメモリ5は*
RFを受信したら自分自身でもつているアドレスカウンタ
を使用してリフレツシユを実行する。 〈LCラツチ、ADRCラツチ〉 第19図(C)のYMCデータフオーマツトのデータをIFR
モードを使用して、メモリ5に格納する時のMMPU3がMC4
に対して送出するコマンド等の概略は第30図(B)で既
に述べたが、これをもう少し詳細に説明するとアドレス
カウンタの設定、レングスカウンタの設定、コマンドの
設定という3つの処理を3回繰り返すことによりIFRモ
ードを実行させるのだが、レングスカウンタについては
第19図(C)から説明される様にY,M,C全て同じ長さの
データであり、アドレスカウンタの内容も色変換処理の
都合上同じアドレスからデータの格納をしなければなら
ないので、同じデータを設定する必要がある。そのた
め、LC412,ADRC415のデータ入力部にラツチを設ければA
DRC415、LC412に対する設定は1回で済む事になりMMPU3
側の処理が非常に簡素化される。これを説明するのが第
32図、第33図である。LC412、ADRC415は共に機能が異な
るのみで、データの設定に関しては同一であるので、LC
412部のみについて説明する。第33図(A)はラツチを
設ける前のレジスタ、カウンタのアドレス割付表で説明
の都合上$1は空欄にしてある。今LC412にデータを設
定するときMMPU3はアドレス××××2に対して書き込
むとそのときのデータがLC412に格納される。第33図
(B)はラツチを設けた時のアドレス割付表で第33図
(A)と変化はしていないが回路的には変化している。
それは第32図のLC412の入力部の前にラツチ831を設け
て、ラツチ831は内部データ416bを取り込む。MMPU3がLC
412にデータを設定するために第33図(B)でアドレス
××××2に対してデータを書き込むと第32図のラツチ
831のクロツク信号833が“1"になりラツチ831はデータ4
16bを取り込む。引き続いてMMPU3がCOMR413にデータを
書き込むと信号834が“0"になりLC412はラツチ831びデ
ータを取り込む。この回路により第30図(B)のときス
テツプS311以前に1度だけADRC415、LC412に対しデータ
を設定すれば良く、ステツプS312,S313では必要ない。 以上説明した回路を実施することによりMMPU3の負担
はさらに軽くなる事は明白である。 しかし入力データフオーマツトがラスターイメージデ
ータのときでYMCフオーマツト、1カラーデータが100バ
イトであるとき、第34図で説明される様に入力データを
受信してから印字する迄には ステツプS341では、ADRC415即ちスタートアドレスの
設定はこの例では0。LC412は1カラーデータが100バイ
トであるので100を設定する。 ステツプS342では、縦横変換HVモードを72回繰返す。
これは色指定フオーマツトがY,M,Cでかつヘツドのエレ
メント数が24であるため24回のデータを受信するため縦
横変換の回数は3×24=72となるためである。 ステツプS343では、色変換CCモードを実行するために
アドレス、LC412の値を再設定する。ADRC415は0で良い
が、LC412は入力データを100バイト縦横変換したので第
10図(a),(b)で説明されている如く、メモリには
横方向に8倍されて格納されているので100×8=800,8
00をLC412に設定する。 ステツプS344では、CCモードの実行 ステツプS345では、印字の実行 以上で1回の印字に対する処理を終了してステツプS3
41に戻るが、ステツプS341で改めて、ADRC415,LC412に
対し規定の値を設定しなければならない。 この点を改良するために考案された回路が第35図で、
結果としては第34図で1回目の印字終了後はステツプS3
41に戻るのではなく、点線部で示される如く、ステツプ
S342に戻る様にする。この事によりMMPU3のソフトウエ
アは更に簡素化される。以下にその手法を説明する。 第33図(C)は改良案を実施したときのアドレス割付
表で第33図(A),(B)と異なる点は$1にコマンド
レジスタ、$4にレングスラツチ、$5にアドレスラツ
チを設けた点である。第35図は回路例で、第32図でのラ
ツチ831がトライステートバツフア付ラツチに変更さ
れ、更にトライステートバツフア830が追加する事によ
り第32図から第35図に変わる。 MMPU3は第33図(C)の$2のレングスカウンタを選
択すると、信号832は“0"になりバツフア830はイネーブ
ルになり、ラツチ831のバツフア部はデイセーブルされ
るので、LC412の入力部には内部バス416Bが現われ、同
時に信号823が“0"となるので、オアゲート835の出力83
5aも“0"となり、LC412には416bと同じデータが取り込
まれる。MMPU3が$4のレングスラツチを選択すると信
号833は“1"になりラツチ831は416bのデータを取り込
む。このラツチ831に取り込まれたデータをLC412に転送
するためには$1のコマンドレジスタをMMPU3が選択す
れば良い。この時信号832は“1"であるからバツフア830
はデイセーブルされ、ラツチ831の出力がイネーブルと
なるので830aにはラツチ831の内容が現われ結果としてL
C412にはラツチ831の内容と同じデータが取り込まれ
る。以上の関係を第36図に示す。 この回路による第34図の動作は、 ステツプS341では、スタートアドレスを$5のアドレ
スラツチにセツトし、転送数100を$4のレングスラツ
チにセツトする。 ステツプS342では、HVコマンドを$1のコマンドレジ
スタにセツトする動作を72回繰返す。 ステツプS343では、スタートアドレスを$3のアドレ
スカウンタにセツト、転送数800を$2のレングスカウ
ンタにセツトする。 ステツプS344では、$0のコマンドレジスタにCCモー
ドをセツトし、実行する。 ステツプS345では、印字の実行、終了後ステツプS342
に戻る。 上記の説明ではCOMR413が2本存在する様になつてい
るが、実際には1本のレジスタが存在するのみでアドレ
スの違いにより動作を違える様に設計されている。 以上述べた様に本発明は特にカラー記録装置に摘要す
る事によりMPUのソフトウエアを非常に簡単にする効果
があり、更にインターフエースデータの取り込み、色変
換、縦横変換等超高速で実行するので大容量のデータで
あつてもスループツトの高いカラー記録装置が実現可能
である。 [発明の効果] 本発明により、外部装置から送られてきたビットパタ
ーンをメモリの所定領域に縦横変換しながら繰り返し書
き込むことにより、例えば、シリアルプリンタ等のヘッ
ド構造に合わせたデータ変換(縦横変換)及び変換され
たデータの書込をダイレクトメモリアクセス方式で高速
に可能にしたメモリ制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はカラー記録装置のブロツク図、 第2図はメモリ制御回路のブロツク図、 第3図はメモリ制御回路データバス,アドレスバスの使
用タイミングチヤート、 第4図は8ビツト幅/16ビツト幅切換え回路図、 第5図はIFRモードのタイミングチヤート、 第6図はIFRモードのフローチヤート、 第7図はCCDモードのタイミングチヤート、 第8図はメモリ制御回路のアドレシング図、 第9図はインバータロジツク回路図、 第10図(a)〜(c)はHVモード説明図、 第11図はHV変換回路図、 第12図はHVモードのタイミングチヤート、 第13図(a)はIFR,HVモード説明図、 第13図(b)はCD,CDHVモード説明図、 第14図(a)はCDモード実行後のメモリ状態図、 第14図(b)はCDVHモード実行後のメモリ状態図、 第15図は千鳥パターン形成状態図、 第16図はレスターフォーマツト時の入力データと出力結
果の比較図、 第17図は縦8ビツトイメージフォーマツト時の入力デー
タと出力結果の比較図、 第18図は縦24ビツトイメージフォーマツト時の入力デー
タと出力結果の比較図、 第19図(A)〜(D)は色指定フォーマツト例図、 第20図は色変換説明図、 第21図は8ビツト幅の入力データ図、 第22図は縦8ビツトフォーマツト時の格納状態図、 第23図は8ビツト幅入力で縦24ビツトフオーマツト時の
格納状態図、 第24図は16ビツト幅の入力データ図、 第25図は8ビツト幅入力で縦24ビツトフオーマツト時の
格納状態図、 第26図はアドレスカウンタの部分回路図、 第27図はメモリ制御回路のアドレス指定図、 第28図はレングスカウンタ回路図、 第29図はIFRIモードのタイミングチヤート、 第30図(A)はIFRIモードのフローチヤート、 第30図(B)はIFRモードのフローチヤート、 第31図はオートリフレツシユのタイミングチヤート、 第32図はレングスカウンタのラツチ回路図、 第33図(A)〜(C)はメモリ制御回路への指令説明
図、 第34図はマスタMPUのフローチヤート、 第35図はレングスカウンタとラツチの制御回路図、 第36図はレングスカウンタとラツチの制御回路説明図で
ある。 図中、1……ホストCPU、2……カラー記録装置、3…
…マスタMPU、4……メモリ制御回路、5……メモリ、
6……インターファイスユニツト、7……サブMPU、8
……印字ヘツド、9……紙送りモータ、10……キヤリツ
ジモータ、410,411……データ格納レジスタ、412……レ
ングスカウンタ、413……コマンドレジスタ、414……バ
ンクレジスタ、415……アドレスカウンタ、416……イン
バータロジツク、417……バンクセレクタ、418……アン
ドロジツク、419……ビツトチエンジ、420……並直変換
回路、421……ビツトカウンタ、430……インストラクシ
ヨンデコーダ、440……マイクロシーケンサ、450……バ
スアービタである。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ダイレクトメモリアクセス方法によりメモリを制御
    するメモリ制御装置において、 外部装置から送られてきたビットパターンデータを記憶
    する受信メモリと、 前記ビットパターンデータの転送数を記憶する記憶手段
    と、 前記受信メモリに記憶されたビットパターンデータを前
    記転送数分連続して前記メモリの所定領域に縦横変換し
    て書き込むよう制御する制御手段と を有することを特徴とするメモリ制御装置。
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