JP2878017B2 - 空気の塵埃除去装置 - Google Patents

空気の塵埃除去装置

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JP2878017B2
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武司 長谷川
理張 窪田
直人 関根
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NIPPON DENKI ROBOTSUTO ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI ROBOTSUTO ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気の塵埃除去装置に関
し、特に電子機器を配備した筺体内部にファンモータに
より冷却用として強制的に流通させる空気の含む塵埃を
除去する空気の塵埃除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気の塵埃除去装置は、
図3に示すように、空気の入口7と出口6を有する筺体
1と、流路の断面積を変えることにより空気の流速に変
化を与えるように配置した複数の仕切板8a〜8dと、
強制的に空気を筺体1内に流し、かつ排出するためのフ
ァンモータ3とを備えて構成されている。
【0003】上述した従来の空気の塵埃除去装置は、フ
ァンモータ3により筺体1の人口7から塵埃を含んで空
気を吸引する。
【0004】塵埃を含んだ空気は仕切板8aに沿って移
動する。この際、空気と仕切板の摩擦により塵埃は仕切
板8a下面に付着する。
【0005】空気は更に吸引されて、筺体1、仕切板8
a、仕切板8bに挟まれた箇所を通過する。ここは流路
の断面積が一番小さくなっており、空気の流速は最も速
い。加速した空気は流れるに従って仕切板8aの上面と
仕切板8bの下面間が広がっているため流速を落とし、
かつ仕切板2aの上面近くで乱流を起こす。この乱流を
起こしている箇所で塵埃は仕切板に付着する。
【0006】空気は更に吸引されて、筺体1、仕切板8
b、仕切板8cに挟まれた箇所を通過する。ここは、筺
体1、仕切板8a、仕切板8bに挟まれた箇所と同様に
流路の断面積が一番小さくなっている。
【0007】以上のようにして断面積の変化する流露を
数回通過する内に空気中の塵埃は除去され筺体の出口6
から外部に排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の空気の
塵埃除去装置は、風量の供給能力を増加させていくと流
路を流れる空気の風速が上がるため乱流部で付着した塵
埃が再び舞い上がってしまい、この為集塵効果が落ちて
しまうという問題点があった。また、塵埃を解決すべく
集塵効果を維持するためには、流路の断面積を増やさな
ければならず、装置が大型化することが避けられないと
いう問題点がある。
【0009】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
風量の供給能力を増加させても集塵効果を低下させるこ
となく、また筺体の大型化も必要としない空気の塵埃除
去装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気の塵埃除去
装置は、空気の入口と出口を有し電子機器を配備した筺
体と、この筺体の内部に配設し空気の流路の断面積に変
化を与えかつ前記流路の長さを延伸する複数の仕切板
と、前記筺体に配備し前記空気の流路に強制的に空気の
流れを生起させるファンモートとを備えて前記筺体に吸
入される空気の含む塵埃を除去する空気の塵埃除去装置
において、前記仕切板に前記空気の流路を流通する空気
の流れを強制的に変化させて乱流発生の回数を増加させ
る複数の衝立を設け、乱流による塵埃の沈下・除去を増
大させる構成を有する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の斜視図、図2は本発明の
一実施例の縦断面図である。
【0012】本実施例は、図示しない電子機器は実装配
備し、入口4と出口6を有する筺体1と、筺体1の内部
に設け空気の流路を延伸、形成する仕切板2a〜2c
と、仕切板2a〜2cに設けて流通空気の乱硫化を増大
させる衝立5a〜5gとを備える。
【0013】塵埃を含んだ空気はファンモート3の吸引
力により筺体1の入口4から吸入される。
【0014】吸入された空気は、衝立5aと仕切板2a
で限定された流路を通ったのち広がり、次に衝立5bで
流路の断面積が絞られて流速を増し、筺体1の壁面10
1に当たり上下に分かれる。
【0015】下方に分かれた空気は衝立5bとの間で乱
流を起し、塵埃を沈下・除去させる。
【0016】衝立5dおよび5fによっても同様な乱流
生起と塵埃の沈下・除去が行なわれる。
【0017】壁面101で上方に分かれた空気は、仕切
板2aと衝立5cによって一旦流路が絞られるが、また
すぐに流路が拡大する。この際に、乱流が起こり塵埃の
沈下・除去が行われる。この乱流生起は、ほぼ同じ条件
下の衝立5a,5eおよび5gにおいても同様に発生
し、塵埃の沈下・除去が行なわれる。このようにして、
すべての衝立の近傍で乱流発生と、この乱流発生による
塵埃の沈下・除去が行なわれ、かくして筺体1の大きさ
を変えることなく、かつ風速増加に対しても効果的な塵
埃除去が確保できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、筺体内を
流通させる空気の含む塵埃を除去仕切板に一部空気の流
れを強制的に変えるような形状の衝立を配設することに
より、風量の供給能力増加による風速増加に対して塵埃
除去に必要な乱流発生が増大確保でき、筺体の容積を増
やすこと無く塵埃除去を増大することが可能になり、筺
体の容積に対する塵埃除去能力を高める効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気の塵埃除去装置の斜視
図でる。
【図2】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図3】従来の空気の塵埃除去装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 筺体 2a〜2c 仕切板 3 ファンモータ 4 入口 5a〜5g 衝立 6 出口 7 入口 8a〜8d 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 理張 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目 1番地25日本電気ロボットエンジニアリ ング株式会社内 (72)発明者 関根 直人 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目 1番地25日本電気ロボットエンジニアリ ング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−16195(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の入口と出口を有し電子機器を配備
    した筺体と、この筺体の内部に配設し空気の流路の断面
    積に変化を与えかつ前記流路の長さを延伸する複数の仕
    切板と、前記筺体に配備し前記空気の流路に強制的に空
    気の流れを生起させるファンモータとを備えて前記筺体
    に吸入される空気の含む塵埃を除去する空気の塵埃除去
    装置において、前記仕切板に前記空気の流路を流通する
    空気の流れを強制的に変化させて乱流発生の回数を増加
    させる複数の衝立を設け、乱流による塵埃の沈下・除去
    を増大させることを特徴とする空気の塵埃除去装置。
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FI20085945L (fi) 2008-10-08 2010-04-09 Abb Oy Elektroniikkalaitteen jäähdytysrakenne ja menetelmä
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