JP2877701B2 - 低温庫 - Google Patents

低温庫

Info

Publication number
JP2877701B2
JP2877701B2 JP20438094A JP20438094A JP2877701B2 JP 2877701 B2 JP2877701 B2 JP 2877701B2 JP 20438094 A JP20438094 A JP 20438094A JP 20438094 A JP20438094 A JP 20438094A JP 2877701 B2 JP2877701 B2 JP 2877701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
pedestal angle
low
machine room
refrigeration unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20438094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0849955A (ja
Inventor
光夫 瀬山
猛 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP20438094A priority Critical patent/JP2877701B2/ja
Publication of JPH0849955A publication Critical patent/JPH0849955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2877701B2 publication Critical patent/JP2877701B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱箱体の下部に台脚
アングルが設けられ、この台脚アングルと断熱箱体間
に、冷凍ユニットを配設するための機械室が構成された
低温庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種低温庫は、例えば実公昭59
−33967号公報(F25D19/02)に冷蔵ショ
ーケースとして示されるように、断熱箱体(断熱壁)の
下方の台脚アングル(底板)との間に機械室を構成し、
この機械室内に圧縮機や送風機、凝縮器等から成る冷凍
ユニットを設置しており、この場合、冷凍ユニットは台
脚アングルに直接固定されたベース(載置台)上に取り
付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る機
械室内の圧縮機や送風機は運転されて振動を発生する。
この振動はサーモサイクル時の起動・停止時に最も大き
くなり、ベースから台脚アングルを伝搬して上方の断熱
箱体をも振動させ、比較的大きな騒音を発生する。特
に、近年ではホテルやレストラン等の宴会場に低温庫が
設置され、サラダ等の食品をお客に自由に選択させるサ
ラダバーとして使用される例もあり、係る場合には冷凍
ユニットの振動やそれによる騒音がお客に著しい不快感
を与えてしまう問題があった。
【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、機械室内に設置された圧
縮機等の冷凍ユニットからの振動を有効に解消すること
ができる低温庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の低温庫は、断熱
箱体下部に取り付けられた台脚アングルと、この台脚ア
ングルに設けられ、下方に突出した主脚と、台脚アング
ルと断熱箱体間に構成され、少なくとも下方に開放した
機械室とを具備し、この機械室内に圧縮機等から成る冷
凍ユニットを配設したものであって、台脚アングルに着
脱自在に固定された第1のベースと、この第1のベース
より下方に突出し、機械室外に延在する高さ調節可能な
補助脚と、第1のベース上に防振部材を介して取り付け
られた第2のベースとを備え、この第2のベース上に冷
凍ユニットを取り付けたものである。
【0006】
【作用】本発明の低温庫によれば、台脚アングルに第1
のベースを着脱自在に固定し、この第1のベースより下
方に突出して機械室外に延在する高さ調節可能な補助脚
を設けると共に、第1のベース上に防振部材を介して第
2のベースを取り付け、この第2のベース上に冷凍ユニ
ットを取り付けたものであるから、低温庫の輸送中は第
1のベースを台脚アングルに固定し、補助脚を短くして
その下端を主脚の下端より高くして置くことにより、支
障無く輸送することができる。
【0007】そして、低温庫を設置した場合には、第1
のベースを台脚アングルから取り外し、補助脚を長くし
てその下端を設置面に当接させ、更に、第1のベースを
高くすることにより、第1のベースを台脚アングルより
上方に離間させることができる。このとき、冷凍ユニッ
トの運転時の振動は先ず防振部材に吸収されるが、この
防振部材を経て第1のベースに伝わった振動は、第1の
ベースが台脚アングルから離間していることにより、第
1のベースから直接台脚アングルに伝わることが無くな
る。従って、冷凍ユニットから断熱箱体に伝搬する振動
を著しく低減することができるようになり、極めて静か
な低温庫を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の低温庫1の縦断正面図、図2は低温
庫1の縦断側面図、図3は低温庫1の上面図、図4は低
温庫1の下面図である。本発明の低温庫1は、例えばホ
テルやレストランの宴会場に運ばれて設置され、サラダ
バーとして使用されるものであり、上面に開放した内箱
2と外箱3間に発泡ポリウレタン断熱材4を現場発泡方
式にて充填した断熱箱体6により構成されている。前記
内箱2の断熱材4側には冷却器を構成する冷媒パイプ7
が捲回されており、この内箱2内に野菜等の食品を収納
する貯蔵室8が構成され、この貯蔵室8内底部には簀の
子9、9が載置されている。
【0009】一方、断熱箱体6の下部には比較的圧肉の
鋼板から成る台脚アングル11が取り付けられ、断熱箱
体6を支持している。この台脚アングル11は周囲及び
下方に開放した全体としては矩形のフレーム状を成して
おり、その底辺11Aは断熱箱体6の下面より所定間隔
を存した下方に位置している。また、台脚アングル11
の底辺11Aが付ける四つの隅角部には取付板12が溶
接固定されており、各取付板12・・・には主脚13が
それぞれ取り付けられ、所定寸法で下方に突出してい
る。更に、左右の取付板12、12間には台脚アングル
11の一部を構成する鋼板製のユニットレール14、1
4が前後に所定間隔を存して左右に渡り取り付けられて
いる。
【0010】そして、この台脚アングル11の底辺11
Aと断熱箱体6の間に機械室16が構成される。前記貯
蔵室8の底面は排水孔17に向けて低く傾斜されてお
り、この排水孔17には開閉弁18を備えた排水パイプ
19が機械室16内にて接続され、更に、開閉弁18に
は排水ホース21が連結されている。この排水パイプ1
9を避ける位置において、ユニットレール14、14上
には鋼板から成る第1のベース22が設けられる。この
第1のベース22は前後のユニットレール14、14間
に渡っており、ボルト23・・によって四隅部をユニッ
トレール14、14に着脱自在に固定されている。
【0011】この第1のベース22の下面には四本の補
助脚26・・・が取り付けられ、前後のユニットレール
14、14間を通過して下方に突出し、機械室16外
(下方)に延在している。各補助脚26・・・の下端に
取り付けられた台脚部26Aは、回転させて螺子込み或
いは緩めることによって上下に伸縮し、それによって、
高さ調節可能とされている。この第1のベース22の上
面四隅にはシャフト27・・・が上下に取り付けられて
おり、各シャフト27・・・には防振部材としての防振
ゴム28が装着されている。そして、各防振ゴム28・
・・上に載置されるかたちで第2のベース31がシャフ
ト27・・・に挿入され、シャフト27・・・の上端に
は第2のベース31と間隔を存してナット32・・・が
取り付けられる。これによって、第2のベース31は防
振ゴム28を介して第1のベース22上に取り付けられ
る。
【0012】そして、この第2のベース31上には冷凍
ユニットRが取り付けられている。この冷凍ユニットR
は、前記冷媒パイプ7と周知の冷凍サイクルを構成する
圧縮機33、凝縮器34及び凝縮器用の送風機36等か
ら成り、何れも第2のベース31上面に設置されて機械
室16内に収納されている。また、この機械室16内に
は除霜タイマ或いは温調等の摘み41やランプ42を備
えた電装箱43が設けられる。
【0013】圧縮機33及び送風機36が運転される
と、圧縮機33から吐出された高温高圧のガス冷媒は凝
縮器34に流入し、そこで空冷されて凝縮液化する。こ
の凝縮液冷媒は次に図示しない減圧装置にて減圧された
後、前記冷媒パイプ7に流入し、そこで蒸発することに
より冷却作用を発揮する。貯蔵室8内は内箱2を介して
この冷媒パイプ7により所定の冷蔵温度に冷却される。
尚、前記機械室16の周囲には図示しない化粧パネルが
取り付けられ、機械室16内の各機器は隠蔽されること
になる。
【0014】以上の構成で本発明の低温庫1を工場から
出荷し、或いは、ホテルやレストラン内にて移動する際
には、図1乃至図4の如くボルト23によって第1のベ
ース22をユニットレール14、14に固定して置く。
また、補助脚26の台脚部26Aも短く縮め、その下端
を主脚13の下端よりも高くして置く。これによって、
補助脚26は設置面より上方に浮き上がるため、第1の
ベース22、第2のベース31及びその上の冷凍ユニッ
トRは完全にユニットレール14、14、即ち、台脚ア
ングル11に固定される。従って、低温庫1はこの状態
で支障無く輸送、或いは、移動することが可能となる。
【0015】次に、低温庫1を宴会場等に設置した場合
には、ボルト23を取り外して第1のベース22をユニ
ットレール14、14(即ち、台脚アングル11)から
取り外し、且つ、補助脚26の台脚部26Aを長く突出
させてその下端を設置面に当接させ、更に、長くするこ
とによって第1のベース22をユニットレール14、1
4より高くする。これによって、第1のベース22は図
5及び図6の如くユニットレール14、14より上方に
離間する。
【0016】そして、前述の如く圧縮機34及び送風機
36を運転すると、それらから発生した振動は第2のベ
ース31を伝って先ず防振ゴム28に吸収される。次
に、この防振ゴム28を経て第1のベース22に伝わっ
た振動は、第1のベース22がユニットレール14、1
4から離間しているため、第1のベース22から直接ユ
ニットレール14、14(台脚アングル11)に伝わる
ことが無くなる。従って、冷凍ユニットRから断熱箱体
6に伝搬する振動は配管等から伝達されるもののみとな
り、著しく低減されて極めて静かな運転が実現される。
【0017】従って、宴会場に招かれたお客が貯蔵室8
内の野菜(サラダ)を取り出す際に不快感を覚えること
もなくなり、パーティーを支障無く進行することができ
るようになる。
【0018】尚、実施例では所謂サラダバーに使用され
る低温庫に本発明を適用したが、それに限らず、低温シ
ョーケースや冷蔵庫等にも有効であることは云うまでも
ない。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、台脚
アングルに第1のベースを着脱自在に固定し、この第1
のベースより下方に突出して機械室外に延在する高さ調
節可能な補助脚を設けると共に、第1のベース上に防振
部材を介して第2のベースを取り付け、この第2のベー
ス上に冷凍ユニットを取り付けたものであるから、低温
庫の輸送中は第1のベースを台脚アングルに固定し、補
助脚を短くしてその下端を主脚の下端より高くして置く
ことにより、支障無く輸送することができる。
【0020】そして、低温庫を設置した場合には、第1
のベースを台脚アングルから取り外し、補助脚を長くし
てその下端を設置面に当接させ、更に、第1のベースを
高くすることにより、第1のベースを台脚アングルより
上方に離間させることができる。このとき、冷凍ユニッ
トの運転時の振動は先ず防振部材に吸収されるが、この
防振部材を経て第1のベースに伝わった振動は、第1の
ベースが台脚アングルから離間していることにより、第
1のベースから直接台脚アングルに伝わることが無くな
る。従って、冷凍ユニットから断熱箱体に伝搬する振動
を著しく低減することができるようになり、極めて静か
な低温庫を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温庫の縦断正面図である(輸送状
態)。
【図2】本発明の低温庫の縦断側面図である(輸送状
態)。
【図3】本発明の低温庫の上面図である。
【図4】本発明の低温庫の下面図である。
【図5】本発明の低温庫の設置状態における縦断正面図
である。
【図6】本発明の低温庫の設置状態における縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 低温庫 6 断熱箱体 11 台脚アングル 13 主脚 14 ユニットレール 16 機械室 22 第1のベース 23 ボルト 26 補助脚 28 防振ゴム 31 第2のベース R 冷凍ユニット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体下部に取り付けられた台脚アン
    グルと、この台脚アングルに設けられ、下方に突出した
    主脚と、前記台脚アングルと断熱箱体間に構成され、少
    なくとも下方に開放した機械室とを具備し、この機械室
    内に圧縮機等から成る冷凍ユニットを配設した低温庫に
    おいて、 前記台脚アングルに着脱自在に固定された第1のベース
    と、この第1のベースより下方に突出し、前記機械室外
    に延在する高さ調節可能な補助脚と、前記第1のベース
    上に防振部材を介して取り付けられた第2のベースとを
    備え、この第2のベース上に前記冷凍ユニットを取り付
    けたことを特徴とする低温庫。
JP20438094A 1994-08-05 1994-08-05 低温庫 Expired - Lifetime JP2877701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20438094A JP2877701B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 低温庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20438094A JP2877701B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 低温庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0849955A JPH0849955A (ja) 1996-02-20
JP2877701B2 true JP2877701B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=16489575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20438094A Expired - Lifetime JP2877701B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 低温庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2877701B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242023A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Toshiba Carrier Corp 貯湯タンクユニット

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5442299B2 (ja) * 2009-03-31 2014-03-12 三洋電機株式会社 冷却配送台車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242023A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Toshiba Carrier Corp 貯湯タンクユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0849955A (ja) 1996-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100451502C (zh) 用于酒冰箱的隔振装置
US4006947A (en) Liner and insulation structure for refrigeration apparatus
US2973631A (en) Refrigerated display unit
BR0208254B1 (pt) refrigerador.
US2096256A (en) Refrigerating apparatus
JP2877701B2 (ja) 低温庫
US2201596A (en) Refrigerating apparatus
US2169419A (en) Refrigerating apparatus
US2310117A (en) Refrigerating apparatus
US2598917A (en) Refrigerator construction
JPH10300337A (ja) 貯蔵庫の棚装置
US4265097A (en) Closet for the conservation of wine in bottles or other foodstuffs
US2030554A (en) Cabinet construction
US2154242A (en) Shipping crate for refrigerating apparatus
JP3133562B2 (ja) 圧縮機等の固定装置
JPH10288453A (ja) 貯蔵庫及びその製造方法
US2762207A (en) Refrigerating apparatus, including an air cooled condenser
KR200310952Y1 (ko) 식탁 냉각장치
JPH0462372A (ja) 冷水ショーケース
KR100333319B1 (ko) 김치냉장고의 저장실 지지구조
KR200155824Y1 (ko) 냉동오픈 쇼케이스의 상품진열장치
CN1172242A (zh) 冷藏库
US1983895A (en) Refrigerating apparatus
KR20000073924A (ko) 김치냉장고
JPH10267522A (ja) 冷水製造装置