JP2877456B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、飲料が充填されている可撓性の袋からポン
プにより飲料を吸引して供給する飲料供給装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 このような飲料供給装置において最も重要なものの中
に、飲料の売り切れを検知することが挙げられる。その
ため、実公昭61−6538号公報には、袋内が飲料の欠乏に
より収縮したときの負圧力で動作するスイッチにて飲料
の売り切りを検知する方法が提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 かかる飲料供給装置は、あらかじめ飲料が充填されて
いる袋を使用するものであるが、ここで厄介なのは袋の
中に飲料と一緒になって含まれているガス(空気または
窒素の場合が多い)の存在である。一般に、袋に飲料を
充填するには、まず袋にガスを注入して膨らましてお
き、この状態から飲料ガスと置換しながら注入する方法
が採られている。そのため袋には飲料と共にガスが混入
されているが、このガスの量は個々の袋で一定ではな
く、ガスを多く含む袋の場合には、飲料が全て供給され
ても残っているガスのために供給管路が負圧とならず売
り切れを検知できないという課題がある。
従って、本発明は、ポンプの吸引側の負圧検知と共
に、ポンプの吐出側での飲料切れ検知を併用すること
で、飲料の売り切れを確実に検知することができる飲料
供給装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明による飲料供給
装置は、ポンプの吸引側が負圧になるのを検知する第1
検知装置と、ポンプの吐出側管路内の飲料切れを検知す
る第2検知装置と、前記第1検知装置が負圧を検知した
とき、あるいは前記第2検知装置が飲料切れを検知した
ときのいずれか一方にて供給する飲料が欠乏したことを
判断する制御部とを具備している。
(ホ) 作用 (1)袋の混入ガスが少ない場合 この場合は、袋内の飲料が無くなるとポンプにとって
吸い込む対象が急激に無くなることになり、ポンプの吐
出側には飲料が充満しているにも係わらず、ポンプの吸
引側が負圧となるために飲料は供給されないという事態
が起きる。このとき第2検知装置は、ポンプの吐出側に
は飲料が充満しているために飲料切れを検知していない
が、第1検知装置は負圧の検知信号を発生するために、
制御部は飲料の欠乏を確実に判断することができる。
(2)袋の混入ガスが多い場合 この場合は、袋内に飲料が無くなってもガスが残って
いると負圧が発生せず、第1検知装置は負圧の検知信号
を発生しない。しかるに、ポンプの吐出側には飲料が存
在しないために、第2検知装置は飲料切れを検知してお
り、制御部は飲料が欠乏したと判断できる。
(ヘ)実 施 例 図面にしたがって本発明の実施例を説明する。
第1図は飲料供給装置の配管系統図を示しており、1
は可撓性を有して容易に収縮する薄い合成樹脂等の素材
にて形成される袋であり、内部に飲料を貯蔵すると共に
一端に飲料導入管2を設けている。飲料導出管2の先端
は通常シールされて気密が保たれているが、袋1を飲料
供給装置にセットするときにこのシールが破られて管5
が差し込まれる。この管5は、前記袋1内の飲料を前記
飲料導出管2から飲料供給部に載置されたカップ6へと
導く管路であり、飲料供給部側の端部には飲料供給バル
ブ5aが配設されている。
3は飲料を貯蔵した袋1を収納して外部からの衝撃か
らの保護及び操作性をよくするための箱体であり、一部
に袋1の飲料導出管2を取り出すための取出口4が形成
されている。
7は管5に配設されたポンプであり、本例ではポンプ
7の中に、吸引側管路の負圧を検知するための第1検知
装置を組み込んでいる。第2図から第4図まではポンプ
7の構成及び動作について説明しており、このポンプ7
は、正逆両方向に回転可能なポンプモータ8を所定方向
に一回転駆動させることにより、クランク9a,9bを介し
て往復動体10を1回分の飲料の送出量の容積を有した圧
力室11内で往復動させ、この往復動によって生じる圧力
室11内の容積の変化によって吸引口14及び吐出口15から
飲料の吸引(第2図)及び吐出(第3図)を行なうよう
になっている。このとき逆流防止弁12,13は、第2図な
いし第3図で示す矢印方向と逆方向に飲料が流れること
を防止している。そして16は第1検知装置18をON・OFF
させるアクチュエータであり、圧力室11側の一端部16a
にダイアフラム17を取付け、通常他端部16bは第1検知
装置18に当接してその接点を閉止させている。そして袋
1内飲料が無くなり、この状態でポンプ7が吸引(第4
図)を行なうと、圧力室11には大きな負圧力が発生する
ためアクチュエータ16はスプリング19の付勢力に抗して
変位し、第1検知装置の接点を開くようになっている。
したがって第1検知装置18は圧力室11内の負圧を検知す
ることにより、ポンプ7の吸引側管路の負圧を検知する
ようになっている。
20は第2検知装置で、第5図に示すように、ポンプ7
の吐出側の管5に一対の電極21を具備したケース22を配
設して成り、電極21にてケース22内の飲料の有無を検知
することで袋1内の飲料切れを検知する。
23は、第1検知装置18及び第2検知装置20の両方から
それぞれの検知信号S1,S2が入力される制御部で、第1
検知装置18が圧力室11内の負圧を検知したとき、あるい
は前記第2検知装置20が飲料切れを検知したときのいず
れか一方にて飲料が売り切れたと判断する。そして、制
御部23は、飲料の売り切れを判断すると、ポンプモータ
8の駆動を休止させると共に、図示しない売り切れラン
プを駆動する。
上記の構成により、待機状態では、あらかじめ袋1か
ら吸引口14を介して飲料を圧力室11内に吸引しておく。
この状態においては、袋1内に飲料があるときはポンプ
7の吸引側は負圧とならず第1検知装置18は負圧検知信
号を出力しておらず、またケース22内は飲料が充満して
いるために第2検知装置20も飲料切れ検知信号を出力し
ていない。そしてポンプモータ8を第2図における反時
計方向に一回転させれば、往復動体10は第2図に示す位
置よりA矢印方向に移動し、圧力室11内の容積を減少さ
せ、吐出口15から圧力室11内の飲料を吐出させる。吐出
口15から吐出された飲料はケース22を介してカップ6へ
と導かれる。尚、この時飲料供給バルブ5aは開弁してい
る。
そして往復動体10が第3図に示す位置まで移動して、
圧力室11内の飲料が全て吐出口15より吐出されたとき飲
料供給バルブ5aは閉弁する。続いて往復動体10がB矢印
方向に移動して圧力室11内の容積が増大すると、袋1か
ら吸引口14を介して圧力室11内に飲料が吸引されて第2
図に示す待機状態に戻り一回分の飲料供給は完了する。
尚、このポンプ7の吸引時にも圧力室11内に負圧が発生
するが大きな負圧でないためアクチュエータ16は変位せ
ず第1検知装置18の接点は閉じた状態のままである。
上述の飲料供給動作が繰返されると袋1内に貯蔵され
た飲料は減少していき、袋1もこれに従い変形し内容積
を縮小する。
そしてポンプ7による吸引時に袋1内の飲料が無くな
り袋1の内容積が縮小程度まで達したら、圧力室11内に
は大きな負圧が発生する。これによりアクチュエータ16
はスプリング19の付勢力に抗して第4図におけるC矢印
方向に移動し、アクチュエータ16の端部16bは第1検知
装置18の作動杆より離間して接点を開かせるために、制
御部23は、ポンプモータ8を停止させるとともに飲料切
れ表示ランプ(図示せず)を点灯させる。
更に第4図に示す飲料切れ状態に達したら、ポンプモ
ータ8を逆転させ第4図における時計方向に回動させる
ように制御して、第3図に示す位置まで往復動体10を戻
し、圧力室11内に負圧力を発生させたまままにすること
で、クランク9a,9b及びポンプモータ8に負荷をかけた
状態のまま保持することを防ぎ、これによりアクチュエ
ータ16はスプリング19の付勢力により第3図に示す端部
16bが第1検知装置18に圧接し、接点を閉じた状態に戻
る。
このような売り切れ検出動作において、袋1内に混入
されているガスの量が極端に多いときは、袋内に飲料が
無くなっても負圧が発生せず、第1検知装置18は負圧の
検知信号を発生しない。従って、ポンプ7は休止せずに
ガスを吐出することになる。しかるに、この場合は第2
検知装置20にて飲料切れを検知できるために、制御部23
は飲料が欠乏したことを判断できる。
逆に、袋1内に混入されているガスの量が極端に少な
いときは、袋内の飲料が無くなるとポンプ7にとって吸
い込む対象が急激に無くなることになり、ポンプ7の吐
出側には飲料が充満しているにも係わらず、ポンプ7の
吸引側には押し出すものが無いために飲料は供給されな
いという事態が起きる。この場合、ポンプ7の吐出側に
は飲料が充満しているために、第2検知装置20では袋1
内の飲料切れを検知できないことになるが、第1検知装
置18で負圧の検知信号が発生するために、制御部23は飲
料の欠乏を確実に判断してポンプ7を休止することがで
きる。従って、負圧が発生しているにもかかわらずポン
プの駆動を続行させたために、ポンプを損傷するという
事故が確実に防止される。
(ト)発明の効果 本発明によれば、飲料が充填されている可撓性の袋か
らポンプにより飲料を吸引して供給する飲料供給装置に
おいて、袋に混入されているガス量に係わらず飲料の売
り切れを正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例としての飲料供給装置の配管系統図、第
2図,第3図及び第4図は各々同飲料供給装置に用いる
ポンプの一動作状態を示す縦断面図、第5図は第2検知
装置の縦断面図である。 1……袋、5……管路、7……ポンプ、18……第1検知
装置、20……第2検知装置、23……制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料が充填されている可撓性の袋からポン
    プにより飲料を吸引して供給する飲料供給装置におい
    て、 前記ポンプの吸引側が負圧になるのを検知する第1検知
    装置と、前記ポンプの吐出側管路内の飲料切れを検知す
    る第2検知装置と、前記第1検知装置が負圧を検知した
    とき、あるいは前記第2検知装置が飲料切れを検知した
    ときのいずれか一方にて供給する飲料が欠乏したことを
    判断する制御部とから成る飲料供給装置。
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