JP2876556B2 - 人が乗って起動する搖動体 - Google Patents
人が乗って起動する搖動体Info
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- JP2876556B2 JP2876556B2 JP3343833A JP34383391A JP2876556B2 JP 2876556 B2 JP2876556 B2 JP 2876556B2 JP 3343833 A JP3343833 A JP 3343833A JP 34383391 A JP34383391 A JP 34383391A JP 2876556 B2 JP2876556 B2 JP 2876556B2
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- Japan
- Prior art keywords
- oscillator
- rocking body
- hemisphere
- height
- oscillating body
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スポーツ或は娯楽用
具として使用する、その底部を球面とした半球体からな
る揺動体に関するものである。
具として使用する、その底部を球面とした半球体からな
る揺動体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、その底部を球面とした半球体から
なる揺動体としては特開平2−277476号公報、実
公昭51−51320号公報、特開昭59−17708
5号公報、特開昭48−4024号公報、又は実公昭4
4−20273号公報等に開示されている。
なる揺動体としては特開平2−277476号公報、実
公昭51−51320号公報、特開昭59−17708
5号公報、特開昭48−4024号公報、又は実公昭4
4−20273号公報等に開示されている。
【0003】このうち、特開平2−277476号公報
には上面に環状のガイドを設けたものが開示されてお
り、実公昭51−51320号公報、特開昭59−17
7085号公報にはその上部にハンドルが取り付けられ
た心棒を中央部に設けた半球体からなる運動遊戯具が開
示され、特開昭48−4024号公報には半球体の上面
に周縁部を形成し、この周縁部に人が乗れるようにした
運動器具が開示され、実公昭44−20273号公報に
はその上面に突起を設けた滑り止め板を有する運動具が
開示されている。
には上面に環状のガイドを設けたものが開示されてお
り、実公昭51−51320号公報、特開昭59−17
7085号公報にはその上部にハンドルが取り付けられ
た心棒を中央部に設けた半球体からなる運動遊戯具が開
示され、特開昭48−4024号公報には半球体の上面
に周縁部を形成し、この周縁部に人が乗れるようにした
運動器具が開示され、実公昭44−20273号公報に
はその上面に突起を設けた滑り止め板を有する運動具が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの半球
体は何れも同一材質で構成されているため、重心の位置
が一定しており、このため揺れる範囲が決められてしま
い、面白味がない。
体は何れも同一材質で構成されているため、重心の位置
が一定しており、このため揺れる範囲が決められてしま
い、面白味がない。
【0005】そこで、この発明は上述のような揺動体に
おいて揺動体をその高さに適した範囲で揺らして面白味
を倍増することを目的とするものである。
おいて揺動体をその高さに適した範囲で揺らして面白味
を倍増することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明ではその底部を半球体とし、その高さを
該半球体の半径以上とした中空の揺動体に、その高さに
適した位置に重心をおくために上記揺動体の基礎材料よ
り比重値の大きい金属層を上記揺動体内の底部に構築埋
設して、更に上記揺動体の上面の周縁部に等間隔で足場
板底面周縁に等間隔で垂設された足を挿入する孔或はネ
ットを張設するフックを配置した人が乗って起動する揺
動体を提供するものである。
めに、この発明ではその底部を半球体とし、その高さを
該半球体の半径以上とした中空の揺動体に、その高さに
適した位置に重心をおくために上記揺動体の基礎材料よ
り比重値の大きい金属層を上記揺動体内の底部に構築埋
設して、更に上記揺動体の上面の周縁部に等間隔で足場
板底面周縁に等間隔で垂設された足を挿入する孔或はネ
ットを張設するフックを配置した人が乗って起動する揺
動体を提供するものである。
【0007】
【作用】即ち、この発明ではその底部を球面とした半球
体からなる揺動体に、該揺動体の基礎材料より比重値の
大きい金属層を構築埋設して揺動体の高さに適した位置
に重心をおくため、揺動体をその高さに適した範囲で揺
らすことができ、速やかに復元して元の位置に戻ること
ができ、面白味を倍増させることができる。
体からなる揺動体に、該揺動体の基礎材料より比重値の
大きい金属層を構築埋設して揺動体の高さに適した位置
に重心をおくため、揺動体をその高さに適した範囲で揺
らすことができ、速やかに復元して元の位置に戻ること
ができ、面白味を倍増させることができる。
【0008】また、揺動体の基礎材料より比重値の大き
い金属層を揺動体内に構築埋設することにより、揺動体
に慣性力が付加され、揺動体をより大きな振幅で揺動さ
せることができる。
い金属層を揺動体内に構築埋設することにより、揺動体
に慣性力が付加され、揺動体をより大きな振幅で揺動さ
せることができる。
【0009】更に、上記揺動体の上面に足場板を固定
し、該足場板の中央部にはボード・セイリング式に帆柱
を立てようにすれば、屋外で風力により揺動体が揺動す
るので屋外の娯楽用具として最適である。
し、該足場板の中央部にはボード・セイリング式に帆柱
を立てようにすれば、屋外で風力により揺動体が揺動す
るので屋外の娯楽用具として最適である。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳
細に説明すると、図1、図2は揺動体1を高さと半径が
等しい半球体で構成した参考例を示すものであり、揺動
体1はその壁面2を底部に行くに従って肉厚に構成し、
底部の壁面2内には揺動体1の高さに適した位置に重心
があるように揺動体1の基礎材質より比重値の大きな金
属層3を構築埋設する。
細に説明すると、図1、図2は揺動体1を高さと半径が
等しい半球体で構成した参考例を示すものであり、揺動
体1はその壁面2を底部に行くに従って肉厚に構成し、
底部の壁面2内には揺動体1の高さに適した位置に重心
があるように揺動体1の基礎材質より比重値の大きな金
属層3を構築埋設する。
【0011】一方、揺動体1の上面の周縁部には等間隔
に足場板4の底面周縁に垂設される足を挿入するための
貫通孔5或は揺動体1の上面にネットを張設するための
フック6が設けられる。
に足場板4の底面周縁に垂設される足を挿入するための
貫通孔5或は揺動体1の上面にネットを張設するための
フック6が設けられる。
【0012】足場板4は例えば図3(A)に示すように
平板状の円板7の底面周縁に上記貫通孔5に適応した間
隔で金属製の足8を垂設して構成される。
平板状の円板7の底面周縁に上記貫通孔5に適応した間
隔で金属製の足8を垂設して構成される。
【0013】また、足場板4は図3(B)に示すように
ドーナツ状の円板にしてその上面に腰あてクッション材
9を貼設するようにしてもよい。
ドーナツ状の円板にしてその上面に腰あてクッション材
9を貼設するようにしてもよい。
【0014】以上のような足場板4はその底面に垂設さ
れた足8を貫通孔5に挿入して揺動体1の上面に固定さ
れ、遊戯者はこの上に跨って或は腰掛けて乗り、バラン
スを取りながら揺動体1を揺動させるものである。
れた足8を貫通孔5に挿入して揺動体1の上面に固定さ
れ、遊戯者はこの上に跨って或は腰掛けて乗り、バラン
スを取りながら揺動体1を揺動させるものである。
【0015】しかし、図1、図2の例では揺動体の基礎
材料より比重値の大きい金属層3を構築埋設して揺動体
1の高さに適した位置に重心をおくようにしてあるが、
揺動体1の高さ自体が低いため(図1、図2の例では揺
動体1の高さと上面の半径が等しい)、十分に大きな揺
動振幅が得られない。これに対してこの発明では図4、
図5に示すように揺動体1の底部を半球体で構成し、揺
動体1の高さをこの半球体の半径以上とし、且つ揺動体
の基礎材料より比重値の大きい金属層3を構築埋設して
揺動体1の高さに適した位置に重心をおくようにしてあ
る。即ち、揺動体1の高さをその底部を構成する半球体
の半径以上とすることにより、十分に大きな揺動振幅を
得られるようにすると共に、金属層3を構築埋設して重
心位置を調節し、この大きな揺動振幅を任意に調節する
ものであり、したがって図1、図2の例に比べて面白味
が増加する。
材料より比重値の大きい金属層3を構築埋設して揺動体
1の高さに適した位置に重心をおくようにしてあるが、
揺動体1の高さ自体が低いため(図1、図2の例では揺
動体1の高さと上面の半径が等しい)、十分に大きな揺
動振幅が得られない。これに対してこの発明では図4、
図5に示すように揺動体1の底部を半球体で構成し、揺
動体1の高さをこの半球体の半径以上とし、且つ揺動体
の基礎材料より比重値の大きい金属層3を構築埋設して
揺動体1の高さに適した位置に重心をおくようにしてあ
る。即ち、揺動体1の高さをその底部を構成する半球体
の半径以上とすることにより、十分に大きな揺動振幅を
得られるようにすると共に、金属層3を構築埋設して重
心位置を調節し、この大きな揺動振幅を任意に調節する
ものであり、したがって図1、図2の例に比べて面白味
が増加する。
【0016】一方、図6に示すように、揺動体1の上面
に固定された足場板4の中央部にボード・セイリング式
の帆柱10を立て、更に揺動体1を下部にローラー11
を有するスケートボード12に乗せるようにしてもよ
い。
に固定された足場板4の中央部にボード・セイリング式
の帆柱10を立て、更に揺動体1を下部にローラー11
を有するスケートボード12に乗せるようにしてもよ
い。
【0017】この場合は、屋外ではボード・セイリング
の帆が風を受けて揺動体1が揺動するので、遊戯者の起
動力による揺動と相まって揺動が複雑になり、バランス
を取るのが難しく、面白味が増加する。
の帆が風を受けて揺動体1が揺動するので、遊戯者の起
動力による揺動と相まって揺動が複雑になり、バランス
を取るのが難しく、面白味が増加する。
【0018】更に、上述の実施例では揺動体1はスケー
トボード12上に乗せてあるため、ボード・セイリング
の帆が風を受けると、この風力により揺動体1が移動す
るなどの変化を楽しむことができる。
トボード12上に乗せてあるため、ボード・セイリング
の帆が風を受けると、この風力により揺動体1が移動す
るなどの変化を楽しむことができる。
【0019】
【発明の効果】以上要するに、この発明によれば金属層
を揺動体に構築埋設することによって揺動体を更に大き
な振幅で揺動させることができる。
を揺動体に構築埋設することによって揺動体を更に大き
な振幅で揺動させることができる。
【0020】また、この発明では揺動体の上面に固定さ
れた足場板の中央にボード・セイリング式の帆柱を立て
あるため、風力によって揺動体を揺動させることもでき
る。
れた足場板の中央にボード・セイリング式の帆柱を立て
あるため、風力によって揺動体を揺動させることもでき
る。
【図1】 参考例とする揺動体の平面図
【図2】 同上の縦断側面図
【図3】 足場板の一例を示す斜視図で、図3(A)は
平板状の円板を用いたもの、図3(B)はドーナツ状の
円板を用いたものを示す。
平板状の円板を用いたもの、図3(B)はドーナツ状の
円板を用いたものを示す。
【図4】 この発明の一実施例を示す揺動体の縦断側面
図
図
【図5】 この発明の他の実施例を示す揺動体の縦断側
面図
面図
【図6】 ボード・セイリング式の帆柱を立てた揺動体
をスケートボードに乗せた実施例を示す側面図
をスケートボードに乗せた実施例を示す側面図
1は揺動体 2は壁面 3は金属層 4は足場板 5は貫通孔 6はフック 7は円板 8は足 9はクッション材 10はボード・セイリング式の帆柱 11はローラー 12はスケートボード
Claims (1)
- 【請求項1】 その底部を半球体とし、その高さを該半
球体の半径以上とした中空の揺動体に、その高さに適し
た位置に重心をおくために上記揺動体の基礎材料より比
重値の大きい金属層を上記揺動体内の底部に構築埋設し
て、更に上記揺動体の上面の周縁部に等間隔で足場板底
面周縁に等間隔で垂設された足を挿入する孔或はネット
を張設するフックを配置することを特徴とする人が乗っ
て起動する揺動体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343833A JP2876556B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 人が乗って起動する搖動体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343833A JP2876556B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 人が乗って起動する搖動体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115620A JPH05115620A (ja) | 1993-05-14 |
JP2876556B2 true JP2876556B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=18364596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343833A Expired - Fee Related JP2876556B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 人が乗って起動する搖動体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876556B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5335158B2 (ja) * | 2013-02-27 | 2013-11-06 | 株式会社 Mtg | 運動補助具 |
KR101639730B1 (ko) * | 2014-06-12 | 2016-07-14 | 권대규 | 골반교정 및 자세균형능력 증진을 위한 골반 교정 운동 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5151320U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-19 | ||
ATE31028T1 (de) * | 1983-03-18 | 1987-12-15 | Tmg Games Ag | Spielgeraet. |
JPH02277476A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 遊具 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3343833A patent/JP2876556B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05115620A (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |